JP2515950Y2 - バックアップ電源の電圧低下検出回路 - Google Patents

バックアップ電源の電圧低下検出回路

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JP2515950Y2
JP2515950Y2 JP2635190U JP2635190U JP2515950Y2 JP 2515950 Y2 JP2515950 Y2 JP 2515950Y2 JP 2635190 U JP2635190 U JP 2635190U JP 2635190 U JP2635190 U JP 2635190U JP 2515950 Y2 JP2515950 Y2 JP 2515950Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主電源がオフのときバックアップ電源によ
って負荷に電力を供給するようにしたバックアップ機構
におけるバックアップ電源の電圧低下を検出する回路に
関する。
〔従来の技術〕
例えばメモリなどのICにおいては、これを駆動する主
電源が停電になどによって停止した場合、バックアップ
電源によってこれをバックアップできるようにしてあ
る。
しかしながら、このバックアップ電源から供給される
電圧が所定の値よりも低下すると、メモリ内容に異常が
生じ、正常なデータとして使用することができなくなっ
てしまう。
そこで、従来においては、第3図に示すようにメモリ
などの負荷31をバックアップするためのバックアップ電
源32の電圧を抵抗33を介してコンパレータ34の一方の入
力端子34Aに入力すると共に、コンパレータ34の他方の
入力端子34Bに抵抗35,36によって適宜分圧された基準電
源37からの比較電圧を入力するようにし、コンパレータ
34からのコンパレータ出力がハイレベルになったことを
CPU38で検出し、バックアップ電源32の電圧が所定の電
圧よりも低下したことを確認できるようにしていた。な
お、39は主電源である。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記第3図に示した従来技術によれ
ば、主電源39がオフになると、コンパレータ34の入力イ
ンピーダンスが低下し、その結果、バックアップ電源32
から抵抗33を介して電流が流出し、バックアップ電源32
の消耗が激しくなり、その寿命が低下するといった不都
合がある。
本考案は、上述の事柄に留意してなされたもので、そ
の目的とするところは、バックアップ電源を殆ど消耗さ
せることがないバックアップ電源の電圧低下検出回路を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案においては、次の二
つの手段を採用している。すなわち、 第1の考案に係るバックアップ電源の電圧低下検出回
路は、負荷に対して主電源ラインを介して主電源を接続
するとともに、バックアップ電源ラインを介してバック
アップ電源を接続し、前記主電源ラインにサイリスタの
アノードを接続し、このサイリスタのゲートにトランジ
スタのコレクタを接続し、このトランジスタのエミッタ
を前記バックアップ電源ラインに接続するとともに、そ
の接続点にコンデンサの一端側を接続して、前記主電源
がオフのときには前記コンデンサが前記バックアップ電
源によって充電されるようにし、前記主電源がオフから
オンになったときにおける前記バックアップ電源の電圧
が、前記主電源がオフからオンになったときに前記トラ
ンジスタのベースに印加される電圧からトランジスタの
ベース・エミッタ順方向電圧降下分を引いた大きさを下
回っていた場合、トランジスタがオンし、これによって
前記サイリスタがターンオンすることに基づいて前記バ
ックアップ電源の電圧低下を検出するようにしたことを
特徴としている。
第2の考案に係るバックアップ電源の電圧低下検出回
路は、負荷に対して主電源ラインを介して主電源を接続
するとともに、この主電源によって充電され主電源がオ
フのとき前記負荷をバックアップするコンデンサを設
け、前記主電源ラインにサイリスタのアノードを接続
し、このサイリスタのゲートにトランジスタのコレクタ
を接続し、このトランジスタのエミッタを前記コンデン
サの一端に接続して、前記主電源がオフからオンになっ
たときにおける前記コンデンサの電圧が、前記主電源が
オフからオンになったときに前記トランジスタのベース
に印加される電圧からトランジスタのベース・エミッタ
順方向電圧降下分を引いた大きさを下回っていた場合、
