JP3033712B2 - 電源故障検出方式 - Google Patents

電源故障検出方式

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JP3033712B2
JP3033712B2 JP9151103A JP15110397A JP3033712B2 JP 3033712 B2 JP3033712 B2 JP 3033712B2 JP 9151103 A JP9151103 A JP 9151103A JP 15110397 A JP15110397 A JP 15110397A JP 3033712 B2 JP3033712 B2 JP 3033712B2
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勉 加藤
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甲府日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源故障検出方式
に関し、特に並列接続されて負荷に電流を供給する各電
源モジュールの電源故障検出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、並列接続されて負荷に電流を供給
する各電源モジュールの電源故障検出方式は、各電源モ
ジュールの出力電流を検出し、出力電流が規定値以下と
なった場合に電源モジュールの故障を検出している。
【0003】このような電源故障検出方式は、例えば、
特開平3−159566号公報で開示されているスイッ
チング安定化電源装置においても示されている。図4
は、従来の技術を示す構成図であり、図4において、各
電源モジュールに設けられた不足電流検出用コンパレー
タ12が出力電流が規定値以下かどうかを検出してい
る。すなわち、電圧T3と基準電圧11とを不足電流検
出用コンパレータ12で比較し、電圧T3の値が基準電
圧11の値より小さい場合に不足電流を検出し、不足電
流アラーム信号T6により電源モジュールの故障を電源
システム制御部17へ報告していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいては、負荷電流が少ない時には基準電圧より出力電
流検出電圧が小さくなってしまい、不足電流検出用コン
パレータが不足電流アラームを検出してしまうため、電
源モジュールが正常にもかかわらず故障と見なしてしま
うという問題がある。
【0005】本発明は、並列接続されて負荷に電流を供
給する電源モジュールにおいて、軽負荷時等における各
電源モジュール出力電流が少ない場合の不足電流の誤検
出を防止する電源故障検出方式を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の電源故障
検出方式は、並列接続されて負荷に電源を供給する電源
モジュールの電源故障検出方式であって、各電源モジュ
ールの出力電流が第1の基準値以下であるかを検出する
とともに、前記並列接続された電源モジュールの内で出
力電流が最も大きい電源モジュールの出力電流が第2の
基準値以下であるかを検出し、前記各電源モジュールの
出力電流が第1の基準値以下であっても、出力電流が最
も大きい前記電源モジュールの出力電流が第2の基準値
以下である場合には前記各電源モジュールを故障と見な
さず、前記各電源モジュールの出力電流が第1の基準値
以下であり、出力電流が最も大きい前記電源モジュール
の出力電流が第2の基準値より多い場合に前記各電源モ
ジュールを故障と見なすことを特徴とする。
【0007】本発明の第2の電源故障検出方式は、並列
接続されて負荷に電源を供給する電源モジュールの電源
故障検出方式であって、各電源モジュールの出力電流が
第1の基準値以下であるかを検出するとともに、前記並
列接続された電源モジュールの出力電流の平均値が第2
の基準値以下であるかを検出し、前記各電源モジュール
の出力電流が第1の基準値以下であっても、前記並列接
続された電源モジュールの出力電流の平均値が第2の基
準値以下である場合には前記各電源モジュールを故障と
見なさず、前記各電源モジュールの出力電流が第1の基
準値以下であり、前記並列接続された電源モジュールの
出力電流の平均値が第2の基準値より多い場合に前記各
電源モジュールを故障と見なすことを特徴とする。
【0008】本発明の第3の電源故障検出方式は、並列
接続されて負荷に電源を供給する電源モジュールの電源
故障検出方式であって、一方の入力端子に各電源モジュ
ールの出力電流に比例した電圧を接続し、他方の入力端
子に第1の基準電圧を接続した第1のコンパレータと、
一方の入力端子にダイオードまたは抵抗を介した前記各
電源モジュールの出力電流に比例した電圧と、他の並列
接続された電源モジュールの出力電流に比例した電圧と
