JPH0695812B2 - 充電装置 - Google Patents
充電装置Info
- Publication number
- JPH0695812B2 JPH0695812B2 JP17765187A JP17765187A JPH0695812B2 JP H0695812 B2 JPH0695812 B2 JP H0695812B2 JP 17765187 A JP17765187 A JP 17765187A JP 17765187 A JP17765187 A JP 17765187A JP H0695812 B2 JPH0695812 B2 JP H0695812B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage drop
- charging
- battery
- time constant
- voltage
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は充電装置に関し、特に充電中にも使用されるこ
とがあるニッケルカドミウム電池を充電する充電装置に
関する。
とがあるニッケルカドミウム電池を充電する充電装置に
関する。
ニッケルカドミウム電池は、充電ができ、充放電繰返し
可能回数が多く高信頼度なので、携帯型の機器その他に
電源として広く使用されている。
可能回数が多く高信頼度なので、携帯型の機器その他に
電源として広く使用されている。
ニッケルカドミウム電池（以下電池という）は、第２図
にその一特性例を示すように、充電中に端子電圧が徐徐
に上昇し、満充電になって端子電圧がピークになると今
度は端子電圧が降下を始めるという充電特性を示す。こ
の特性を利用して、満充電後の電圧降下を検出して充電
を停止させるようにして急速に100％の充電を行う制御
方式が一般的になってきた。
にその一特性例を示すように、充電中に端子電圧が徐徐
に上昇し、満充電になって端子電圧がピークになると今
度は端子電圧が降下を始めるという充電特性を示す。こ
の特性を利用して、満充電後の電圧降下を検出して充電
を停止させるようにして急速に100％の充電を行う制御
方式が一般的になってきた。
電池の端子電圧の電圧降下の検出方法として、充電開始
以降の端子電圧の最大値をピークホールド回路に保持
し、保持されている最大値と端子電圧の現在値との大小
を比較回路で判別するという方法が一般的に用いられて
いる。ピークホールド回路の電圧保持の時定数を電池の
満充電後の電圧降下の時定数より十分長くしておけば、
満充電による電圧降下を必ず検出できる。
以降の端子電圧の最大値をピークホールド回路に保持
し、保持されている最大値と端子電圧の現在値との大小
を比較回路で判別するという方法が一般的に用いられて
いる。ピークホールド回路の電圧保持の時定数を電池の
満充電後の電圧降下の時定数より十分長くしておけば、
満充電による電圧降下を必ず検出できる。
ところで、急速充電によっても満充電には数十分を要す
るので、電池を電源とする機器を、電池の充電中も充電
とは無関係に動作可能にすることが多い。このように構
成された機器が電池の充電中に動作を開始したり、ある
いは充電中に動作モードが変って消費電流が急増したり
して電池の端子電圧が降下すると、従来の充電装置は、
このような早い電圧降下も満充電後のゆっくりした電圧
降下と区別できないので、充電を停止してしまう。
るので、電池を電源とする機器を、電池の充電中も充電
とは無関係に動作可能にすることが多い。このように構
成された機器が電池の充電中に動作を開始したり、ある
いは充電中に動作モードが変って消費電流が急増したり
して電池の端子電圧が降下すると、従来の充電装置は、
このような早い電圧降下も満充電後のゆっくりした電圧
降下と区別できないので、充電を停止してしまう。
以上説明したように従来の充電装置は、充電している電
池が充電中に使用されると満充電の以前に充電を停止し
てしまうことがあり、満充電をなし得ない恐れがあると
いう欠点がある。
池が充電中に使用されると満充電の以前に充電を停止し
てしまうことがあり、満充電をなし得ない恐れがあると
いう欠点がある。
本発明の目的は、充電中に電池が使用されても満充電に
至るまで充電を継続する充電装置を提供することにあ
る。
至るまで充電を継続する充電装置を提供することにあ
る。
本発明の充電装置は、充電電流供給手段と、この充電電
流供給手段によって充電中のニッケルカドミウム電池の
端子電圧があらかじめ定めた第１の時定数より短い時定
数で電圧降下したときそのことを必ず検出する第１の電
圧降下検出手段と、前記端子電圧が前記第１の時定数よ
り短いあらかじめ定めた第２の時定数より短い時定数で
電圧降下したときそのことを検出し前記第２の時定数よ
り長い時定数の電圧降下には応答しない第２の電圧降下
検出手段と、前記第１の電圧降下検出手段のみが前記端
子電圧の電圧降下を検出したときそれ以降の前記充電電
流供給手段による充電を停止させる充電制御手段とを備
えて構成される。
流供給手段によって充電中のニッケルカドミウム電池の
端子電圧があらかじめ定めた第１の時定数より短い時定
数で電圧降下したときそのことを必ず検出する第１の電
圧降下検出手段と、前記端子電圧が前記第１の時定数よ
