JPH0621703B2 - 空気調和機の制御回路 - Google Patents

空気調和機の制御回路

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JPH0621703B2
JPH0621703B2 JP61082055A JP8205586A JPH0621703B2 JP H0621703 B2 JPH0621703 B2 JP H0621703B2 JP 61082055 A JP61082055 A JP 61082055A JP 8205586 A JP8205586 A JP 8205586A JP H0621703 B2 JPH0621703 B2 JP H0621703B2
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JP
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power
time
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capacitor
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祥樹 早田
元士 宮中
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、押ボタン式スイッチを操作部に持つマイコン
制御空気調和機に係り、特に電源OFF後の再通電時の
動作の安定性及び操作性に好適な空気調和機の制御回路
に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、昭和56年5月発行の日立パルエアコン
のサービスブックに記載されているように、瞬時電圧低
下や停電による電源OFFによりマイコン又はLSIが
リセット信号を読み込んだ時はすべてリセットするよう
にしており、電源OFFから再通電までの時間を区別す
るようなことはなかった。また、特開昭61−2269
7号公報に、制御回路を設け、これにより停電後の復帰
のとき、運転設定の内容を停電前の時と同様に維持し、
動力のみ遅延タイマーで自動的に再起動させるものと、
特願昭60−268558号公報に、瞬時停電後の復帰
のとき、不揮発性の記憶素子により、前記の技術と同様
に運転設定の内容を停電前の時と同様に維持し、自動的
に再起動させるものがあるが、いずれの例も電源OFF
から再通電までの時間を区別する技術、及び電源OFF
から再通電までの時間が一定時間を超えて電源が復帰し
ても自動的に起動せず、待機状態にする技術は記載され
ていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記に鑑みて発明されたもので、コンパレー
タ、抵抗、コンデンサの簡単なタイマ回路を設けること
により、瞬時電源電圧低下と停電あるいは電源OFF操
作とを区別することができ、それぞれの場合に応じた制
御が可能となるマイコン制御回路に電源OFF時間判別
回路を追設することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、出力が前記マイクロコンピュータに接続さ
れたコンパレータと、電源電圧を抵抗分割して前記制御
回路の基準電圧を得るために前記コンパレータの非反転
入力端子に接続され前記制御回路の電源側とグランド側
にそれぞれ配置された抵抗と、前記コンパレータの反転
入力端子に接続され電源側に配置された抵抗とグランド
側に配置され電源投入時電荷が充電されるコンデンサと
を含んでなり、該コンデンサの充電電圧が前記基準電圧
を超えるまで「ハイレベル」信号を出力し、一旦前記コ
ンデンサに充電された電荷が前記基準電圧を超えている
間は「ローレベル」信号を出力し、前記コンデンサから
の電荷の放電が前記基準電圧を下まわらないような短時
間の停電後の再通電時の場合には前記「ローレベル」信
号を維持する電源OFF時間判別回路を設け、前記マイ
クロコンピュータに、停電後の再通電あるいは電源投入
による起動時に前記マイクロコンピュータ内部のRAM
のデータが正常か否かを判断する手段と、前記データが
破壊されているときは初期化する手段と、前記RAMの
データが正常ならば前記電源OFF時間判別回路からの
信号から一定時間を超えない電源OFF後の再通電か否
かを判断する手段と、一定時間を超えない電源OFFの
時は電源OFF前の状態で運転を継続させ、電源OFF
時間が一定時間を超える時は電源OFF前の設定データ
を維持したまま運転停止で待機させる手段を備えること
で達成される。
〔作用〕
制御回路の電源が投入された場合や停電後再通電された
際のマイコン起動時にマイコン内のRAMの内容が破壊
されているかをマイコンが自動的に判断する。RAMの
内容が破壊されている場合はRAMの内容をリセット回
路の信号により初期化する。RAMの内容が破壊されて
いなければ、前述のコンパレータ、抵抗、コンデンサか
らなる電源OFF時間判別回路からの出力を入力する。
電源のOFFが一定時間以下であれば前述の如く出力は
ローレベルのままであるので、電源OFF時間は一定時
間以下であると判断し、電源OFF以前の状態で運転を
再開させることができる。電源のOFFが一定時間以上
である場合は、前述の如く出力が一定時間ハイレベルと
なるので電源OFF時間は一定時間以上であると判断
し、RAM内のデータはそのまま保持し、運転停止した
状態で待機させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。マイ
クロコンピュータ3にはダイオード1を通して電源電圧
Vccが端子24へ、スイッチ12及び13からの信号が
端子28,29へ、マイコン電源Vccが低下した時にリ
セットをかける低電圧リセット回路23がスタンバイ端
子30へ、電源OFF時間判別回路22が端子25へそ
れぞれ入力されている。またスタンバイ端子30には、
ダイオード20を介してリセット端子33が接続されて
いる。スタンバイ端子30の入力がローレベル(以下、
「L」という)の場合には、マイクロコンピュータの動
作を停止させ、内蔵RAMだけに電源を供給する省電流
モードに入る。この場合電源電圧が一定レベル以上なら
ばマイクロコンピュータ内部RAMのデータを保持でき
るようになっている。リセット端子33が「L」の場合
はマイコンにリセットかけるようになっている。リセッ
