JPH0342496Y2 - - Google Patents

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JPH0342496Y2
JPH0342496Y2 JP4063885U JP4063885U JPH0342496Y2 JP H0342496 Y2 JPH0342496 Y2 JP H0342496Y2 JP 4063885 U JP4063885 U JP 4063885U JP 4063885 U JP4063885 U JP 4063885U JP H0342496 Y2 JPH0342496 Y2 JP H0342496Y2
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main power
voltage
capacitor
power supply
circuit
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、停電等により主電源の供給が遮断さ
れた場合、バツクアツプ電圧の供給を受け、メモ
リやレジスタ等の内容を保持するためのスタンバ
イ機能を有するマイクロコンピユータのスタンバ
イ制御回路に関する。
(ロ) 従来の技術 一般に、スタンバイ機能を有するマイクロコン
ピユータはホールド端子及びホールト命令を有し
ており、例えば、主電源が遮断されバツクアツプ
状態となつたとき、ホールド端子に印加された主
電源に拘わる信号により主電源の遮断を検出し、
ホールト命令を実行してスタンバイ状態になる。
この状態から主電源が復帰した後、再び動作を開
始させるためには、リセツト端子にリセツト信号
を印加していた。リセツトが解除されると動作の
開始がイニシヤルリセツトの状態からか、あるい
は、ホールド状態からかを判定していた。
このようなマイクロコンピユータの起動につい
ては、本願出願人が昭和58年11月30日に発行した
「マイコン資料シリーズNo.13 LC6500シリーズユ
ーザーズマニユアル」に記載されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、従来のマイクロコンピユータ
は、スタンバイ機能を実現するために、リセツト
端子、ホールド端子及び、バツクアツプ状態を検
出するための端子が必要であり、特に、ホールド
端子に拘わる内部回路が複雑となり、マイクロコ
ンピユータを再起動させる動作が煩雑となる欠点
があつた。
そこで、リセツト端子にリセツト信号と異なる
電位を印加した状態でホールト命令を実行したと
きスタンバイ状態となり、リセツト信号の印加で
起動する機能、即ち、ホールド端子の不用なマイ
クロコンピユータが開発された。このようなマイ
クロコンピユータでは、主電源が遮断された場合
にはリセツト信号と異なる電位を供給し、主電源
が復帰した場合には必ずリセツト信号を印加する
特別なリセツト回路が必要となり、単に抵抗とコ
ンデンサを用いた時定数回路で実現することはで
きない。更に、主電源が瞬断した場合に、リセツ
ト回路の時定数による遅れでリセツト信号の発生
が困難な場合にもかかわらず、スタンバイ状態に
なつてしまうと再度動作を開始させることができ
なくなる不都合がある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は上述した点に鑑みて為されたものであ
り、主電源が遮断されたときバツクアツプ電圧を
マイクロコンピユータに供給する電圧保持回路
と、主電源と接地間に接続され主電源の遮断を遅
延してマイクロコンピユータの入力端子に印加す
る時定数t1の放電回路を有する遮断検出回路と、
主電源の復帰及び遮断によつてオン及びオフされ
るトランジスタと電圧保持回路の電圧出力との間
に設けられた抵抗及びコンデンサから成る充電回
路及びコンデンサに並列接続され時定数t2の放電
回路を有するリセツト信号発生回路とを備え、時
定数t1及びt2はt1>t2となるように設定するもの
である。
(ホ) 作用 本考案によれば、主電源が遮断されたとき、そ
の遮断は、遮断検出回路の放電回路により時定数
t1に基いて遅延されてマイクロコンピユータに印
加され、一方、リセツト信号発生回路のトランジ
スタがオフすることにより、コンデンサに充電さ
れた電荷は、コンデンサに並列接続された放電回
路によつて放電されるが、リセツト信号発生回路
の放電回路の時定数t2は時定数t1より小さいた
め、マイクロコンピユータが主電源の遮断を検出
したときには、コンデンサの放電が十分進んでお