り短いあらかじめ定めた第２の時定数より短い時定数で
電圧降下したときそのことを検出し前記第２の時定数よ
り長い時定数の電圧降下には応答しない第２の電圧降下
検出手段と、前記第１の電圧降下検出手段のみが前記端
子電圧の電圧降下を検出したときそれ以降の前記充電電
流供給手段による充電を停止させる充電制御手段とを備
えて構成される。
以下実施例を示す図面を参照して本発明について詳細に
説明する。
説明する。
第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。
１は本発明の一実施例の充電装置であり、入力端子101
から電力を供給されて出力端子102に接続した電池２を
充電する。
から電力を供給されて出力端子102に接続した電池２を
充電する。
充電装置１は、入力端子101と出力端子102との間に順次
接続された電源回路11、定電流回路12およびダイオード
13を有する充電電流供給部14と、それぞれ入力端が出力
端子102に接続された電圧降下検出回路15および16と、
電圧降下検出回路15および16の出力信号を入力し定電流
回路12の動作を制御する充電制御回路17とを備えて構成
されている。
接続された電源回路11、定電流回路12およびダイオード
13を有する充電電流供給部14と、それぞれ入力端が出力
端子102に接続された電圧降下検出回路15および16と、
電圧降下検出回路15および16の出力信号を入力し定電流
回路12の動作を制御する充電制御回路17とを備えて構成
されている。
電源回路11は、入力端子101から入力する電力を所定の
定電圧に変換する。定電流回路12は、電源回路11から定
電圧の電力を供給され、ダイオード13を介して所定の定
電流で電池２を充電する。ダイオード13は充電電流の逆
流を防止するために用いられている。
定電圧に変換する。定電流回路12は、電源回路11から定
電圧の電力を供給され、ダイオード13を介して所定の定
電流で電池２を充電する。ダイオード13は充電電流の逆
流を防止するために用いられている。
電圧降下検出回路15は出力端子102の電圧、いいかえれ
ば電池２の端子電圧の電圧降下を検出すると検出信号を
出力する。電池２の満充電後の端子電圧の電圧降下の時
定数より十分長いあらかじめ定めた時定数の電圧降下よ
り速い電圧降下は必ず検出するように電圧降下検出回路
15の検出時定数を設定する。電圧降下検出回路16も出力
端子102の電圧の電圧降下を検出すると検出信号を出力
する。電池２を電源とする機器（図示せず）の動作状態
の変化によって充電中に電池２の端子電圧が電圧降下す
る時定数より十分長く、電池２の溝充電後の端子電圧の
電圧降下の時定数より十分短いあらかじめ定めた時定数
の電圧降下より速い電圧降下は検出し、より遅い電圧降
下は検出しないように電圧降下検出回路16の検出時定数
を設定する。
ば電池２の端子電圧の電圧降下を検出すると検出信号を
出力する。電池２の満充電後の端子電圧の電圧降下の時
定数より十分長いあらかじめ定めた時定数の電圧降下よ
り速い電圧降下は必ず検出するように電圧降下検出回路
15の検出時定数を設定する。電圧降下検出回路16も出力
端子102の電圧の電圧降下を検出すると検出信号を出力
する。電池２を電源とする機器（図示せず）の動作状態
の変化によって充電中に電池２の端子電圧が電圧降下す
る時定数より十分長く、電池２の溝充電後の端子電圧の
電圧降下の時定数より十分短いあらかじめ定めた時定数
の電圧降下より速い電圧降下は検出し、より遅い電圧降
下は検出しないように電圧降下検出回路16の検出時定数
を設定する。
充電制御回路17は、電圧降下検出回路15および16が、共
に検出信号を出力していないか、あるいは共に検出信号
を出力している場合、定電流回路12に充電を続行させ、
電圧降下検出回路15のみが検出信号を出力すると、それ
以降、定電流回路12による充電を停止させる。
に検出信号を出力していないか、あるいは共に検出信号
を出力している場合、定電流回路12に充電を続行させ、
電圧降下検出回路15のみが検出信号を出力すると、それ
以降、定電流回路12による充電を停止させる。
電圧降下検出回路15および16の検出時定数を上記のよう
に設定することにより、電池２の満充電によって端子電
圧がゆっくり降下し始めると、このことを電圧降下検出
回路15のみが検出するので、それ以降充電は確実に停止
する。電池２が満充電になる以前に電池２を電源として
使用する機器の動作状態が変化して電池２の端子電圧が
充電中に電圧降下しても、このような速い電圧降下は電
圧降下検出回路15および16が共に検出するので、このよ
うな電圧降下によって満充電の以前に充電が停止してし
まうことはない。
に設定することにより、電池２の満充電によって端子電
圧がゆっくり降下し始めると、このことを電圧降下検出
回路15のみが検出するので、それ以降充電は確実に停止
する。電池２が満充電になる以前に電池２を電源として
使用する機器の動作状態が変化して電池２の端子電圧が
充電中に電圧降下しても、このような速い電圧降下は電
圧降下検出回路15および16が共に検出するので、このよ
うな電圧降下によって満充電の以前に充電が停止してし
まうことはない。
以上詳細に説明したように本発明の充電装置は、充電す
