JPH0313786Y2 - - Google Patents

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JPH0313786Y2
JPH0313786Y2 JP1984039560U JP3956084U JPH0313786Y2 JP H0313786 Y2 JPH0313786 Y2 JP H0313786Y2 JP 1984039560 U JP1984039560 U JP 1984039560U JP 3956084 U JP3956084 U JP 3956084U JP H0313786 Y2 JPH0313786 Y2 JP H0313786Y2
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JP
Japan
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signal
electronic circuit
power supply
circuit
cpu
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JP1984039560U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子回路の停電処理装置に係り、
CPU等の電子回路に停電処理を指示する電子回
路の停電処理装置に関する。
一般にCPU等の電子回路には停電処理回路が
設けられている。この停電処理装置はCPUに直
流の二次電源を供給する電源回路の交流の一次電
源を監視し、一次電源の停電を検出するとCPU
で処理途中のデータを不揮発性のRAM等に待避
させる。この後停電回復時には二次電源の立上が
りを検出してCPUにリセツト信号を供給し、待
避させたデータをCPUに戻し、CPUの中断した
処理を再開させる。
しかるに、上記従来の停電処理においては、一
次電源の遮断が検出されてCPUの待避処理が実
行開始した直後、上記一次電源が再び供給される
一次電源の瞬断時には、二次電源、電圧が充分降
下しないため、二次電源の立上がりを検出できな
い場合がある。これは二次電源が、例えばCPU
が待避処理を実行できるよう一次電源の遮断後所
定時間その出力電圧を保持しているためである。
このため上記一次電源の瞬断時にはCPUに供給
されるリセツト信号が発生されず、CPUは処理
を中断したままの状態を持続し、CPUの中断し
た処理を再開できない。このような場合、手動に
よりリセツト信号を発生しなければならず、使い
勝手が悪いという欠点があつた。
本考案は、停電検出時より僅かの所定時間内に
停電復帰したとき、待避指示信号に続いてリセツ
ト信号を発生することにより、上記欠点を除去し
た電子回路の停電処理回路を提供することを目的
とする。
そのための構成は、一次電源の停電を検出した
検出信号により電子回路で処理中のデータを待避
せしめる指示信号を発生し電子回路に供給し、ま
た一次電源より生成された二次電源の立上がりを
検出した後リセツト信号を発生して電子回路に供
給し待避したデータを取り出して中断した処理を
再開せしめる電子回路の停電処理装置において、
検出信号の供給後クロツク信号をカウントして第
1の所定時間が経過すると指示信号を発生し、更
にその後第2の所定時間が経過するまで二次電源
が供給されているときにリセツト信号を発生して
電子回路に供給するカウンタを有する構成として
なるものである。
次に、その一実施例につき説明する。
第1図は本考案装置の一次実施例の回路構成図
を示す。同図中、1a,1bは交流の一次電源が
入来する端子であり、入来した一次電源は電源回
路2に供給されると共に、トランス3の一次コイ
ルL1に供給される。電源回路は上記一次電源を
整流・平滑して直流の二次電源に変換し、この二
次電源を端子4より出力して各回路に供給する。
一次コイルL1に端子1a,1bよりの一次電
源を供給されたトランス3の二次コイルL2には
第2図Aに示す如き波形の電圧が誘導される。二
次コイルL2に発生した電圧はダイオードD1〜D4
により全波整流され、更に抵抗R1,R2で適当な
レベルとされて第2図Bに示す電圧とされ、再生
トリガ形の単安定マルチバイブレータ(以下「モ
ノマルチ」という)5のトリガ端子Tに供給され
る。モノマルチ5は端子6を介して電源回路2よ
りの電源を供給されており、その準安定期間は一
次電源の半周期T1より僅かに長く設定されてお
り、準安定期間内に再びトリガされると準安定期
間を持続し、その間Q出力をHレベルとする再ト
