JPH0132139Y2 - - Google Patents

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JPH0132139Y2
JPH0132139Y2 JP20395883U JP20395883U JPH0132139Y2 JP H0132139 Y2 JPH0132139 Y2 JP H0132139Y2 JP 20395883 U JP20395883 U JP 20395883U JP 20395883 U JP20395883 U JP 20395883U JP H0132139 Y2 JPH0132139 Y2 JP H0132139Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、マイクロコンピユータの出力ポート
から発生される所定周期のパルス信号を監視する
ことにより暴走を検出する暴走検出回路に関し、
特にパルス信号の周期変化に対しても監視するこ
とが出来るマイクロコンピユータ用暴走検出回路
に関するものである。
背景技術 近年、電子技術の急速な発達に伴なつて、各種
装置の制御部分にマイクロコンピユータが使用さ
れる傾向にある。この場合、マイクロコンピユー
タを用いる上で最も重要な事は、マイクロコンピ
ユータの暴走時に於けるフエールセーフ制御を確
実に行なうことである。このために、マイクロコ
ンピユータの使用に際しては、マイクロコンピユ
ータの動作を常時監視し、暴走状態が発生すると
マイクロコンピユータにリセツト制御を加える暴
走制御回路が用いられている。
この場合、暴走制御回路としては、正常動作時
にマイクロコンピユータの出力ポートから予め定
められた周期の信号として出力されるデツトマン
パルスを監視する様に構成されており、このデツ
トマンパルスが発生されなくなつた時、つまりマ
イクロコンピユータのデツトマンパルスを発生す
る出力ポートが“H”または“L”に固定された
時を暴走状態と認別してリセツト信号の発生を行
なうものである。
しかしながら、上記構成による従来の暴走検出
回路は出力ポートが“H”または“L”に固定さ
れた時のみに暴走を検出するものであるが、暴走
時にデツトマンパルスの周期が変化(長くまたは
短く)する場合もあり、これに伴なつて確実な暴
走検出が行なえない問題を有している。
考案の開示 本考案による目的は、デツトマンパルスが
“H”または“L”に固定あるいは周期変化とな
るマイクロコンピユータの暴走状態のすべてを確
実に検出することが出来るマイクロコンピユータ
用暴走検出回路を提供することである。
この様な目的を達成するために本考案は、デツ
トマンパルスが供給される毎にリセツトされて積
分動作を開始する積分回路の出力信号が基準値に
達する毎にトリガされるワンシヨツトマルチバイ
ブレータ回路と、このワンシヨツトマルチバイブ
レータ回路のトリガー出力によりリセツトされる
とともに、非トリガー出力を積分する積分回路の
出力信号が設定値に達した時またはデツトマンパ
ルスの供給時にセツトされることによりこのセツ
ト出力信号をマイクロコンピユータにリセツト制
御信号として供給するフリツプフロツプ回路と、
リセツト制御信号の積分出力が設定値に達した時
に前記ワンシヨツトマルチバイブレータ回路をト
リガする積分回路とによつて構成したものであ
る。
この様に構成されたマイクロコンピユータ用暴
走検出回路に於いては、簡単な構成でありながら
マイクロコンピユータの暴走状態をすべて検出し
てリセツト制御信号を発生することが出来る。そ
してこのリセツト制御信号は予め定められた時間
後に自動的に断となることから、マイクロコンピ
ユータの正常復帰時に於ける自動スタートが可能
となる。
考案を実施するための最良な形態 第1図は本考案によるマイクロコンピユータ用
暴走検出回路の一実施例を示す回路図である。同
図に於いて1は図示しないマイクロコンピユータ
から発生されるデツトマンパルスの立ち下り部分
を微分して取り出す微分回路であつて、デツトマ
ンパルスAを反転増幅するインバータ1aと、こ
のインバータ1aの出力端をアース間に直例接続
されたコンデンサ1bと抵抗1cの直列体と、抵
抗1cに対して並列に接続されることによつて負
極性の微分出力を吸収するダイオード1dとによ
つて構成されている。2はオアゲート3を介して
