JPH0537632Y2 - - Google Patents

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JPH0537632Y2
JPH0537632Y2 JP1985072161U JP7216185U JPH0537632Y2 JP H0537632 Y2 JPH0537632 Y2 JP H0537632Y2 JP 1985072161 U JP1985072161 U JP 1985072161U JP 7216185 U JP7216185 U JP 7216185U JP H0537632 Y2 JPH0537632 Y2 JP H0537632Y2
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capacitor
relay
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circuit
voltage
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は直流電源側と負荷側との間に設けられ
るフイルタ回路に係り、とくに大容量のコンデン
サを使用するフイルタ回路におけるコンデンサの
予充電制御回路に関する。
〔従来の技術〕
電子回路に供給する直流電源は各種あるが、商
用の交流電源を整流しこの出力に対し直列接続し
たコイルと負荷側に並列接続したコンデンサとか
らなるフイルタ回路により、雑音のない直流電源
を得ることが行われる。
第3図はこの種従来のフイルタ回路におけるコ
ンデンサ予充電制御回路を示す回路図であり、フ
イルタ用コンデンサ1とコイル2の一端とがフユ
ーズ9と予充電用抵抗11との並列接続を介して
直列に接続され、さらにコイル2の一端は図示せ
ぬ負荷に接続されるとともにコイル2の他端は電
源スイツチ10を介して図示せぬ電源供給装置に
接続されている。
このフユーズ9は、コンデンサ1の短絡障害時
に対する異常電流の遮断を行うとともに通常の動
作状態においてはコンデンサの予充電用抵抗11
を短絡するものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
さて、この従来例のコンデンサ予充電回路にお
いては、フユーズ9を接続した状態で電源スイツ
チ10を投入した場合、大容量のコンデンサ1に
対して突入充電電流が流れ、この電流によりフユ
ーズ9が不必要に溶断し、また電源スイツチ10
の接点が溶着するなどの弊害が生じることになる
が、この弊害を無くすため、まずフユーズ9を取
り外し、この状態で電源スイツチ10を投入し、
予充電用抵抗11を介してコンデンサ1を充分充
電し、そして再度フユーズ9を接続するという電
源投入手順を踏む必要があつた。
また、電源スイツチ10を一旦切断した後、比
較的短時間の内に再投入する場合、さらに電源供
給装置の障害等による電源断後に電源供給装置側
で電源を再投入する場合など、前記と同様の電源
投入手順を取る必要があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、直流電源と負荷側に直列接続したコ
イルと負荷側に並列接続したヒユーズとコンデン
サの直列回路とからなるフイルタ回路であつて、 前記ヒユーズとコンデンサの直列回路にコンデ
ンサへの突入電流を制限する制限手段およびその
短絡手段と、コンデンサ両端の直流電圧を検出す
る電圧検出手段と、コンデンサに流れる直流充電
電流および直流放電電流をそれぞれ検出する電流
検出手段と、前記電圧検出手段、電流検出手段の
検出結果により前記短絡手段の開閉を制御する制
御手段とを備え、コンデンサ両端の直流電圧が所
定値以上の場合は前記短絡手段を閉成するもので
ある。
〔作用〕
すなわち、フイルタ回路への電源投入時におい
て、コンデンサの充電電位が電源供給装置の電源
電圧と同電位か否か判定し、その判定結果に基づ
いて制御を行うようにしたのである。
〔実施例〕
本考案の一実施例について図面を参照して説明
する。なお、各図面を通じて同一要素には同一符
号を付すものとする。
第1図は本考案の一実施例を示すコンデンサ予
充電回路の回路図、第2図はこの回路図の動作を
説明する流れ図である。ここで、3,6および
4,5はそれぞれ常開接点r1,r4および常閉接点
r2,r3を有する継電器R1,R4およびR2、R3を示
し、7および8は整流器を示す。
なお、継電器R1が動作する電流は継電器R2
それよりも小とし、継電器R1およびR4が動作す
る電流は継電器R3のそれよりも大とする。
さて、コンデンサ1の一端とコイル2の一端は
ともに図示せぬ負荷に接続し、コイルの他端は電
源スイツチ10を介して図示せぬ電源供給装置に
接続する。継電器3はコンデンサ1の両端に接続
され、コンデンサ1の充電電圧が電源電圧と略等
しいか否かを識別する手段として用いられる。継
電器4および5はそれぞれ整流器7および8に直
列に接続した上並列回路を構成し、さらにコンデ
ンサ1の他端に接続されコンデンサ1の直流充放
電電流を識別する手段として用いられる。なお、
継電器4および5それぞれの巻線抵抗はコンデン
サ1に対するおよび充電用放電用抵抗としても用
いられ、予充電用抵抗11の機能を有するもので
あり、また整流器7,8は互いに逆方向の極性と
なるように接続されている。継電器6は、継電器
3,4および5の各接点r1,r2および3と直列に
