JPH07234746A - マイクロプロセッサの電源バックアップ回路 - Google Patents
マイクロプロセッサの電源バックアップ回路Info
- Publication number
- JPH07234746A JPH07234746A JP6027704A JP2770494A JPH07234746A JP H07234746 A JPH07234746 A JP H07234746A JP 6027704 A JP6027704 A JP 6027704A JP 2770494 A JP2770494 A JP 2770494A JP H07234746 A JPH07234746 A JP H07234746A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microprocessor
- voltage
- power supply
- circuit
- current
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、携帯電子機器のマイクロプロセッサ
の電源バックアップ回路において、その目的は、主電源
切断後、キャパシタから電流が供給されるようになった
際、マイクロプロセッサがリセット状態になって消費電
流が減少し、マイクロプロセッサの電源電圧が再び上昇
するのを防ぐことにある。 【構成】主電源1が切断されたとき、電圧検出回路20
により低電圧を検出し、マイクロプロセッサ40の消費
電流が急減すると同時に、消費電流維持回路30により
マイクロプロセッサ40の電源ラインの消費電流を維持
または増加させる。 【効果】主電源切断時にマイクロプロセッサの電源電圧
を単調に減少させることができ、マイクロプロセッサに
より制御されている、周辺装置及び周辺回路の誤動作を
防止する効果がある。
の電源バックアップ回路において、その目的は、主電源
切断後、キャパシタから電流が供給されるようになった
際、マイクロプロセッサがリセット状態になって消費電
流が減少し、マイクロプロセッサの電源電圧が再び上昇
するのを防ぐことにある。 【構成】主電源1が切断されたとき、電圧検出回路20
により低電圧を検出し、マイクロプロセッサ40の消費
電流が急減すると同時に、消費電流維持回路30により
マイクロプロセッサ40の電源ラインの消費電流を維持
または増加させる。 【効果】主電源切断時にマイクロプロセッサの電源電圧
を単調に減少させることができ、マイクロプロセッサに
より制御されている、周辺装置及び周辺回路の誤動作を
防止する効果がある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロプロセッサを
有する携帯電子機器に係り、特にキャパシタを利用し、
主電源切断からマイクロプロセッサの電源をバックアッ
プする装置に関する。
有する携帯電子機器に係り、特にキャパシタを利用し、
主電源切断からマイクロプロセッサの電源をバックアッ
プする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロプロセッサの電源バック
アップ回路は、例えば、特開昭61−181227号公
報に記載のような回路がある。
アップ回路は、例えば、特開昭61−181227号公
報に記載のような回路がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】マイクロプロセッサの
電源電圧を主電源切断後一定期間保持するために大容量
キャパシタ(電気二重層コンデンサ等)を使用した場
合、電源切断時にマイクロプロセッサの電源電圧はキャ
パシタの特性に従って降下する。一定電圧までマイクロ
プロセッサの電源電圧が降下したとき、マイクロプロセ
ッサは電圧検出回路からリセット信号を受けることによ
りリセット状態となり、その消費電流は急減して、キャ
パシタの電圧(マイクロプロセッサの電源電圧)は再び
上昇する。キャパシタの電圧が再び上昇するのは、キャ
パシタには内部抵抗があり、その電圧は電流依存性を示
すからである。上記電圧上昇に伴い、マイクロプロセッ
サはリセット状態から解除されるが、マイクロプロセッ
サが起動すると同時に消費電流が増加し、再度マイクロ
プロセッサの電源電圧は降下する。
電源電圧を主電源切断後一定期間保持するために大容量
キャパシタ(電気二重層コンデンサ等)を使用した場
合、電源切断時にマイクロプロセッサの電源電圧はキャ
パシタの特性に従って降下する。一定電圧までマイクロ
プロセッサの電源電圧が降下したとき、マイクロプロセ
ッサは電圧検出回路からリセット信号を受けることによ
りリセット状態となり、その消費電流は急減して、キャ
パシタの電圧(マイクロプロセッサの電源電圧)は再び
上昇する。キャパシタの電圧が再び上昇するのは、キャ
パシタには内部抵抗があり、その電圧は電流依存性を示
すからである。上記電圧上昇に伴い、マイクロプロセッ
サはリセット状態から解除されるが、マイクロプロセッ
サが起動すると同時に消費電流が増加し、再度マイクロ
プロセッサの電源電圧は降下する。
