JPH0145223Y2 - - Google Patents

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JPH0145223Y2
JPH0145223Y2 JP7082783U JP7082783U JPH0145223Y2 JP H0145223 Y2 JPH0145223 Y2 JP H0145223Y2 JP 7082783 U JP7082783 U JP 7082783U JP 7082783 U JP7082783 U JP 7082783U JP H0145223 Y2 JPH0145223 Y2 JP H0145223Y2
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JP
Japan
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load
voltage
circuit
detection circuit
output voltage
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JP7082783U
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JPS59176328U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の属する技術分野〉 本考案は、瞬間停電に対して適度な不感性を持
つ停電検出回路に関するものである。
〈従来例〉 データ処理装置等のための電源装置は、交流電
源の電圧を整流し平滑し安定化回路を通じて利用
装置に供給するようになつている。このような電
源装置には、交流電源の停電を早期に検出してデ
ータ処理装置に通報し、安定化回路の出力が維持
されている間にデータ処理装置に停電対策を行な
わせる停電検出回路が設けられる。
従来の停電検出回路としては、第1図のような
ものがある。第1図は、電源装置と従来の停電検
出回路の組合せを示したもので、交流電源の電圧
Vinを整流回路D1で整流し、コンデンサC1で
平滑し、安定化回路REGで安定化した出力電圧
Voutを負荷に供給する電源装置において、コン
デンサC1の両端電圧の分圧値Vcを基準電圧
Vthと比較して停電を検出する比較器Uを設ける
ようにしたものである。
このような装置において、比較器Uは、一定の
基準電圧Vthに基づいて停電の有無を判定するの
で、第2図のような動作が行なわれる。
すなわち、時刻Tで停電が発生したとすると、
コンデンサC1の電圧はその電荷の放電に伴つて
低下し始めるが、その低下の速度は、負荷が大き
いほど早くなる。このような電圧の分圧値Vcが
基準電圧Vthを下回つたとき停電検出が行なわれ
るので、停電検出時期は負荷が大きいほど早くな
る。この状態を、3通りの負荷状態A,B,Cに
ついて示す。
基準電圧Vthの値は、電圧Vcがそれを下回つ
ても安定化回路REGの出力電圧がまだ正常な値
を保てるように定められいるので、電圧Vcが基
準電圧Vthをよぎつても、安定化回路REGの出力
電圧Voutは低下しないが、電圧Vcの値が、安定
化回路RGが正常に動作する限度VLよりも低下
すると安定化回路REGの出力電圧も低下し始め
る。限度電圧VLの値は、負荷の大小によつて変
わり、負荷が大きいほど高くなる。負荷に対応し
た限度電圧VLの変化を図示すれば、例えば破線
のようになる。ここで、電圧Vcが基準電圧Vth
をよぎつてから、限度電圧VLをよぎるまでの間
が、停電対策の余裕期間t1,t2,t3とな
る。
この余裕期間は負荷が大きいほど短くなるが、
予想される最も大きい負荷状態のときでも、所望
の余裕期間を確保できるように、基準電圧Vthの
値が定められるので、負荷の小さい状態では、余
裕がありすぎるようになる。こため、例えば、B
のような中程度の負荷状態で発生した停電を検出
したとき、余裕期間はt2となるが、この余裕期
間内に図のように通電が回復することがありう
る。このような場合は、負荷に供給される電源電
圧は、停電期間中も正常に維持されるのであるか
ら、停電検出とそれに基づくデータ処理装置側の
停電対策は無駄になる。すなわち、余裕期間があ
りすぎると、本来停電検出をする必要のない瞬間
停電まで検出して無駄な動作を行なう頻度が増え
る。
〈目的〉 本考案の目的は、瞬間停電によつて無駄な動作
をする頻度が少ない停電検出回路を提供すること
にある。
〈要点〉 本考案は、停電検出のための電圧比較の基準値
を負荷の大小に応じて変化させることによつて、
負荷の相違による余裕期間の差を少なくしたもの
である。
〈実施例〉 以下、実施例によつて本考案を詳細に説明す
る。
〈構成〉 第3図は、本考案実施例の電気的接続図であ
る。第3図において、D1,C1、及びREGは、
第1図の場合と同様な電源装置を構成する要素で
あつて、それぞれ、整流回路、平滑用コンデン
サ、及び安定化回路である。
また、Uは、第1図の場合と同様な比較器であ
る。この比較器Uの1つの入力端子に、コンデン
サC1の両端電圧が、抵抗R1,R2の直列回路
によつて分圧されて与えられる。
CTは負荷検出回路であつて、コンデンサC1
から安定化回路REGに供給される電流を検出し
て、それに対応した電圧を発生するものである。
そのような負荷検出回路としては、種々のものを
用いることができるが、安定化回路REGがスイ
ツチング・レギユレータである場合は、カレン
ト・トランスを用いるのが適当である。なお、負
荷検出回路CTは、安定化回路REGの出力回路に
設けて、その出力電流に基づいて負荷を検出する
ようにしたものであつてもよい。
負荷検出回路CTの出力電圧は、ダイオードD
2を介してコンデンサC2と抵抗R4の並列回路
に与えられる。なお、コンデンサC2は、負荷検
出回路CTの出力電圧に脈動がないときは、省略
してもよい。
コンデンサC1の両端電圧は、抵抗R5とゼナ
ーダイオードD3の直列回路にも与えられ、この
