JPH0632786Y2 - 安定化直流電源装置の並列回路 - Google Patents
安定化直流電源装置の並列回路Info
- Publication number
- JPH0632786Y2 JPH0632786Y2 JP1988056413U JP5641388U JPH0632786Y2 JP H0632786 Y2 JPH0632786 Y2 JP H0632786Y2 JP 1988056413 U JP1988056413 U JP 1988056413U JP 5641388 U JP5641388 U JP 5641388U JP H0632786 Y2 JPH0632786 Y2 JP H0632786Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- circuit
- signal
- self
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Dc-Dc Converters (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
Description
本考案はスイッチング電源装置の並列運転時における障
害の判別に関するものである。
害の判別に関するものである。
従来、スイッチング電源を並列に接続し運転する場合、
第1図に示すように各ユニット(1〜n)の出力端子を
ダイオードオアD0で接続し、ダイオードD0のアノー
ド電位を検出し、各ユニットの障害を判別していたの
で、例えば電源ユニットの一つを5V−300Aとすると、ダ
イオードドロップが0.5Vの時は 0.5×300=150となり150Wの損失となり効率が10%悪く
なり、大きな発熱を生じる。このため従来の方法では効
率が悪く、装置が大型化しコストが高かった。
第1図に示すように各ユニット(1〜n)の出力端子を
ダイオードオアD0で接続し、ダイオードD0のアノー
ド電位を検出し、各ユニットの障害を判別していたの
で、例えば電源ユニットの一つを5V−300Aとすると、ダ
イオードドロップが0.5Vの時は 0.5×300=150となり150Wの損失となり効率が10%悪く
なり、大きな発熱を生じる。このため従来の方法では効
率が悪く、装置が大型化しコストが高かった。
本考案の目的は、ダイオードオア接続なしで、出力端子
を直接接続した状態で障害を判別できる装置を提供する
ものである。
を直接接続した状態で障害を判別できる装置を提供する
ものである。
Aは本考案の要部を構成する判別器で、出力端子に接続
された自己出力モニター回路10とそれに接続された比較
器2、比較器3、出力端子と接続された比較器1とで異
常を検出しその信号を総合判定回路に送って、異常のあ
るスイッチング電源装置を判定する。自己出力モニター
回路10は自己過電圧又は自己発振異常状態に応じて電位
の異なるモニター信号(イ)又は(ロ)を送出する。
された自己出力モニター回路10とそれに接続された比較
器2、比較器3、出力端子と接続された比較器1とで異
常を検出しその信号を総合判定回路に送って、異常のあ
るスイッチング電源装置を判定する。自己出力モニター
回路10は自己過電圧又は自己発振異常状態に応じて電位
の異なるモニター信号(イ)又は(ロ)を送出する。
次に、比較器の作用について説明する。 比較器1は自己のユニット及び他のユニットの出力端子
の過電圧を検出する回路で、出力端子E0からの信号
(ハ)が入力され基準電圧VF1との比較を行ない、出力
端子電圧が基準電圧よりも高い場合、すなわち、他のユ
ニットの出力電圧が過電圧となった時は、ハイレベルH
の信号を送出し、総合判定比較器7は自己のユニット異
常なしの判定をする機能を持たせている。出力端子電圧
が基準電圧よりも低い場合ローレベルLの信号を送出
し、正常運転していることを示す。 比較器2は自己のユニットの起電力の過電圧を検出する
回路で、自己の出力電圧をモニター回路10からの信号
(イ)(ロ)を基準電圧VF2と比較し自己ユニットが過電圧の
時はローレベルLの信号を送出し、ダイオード5を通し
て総合判定比較器7の入力はLレベルとなり自己のユニ
ットに異常ありの判定を行う。自己の出力端子電圧が基
準電圧よりも低い場合ハイレベルHの信号が送出し正常
運転であることを示す。 比較器3は自己が発振しているかを検出するもので、比
較器2と同じく出力端子電圧とは関係無く、自己の出力
電圧をモニター回路10からの信号(イ)(ロ)を基準電圧VF3
と比較し、自己ユニットが発振しているのを検出した場
合、Hレベルの信号を送出し、異常なしの判定をする。
他のユニットからの出力電圧が高くなり、自己のユニッ
トの制御によりドライブパルスを消してしまうことがあ
るが、そのとき比較器3はローレベルLの信号を送出す
