JPS61218329A - 光電式電池の充電装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明はニッケルカドミウム蓄電池等の充電式電池を
充電するたるための装置に関し、特に放電容量を常に定
格容量に保つべく充電するための充電装置に関するもの
である。

〈従来の技術〉 ニッケルカドミウム蓄電池はポータプル機器などに多く
利用されているが、その充電は、通常急速充電式による
１回のみの充電によって行なわれている。

〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、長時間使用した蓄電池を１回だけ充電し
た場合は、その放電容量は、公称の定格放電容量に達す
ることはなく、８０％程度となる。

よって例えば公称１アンペア時のものが０．８アンペア
時の放電容量しか得られないことになり、使用者にとっ
ては極めて不満なものであった。

〈問題点を解決するための手段〉 この発明は、充電式電池の放電回路と充電回路とをそれ
ぞれ設け、放電制御回路が放電の開始と停止とを制御し
、充電制御回路が引続く充電の開始と停止とを制御し、
これら制御回路は相互にその停止制御が前記引続く各開
始制御をもたらすようにし、前記各停止制御のために、
放電終了検出回路と充電終了検出回路とが、放電中ある
いは充電中の蓄電池の電圧を検出することによって、こ
れら終了したことの信号をそれぞれ発生し、カウンタが
、１回の放電と１回の充電とを１サイクルとするサイク
ル数を計数してそれが所定の数になったとき一連の充放
電制御を停止させるようにしたものである。

〈作　用〉 放電制御回路によって充電式電池の放電が開始されて、
放電検出回路から放電終了信号が発生すると、その放電
が停止され、引続き充電回路によって充電が開始されて
充電検出回路から充電終了信号が発生すると充電が停止
されて、再びっぎの放電と充電とが同様に繰り返され、
カウンタがその充放電のサイクル数を割数して所定の数
となると、これら充放電制御が停止されて充電が完了す
る。

〈実施例〉 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図において、充電式電池としてのニッケルカドミウ
ム蓄電池１は、各スイッチＳｖ１．　Ｓｖ２゜Ｓｌｌ＋
を介して蓄電池の電圧検出回路２、急速放電用の充電回
路３、急速充電用の放電回路４にそれぞれ接続されてい
る。初期スタート回路５は、一連の充放電制御をスター
トするために使用者等によって指令されて、スタート信
号Ａを出力する。

放電制御回Ｎ６は、このスタート信号Ａを受けて、放電
制御信号Ｂを出力して第１タイマ７を作動させる。第１
タイマ７は、放電制御信号Ｂの出力中において、その出
力信号ＣがスイッチＳｌ＋ｌ＋を閉にし、そして所定の
周期をもって開を介在させて、その閉の期間中に蓄電池
１を放電回路３によって急速放電させる。電圧検出回路
２は、放電制御信号Ｂを受けているとき放電終了検出回
路として機能するものである。スイッチＳＶ１は、信号
Ｃがスイッチ５１１１２を開にしている期間においてＮ
ＯＲ回路８を介して閉となって、このとき電圧検出回路
２を蓄電池ｌに接続する。電圧検出回路２は、蓄電池１
が所定の電圧、この場合、第２図の電圧Ｅ１で示すよう
に低い残容量となったときの電圧を検出すると放電終了
信号りを出力する。

放電制御回路６は、このとき、放電制御信号Ｂの出力を
停止する。充電制御回路９は、放電制御信号Ｂの停止に
よって充電制御信号Ｆを出力して第２タイマ１０を作動
させる。第２タイマ１０は、放電制御信号Ｆが出力して
いる期間において、その出力信号Ｇがスイッチ５Ｉｌｌ
ヨを閉にし、そして所定の周期をもって開を介在せしめ
て、その閉の期間中に蓄電池１を充電回路４によって急
速充電させる。電圧検出回路２は、充電制御信号Ｆを受
けているとき充電終了検出回路として機能する。スイッ
チＳｖ１は、信号Ｇがスイッチ訪３を開にしている期間
においてＮＯＲ回路８を介して閉となって、このとき電
圧検出回路２は、蓄電池１が第２図の電圧Ｅ２で示すよ
うに充電終了時期になったときの電圧を検出すると充電
終了信号Ｈを出力する。