直列回路のゼナーダイオードD3に生じる一定電
圧が、ダイオードD4を介して抵抗R4の両端に
与えられる。
これによつて、抵抗R4の両端には、負荷検出
回路CTの出力電圧と、ゼナーダイオードD3の
出力電圧のうちどちらか大きい方の電圧が生じ
る。この電圧は、比較器Uの他方の入力端子に停
電検出の基準電圧Vthとして与えられる。
ゼナーダイオードD3が与える一定電圧は、負
荷が小さいときの停電検出の基準値を与えるよう
に、前記の限度電圧VLの低下に合せて低い値に
選ばれる。これに対して、負荷検出回路CTの出
力電圧は、負荷が所定の値より大きいときにゼナ
ーダイオードD3の一定電圧よりも大きくなるよ
うに定められる。
従つて、停電検出の基準電圧Vthは、負荷があ
る程度大きいときは、負荷検出回路CTの出力電
圧となり、負荷が小さいときは、ゼナーダイオー
ドD3の出力電圧となる。なお、負荷検出回路
CTの出力電圧は、予想される最大の負荷状態に
おいても必要最小限の余裕時間が確保できるよう
に定められる。
〈動作〉 このように構成された回路の動作は次のとおり
である。動作説明図を第4図に示す。
第4図において、破線は、第2図におけると同
様な限度電圧VLの負荷変動に伴う軌跡であつて、
このような軌跡に対して、基準電圧Vthの軌跡
は、例えば実線のように定められる。
基準電圧Vthの軌跡のうち、傾斜のある部分
が、負荷検出回路CTの出力によつて与えられる
ものであつて、負荷の減少に伴つて低下する基準
電圧を与えている。また、傾斜のない部分は、ゼ
ナーダイオードD3の一定電圧によつて与えられ
るものである。このような基準電圧Vthについ
て、そのレベルと傾斜を適当に定めれば、予想さ
れる最大の負荷状態から所望の負荷状態まで、余
裕期間(t1〜t2)の長さをほぼ同じにするこ
とができる。
このようにしたとき、基準電圧Vthのレベル
は、2点鎖線で示すような、第2図の場合の基準
電圧よりも低いものとなり、その分だけ、停電検
出の時期が遅くなる。従つて、第2図の場合と同
様な状態で瞬間停電が発生しても、電圧Vcは、
基準電圧Vthを下回ることがないので、この瞬間
停電は検出されない。すなわち、無駄な瞬間停電
の検出とその対策が行なわれる頻度が減少する。
〈効果〉 以上のように、本考案は、停電検出のための電
圧比較の基準値を負荷の大小に応じて変化させる
ことによつて、負荷の相違による余裕期間の差を
少なくした、このため、本考案によれば、瞬間停
電によつて無駄な動作をする頻度が少ない停電検
出回路が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来例の電気的接続図、第2図は、
第1図の装置の動作説明図、第3図は、本考案実
施例の電気的接続図、第4図は、第3図の装置の
動作説明図である。 D1…整流回路、C1,C2……コンデンサ、
CT……負荷検出回路、REG……安定化回路、R
1〜R5……抵抗、D2,D4……ダイオード、
D3……ゼナーダイオード、U……比較器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電圧を整流回路で整流し、平滑回路で平滑
    し、安定化回路で安定化して負荷に供給する電源
    装置に組み合わされる停電検出回路であつて、電
    源装置の平滑回路の両端電圧を分圧する分圧回
    路、電源装置の安定化回路の入力電流又は出力電
    流に基づいて負荷を検出し負荷に対応した出力電
    圧を生じる負荷検出回路、所定の負荷状態以下の
    負荷状態において前記負荷検出回路の出力電圧よ
    りも大きくなる一定の出力電圧を生じる定電圧回
    路、及び、前記分圧回路の出力電圧を前記負荷検
    出回路の出力電圧と前記定電圧回路の出力電圧の
    うち大きい方と比較し、前者の出力電圧が後者の
    出力電圧を下回つたとき停電検出信号を発生する
    比較器を具備する停電検出回路。
JP7082783U 1983-05-12 1983-05-12 停電検出回路 Granted JPS59176328U (ja)

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JP7082783U JPS59176328U (ja) 1983-05-12 1983-05-12 停電検出回路

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JP7082783U JPS59176328U (ja) 1983-05-12 1983-05-12 停電検出回路

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Publication Number Publication Date
JPS59176328U JPS59176328U (ja) 1984-11-26
JPH0145223Y2 true JPH0145223Y2 (ja) 1989-12-27

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ID=30200977

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JP7082783U Granted JPS59176328U (ja) 1983-05-12 1983-05-12 停電検出回路

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JPH0787669B2 (ja) * 1987-11-13 1995-09-20 株式会社テック 停電検出回路

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JPS59176328U (ja) 1984-11-26

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