JP2841533B2 - 電源投入回路 - Google Patents

電源投入回路

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JP2841533B2
JP2841533B2 JP22411789A JP22411789A JP2841533B2 JP 2841533 B2 JP2841533 B2 JP 2841533B2 JP 22411789 A JP22411789 A JP 22411789A JP 22411789 A JP22411789 A JP 22411789A JP 2841533 B2 JP2841533 B2 JP 2841533B2
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Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は電源回路に関し、特に電源投入回路に関す
る。
［従来の技術］ 従来、この種の投入回路は、入力電圧が確定するとす
ぐにコンデンサを充電し、その際流れる電流によってコ
ンバーターを起動するようになっていた。
［発明が解決しようとする課題］ 上述した従来の投入回路は、入力電圧が確定するとす
ぐにコンデンサを充電しコンバーターを起動するため、
コンバーターを停止した後すぐに再起動させた場合、コ
ンデンサが放電しないために充電電流が流れずコンバー
ターが起動しないという欠点がある。
またこの欠点を防止するために放電回路をつけた場
合、コンデンサを放電する時間が短いため電流制限用抵
抗の抵抗値を下げ、定格電流をあげなければならないと
いう欠点がある。
本発明は上記従来の課題を鑑みてなされたもので、コ
ンバーターを停止したすぐ直後に再起動した場合でもコ
ンバーターを正常に起動できるようにした電源投入回路
を提供することを目的としている。
［課題を解決するための手段］ 本発明は、入力電圧があらかじめ設定された値に達し
たことを検出して信号を出す電圧検出回路と、該電圧検
出回路からの信号を受けると一定時間後に信号を出し、
かつ電圧検出回路からの信号が切れるとすぐに信号を切
るタイマー回路と、該タイマー回路の信号が出ている間
コンデンサを充電させる半導体スイッチと、タイマー回
路の信号が切れている間コンデンサを放電させる半導体
スイッチと、コンデンサを充電する際に流れる電流を制
限するための抵抗と、コンデンサを充電する際に流れる
電流によって起動されるコンバータ回路とを有してなる
ものである。
［実施例］ 次に、本発明について図面を参照して説明する。
第１図は本発明の回路図である。
上記図において本発明電源投入回路は、電圧検出回路
8,タイマー回路3,充電用半導体スイッチ4,放電用半導体
スイッチ5,抵抗11及びコンバーター回路12を備えてなる
ものである。
上記電圧検出回路８は、入力電圧があらかじめ設定さ
れた値で達したことを検出して信号を出すものである。
タイマー回路３は、上記電圧検出回路８からの信号を受
けると一定時間後に信号を出し、かつ電圧検出回路８か
らの信号が切れるとすぐに信号を切る働きをする。
充電用半導体スイッチ４は、タイマー回路３の信号が
出ている間、コンデンサ７を充電し、放電用半導体スイ
ッチ５は、タイマー回路３の信号が切れている間、コン
デンサ７を放電させる。またコンバーター回路12は、コ
ンデンサ７を充電する際に流れる電流によって起動され
る。
次に第１図に沿って本発明電源投入回路の作用につい
て説明する。
スイッチ２をONすると電源１から出た電流によって入
力コンデンサ10が充電される。ここで抵抗11は入力コン
デンサ10への突入電流を制限するための抵抗である。入
力コンデンサ10の端子間電圧を電圧検出回路８で検出
し、ある一定の電圧になると抵抗11を短絡する抵抗短絡
用半導体スイッチ９をONしかつタイマー回路３の起動信
号を出す。
タイマー回路３は一定時間後放電用半導体スイッチ５
をOFFし、充電用半導体スイッチ４をONする。充電用半
導体スイッチ４がONすることでコンデンサ７は充電され
る。このとき流れる電流によってコンバーター回路12が
起動する。
スイッチ２をOFFするとタイマー回路３の起動信号が
切れすぐに充電用半導体スイッチ４をOFFし、放電用半
導体スイッチ５をONする。放電用半導体スイッチ５がON
することによってコンデンサ７は放電する。かつコンバ
ーター回路12は停止する。すぐに再起動した場合でも入
力電圧が確定した後一定時間はコンデンサ７は放電して
いるのでコンデンサ７はリセットされる。
［発明の効果］ 以上説明したように本発明は、コンバーターを立ち上
げるときに一定時間起動用のコンデンサを放電すること
により、コンバーターを停止させてすぐに再起動した場
合でも起動用コンデンサを通して電流が流れ、コンバー
ターが正常に起動されるという効果がある。
また、コンデンサを放電する時間があるため、電流制
限用抵抗の抵抗値を上げ定格電流を小さくしてもよいと
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明電源投入回路の回路図である。 1:電源 2:スイッチ 3:タイマー回路 4:充電用半導体スイッチ 5:放電用半導体スイッチ 6:電流制限用抵抗 7:コンデンサ 8:入力電圧検出回路 9:抵抗短絡用半導体スイッチ 10:入力コンデンサ 11:抵抗 12:コンバーター回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】入力電圧があらかじめ設定された値に達し
    たことを検出して信号を出す電圧検出回路と、該電圧検
    出回路からの信号を受けると一定時間後に信号を出し、
    かつ電圧検出回路からの信号が切れるとすぐに信号を切
    るタイマー回路と、該タイマー回路の信号が出ている間
    コンデンサを充填させる半導体スイッチと、タイマー回
    路の信号が切れている間コンデンサを放電させる半導体
    スイッチと、コンデンサを充電する際に流れる電流を制
    限するための抵抗と、コンデンサを充電する際に流れる
    電流によって起動されるコンバータ回路とを有すること
    を特徴とする電源投入回路。
JP22411789A 1989-08-30 1989-08-30 電源投入回路 Expired - Lifetime JP2841533B2 (ja)

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JP4683475B2 (ja) * 2005-09-14 2011-05-18 三恭金属株式会社 錠装置
JP5729990B2 (ja) * 2010-11-30 2015-06-03 キヤノン株式会社 スイッチング電源装置、及び、スイッチング電源装置を備えた画像形成装置

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