JP4441029B2 - 電源装置、その制御方法および電源システム - Google Patents

電源装置、その制御方法および電源システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サーバ等の情報処理装置へ電力を供給する電源装置、その制御方法および電源システムに関するものであり、特に、並列冗長構成が採られた電源装置、その制御方法および電源システムに関するものである。
【0002】
近時、インターネットの爆発的な普及にともなって、インターネットの中核をなすサーバ等の情報処理装置には、高い信頼性、コストパフォーマンスが求められている。ここで、情報処理装置の信頼性およびコストは、情報処理装置へ電力を供給する電源装置の信頼性に大きく左右される。したがって、電源装置にも、高い信頼性、コストパフォーマンスが求められている。
【0003】
【従来の技術】
図5は、従来における電源装置10の構成を示すブロック図である。この図に示した電源装置10は、サーバ等の情報処理装置(図示略)に搭載されており、商用交流電圧VAC を直流電圧VDC に変換し、この直流電圧VDCを負荷20へ供給する装置である。この負荷20としては、情報処理装置に搭載されるプリント基板回路や、磁気ディスク装置等が挙げられる。
【0004】
また、電源装置10は、n台の電源ユニット111 〜11n を備えている。これらの電源ユニット111 〜11n のそれぞれは、同一構成とされており、少なくとも1台の電源ユニットからの直流電圧の出力が停止しても、その他の電源ユニットにより、負荷20に影響を与えないように並列冗長構成が採られている。また、これらの電源ユニット111 〜11n のそれぞれは、情報処理装置内に設けられた複数のスロットに挿入されており、負荷20への直流電圧の供給を停止することなく活線保守を行うことができる機能を備えている。
【0005】
電源ユニット111 は、給電端子TA1 と負荷20との間に介挿されており、給電端子TA1 に給電される商用交流電圧VAC を直流電圧VDC1 に変換し、この直流電圧VDC1 を負荷20へ供給する。電源ユニット111 において、主電源121 は、AC/DC(Alternating Current/Direct Current)変換機能を備えており、商用交流電圧VAC を直流電圧VDC1 に変換する。また、主電源121 は、電源ケーブル(図示略)を介して直流電圧VDC1 を負荷20へ供給する。
【0006】
主電源制御部131 は、主電源121 に設けられており、AC/DC変換機能のオン/オフ制御、主電源121 の異常監視を行う。主電源121 に異常が発生した場合、主電源制御部131 は、異常検出信号をユニット側制御部171 へ送信する。ダイオード141 は、主電源121 の下流側に設けられており、電源ユニット111 が情報処理装置のスロットに挿入された際に突入電流が主電源121 に流入するのを防止する素子である。制御電源151 は、給電端子TA1 と主制御部30との間に介挿されており、給電端子TA1 に給電される商用交流電圧VAC を直流電圧VA1 、直流電圧VB1 、直流電圧VC1 に変換する。
【0007】
また、制御電源151 は、直流電圧VA1を主電源制御部131 へ、直流電圧VB1 をユニット側制御部171 へ、直流電圧VC1 を主制御部30のDC/DC変換部31へそれぞれ供給する。すなわち、電源ユニット111 では、主電源121 とは別に、主電源制御部131 、ユニット側制御部171 および主制御部30(DC/DC変換部31)という制御系に対して直流電圧を供給する制御電源151 が設けられている。なお、制御電源151 としては、主電源121 からの直流電圧VDCを所定の値の直流電圧に変換するDC/DC変換機能を備えたものも用いられる。
【0008】
ダイオード161 は、制御電源151 の下流側に設けられており、電源ユニット111 が情報処理装置のスロットに挿入された際に突入電流が制御電源151 に流入するのを防止する素子である。ユニット側制御部171 は、インタフェース181 を介して主制御部30に接続されており、主電源制御部131 と主制御部30との間の通信インタフェースをとる。
【0009】
具体的には、ユニット側制御部171 は、主制御部30からのオン/オフ制御信号をインタフェース181 を介して受信しこれを主電源制御部131 へ送信する機能と、主電源制御部131 からの異常検出信号を受信しこれをインタフェース181 を介して主制御部30へ送信する機能とを備えている。
【0010】
n台目の電源ユニット11n は、給電端子TAn と負荷20との間に介挿されており、給電端子TAn に給電される商用交流電圧VAC を直流電圧VDCn に変換し、この直流電圧VDCn を負荷20へ供給する。電源ユニット11n において、主電源12n は、主電源121 と同一構成とされており、商用交流電圧VAC を直流電圧VDCn に変換する。また、主電源12n は、電源ケーブル(図示略)を介して直流電圧VDCn を負荷20へ供給する。
【0011】
主電源制御部13n は、主電源12n に設けられており、AC/DC変換機能のオン/オフ制御、主電源12n の異常監視を行う。主電源12n に異常が発生した場合、主電源制御部13n は、異常検出信号をユニット側制御部17n へ送信する。ダイオード14n は、主電源12n の下流側に設けられており、電源ユニット11n が情報処理装置のスロットに挿入された際に突入電流が主電源12n に流入するのを防止する素子である。制御電源15n は、給電端子TAn と主制御部30との間に介挿されており、給電端子TAn に給電される商用交流電圧VAC を直流電圧VAn 、直流電圧VBn 、直流電圧VCn に変換する。
【0012】
また、制御電源15n は、直流電圧VAnを主電源制御部13n へ、直流電圧VBnをユニット側制御部17n へ、直流電圧VCnを主制御部30のDC/DC変換部31へそれぞれ供給する。すなわち、電源ユニット11n では、電源ユニット111 と同様にして、主電源12n とは別に、主電源制御部13n 、ユニット側制御部17n および主制御部30(DC/DC変換部31)という制御系に対して直流電圧を供給する制御電源15n が設けられている。
【0013】
ダイオード16n は、制御電源15n の下流側に設けられており、電源ユニット11n が情報処理装置のスロットに挿入された際に突入電流が制御電源15n に流入するのを防止する素子である。ユニット側制御部17n は、インタフェース18n を介して主制御部30に接続されており、主電源制御部13n と主制御部30との間の通信インタフェースをとる。
【0014】