トランジスタがオンし、これによって前記サイリスタが
ターンオンすることに基づいてバックアップ電源として
の前記コンデンサの電圧低下を検出するようにしたこと
を特徴としている。
〔作用〕
上記前者の構成によれば、バックアップ電源の電圧低
下の検出に際しては、バックアップ電源はコンデンサを
充電するだけであり、従って、バックアップ電源が徒に
消耗されることがない。
また、上記後者の構成によれば、コンデンサがバック
アップ電源を兼ねているので、構成がより簡単になる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係るバックアップ電源の電圧低下検
出回路の一例を示す構成図で、この図において、1は主
電源である。2は負荷としてのメモリで、主電源ライン
3を介して主電源1から所定の電力が常時供給されるよ
うにしてある。4はバックアップ電源としての電池(以
下、バッテリと云う)で、主電源1または主電源ライン
3の何れかに異常があったとき(以下、主電源オフと云
う)、バックアップ電源ライン5を介してメモリ2に所
定の電力を供給するものであり、他端側が接地されてい
る。
6はコンデンサで、その一端側はバックアップ電源ラ
イン5に接続され、他端側は接地されている。そして、
このコンデンサ6とバックアップ電源ライン5との接続
点Aの両側のバックアップ電源ライン5には逆流防止用
のダイオード7,8が介装されている。
9は主電源ライン3とバックアップ電源ライン5との
間に介装されるスイッチング素子としてのトランジスタ
で、そのベース9Bは抵抗10を介して主電源ライン3に接
続され、そのエミッタ9Eは接続点Aに接続され、そのコ
レクタ9Cは後述するサイリスタ12のゲート12Gに接続さ
れている。11はツェナーダイオードで、その一端側がト
ランジスタ9のベース9Bと抵抗10との間の点Bに接続さ
れると共に他端側が接地され、トランジスタ9のベース
電位を一定化させるもので、主電源1がオフからオンに
なったときの前記B点の電位を、バックアップ用電源4
の電圧低下検出のための基準電位としている。
12はラッチ素子としてのサイリスタで、そのアノード
12Aは主電源ライン3に接続され、そのゲート12Gはトラ
ンジスタ9のコレクタ9Cに接続され、そのカソード12C
は抵抗13を介して接地されている。14はCPUのパラレル
入力ポートで、サイリスタ12のカソード12Cと抵抗13と
の間の点Cに接続されている。
次に上記構成の動作について説明すると、主電源オフ
のとき、ダイオード7,8を介してバッテリ4からバック
アップ用電力がメモリ2に供給されると共に、コンデン
サ6はバッテリ4の起電力V4からダイオード7の順方向
電圧降下分V7を引いた電圧(V4−V7)で充電される。
そして、主電源オフから主電源オンになると、トラン
ジスタ9のベース9Bにはツェナーダイオード11によって
安定化された基準電位(ベース電圧)V11が印加される
が、コンデンサ6の充電電位E6とトランジスタ9のベー
ス・エミッタ順方向電圧降下分VBEとを加えた電圧(E6
+VBE)が前記ベース電圧V11よりも小さくなると、つま
り、E6+VBE<V11となると、トランジスタ9のベース9B
およびエミッタ9Eを介して線路15にコンデンサ6を充電
するための電流iが流れる。その結果、トランジスタ9
のコレクタ9Cにコレクタ電流が流れ、サイリスタ12のゲ
ート12Gがトリガされるので、サイリスタ12は導通状態
になり、これによって、バックアップ切れ信号Sがハイ
レベルとなり、これが図示してないCPUによって検出さ
れる。
つまり、コンデンサ6の充電電位E6が、トランジスタ
9のベース電位EBからトランジスタ9のベース・エミッ
タ順方向電圧降下分VBEを引いた値を下回ると、すなわ
ち、E6<EB−VBEになると、バックアップ切れ信号Sが
ハイレベルとなるのである。
このようにバックアップ切れ信号Sがハイレベルにな
るということは、コンデンサ6の充電電位E6に低下が生
じたので、メモリ2のバックアップが正常に行われてい
ないことを意味し、CPU14からは所定のアラームが発せ
られる。
なお、E6≧EB−VBEであるときは、前記バックアップ
切れ信号Sがハイレベルにならず、この場合、コンデン
サ6は所定のバックアップ電位を有していることは云う
までもない。
上述の説明から理解されるように、本考案に係るバッ
クアップ電源の電圧低下検出回路においては、バックア
ップ電源としてのバッテリ4の電圧低下の検出するに際
