JPH0537254Y2 - - Google Patents

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JPH0537254Y2
JPH0537254Y2 JP17938286U JP17938286U JPH0537254Y2 JP H0537254 Y2 JPH0537254 Y2 JP H0537254Y2 JP 17938286 U JP17938286 U JP 17938286U JP 17938286 U JP17938286 U JP 17938286U JP H0537254 Y2 JPH0537254 Y2 JP H0537254Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電源装置等に用いられる停電検出回路
に係り、特に断続的な停電を繰返す場合に適度な
応答をするような改良を加えたものに関する。
(従来例) データ処理装置のための電源装置は、交流電源
の電圧を整流し平滑し安定化回路を通じて利用装
置に供給するようになつている。このような電源
装置には、交流電源の停電を早期に検出してデー
タ処理装置に通報し、安定化回路の出力が維持さ
れている間にデータ処理装置に停電対策を行なわ
せる停電検出回路が設けられる。
従来の停電検出回路としては、第3図のような
ものがある。第3図は、電源装置と従来の停電検
出回路の組合せを示したものである。図におい
て、10は交流電源より供給される波形を両波整
流する整流部で、ダイオードD1,D2を組合せ
て使用する。20は整流10の出力電圧を抵抗R
1,R2によつて分圧する分圧部、30は基準電
圧Ecを発生する基準電圧発生器で、直流電源Vcc
に抵抗R5及びツエナーダイオードD5を直列に
接続し、これらの中間の電圧を基準電圧Ecとす
る。40は分圧部20によつて分圧された信号
と、基準電圧発生器30の基準電圧Ecとを比較
するコンパレータで、信号が基準電圧Ecより高
ければHを出力し、低ければLを出力するので、
正常な状態では所定のデユーテイ比のパルス列信
号を発生する。50はコンパレータ40の出力信
号を入力して停電検出するリトリガブルワンシヨ
ツトマルチバイブレータ回路(以下ワンシヨツト
回路という)で、キヤパシタC1及び抵抗R4よ
り定まる時定数Δτ(少なくとも、交流信号の1/2
周期より長く定められている)内にパルスが入力
され続けるとHを出力し、パルスが跡絶えるとL
になる。
このように構成された装置の動作を第4図に基
づいて説明する。第4図は波形図で、Aは整流部
10の出力信号、Bはワンシヨツト回路50の出
力信号である。尚、交流電源の出力信号は固有の
時定数をもち、この割合で変化するものとする両
波整流された交流信号のエンベロープが基準電圧
Ecよりも小さくなると、ワンシヨツト回路50
は停電であることを知らせる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、瞬間停電が短い周期で起こる場
合には、ワンシヨツト回路50の出力信号も短い
周期でオンオフを繰返す。すると、この停電検出
信号によつて停電対策が頻繁に行われるので本来
のデータ処理等の業務に支障を生ずる問題点があ
る。
またワンシヨツト回路50の時定数を大きくす
ることも行われているが、実際の停電時の検出が
遅れると共に、停電対策に必要な十分な時間を確
保する必要もあるので、一定の限界があつた。
本考案はこのような問題点を解決したもので、
停電検出の遅れを生ずることなく、瞬間停電の繰
返しにも適当な不感性を有する停電検出回路を提
供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) このような目的を達成する本考案は、交流電源
の出力信号に係る信号を分圧する分圧部20と、
この分圧部の出力信号と基準電圧とを比較してパ
ルス信号を発生するコンパレータ40と、このコ
ンパレータのパルス信号が連続している場合は通
電状態とし、跡絶えた場合は停電状態として、こ
れらの状態に対応する信号を出力するワンシヨツ
ト回路50とを有する停電検出回路において、次
の構成としたものである。
即ち、前記分圧部の分圧比を下げる第3の抵抗
R3と、この第3の抵抗に直列に接続され、前記
ワンシヨツト回路の出力が停電状態である場合は
オンされ、通電状態ではオフされるスイツチ60
とを設けたことを特徴としている。
(作用) スイツチがオフの状態では分圧器固有の割合
で、コンパレータに信号が送られる。スイツチが
オンの状態では分圧器及び第3の抵抗の値で定ま
る割合で、コンパレータに信号が送られる。スイ
ツチがオンされるとコンパレータに入る信号がオ
フの場合に比べて小さくなるので、実質上基準電
圧を通電状態では低くし停電状態では高くして、