具体的には、ユニット側制御部17n は、主制御部30からのオン/オフ制御信号をインタフェース18n を介して受信しこれを主電源制御部13n へ送信する機能と、主電源制御部13n からの異常検出信号を受信しこれをインタフェース18n を介して主制御部30へ送信する機能とを備えている。
【0015】
主制御部30は、インタフェース181 〜18n を介してユニット側制御部171 〜17n に接続されており、電源ユニット111 〜11n (主電源121 〜12n )のオン/オフ制御、異常監視を行う。DC/DC変換部31は、主制御部30に設けられており、制御電源151 〜15n から供給される直流電圧VC (直流電圧VC1〜VCn)を所定の値の直流電圧に変換し、これを主制御部30の各部へ供給する。
【0016】
上記構成において、給電端子TA1 に給電された商用交流電圧VAC は、制御電源151 により直流電圧VA1 、直流電圧VB1 および直流電圧VC1 に変換される。これらの直流電圧VA1 、直流電圧VB1 および直流電圧VC1 は、主電源制御部131 、ユニット側制御部171 およびDC/DC変換部31へ供給される。これにより、主電源制御部131 、ユニット側制御部171 、および主制御部30は、動作可能な状態になる。このとき、主電源121 のAC/DC変換機能がオフ状態にあり、主電源121 からは、直流電圧VDC1 が出力されていないものとする。
【0017】
また、上記動作に並行して、電源ユニット112 (図示略)〜11n においても、電源ユニット111 と同様の動作が行われる。すなわち、給電端子TAn に給電された商用交流電圧VAC は、制御電源15n により直流電圧VAn 、直流電圧VBn および直流電圧VCn に変換される。これらの直流電圧VAn 、直流電圧VBn および直流電圧VCn は、主電源制御部13n 、ユニット側制御部17n および主制御部30(DC/DC変換部31)へ供給される。これにより、主電源制御部13n 、ユニット側制御部17n が動作可能な状態になる。このとき、主電源12n のAC/DC変換機能がオフ状態にあり、主電源12n からは、直流電圧VDCn が出力されていないものとする。なお、主制御部30は、すでに動作可能状態とされている。
【0018】
そして、主制御部30の起動スイッチ(図示略)が押下されると、所定のシーケンスに従って、主制御部30からは、インタフェース181 〜18n を介して、ユニット側制御部171 〜17n のそれぞれへオン信号が送信される。そして、上記オン信号を受信すると、ユニット側制御部171 は、主電源制御部131 へオン信号を送信する。このオン信号を受信すると、主電源制御部131 は、主電源121 のAC/DC変換機能をオンにする。これにより、主電源121 は、給電端子TA1 に給電されている商用交流電圧VAC を直流電圧VDC1 に変換した後、これをダイオード141 およびケーブル(図示略)を介して、負荷20へ供給する。
【0019】
また、電源ユニット111 の動作と並行して、電源ユニット112 (図示略)〜11n においても、電源ユニット111 と同様の動作が行われる。すなわち、主制御部30からのオン信号を受信すると、ユニット側制御部17n は、主電源制御部13n へオン信号を送信する。このオン信号を受信すると、主電源制御部13n は、主電源12n のAC/DC変換機能をオンにする。これにより、主電源12n は、給電端子TAn に給電されている商用交流電圧VAC を直流電圧VDCn に変換した後、これをダイオード14n およびケーブル(図示略)を介して、負荷20へ供給する。
【0020】
ここで、主電源121 に異常が発生し、主電源121 からの直流電圧VDC1 の出力が停止すると、主電源制御部131 は、異常検出信号をユニット側制御部171 へ送信する。この異常検出信号を受信すると、ユニット側制御部171 は、異常検出信号をインタフェース181 を介して、主制御部30へ送信する。そして、異常検出信号を受信すると、主制御部30は、主電源121 に異常が発生したことを示す主電源異常アラームを報知する。
【0021】
つぎに、従来における電源装置の別の構成例について図6を参照して説明する。図6は、従来の電源装置40の構成を示すブロック図である。この図において、図5の各部に対応する部分には同一の符号を付ける。図6においては、外部制御電源501 および502 ならびに給電端子TB1 および給電端子TB2 が新たに設けられているとともに、図5に示した電源ユニット111 〜11n に代えて電源ユニット411 〜41n が設けられている。
【0022】
外部制御電源501 は、給電端子TB1 に給電される商用交流電圧VAC を直流電圧VG1 に変換し、これをユニット側制御部171 〜17n および主制御部30のDC/DC変換部31(主制御部30)という制御系へケーブル(図示略)を介して供給する。この外部制御電源501 は、商用交流電圧VACを直流電圧VG1に変換するAC/DC変換部511 と、AC/DC変換部511 の下流側に設けられたダイオード521 とから構成されている。このダイオード521 は、突入電流防止用の素子である。
【0023】
外部制御電源502 は、外部制御電源501 に併設されており、給電端子TB2 に給電される商用交流電圧VAC を直流電圧VG2 に変換し、これをユニット側制御部171 〜17n およびDC/DC変換部31(主制御部30)という制御系へケーブル(図示略)を介して供給する。この外部制御電源502 は、商用交流電圧VAC を直流電圧VG2 に変換するAC/DC変換部512 と、AC/DC変換部512 の下流側に設けられたダイオード522 とから構成されている。このダイオード522 は、突入電流防止用の素子である。
【0024】
これらの外部制御電源501 および502 は、並列冗長構成とされている。したがって、外部制御電源501 および502 のうち、一方からの直流電圧の出力が停止しても、他方により、ユニット側制御部171 〜17n および主制御部30への直流電圧の安定供給が行われる。
【0025】
電源ユニット411 において、突入電流防止回路421 は、ユニット側制御部171 の下流側に設けられており、電源ユニット411 が情報処理装置のスロットに挿入された際に突入電流がユニット側制御部171 に流入するのを防止する素子である。ユニット側制御部171 には、ケーブル(図示略)および突入電流防止回路421 を介して、外部制御電源501 および502 からの直流電圧VG1 および直流電圧VG2 が直流電圧VB1 として供給される。
【0026】
