JP2731528B2 - 直流電源瞬断検出装置 - Google Patents
直流電源瞬断検出装置Info
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- JP2731528B2 JP2731528B2 JP62329797A JP32979787A JP2731528B2 JP 2731528 B2 JP2731528 B2 JP 2731528B2 JP 62329797 A JP62329797 A JP 62329797A JP 32979787 A JP32979787 A JP 32979787A JP 2731528 B2 JP2731528 B2 JP 2731528B2
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R19/00—Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof
- G01R19/165—Indicating that current or voltage is either above or below a predetermined value or within or outside a predetermined range of values
- G01R19/16533—Indicating that current or voltage is either above or below a predetermined value or within or outside a predetermined range of values characterised by the application
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- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
- Power Sources (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は直流電源瞬断検出装置、特に直流電源電圧が
低下している時間が規定の時間より長いか短いかの判断
を行う電源瞬断検出装置の改良に関する。 [従来の技術] 携帯電話機では、通常長い時間の電源断であれば、通
話中であっても、リセット信号を発生させて待ち受け状
態に戻す必要がある。しかしながら、電池の携帯電話機
本体との電気的接続が、振動等により、瞬断したような
場合には、瞬断を無視して通話を継続することが望まれ
る。 第3図には、このような従来の直流電源瞬断検出装置
の好適な実施例が示されており、同図において、1はリ
セット信号発生回路、2は抵抗、3はコンデンサ、4は
電圧比較器、5、6、7は端子をそれぞれ表している。 そして、この従来装置では、直流電源電圧低下時間の
検出に使用する充放電回路は、抵抗2およびコンデンサ
3からなる積分回路として形成されている。このように
して形成された従来の電源瞬断検出装置は、長時間のリ
セットが続くとコンデンサ3の電荷が充分に放電された
状態となる。 従って、電源投入時など、長時間のリセットが解除さ
れた直後は、コンデンサ3の電荷が充分に放電している
ため、リセット信号発生回路1の出力端子6の電圧は、
抵抗2とコンデンサ3とで構成される積分回路の特定数
に従って徐々に上昇する。このため、端子6の電圧が基
準電圧Vrefに達するまでは、電圧比較器4の出力端子7
からはLレベルの信号が出力される。 その後、充分時間が経過すると、端子6の電圧は基準
電圧Vrefを上回るため、電圧比較器4の出力端子7には
Hレベルの信号が出力されるようになる。 この状態で、電源電圧が低下しリセット信号が発生す
ると、コンデンサ3の電荷が抵抗2およびリセツト信号
発生回路1を介して放電されるため、端子6の電圧は徐
々に低下する。 このとき、電源電圧低下時間が短ければ、端子6の電
圧は基準電圧Vrefよりも高いままでいるため、電圧比較
器4の出力端子7には引き続いてHレベルの信号が出力
される。 また、前記電源電圧低下時間が一定時間を上回ると、
端子6の電圧は基準電圧Vrefを下回るため、電圧比較器
4の出力端子7にはLレベルの信号が出力される。 このようにして、従来の直流電源瞬断検出装置では、
リセッオ解除直後に端子7から出力される信号のレベル
に基づき、電源投入などの長時間の電源電圧の低下後の
リセット解除であるか、短時間の電源電圧低下すなわち
