JPH0615354Y2 - 火災報知装置用電源装置 - Google Patents

火災報知装置用電源装置

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JPH0615354Y2
JPH0615354Y2 JP8211885U JP8211885U JPH0615354Y2 JP H0615354 Y2 JPH0615354 Y2 JP H0615354Y2 JP 8211885 U JP8211885 U JP 8211885U JP 8211885 U JP8211885 U JP 8211885U JP H0615354 Y2 JPH0615354 Y2 JP H0615354Y2
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JP
Japan
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power
fire alarm
voltage
alarm device
power supply
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JP8211885U
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JPS61199135U (ja
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隆則 有野
光広 栗本
和年 大野
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ホ−チキ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は停電が生じたとしても所定の電源電圧を供給し
て火災報知装置を確実に駆動する非常用の電源装置に関
する。
(従来の技術) 従来、火災報知装置の機能上、停電が生じた場合でも継
続して火災監視を行なわせるために電池を備え、停電の
あいだ電池電源を火災報知装置に供給していた。
ところで、近年においては大型のビル内には、停電時に
起動する自家用の発電装置を備えていることで、火災報
知装置の非常用電源としての電池電源は発電装置が出力
するまで火災報知装置に電源供給を行なっていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような非常用の電源装置は、自家用
の発電装置からの発電出力が得られると、直ちに火災報
知装置に対する電源供給を電池側から発電装置側に切換
えるようにしているため、発電装置の起動直後において
は発電装置自体の電圧不安定に加え、次々と他の負荷設
備が立ち上がるので発電出力が変動する。通常、自家用
発電装置は給電能力の余剰が少なく、負荷設備の立ち上
がり時の過渡電流により電圧が大きく低下する。このよ
うに発電電圧が不安定であるにもかかわらず、この不安
定な発電出力による電源電圧が火災報知装置に供給され
ることで火災報知装置では火災監視動作が不安定に陥る
か、若しくは誤動作を生じる恐れがあった。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、簡単な構
成により火災報知装置に対する電源供給を停電時に安定
的、且つ継続的に行なうようにするため、商用交流電源
からの交流電圧を整流して直流電圧に変換する整流手段
と、商用交流電源が正常に供給される通常時に前記整流
手段からの整流出力を火災報知装置に供給し商用交流電
源の停電時には電池電源に切換えて火災報知装置に供給
する第1のスイッチング手段とを備えた火災報知装置用
電源装置において、停電時に発電する発電装置と、通常
時に商用交流電源側に切換って整流手段に交流電圧を供
給し、停電時に発電装置側に切換って発電出力を整流手
段に供給する第2のスイッチング手段と、整流手段の整
流出力が所定電圧以上となったことを判別して電圧検出
記号を出力する監視回路と、監視回路からの電圧検出信
号により作動し、所定のタイマ時間経過後に前記第1の
スイッチング手段による火災報知装置に対する電源供給
を電池電源から前記整流手段側に切換えるタイマ手段と
を設けるようにしたものである。
これによって、停電時に作動した発電装置からの発電出
力が安定した後に、火災報知装置に対する電源供給を電
池電源から発電出力に基づく整流出力に切換えることが
できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示したブロック図である。
まず横成を説明すると1は商用AC100V供給時に動
作する第2のスイッチング手段としてのリレー回路であ
り、内部にリレー接点1aを備え通常時に於いては、商
用AC100Vをリレー接点1aを介してトランス2に
供給する。3は停電時にAC100Vの電源電圧を発電
する発電装置であり、停電時に復旧するリレー回路1の
リレー接点1b(図示しない)に基づいて起動し、AC
100Vの発電出力をリレー接点1aを介してトランス
2に供給する。トランス2の一方の2次側からは電流制
限用の抵抗Rを介して整流器4に接続され、整流器5か
らは、リレー接点9bを介して電池Eを充電する。また
トランス2の他方の2次側からは整流器5に接続され、
所定の直流電圧に整流した通常電源をリレー接点9aを
介して火災報知装置6に供給する。7は監視回路であ
り、内部にコンパレータを内蔵し整流器5からの通常電
源の出力電圧が所定の電圧以上であるかどうかを監視し
ており、所定電圧以上となったとき立上り信号を出力す
る。8は遅延手段であるタイマであり、監視回路7から
の立上り信号に信号に基づいてタイマ動作を開始し、所
定のタイマ時間Tだけリレー9の駆動を阻止する。リレ
ー9はリレー接点9a及び9bを内蔵し、停電時にオフ
して電池Eからの電池電源を火災報知装置6に供給し、
停電時から正常になったときオンして通常電源に復旧す
る第1のスイッチイング手段である。
なお、前記発電装置3の内部では電圧制御が行なわれ、
初期励磁が解かれた後に給電が開始される。
次に動作を説明する。第2図は第1図に示した実施例の
動作を示した説明図である。
第2図に示した用に遅刻t1で停電が発生した場合の動
作を説明する。まずAC100Vが正常に供給された通
常時には、リレー回路1がオンし、リレー接点1aを図
示のようにAC100V側に切換えている。またリレー
9はオンしており、リレー接点9aは図示のように下側
に切換って整流器5からの直流電圧を火災報知装置6に
供給している。同時にリレー接点9bが図示のように閉
じ、整流器4からの直流電圧で電池Eを充電している。
次に時刻t1で停電が発生するとそれまで商品AC10
0Vの電源で動作していたリレー回路1及びリレー9が
電源供給されなくなるので直ちにオフする。リレー9の
オフでリレー接点9aは電池E側に、またリレー接点9
bは開放状態となり電池Eからの電池電源を火災報知装
置6に供給する。
一方、リレー回路1のオフでリレー接点1aが発電装置
3側に切換わると同時にリレー接点1bにより発電装置
3が発電を開始しており、発電装置3からの発電出力
は、リレー接点1aを介してトランス2に供給される。
即ち第2図に示した様に発電装置3からの発電出力の出
力電圧が徐々に上昇し、時刻t2に於いて所定の電源電
圧に達したとすると、監視回路7では発電装置3からの
発電出力に応じて整流される整流器5からの整流出力電
圧を監視しており、時刻t2に於いて規定電圧、即ち正
常電圧である旨を判別するとタイマ8に電圧検出信号を
出力する。タイマ8は監視回路7からの電圧検出信号の
立ち上りに基づいてタイマ動作を開始し、所定のタイマ
時間T経過後となる時刻t3までリレー9の駆動を阻止
する。タイマ時間T経過後リレー9の駆動でリレー接点
9a,9bを切換える。即ち、リレー接点9aを整流器
5側に、またリレー接点9bを閉成する。リレー接点9
aが整流器5側に切換わることで発電装置3からの発電
出力はリレー接点1a、トランス2を介して整流器5に
より整流され、整流された所定の通常電源電圧がリレー
接点9aを介して火災報知装置6に供給される。またリ
レー接点9bの閉成により整流器4からの整流電圧を電
池Eに供給し、停電直後に消費された電池Eを充電す
る。
また停電が復旧した場合にはリレー回路1が直ちにオン
することで、商用電源AC100Vがリレー接点1aを
介してトランス2に与えられ、整流器5及びリレー接点
9aを介して所定の電源電圧が火災報知装置6に供給さ
れ、火災報知装置6を継続して駆動する。
(効果) 以上説明してきた様に本考案によれば、商用交流電源か
らの交流電圧を整流して直流電圧に変換する整流手段
と、商用交流電流が正常に供給される通常時に整流手段
からの整流出力を火災報知装置に供給し商用交流電源の
停電時には電池電源に切換えて火災報知装置に供給する
第1のスイッチング手段とを備えた火災報知装置用電源
装置において、停電時に発電する発電装置と、通常時に
商用交流電源側に切換って整流手段に交流電圧を供給
し、停電時に発電装置側に切換って発電出力を整流手段
に供給する第2のスイッチング手段と、整流手段の整流
出力が所定電圧以上となったことを判別して電圧検出信
号を出力する監視回路と、監視回路からの電圧検出信号
により作動し、所定のタイマ時間経過後に第1のスイッ
チング手段による火災報知装置に対する電源供給を電池
電源から前記整流手段側に切換えるタイマ手段とを設け
たことで、停電が生じたとしても簡単な構成により、安
定的に火災報知装置に対する電源供給を継続して行うこ
とができ、火災報知装置の信頼性を更に向上させること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示したブロック図、第2図
は第1図の動作を示した説明図である。 1:リレー回路 1a,9a,9b:リレー接点 2:トランス 3:発電装置 4,5:整流器 6:火災報知装置 7:監視回路 8:タイマ 9:リレー R:抵抗
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−90151(JP,U) 新電気シリーズ 現場のディーゼル発電 技術 オーム社 昭54−9−20 P.77〜 82