接続されるとともに、コンデンサ1の一端とフユ
ーズ9に接続され、継電器3,4および5により
その動作が制御される。それゆえ、継電器6を作
動させることにより、その接点r4が閉成し、この
接点r4と並列接続された継電器4および5の巻
線、整流器7および8を短絡する。
つぎに、このように構成された一実施例につき
第2図に示した流れ図を参照し、その動作を説明
する。電源スイツチ10が投入されると、コンデ
ンサ1に対して継電器の巻線を通して充電が開始
される(ステツプ101,102)。このとき継電器3
は作動せず、継電器4が作動する(ステツプ
103)。したがつて、継電器6は作動せずにその状
態を維持する(ステツプ104)。やがてコンデンサ
1に対する充電が完了すると、継電器3が作動
し、継電器4が復旧状態となる(ステツプ105,
106)。そして継電器6が作動して継電器4,5お
よび整流器7,8が短絡され、通常のフイルタ回
路が形成される。
以上の動作において、継電器4の機能は継電器
3の機能を補完するものである。つまり充電がほ
ぼ完了した時点において継電器3が作動しても充
電電流が十分小さくなつて継電器4が復旧した時
点で継電器6を作動させる作用を持つ。
ここで、電源スイツチ10を切断した場合、あ
るいは図示せぬ電源供給装置からの電源供給が停
止した場合、コンデンサ1が放電することになる
(ステツプ109,110)。この結果、まず継電器3が
復旧し、続いて継電器6が復旧し、継電器4,5
および整流器7,8の短絡は解除され(ステツプ
111,112)、継電器5が作動する(ステツプ113)。
継電器5はコンデンサ1が十分放電すると復旧す
る(ステツプ114,115)。かくして、電源の再投
入に備える。
なお、以上の動作において、継電器5の機能は
継電器3の機能を補完するものである。つまり放
電途中において電源が再投入された場合、継電器
3の誤動作により継電器6が動作し、継電器4お
よび整流器7による充電電流制限回路が短絡され
るのを防止する作用を持つ。
〔考案の効果〕
本考案によれば、コンデンサ両端の直流電圧お
よびコンデンサの充放電電流を検出し、その検出
結果によりコンデンサへの突入電流の制御手段の
短絡を制御するようにしたので、コンデンサの短
絡時に対する異常電流の遮断などに備えて設けた
フユーズを電源投入時に取外し取付けるなど人手
を必要としないコンデンサ予充電回路を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は第1図の動作を説明する流れ図、第3図は従
来のコンデンサ予充電回路を示す回路図である。 1……コンデンサ、2……コイル、3,4,
5,6……継電器、7,8……整流器、9……フ
ユーズ、10……電源スイツチ、11……予充電
用抵抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 直流電源と負荷側に直列接続したコイルと負荷
    側に並列接続したヒユーズとコンデンサの直列回
    路とからなるフイルタ回路であつて、 前記ヒユーズとコンデンサの直列回路にコンデ
    ンサへの突入電流を制限する制限手段およびその
    短絡手段と、コンデンサ両端の直流電圧を検出す
    る電圧検出手段と、コンデンサに流れる直流充電
    電流および直流放電電流をそれぞれ検出する電流
    検出手段と、前記電圧検出手段、電流検出手段の
    検出結果により前記短絡手段の開閉を制御する制
    御手段とを備え、 コンデンサ両端の直流電圧が所定値以上の場合
    は前記短絡手段を閉成する事を特徴とするコンデ
    ンサ予充電制御回路。
JP1985072161U 1985-05-17 1985-05-17 Expired - Lifetime JPH0537632Y2 (ja)

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JP1985072161U JPH0537632Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

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JPS61189734U JPS61189734U (ja) 1986-11-26
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JP4662022B2 (ja) * 2004-10-04 2011-03-30 株式会社安川電機 マトリクスコンバータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57180326A (en) * 1981-04-27 1982-11-06 Olympus Optical Co Charging circuit

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JPS57180326A (en) * 1981-04-27 1982-11-06 Olympus Optical Co Charging circuit

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JPS61189734U (ja) 1986-11-26

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