瞬断後のリセット解除であるかの検出を行っていた。 [解決すべき問題点] しかし、前記従来の電源瞬断検出装置は、直流電源電
圧低下時間の検出用に使用する充放電回路に、充電時定
数と放電時定数が同じものを用いていた。 このため、瞬断発生直後に再び瞬断が発生した場合に
は、瞬断と判断されずに電源投入を誤って判断されてし
まい、通話中の瞬断であっても待ち受け状態に戻ってし
まうことがあるという問題があった。 本発明は、このような従来の課題に鑑みなされもので
あり、その目的は、直流電源電圧の低下時間の検出に使
用する充放電回路の充電時定数と放電時定数とを互いに
独立に設定することにより、誤った判定を行うことのな
い電源瞬断検出装置を得ることにある。 [問題点の解決手段] 前記目的を達成するため、本発明は、基準電圧と比較
するための電圧を保持する電圧保持手段と、電源電圧が
低くなりリセット信号が発生したときに、所定の時定数
をもって前記電圧保持手段の電荷を放電する放電回路
と、前記電源電圧が印加されてリセット信号が解除され
たときに、前記電圧保持手段の電圧と前記基準電圧とを
比較しその状態を記憶する手段と、前記リセット信号の
解除に応じて、前記電圧保持手段の電荷を急速に充電す
る充電回路と、を有することを特徴とする。 [実施例] 次に本発明の好適な実施例を図面に基づき説明する。
なお前記第3図に示す従来装置と対応する部材には同一
符号を付しその説明は省略する。 第1図には本発明に係る直流電源瞬断検出装置の好適
な一例が示されており、第2図には回路各部におけるタ
イミングチャートが示されている。 実施例の装置は、リセット信号発生回路1と、充放電
回路100と、検出記憶回路200および充電回路300とから
構成されている。 そして、前記充放電回路100は抵抗2およびコンデン
サ3を含み、リセット信号発生回路1からリセット信号
が出力されたときにコンデンサ3の充電電圧を抵抗2を
介して放電するよう形成されている。 また、前記検出記憶回路200は、電圧比較器4および
Dフリップフロップ16を含み、前記電圧比較器4は、リ
セット信号解除時に充放電回路100の出力電圧、すなわ
ち端子6の電圧と基準電圧Vrefとを比較し、その比較結
果を端子7を介してDフリップフロップ16へ向け出力す
る。Dフリップフロップ16は、このようにリセット解除
時に電圧比較器4の端子7から出力される信号レベルを
ラッチし、その結果を端子17を介して出力する。 また、前記充電回路300は、スイッチング素子として
のトランジスタ8、このトランジスタのオンオフを制御
する制御回路310およびダイオード14を含み、前記フリ
ップフロップ16が電圧比較器4の出力をラッチした後
に、充放電回路100のコンデンサ3を急速に充電するよ
う形成されている。 すなわち、前記トランジスタ8は、リセット解除後に
コンデンサ3を急速に充電する役割りをしている。 また、前記制御回路310は、抵抗12、コンデンサ13、
抵抗11、トランジスタ10、抵抗9を含み、リセット信号
の立上りから少し遅れてトランジスタ8を導通制御して
いる。 また、前記ダイオード14は、リセット信号発生時にコ
ンデンサ13の電荷を急速に放電し、トランジスタ10およ
び8を急速にオフ制御し、前記充電用のトランジスタ8
をオフ制御する。 このようにして、この充電回路300は、リセット解除
後にトランジスタ8をオンし、コンデンサ3を急速充電
するよう形成されている。 本実施例は以上の構成からなり、次にその作用を説明
する。 まず電源を投入すると、通常投入直後にはコンデンサ
3に電荷が充電されていない。このため、リセットを解
除時に端子6の電圧は基準電圧Vrefより低くなってお
り、電圧比較器4の端子7にはLレベルの信号が出力さ
れている。従って、電源投入時にはDフリップフロップ
16にLレベルの信号がラッチされ、その出力端子17には
Lレベルの信号が出力される。 実施例の装置では、リセット解除と同時に、端子15の
電圧が、抵抗12、11およびコンデンサ13で決まる時定数
で徐々に上昇する。そして電圧が上昇しトランジスタ10
のベース電流が流れ始めると、トランジスタ10のコレク
タ、エミッタ間が導通し、トランジスタ8がオンされ
る。これによりコンデンサ3が急速に充電されることに
なる。 この結果、コンデンサ3の充電電圧、すなわち端子6
の電圧は基準電圧Vrefを上回るため、電圧比較器4はそ
の端子7にHレベルの信号を出力される。 しかし、このときDフリップフロップ16には、端子5
から書込み信号(信号の立上り)が入力されないため、
端子17からは引き続いてLレベルの信号が出力されたま
