JP2739814B2 - 欠相検出回路 - Google Patents
欠相検出回路Info
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- JP2739814B2 JP2739814B2 JP5326762A JP32676293A JP2739814B2 JP 2739814 B2 JP2739814 B2 JP 2739814B2 JP 5326762 A JP5326762 A JP 5326762A JP 32676293 A JP32676293 A JP 32676293A JP 2739814 B2 JP2739814 B2 JP 2739814B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、三相交流電圧を入力す
る直流安定化電源における欠相検出回路に関する。
る直流安定化電源における欠相検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平3−11925号公報には、交流
の整流前に入力の線間電圧の状態から装置に入力される
電源に停電が発生したか否かを検出する電源検出器5
と、この電源検出器5の出力から欠相状態を検出する判
定回路とを備えている。
の整流前に入力の線間電圧の状態から装置に入力される
電源に停電が発生したか否かを検出する電源検出器5
と、この電源検出器5の出力から欠相状態を検出する判
定回路とを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この技術では、入力の
欠相や停電などの異常を検知できるが電源を安定させる
ための技術が開示されていない。このため電源の安定化
のための信頼性を向上させることはできないという欠点
がある。
欠相や停電などの異常を検知できるが電源を安定させる
ための技術が開示されていない。このため電源の安定化
のための信頼性を向上させることはできないという欠点
がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の回路は、三相交
流が入力されるトランスと、このトランスを介して与え
られる三相交流を直流に変換する平滑整流部と、この平
滑整流部から供給される電圧を安定な電圧に変換するD
C−DCコンバータ部と、このDC−DCコンバータ部
の投入および切断を制御する電源投入切断制御部と、前
記トランスのコアに巻き付けられた電流検出用の巻線と
この巻線により検出された該電流を平滑整流し電圧とし
て出力する出力回路とを有する入力電流検出部と、前記
DC−DCコンバータ部の入力電流を検出するDC−D
Cコンバータ入力電流検出部と、前記入力電流検出部の
出力値が第1の基準値よりも大きい場合、または、該入
力電流検出部の出力値が第2の基準値よりも小さくかつ
前記DC−DCコンバータ入力電流検出部が前記DC−
DCコンバータ部への前記入力電流を検出した場合に欠
相が発生している旨を示す信号を前記電源投入切断制御
部へ出力する欠相検出部とを含む。
流が入力されるトランスと、このトランスを介して与え
られる三相交流を直流に変換する平滑整流部と、この平
滑整流部から供給される電圧を安定な電圧に変換するD
C−DCコンバータ部と、このDC−DCコンバータ部
の投入および切断を制御する電源投入切断制御部と、前
記トランスのコアに巻き付けられた電流検出用の巻線と
この巻線により検出された該電流を平滑整流し電圧とし
て出力する出力回路とを有する入力電流検出部と、前記
DC−DCコンバータ部の入力電流を検出するDC−D
Cコンバータ入力電流検出部と、前記入力電流検出部の
出力値が第1の基準値よりも大きい場合、または、該入
力電流検出部の出力値が第2の基準値よりも小さくかつ
前記DC−DCコンバータ入力電流検出部が前記DC−
DCコンバータ部への前記入力電流を検出した場合に欠
相が発生している旨を示す信号を前記電源投入切断制御
部へ出力する欠相検出部とを含む。
【0005】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0006】図1を参照すると、本発明の一実施例は、
同一コア上にR相、およびS相を同じ巻始め、同じ巻数
で巻きT相を逆向に同じ巻数巻きさらに電流検出用の巻
綿を巻いたカレントトランス25、このカレントトラン
ス25の出力を整流平滑するためダイオード6−11お
よび平滑用コンデンサ12で構成される整流平滑部1、
この整流平滑部1の出力を入力し安定化された直流電圧
を出力するDC−DCコンバータ部2、この整流平滑部
1の一出力とDC−DCコンバータ部2の対応する一入
力との間に配置されこのDC−DCコンバータ部2への
入力電流を検出する入力電流検出回路13、入力電流を
検出するため前記カレントトランス25の他電流を電圧
に変換する抵抗24、整流用コンデンサ23、および平
滑コンテンサ22を有する入力電流検出部21、この入
力電流検出部21の出力電圧と基準電圧とを比較する比
較器17および18、これら比較器の一方18の出力と
入力電流検出回路13の出力との論理積をとるアンド回
路16、およびこのアンド回路16の出力と他方の比較
器17の出力の論理和をとるオア回路15を有する欠相
検出部14、およびこの欠相検出部14の出力を入力し
DC−DCコンバータ部2の投入切断を制御する電源投
