JPH044276Y2 - - Google Patents

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JPH044276Y2
JPH044276Y2 JP1984096659U JP9665984U JPH044276Y2 JP H044276 Y2 JPH044276 Y2 JP H044276Y2 JP 1984096659 U JP1984096659 U JP 1984096659U JP 9665984 U JP9665984 U JP 9665984U JP H044276 Y2 JPH044276 Y2 JP H044276Y2
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voltage
power
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circuit
output
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はマイクロプロセツサを使用しデータ処
理あるいは制御を行なう電子機器に関する。
(ロ) 従来技術 最近の携帯用コンピユータに於いては、回路の
C−MOS化により電池駆動が可能となつている
が、これらの携帯用コンピユータでは内蔵のメモ
リ内容が確実に保護されることが重要となつてい
る。特に電源のONあるいはOFF時にどのように
メモリ内容を保護するかが重要である。通常電源
がONされ電源電圧が所定の電位に立上つたこと
を電圧監視回路が検出すると、電圧監視回路より
の検出出力に基づき先ずスタンバイ解除信号が発
生されメモリがアクセス可能となり、続いて所定
時間後リセツト解除信号が発生されマイクロプロ
セツサに供給されることにより、マイクロプロセ
ツサが動作可能となるよう構成されており、例え
ば特開昭59−83228号公報に開示されている。そ
して動作中に電源が遮断した場合には、電圧監視
回路はマイクロプロセツサに非常割込み信号を発
生してマイクロプロセツサに知らせる。非常割込
み信号を取り込んだマイクロプロセツサは、デー
タ保護の為所定の処理を済ませた後、電源部に遮
断信号を供給しシステムの電源を完全に遮断す
る。
ところでこの様なシステムに於いて、電源の電
池が容量不足になつていた場合、電源がONされ
ても所定電圧の駆動電圧が発生されない為、電圧
監視回路から検出出力が発生されず、動作状態に
ならないにも拘らず中途半端な駆動電圧がLSI等
の各デバイスに印加され続けることになり好まし
くない。又この様なシステムに於いては、データ
を記憶するメモリのメモリ内容を電源遮断時も保
持する為に、メモリにはバツクアツプ用の電池か
ら保持用電圧が供給されており、バツクアツプ用
に充電可能な電池が設けられ、駆動電源から充電
されるように構成されている。したがつて駆動電
源の低下によりLSI等の回路を動作させることが
出来なくても、メモリのバツクアツプ用電源とし
ては役立つ為、前述の様に無駄な放電を続けるよ
りもメモリ保持用として利用した方が有効であ
る。
また、特開昭52−117025号公報、特開昭57−
90729号公報、実開昭56−92226号公報等に開示さ
れている様に電源ON操作後電圧監視回路のみに
より駆動電圧の印加を制御する方法では、上述し
た如く無駄な放電を続けるという問題だけではな
く、電源より供給される電圧が所定電圧を中心に
変動している際にはLSI等の回路が動作と不動作
を繰返すこととなる。そもそも、上記LSI等はそ
の立上り時は非常に不安定であり、従つて上記動
作と不動作との繰返し回数が多くなれば装置の誤
動作を発生する危惧が高まる。
(ハ) 考案の目的 本考案は上述の問題点を解消し、無駄な電力消
費を防止した電子機器を提供することを目的とす
るものである。
(ニ) 考案の構成 本考案は電源がONされてから所定時間経過し
ても駆動電圧が所定電圧迄立上らない場合、自動
的に電源を遮断し、電池の無駄な消費を防止する
よう構成したものである。
(ホ) 実施例 以下本考案の実施例を図面と共に説明する。1
は内蔵の電池電源あるいはAC電源より駆動電圧
(VCC)を供給する電源回路で、図示しない電源
スイツチのONあるいは電話機能等を内蔵してい
る場合には、オフフツクの検出で発生される電源