まとなる。 この状態で、電源電圧が低下すると、リセット信号発
生回路1の端子5にはLレベルの信号が出力される。こ
の時、コンデンサ3の電荷は抵抗2を介して自由に放電
される、また、コンデンサ13の電荷はダイオード14を介
して急速に放電される。このため、端子15の電圧も急速
に低下し、トランジスタ10がオフされ、これと同時にト
ランジスタ8もオフ制御されるため、コンデンサ3の放
電時定数は、コンデンサ3と抵抗2の値で決まることに
なる。 このように、本発明においては、充放電回路100の充
電時定数および放電時定数が独立に設定されている。 ここにおいて、電源電圧をV、コンデンサ13の容量を
C、抵抗2の抵抗値Rとすると、リセット発生後t秒に
おける端子6の電圧は次式で表される。 基準電圧をVrefとすれば、端子6の電圧vがVref以上
となっている間、すなわち次式の時間以内では、 電圧比較器4の端子7にはH信号が出力されている。 このとき、リセットが解除されれば、Dフリップフロ
ップ16に書込み信号(信号の立上り)が入力されるた
め、Dフリップフロップ16の端子17にはHレベルの信号
が出力されることになる。このような瞬断が引き続き発
生した場合でも、上述の動作により、端子17には、Hレ
ベルの信号が出力され続けることになる。 一方、前記第2式の時間を経過した後、リセットが解
除されれば、Dフリップフロップ16の端子17にはLレベ
ルの信号が出力されることになる。 なお、本実施例は、前記実施例に限定されるものでな
く、本発明の要旨の範囲内で各種の変形実施が可能であ
る。 例えば、リセット解除時の電圧比較器4の端子7の状
態を、マイクロプロセッサの入力ポートを用いて記憶
し、その後出力ポートを制御してコンデンサ3を急速充
電するようソフトウェア制御を行ってもよく、このよう
にすることにより、前記実施例と同様の効果を得ること
ができる。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、直流電源電圧
低下時間の検出に使用する充放電回路の充電時定数と放
電時定数とを独立に設定することにより、瞬断発生直後
の瞬断発生があっても誤った判断をすることのない電源
瞬断検出装置を得ることができるという効果がある。
低下している時間が規定の時間より長いか短いかの判断
を行う電源瞬断検出装置の改良に関する。 [従来の技術] 携帯電話機では、通常長い時間の電源断であれば、通
話中であっても、リセット信号を発生させて待ち受け状
態に戻す必要がある。しかしながら、電池の携帯電話機
本体との電気的接続が、振動等により、瞬断したような
場合には、瞬断を無視して通話を継続することが望まれ
る。 第3図には、このような従来の直流電源瞬断検出装置
の好適な実施例が示されており、同図において、1はリ
セット信号発生回路、2は抵抗、3はコンデンサ、4は
電圧比較器、5、6、7は端子をそれぞれ表している。 そして、この従来装置では、直流電源電圧低下時間の
検出に使用する充放電回路は、抵抗2およびコンデンサ
3からなる積分回路として形成されている。このように
して形成された従来の電源瞬断検出装置は、長時間のリ
セットが続くとコンデンサ3の電荷が充分に放電された
状態となる。 従って、電源投入時など、長時間のリセットが解除さ
れた直後は、コンデンサ3の電荷が充分に放電している
ため、リセット信号発生回路1の出力端子6の電圧は、
抵抗2とコンデンサ3とで構成される積分回路の特定数
に従って徐々に上昇する。このため、端子6の電圧が基
準電圧Vrefに達するまでは、電圧比較器4の出力端子7
からはLレベルの信号が出力される。 その後、充分時間が経過すると、端子6の電圧は基準
電圧Vrefを上回るため、電圧比較器4の出力端子7には
Hレベルの信号が出力されるようになる。 この状態で、電源電圧が低下しリセット信号が発生す
ると、コンデンサ3の電荷が抵抗2およびリセツト信号
発生回路1を介して放電されるため、端子6の電圧は徐
々に低下する。 このとき、電源電圧低下時間が短ければ、端子6の電
圧は基準電圧Vrefよりも高いままでいるため、電圧比較
器4の出力端子7には引き続いてHレベルの信号が出力
される。 また、前記電源電圧低下時間が一定時間を上回ると、
端子6の電圧は基準電圧Vrefを下回るため、電圧比較器
4の出力端子7にはLレベルの信号が出力される。 このようにして、従来の直流電源瞬断検出装置では、
リセッオ解除直後に端子7から出力される信号のレベル
に基づき、電源投入などの長時間の電源電圧の低下後の
リセット解除であるか、短時間の電源電圧低下すなわち