ト端子33に接続されたコンデンサ21は、マイコン電
源投入時にマイコン内部の回路が安定するまでリセット
端子を「L」にしてリセット状態にしておくための遅延
用コンデンサである。リセット端子、スタンバイ端子と
も通常時はハイレベル(以下、「H」という)になって
いる。
前述の構成を持つ回路の電源電圧VccがOFFした場
合、電源Vccが低下してもコンデンサ2には電荷が充電
されているためVccより電圧の低下がおくれる。また低
電圧リセット回路23により、電源電圧からダイオード
16の順方向電圧を減じた値(コンパレータ15の非反
転入力端子電圧)が、コンパレータ15の反転入力端子
電圧(Vccがツェナーダイオードのツェナー電圧よりも
大きい場合はツェナー電圧、Vccがツェナーダイオード
のツェナー電圧より小さい場合はVccと等しい電圧)よ
り小さくなるとコンパレータ15の出力は「L」とな
り、スタンバイ端子30及びリセット端子33を「L」
とし、マイクロコンピュータをスタンバイモードにす
る。電源がOFFした場合、電源OFF時間判別回路2
2のコンパレータ5の反転入力端子電圧27は、コンデ
ンサ9に充電された電荷が抵抗7を通して放電する。端
子27の電圧は、一般によく知られている で与えられる。ここでVは端子電圧、Vは放電前の端
子電圧、tは放電開始からの時間、Cはコンデンサ9の
容量、Rは抵抗7の抵抗値である。
電源電圧がOFF後ONした場合、OFFした時間が短
く、コンデンサ9の放電が少なく、端子27の電圧が、
Vccを抵抗6及び8で分割して得られる端子26の電圧
より大きい場合はコンパレータ5の出力は「L」のまま
となる為、マイコン入力端子25は「L」のままであ
る。また、電源OFF時間が充分長く、コンデンサ9の
放電により、端子27の電圧が端子26の電圧より小さ
くなった後に電源ONした場合は、コンパレータ5の出
力は「H」となる。電源投入後コンデンサ9には抵抗7
を通して充電されるため端子27の電圧が端子26の電
圧より大きくなり、出力は再び「L」となる。前述の動
作波形を第2図及び第3図に示す。前述の如く、電源O
FF時間が長い場合には、電源ON後一時的にコンパレ
ータ出力が「H」となる。電源OFF時間が短い場合に
はコンパレータ5の出力は「L」のままとなる。
上記の回路を利用し、マイコンリセット解除後、すなわ
ち、停電後電源が復帰したときマイコンでは、第4図に
示すように、まず内蔵RAMが破壊されているかどうか
判断し、RAM内容が破壊されていればRAMを初期化
する。RAM内容が破壊されていなければ、前述の電源
OFF時間判別回路22のコンパレータ5からの入力を
判断し、入力「L」の場合は、非常に短い時間の電源O
FFと判断し、電源OFF前の状態で運転を再開させ
る。また、前記コンパレータ5からの入力が「H」のま
まである場合は、電源OFF時間が長いと判断し、RA
Mの内容は電源OFF前の状態を保持し、運転停止の状
態で待機させる。
本実施例によれば、短時間の停電を長時間の停電や手動
による電源OFFとを明確に区別することが可能とな
る。また、ある程度長い停電でも、RAMの内容を維持
できるので、電源OFF後の再投入時に温度、運転モー
ド等の再設定が不要となる効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、非常に簡単な回路で停電時間の長短が
判別でき、停電時間に対応した制御方法を取ることがで
き操作性の上で大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路図、第2図及び第3図
は電源OFF時間判別回路の波形図、第4図はマイコン
起動時プログラムのフローチャートである。 3……マイコン、5……コンパレータ 6,7,8……抵抗、9……コンデンサ 22……電源OFF時間判別回路、12,13……入力
スイッチ、23……低電圧リセット回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種設定スイッチにより指定された条件を
    設定条件としてマイクロコンピュータにより運転を行う
    空気調和機の制御回路において、出力が前記マイクロコ
    ンピュータに接続されたコンパレータと、電源電圧を抵
    抗分割して前記制御回路の基準電圧を得るために前記コ
    ンパレータの非反転入力端子に接続され前記制御回路の
    電源側とグランド側にそれぞれ配置された抵抗と、前記
    コンパレータの反転入力端子に接続され電源側に配置さ
    れた抵抗とグランド側に配置され電源投入時電荷が充電
    されるコンデンサとを含んでなり、該コンデンサの充電
    電圧が前記基準電圧を超えるまで「ハイレベル」信号を
    出力し、一旦前記コンデンサに充電された電荷が前記基
    準電圧を超えている間は「ローレベル」信号を出力し、
    前記コンデンサからの電荷の放電が前記基準電圧を下ま
    わらないような短時間の停電後の再通電時の場合には前
    記「ローレベル」信号を維持する電源OFF時間判別回
    路が前記制御回路に設けられ、前記マイクロコンピュー
    タが、停電後の再通電あるいは電源投入による起動時に
    前記マイクロコンピュータ内部のRAMのデータが正常
    か否かを判断する手段と、前記データが破壊されている
    ときは初期化する手段と、前記RAMのデータが正常な
    らば前記電源OFF時間判別回路からの信号から一定時
    間を超えない電源OFF後の再通電か否かを判断する手
    段と、一定時間を超えない電源OFFの時は電源OFF
    前の状態で運転を継続させ、電源OFF時間が一定時間
    を超える時は電源OFF前の設定データを維持したまま
    運転停止で待機させる手段を備えていることを特徴とす
    る空気調和機の制御回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6122697A (ja) * 1984-05-15 1986-01-31 シャープ株式会社 電気機器の制御装置
JPS62129636A (ja) * 1985-11-29 1987-06-11 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の制御装置

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