JPH1054554A - 燃焼器具 - Google Patents

燃焼器具

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JPH1054554A
JPH1054554A JP21100796A JP21100796A JPH1054554A JP H1054554 A JPH1054554 A JP H1054554A JP 21100796 A JP21100796 A JP 21100796A JP 21100796 A JP21100796 A JP 21100796A JP H1054554 A JPH1054554 A JP H1054554A
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JP
Japan
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relay
self
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holding
voltage
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Pending
Application number
JP21100796A
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English (en)
Inventor
Toshio Kasada
利雄 笠田
Tadashi Usami
忠 宇佐見
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋼球式等の感度のよい自動復帰型感震器を使
用した対震自動消火装置を備えたものにおいて、感震器
の接点が一瞬オフしたような場合の誤動作を防止する。 【解決手段】 自動復帰型感震器を備えた対震自自動火
装置と、燃焼制御回路を有する燃焼器具において、ダイ
オード等により他の直流電源と分離された自己保持用リ
レー電源7と、この電源を印加することにより動作する
自己保持用リレーコイル15aと、このリレーコイル1
5aに並列に接続された蓄電手段としてのコンデンサ1
6を備え、前記感震器の接点14のオフ時間が所定時間
以内のときには自己保持用リレーをオフさせないよう、
コンデンサ16に蓄えた電荷を供給してリレーコイル1
5aの電圧を動作電圧以上に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動復帰型感震器
を利用した対震自動消火装置を有する燃焼器具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば実公昭60−42267号
公報に示された従来の燃焼器具の電気回路図である。図
において、1は電源コンセント、2は電源スイッチ、3
は始動時の瞬間のみオンさせ、通常はオフになっている
自動復帰型の始動スイッチ、4は商用電源を降圧する電
源トランス、5は電源トランス4の二次電圧を整流する
ダイオードブリッジ、6は整流された電圧を平滑するコ
ンデンサ、7は自己保持用リレー電源、8はコンデンサ
6と合わせて自己保持用リレー電源7の降下時定数を決
めるための抵抗、9は燃焼制御回路、10は燃焼制御回
路用電源、11はこの電源と自己保持用リレー電源7を
分離するためのダイオード、12は電源10の電圧降下
時の時定数を大きく設定するためのコンデンサ、13は
電源10によって動作する燃焼制御回路9の信号イによ
ってオンするトランジスタ、14はこのトランジスタ1
3のコレクタ側に接続された自動復帰型感震器の接点、
15aはこの接点と直列に接続された自己保持用リレー
のリレーコイル、15bはこのリレーコイル15aに電
流が流れたときにオンする自己保持用リレーのリレー接
点である。
【0003】次に動作について説明する。電源コンセン
ト1にAC100Vを印加し、電源スイッチ2をオンに
し、始動スイッチ3をオンすると、電源トランス4、ダ
イオードブリッジ5を通して電源7,10に電圧が供給
される。このとき、燃焼制御回路9からの信号イにより
トランジスタ13がオンになる。感震器の接点14は常
閉接点であるから、自己保持用リレーのリレーコイル1
5aに電流が流れ、リレー接点15bがオンする。その
後、始動スイッチ3がオフしても自己保持用リレーのリ
レー接点15bを通して電流が供給されるため、燃焼器
具は動作を継続する。
【0004】次に、自動復帰型感震器が震動を検知して
動作すると、感震器の接点14が一瞬オフになる。接点
14がオフすると自己保持用リレーのリレーコイル15
aに電流が流れなくなり、リレー接点15bがオフして
電源トランス4には電圧が印加されなくなる。電源7は
コンデンサ6と抵抗8で決まる時定数で降下し、この時
定数が小さければ、感震器の接点14が復帰してオンに
なったとしても、電源7の電圧は自己保持リレーの動作
電圧以下に下っており、自己保持用リレーは再動作せず
燃焼も停止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動復
帰型感震器でも鋼球式等の感度の良いものは、小さな震
動においても接点14が一瞬開離することがあり、その
ため、燃焼器具の近くを歩いた程度の震動でも自己保持