電源ユニット41n において、突入電流防止回路42n は、ユニット側制御部17n の下流側に設けられており、電源ユニット41n が情報処理装置のスロットに挿入された際に突入電流がユニット側制御部17n に流入するのを防止する素子である。ユニット側制御部17n には、ケーブル(図示略)および突入電流防止回路42n を介して、外部制御電源501 および502 からの直流電圧VG1および直流電圧VG2 が直流電圧VBn として供給される。また、主制御部30のDC/DC変換部31には、ケーブル(図示略)を介して、外部制御電源501 および502 からの直流電圧VG1 およびVG2 が直流電圧VC として供給される。
【0027】
上記構成において、給電端子TA1 に給電された商用交流電圧VAC は、制御電源151 により直流電圧VA1 に変換される。この直流電圧VA1 は、主電源制御部131 へ供給される。これにより、主電源制御部131 は、動作可能な状態となる。このとき、主電源121 のAC/DC変換機能がオフ状態にあり、主電源121 からは、直流電圧VDC1 が出力されていないものとする。
【0028】
また、上記動作に並行して、電源ユニット412 (図示略)〜41n においても、電源ユニット411 と同様の動作が行われる。すなわち、給電端子TAn に給電された商用交流電圧VAC は、制御電源15n により直流電圧VAn に変換される。この直流電圧VAnは、主電源制御部13n へ供給される。これにより、主電源制御部13n は、動作可能な状態になる。このとき、主電源12n のAC/DC変換機能がオフ状態にあり、主電源12n からは、直流電圧VDCn が出力されていないものとする。
【0029】
また、上述した制御電源151 〜15n の動作に並行して、給電端子TB1 に給電された商用交流電圧VAC は、外部制御電源501 のAC/DC変換部511 により直流電圧VG1 に変換される。同様にして、給電端子TB2 に給電された商用交流電圧VAC は、外部制御電源502 のAC/DC変換部512 により直流電圧VG2 に変換される。
【0030】
そして、上記直流電圧VG1 およびVG2 は、ダイオード521 および522 ならびにケーブル(図示略)を介して、主制御部30のDC/DC変換部31へ直流電圧VC として供給される。これにより、主制御部30は、動作可能状態となる。さらに、直流電圧VG1 およびVG2 は、ダイオード521 および522 、ケーブル(図示略)ならびに突入電流防止回路421 〜42n を介して、ユニット側制御部171 〜17n へ直流電圧VB1〜VBnとして供給される。これにより、ユニット側制御部171 〜17n は、動作可能状態となる。
【0031】
そして、主制御部30の起動スイッチ(図示略)が押下されると、所定のシーケンスに従って、主制御部30からは、インタフェース181 〜18n を介して、ユニット側制御部171 〜17n のそれぞれへオン信号が送信される。これにより、前述した動作を経て、主電源121 〜12n からは、直流電圧VDC1 〜VDCn が出力される。これらの直流電圧VDC1 〜VDCn は、直流電圧VDC として負荷20へ供給される。
【0032】
ここで、制御電源151 に異常が発生すると、ユニット側制御部171 は、主電源制御部131 との間で通信ができないという通信異常状態になる。このとき、ユニット側制御部171 は、外部制御電源501 および502 から直流電圧VG1 およびVG2が供給されているため、制御電源151 の異常に関わらず、動作可能状態にある。そして、上記通信異常を検出すると、ユニット側制御部171 は、電源ユニット411 内部で異常が発生したことを示す異常検出信号をインタフェース181 を介して主制御部30へ送信する。この異常検出信号を受信すると、主制御部30は、電源ユニット411 に異常が発生したことを示す電源ユニット異常アラームを報知する。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述したように、図5に示した従来の電源装置10では、電源ユニット111 内で一つの制御電源151 から主電源制御部131 およびユニット側制御部171 の双方へ直流電圧の供給を行う構成であるため、たとえば、制御電源151 が故障すると、主電源制御部131 およびユニット側制御部171 の双方の機能が同時に停止する。
【0034】
したがって、この場合には、ユニット側制御部171 から主制御部30へ異常検出信号が出力されないため、主制御部30では、電源ユニット111 内の異常を全く認識することができないという保守上極めて重大な問題が発生する。
【0035】
これに対して、図6に示した電源装置40では、外部制御電源501 および502 と制御電源151 という二系統の電源により、主電源制御部131 およびユニット側制御部171 へ直流電圧を個別的に供給する構成であるため、上述した電源装置10のような問題が発生しない。
【0036】
しかしながら、電源装置40では、電源ユニット411 〜41n に対して、外部制御電源501 および502 を別設する構成を採っているため、電源装置10に比して電源数が増加するとともに余分なスペース、ケーブルを必要とすることから、コストが高くつくという問題があった。
【0037】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、コストを低減することができるとともに、信頼性を高めることができる電源装置、その制御方法および電源システムを提供することを目的とする。
【0038】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本願発明の態様の一つは、負荷へ供給すべき負荷用電圧を発生する主電源(後述する実施の形態1の主電源121〜12nに相当)と、各部の異常監視の結果を外部へ通知する制御手段(後述する実施の形態1のユニット側制御部171〜17nに相当)と、前記制御手段へ供給すべき制御用電圧を発生する制御電源(後述する実施の形態1の制御電源151〜15nに相当)とをそれぞれ有し並列冗長構成とされた複数の電源ユニット(後述する実施の形態1の電源ユニット1011〜101nに相当)を備える電源装置において、前記複数の電源ユニット内のそれぞれの制御手段は、自電源ユニットの制御電源に加えて、他の電源ユニット内の制御電源に並列的に接続されていることを特徴とする。
【0039】
この発明によれば、複数の電源ユニット内の主電源のそれぞれからは、負荷用電圧が負荷へ供給される。また、複数の電源ユニット内の制御電源のそれぞれからは、制御用電圧が制御手段へ供給される。ここで、一つの電源ユニット内の制御手段に着目すれば、該制御手段は、自電源ユニット内の制御電源から制御用電圧の供給を受けているとともに、他の電源ユニット内の制御電源からも制御用電圧の供給を受けている。
【0040】