を接続し、他方の入力端子に第2の基準電圧を接続した
第2のコンパレータと、一方の入力端子に前記第1のコ
ンパレータの出力を接続し、他方の入力端子に前記第2
のコンパレータの出力を接続したAND回路と、を前記
各電源モジュールに有し、前記AND回路の出力により
前記各電源モジュールの故障を検出することを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。
【0010】まず、本発明の第1の実施の形態について
図1および図2を用いて説明する。
【0011】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す
構成図である。図1を参照すると、本発明の第一の実施
の形態は、電源モジュールがN個並列に接続され、電源
モジュール(1)〜電源モジュール(N)の出力は負荷
16に接続されている。なお、それぞれの電源モジュー
ルの構成は同じであるため、以下、電源モジュール
(1)を例に説明する。
【0012】電源モジュール(1)において、電源18
から入力電解コンデンサ1を介してメイントランス2の
1次側に供給された電力は、FET4によって高周波ス
イッチングされる。メイントランス2の2次側の高周波
電圧,電流は出力整流平滑部3により整流,平滑され
て、負荷16に供給される。
【0013】メイントランス2の1次電流は、カレント
トランス5,ダイオード6,電流検出用抵抗7により検
出され、ダイオード8,コンデンサ9により整流平滑さ
れ、ダイオード10を介して他の電源モジュールとデー
ジーチェーン接続される。これにより、電流モニタ信号
T2として、N個の電源モジュールの内で最も出力電流
の流れている電源モジュールの出力電流量に比例した電
圧が、各電源モジュールの不足電流インヒビット用コン
パレータ14に入力されることになり、これは負荷16
に流れる負荷電流に比例した電圧でもある。
【0014】電源モジュール(1)の故障検出は、出力
電流に比例したカレントトランス5の2次電流をダイオ
ード8で平滑した出力電圧と第1の基準電圧11とを不
足電流検出用コンパレータ12により比較することによ
り行う。さらに、電流モニタ信号T2を第2の基準電圧
13と不足電流インヒビット用コンパレータ14にて比
較し、不足電流インヒビット用コンパレータ14の出力
T4と不足電流検出用コンパレータ12の出力T5とを
AND回路15によりアンドし、不足電流アラーム信号
T6として、各電原モジュールの投入,切断の指示およ
び故障の検出を行う電源システム制御部17へ送出す
る。
【0015】次に、本発明の第1の実施の形態の動作に
ついて図2を用いて詳細に説明する。図2は、本発明の
第1の実施の形態の動作を示すタイムチャートである。
【0016】軽負荷時等において負荷16に流れる負荷
電流T1が減少すると、負荷電流T1に比例して電流モ
ニタ信号T2も減少し、負荷電流T1が規定値Io1まで
減少すると、不足電流インヒビット用コンパレータ14
の出力T4がロウ(以下、Lと記す)となる。さらに、
負荷電流T1が規定値Io2まで減少すると、不足電流ア
ラーム検出用コンパレータ12の出力T5がハイ(以
下、Hと記す)となり不足電流アラームを検出する。
【0017】しかし、不足電流インヒビット用コンパレ
ータ14の出力T4がLのため、不足電流アラーム信号
T6はLのままであり、電源システム制御部17に対し
て不足電流アラーム信号T6による電源モジュール
(1)の不足電流アラームは送出されない。
【0018】次に、電源モジュール(1)が故障した場
合、負荷電流T1が規定値Io1以上流れていれば不足電
流インヒビット用コンパレータ14の出力T4はHとな
り、電源モジュール(1)の方は故障により出力電流が
出力されないためダイオード8のカソード電圧T3は零
ボルトとなることから、不足電流アラーム検出用コンパ
レータ12の出力T5はHとなる。
【0019】そして、出力T4,T5ともにHであるこ
とより、不足電流アラーム信号T6はHとなり、電源シ
ステム制御部17へ電源モジュール(1)の不足電流ア
ラームを送出する。規定値Io1は、定格電流値の10%
位に設定すれば通常運用時は問題なく電源モジュールの
故障を検出できる。
【0020】以上より、電源モジュールが正常な場合、
負荷電流が規定値Io2以下となっても不足電流アラーム
を誤検出することはない。
【0021】次に、本発明の第2の実施の形態について
図3を用いて説明する。
【0022】本発明の第2の実施の形態は、本発明の第
1の実施の形態におけるダイオード10を抵抗19に置
換えたものであり、電流モニタ信号T2の電圧がN個の
電源モジュールの平均値となるところが異なる。動作に
ついては、第1の実施の形態と同じである。
【0023】なお、以上説明した本発明の第1および第
2の実施の形態において、ダイオード8のカソード電圧
