JPH0459646B2 - - Google Patents
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- JPH0459646B2 JPH0459646B2 JP62217637A JP21763787A JPH0459646B2 JP H0459646 B2 JPH0459646 B2 JP H0459646B2 JP 62217637 A JP62217637 A JP 62217637A JP 21763787 A JP21763787 A JP 21763787A JP H0459646 B2 JPH0459646 B2 JP H0459646B2
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Landscapes
- Dc-Dc Converters (AREA)
- Power Sources (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
計算機などのDC−DCコンバータを用いた電源
装置における停電検出回路に関し、 停電と電源異常による電圧低下とを区別して停
電のみに応答し、安定出力動作を保障できる入力
平滑コンデンサ電圧の範囲内でかつ、最適なタイ
ミングで停電検出信号を送出できる停電検出回路
を実現することを目的とし、 そのため入力平滑コンデンサの電圧を高低2つ
の閾値で監視し、停電時に低下する電圧が高い方
の閾値を通過したときタイマを起動し、タイマの
タイムアツプで停電検出信号を出力するが、その
前に電圧が急激に低下して低い方の閾値に達すれ
ばタイマをリセツトし、停電検出を行なわない構
成とする。
装置における停電検出回路に関し、 停電と電源異常による電圧低下とを区別して停
電のみに応答し、安定出力動作を保障できる入力
平滑コンデンサ電圧の範囲内でかつ、最適なタイ
ミングで停電検出信号を送出できる停電検出回路
を実現することを目的とし、 そのため入力平滑コンデンサの電圧を高低2つ
の閾値で監視し、停電時に低下する電圧が高い方
の閾値を通過したときタイマを起動し、タイマの
タイムアツプで停電検出信号を出力するが、その
前に電圧が急激に低下して低い方の閾値に達すれ
ばタイマをリセツトし、停電検出を行なわない構
成とする。
本発明は、計算機用電源装置等に用いられる
DC−DCコンバータの停電検出回路に関するもの
である。
DC−DCコンバータの停電検出回路に関するもの
である。
多くの計算機では、停電によるデータの破壊を
防ぐため、停電発生時に処理中のデータを退避
し、復旧を容易にする停電対応制御を行なつてい
ます。
防ぐため、停電発生時に処理中のデータを退避
し、復旧を容易にする停電対応制御を行なつてい
ます。
一方、計算機用電源装置は停電の際に負荷量に
よつてきまる比較的短い時間の間計算機の動作を
保障できる出力電圧を保持し続ける機能をもつて
おり、この時間内に停電が復旧したならば、計算
機の停電対応制御を開始しないことが望ましい。
よつてきまる比較的短い時間の間計算機の動作を
保障できる出力電圧を保持し続ける機能をもつて
おり、この時間内に停電が復旧したならば、計算
機の停電対応制御を開始しないことが望ましい。
このため、停電検出回路は、必要最小限の停電
のみを計算機に通知する必要がある。
のみを計算機に通知する必要がある。
第4図に、DC−DCコンバータを用いた従来の
計算機用電源装置の1例を示す。
計算機用電源装置の1例を示す。
図において、1はAC電圧源、2は入力整流回
路、3は入力平滑コンデンサ、4はスイツチング
トランス、5はスイツチングトランジスタ、6は
スイツチング制御回路、7は出力整流回路、8は
チヨークコイル、9は出力平滑コンデンサ、10
はACトランス、11は停電検出回路、12は計
算機である。
路、3は入力平滑コンデンサ、4はスイツチング
トランス、5はスイツチングトランジスタ、6は
スイツチング制御回路、7は出力整流回路、8は
チヨークコイル、9は出力平滑コンデンサ、10
はACトランス、11は停電検出回路、12は計
算機である。
簡単に動作を説明すると、AC電圧源1から供