ここで、自電源ユニット内の制御電源で異常が発生し、該制御電源からの制御用電圧の出力が停止した場合であっても、自電源ユニット内の制御手段には、他の電源ユニット内の制御電源から制御用電圧が供給される。すなわち、当該制御手段は、自電源ユニット内の制御電源の異常にかかわらず、正常に動作し続ける。したがって、当該制御手段は、自電源ユニット内の異常を検出し、この監視結果を外部へ通知する。
【0041】
このように、本願発明の態様の一つによれば、自電源ユニット内の制御電源に加えて、他の電源ユニット内の制御電源からも自電源ユニット内の制御手段へ制御用電圧を並列的に供給するように構成したので、自電源ユニット内の制御電源に異常が発生した場合であっても、当該制御手段が、他の電源ユニット内の制御電源から制御用電圧の供給を受けることができ、自電源ユニット内の異常を外部に通知することができることから、信頼性を高めることができる。
【0042】
また、本願発明の態様の一つによれば、他の電源ユニット内の制御電源からバックアップ用としての制御用電圧を自電源ユニット内の制御手段へ供給するように構成したので、従来のように外部に制御電源を別設した場合に比して、電源数、ケーブル数を減らすことができることから、コストを低減することができる。
【0043】
また、本願発明の態様の一つは、前記制御手段の手前に介挿され、入力される制御用電圧を一定の制御用電圧に変換し、該制御用電圧を前記制御手段へ供給する変換手段(後述する実施の形態2のDC/DC変換部2021〜202nに相当)を備えることを特徴とする。
【0044】
この発明によれば、複数の電源ユニット内の主電源のそれぞれからは、負荷用電圧が負荷へ供給される。また、複数の電源ユニット内の制御電源のそれぞれからは、制御用電圧が変換手段を経由して制御手段へ供給される。ここで、一つの電源ユニット内の制御手段に着目すれば、該制御手段は、自電源ユニット内の制御電源から制御用電圧の供給を受けているとともに、他の電源ユニット内の制御電源からも制御用電圧の供給を受けている。
【0045】
ここで、自電源ユニット内の制御電源で異常が発生し、該制御電源からの制御用電圧の出力が停止した場合であっても、自電源ユニット内の制御手段には、他の電源ユニット内の制御電源から制御用電圧が変換手段経由で供給される。このとき、変換手段は、入力される制御用電圧を一定の制御用電圧に変換し、これを制御手段へ供給する。
【0046】
したがって、自電源ユニット内の制御手段と他の電源ユニット内の制御電源との間にラインドロップが生じた場合であっても、このラインドロップの影響を受けることなく、自電源ユニット内の制御手段には、常に一定の制御用電圧が供給される。すなわち、当該制御手段は、自電源ユニット内の制御電源の異常にかかわらず、正常に動作し続ける。したがって、当該制御手段は、自電源ユニット内の異常を検出し、この監視結果を外部へ通知する。
【0047】
このように、本願発明の態様の一つによれば、変換手段を設けてラインドロップ分を補償し、常に一定の制御用電圧を制御手段に供給するようにしたので、さらに信頼性を高めることができる。
【0048】
また、本願発明の態様の一つは、前記主電源、前記制御電源および前記制御手段のそれぞれの下流側には、突入電流の流入を防止する突入電流防止手段(後述する実施の形態1および2のダイオード141〜14n、ダイオード161〜16nおよび突入電流防止回路1021〜102nに相当)が設けられていることを特徴とする。
【0049】
この発明によれば、突入電流防止手段を設けて、電源ユニットを活線接続した場合であっても、電源ユニットへの突入電流の流入を防止するようにしたので、活線保守を安全に遂行することができる。
【0050】
また、本願発明の態様の一つは、負荷へ供給すべき負荷用電圧を発生する主電源と、各部の異常監視の結果を外部へ通知する制御手段と、前記制御手段へ供給すべき制御用電圧を発生する制御電源とを有し、他の電源ユニットとともに並列冗長構成の一部をなす電源ユニットを備える電源装置において、前記制御手段は、自電源ユニットの制御電源に加えて、他の電源ユニット内の制御電源に並列的に接続されていることを特徴とする。
【0051】
この発明によれば、自電源ユニット内の制御電源に加えて、他の電源ユニット内の制御電源からも自電源ユニット内の制御手段に制御用電圧が並列的に供給されるように構成したので、自電源ユニット内の制御電源に異常が発生した場合であっても、当該制御手段が、他の電源ユニット内の制御電源から制御用電圧の供給を受けることができ、自電源ユニット内の異常を外部に通知することができることから、信頼性を高めることができる。
【0052】
また、この発明によれば、他の電源ユニット内の制御電源からバックアップ用としての制御用電圧を自電源ユニット内の制御手段へ供給するように構成したので、従来のように外部に制御電源を別設した場合に比して、電源数、ケーブル数を減らすことができることから、コストを低減することができる。
【0053】
また、本願発明の態様の一つは、各部の異常監視の結果を外部へ通知する制御手段と、前記制御手段へ供給すべき制御用電圧を発生する制御電源とを有し、他の電源ユニットとともに並列冗長構成の一部をなす電源ユニットを備える電源装置において、前記制御手段は、自電源ユニットの制御電源に加えて、他の電源ユニット内の制御電源に並列的に接続されていることを特徴とする。
【0054】
この発明によれば、自電源ユニット内の制御電源に加えて、他の電源ユニット内の制御電源からも自電源ユニット内の制御手段に制御用電圧が並列的に供給されるように構成したので、自電源ユニット内の制御電源に異常が発生した場合であっても、当該制御手段が、他の電源ユニット内の制御電源から制御用電圧の供給を受けることができ、自電源ユニット内の異常を外部に通知することができることから、信頼性を高めることができる。
【0055】
また、この発明によれば、他の電源ユニット内の制御電源からバックアップ用としての制御用電圧を自電源ユニット内の制御手段へ供給するように構成したので、従来のように外部に制御電源を別設した場合に比して、電源数、ケーブル数を減らすことができることから、コストを低減することができる。
【0056】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明にかかる電源装置、その制御方法および電源システムの実施の形態1および2について詳細に説明する。
【0057】
(実施の形態1)
図1は、本発明にかかる実施の形態1の構成を示すブロック図である。この図に示した電源装置100においては、図5の各部に対応する部分には同一の符号を付ける。図1においては、図5に示した電源ユニット111 〜11n に代えて、電源ユニット1011 〜101n が設けられているとともに、突入電流防止回路1021 〜102n が新たに設けられている。
【0058】
電源ユニット1011 において、突入電流防止回路1021 は、ダイオード161 のカソードとユニット側制御部171 との間に介挿されており、電源ユニット1011 が情報処理装置(図示略)のスロットに挿入された際に突入電流がユニット側制御部171 に流入するのを防止する素子である。
