JPH0642767B2 - システムリセット回路 - Google Patents

システムリセット回路

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JPH0642767B2
JPH0642767B2 JP1339490A JP33949089A JPH0642767B2 JP H0642767 B2 JPH0642767 B2 JP H0642767B2 JP 1339490 A JP1339490 A JP 1339490A JP 33949089 A JP33949089 A JP 33949089A JP H0642767 B2 JPH0642767 B2 JP H0642767B2
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transistor
power supply
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voltage
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操 古谷
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はシステムリセット回路に係り、特に電源電圧の
立ち上がりを遅延させる遅延用コンデンサを有するシス
テムに印加する電源のリセットを行なうシステムリセッ
ト回路に関する。
従来の技術 ディジタル集積回路(IC)などのシステムでは一般に
そのICに印加される電源電圧が所定の値以下に低下す
ると正常に動作しなくなる。このため、電源電圧が所定
の値より低下したとき、電源電圧の印加を停止させ、シ
ステムの動作を停止させるシステムリセット回路があ
る。
このようなシステムリセット回路としては従来第5図に
示すような回路構成のものが用いられていた。
第5図に示すようにコンパレータ2の非反転入力に定電
流源8及びツェナーダイオードDにより定電圧を印加
し、反転入力には電源4の電圧Vccを抵抗R,R
により分圧した分圧電圧を印加する。
コンパレータ2はこれの2つの入力電圧を比較し、電源
4の電圧Vccに応じた分圧電圧がツェナーダイオード
により生成された定電圧より低下するとハイレベル
信号を出力する。このハイレベル信号は抵抗Rを介し
npnトランジスタQのベースに供給される。
npnトランジスタQはコンパレータ2の出力がハイ
レベルとなると、オンして、コンデンサCの電荷を放
電する。また、電源4の電圧Vccが急激に低下した場
合でも、コンデンサCの電荷を放電できるようにダイ
オードDが設けられていて、電源ラインを通して放電
できる構成としていた。
また、遅延用コンデンサCは電源電圧の立ち上がりを
遅延して、電源電圧が十分に立ち上がったときに電圧を
システムに印加するように設けられていた。
発明が解決しようとする課題 しかるに、従来のシステムリセット回路はコンパレータ
2の出力信号により遅延用コンデンサCの放電を行っ
ているため、電源電圧が急激に低下した場合にはコンパ
レータ2からは出力信号が一瞬しか出力されず遅延用コ
ンデンサCの放電が十分に行なえなかったり、また、
電源電圧の急激な低下時に放電が行なえるようにダイオ
ードDを電源ラインに接続すると、電源ラインのイン
ピーダンスが高い場合には放電が行なえなくなる等の問
題点があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、電源電圧の
急激な低下時でも遅延用コンデンサの放電が行なえるシ
ステムリセット回路を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 システムに電源電圧を印加する際に該電源電圧が十分に
立ち上がった後に該システムに該電源電圧を印加する遅
延用コンデンサを有し、該電源電圧の予め設定された所
定値との大小関係を検出回路により検出し、該電源電圧
が所定値以下となった際には該検出回路の検出信号に応
じて出力トランジスタをスイッチングさせ、該遅延用コ
ンデンサを放電させると共に該システムへの電圧印加を
停止するシステムリセット回路において、 前記検出回路の検出信号がベースに供給され、エミッタ
が前記出力トランジスタと前記遅延用コンデンサとの接
続点に接続された第1のトランジスタと、 前記第1のトランジスタのコレクタにベースが接続さ
れ、前記第1のトランジスタのベースにコレクタが接続
されエミッタが前記遅延用コンデンサの他端に接続され
た第2のトランジスタと、 前記第1のトランジスタのベースとエミッタとの間に接
続された抵抗とよりなり、前記検出信号に応じて起動
し、起動後は前記遅延用コンデンサの充電電圧により動
作して、前記遅延用コンデンサを放電する放電回路を具
備してなる。
作用 放電回路は検出回路により電源電圧が所定値より低下し