供給される微分回路1の出力信号により急速放電
されて電源Vを積分する積分回路であつて、電源
Vとアース間に直列接続された抵抗2aとコンデ
ンサ2bの直列体と、抵抗2cを介して供給され
るオアゲート3の出力信号によりオンとなつてコ
ンデンサ2bの電荷を放電するトランジスタ2d
とによつて構成されている。4はコンパレータで
あつて、積分回路2の出力信号が抵抗5a,5b
により電源Vを分圧した基準値Vrを越えた時に
出力を発生する。6はコンパレータ4から供給さ
れる信号の立ち上り部分を微分して取り出す微分
回路であつて、入力信号を微分するコンデンサ6
aと抵抗6bの直列体と、抵抗6bに対して並列
に接続されることにより負極性の微分出力を吸収
するダイオード6cとによつて構成されている。
8はオアゲート7を介して供給される微分回路6
の出力信号によりトリガされるワンシヨツトマル
チバイブレータ回路であつて、オアゲート7の出
力信号をリセツト入力とするRSタイプのフリツ
プフロツプ回路8aと、フリツプフロツプ回路8
aのリセツト出力を積分し、この積分出力をセツ
ト入力端に供給することによつて出力パルス幅を
決定する抵抗8b,8cとコンデンサ8dの直列
体と、コンデンサ8cの放電を早めるダイオード
8eとによつて構成されている。9はフリツプフ
ロツプ回路8aのセツト出力を積分する積分回路
であつて、抵抗9a,9bとコンデンサ9cの直
列体と、抵抗9aに対して並列に接続されること
によつてコンデンサ9cの電荷を急速放電させる
ダイオード9dとによつて構成されている。10
は微分回路1の出力信号と積分回路9の出力信号
とを入力とするオアゲート、11はTタイプのフ
リツプフロツプ回路であつて、入力端Dに電源
V、リセツト入力端Rにフリツプフロツプ回路8
aのリセツト出力、クロツクパルス入力端CPに
オアゲート10の出力信号をそれぞれ入力とする
ことにより、セツト出力端Qからマイクロコンピ
ユータにリセツト制御信号Jが供給されるととも
に、このリセツト制御信号Jの一部がオアゲート
3を介して積分回路2に供給される。12はフリ
ツプフロツプ回路11の出力信号Jを積分してオ
アゲート9に供給する積分回路であつて、抵抗1
2a,12bとコンデンサ12cの直列体と、コ
ンデンサ12cの電荷を急速放電させるダイオー
ド12dとによつて構成されている。
以下、上記構成による回路の動作を各種動作モ
ードに分けて説明する。
まず、図示しないマイクロコンピユータが正常
に動作している場合には、第2図aに示す予め定
められた周期のデツトマンパルスAが発生され
る。このデツトマンパルスAは、微分回路1に於
いて微分されることにより、その後縁部分を微分
した正極性のパルス信号Bが第2図bに示す様に
発生される。このパルス信号Bは、オアゲート3
を通過することによつて第2図cに示す矩形波の
パルス信号B′として積分回路2に供給される。
積分回路2はパルス信号B′が供給されると、ト
ランジスタ2dがオンとなつて積分用のコンデン
サ2bに充電されている電荷を急速放電させる。
そして、このパルス信号B′が“L”になると、
放電用のトランジスタ2dがオフとなることから
積分動作が再び開始されて第2図dに示す鋸歯状
の積分出力信号Cが発生される。この積分出力信
号Cはコンパレータ4に於いて、抵抗5a,5b
によつて電源Vを分圧した基準値Vrとの比較が
行なわれ、積分出力信号Cが基準値Vrを越える
期間に於いて“L”レベルの出力信号が発生され
て微分回路6に供給される。微分回路6はコンパ
レータ4の出力信号が供給されると、その立ち上
り部分のみを微分した正極性の出力信号Dを発生
する。この出力信号Dは、オアゲート7を通過す
ることによつて第2図fに示す矩形波のパルス信
号D′に変換された後にワンシヨツトマルチバイ
ブレータ8を構成するフリツプフロツプ回路8a
のリセツト端子Rに供給される。この結果、フリ
ツプフロツプ回路8aはリセツトされてそのリセ
ツト出力端Qから発生されるリセツト出力信号E
は第2図gに示す様に“H”となる。リセツト出
力信号Eが“H”になると、抵抗8b,8cとコ
ンデンサ8dとによつて構成される積分回路の出
力信号Fが第2図hに示す様に上昇してフリツプ
フロツプ回路8aのセツト入力端Sに供給され
る。そして、この積分出力信号Fがフリツプフロ
ツプ回路8aの予め定められているセツト入力レ