【0059】
また、ユニット側制御部171 には、給電経路L11 またはバックアップ用給電経路L12 という二系統の給電経路を介して直流電圧が供給される。すなわち、ユニット側制御部171 には、給電経路L11(ダイオード161 )を経由して制御電源151 からの直流電圧VB1 が供給される。一方、制御電源151 が故障し、給電経路L11 経由の給電が停止した場合、ユニット側制御部171 には、給電経路L11 に代えてバックアップ用給電経路L12 を経由して、制御電源152 (図示略)〜15n からのバックアップ用直流電圧VB1’が供給される。
【0060】
電源ユニット101n において、突入電流防止回路102n は、突入電流防止回路1021 と同様にして、ダイオード16n のカソードとユニット側制御部17n との間に介挿されており、電源ユニット101n が情報処理装置のスロットに挿入された際に突入電流がユニット側制御部17n に流入するのを防止する素子である。
【0061】
また、ユニット側制御部17n には、給電経路Ln1またはバックアップ用給電経路Ln2という二系統の給電経路を介して直流電圧が供給される。すなわち、ユニット側制御部17n には、給電経路Ln1(ダイオード16n )を経由して制御電源15n からの直流電圧VBnが供給される。
【0062】
一方、制御電源15n が故障し、給電経路Ln1経由の給電が停止した場合、ユニット側制御部17n には、給電経路Ln1に代えてバックアップ用給電経路Ln2を経由して、制御電源151 〜15n-1 (図示略)からのバックアップ用直流電圧VBn’が供給される。なお、電源ユニット1012 〜101n-1 (いずれも図示略)のそれぞれの構成は、上述した電源ユニット1011 および電源ユニット101n の構成と同一である。
【0063】
上記構成において、給電端子TA1 に給電された商用交流電圧VACは、制御電源151 により直流電圧VA1、直流電圧VB1および直流電圧VC1に変換される。これらの直流電圧VA1および直流電圧VC1は、主電源制御部131 およびDC/DC変換部31へ供給される。これにより、主電源制御部131 および主制御部30は、動作可能な状態になる。
【0064】
また、制御電源151 からの直流電圧VB1は、給電経路L11を経由し、突入電流防止回路1021 を介してユニット側制御部171 へ供給される。このとき、主電源121 のAC/DC変換機能がオフ状態にあり、主電源121 からは、直流電圧VDC1 が出力されていないものとする。
【0065】
また、上記動作に並行して、電源ユニット1012 (図示略)〜101n においても、電源ユニット1011 と同様の動作が行われる。すなわち、給電端子TAn に給電された商用交流電圧VACは、制御電源15n により直流電圧VAn、直流電圧VBnおよび直流電圧VCnに変換される。これらの直流電圧VAnおよび直流電圧VCnは、主電源制御部13n およびDC/DC変換部31へ供給される。
【0066】
これにより、主電源制御部13n および主制御部30は、動作可能な状態になる。また、制御電源15n からの直流電圧VBnは、給電経路Ln1を経由し、突入電流防止回路102n を介してユニット側制御部17n へ供給される。このとき、主電源12n のAC/DC変換機能がオフ状態にあり、主電源12n からは、直流電圧VDCn が出力されていないものとする。
【0067】
そして、主制御部30の起動スイッチ(図示略)が押下されると、所定のシーケンスに従って、主制御部30からは、インタフェース181 〜18n を介して、ユニット側制御部171 〜17n のそれぞれへオン信号が送信される。そして、上記オン信号を受信すると、ユニット側制御部171 は、主電源制御部131 へオン信号を送信する。このオン信号を受信すると、主電源制御部131 は、主電源121 のAC/DC変換機能をオンにする。これにより、主電源121 は、給電端子TA1 に給電されている商用交流電圧VACを直流電圧VDC1 に変換した後、これをダイオード141 およびケーブル(図示略)を介して、負荷20へ供給する。
【0068】
また、電源ユニット1011 の動作と並行して、電源ユニット1012 (図示略)〜101n においても、電源ユニット1011 と同様の動作が行われる。すなわち、主制御部30からのオン信号を受信すると、ユニット側制御部17n は、主電源制御部13n へオン信号を送信する。このオン信号を受信すると、主電源制御部13n は、主電源12n のAC/DC変換機能をオンにする。これにより、主電源12n は、給電端子TAn に給電されている商用交流電圧VACを直流電圧VDCn に変換した後、これをダイオード14n およびケーブル(図示略)を介して、負荷20へ供給する。
【0069】
ここで、制御電源151 に異常が発生すると、制御電源151 から主電源制御部131およびユニット側制御部171 への直流電圧の供給が停止する。このとき、ユニット側制御部171には、給電経路L11に代えてバックアップ用給電経路L12で、制御電源152 (図示略)〜15n からのバックアップ用直流電圧VB1’が供給される。したがって、ユニット側制御部171 は、制御電源151 の異常に関わらず、正常動作し続ける。
【0070】
また、ユニット側制御部171 は、主電源制御部131 との間で通信ができないという通信異常状態になる。これにより、ユニット側制御部171 は、電源ユニット1011 内部で異常が発生したことを示す異常検出信号をインタフェース181 を介して主制御部30へ送信する。この異常検出信号を受信すると、主制御部30は、電源ユニット1011 に異常が発生したことを示す電源ユニット異常アラームを報知する。
【0071】
以上説明したように、実施の形態1によれば、自電源ユニット(たとえば、電源ユニット1011 )内の制御電源151 からの直流電圧VB1に加えて、他の電源ユニット1012 〜101n 内の制御電源152 (図示略)〜15n からもバックアップ用直流電圧VB1’をユニット側制御部171 へ並列的に供給するように構成したので、制御電源151 に異常が発生した場合であっても、ユニット側制御部171 が、他の制御電源152 〜15n からバックアップ用直流電圧VB1’の供給を受けることができ、電源ユニット1011 内の異常を外部に通知することができることから、信頼性を高めることができる。
【0072】
また、実施の形態1にかかる発明によれば、従来の電源装置40(図6参照)のように外部に外部制御電源501 および502 を別設した場合に比して、電源数、ケーブル数を減らすことができることから、コストを低減することができる。
【0073】