リガ形のものであり、トリガ端子Tのスレツシヨ
ールド・レベルVsは第2図Bの一点鎖線に示す
如く設定されている。モノマルチ5はトリガ端子
Tに入来する信号の立上がりによつてトリガさ
れ、交流の一次電源が遮断されるとトリガ入力が
なくなるためその端子より第2図Cに示す如き
Hレベルの信号を出力する。この信号はフリツプ
フロツプ7のセツト端子Sに供給される。フリツ
プフロツプ7はセツト端子SにHレベルの信号が
供給されるとQ端子よりHレベルとなる第2図D
に示す検出信号を出力して、プログラムブル・イ
ンターバル・カウンタ8のゲートG1,G2に供
給する。上記のモノマルチ5及びフリツプフロツ
プ7で検出回路が構成されている。
待避信号発生回路及び第2のリセツト信号発生
回路を構成するカウンタ8はゲートG1,G2に
Hレベルの検出信号が供給されると、常時発振器
9より供給されているクロツク信号の計数を開始
する。このカウンタ8は計数値が所定値となつて
停電検出後第1の所定時間T2が経過したとき出
力端子OP1をLレベル(アースレベル)として
第2図(E)に示す如きトラツプ信号(待避指示
信号)を出力する。この後更に第2の所定時間
T3が経過すると出力端子OP1をフロート状態と
し、かつ出力端子OP2より第2図Fに示すHレ
ベルのリセツト信号を出力する。
また、一次電源の波形が第2図Aに如き場合、
電源回路2はバツクアツプコンデンサ(図示せ
ず)等によつて一次電源の遮断後所定時間その出
力電圧を保持し、第2図Gに示す如き二次電源を
出力する。ここで第2図Cの信号が立上がつた後
時間T2+T3を経過しても一次電源の遮断が持続
している停電時には電源回路2の出力する二次電
源の電圧が低下してカウンタ8は動作を停止する
ため、第2図Fのリセツト信号は出力されない。
カウンタ8の出力端子OP1は電源回路2より
の電源が入来する端子10に接続されると共に、
CPU(電子回路)11のトラツプ端子TRに接続
されている。このためカウンタ8よりトラツプ信
号が出力されるとCPU11は処理途中のデータ
を不揮発性のRAM等に待避させ、処理の実行を
中断する。この後カウンタ8の出力端子OP2よ
り出力されたリセツト信号がノア回路12で反転
されてCPU11のリセツト端子に供給されると、
CPU11はRAM等に待避してあつたデータを読
み込み、中断された処理を再開する。
またCPU11は処理の再開と共にデータ端子
DよりHレベルの信号を出力する。この信号はオ
ア回路13を介してフリツプフロツプ7のリセツ
ト端子Rに供給されフリツプフロツプのQ出力は
Lレベルとなる。
また、電源回路2よりの電源が入来する端子1
4は抵抗R1、コンデンサC1を介して接地され、
これらの接続点は抵抗R2を介して一端を接地さ
れた常開のスイツチSWの他端及びインバータ1
5に接続され、また抵抗R1の両端間はダイオー
ドD5によつて接続され、これらによつて第1の
リセツト信号発生回路が構成されている。停電に
より二次電源が遮断されている状態より、一次電
源が投入されて電源回路2の出力する二次電源が
立上がると、抵抗R1、コンデンサC1による時定
数でコデンサC1の充電電圧が上昇し、電源回路
2が安定した二次電源を出力して所定時間後にコ
ンデンサC1の両端電圧はインバータ15のスレ
ツシヨールドレベルを越える。コンデンサC1
両端電圧がスレツシヨールドレベル以下のときイ
ンバータ15はHレベルの信号を出力し、この信
号はオア回路13を介してフリツプフロツプ7に
供給されこれをリセツトすると共に、ノア回路1
2で反転されてCPU11のリセツト端子RESに
供給されCPU11がリセツトされる。従つて長
時間の停電より回復した場合等、CPU11は上
記リセツトにより待避してあつたデータを読み込
み、中断された処理を再開する。コンデンサC1
の両端電圧がインバータ15のスレツシヨールド
を越えた後はインバータ15の出力はLレベルと
なりフリツプフロツプ7及びCPU11のリセツ
ト動作は終了する。また、スイツチSWが押動閉
成することによつてコンデンサC1を放電させ、
スイツチSWを閉成して上記と同様にCPU11を
リセツトすることが可能である。
このように一次電源の停電後、二次電源のレベ
ルがほとんど低下することなく次電源が停電復帰
したとき、待避指示信号に続いてリセツト信号が
発生されるので、従来の如く手動によるCPU1
1のリセツトの必要がなくCPU11は自動的に
リセツトされ中断した処理を再開し、使い勝手が
向上する。
また、カウンタ8によつて待避指示信号とリセ
ツト信号とを生成するため回路構成が簡単であ
る。
効 果 上述の如く、本考案になる電子回路の停電処理