して、バッテリ4はコンデンサ6を充電するだけであ
り、バッテリ4から電流が流出することがないからバッ
テリ4が徒に消耗されることがない。
第2図は本考案の他の実施例に係るバックアップ電源
の電圧低下検出回路の構成を示す図で、この図におい
て、第1図における符号と同一符号は同一物または相当
物を示す。
そして、この実施例における構成が前記第1図に示す
先の実施例の構成と大きく異なるところは、バッテリ4
をなくすと共に、コンデンサ6に代えて、これよりも容
量が大きいコンデンサ16を用いた点にある。すなわち、
コンデンサ16はその一端側が前記点Aに接続され他端側
が接地されるようにして設けられ、主電源ライン3と点
Aとの間を抵抗17を有する充電用ライン18によって接続
したのである。
このように構成した場合、主電源オンのとき、コンデ
ンサ16は主電源1によって充電される。そして、主電源
オフのときは前記実施例と同様にバックアップ電源とし
てのコンデンサ16からは電流が流出しないからその消耗
が生じることはない。そして、この構成によれば、バッ
テリを設けない分だけ構成が簡単になるといった利点が
ある。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案においては、バックアッ
プ電源の電位チェックの際、バックアップ用電源から電
流が流出することがないから、このバックアップ用電源
が徒に消耗されることがなくなり、その寿命が伸びる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るバックアップ電源の電
圧低下検出回路の構成図である。 第2図は本考案の他の実施例に係るバックアップ電源の
電圧低下検出回路の構成図である。 第3図は従来例を示す構成図である。 1…主電源、2…負荷、3…主電源ライン、4…バック
アップ電源、5…バックアップ電源ライン、6…コンデ
ンサ、9…トランジスタ、9B…ベース、9C…コレクタ、
9E…エミッタ、12…サイリスタ、12A…アノード、12G…
ゲート、16…コンデンサ、A…接続点、i…充電電流。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷に対して主電源ラインを介して主電源
    を接続するとともに、バックアップ電源ラインを介して
    バックアップ電源を接続し、前記主電源ラインにサイリ
    スタのアノードを接続し、このサイリスタのゲートにト
    ランジスタのコレクタを接続し、このトランジスタのエ
    ミッタを前記バックアップ電源ラインに接続するととも
    に、その接続点にコンデンサの一端側を接続して、前記
    主電源がオフのときには前記コンデンサが前記バックア
    ップ電源によって充電されるようにし、前記主電源がオ
    フからオンになったときにおける前記バックアップ電源
    の電圧が、前記主電源がオフからオンになったときに前
    記トランジスタのベースに印加される電圧からトランジ
    スタのベース・エミッタ順方向電圧降下分を引いた大き
    さを下回っていた場合、トランジスタがオンし、これに
    よって前記サイリスタがターンオンすることに基づいて
    前記バックアップ電源の電圧低下を検出するようにした
    ことを特徴とするバックアップ電源の電圧低下検出回
    路。
  2. 【請求項2】負荷に対して主電源ラインを介して主電源
    を接続するとともに、この主電源によって充電され主電
    源がオフのとき前記負荷をバックアップするコンデンサ
    を設け、前記主電源ラインにサイリスタのアノードを接
    続し、このサイリスタのゲートにトランジスタのコレク
    タを接続し、このトランジスタのエミッタを前記コンデ
    ンサの一端に接続して、前記主電源がオフからオンにな
    ったときにおける前記コンデンサの電圧が、前記主電源
    がオフからオンになったときに前記トランジスタのベー
    スに印加される電圧からトランジスタのベース・エミッ
    タ順方向電圧降下分を引いた大きさを下回っていた場
    合、トランジスタがオンし、これによって前記サイリス
    タがターンオンすることに基づいてバックアップ電源と
    しての前記コンデンサの電圧低下を検出するようにした
    ことを特徴とするバックアップ電源の電圧低下検出回
    路。
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