また、実施の形態1によれば、ダイオード141 〜14n 、ダイオード161 〜16n および突入電流防止回路1021 〜102n を設けて、電源ユニット1011 〜101n を活線接続した場合であっても、電源ユニット1011 〜101nへの突入電流の流入を防止するようにしたので、活線保守を安全に遂行することができる。
【0074】
(実施の形態2)
図2は、本発明にかかる実施の形態2の構成を示すブロック図である。図3は、同実施の形態2の具体的構成を示す回路図である。これらの図に示した電源装置200においては、図1の各部に対応する部分には同一の符号を付ける。図2においては、図1に示した電源ユニット1011 〜101n および制御電源151 〜15n 代えて、電源ユニット2011 〜201n および制御電源2031 〜203n が設けられているとともに、DC/DC変換部2021 〜202n が新たに設けられている。
【0075】
図3に示した主電源121 は、商用交流電圧VAC を全波整流するダイオードブリッジ回路209と、チョークコイル210と、後述するON/OFF制御部220によりスイッチング制御され、力率改善を行うためのスイッチング素子211と、平滑コンデンサ212と、ダイオード213と、変圧トランス214とを有している。さらに、変圧トランス214の一次側巻線214aには、直流電圧VDC1 を安定化させるためのスイッチング素子215が介挿されている。また、変圧トランス214の二次側巻線214bには、ダイオード216、217、チョークコイル218および平滑コンデンサ219からなる整流・平滑回路が接続されている。
【0076】
主電源制御部131 において、ON/OFF制御部220および221は、後述するユニット側制御部171 からのオン/オフ制御信号に基づいて、スイッチング素子211および215をオン/オフ制御する。電圧異常監視回路222は、基準直流電源223の基準直流電圧と直流電圧VDC1 とを比較した結果に基づいて、過電圧や低電圧といった電圧異常を監視する回路である。この電圧異常監視回路222は、電圧異常を検出した場合、監視結果として異常検出信号をユニット側制御部171 のMPU(Micro Processing Unit)240へ送信する。
【0077】
制御電源2031 は、主電源121 とDC/DC変換部31との間に介挿されており、主電源121 の平滑コンデンサ212の端子間電圧(直流電圧VD1 :例えば、380V)を入力とし、この直流電圧VD1 を所定値の直流電圧VA1 、直流電圧VC1 にそれぞれ変換するDC/DC変換機能を備えている。この制御電源2031 は、一次巻線224a、二次巻線224bおよび224cを有する変圧トランス224を備えている。この一次巻線224a には、直流電圧VA1 、直流電圧VC1 を安定化させるためのスイッチング素子225が介挿されている。このスイッチング素子225は、ON/OFF制御部226により、オン/オフ制御される。
【0078】
二次巻線224bには、ダイオード227および平滑コンデンサ228からなる整流・平滑回路が接続されている。この整流・平滑回路からの直流電圧VA1 は、主電源制御部131 の各部へ供給される。また、二次巻線224cには、ダイオード229および平滑コンデンサ230からなる整流・平滑回路が接続されている。この整流・平滑回路からの直流電圧VC1 は、ダイオード161 を介してDC/DC変換部31(主制御部30)へ供給される。
【0079】
電圧異常監視回路242は、基準直流電源243の基準直流電圧と直流電圧VC1 とを比較した結果に基づいて、過電圧や低電圧といった電圧異常を監視する回路である。この電圧異常監視回路242は、電圧異常を検出した場合、監視結果として異常検出信号をユニット側制御部171 のMPU240へ送信する。
【0080】
突入電流防止回路1021 は、抵抗231〜234、コンデンサ235およびスイッチング素子236から構成されており、抵抗231〜234およびコンデンサ235の時定数によりスイッチング素子236がオン/オフ制御されることにより、突入電流を抑制する。
【0081】
DC/DC変換部2021 は、図4に示したように、入力される直流電圧VB1またはバックアップ用直流電圧VB1’を一定値の直流定電圧VIN1 に変換するというDC/DC変換機能を備えている。直流定電圧VIN1 は、ユニット側制御部171 の動作保証電圧であり、たとえば、5Vである。DC/DC変換部2021 は、コンデンサ237、238およびレギュレータ239から構成されており、このレギュレータ239は、直流定電圧VIN1 を安定化させるための電源素子である。
【0082】
ユニット側制御部171 は、インタフェース181 を介して主制御部30に接続されており、主電源制御部131 と主制御部30との間の通信インタフェースをとる。このユニット側制御部171 は、MPU240およびインタフェース制御部241から構成されている。
【0083】
具体的には、インタフェース制御部241は、主制御部30からのオン/オフ制御信号をインタフェース181 を介して受信しこれをMPU240に渡す。MPU240は、上記オン/オフ制御信号を主電源制御部131 のON/OFF制御部220および221へ送信する。また、MPU240は、主電源制御部131 の電圧異常監視回路222、242からの異常検出信号を受信しこれをインタフェース制御部241に渡す。インタフェース制御部241は、上記異常検出信号をインタフェース181 を介して主制御部30へ送信する。
【0084】
同様にして、電源ユニット201n において、DC/DC変換部202n は、図4に示したように、入力される直流電圧VBn またはバックアップ用直流電圧VBn’を一定値の直流定電圧VINn に変換する。直流定電圧VINn は、ユニット側制御部17n の動作保証電圧であり、たとえば、5Vである。制御電源203n は、主電源12n とDC/DC変換部31との間に介挿されており、主電源12n からの直流電圧VDn (例えば、380V)を入力とし、この直流電圧VDn を所定値の直流電圧VAn 、直流電圧VCn にそれぞれ変換するDC/DC変換機能を備えている。なお、電源ユニット201n の各部の詳細な構成は、前述した電源ユニット2011 の各部の詳細な構成と同一である。
【0085】
上記構成において、図2に示した給電端子TA1 に給電された商用交流電圧VACは、制御電源2031 により直流電圧VA1、直流電圧VB1および直流電圧VC1に変換される。これらの直流電圧VA1および直流電圧VC1は、主電源制御部131 およびDC/DC変換部31へ供給される。これにより、主電源制御部131 および主制御部30は、動作可能な状態になる。
【0086】