り、主電源が復帰したとき確実にリセツト信号が
発生する。一方、主電源が遮断した後、コンデン
サの放電が十分進まないうちに主電源が復帰する
と遮断検出回路の放電回路の放電が中止されるた
めマイクロコンピユータは主電源の遮断を検出で
きないので、スタンバイ状態にならない。
(ヘ) 実施例 第1図は本考案の実施例を示す回路図である。
電圧保持回路1は、主電源VCCが遮断されたと
き、マイクロコンピユータ2のメモリやレジスタ
の内容を保持するために必要な電圧を供給するバ
ツクアツプ電源であり、逆流防止用のダイオード
3と抵抗4及び大容量のコンデンサ5とから構成
され、電圧保持回路1の電圧出力VOUTはマイク
ロコンピユータ2の電源端子VDDに接続される。
遮断検出回路6は、主電源VCCが遮断されたと
きその立ち下がりを遅延してマイクロコンピユー
タ2の入力端子Inに印加するものであり、主電源
VCCと接地間に直列接続された抵抗7、ダイオー
ド8及びコンデンサ9とから成る放電回路と、主
電源VCCの立ち上がり時にコンデンサ9に急速充
電を行うダイオード10とから構成され、コンデ
ンサ9の端子電圧Vdがマイクロコンピユータ2
の入力端子Inに印加される。ここで、抵抗7、ダ
イオード8及びコンデンサ9で決定される時定数
はt1に設定されている。従つて、主電源VCCが立
ち上がるとコンデンサ9の端子電圧Vdは、ダイ
オード10を介する充電により急速に主電源VCC
のレベルまで立ち上がり、また、主電源VCCが遮
断されるとコンデンサ9からダイオード8及び抵
抗7を介して流れる放電電流により端子電圧Vd
は遮断前の主電源VCCのレベルから時定数t1に従
つて徐々に減少する。
リセツト信号発生回路11は、主電源VCCの立
ち上がり時にリセツト信号をマイクロコンピユー
タ2のリセツト端子RSTに印加し、主電源VCC
遮断された時にはリセツト信号と異なる電位の信
号をリセツト端子RSTに印加するものである。
リセツト信号発生回路11に於いて、トランジス
タ12のベースには主電源VCCが抵抗13,14
で分割されて印加され、トランジスタ12のオン
及びオフは主電源VCCによつて制御される。一
方、トランジスタ12のコレクタと電圧保持回路
1の電圧出力VOUTの間には充電回路を構成する
抵抗15及びコンデンサ16が直列接続され、ま
た、コンデンサ16の両端には並列接続関係にな
りコンデンサ16の放電回路を形成するダイオー
ド17及び抵抗18が接続される。更に、ダイオ
ード17と抵抗18の接続点は、抵抗15の一端
と同様電圧保持回路1の電圧出力VOUTに接続さ
れ、コンデンサ16の端子電圧VRSTはマイクロコ
ンピユータ2のリセツト端子RSTに接続される。
ここで、コンデンサ16、ダイオード17及び抵
抗18で形成される放電回路の時定数t2は、コン
デンサ16、ダイオード17及び抵抗18で形成
される放電回路の時定数t1より小さく設定されて
いる。尚、抵抗15はマイクロコンピユータ2内
に設けられたリセツト端子RSTのプルアツプ抵
抗を利用することもできる。
次に第2図及び第3図を参照して第1図に示さ
れた実施例の動作を説明する。第2図は主電源
VCCの遮断期間が長い場合であり、主電源VCC
遮断すると電圧保持回路1の電圧出力VOUTには
コンデンサ5の電圧が抵抗4を介してバツクアツ
プ電圧として出力され、マイクロコンピユータ2
の電源端子VDDに供給される。このとき、遮断検
出回路6のコンデンサ9からはダイオード8及び
抵抗7を介して放電電流がその時定数t1に従つて
流れるためコンデンサ9の端子電圧Vdは、第2
図の如く徐々に下降する。一方、リセツト信号発
生回路11のトランジスタ12はオフするため、
コンデンサ16の端子電圧VRSTは、抵抗15によ
り電圧出力VOUTに出力されるバツクアツプ電圧
に保持され、また、コンデンサ16からはダイオ
ード17及び抵抗18を介して放電電流が流れる
ので、コンデンサ16の端子電圧VCは第2図の
如く時定数t2に従つて徐々に上昇する。この場
合、t1>t2であるために、コンデンサ16の放電
が進みコンデンサ16の両端の電位差、即ち、電
圧VRSTと電圧VCとの差がマイクロコンピユータ
2のリセツト端子RSTのスレツシヨルド電圧VT
より小さくなつたとき(時間T2)には、まだコ
ンデンサ9の端子電圧Vdはマイクロコンピユー
タ2の入力端子Inのスレツシヨルド電圧VTより
大きいため、マイクロコンピユータ2には主電源
VCCが遮断されたことが検出されない。時間T1
於いて、端子電圧Vdがスレツシヨルド電圧VT
り小さくなるとここで主電源VCCの遮断が検出さ