【0004】この様に従来技術においては、キャパシタ
が放電して電流容量が無くなるまで、マイクロプロセッ
サが起動とリセットを短時間に繰り返すという点につい
て配慮がされておらず、マイクロプロセッサにより制御
されている周辺装置及び周辺回路が誤動作するという問
題があった。
が放電して電流容量が無くなるまで、マイクロプロセッ
サが起動とリセットを短時間に繰り返すという点につい
て配慮がされておらず、マイクロプロセッサにより制御
されている周辺装置及び周辺回路が誤動作するという問
題があった。
【0005】本発明の目的は、主電源切断時にマイクロ
プロセッサの電源電圧を保持するためのキャパシタの電
圧を単調に減少させることにある。
プロセッサの電源電圧を保持するためのキャパシタの電
圧を単調に減少させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、電圧検出回
路が低電圧を検出してリセット信号を出すと同時に、マ
イクロプロセッサの電源ラインに消費電流を維持または
増加させる付加回路を設けることにより達成される。
路が低電圧を検出してリセット信号を出すと同時に、マ
イクロプロセッサの電源ラインに消費電流を維持または
増加させる付加回路を設けることにより達成される。
【0007】
【作用】本発明によれば、主電源切断時、電圧検出回路
が低電圧を検出すると同時に、消費電流維持回路が動作
する。それによって、消費電流を維持または増加させ
て、キャパシタの電圧を単調に減少させるようになるの
で、キャパシタの電圧復帰によりマイクロプロセッサが
再起動をすることがない。
が低電圧を検出すると同時に、消費電流維持回路が動作
する。それによって、消費電流を維持または増加させ
て、キャパシタの電圧を単調に減少させるようになるの
で、キャパシタの電圧復帰によりマイクロプロセッサが
再起動をすることがない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【0009】図1は、本発明によるマイクロプロセッサ
の電源バックアップ回路の一実施例を示すブロック図で
あって、消費電流を維持する付加回路(破線内)を設け
たものである。
の電源バックアップ回路の一実施例を示すブロック図で
あって、消費電流を維持する付加回路(破線内)を設け
たものである。
【0010】以下この付加回路を含めたマイクロプロセ
ッサの電源バックアップ回路の動作を説明する。
ッサの電源バックアップ回路の動作を説明する。
【0011】マイクロプロセッサの電源バックアップ回
路は、主電源1と、電圧保持回路10と、電圧検出回路
20と、消費電流維持回路30と、マイクロプロセッサ
40から構成される。また、電圧保持回路10は、電荷
逆流阻止用ダイオード11と、充電用抵抗12と、電圧
保持用キャパシタ13と、放電用ショットキーダイオー
ド14と、三端子レギュレータ15から構成される。ま
た、消費電流維持回路30は、トランジスタ31と、抵
抗32,33,34から構成される。
路は、主電源1と、電圧保持回路10と、電圧検出回路
20と、消費電流維持回路30と、マイクロプロセッサ
40から構成される。また、電圧保持回路10は、電荷
逆流阻止用ダイオード11と、充電用抵抗12と、電圧
保持用キャパシタ13と、放電用ショットキーダイオー
ド14と、三端子レギュレータ15から構成される。ま
た、消費電流維持回路30は、トランジスタ31と、抵
抗32,33,34から構成される。
【0012】主電源1がオンの状態には、電荷逆流阻止
用ダイオード11と充電用抵抗12を介して電圧保持用
キャパシタ13に充電される。
用ダイオード11と充電用抵抗12を介して電圧保持用
キャパシタ13に充電される。
【0013】主電源1切断時には、充電された電圧保持
用キャパシタ13から、放電用ショットキーダイオード
14と三端子レギュレータ15を介してマイクロプロセ
ッサ40に電流が供給される。やがて、電圧保持用キャ
パシタ13が放電して、マイクロプロセッサ40の電源
電圧が下がって、電圧検出回路20が低電圧を検出して
リセット信号(本実施例の場合はLo信号)を出力す
る。リセット信号を受けたマイクロプロセッサ40は、
リセット状態になり消費電流が急減する。それと同時
に、消費電流維持回路30のトランジスタ31がオンし
て、抵抗32を介して電流が流れるようになり、マイク
ロプロセッサ40の電源ラインの消費電流は、維持また
は増加し、マイクロプロセッサ40の電源電圧は単調に
減少する。
用キャパシタ13から、放電用ショットキーダイオード
14と三端子レギュレータ15を介してマイクロプロセ
ッサ40に電流が供給される。やがて、電圧保持用キャ
パシタ13が放電して、マイクロプロセッサ40の電源
電圧が下がって、電圧検出回路20が低電圧を検出して
リセット信号(本実施例の場合はLo信号)を出力す
る。リセット信号を受けたマイクロプロセッサ40は、
リセット状態になり消費電流が急減する。それと同時
に、消費電流維持回路30のトランジスタ31がオンし
て、抵抗32を介して電流が流れるようになり、マイク