たことが検出されると起動し、遅延用コンデンサの放電
を開始する。放電回路は起動後は遅延用コンデンサの電
圧により動作が行なわれ、遅延用コンデンサの放電は電
源電圧が印加されなくとも持続する。
このため、電源電圧が急激に低下し出力トランジスタが
オフしても放電回路は確実に動作して、遅延用コンデン
サを完全に放電させることができる。また、第2のトラ
ンジスタのベースエミッタ間に抵抗を接続することによ
り、ノイズ及びリーク電流は抵抗に流れ、第2のトラン
ジスタをノイズ及びリーク電流により動作させてしまう
ことがなく、放電回路を確実に動作させることができ
る。
実施例 第1図は本発明の第1の実施例の回路構成図を示す。
電源4は定電圧源でシステムリセット回路1の入力端子
5に正極が接続され、接地された接地端子6に負極が接
続される。また、システムリセット回路1の入力端子5
と出力端子7との間には負荷抵抗Rが接続され、出力
端子7と接地端子6との間には遅延用コンデンサC
接続されている。
システムリセット回路1は入力端子5に印加される電圧
を分圧する抵抗R,R,基準電圧を生成する定電流
源8及びツェナーダイオードD,コンパレータ2(以
上が検出回路を構成している)、ベース抵抗R
,放電用npnトランジスタQ放電回路9よりな
る。
コンパレータ2の反転端子には分圧抵抗R,Rによ
り分圧された分圧電圧が印加され、非反転端子には定電
流源8とツェナーダイオードDにより生成された定電
圧Vが印加される。したがって、システムリセット回
路1の検出回路による検出電圧Vは V=V(1+R/R) で設定される。
コンパレータ2の出力信号はベース抵抗Rを介してト
ランジスタQのベースに供給されると共にベース抵抗
を介して放電回路9に供給される。トランジスタQ
のコレクタは出力端子7に接続され、エミッタは接地
端子6に接続されコンパレータ2からの出力信号がハイ
レベルとなると、コンデンサCの電荷を放電する構成
とされている。
放電回路9はpnpトランジスタQ,npnトランジ
スタQ,抵抗Rよりなる。pnpトランジスタQ
のエミッタは出力端子7に接続され、コレクタはベース
抵抗Rに接続され、ベースはnpnトランジスタQ
のコレクタに接続される。npnトランジスタQのエ
ミッタは接地端子に接続され、ベースはベース抵抗R
に接続される。抵抗Rはベース抵抗Rと接地端子6
間に接続される。このため、放電回路9はサイリスタ的
に動作して、遅延用コンデンサCの電荷を放電する構
成とされている。また、このとき、トランジスタQ
の電流増幅率が高いと放電回路9の感度が高すぎて
誤動作する。このため、抵抗Rを設け、ノイズやリー
ク電流は抵抗Rに流すことにより放電回路9の感度を
低下させ、誤動作が生じない構成としている。
次に第2図と共に回路の動作について説明する。
電源電圧が第2図aに示すように変動するものとして説
明する。まず、時刻tで電源電圧aがOよりVcc
で立ち上がる。このとき、遅延用コンデンサCの働き
により出力電圧bは徐々にVccまで立ち上がる。次に
時刻tで電源電圧aがスレッショルド電圧Vよりわ
ずかに(コンパレータ5が動作可能なレベルまで)低下
すると、コンパレータ2の出力信号cはハイレベルとな
りトランジスタQをオンして、遅延用コンデンサC
の電荷を放電する。このとき、トランジスタQ,Q
もオンする。
次に時刻tで電源電圧aが再び急激にVccよりOま
で低下するとコンパレータ2の出力信号cは一瞬ハイレ
ベルとなり、すぐにローレベルに落ちてしまう。これ
は、電源電圧aの低下が急激であるため、コンパレータ
2が動作しなくなるためである。したがって、トランジ
スタQは一瞬オンとなり、すぐにオフとなってしま
う。このため、遅延用コンデンサCの電荷はトランジ
スタQより放電されない。
このとき、コンパレータ2の出力信号cは放電回路3に
も供給されている。放電回路9では、コンパレータ2の
出力信号cが一瞬ハイレベルになると、トランジスタQ
が一瞬オンになる。トランジスタQが一瞬オンにな
ると、トランジスタQのベース電位が接地されるた
め、トランジスタQがオンになり遅延用コンデンサC
の電荷を抵抗Rを介して、放電する。
放電が開始すると抵抗RによりトランジスタQのベ
ースに電圧が印加されるため、トランジスタQはオン
状態を保持し、このためトランジスタQもオンを保持
する。トランジスタQ,Qは遅延用コンデンサC
の電圧が十分に低下するまでオンを保持する。したがっ
て遅延用コンデンサCの電荷は放電回路9を介して接
地に流れ、放電させることができる。
このように、放電回路9は電源電圧aが急激に低下し、
コンパレータ2が一瞬しか動作しない場合でも、コンパ
レータ2から出力される一瞬の出力信号cにより起動し
て、起動後は遅延用コンデンサCの電圧により動作し
て、遅延用コンデンサCの電荷を放電させる。
このため、第2図bの出力信号波形に破線で示すように
電荷を放電させることができなくなることはなくなり、