また、制御電源2031 からの直流電圧VB1は、給電経路L11を経由し、突入電流防止回路1021 を介してDC/DC変換部2021 へ供給される。ここで、給電経路L11におけるラインドロップは、経路長が短いため、ほぼ0Vである。また、直流電圧VB1は、図4に示した8Vであるものとする。そして、直流電圧VB1は、DC/DC変換部2021 により、図4に示した5Vの直流定電圧VIN1 に変換される。この直流定電圧VIN1 がユニット側制御部171 に供給されることにより、ユニット側制御部171 は、動作可能状態となる。このとき、主電源121 のAC/DC変換機能がオフ状態にあり、主電源121 からは、直流電圧VDC1 が出力されていないものとする。
【0087】
また、上記動作に並行して、電源ユニット2012 (図示略)〜201n においても、電源ユニット2011 と同様の動作が行われる。給電端子TAn に給電された商用交流電圧VACは、制御電源203n により直流電圧VAn、直流電圧VBnおよび直流電圧VCnに変換される。これらの直流電圧VAnおよび直流電圧VCnは、主電源制御部13n およびDC/DC変換部31へ供給される。これにより、主電源制御部13n および主制御部30は、動作可能な状態になる。
【0088】
また、制御電源203n からの直流電圧VBnは、給電経路Ln1を経由し、突入電流防止回路102n を介してDC/DC変換部202n へ供給される。ここで、給電経路Ln1におけるラインドロップは、経路長が短いため、ほぼ0Vである。また、直流電圧VBnは、図4に示した8Vであるものとする。そして、直流電圧VBnは、DC/DC変換部202n により、図4に示した5Vの直流定電圧VINn に変換される。この直流定電圧VINn がユニット側制御部17n に供給されることにより、ユニット側制御部17n は、動作可能状態となる。このとき、主電源12n のAC/DC変換機能がオフ状態にあり、主電源12n からは、直流電圧VDCn が出力されていないものとする。
【0089】
そして、主制御部30の起動スイッチ(図示略)が押下されると、所定のシーケンスに従って、主制御部30からは、インタフェース181 〜18n を介して、ユニット側制御部171 〜17n のそれぞれへオン信号が送信される。これにより、前述した動作を経て、主電源121 〜12n からは、直流電圧VDC1 〜VDCn が出力される。これらの直流電圧VDC1 〜VDCn は、直流電圧VDCとして負荷20へ供給される。
【0090】
ここで、図4に示した時刻t1 で制御電源2031 に異常が発生すると、制御電源2031 から主電源制御部131およびユニット側制御部171 への直流電圧の供給が停止する。このとき、DC/DC変換部2021 には、給電経路L11に代えてバックアップ用給電経路L12で、制御電源2032 (図示略)〜203n からのバックアップ用直流電圧VB1’が供給される。ここで、バックアップ用給電経路L12(ケーブル長)が長い場合、かかるバックアップ用給電経路L12でラインドロップVL が生じる。したがって、バックアップ用直流電圧VB1’は、図4に示したように、直流電圧VBn(直流電圧VB1)よりラインドロップVL 分だけ低下する。
【0091】
しかしながら、バックアップ用直流電圧VB1’は、DC/DC変換部2021 により、ラインドロップVL に関わらず、図4に示した一定の5Vの直流定電圧VIN1 に変換される。すなわち、DC/DC変換部2021 は、ラインドロップVL の電圧補償を行っているのである。したがって、ユニット側制御部171 には、制御電源2031 の異常に関わらず、図4に示した一定(5V)の直流定電圧VIN1 が常に供給されるのである。
【0092】
また、ユニット側制御部171 は、主電源制御部131 との間で通信ができないという通信異常状態になる。これにより、ユニット側制御部171 は、電源ユニット2011 内部で異常が発生したことを示す異常検出信号をインタフェース181 を介して主制御部30へ送信する。この異常検出信号を受信すると、主制御部30は、電源ユニット2011 に異常が発生したことを示す電源ユニット異常アラームを報知する。
【0093】
以上説明したように、実施の形態2によれば、DC/DC変換部2021 〜202n を設けてラインドロップ分を補償し、常に一定の直流定電圧VIN1 〜VINn をユニット側制御部171 〜17n に供給するようにしたので、さらに信頼性を高めることができる。
【0094】
以上本発明にかかる実施の形態1および2について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成例はこれらの実施の形態1および2に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。たとえば、実施の形態1および2では、AC/DC変換機能を備える電源装置について説明したが、AC/AC変換機能、DC/AC変換機能またはDC/DC変換機能を備える電源装置であってもよい。
【0095】
【発明の効果】
以上説明したように、本願発明の態様の一つによれば、自電源ユニット内の制御電源に加えて、他の電源ユニット内の制御電源からも自電源ユニット内の制御手段へ制御用電圧を並列的に供給するように構成したので、自電源ユニット内の制御電源に異常が発生した場合であっても、当該制御手段が、他の電源ユニット内の制御電源から制御用電圧の供給を受けることができ、自電源ユニット内の異常を外部に通知することができることから、信頼性を高めることができるという効果を奏する。
【0096】
また、本願発明の態様の一つによれば、他の電源ユニット内の制御電源からバックアップ用としての制御用電圧を自電源ユニット内の制御手段へ供給するように構成したので、従来のように外部に制御電源を別設した場合に比して、電源数、ケーブル数を減らすことができることから、コストを低減することができるという効果を奏する。
【0097】
また、本願発明の態様の一つによれば、変換手段を設けてラインドロップ分を補償し、常に一定の制御用電圧を制御手段に供給するようにしたので、さらに信頼性を高めることができるという効果を奏する。
【0098】
また、本願発明の態様の一つによれば、突入電流防止手段を設けて、電源ユニットを活線接続した場合であっても、電源ユニットへの突入電流の流入を防止するようにしたので、活線保守を安全に遂行することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施の形態1の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明にかかる実施の形態2の構成を示すブロック図である。
【図3】同実施の形態2の具体的構成を示す回路図である。
【図4】同実施の形態2における電圧特性を示す図である。
【図5】従来の電源装置10の構成を示すブロック図である。