ロプロセッサ40の電源ラインの消費電流は、維持また
は増加し、マイクロプロセッサ40の電源電圧は単調に
減少する。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、主電源切断時にマイク
ロプロセッサの電源電圧を単調に減少することができ、
マイクロプロセッサにより制御されている、周辺装置及
び周辺回路の誤動作を防止する効果がある。
ロプロセッサの電源電圧を単調に減少することができ、
マイクロプロセッサにより制御されている、周辺装置及
び周辺回路の誤動作を防止する効果がある。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
1…主電源、 10…電圧保持回路、 11…電荷逆流阻止用ダイオード、 12…充電用抵抗、 13…電圧保持用キャパシタ、 14…放電用ショットキーダイオード、 15…三端子レギュレータ、 20…電圧検出回路、 30…消費電流維持回路、 31…トランジスタ、 32…抵抗、 33…抵抗、 34…抵抗、 40…マイクロプロセッサ。
Claims (1)
- 【請求項1】マイクロプロセッサの電源電圧を検出する
ための電圧検出回路と、電圧を保持するためのキャパシ
タを含む電圧保持回路を有する携帯電子機器において、
低電圧検出後にマイクロプロセッサの電源ラインの消費
電流を維持または増加させるための、消費電流維持回路
を設けたことを特徴とする、マイクロプロセッサの電源
バックアップ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6027704A JPH07234746A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | マイクロプロセッサの電源バックアップ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6027704A JPH07234746A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | マイクロプロセッサの電源バックアップ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07234746A true JPH07234746A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12228381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6027704A Pending JPH07234746A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | マイクロプロセッサの電源バックアップ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07234746A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009044448A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-26 | Canon Inc | 複合機能集積回路及び複合機能集積回路の制御方法 |
EP2966743A4 (en) * | 2013-03-05 | 2016-10-19 | Huizhou Kimree Technology Co Ltd Shenzhen Branch | PROTECTION DEVICE AND METHOD FOR PREVENTING THE SLICING OF THE POWER SUPPLY VOLTAGE OF A MICROCONTROLLER IN AN ELECTRONIC CIGARETTE |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP6027704A patent/JPH07234746A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009044448A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-26 | Canon Inc | 複合機能集積回路及び複合機能集積回路の制御方法 |
EP2966743A4 (en) * | 2013-03-05 | 2016-10-19 | Huizhou Kimree Technology Co Ltd Shenzhen Branch | PROTECTION DEVICE AND METHOD FOR PREVENTING THE SLICING OF THE POWER SUPPLY VOLTAGE OF A MICROCONTROLLER IN AN ELECTRONIC CIGARETTE |
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