ベルに達すると、このフリツプフロツプ回路8a
はリセツトモードからセツトモードに反転してセ
ツト出力信号Eが第2図gに示す様に“L”とな
る。従つて、このリセツト出力信号Eの幅は抵抗
8b,8cとコンデンサ8dによつて構成される
積分回路の時定数によつて決定されることにな
る。また、フリツプフロツプ回路8aのセツト出
力端Qから発生されるセツト出力信号Gは、第2
図iに示す様にリセツト出力信号Eを伝相反転し
たものとなつている。この様にして発生された出
力信号Gは、積分回路9に於いて積分されるが、
時定数が大きく設定されているためにその積分出
力信号Hは第2図jに示す様に、マイクロコンピ
ユータの正常時に於ける出力信号Gの発生期間内
にはオアゲート10の入力レベルに達することが
出来ない。そして、フリツプフロツプ回路11は
ワンシヨツトマルチバイブレータ回路8から出力
される一定時間幅Tの出力信号Eによつてリセツ
トされた後に、このリセツト信号Eの断時から次
の出力信号D′が供給されてフリツプフロツプ回
路8aが再びリセツト状態となるまでの期間に於
いてオアゲート10から出力信号が発生された場
合にのみセツト状態となる。つまり、デツトマン
パルスAの周期が正常である場合には出力信号G
の“H”期間中に出力信号Iは発生されない。そ
して、次のデツトマンパルスAが供給されると、
微分回路1から発生される出力信号Bがオアゲー
ト10に供給されることから、第2図kに示す様
に出力信号Bが出力信号Iとなつてフリツプフロ
ツプ回路11のクロツク入力端CPに供給される。
しかし、この出力信号Iの発生時点に於いては、
フリツプフロツプ回路8aはすでにリセツトされ
て出力信号Eを発生しているために、フリツプフ
ロツプ回路11はリセツト状態となり、リセツト
制御信号Jは第2図1に示す様に“L”となつて
マイクロコンピユータが正常に動作していること
を示し、また積分回路12の出力信号Kも第2図
mに示す様に“L”となる。
次に、マイクロコンピユータから発生されるデ
ツトマンパルスAが何かの原因によつて第3図a
に時点t2で示す様に、t1,t2間のパルス間隔が短
かくなると、時点t2に於いて供給されるデツトマ
ンパルスAが微分回路1に於いて微分されること
により第3図bに時点t2で示す出力信号Bとして
発生される。この出力信号Bは、オアゲート3を
介して積分回路2のトランジスタ2dをオンさせ
ることによつて積分動作を中止させる。また、こ
の微分回路1の出力信号Bは、オアゲート10に
供給されることによりその出力信号Iは第3図k
に時点t2で示す様に発生されてフリツプフロツプ
回路11のクロツク入力端CPに供給される。こ
こで、時点t2に於いてはフリツプフロツプ回路8
aのリセツト出力端Qから発生される出力信号E
は“L”となつて、フリツプフロツプ回路11に
対するリセツトが解除されているために、出力信
号Iが発生されると同時に入力端Dに供給されて
いる“H”信号が取り込まれることによりセツト
されてそのセツト出力端Qから発生される出力信
号Jが第3図eに時点t2で示す様に“H”とな
る。そして、この出力信号Jは図示しないマイク
ロコンピユータの暴走を検出したことを示す信号
となつて図示しないマイクロコンピユータにリセ
ツト制御信号として供給される。そして、この出
力信号Jの一部は、オアゲート3を介して第3図
cに示す出力信号B′となつて積分回路2をリセ
ツトする。また、リセツト制御信号としてのフリ
ツプフロツプ回路11の出力信号Jの一部は、積
分回路12に於いて積分されることによりその出
力信号Kが第3図mに示す様に順次上昇する。そ
して、この積分回路12の出力信号Kがオアゲー
ト7の入力レベルに達すると、出力信号D′が第
3図fに時点t3で示す様に“H”となつてフリツ
プフロツプ回路8aがリセツトされる。フリツプ
フロツプ回路8aがリセツトされると、出力信号
Eが“H”となることから、フリツプフロツプ回
路11がリセツトされてリセツト制御信号Jが第
3図eに示す様に時点t3に於いて確除される。つ
まり、積分回路12はリセツト制御信号Jの発生
時点から抵抗12a,12bとコンデンサ12c
とによつて定まる一定時間後にワンシヨツトマル
チバイブレータ回路8をリセツトすることによ
り、第3図eに示すリセツト制御信号Jの時間幅