【図6】従来の電源装置40の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
141 〜14n 、161 〜16n ダイオード
100 電源装置
1011 〜101n 電源ユニット
1021 〜102n 突入電流防止回路
200 電源装置
2011 〜201n 電源ユニット
2021 〜202n DC/DC変換部

Claims (7)

  1. 制御装置と負荷と他の電源装置に接続されるとともに、前記制御装置の制御により前記負荷に電圧を供給する電源装置において、
    前記負荷に第1の電圧を供給するとともに、第2の電圧を出力する主電源部と、
    前記主電源部の制御を行う主電源制御部と、
    前記制御装置に接続され、前記制御装置が出力する制御信号に基づいて前記電源装置の制御を行う電源装置制御部と、
    前記主電源部が出力する第2の電圧を入力して、前記主電源制御部に第3の電圧を供給するとともに、第4の電圧を出力する制御電源部と、
    レギュレータを備え、前記制御電源部が出力する第4の電圧又は前記他の電源装置が出力する第5の電圧を前記レギュレータに入力することにより、前記第4の電圧又は前記第5の電圧の値に関わらず、前記電源装置制御部に一定の第6の電圧を前記レギュレータから出力するDC/DC変換部と
    を有することを特徴とする電源装置。
  2. 前記制御電源部の出力端子と前記他の電源装置の出力端子は互いに接続されるとともに、
    前記電源装置はさらに
    前記制御電源部から出力される第4の電圧又は前記他の電源装置から出力される前記第5の電圧を入力して、突入電流が抑止された第4の電圧又は第5の電圧を、前記DC/DC変換部に供給する突入電流防止回路を有することを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 前記制御電源部の出力端子は、前記他の電源装置から出力される第5の電圧が、前記制御電源部に印加されることによる逆電流の前記制御電源部への流入を防止する逆電流防止部を介して前記他の電源装置の出力端子に接続されることを特徴とする請求項2記載の電源装置。
  4. 制御装置と、負荷に並列接続される第1の電源装置と第2の電源装置を有するとともに、前記制御装置の制御により前記負荷に電圧を供給する電源システムにおいて、
    前記第1の電源装置は、
    前記負荷に第1の電圧を供給するとともに、第2の電圧を出力する第1の主電源部と、
    前記第1の主電源部の制御を行う第1の主電源制御部と、
    前記制御装置に接続され、前記制御装置が出力する制御信号に基づいて前記第1の電源装置の制御を行う第1の電源装置制御部と、
    前記第1の主電源部が出力する第2の電圧を入力して、前記第1の主電源制御部に第3の電圧を供給するとともに、第4の電圧を出力する第1の制御電源部と、
    第1のレギュレータを備え、前記第1の制御電源部が出力する第4の電圧又は前記第2の電源装置が出力する第5の電圧を前記第1のレギュレータに入力することにより、前記第4の電圧又は前記第5の電圧の値に関わらず、前記第1の電源装置制御部に一定の第6の電圧を前記第1のレギュレータから出力する第1のDC/DC変換部と
    を有し、
    前記第2の電源装置は、
    前記負荷に第1の電圧を供給するとともに、第2の電圧を出力する第2の主電源部と、
    前記第2の主電源部の制御を行う第2の主電源制御部と、
    前記制御装置に接続され、前記制御装置が出力する制御信号に基づいて前記第2の電源装置の制御を行う第2の電源装置制御部と、
    前記第2の主電源部が出力する第2の電圧を入力して、前記第2の主電源制御部に第3の電圧を供給するとともに、第4の電圧を出力する第2の制御電源部と、
    第2のレギュレータを備え、前記第1の制御電源部が出力する第4の電圧又は前記第2の電源装置が出力する第5の電圧を前記第2のレギュレータに入力することにより、前記第4の電圧又は前記第5の電圧の値に関わらず、前記第2の電源装置制御部に一定の第6の電圧を前記第2のレギュレータから出力する第2のDC/DC変換部と
    を有することを特徴とする電源システム。
  5. 前記第1の制御電源部の出力端子と前記第2の電源装置の出力端子は互いに接続されるとともに、
    前記第1の電源装置はさらに
    前記第1の制御電源部から出力される第4の電圧又は前記第2の電源装置から出力される前記第5の電圧を入力して、突入電流が抑止された第4の電圧又は第5の電圧を、前記第1のDC/DC変換部に供給する第1の突入電流防止回路を有し、
    前記第2の電源装置はさらに
    前記第1の制御電源部から出力される第4の電圧又は前記第2の電源装置から出力される前記第5の電圧を入力して、突入電流が抑止された第4の電圧又は第5の電圧を、前記第2のDC/DC変換部に供給する第2の突入電流防止回路を有することを特徴とする請求項4記載の電源システム。
  6. 前記第1の制御電源部の出力端子は、前記第2の電源装置から出力される第5の電圧が、前記第1の制御電源部の出力端子に印加されることによる逆電流の前記第1の制御電源部への流入を防止する第1の逆電流防止部を介して前記第2の電源装置の出力端子に接続されるとともに、
    前記第2の制御電源部の出力端子は、前記第1の電源装置から出力される第4の電圧が、前記第2の制御電源部の出力端子に印加されることによる逆電流の前記第2の制御電源部への流入を防止する第2の逆電流防止部を介して前記第1の電源装置の出力端子に接続されることを特徴とする請求項5記載の電源システム。
  7. 制御装置と負荷と他の電源装置に接続されるとともに、前記制御装置の制御により前記負荷に電圧を供給する電源装置の制御方法において、
    前記電源装置が有する主電源制御部の制御により、前記電源装置が有する主電源部が、前記負荷に第1の電圧を供給するとともに、第2の電圧を出力するステップと、
    前記電源装置が有する制御電源部が、前記主電源部が出力する第2の電圧を入力して、前記主電源制御部に第3の電圧を供給するとともに、第4の電圧を出力するステップと、 レギュレータを備えるDC/DC変換部が、前記制御電源部が出力する第4の電圧又は前記他の電源装置が出力する第5の電圧を前記レギュレータに入力することにより、前記第4の電圧又は前記第5の電圧の値に関わらず、前記制御装置と接続される電源装置制御部に一定の第6の電圧を前記レギュレータから出力するステップと、
    前記電源装置制御部が、前記制御装置が出力する制御信号に基づいて前記電源装置の制御を行うステップと
    を有することを特徴とする電源装置の制御方法。
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