給されるAC電圧は、入力整流回路2で全波整流
され、入力平滑コンデンサ3で平滑されて、スイ
ツチングトランス4の一次側に印加され、スイツ
チング制御回路6によりスイツチング制御されて
いるスイツチングトランジスタ5により電流をオ
ン,オフされる。
給されるAC電圧は、入力整流回路2で全波整流
され、入力平滑コンデンサ3で平滑されて、スイ
ツチングトランス4の一次側に印加され、スイツ
チング制御回路6によりスイツチング制御されて
いるスイツチングトランジスタ5により電流をオ
ン,オフされる。
この結果、スイツチングトランス4の二次側に
パルス電圧が誘起される。このパルス電圧は、出
力整流回路7により整流され、チヨークコイル8
および出力平滑コンデンサ9により平滑されて、
出力DC電圧として計算機12に供給される。
パルス電圧が誘起される。このパルス電圧は、出
力整流回路7により整流され、チヨークコイル8
および出力平滑コンデンサ9により平滑されて、
出力DC電圧として計算機12に供給される。
スイツチング制御回路6は、DC出力電圧のレ
ベルを監視し、目標値に対する誤差電圧を生成し
て、スイツチングトランジスタ5を駆動するパル
スの幅あるいは周波数等を変化させ、定電圧制御
を行なう。
ベルを監視し、目標値に対する誤差電圧を生成し
て、スイツチングトランジスタ5を駆動するパル
スの幅あるいは周波数等を変化させ、定電圧制御
を行なう。
停電検出回路11は、AC電圧源1から供給さ
れるAC電圧の振幅を、ACトランス10を介して
監視し、予め定められた閾値以下に低下した場
合、一定時間後に停電発生と判定し、計算機12
は、停電検出信号により割り込まれると、所定の
停電対応制御を実行する。
れるAC電圧の振幅を、ACトランス10を介して
監視し、予め定められた閾値以下に低下した場
合、一定時間後に停電発生と判定し、計算機12
は、停電検出信号により割り込まれると、所定の
停電対応制御を実行する。
第5図のa,bに、第4図の従来例装置中の停
電検出回路11による停電検出動作時の動作タイ
ミングを示す。
電検出回路11による停電検出動作時の動作タイ
ミングを示す。
第5図のaは、入力AC電圧の変化を示す。停
電により入力AC電圧のレベルがt0の時点で閾値
以下に低下したとき、停電検出回路11は内部の
タイマ(図示省略)を起動して、一定時間後のt1
に停電検出信号を発生する。
電により入力AC電圧のレベルがt0の時点で閾値
以下に低下したとき、停電検出回路11は内部の
タイマ(図示省略)を起動して、一定時間後のt1
に停電検出信号を発生する。
第5図のbは、入力平滑コンデンサ3のDC電
圧変化を示す。図aのt0で入力AC電圧のレベル
が閾値以下に低下した後、入力平滑コンデンサ3
のDC電圧は、軽負荷の場合緩やかに低下し、停
電検出信号および発振停止制御信号を発生したt1
の後のt2の時点で、計算機に対して安定出力動作
を保障できるレベル以下に下るが、重負荷の場合
には急激に低下し、t1より前のt2′の時点で安定
出力動作を保障できるレベル(以後、安定出力動
作保障レベルという)以下となる。
圧変化を示す。図aのt0で入力AC電圧のレベル
が閾値以下に低下した後、入力平滑コンデンサ3
のDC電圧は、軽負荷の場合緩やかに低下し、停
電検出信号および発振停止制御信号を発生したt1
の後のt2の時点で、計算機に対して安定出力動作
を保障できるレベル以下に下るが、重負荷の場合
には急激に低下し、t1より前のt2′の時点で安定
出力動作を保障できるレベル(以後、安定出力動
作保障レベルという)以下となる。
通常の停電は、短時間で回復する電圧低下(瞬
断)であることが多いため、停電検出信号の発生
タイミングt1は、出力DC電圧が安定出力動作保
障レベルに達する前であつてかつ停電処理が行わ
れるのに必要な時間を残し、できるだけ後の時点
まで遅らされることが、無駄な停電対応制御を行
なわずに済ますために望まれる。
断)であることが多いため、停電検出信号の発生
タイミングt1は、出力DC電圧が安定出力動作保
障レベルに達する前であつてかつ停電処理が行わ
れるのに必要な時間を残し、できるだけ後の時点
まで遅らされることが、無駄な停電対応制御を行