る電池の端子電圧のゆっくりとした電圧降下をも検出す
る電圧降下検出手段と速い電圧降下だけを検出する電圧
降下検出手段とを備え、これら二つの電圧降下検出手段
の検出信号に基づいて、電池が満充電になって端子電圧
がゆっくり電圧降下し始めると確実に充電を停止し、電
池を電源として使用する機器の動作状態の変化による電
池の端子電圧の速い電圧降下によっては充電を停止しな
いようにしているので、電池が充電中に使用されていて
も確実に満充電できる効果がある。
る電池の端子電圧のゆっくりとした電圧降下をも検出す
る電圧降下検出手段と速い電圧降下だけを検出する電圧
降下検出手段とを備え、これら二つの電圧降下検出手段
の検出信号に基づいて、電池が満充電になって端子電圧
がゆっくり電圧降下し始めると確実に充電を停止し、電
池を電源として使用する機器の動作状態の変化による電
池の端子電圧の速い電圧降下によっては充電を停止しな
いようにしているので、電池が充電中に使用されていて
も確実に満充電できる効果がある。
第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
ニッケルカドミウム電池の充電特性の一例を示すグラフ
である。 １……充電装置、２……ニッケルカドミウム電池、11…
…電源回路、12……定電流回路、13……ダイオード、14
……充電電流供給部、15,16……電圧降下検出回路、17
……充電制御回路。
ニッケルカドミウム電池の充電特性の一例を示すグラフ
である。 １……充電装置、２……ニッケルカドミウム電池、11…
…電源回路、12……定電流回路、13……ダイオード、14
……充電電流供給部、15,16……電圧降下検出回路、17
……充電制御回路。
Claims (1)
- 【請求項１】充電電流供給手段と、この充電電流供給手
段によって充電中のニッケルカドミウム電池の端子電圧
があらかじめ定めた第１の時定数より短い時定数で電圧
降下したときそのことを必ず検出する第１の電圧降下検
出手段と、前記端子電圧が前記第１の時定数より短いあ
らかじめ定めた第２の時定数より短い時定数で電圧降下
したときそのことを検出し前記第２の時定数より長い時
定数の電圧降下には応答しない第２の電圧降下検出手段
と、前記第１の電圧降下検出手段のみが前記端子電圧の
電圧降下を検出したときそれ以降の前記充電電流供給手
段による充電を停止させる充電制御手段とを備えたこと
を特徴とする充電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17765187A JPH0695812B2 (ja) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | 充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17765187A JPH0695812B2 (ja) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | 充電装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6423731A JPS6423731A (en) | 1989-01-26 |
| JPH0695812B2 true JPH0695812B2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=16034719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17765187A Expired - Lifetime JPH0695812B2 (ja) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | 充電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0695812B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5225763A (en) * | 1991-03-20 | 1993-07-06 | Sherwood Medical Company | Battery charging circuit and method for an ambulatory feeding pump |
| JP3219524B2 (ja) * | 1993-01-19 | 2001-10-15 | 三洋電機株式会社 | 二次電池の過放電保護回路 |
| JPH07143682A (ja) * | 1993-11-16 | 1995-06-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 充電装置 |
-
1987
- 1987-07-15 JP JP17765187A patent/JPH0695812B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6423731A (en) | 1989-01-26 |
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