T2を限定する。また、リセツト制御信号Jの発
生期間に於いては、その一部がオアゲート3を介
して積分回路2の動作を停止させることによつ
て、マイクロコンピユータのリセツト期間中に積
分回路2の出力が上昇するのを防止している。
次に、マイクロコンピユータから発生されるデ
ツトマンパルスAが何かの原因によつて第4図a
に時点t3で示す様に、t1,t3間のパルス間隔が長
くなると、時点t3に於いて微分回路1から第4図
bに示す様に出力信号Bが発生される。この出力
信号Bは、オアゲート3を介して積分回路2に出
力信号B′として供給されることにより積分動作
をリセツトする。また、微分回路1の出力信号B
は、オアゲート10を介してフリツプフロツプ回
路11のクロツク入力端CPに第4図kに示す出
力信号Iとして供給される。そして、この第4図
kに時点t3で示す出力信号Iの発生時点に於いて
はリセツト入力端Rに供給される第4図gに示す
出力信号Eは“L”となつてリセツトが解除され
ているために、フリツプフロツプ回路11はセツ
トされて第4図eに時点t3で示す様に、マイクロ
コンピユータの暴走を検出したことを示す出力信
号Jが発生され、この出力信号Jはリセツト制御
信号として図示しないマイクロコンピユータのリ
セツト端子に供給される。また、このリセツト制
御信号Jの一部は、オアゲート3を介して積分回
路2に出力信号B′として供給されることにより
積分動作を中止させて、マイクロコンピユータの
リセツト期間中に於ける積分回路2の出力上昇を
防止する。また、出力信号Jは積分回路12に於
いて積分され、この積分出力信号Kがオアゲート
7の入力レベルに達すると、このオアゲート7か
ら第4図fに時点t4で示す出力信号D′が発生され
てフリツプフロツプ回路8aがリセツトされる。
フリツプフロツプ回路8aがリセツトされると、
出力信号Eが“H”となることから、フリツプフ
ロツプ回路11がリセツトされてその出力信号J
が第4図eに時点t4に示す様に“L”となつてマ
イクロコンピユータに対するリセツト制御処理が
終了する。
次に、マイクロコンピユータから発生されるデ
ツトマンパルスAが何かの原因によつて第5図a
に時点t1以後に於いて示す様に、“L”レベルに
はり付いた状態になると、積分回路2に対するリ
セツト処理が行なわれなくなるために、積分出力
信号Cは第5図dに示す様に徐々に上昇して電源
電圧Vで一定化される。従つて、コンパレータ4
の出力信号は、積分回路2の出力信号Cが基準値
Vrを越える時点t2に於いて“H”に反転した後、
この“H”状態を保持し続けることになる。この
結果、微分回路6からはコンパレータ4のt2時点
に於ける出力反転時に発生される出力信号Dを最
後として以後に於ける出力信号Dの発生が中止さ
れる。従つて、フリツプフロツプ8aに対するリ
セツト処理が行なわれなくなることから、第5図
iに示す様に時点t3以後に於いて出力信号Gが
“H”状態を続ける。このため、出力信号Gを積
分する積分回路9の出力信号Hが第5図jに示す
様に徐々に上昇し、オアゲート10の入力レベル
に達するとこのオアゲート10の出力信号Iが第
5図kに時点t4で示す様に“H”となる。出力信
号Iが“H”になると、この時点に於いてはリセ
ツト入力信号としての出力信号Eが第5図gに示
す様に“L”となつていることから、入力端Dに
供給される“H”信号が取り込まれてセツト状態
となる。そして、このセツト状態に於いては、そ
の出力信号Jが第5図eに示す様に“H”となつ
て、マイクロコンピユータの暴走を検出したこと
を示すとともに、図示しないマイクロコンピユー
タにリセツト制御信号Jとして供給される。また
このリセツト制御信号Jの一部は、オアゲート3
を介して積分回路2に供給されることによつて積
分動作を中止させる。また、リセツト制御信号J
を積分する積分回路の出力信号Kがオアゲート7
の入力レベルに達すると、ワンシヨツトマルチバ
イブレータ回路8に対してトリガが加えられるこ
とにより、出力信号Eが発生されてフリツプフロ
ツプ回路11がリセツトされることによりリセツ
ト制御信号Jが断となる。
次に、デツトマンパルスAが第6図aに時点t1
で示す様に“L”から“H”に反転し続けると、
微分回路1から出力信号Bが発生されなくなるこ
とから、積分回路2の出力信号Cは第6図dに示
す様に徐々に上昇して電源Vレベルにはり付いた