ON信号(POWER ON)によるフリツプフロツ
プ2のセツトで、セツト出力(Q)が供給された
トランジスタ3が導通することにより、トランジ
スタ4が導通され駆動電圧(VCC)を供給してい
る。5は駆動電圧(VCC)が所定電位に達してい
るか否かを検出する電圧監視回路で、所定電圧に
達したことを検出すると、検出信号(SO)を
ANDゲート6で構成されたコントロール回路7
に供給すると共に、マイクロプロセツサで構成さ
れた制御回路8にはインバータ9を介して電源遮
断検出信号(POWER DOWN)として供給され
ている。コントロール回路7のANDゲート6の
他方の入力には、フリツプフロツプ2のセツト出
力(Q)が供給されており、出力がスタンバイ制
御回路10を構成するフリツプフロツプ11のセ
ツト入力に供給されている。スタンバイ制御回路
10のフリツプフロツプ11のセツト出力(Q)
はスタンバイ解除信号()として制御回
路8に供給されており、スタンバイ解除信号
()を取り込んだ制御回路8は、図示しな
いメモリをアクセス可能にさせる。一方フリツプ
フロツプ11のリセツト出力()は、起動信号
としてタイマ回路12に供給されている。タイマ
回路12は起動信号を受取ると動作を開始し、所
定時間経過後出力をリセツト制御回路13に供給
する。リセツト制御回路13はフリツプフロツプ
14で構成されており、セツト入力(S)にタイ
マ回路12の出力が供給され、セツト出力(Q)
がリセツト解除信号()として制御回路8
に供給されており、リセツト解除信号()
を取り込んだ制御回路8は、制御回路8全体を動
作状態に設定する。したがつて第2図に示すよう
にスタンバイ解除信号()の発生からタ
イマ回路12で設定された所定時間経過後、リセ
ツト解除信号()が発生され制御回路8の
マイクロプロセツサが動作状態に設定される。1
5はフリツプフロツプ2のセツト出力(Q)で起
動されるタイマ回路で、所定時間経過後パルス出
力(S1)を発生するよう構成されており、出力が
ANDゲート16の入力に供給されている。AND
ゲート16の他方の入力には、フリツプフロツプ
11のリセツト出力(Q)が供給され、出力が
夫々のフリツプフロツプ2,11,14のリセツ
ト端子(R)に供給されている。又このリセツト
端子(R)には制御回路8より発生される電源遮
断信号(POWER OFF)が供給されている。尚
電圧監視回路5をはじめ夫々のフリツプフロツプ
2,11,14等は、電源が遮断されている時も
図示しないバツクアツプ用電源により常時動作状
態に維持されている。
次に斯る構成よりなる本考案の動作につき説明
する。
先ず電源電池17の容量が十分有る場合、図示
しない電源スイツチのON操作で電源ON信号
(POWER ON)が発生されると、フリツプフロ
ツプ2のセットでトランジスタ3が導通しトラン
ジスタ4を導通させることにより、第2図(b)
に示すように駆動電圧(VCC)が発生される。又
フリツプフロツプ2のセット出力でタイマ回路1
5が起動され動作を開始する。駆動電圧(VCC
の電位が電圧監視回路5で設定された所定電位に
達すると、電圧監視回路5から検出出力(S0)が
発生され、コントロール回路7のANDゲート6
が開かれ、フリツプフロツプ11のセツトでスタ
ンバイ解除信号()が発生されることに
より、スタンバイ解除信号()を取り込
んだ制御回路8は、図示しないメモリをアクセス
可能に制御する。一方フリツプフロツプ11のセ
ツトでタイマ回路12が起動され、所定時間経過
すると出力が発生されることにより、リセツト制
御回路13のフリツプフロツプ14がセツトさ
れ、リセツト解除信号()が制御回路8に
供給される。リセツト解除信号()を取り
込んだ制御回路8は全体を動作状態に設定する。
この際フリツプフロツプ2のセツトでタイマ回路
15が起動され、所定時間経過すると出力が
ANDゲート16に発生されるが、タイマ回路1
5から出力が発生される時フリツプフロツプ11
はセツトされており、リセツト出力()は
“L”レベルにある為ANDゲート16は開かれな
い。そして所定の処理を終了し、図示しない電源
スイツチがOFFされた事を検出した時、あるい
は処理動作を自動的に終了する時、制御回路8は
電源遮断信号(POWER OFF)を発生し夫々の
フリツプフロツプ2,11,14をリセツトする
ことにより、電源回路1のトランジスタ3,4の