瞬断後のリセット解除であるかの検出を行っていた。 [解決すべき問題点] しかし、前記従来の電源瞬断検出装置は、直流電源電
圧低下時間の検出用に使用する充放電回路に、充電時定
数と放電時定数が同じものを用いていた。 このため、瞬断発生直後に再び瞬断が発生した場合に
は、瞬断と判断されずに電源投入を誤って判断されてし
まい、通話中の瞬断であっても待ち受け状態に戻ってし
まうことがあるという問題があった。 本発明は、このような従来の課題に鑑みなされもので
あり、その目的は、直流電源電圧の低下時間の検出に使
用する充放電回路の充電時定数と放電時定数とを互いに
独立に設定することにより、誤った判定を行うことのな
い電源瞬断検出装置を得ることにある。 [問題点の解決手段] 前記目的を達成するため、本発明は、基準電圧と比較
するための電圧を保持する電圧保持手段と、電源電圧が
低くなりリセット信号が発生したときに、所定の時定数
をもって前記電圧保持手段の電荷を放電する放電回路
と、前記電源電圧が印加されてリセット信号が解除され
たときに、前記電圧保持手段の電圧と前記基準電圧とを
比較しその状態を記憶する手段と、前記リセット信号の
解除に応じて、前記電圧保持手段の電荷を急速に充電す
る充電回路と、を有することを特徴とする。 [実施例] 次に本発明の好適な実施例を図面に基づき説明する。
なお前記第3図に示す従来装置と対応する部材には同一
符号を付しその説明は省略する。 第1図には本発明に係る直流電源瞬断検出装置の好適
な一例が示されており、第2図には回路各部におけるタ
イミングチャートが示されている。 実施例の装置は、リセット信号発生回路1と、充放電
回路100と、検出記憶回路200および充電回路300とから
構成されている。 そして、前記充放電回路100は抵抗2およびコンデン
サ3を含み、リセット信号発生回路1からリセット信号
が出力されたときにコンデンサ3の充電電圧を抵抗2を
介して放電するよう形成されている。 また、前記検出記憶回路200は、電圧比較器4および
Dフリップフロップ16を含み、前記電圧比較器4は、リ
セット信号解除時に充放電回路100の出力電圧、すなわ
ち端子6の電圧と基準電圧Vrefとを比較し、その比較結
果を端子7を介してDフリップフロップ16へ向け出力す
る。Dフリップフロップ16は、このようにリセット解除
時に電圧比較器4の端子7から出力される信号レベルを
ラッチし、その結果を端子17を介して出力する。 また、前記充電回路300は、スイッチング素子として
のトランジスタ8、このトランジスタのオンオフを制御
する制御回路310およびダイオード14を含み、前記フリ
ップフロップ16が電圧比較器4の出力をラッチした後
に、充放電回路100のコンデンサ3を急速に充電するよ
う形成されている。 すなわち、前記トランジスタ8は、リセット解除後に
コンデンサ3を急速に充電する役割りをしている。 また、前記制御回路310は、抵抗12、コンデンサ13、
抵抗11、トランジスタ10、抵抗9を含み、リセット信号
の立上りから少し遅れてトランジスタ8を導通制御して
いる。 また、前記ダイオード14は、リセット信号発生時にコ
ンデンサ13の電荷を急速に放電し、トランジスタ10およ
び8を急速にオフ制御し、前記充電用のトランジスタ8
をオフ制御する。 このようにして、この充電回路300は、リセット解除
後にトランジスタ8をオンし、コンデンサ3を急速充電
するよう形成されている。 本実施例は以上の構成からなり、次にその作用を説明
する。 まず電源を投入すると、通常投入直後にはコンデンサ
3に電荷が充電されていない。このため、リセットを解
除時に端子6の電圧は基準電圧Vrefより低くなってお
り、電圧比較器4の端子7にはLレベルの信号が出力さ
れている。従って、電源投入時にはDフリップフロップ
16にLレベルの信号がラッチされ、その出力端子17には
Lレベルの信号が出力される。 実施例の装置では、リセット解除と同時に、端子15の
電圧が、抵抗12、11およびコンデンサ13で決まる時定数
で徐々に上昇する。そして電圧が上昇しトランジスタ10
のベース電流が流れ始めると、トランジスタ10のコレク
タ、エミッタ間が導通し、トランジスタ8がオンされ
る。これによりコンデンサ3が急速に充電されることに
なる。 この結果、コンデンサ3の充電電圧、すなわち端子6
の電圧は基準電圧Vrefを上回るため、電圧比較器4はそ
の端子7にHレベルの信号を出力される。 しかし、このときDフリップフロップ16には、端子5
から書込み信号(信号の立上り)が入力されないため、