なわずに済ますために望まれる。
第4図の従来例では、停電検出回路11が、入
力AC電圧の振幅を監視して停電検出を行なつて
いるが、他方、入力平滑コンデンサ3のDC電圧
を、スイツチングトランスを介して監視し、停電
検出を行なうようにしたものもあつた。この場
合、入力平滑コンデンサ3のDC電圧は、停電発
生時に入力AC電圧が低下するのに追従して低下
するが、電源異常等の理由によりスイツチングト
ランスの出力がなくなつた場合においても停電と
して処理が行われてしまう。
力AC電圧の振幅を監視して停電検出を行なつて
いるが、他方、入力平滑コンデンサ3のDC電圧
を、スイツチングトランスを介して監視し、停電
検出を行なうようにしたものもあつた。この場
合、入力平滑コンデンサ3のDC電圧は、停電発
生時に入力AC電圧が低下するのに追従して低下
するが、電源異常等の理由によりスイツチングト
ランスの出力がなくなつた場合においても停電と
して処理が行われてしまう。
従来のDC−DCコンバータを用いた計算機用電
源装置において、入力AC電圧を監視してそのレ
ベルが閾値以下に低下したことを検出して一定時
間後に停電検出信号を発生する方式の停電検出回
路では停電検出信号発生タイミングが、その時点
での入力AC電圧のレベルや負荷の大きさに依存
しないため、たとえば特に軽負荷の場合には、入
力平滑コンデンサの電圧低下が極めて緩やかにな
るから安定出力動作保障レベルまでにまだ十分に
余裕があるにもかかわらず、定められた一定時間
後に停電検出信号が発生され、また重負荷時に
は、停電検出信号を発生する前に出力DC電圧が
安定出力動作保障レベル以下に低下してしまい、
計算機が停電対応制御を正常に実行できなくなる
ため、入力平滑コンデンサ3の容量を大きくする
必要が生じるという問題があつた。
源装置において、入力AC電圧を監視してそのレ
ベルが閾値以下に低下したことを検出して一定時
間後に停電検出信号を発生する方式の停電検出回
路では停電検出信号発生タイミングが、その時点
での入力AC電圧のレベルや負荷の大きさに依存
しないため、たとえば特に軽負荷の場合には、入
力平滑コンデンサの電圧低下が極めて緩やかにな
るから安定出力動作保障レベルまでにまだ十分に
余裕があるにもかかわらず、定められた一定時間
後に停電検出信号が発生され、また重負荷時に
は、停電検出信号を発生する前に出力DC電圧が
安定出力動作保障レベル以下に低下してしまい、
計算機が停電対応制御を正常に実行できなくなる
ため、入力平滑コンデンサ3の容量を大きくする
必要が生じるという問題があつた。
これに対して、入力平滑コンデンサにおける
DC電圧を、スイツチングトランスの二次側で監
視して、そのレベルが閾値以下に低下してから、
一定時間後に停電検出信号を発生する方式は、
DC−DCコンバータの発振停止等の電源異常も停
電として処理してしまい、電源異常時の制御と停
電時の制御を区別したい場合には不都合であつ
た。
DC電圧を、スイツチングトランスの二次側で監
視して、そのレベルが閾値以下に低下してから、
一定時間後に停電検出信号を発生する方式は、
DC−DCコンバータの発振停止等の電源異常も停
電として処理してしまい、電源異常時の制御と停
電時の制御を区別したい場合には不都合であつ
た。
本発明は、安定出力動作が保障できる電圧の範
囲内において、入力AC電圧のレベルや負荷の大
きさに応じた最適なタイミングで停電検出信号を
発生するとともに、停電と電源異常とを区別し、
停電にのみ応答する停電検出回路を提供すること
を目的とする。
囲内において、入力AC電圧のレベルや負荷の大
きさに応じた最適なタイミングで停電検出信号を
発生するとともに、停電と電源異常とを区別し、
停電にのみ応答する停電検出回路を提供すること
を目的とする。
本発明は、入力平滑コンデンサのDC電圧を、
第1の閾値と、第1の閾値よりも低い第2の閾値
とを用いて監視し、そのレベルが第1の閾値以下
に低下したときにタイマを起動し、一定時間経過
後に停電検出信号を発生させるとともに、さらに
タイマ動作時に監視レベルが第2の閾値よりも低
下したときには、低下速度が急激であることから
電源異常によるものと判定し、タイマ動作を停止