また、電源ラインに放電させる必要はないため、電源ラ
インのインピーダンスが高い場合にも放電が行なえる。
第3図は第2の実施例の回路構成図を示す。なお、第1
図の回路と同一構成部分には同一符号を付し、その説明
は省略する。本実施例はハイリセットの回路で、電源電
圧がスレッショルド電圧より上昇した場合に負荷抵抗R
への電圧の印加を停止する。第3図に示すように第1
の実施例のトランジスタQをpnpトランジスタQ
にて構成し、第1の実施例の放電回路9のトランジスタ
をnpnトランジスタQ,トランジスタQをp
npトランジスタQで構成し、電源4の極性を逆転し
た構成とし、さらに、コンパレータ2の入力端子を第1
の実施例とは逆に接続した構成としてなる。
第4図は第3の実施例の回路構成図を示す。第1図と同
一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例は出力電圧の立ち上がりを電源電圧が十分に立
ち上がった後に立ち上げるタイマー動作を付加したもの
で、遅延用コンデンサCには定電流源10を設け充電
する構成とし、コンデンサCの電圧をコンパレータ1
1により定電流源8及びツェナーダイオードDと比較
し、その大小に応じてハイ又はローレベル信号を出力し
て抵抗Rを介してトランジスタQをスイッチング制
御して、負荷抵抗Rへの電圧印加を制御している。
発明の効果 上述の如く、本発明によれば、検出回路により電源電圧
が所定値以下になったことを検出すると、出力トランジ
スタがオンとなり、システムへの信号を供給すると共に
放電回路が起動し、遅延用コンデンサが放電を開始し、
起動後は遅延用コンデンサの電圧により放電を持続さ
せ、遅延用コンデンサの放電を行なうため、電源電圧が
急激に低下した場合に、出力トランジスタが一瞬しかオ
ンしなかった場合でも放電回路により遅延用コンデンサ
の放電を行なうことができ、また、電源ラインを通して
放電させる必要がないため、電源ラインのインピーダン
スが高い場合でも放電が可能となり、さらに、放電回路
を第1及び第2のトランジスタ、抵抗で構成することに
より確実で、安定した放電を行なうことができる等の特
長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の回路構成図、第2図は
本発明の一実施例及び従来の一例の動作を説明するため
の図、第3図は本発明の第2の実施例の回路構成図、第
4図は本発明の第3の実施例の回路構成図、第5図は従
来の一例の回路構成図である。 1…システムリセット回路、2…コンパレータ、3…放
電回路、4…電源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】システムに電源電圧を印加する際に該電源
    電圧が十分に立ち上がった後に該システムに該電源電圧
    を印加する遅延用コンデンサを有し、該電源電圧の予め
    設定された所定値との大小関係を検出回路により検出
    し、該電源電圧が所定値以下となった際には該検出回路
    の検出信号に応じて出力トランジスタをスイッチングさ
    せ、該遅延用コンデンサを放電させると共に該システム
    への電圧印加を停止するシステムリセット回路におい
    て、 前記検出回路の検出信号がベースに供給され、エミッタ
    が前記出力トランジスタと前記遅延用コンデンサとの接
    続点に接続された第1のトランジスタと、 前記第1のトランジスタのコレクタにベースが接続さ
    れ、前記第1のトランジスタのベースにコレクタが接続
    されエミッタが前記遅延用コンデンサの他端に接続され
    た第2のトランジスタと、 前記第2のトランジスタのベースとエミッタとの間に接
    続された抵抗とよりなり、前記検出信号に応じて起動
    し、起動後は前記遅延用コンデンサの充電電圧により動
    作して、前記出力トランジスタオフ時でも前記遅延用コ
    ンデンサを放電する放電回路を具備したことを特徴とす
    るシステムリセット回路。
JP1339490A 1989-12-27 1989-12-27 システムリセット回路 Expired - Lifetime JPH0642767B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009283177A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Hitachi Koki Co Ltd 電池パックおよび電池パックを用いた電動工具

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Title
SCRハンドブック編集委員会編『SCRハンドブック』(昭和44−5−20)2刷丸善株式会社発行P.1〜P.12

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