リレーがオフして燃焼が停止してしまうという誤動作が
しばしばあった。これを改善するために、コンデンサ6
と抵抗8によって決まる時定数を大きくし、電源7の電
圧降下速度を遅くすれば、感震器の接点14が一瞬開離
し、自己保持リレーのリレー接点15bがオフしても、
次に接点14が復帰したとき、電源7の電圧が自己保持
リレーの動作電圧以上あるため、再度自己保持リレーの
リレー接点15bがオンして燃焼を継続させることがで
きるが、この場合は燃焼器具の近くを歩くたびに自己保
持リレーのリレー接点15bのオンオフが繰り返され、
カチカチ音がして使用者に不信の念を抱かせるばかりで
なく、自己保持用リレーの接点寿命が短くなるなどの問
題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、鋼球式等の感度のよい自動復帰
型感震器を使用した場合でも、誤動作することのない信
頼性の高い、かつリレー接点の長寿命化が図れる燃焼器
具を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る燃焼器具
は、自動復帰型感震器を備えた耐震自動消火装置と、燃
焼制御回路を有する燃焼器具において、ダイオード等に
より他の直流電源と分離された自己保持用リレー電源
と、この電源を印加することにより動作する自己保持用
リレーと、前記感震器が動作して接点がオフした場合
に、前記リレー電源に代わって自己保持用リレーのリレ
ーコイルに電源供給を行う蓄電手段とを備え、前記蓄電
手段は所定時間自己保持用リレーの動作電圧以上に保っ
た後、自動的に供給電源電圧を自己保持リレーの動作電
圧以下に落として自己保持用リレーをオフさせる構成と
したものである。
【0008】また、上記構成において、蓄電手段は、自
己保持用リレーのリレーコイルと並列に接続されたコン
デンサで構成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図によ
って説明する。図1において、16は自己保持用リレー
のコイル15aと並列に接続された蓄電手段としてのコ
ンデンサで、通常の使用時はリレー電源7によって蓄電
され、感震器の接点14がオフしてリレー電源7が供給
がストップしたとき、前記リレー電源7に代わって自己
保持用リレーのリレーコイル15aに電源供給を行い、
所定時間だけ動作電圧以上に保つ役目をする。なお、従
来例と同一符号を付したものについては、従来例と同一
構成、同一機能なので、ここでは説明を省略する。
【0010】次に動作について説明する。図2は感震器
の接点14が所定時間Tより長い時間オフしたときの自
己保持用リレーのリレーコイル15aに印加される電圧
の時間的変化を表したものである。自己保持用リレーの
リレーコイル15aにはリレー電源7により通常V1
電圧が印加され、リレー接点15bをオンして自己保持
動作を行っている。この状態で感震器の接点14がオフ
すると、リレーコイル15aにリレー電源7からの電源
が供給されなくなり、コンデンサ16に蓄えられた電荷
がリレーコイル15aの内部抵抗を介して放電され、こ
の内部抵抗とコンデンサ16の容量で決まる時定数によ
りリレーコイル15aの両端には電圧が印加される。こ
の電圧がV1から降下してvになると、自己保持用リレ
ーはリレー接点15bオン状態を保持しきれなくなり、
時間T(例えば50ms)のポイントでオフになる。こ
のとき、電源トランス4には電圧が印加されなくなり、
リレー電源7はコンデンサ6と抵抗8で決まる時定数に
より急速に電圧が低下する。時間t1(例えば50〜1
00ms以上)のポイントで感震器の接点14が自動的
に復帰してオンになるが、すでにリレーコイル15aの
電圧は動作電圧以下に下がっており、自己保持用リレー
は再動作せず、燃焼も停止する。
【0011】図3は感震器の接点14の動作時間が所定
時間Tより短いときの自己保持用リレーのリレーコイル
15aに印加される電圧の時間的変化を表したものであ
る。鋼球式等の感度のよい感震器は小さな震動でも一瞬
接点がオフすることがある。例えば、感震器の接点14
が所定時間Tよりも短い時間t2(例えば20ms以
下)オフした後、自動復帰した場合、リレーコイル15
aの両端の電圧は電圧V1 から電圧vまで低下する前に
復帰することになり、素早くV1 に復帰する。従って、
リレー接点15bはオフすることなく、燃焼を継続す
る。
【0012】このように、蓄電手段を設けたことによ
り、燃焼器具の近くを歩いたときに起こる振動により、
例えば感震器の接点14が一瞬オフしたとしても、燃焼
を停止したり、リレー接点15bがカチカチ音を立てた
りして使用者に不信の念を抱かせることがない。また、
蓄電手段をコンデンサで構成すれば、その容量により対
震自動消火装置の動作レベルを任意に設定できるため、
誤動作のない信頼性の高い対震自動消火装置を備えた燃
焼器具を提供できる。
【0013】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は自己保持用リレーのリレーコイル15aと並列に蓄電
手段としてコンデンサ16を接続したが、図4に示すよ
うにコンデンサ16、感震器の接点14と直列に抵抗1
7を接続してもよい。この抵抗17は次のような役目を
する。
【0014】コンデンサ16の容量が大きくなると、電