させて停電検出信号の発生を行なわせないように
するものである。
第1の閾値と、第1の閾値よりも低い第2の閾値
とを用いて監視し、そのレベルが第1の閾値以下
に低下したときにタイマを起動し、一定時間経過
後に停電検出信号を発生させるとともに、さらに
タイマ動作時に監視レベルが第2の閾値よりも低
下したときには、低下速度が急激であることから
電源異常によるものと判定し、タイマ動作を停止
させて停電検出信号の発生を行なわせないように
するものである。
第1図は、本発明の原理説明図である。
図において、
20は、DC−DCコンバータの入力平滑コンデ
ンサCiである。
ンサCiである。
21は、入力平滑コンデンサ20のDC電圧Ei
に比例する監視電圧Ei′を検出するための監視電
圧検出回路である。
に比例する監視電圧Ei′を検出するための監視電
圧検出回路である。
22は、監視電圧Ei′を分圧して、結果的に第
1の閾値Er1と第2の閾値Er2を設定するための2
つの分圧出力をもつ電圧分圧回路である。
1の閾値Er1と第2の閾値Er2を設定するための2
つの分圧出力をもつ電圧分圧回路である。
23は、第1の分圧された監視電圧Ei′と基準
電圧とを比較し、Er1≧Ei′となつたときにセツト
信号を出力する第1比較器である。
電圧とを比較し、Er1≧Ei′となつたときにセツト
信号を出力する第1比較器である。
24は、第2の分圧された監視電圧Ei′と基準
電圧とを比較し、Er2≧Ei′となつたときにリセツ
ト信号を出力する第2比較器である。
電圧とを比較し、Er2≧Ei′となつたときにリセツ
ト信号を出力する第2比較器である。
25は、第1および第2の比較器23,24に
基準電圧を供給する基準電圧源である。
基準電圧を供給する基準電圧源である。
26は、タイマであり、第1比較器23から出
力されるセツト信号により起動され、タイマ時間
T1の到来時に停電検出信号を出力する。ただし
タイマ動作中に第2比較器24からリセツト信号
が出力されるとリセツトされる。
力されるセツト信号により起動され、タイマ時間
T1の到来時に停電検出信号を出力する。ただし
タイマ動作中に第2比較器24からリセツト信号
が出力されるとリセツトされる。
第1図において、電圧分圧回路22は、Ei′と
比率K1,K2(K1<K2)との積の2つの分圧出力
K1Ei′,K2Ei′を生じ、それぞれ第1比較器23
と第2比較器24とに入力する。
比率K1,K2(K1<K2)との積の2つの分圧出力
K1Ei′,K2Ei′を生じ、それぞれ第1比較器23
と第2比較器24とに入力する。
第1比較器23は、基準電圧ErとK1Ei′とを比
較し、第2比較器24は、基準電圧ErとK2Ei′と
を比較する。これは、第1の閾値Er1をEr/K1、
第2の閾値Er2をEr/K2として、これらEr1,Er2
(Er1>Er2)によりEi′を監視していることと等価
である。
較し、第2比較器24は、基準電圧ErとK2Ei′と
を比較する。これは、第1の閾値Er1をEr/K1、
第2の閾値Er2をEr/K2として、これらEr1,Er2
(Er1>Er2)によりEi′を監視していることと等価
である。
DC−DCコンバータの正常動作中は
Ei′>Er1
Ei′>Er2
であり、タイマ26は非動作状態にある。
停電あるいは電源異常が発生すると、Ei′は低
下し、まず、 Ei′≦Er1 Ei′>Er2 となり、第1比較器23がセツト信号を出力して
タイマ26はセツトされ、タイマ時間TTMのタイ
マ動作を開始する。
下し、まず、 Ei′≦Er1 Ei′>Er2 となり、第1比較器23がセツト信号を出力して
タイマ26はセツトされ、タイマ時間TTMのタイ
マ動作を開始する。
タイマ26は、セツト信号がオンの間動作し、
停電がタイマ時間Tの到来以前に回復すると、セ
ツト信号はオフとなるのでタイマ動作は停止す
る。
停電がタイマ時間Tの到来以前に回復すると、セ
ツト信号はオフとなるのでタイマ動作は停止す
る。
そしてセツト信号がオンのままでタイマ時間
TTMが到来すると、停電検出信号が出力される。
TTMが到来すると、停電検出信号が出力される。
他方、発振停止などの電源異常の場合には、ス
イツチングトランスを介したエネルギー伝達が行