状態となる。この結果、ワンシヨツトマルチバイ
ブレータ回路8に対するトリガ処理が加えられな
くなることから、出力信号Gは第6図jに示す様
に時点t2以後に於いて“H”に反転した状態を保
持し続ける。そして、この出力信号Gを積分する
積分回路9の出力信号Hがオアゲート10の入力
レベルに達すると、このオアゲート10から発生
される出力信号Iが第6図iに時点t3で示す様に
“H”となつてフリツプフロツプ回路11のクロ
ツク入力端CPに供給される。そして、この時点
t3に於けるリセツト用の出力信号Eは第6図gに
示す様に“L”となつているために、フリツプフ
ロツプ回路11はセツトされて第6図eに示すリ
セツト制御信号Jが発生される。一方、リセツト
制御信号Jを積分する積分回路12の出力信号K
が徐々に上昇してオアゲート7の入力レベルに達
すると、オアゲート7の出力信号D′が第6図e
に時点t4で示す様に“H”となつてワンシヨツト
マルチバイブレータ回路8にトリガが加えられ
る。ワンシヨツトマルチバイブレータ回路8はト
リガが加えられると出力信号Eが“H”となるた
めに、フリツプフロツプ回路11がリセツトされ
てリセツト制御信号Jが第6図eに時点t4で示す
様に解除される。
この様に、上記構成による回路に於いては、マ
イクロコンピユータの暴走時に生ずるデツトマン
パルス周期の長短あるいは“H”または“L”へ
の固定を検出することが出来、これによつて暴走
状態の判別が確実に行なわれることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるマイクロコンピユータ用
暴走検出回路の一実施例を示す回路図、第2図a
〜mないし第6図a〜mは第1図に示す回路の各
部動作波形図である。 1,6……微分回路、2,9,12……積分回
路、3,7……オアゲート、4……コンパレー
タ、8……ワンシヨツトマルチバイブレータ回
路、11……フリツプフロツプ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マイクロコンピユータから発生されるデツトマ
    ンパルスを微分して片極性の出力を発生する第1
    の微分回路と、電源出力を積分して出力するとと
    もに前記第1の微分回路から発生される出力信号
    によつて充電電荷が瞬間放電される第1の積分回
    路と、この第1の積分回路から発生される積分出
    力信号が設定値を越えた時に出力を発生するコン
    パレータと、このコンパレータから発生される出
    力信号の前縁を微分して出力する第2の微分回路
    と、この第2の微分回路から発生される出力信号
    によりトリガされて所定幅のパルス信号をトリガ
    ー出力信号として発生するワンシヨツトマルチバ
    イブレータ回路と、このワンシヨツトマルチバイ
    ブレータ回路の非トリガー時に於ける出力の積分
    出力が設定値に達した時に出力を発生することに
    よりデツトマンパルスの最長周期の限界を示す出
    力を発生する第2の積分回路と、前記ワンシヨツ
    トマルチバイブレータ回路のトリガー出力により
    リセツトされるとともに前記第1の微分回路出力
    および前記第2の積分回路出力によつてセツトさ
    れることによりマイクロコンピユータに対するリ
    セツト制御信号を発生するフリツプフロツプ回路
    と、このリセツト制御信号の積分出力信号が設定
    値に達した時に前記ワンシヨツトマルチバイブレ
    ータ回路をトリガしてリセツト制御信号の発生期
    間を限定する第3の積分回路とを備えたことを特
    徴とするマイクロコンピユータ用暴走検出回路。
JP20395883U 1983-12-29 1983-12-29 マイクロコンピユ−タ用暴走検出回路 Granted JPS60112851U (ja)

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JPS60112851U JPS60112851U (ja) 1985-07-31
JPH0132139Y2 true JPH0132139Y2 (ja) 1989-10-02

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