ヒステリシスを持たせたのと等価になつている。
(実施例) 以下図面を用いて本考案を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す構成ブロツク
図である。尚第1図において前記第3図と同一作
用をするものには同一符号を付し、説明を省略す
る。
図において、R3は分圧部20の第2の抵抗R
2と並列に接続された抵抗で、スイツチ60を介
して接地されている。60はリレータイプのスイ
ツチで、ワンシヨツト回路50の出力信号をフイ
ードバツク入力している。
このように構成された装置の動作を第2図に基
づいて説明する。第2図は波形図で、Aは整流部
10の出力信号、Bはワンシヨツト回路50の出
力信号、Cはコンパレータ40への入力信号であ
る。ワンシヨツト回路50の出力信号がH,Lに
区分して以下説明する。
出力信号がHのとき、 通電状態ではワンシヨツト回路50の出力信号
はHになつている。そこでスイツチ60はリレー
の作用でオフされている。このときコンパレータ
40への入力信号は次の分圧比αで送られる。
α=R2/(R1+R2) (1) 出力信号がLのとき、 停電状態ではワンシヨツト回路50の出力信号
はLになつている。そこでスイツチ60はリレー
の作用でオンされている。このときコンパレータ
40への入力信号は次の分圧比βで送られる。
β=Rp/(R1+Rp) (2) Rp=R2・R3/(R2+R3) ここでR1,R2,R3はいずれも正であるか
ら、必ずα>βになつている。尚、交流電源の最
大電圧がこの分圧比βでコンパレータ40に入力
する場合には基準電圧Ecを超えるように抵抗R
3を定める。
このようにすると、分圧比βが小さくなつてい
るので電源電圧が停電から回復してから固有の時
間経過しないとコンパレータ40はパルス列を発
生しない。
尚、上記実施例においてはスイツチ60をリレ
ーで示したがFETなどの能動電子部品でもよい。
FETの場合には、第1の抵抗R1と並列に第3
の抵抗R3を挿入し、第2の抵抗R2を接地する
と共に、停電検出信号をFETのゲートに接続す
ればよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば次の効果
がある。
停電検出信号をそのまま用いて分圧部20の
分圧比を切替えているので、従来装置にスイツ
チ60を加えればよく、回路構成が単純であ
る。
分圧比を切替えることによりヒステリシスを
持たせているので、停電検出はすみやかに行わ
れると共に、通電状態と判断するのは慎重なの
で、瞬時停電の短い周期でのくり返しにも安定
して動作する。
また実施例のように第3の抵抗R3を第2の抵
抗R2と並列に接続して接地すると、スイツチ6
0の動作の際に信号の中断がなくコンパレータ4
0の動作が安定する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成ブロツク
図、第2図は波形図である。第3図は従来装置の
構成図、第4図は動作及び問題点の説明図であ
る。 20……分圧部、30……基準電圧発生器、4
0……コンパレータ、50……ワンシヨト回路、
60……スイツチ、R1,R2,R3……抵抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 交流電源の出力信号に係る信号を分圧する分圧
    部20と、この分圧部の出力信号と基準電圧とを
    比較してパルス信号を発生するコンパレータ40
    と、このコンパレータのパルス信号が連続してい
    る場合は通電状態とし、跡絶えた場合は停電状態
    として、これらの状態に対応する信号を出力する
    ワンシヨツト回路50とを有する停電検出回路に
    おいて、 前記分圧部の分圧比を下げる第3の抵抗R3
    と、 この第3の抵抗に直列に接続され、前記ワンシ
    ヨツト回路の出力が停電状態である場合はオンさ
    れ、通電状態ではオフされるスイツチ60とを設
    けたことを特徴とする停電検出回路。
JP17938286U 1986-11-21 1986-11-21 Expired - Lifetime JPH0537254Y2 (ja)

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JP17938286U JPH0537254Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

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JPS6384579U JPS6384579U (ja) 1988-06-02
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