れ、マイクロコンピユータ2がスタンバイ状態に
なる。
その後、主電源VCCが復帰すると電圧出力VOUT
には主電源VCCの電圧がダイオード3を介して出
力され、コンデンサ5には抵抗4を介して充電が
為される。また、コンデンサ9には主電源VCC
らダイオード10を介して急速に充電が為され、
コンデンサ9の端子電圧Vdの電圧は第2図の如
く急速に主電源VCCに立ち上がる。一方、リセツ
ト信号発生回路11のトランジスタ12がオンと
なり、コンデンサ16の端子電圧VCは接地レベ
ルとなり、端子電圧VRSTはコンデンサ16の端子
間電圧(放電が完全であれば接地レベル)の大き
さになる。その後、コンデンサ16には抵抗15
を介して充電電流が流れ、端子電圧VRSTは第2図
の如く徐々に上昇し、リセツト端子RSTの高い
方のスレツシヨルド電圧VTHに達するまでがリセ
ツト信号としてマイクロコンピユータ2に印加さ
れる。
次に、第3図は主電源VCCが瞬断した場合であ
り、第2図と同様にコンデンサ9の放電により端
子電圧Vdが下降し、また、コンデンサ16の放
電により端子電圧VCが上昇する。このとき、コ
ンデンサ16の放電が十分進まず、端子間電圧、
即ちVRSTとVCの電位差がリセツト端子RSTのス
レツシヨルド電圧VTより小さくならないうちに、
主電源VCCが復帰すると、コンデンサ9の端子電
圧Vdは、入力端子Inのスレツシヨルド電圧VT
下になつていないため、マイクロコンピユータ2
には主電源VCCの遮断が検出されずスタンバイ状
態にはならない。一方、リセツト信号発生回路1
1のトランジスタ12がオンするので、コンデン
サ16の端子電圧VCは接地され、端子電圧VRST
は、そのときのコンデンサ16の端子間電圧とな
るため、マイクロコンピユータ2のリセツト端子
RSTのスレツシヨルド電圧VT以上であり、リセ
ツト信号とならない。
このように、リセツト信号が発生しないような
主電源VCCの瞬断に対して、主電源VCCの遮断が
遅延されてマイクロコンピユータ2の入力端子In
に印加されるため、マイクロコンピユータ2がス
タンバイ状態になることが防止される。
(ト) 考案の効果 上述の如く、本考案によれば、主電源VCCの瞬
断によつてマイクロコンピユータがスタンバイ状
態となつたまま動作が再開されなくなる誤動作が
防止され、信頼性の高いスタンバイ制御回路が得
られる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す回路図、第2図
及び第3図は第1図に示された実施例の動作を示
す各部電圧波形図である。 主な図番の説明、1……電圧保持回路、2……
マイクロコンピユータ、6……遮断検出回路、1
1……リセツト信号発生回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力端子に印加されたスタンバイ要求信号を検
    出したときホールト命令の実行により動作を停止
    し、リセツト端子に印加されるリセツト信号によ
    り動作を開始するマイクロコンピユータに於い
    て、主電源が遮断されたときバツクアツプ電圧を
    前記マイクロコンピユータに供給する電圧保持回
    路と、前記主電源と接地間に接続され前記主電源
    の遮断を遅延して前記入力端子に印加する時定数
    t1の放電回路を有する遮断検出回路と、前記主電
    源の復帰及び遮断によつてオン及びオフされるト
    ランジスタと前記電圧保持回路の電圧出力との間
    に設けられた抵抗及びコンデンサから成る充電回
    路及び前記コンデンサに並列接続され時定数t2
    放電回路を有するリセツト信号発生回路とを備
    え、前記時定数t1及びt2はt1>t2であることを特
    徴とするマイクロコンピユータのスタンバイ制御
    回路。
JP4063885U 1985-03-20 1985-03-20 Expired JPH0342496Y2 (ja)

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JP4063885U JPH0342496Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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JPS61155929U JPS61155929U (ja) 1986-09-27
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