不導通で駆動電圧(VCC)を遮断すると共に、ス
タンバイ信号及びリセツト信号を発生し、初期状
態に復帰させる。
次に電源スイツチがONされた時電池電源17
の容量が低下していた場合、フリツプフロツプ2
のセツトでトランジスタ3,4は導通され駆動電
圧が発生されるが、所定の駆動電圧が発生されな
い為、電圧監視回路5からは出力は発生されず、
スタンバイ解除信号()及びリセツト解
除信号()も発生されない。したがつて図
示しないメモリあるいは制御回路8が動作状態と
なることはないが、制御回路8等には所定の駆動
電圧(VCC)よりも低い電圧が印加され続けるこ
とになる。ところが本考案ではフリツプフロツプ
2のセツトから所定時間経過し、タイマ回路15
より出力(S1)が発生しANDゲート16に入力
されると、フリツプフロツプ11がリセツト状態
にあり、リセツト出力()が“H”レベルであ
る為ANDゲート16が開かれ出力がフリツプフ
ロツプ2に供給されフリツプフロツプ2をリセツ
トし、電源回路1のトランジスタ3,4を不導通
にすることにより、駆動電圧の供給を完全に遮断
する。したがつて所定の駆動電圧より低い電圧が
供給され続けることによる電池の無駄な電力消費
を防止できる。
(ヘ) 考案の効果 上述の如く本考案の電子機器は、電池電源の容
量低下により電源がONされても所定の駆動電圧
に達しない場合には、電源ONから所定時間経過
すると自動的に駆動電圧の供給を遮断するよう構
成し、電池の無駄な電力消費を防止することによ
り、電池の容量が低下し回路を動作させることが
出来ない場合でも、メモリ保持用として使用する
ことにより、メモリの保持時間を延長できるもの
で、有効に利用できる。
また、電源電圧が所定の駆動電圧を中心に変動
する際でも装置の不安定な立上りが操返されるこ
とを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電子機器の構成を示す回路
図、第2図、第3図は動作状態を示す第1図の要
部の出力波形図である。 1……電源回路、5……電圧監視回路、7……
コントロール回路、8……制御回路、10……ス
タンバイ制御回路、12……タイマ回路、13…
…リセツト制御回路、15……タイマ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源ON操作で制御回路等に所定の駆動電圧を
    供給する様に構成した電子機器に於いて、前記操
    作に応答して電源から制御回路等への駆動電圧供
    給を可能とする電圧供給手段と、駆動電圧が所定
    の電圧以上か否かを検出する電圧監視回路と、電
    源ON操作で起動され所定時間後出力を発生する
    タイマ回路と、該タイマ回路からの出力発生時前
    記電圧監視回路より駆動電圧が所定電圧に達して
    いない事を示す出力があると駆動電圧の制御回路
    及び電圧監視回路等への供給を停止すべく前記電
    圧供給手段を制御し、前記電源ON操作を無効と
    する手段とを具備したことを特徴とする電子機
    器。
JP9665984U 1984-06-27 1984-06-27 電子機器 Granted JPS6112125U (ja)

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JPS6112125U JPS6112125U (ja) 1986-01-24
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JP5455826B2 (ja) * 2010-07-14 2014-03-26 萩原電気株式会社 電源投入制御回路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52117025A (en) * 1976-03-29 1977-10-01 Toshiba Corp Electric power unit of digital circuit
JPS5790729A (en) * 1980-11-26 1982-06-05 Pioneer Electronic Corp Power supply circuit for microprocessor

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