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用交流電源からの交流電圧を整流して直
    流電圧に変換する整流手段と、前記商用交流電源が正常
    に供給される通常時に前記整流手段からの整流出力を火
    災報知装置に供給し前記商用交流電源の停電時には電池
    電源に切換えて火災報知装置に供給する第1のスイッチ
    ング手段とを備えた火災報知装置用電源装置において、 停電時に発電する発電装置と、 通常時に商用交流電源側に切換って前記整流手段に交流
    電圧を供給し、停電時に前記発電装置側に切換って発電
    出力を前記整流手段に供給する第2のスイッチング手段
    と、 前記整流手段の整流出力が所定電圧以上となったことを
    判別して電圧検出記号を出力する監視回路と、 該監視回路からの電圧検出信号により作動し、所定のタ
    イマ時間経過後に前記第1のスイッチング手段による火
    災報知装置に対する電源供給を前記電池電源から前記整
    流手段側に切換えるタイマ手段と、 を設けたことを特徴する火災報知装置用電源装置。
JP8211885U 1985-05-31 1985-05-31 火災報知装置用電源装置 Expired - Lifetime JPH0615354Y2 (ja)

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JPS61199135U JPS61199135U (ja) 1986-12-12
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新電気シリーズ現場のディーゼル発電技術オーム社昭54−9−20P.77〜82

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