なわれないので、監視電圧Ei′が急激に低下し、
タイマ時間TTMの到来前に Ei′<Er1 Ei′≦Er2 となり、第2比較器24からリセツト信号が出力
されて、タイマ26はリセツトされ、停電検出信
号の発生が阻止される。
イツチングトランスを介したエネルギー伝達が行
なわれないので、監視電圧Ei′が急激に低下し、
タイマ時間TTMの到来前に Ei′<Er1 Ei′≦Er2 となり、第2比較器24からリセツト信号が出力
されて、タイマ26はリセツトされ、停電検出信
号の発生が阻止される。
タイマ時間TTMは、電源異常発生時の監視電圧
Ei′の急激な低下に応答させない作用とをもつ。
Ei′の急激な低下に応答させない作用とをもつ。
第2図は本発明の1実施例による停電検出回路
の構成図であり、第3図はその動作タイミング図
である。
の構成図であり、第3図はその動作タイミング図
である。
第2図において、Ciは入力平滑コンデンサ、
STはスイツチングトランス、Trはスイツチング
トランジスタ、D1ないしD3は整流用ダイオード、
CHはチヨークコイル、C0は出力平滑コンデン
サ、C1は監視電圧平滑コンデンサ、R1ないしR3
は分圧用抵抗、Drは基準電圧発生用ツエナダイ
オード、R4はバイアス用抵抗、COM1は停電検
出用の第1比較器、COM2は電源異常識別用の
第2比較器、C2はタイマ用コンデンサ、R5はタ
イマ用抵抗、SWはFETなどのタイマセツト用ア
ナログスイツチ、COM3はタイマ動作レベル検
出用の第3比較器、R6,R7はタイマ動作用閾値
Er3設定用の抵抗、ETはタイマ電圧である。
STはスイツチングトランス、Trはスイツチング
トランジスタ、D1ないしD3は整流用ダイオード、
CHはチヨークコイル、C0は出力平滑コンデン
サ、C1は監視電圧平滑コンデンサ、R1ないしR3
は分圧用抵抗、Drは基準電圧発生用ツエナダイ
オード、R4はバイアス用抵抗、COM1は停電検
出用の第1比較器、COM2は電源異常識別用の
第2比較器、C2はタイマ用コンデンサ、R5はタ
イマ用抵抗、SWはFETなどのタイマセツト用ア
ナログスイツチ、COM3はタイマ動作レベル検
出用の第3比較器、R6,R7はタイマ動作用閾値
Er3設定用の抵抗、ETはタイマ電圧である。
入力AC電圧を整流した結果のDC電圧Eiは、Ci
とSTとに印加されており、STはTrによりスイ
ツチングされる。Trには、図示されていないス
イツチング制御回路によりパルス幅あるいはパル
ス周波数等で制御されたスイツチング信号が印加
されている。
とSTとに印加されており、STはTrによりスイ
ツチングされる。Trには、図示されていないス
イツチング制御回路によりパルス幅あるいはパル
ス周波数等で制御されたスイツチング信号が印加
されている。
SWは、入力が正のとき開放(非導通)、負の
とき導通となる。
とき導通となる。
COM1が出力するセツト信号は正レベルであ
り、COM2が出力するリセツト信号は負レベル
である。セツト信号とリセツト信号が重畳される
とリセツト信号の負レベルが残り、SWは導通さ
れる。
り、COM2が出力するリセツト信号は負レベル
である。セツト信号とリセツト信号が重畳される
とリセツト信号の負レベルが残り、SWは導通さ
れる。
STの二次側に誘起された電圧は、D3で整流さ
れ、C1で平滑されて監視電圧Ei′を生成する。こ
のEi′はR1,R2,R3で分圧され、COM1にEi′
R3/(R1+R2+R3)を印加し、COM2にEi′
(R2+R3)/(R1+R2+R3)を印加する。
れ、C1で平滑されて監視電圧Ei′を生成する。こ
のEi′はR1,R2,R3で分圧され、COM1にEi′
R3/(R1+R2+R3)を印加し、COM2にEi′
(R2+R3)/(R1+R2+R3)を印加する。
COM1は、閾値Er以下の入力
Ei′R3/(R1+R2+R3)≦Er
を検出すると、正のセツト信号をSWに印加し、
SWを開放にしてR5を介して、C2の充電を開始さ
せる。
SWを開放にしてR5を介して、C2の充電を開始さ
せる。
COM2は、閾値Er以下の入力
Ei′(R2+R3)/(R1+R2+R3)≦Er
を検出すると負のリセツト信号をSWに印加し、