入切断制御部4を含む。
同一コア上にR相、およびS相を同じ巻始め、同じ巻数
で巻きT相を逆向に同じ巻数巻きさらに電流検出用の巻
綿を巻いたカレントトランス25、このカレントトラン
ス25の出力を整流平滑するためダイオード6−11お
よび平滑用コンデンサ12で構成される整流平滑部1、
この整流平滑部1の出力を入力し安定化された直流電圧
を出力するDC−DCコンバータ部2、この整流平滑部
1の一出力とDC−DCコンバータ部2の対応する一入
力との間に配置されこのDC−DCコンバータ部2への
入力電流を検出する入力電流検出回路13、入力電流を
検出するため前記カレントトランス25の他電流を電圧
に変換する抵抗24、整流用コンデンサ23、および平
滑コンテンサ22を有する入力電流検出部21、この入
力電流検出部21の出力電圧と基準電圧とを比較する比
較器17および18、これら比較器の一方18の出力と
入力電流検出回路13の出力との論理積をとるアンド回
路16、およびこのアンド回路16の出力と他方の比較
器17の出力の論理和をとるオア回路15を有する欠相
検出部14、およびこの欠相検出部14の出力を入力し
DC−DCコンバータ部2の投入切断を制御する電源投
入切断制御部4を含む。
【0007】次に本発明の一実施例の動作について図面
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【0008】図1および図2を参照すると、正常状態に
おいて、R、S、T相の入力電流は図2のようになり入
力電流検出部21の出力電圧は比較器17の基準電圧よ
り低く比較器17の出力はLレベルであり、また比較器
18の基準電圧20より高いため比較器18の出力もL
レベルとなり欠相検出部14の出力は正常状態を示すレ
ベルが出力される。
おいて、R、S、T相の入力電流は図2のようになり入
力電流検出部21の出力電圧は比較器17の基準電圧よ
り低く比較器17の出力はLレベルであり、また比較器
18の基準電圧20より高いため比較器18の出力もL
レベルとなり欠相検出部14の出力は正常状態を示すレ
ベルが出力される。
【0009】R相が欠相した場合、抵抗22の両端の電
圧は、図2に示されるようにピークの大きなパルス状の
電圧となり入力電流検出部21の出力は正常状態より高
い電圧が出力され比較器17の出力はHレベルとなり欠
相検出部14は電源投入切断制御部4に欠相検出信号を
送出する。電源投入切断制御部4は、DC−DCコンバ
ータ部に対し切断指示を行うかまたは、欠相状態である
ことを警告する。S相欠相の場合もR相の場合と同じで
ある。
圧は、図2に示されるようにピークの大きなパルス状の
電圧となり入力電流検出部21の出力は正常状態より高
い電圧が出力され比較器17の出力はHレベルとなり欠
相検出部14は電源投入切断制御部4に欠相検出信号を
送出する。電源投入切断制御部4は、DC−DCコンバ
ータ部に対し切断指示を行うかまたは、欠相状態である
ことを警告する。S相欠相の場合もR相の場合と同じで
ある。
【0010】T相が欠相した場合図2に示されるように
入力電流検出部の出力は比較器18の基準電圧より低く
なり比較器18の出力はHレベルとなる。またDC−D
Cコンバータ部の入力電流が流れている場合DC−DC
コンバータ入力電流検出部13の出力はHレベルであり
アンド回路16の出力はHレベルとなり欠相検出部14
の出力は欠相検出信号を電源切断投入制御部4に送出し
電源投入切断制御部4はDC−DCコンバータ部2に切
断指示するするかまたは欠相状態であることを警告す
る。DC−Dコンバータ部の入力電流がない場合は、D
C−DCコンバータ入力電流検出部13の出力はLとな
る。この時比較器18の出力はHとなっているがアンド
回路16の出力はLであるため、欠相検出部の出力は、
正常状態を示すLレベルを出力する。
入力電流検出部の出力は比較器18の基準電圧より低く
なり比較器18の出力はHレベルとなる。またDC−D
Cコンバータ部の入力電流が流れている場合DC−DC
コンバータ入力電流検出部13の出力はHレベルであり
アンド回路16の出力はHレベルとなり欠相検出部14
の出力は欠相検出信号を電源切断投入制御部4に送出し
電源投入切断制御部4はDC−DCコンバータ部2に切
断指示するするかまたは欠相状態であることを警告す
る。DC−Dコンバータ部の入力電流がない場合は、D
C−DCコンバータ入力電流検出部13の出力はLとな
る。この時比較器18の出力はHとなっているがアンド
回路16の出力はLであるため、欠相検出部の出力は、
正常状態を示すLレベルを出力する。
【0011】また上記検出方式は入力検出部21により
入力電流を検出して欠相検出を行っているため欠相状態
となっても入力電流が基準電圧19によって定められる
所定の電流より低い場合は異常と判断しないため、直流
安定化電源の信頼性を高くすることができる。
入力電流を検出して欠相検出を行っているため欠相状態
となっても入力電流が基準電圧19によって定められる
所定の電流より低い場合は異常と判断しないため、直流
安定化電源の信頼性を高くすることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、三相電源の入力電流を監視し
欠相検出することにより、整流平滑部の信頼性を高め、
また欠相した場合でも入力電流が一定値以下であればD
C−DCコンバータ部を停止させないため直流安定化電