装置は、一次電源の停電を検出した検出信号によ
り電子回路で処理中のデータを待避せしめる指示
信号を発生し電子回路に供給し、また一次電源よ
り生成された二次電源の立上がりを検出した後リ
セツト信号を発生して電子回路に供給し待避した
データを取り出して中断した処理を再開せしめる
電子回路の停電処理装置において、検出信号の供
給後クロツク信号をカウントして第1の所定時間
が経過すると指示信号を発生し、更にその後第2
の所定時間が経過するまで二次電源が供給されて
いるときにリセツト信号を発生して電子回路に供
給するカウンタを有してなるため、二次電源がほ
とんど低下しない程度に一次電源が瞬断した場合
も電子回路は中断した処理を自動的に再開し、一
次電源が停電復帰したにも拘らず停電処理が持続
して行なわれるという不都合を解消することがで
き、使い勝手が向上し、回路構成が簡単である等
の特長を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例のブロツク系統
図、第2図は第1図示の装置各部の信号波形図で
ある。 1a,1b,4,6,10,14……端子、2
……電源回路、3……トランス、5……単安定マ
ルチバイブレータ(モノマルチ)、7……フリツ
プフロツプ、8……カウンタ、11……CPU(電
子回路)、12……ノア回路、13……アンド回
路、15……インバータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一次電源の停電を検出した検出信号により電子
    回路で処理中のデータを待避せしめる指示信号を
    発生し該電子回路に供給し、また該一次電源より
    生成された二次電源の立上がりを検出した後リセ
    ツト信号を発生して該電子回路に供給し待避した
    データを取り出して中断した処理を再開せしめる
    電子回路の停電処理装置において、該検出信号の
    供給後クロツク信号をカウントして第1の所定時
    間が経過すると該指示信号を発生し、更にその後
    第2の所定時間が経過するまで該二次電源が供給
    されているときにリセツト信号を発生して該電子
    回路に供給するカウンタを有してなる電子回路の
    停電処理装置。
JP3956084U 1984-03-19 1984-03-19 電子回路の停電処理装置 Granted JPS60153331U (ja)

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JP3956084U JPS60153331U (ja) 1984-03-19 1984-03-19 電子回路の停電処理装置

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JP3956084U JPS60153331U (ja) 1984-03-19 1984-03-19 電子回路の停電処理装置

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Publication Number Publication Date
JPS60153331U JPS60153331U (ja) 1985-10-12
JPH0313786Y2 true JPH0313786Y2 (ja) 1991-03-28

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JP3956084U Granted JPS60153331U (ja) 1984-03-19 1984-03-19 電子回路の停電処理装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53108348A (en) * 1977-03-04 1978-09-21 Hitachi Ltd Program controlled electronic equipment

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53108348A (en) * 1977-03-04 1978-09-21 Hitachi Ltd Program controlled electronic equipment

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JPS60153331U (ja) 1985-10-12

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