セツト信号が同時に存在していてもSWを導通に
してC2を短絡し、充電されている負荷を放電さ
せる。
セツト信号が同時に存在していてもSWを導通に
してC2を短絡し、充電されている負荷を放電さ
せる。
COM3は、C2のタイマ電圧ETが充電によりタ
イマ動作用閾値Er3を超えると、負のレベルの停
電検出信号を出力する。
イマ動作用閾値Er3を超えると、負のレベルの停
電検出信号を出力する。
次に第3図のa,bにより、停電発生時と電源
異常発生時の動作を説明する。
異常発生時の動作を説明する。
第3図aにおいて、停電発生とともにC1の監
視電圧Ei′は、Ciの出力DC電圧Eiの低下に比例し
て低下し、Ei′がCOM1の検出レベル(Er1)以
下に下つてからCOM2の検出レベル(Er2)に達
するまでの時間T1の間、C2をC2R2の時定数で充
電する。
視電圧Ei′は、Ciの出力DC電圧Eiの低下に比例し
て低下し、Ei′がCOM1の検出レベル(Er1)以
下に下つてからCOM2の検出レベル(Er2)に達
するまでの時間T1の間、C2をC2R2の時定数で充
電する。
C2の充電によりタイマ電圧ETが上昇し、C2,
R5,R6,R7で定まるタイマ時間T2後に閾値Er3に
達すると、COM3の出力の停電検出信号が負と
なり、COM2がリセツト信号を出力するまでの
時間T1−T2の間持続される。
R5,R6,R7で定まるタイマ時間T2後に閾値Er3に
達すると、COM3の出力の停電検出信号が負と
なり、COM2がリセツト信号を出力するまでの
時間T1−T2の間持続される。
重負荷時には、EiあるいはEi′の低下速度は大
きくなり、T1は短くなるが、それよりもT2を充
分に短く設定することにより、確実に停電検出信
号を送出することが可能となる。
きくなり、T1は短くなるが、それよりもT2を充
分に短く設定することにより、確実に停電検出信
号を送出することが可能となる。
また軽負荷時に、Ei′の低下速度は緩やかとな
り、COM1,COM2の検出タイミングもそれに
応じて遅くなるため、出力DC電圧が安定出力動
作を保障されているレベルにある期間を有効に利
用することができる。
り、COM1,COM2の検出タイミングもそれに
応じて遅くなるため、出力DC電圧が安定出力動
作を保障されているレベルにある期間を有効に利
用することができる。
第3図bの電源異常発生の場合には、Eiは低下
しないが、スイツチングトランスの二次側にある
Ei′はC1・(R1+R2+R3)の時定数で急激に低下
する。ここでEi′がEr1からEr2を通過する時間
Ti′よりも、T2を充分に長く設定しておけば、停
電検出信号の発生を阻止することができる。
しないが、スイツチングトランスの二次側にある
Ei′はC1・(R1+R2+R3)の時定数で急激に低下
する。ここでEi′がEr1からEr2を通過する時間
Ti′よりも、T2を充分に長く設定しておけば、停
電検出信号の発生を阻止することができる。
本発明によれば、負荷の状態や停電発生前の入
力AC電圧のレベルに応じて停電検出信号の出力
タイミングを適切に変化させることができ、また
電源異常と停電とを容易に切り分けることができ
る。
力AC電圧のレベルに応じて停電検出信号の出力
タイミングを適切に変化させることができ、また
電源異常と停電とを容易に切り分けることができ
る。
さらに本発明は、入力AC電圧を監視する場合
のようなACトランスやスイツチングトランスの
一次側・二次側間で信号を伝達する特別な手段を
必要としない利点をもつ。
のようなACトランスやスイツチングトランスの
一次側・二次側間で信号を伝達する特別な手段を
必要としない利点をもつ。
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明
実施例による停電検出回路の構成図、第3図は本
発明実施例による停電検出回路の動作タイミング
図、第4図は従来例の計算機用電源装置の構成
図、第5図は第4図の従来例装置の停電発生時の
動作タイミング図である。 第1図中、20は入力平滑コンデンサCi、21
は監視電圧検出回路、22は電圧分圧回路、23
は第1比較器、24は第2比較器、25は基準電
圧源、26はタイマ。