端子17からは引き続いてLレベルの信号が出力されたま
まとなる。 この状態で、電源電圧が低下すると、リセット信号発
生回路1の端子5にはLレベルの信号が出力される。こ
の時、コンデンサ3の電荷は抵抗2を介して自由に放電
される、また、コンデンサ13の電荷はダイオード14を介
して急速に放電される。このため、端子15の電圧も急速
に低下し、トランジスタ10がオフされ、これと同時にト
ランジスタ8もオフ制御されるため、コンデンサ3の放
電時定数は、コンデンサ3と抵抗2の値で決まることに
なる。 このように、本発明においては、充放電回路100の充
電時定数および放電時定数が独立に設定されている。 ここにおいて、電源電圧をV、コンデンサ13の容量を
C、抵抗2の抵抗値Rとすると、リセット発生後t秒に
おける端子6の電圧は次式で表される。 基準電圧をVrefとすれば、端子6の電圧vがVref以上
となっている間、すなわち次式の時間以内では、 電圧比較器4の端子7にはH信号が出力されている。 このとき、リセットが解除されれば、Dフリップフロ
ップ16に書込み信号(信号の立上り)が入力されるた
め、Dフリップフロップ16の端子17にはHレベルの信号
が出力されることになる。このような瞬断が引き続き発
生した場合でも、上述の動作により、端子17には、Hレ
ベルの信号が出力され続けることになる。 一方、前記第2式の時間を経過した後、リセットが解
除されれば、Dフリップフロップ16の端子17にはLレベ
ルの信号が出力されることになる。 なお、本実施例は、前記実施例に限定されるものでな
く、本発明の要旨の範囲内で各種の変形実施が可能であ
る。 例えば、リセット解除時の電圧比較器4の端子7の状
態を、マイクロプロセッサの入力ポートを用いて記憶
し、その後出力ポートを制御してコンデンサ3を急速充
電するようソフトウェア制御を行ってもよく、このよう
にすることにより、前記実施例と同様の効果を得ること
ができる。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、直流電源電圧
低下時間の検出に使用する充放電回路の充電時定数と放
電時定数とを独立に設定することにより、瞬断発生直後
の瞬断発生があっても誤った判断をすることのない電源
瞬断検出装置を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る直流電源瞬断無検出装置の好適な
一例を示すブロック回路図、 第2図は第1図に示す回路のタイミングチャート図、 第3図は従来の直流電源瞬断検出装置の一例を示すブロ
ック回路図である。 1……リセット信号発生回路、 2……抵抗 3……コンデンサ、 4……電圧比較器、 8……トランジスタ、 9……抵抗、 10……トランジスタ、 11、12……抵抗、 13……コンデンサ、 14……ダイオード、 16……Dフリップフロップ、 100……充放電回路、 200……検出記憶回路、 300……記憶回路。
一例を示すブロック回路図、 第2図は第1図に示す回路のタイミングチャート図、 第3図は従来の直流電源瞬断検出装置の一例を示すブロ
ック回路図である。 1……リセット信号発生回路、 2……抵抗 3……コンデンサ、 4……電圧比較器、 8……トランジスタ、 9……抵抗、 10……トランジスタ、 11、12……抵抗、 13……コンデンサ、 14……ダイオード、 16……Dフリップフロップ、 100……充放電回路、 200……検出記憶回路、 300……記憶回路。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
H02H 3/24 G06F 1/00 341
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.基準電圧と比較するための電圧を保持する電圧保持
手段と、 電源電圧が低くなりリセット信号が発生したときに、所
定の時定数をもって前記電圧保持手段の電荷を放電する
放電回路と、 前記リセット信号の解除に応じて、前記電圧保持手段の
電荷を急速に充電する充電回路と、 前記電圧保持手段の電圧と前記基準電圧とを比較し、前
記電源電圧が印加されてリセット信号が解除されたとき
に、その比較結果を記憶する手段と、 を備え、 前記記憶する手段は、リセット信号の解除毎に前記比較
結果を記憶し、電源投入によるリセット解除時または長
時間の電圧低下後のリセット解除時に前記比較結果の一
方の電圧を記憶し、前記一方の電圧を記憶している状態
で最初の瞬断によるリセット解除の際に他方の電圧を記
憶し、前記他方の電圧を記憶している状態でさらなる瞬