ることがあるが、ダイオード6でカットされる。 7は総合判定比較器で前記比較器1〜3の信号がそれぞ
れダイオード4〜6を通して入力され、ハイレベルHの
信号が入力されるとハイレベルの信号を送出し自己のユ
ニットに異常なしの判定を行う。ローレベルの信号Lが
入力されると出力にローレベルの信号を送出し、自己の
ユニットに異常ありの判定を行う。ダイオード8のカソ
ードには自己ユニットで過電圧、発振停止以外の保護回
路からの信号が入力され、それらが働くとローレベルL
になるような回路にしておく。
の過電圧を検出する回路で、出力端子E0からの信号
(ハ)が入力され基準電圧VF1との比較を行ない、出力
端子電圧が基準電圧よりも高い場合、すなわち、他のユ
ニットの出力電圧が過電圧となった時は、ハイレベルH
の信号を送出し、総合判定比較器7は自己のユニット異
常なしの判定をする機能を持たせている。出力端子電圧
が基準電圧よりも低い場合ローレベルLの信号を送出
し、正常運転していることを示す。 比較器2は自己のユニットの起電力の過電圧を検出する
回路で、自己の出力電圧をモニター回路10からの信号
(イ)(ロ)を基準電圧VF2と比較し自己ユニットが過電圧の
時はローレベルLの信号を送出し、ダイオード5を通し
て総合判定比較器7の入力はLレベルとなり自己のユニ
ットに異常ありの判定を行う。自己の出力端子電圧が基
準電圧よりも低い場合ハイレベルHの信号が送出し正常
運転であることを示す。 比較器3は自己が発振しているかを検出するもので、比
較器2と同じく出力端子電圧とは関係無く、自己の出力
電圧をモニター回路10からの信号(イ)(ロ)を基準電圧VF3
と比較し、自己ユニットが発振しているのを検出した場
合、Hレベルの信号を送出し、異常なしの判定をする。
他のユニットからの出力電圧が高くなり、自己のユニッ
トの制御によりドライブパルスを消してしまうことがあ
るが、そのとき比較器3はローレベルLの信号を送出す
ることがあるが、ダイオード6でカットされる。 7は総合判定比較器で前記比較器1〜3の信号がそれぞ
れダイオード4〜6を通して入力され、ハイレベルHの
信号が入力されるとハイレベルの信号を送出し自己のユ
ニットに異常なしの判定を行う。ローレベルの信号Lが
入力されると出力にローレベルの信号を送出し、自己の
ユニットに異常ありの判定を行う。ダイオード8のカソ
ードには自己ユニットで過電圧、発振停止以外の保護回
路からの信号が入力され、それらが働くとローレベルL
になるような回路にしておく。
自己出力モニター回路は本考案では実開平1−162789号
の回路を使用した。第2図は本考案の一実施例回路図
で、EDCは直流電源、T1はトランス、Q1は半導体スイッ
チ、D1,D2は出力整流器、L1は出力平滑用チョーク、C1
は出力平滑用コンデンサ、CONTは制御回路である。
の回路を使用した。第2図は本考案の一実施例回路図
で、EDCは直流電源、T1はトランス、Q1は半導体スイッ
チ、D1,D2は出力整流器、L1は出力平滑用チョーク、C1
は出力平滑用コンデンサ、CONTは制御回路である。
本考案はスイッチング電源装置の並列運転時において、
ダイオードオアを接続せずに、各ユニットの障害を判別
することが可能となり電源の効率UP、電源の小型化に寄
与し産業上利用可能性大である。
ダイオードオアを接続せずに、各ユニットの障害を判別
することが可能となり電源の効率UP、電源の小型化に寄
与し産業上利用可能性大である。
第1図は、従来のスイッチング電源装置並列運転図、第
2図は本考案一実施例回路図である。 図において、1、2、3は比較器、4、5、6、8はダ
イオード、7は総合判定比較器、9は抵抗、10は自己出
力モニター回路、VF1,VF2,VF3は比較器1、2、3の基
準電圧でVF4は総合比較器7の基準電圧である。
2図は本考案一実施例回路図である。 図において、1、2、3は比較器、4、5、6、8はダ
イオード、7は総合判定比較器、9は抵抗、10は自己出
力モニター回路、VF1,VF2,VF3は比較器1、2、3の基
準電圧でVF4は総合比較器7の基準電圧である。
Claims (1)
- 【請求項1】直流電源と出力トランスの一次巻線に直列
接続されたスイッチング素子と前記トランスの二次巻線
側出力を整流する整流器と前記整流出力を平滑するチョ
ークコイルと、前記平滑出力と基準電源を比較して前記
スイッチング素子の導通幅を制御する制御回路を持つ直
流安定化電源装置の並列回路において、自己機及び他機
の異常を判定する判別器を有し、前記判別器は出力端子
間の電圧信号と基準電圧を比較する第一の比較回路と、
前記チョークコイルの前端より電位の異なる信号を検出
する自己出力モニター回路と、前記自己出力モニター回
路の出力信号と基準信号を比較し自己の過電圧を検出す
る第2の比較回路及び自己出力モニター回路の出力信号
と基準信号を比較して自己が発振していることを検出す