源装置としての信頼性を高めるという効果がある。
欠相検出することにより、整流平滑部の信頼性を高め、
また欠相した場合でも入力電流が一定値以下であればD
C−DCコンバータ部を停止させないため直流安定化電
源装置としての信頼性を高めるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す図。
【図2】本発明の一実施例の動作を示す図。
1 整流平滑部 2 DC−DCコンバータ部 3 負荷 4 電源投入切断制御部 5 不足電圧検出部 6〜11 ダイオード 12 平滑用コンデンサ 13 DC−DCコンバータ入力電流検出部 14 欠相検出部 15 オア回路 16 アンド回路 17、18 比較器 19、20 基準電圧 21 入力電流検出部 22 平滑コンデンサ 23 ダイオード 24 抵抗 25 カレントトランス
Claims (1)
- 【請求項1】 三相交流が入力されるトランスと、 このトランスを介して与えられる三相交流を直流に変換
する平滑整流部と、 この平滑整流部から供給される電圧を安定な電圧に変換
するDC−DCコンバータ部と、 このDC−DCコンバータ部の投入および切断を制御す
る電源投入切断制御部と、 前記トランスのコアに巻き付けられた電流検出用の巻線
とこの巻線により検出された該電流を平滑整流し電圧と
して出力する出力回路とを有する入力電流検出部と、 前記DC−DCコンバータ部の入力電流を検出するDC
−DCコンバータ入力電流検出部と、前記入力電流検出部の出力値が第1の基準値よりも大き
い場合、または、該入力電流検出部の出力値が第2の基
準値よりも小さくかつ前記DC−DCコンバータ入力電
流検出部が前記DC−DCコンバータ部への前記入力電
流を検出した場合に欠相が発生している旨を示す信号を
前記電源投入切断制御部へ出力する 欠相検出部とを含む
ことを特徴とする直流安定化電源の欠相検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5326762A JP2739814B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 欠相検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5326762A JP2739814B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 欠相検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07184316A JPH07184316A (ja) | 1995-07-21 |
JP2739814B2 true JP2739814B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=18191411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5326762A Expired - Lifetime JP2739814B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 欠相検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2739814B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4300571B2 (ja) * | 2003-07-30 | 2009-07-22 | 株式会社安川電機 | 3相コンバータの電源欠相検出方法 |
JP4759968B2 (ja) | 2004-10-04 | 2011-08-31 | ダイキン工業株式会社 | Pwm整流回路の保護方法およびその装置 |
JP2010187521A (ja) * | 2009-01-16 | 2010-08-26 | Mitsubishi Electric Corp | モーター駆動制御装置、圧縮機、送風機、空気調和機及び冷蔵庫又は冷凍庫 |
CN102879656B (zh) * | 2012-09-25 | 2015-10-28 | 广东志高暖通设备股份有限公司 | 一种三相电缺相或错相的检测方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6132901A (ja) * | 1984-07-25 | 1986-02-15 | 樫尾 信祐 | 発光表示装置 |
JPH0211366U (ja) * | 1988-07-04 | 1990-01-24 | ||
JPH02179481A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-12 | Toshiba Corp | 3相電源欠相検出装置 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP5326762A patent/JP2739814B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07184316A (ja) | 1995-07-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971224 |