断によるリセット解除の際に前記他方の電圧を維持する
ことを特徴とする電源瞬断検出装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62329797A JP2731528B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 直流電源瞬断検出装置 |
CA000587169A CA1314074C (en) | 1987-12-28 | 1988-12-28 | Instantaneous voltage drop detector for dc power source |
EP88312356A EP0323221B1 (en) | 1987-12-28 | 1988-12-28 | Instantaneous voltage drop detector for dc power source |
US07/291,020 US4982443A (en) | 1987-12-28 | 1988-12-28 | Instantaneous voltage drop detector for DC power source |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62329797A JP2731528B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 直流電源瞬断検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01174268A JPH01174268A (ja) | 1989-07-10 |
JP2731528B2 true JP2731528B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=18225361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62329797A Expired - Fee Related JP2731528B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 直流電源瞬断検出装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4982443A (ja) |
EP (1) | EP0323221B1 (ja) |
JP (1) | JP2731528B2 (ja) |
CA (1) | CA1314074C (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5203000A (en) * | 1988-12-09 | 1993-04-13 | Dallas Semiconductor Corp. | Power-up reset conditioned on direction of voltage change |
US5590343A (en) * | 1988-12-09 | 1996-12-31 | Dallas Semiconductor Corporation | Touch-sensitive switching circuitry for power-up |
US5265056A (en) * | 1989-12-28 | 1993-11-23 | International Business Machines Corporation | Signal margin testing system for dynamic RAM |
JPH03278463A (ja) * | 1990-03-27 | 1991-12-10 | Canon Inc | ショットキーダイオードの形成方法 |
US6643527B2 (en) * | 1992-02-27 | 2003-11-04 | Fujitsu Limited | Power switching unit of a portable telephone capable of monitoring and controlling a battery supply voltage thereof |
KR0168529B1 (ko) * | 1996-02-12 | 1999-02-01 | 김광호 | 간이 교환장치의 정전시 메모리 보존 회로 |
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