源投入時、コンデンサ16を通して感震器14の接点に
流れる突入電流が大きくなり、接点寿命を短くする恐れ
があるが、抵抗17を挿入することにより、この突入電
流を抑制することができる。
【0015】対震自動消火装置の動作レベルを精度よく
設定するためには、コンデンサ16の放電時定数をきめ
細かく調整する必要がある。リレーコイル15aの内部
抵抗は決まっており、市販のコンデンサの容量値も大き
な刻みのため、時定数を設定値に合わせるためには、抵
抗17の抵抗値で微調整する必要がある。
【0016】所定の時定数に設定する場合、抵抗17を
挿入すれば、コンデンサ16の容量を小さくすることが
できるため、コストダウンが可能である。以上のよう
に、抵抗17を挿入することにより、信頼性が高く、か
つ、精度の良い対震自動消火装置を備えた燃焼器具を安
価に提供することができる。
【0017】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、燃焼器
具の近くを歩いたときに起こる振動により、例えば感震
器の接点が一瞬オフしたとしても、燃焼を停止したり、
リレー接点がカチカチ音を立てたりして使用者に不信の
念を抱かせることがなくなり、信頼性の高い燃焼器具を
提供できる。
【0018】また、本発明によれば、蓄電手段をコンデ
ンサで構成すれば、電源投入時、感震器の接点に流れる
突入電流を抑制することができ、接点寿命を長くすると
ともに時定数の微調整も行えるので、精度の高い装置を
安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による燃焼器具の電
気回路図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による通常時の感震
器動作の説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による感震器の短時
間動作時の説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による燃焼器具の電
気回路図である。
【図5】 従来の燃焼器具の電気回路図である。
【符号の説明】
2 電源スイッチ、3 始動スイッチ、7 自己保持用
リレー電源、9 燃焼制御回路、14 感震器の接点、
15a リレーコイル、15b リレー接点、16 コ
ンデンサ(蓄電手段)、17 抵抗。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動復帰型感震器を備えた対震自動消火
    装置と、燃焼制御回路を有する燃焼器具において、ダイ
    オード等により他の直流電源と分離された自己保持用リ
    レー電源と、この電源を印加することにより動作する自
    己保持用リレーと、前記自動復帰型感震器が動作してそ
    の接点がオフした場合に前記リレー電源に代わって自己
    保持用リレーのリレーコイルに電源供給を行う蓄電手段
    とを備え、前記蓄電手段は所定時間自己保持用リレーの
    動作電圧以上に保った後、自動的に供給電源電圧を前記
    自己保持用リレーの動作電圧以下に落として自己保持用
    リレーをオフさせるようにしたことを特徴とする燃焼器
    具。
  2. 【請求項2】 前記蓄電手段は、自己保持用リレーのリ
    レーコイルと並列に接続されたコンデンサで構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の燃焼器具。
JP21100796A 1996-08-09 1996-08-09 燃焼器具 Pending JPH1054554A (ja)

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JP21100796A JPH1054554A (ja) 1996-08-09 1996-08-09 燃焼器具

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JP21100796A JPH1054554A (ja) 1996-08-09 1996-08-09 燃焼器具

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ID=16598795

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JP21100796A Pending JPH1054554A (ja) 1996-08-09 1996-08-09 燃焼器具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008032313A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Sharp Corp 電気機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008032313A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Sharp Corp 電気機器

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