充電制御回路９は、このとき充電制御信号Ｆの出力を停
止する。カウンタ１１は、充電制御信号Ｆの停止回数を
Ｍ１数するとともに、再スター１−信号Ｋを放電制御回
路６に与えて、上述の放電と充電とを再スター１へさせ
、そして所定の計数、即ちこの場合３回の充電が終了す
ると、このとき再スタート信号にの出力が停止され、こ
れにより一連の充放電制御が停止するようになっている
。

以上の構成において以下にその動作を説明する。

手動操作などによって初期スター１−回路５からスター
ト信号Ａが出力されると、放電制御回路６から放電制御
信号Ｂが出力され、第１タイマ７が作動してスイッチ５
ｌｉ１２が繰り返し開閉制御されて、蓄電池１は放電回
路３によって急速放電が繰り返される。そして電圧検出
回路２がその各繰り返し毎に蓄電池１の電圧を検出して
、これが電圧Ｅ１となると放電終了信号りを出力して第
１回目の放電が終了するとともに、充電制御回路９から
充電制御信号Ｆが出力され、第２タイマ１０が作動して
スイッチＳＷ：］が繰り返し開閉制御される。蓄電池１
は、充電回路４によって急速充電が繰り返される。電圧
検出回路２がその繰り返し毎に蓄電池】の電圧を検出し
て、これが電圧Ｅ２となると充電終了信号Ｈを出力して
第１回目の充電が終了する。

このときの放電容量は、第３図に示す如く、蓄電池Ｉが
充電後長期に使用されたものであるときは、公称の放電
容量に対して、はぼ８０％となる。カウンタ１１はこの
充電終了回数を計数するとともに放電制御回路６を再ス
タートさせて前記放電と充′市とが繰り返される。蓄電
池１は、実験例によれば、＝７− 第３図の如く各充電毎に定格放電古巣に近づき、３回の
充電によってほぼ１００％の定格放電容量となる。カウ
ンタ１１は、この３回目の計数によって一連の充放電制
御を停止させる。

〈発明の効果〉 以」二の如く、この発明によれば、充電式電池は所定の
回数の放電と充電とが自動的に繰り返されて、公称定格
放電容量となるまで充電されるので、使用者の不満は解
消できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示す制御回路ブロック図、
第２図は充放電における蓄電池の電圧特性図、第３図は
、充放電の繰返しに対する放電容量特性図である。 ■・・・ニッケルカドミウム蓄電池（充電式電池）２・
・・電圧検出回路（放電終了検出回路及び充電終了検出
回路、 ３・・・放電回路、　　　４・・・充電回路、５・・・
初期スター１−回路、６・・・放電制御回路、９　・充
電制御回路、　　１１　　カウンタ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 充電式電池を所定の電流で放電する放電回路と、前記充
   電式電池を所定の電流で充電する充電回路と、 前記放電中における放電電圧を検出して所定の電圧にな
   ったことをもって放電終了信号を発生する放電終了検出
   回路と、 前記充電中における充電電圧を検出して所定の電圧にな
   ったことをもって充電終了信号を発生する充電終了検出
   回路と、 一連の充放電制御をスタートさせるためのスタート信号
   を発生する初期スタート回路と、 前記スタート信号を受けて前記放電回路による前記充電
   式電池の放電を開始させ、前記放電終了信号を受けて当
   該放電を停止させる放電制御回路と、 前記放電が停止したことをもって前記充電回路による前
   記充電式電池の充電を開始させ、前記充電終了信号を受
   けて当該充電を停止させるとともに前記放電制御回路に
   前記放電を開始させるべく再スタート信号を与える充電
   制御回路と、 前記充電の停止回数を計数して所定の回数の充電が終了
   したことをもって一連の充放電制御を停止させるカウン
   タとを設けてなる充電式電池の充電装置。