T3は、メイントランス2の1次電流をカレントトラン
ス5,ダイオード6,電流検出用抵抗7により検出して
ダイオード8,コンデンサ9により整流平滑したもので
あるが、カレントトランス5を使用せず、出力整流平滑
部3からメイントランス2の2次電流を電流検出用抵抗
を介してダイオード8のアノード側に接続してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は、並列接続された電源モジュー
ルのそれぞれの出力電流を検出し、それぞれの出力電流
が基準値以下となっても、負荷電流そのものが少ない場
合には不足電流アラームを無効にしているため、負荷電
流が少ないことによる各電源モジュールの出力電流低下
を不足電流アラームとして検出してしまうことを防止で
きるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態の動作を示すタイム
チャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図4】従来の技術を示す構成図である。
【符号の説明】
1 入力電解コンデンサ 2 メイントランス 3 出力整流平滑部 4 FET 5 カレントトランス 6 ダイオード 7 電流検出用抵抗 8 ダイオード 9 コンデンサ 10 ダイオード 11 第1の基準電圧 12 不足電流検出用コンパレータ 13 第2の基準電圧 14 不足電流インヒビット用コンパレータ 15 AND回路 16 負荷 17 電源システム制御部 18 電源 19 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02M 1/088 H02M 1/088 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 3/28 H02J 3/38 H02J 9/06 502 H02M 1/00 H02M 1/088

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列接続されて負荷に電源を供給する電
    源モジュールの電源故障検出方式であって、各電源モジ
    ュールの出力電流が第1の基準値以下であるかを検出す
    るとともに、前記並列接続された電源モジュールの内で
    出力電流が最も大きい電源モジュールの出力電流が第2
    の基準値以下であるかを検出し、前記各電源モジュール
    の出力電流が第1の基準値以下であっても、出力電流が
    最も大きい前記電源モジュールの出力電流が第2の基準
    値以下である場合には前記各電源モジュールを故障と見
    なさず、前記各電源モジュールの出力電流が第1の基準
    値以下であり、出力電流が最も大きい前記電源モジュー
    ルの出力電流が第2の基準値より多い場合に前記各電源
    モジュールを故障と見なすことを特徴とする電源故障検
    出方式。
  2. 【請求項2】 並列接続されて負荷に電源を供給する電
    源モジュールの電源故障検出方式であって、各電源モジ
    ュールの出力電流が第1の基準値以下であるかを検出す
    るとともに、前記並列接続された電源モジュールの出力
    電流の平均値が第2の基準値以下であるかを検出し、前
    記各電源モジュールの出力電流が第1の基準値以下であ
    っても、前記並列接続された電源モジュールの出力電流
    の平均値が第2の基準値以下である場合には前記各電源
    モジュールを故障と見なさず、前記各電源モジュールの
    出力電流が第1の基準値以下であり、前記並列接続され
    た電源モジュールの出力電流の平均値が第2の基準値よ
    り多い場合に前記各電源モジュールを故障と見なすこと
    を特徴とする電源故障検出方式。
  3. 【請求項3】 並列接続されて負荷に電源を供給する電
    源モジュールの電源故障検出方式であって、 一方の入力端子に各電源モジュールの出力電流に比例し
    た電圧を接続し、他方の入力端子に第1の基準電圧を接
    続した第1のコンパレータと、 一方の入力端子にダイオードまたは抵抗を介した前記各
    電源モジュールの出力電流に比例した電圧と、他の並列
    接続された電源モジュールの出力電流に比例した電圧と
    を接続し、他方の入力端子に第2の基準電圧を接続した
    第2のコンパレータと、 一方の入力端子に前記第1のコンパレータの出力を接続
    し、他方の入力端子に前記第2のコンパレータの出力を
    接続したAND回路と、 を前記各電源モジュールに有し、前記AND回路の出力
    により前記各電源モジュールの故障を検出することを特
    徴とする電源故障検出方式。
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