実施例による停電検出回路の構成図、第3図は本
発明実施例による停電検出回路の動作タイミング
図、第4図は従来例の計算機用電源装置の構成
図、第5図は第4図の従来例装置の停電発生時の
動作タイミング図である。 第1図中、20は入力平滑コンデンサCi、21
は監視電圧検出回路、22は電圧分圧回路、23
は第1比較器、24は第2比較器、25は基準電
圧源、26はタイマ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 DC−DCコンバータを用いた電源装置の停電
検出回路において、 停電監視のため入力平滑コンデンサ20のDC
電圧を検出する監視電圧検出回路21と、 第1の閾値を有し、監視電圧が第1の閾値より
も低下したときセツト信号を出力する第1比較器
23と、 第1の閾値よりも低いレベルの第2の閾値を有
し、監視電圧が第2の閾値よりも低下したときリ
セツト信号を出力する第2比較器24と、 セツト信号により動作状態となり、リセツト信
号によりリセツトされ、タイマ設定時間到来時に
停電検出信号を出力するタイマ26とをそなえて
いることを特徴とする停電検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62217637A JPS6459513A (en) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | Power failure detecting circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62217637A JPS6459513A (en) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | Power failure detecting circuit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6459513A JPS6459513A (en) | 1989-03-07 |
JPH0459646B2 true JPH0459646B2 (ja) | 1992-09-22 |
Family
ID=16707384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62217637A Granted JPS6459513A (en) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | Power failure detecting circuit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6459513A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007299209A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Tamura Seisakusho Co Ltd | 通信ボード |
JP4725896B2 (ja) * | 2007-07-25 | 2011-07-13 | Necアクセステクニカ株式会社 | 伝送通信システム、その電源断通知方法、プログラムおよび伝送装置 |
WO2012140840A1 (ja) * | 2011-04-14 | 2012-10-18 | パナソニック株式会社 | コンバータ装置及び半導体装置 |
CN102799396B (zh) * | 2012-07-22 | 2015-09-16 | 北京忆恒创源科技有限公司 | 存储设备、中断控制方法以及供电时间测量方法 |
-
1987
- 1987-08-31 JP JP62217637A patent/JPS6459513A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6459513A (en) | 1989-03-07 |
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