る第3の比較回路よりなり、第1及び第3の比較回路出
力は出力方向に対し順方向ダイオードを介し、第2の比
較回路出力は出力方向に対し逆方向ダイオードを介し、
それぞれ並列接続し総合判定する比較器7に接続して信
号を送出する機能を有する安定化直流電源装置の並列回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988056413U JPH0632786Y2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 安定化直流電源装置の並列回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988056413U JPH0632786Y2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 安定化直流電源装置の並列回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01162786U JPH01162786U (ja) | 1989-11-13 |
JPH0632786Y2 true JPH0632786Y2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=31282293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988056413U Expired - Lifetime JPH0632786Y2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 安定化直流電源装置の並列回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632786Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6726121B2 (ja) * | 2017-02-28 | 2020-07-22 | 株式会社デンソー | 電力変換システム |
-
1988
- 1988-04-27 JP JP1988056413U patent/JPH0632786Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01162786U (ja) | 1989-11-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2164160B1 (en) | Voltage reduction detection circuit and switching power supply system | |
WO1982003137A1 (en) | Power supply diagnostic system | |
JP2000184718A (ja) | スイッチング電源装置 | |
JPH0632786Y2 (ja) | 安定化直流電源装置の並列回路 | |
JP4851183B2 (ja) | 過電流検出機能を備えたコンデンサ入力型整流回路及びそれを用いたインバータ装置 | |
JPH0241274B2 (ja) | ||
JP2003070183A (ja) | 停電バックアップ電源装置 | |
JP2659758B2 (ja) | 並列運転制御方法 | |
JPH10341570A (ja) | 電源故障検出回路 | |
JPH09298875A (ja) | 産業ロボット・コントローラ用電源装置 | |
JPH07177738A (ja) | 過電圧検出回路 | |
JPH07213060A (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP2001057779A (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP3033712B2 (ja) | 電源故障検出方式 | |
JP2998715B2 (ja) | 電源装置及び電源装置制御方法 | |
JPH11136944A (ja) | 電源装置 | |
JPH02106128A (ja) | 電源システム | |
JPH0729741Y2 (ja) | 電源回路のプロテクタ回路 | |
JP2550199B2 (ja) | 情報処理装置の給電システム | |
JP2885702B2 (ja) | 電源故障検出方式 | |
JPH07245941A (ja) | スイッチング電源装置 | |
JPH01133570A (ja) | 過電圧検出回路 | |
JPH1042488A (ja) | 電源装置 | |
JPH0116389Y2 (ja) | ||
JP2000322133A (ja) | スイッチング電源回路 |