JPS645383Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS645383Y2
JPS645383Y2 JP14388081U JP14388081U JPS645383Y2 JP S645383 Y2 JPS645383 Y2 JP S645383Y2 JP 14388081 U JP14388081 U JP 14388081U JP 14388081 U JP14388081 U JP 14388081U JP S645383 Y2 JPS645383 Y2 JP S645383Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching transistor
switch
differentiating circuit
circuit
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14388081U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5850529U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14388081U priority Critical patent/JPS5850529U/ja
Publication of JPS5850529U publication Critical patent/JPS5850529U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS645383Y2 publication Critical patent/JPS645383Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pulse Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、各種電子機器の電子回路を制御する
ためのトリガパルスとして使用されるパルスを発
生するためのパルス発生回路に関するものであ
る。
斯かるパルス発生回路は一般に、モーメンタリ
スイツチのオン操作に応じて一定巾のパルスを発
生するように構成されるが、従来はこのためにワ
ンシヨツトマルチバイブレータなどの回路を使用
していた。ところが、このような回路を使用する
と、パルスを発生していない待期状態にあるとき
にもバイアス電流などを流しておく必要があり、
消費電力零というわけにはいかなかつた。このた
め、電池を電源とするラジカセなどにおいては、
電力消費の観点から何らかの対策が望まれてい
た。
本考案は上述した点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、スイツチの押圧操作に
より該押圧操作時間に無関係に一定幅のパルスを
発生することができ、しかもスイツチを操作して
いない待機中の電力消費を零とすることができる
ようにしたパルス発生回路を提供することにあ
る。
以下本考案を図示実施例について説明する。
図中SWは常開のモーメンタリスイツチからな
るオン・オフスイツチで、パルスを発生すべきと
き押圧操作によりオンされ、その押圧を解くこと
によりオフされる。このスイツチSWの一端は+
B電源に接続され、他端はコンデンサC1及び抵
抗R2からなる第1の微分回路を介してNPN型ス
イツチングトランジスタQ1のベースに接続され
ている。トランジスタQ1のコレクタは抵抗R3
びR1を介して+B電源に、エミツタはアースに
それぞれ接続されている。抵抗R1及びR3の相互
接続点には、エミツタ−コレクタ通路が+B電源
と出力端子Tとの間に接続されているPNP型ス
イツチングトランジスタQ2のベースが接続され
ている。そして、上記出力端子Tとトランジスタ
Q1のベースとの間には、コンデンサC2及び抵抗
R4からなる第2の微分回路が接続されている。
トランジスタQ1のベースとアース間に接続され
ている抵抗R5は、両微分回路に流れるコンデン
サC1,C2の充電電流を流し、トランジスタQ1
導通状態にバイアスするように働く。なお、上記
第1の微分回路のコンデンサC1の充電電流はト
ランジスタQ1を一時的にオンできればよいので、
コンデンサC1の値は小さくてよい。抵抗R6はコ
ンデンサC1に蓄えられた電荷を放電する電路を
形成している。
なお、上記第1の微分回路の充電時定数C1
R2は第2の微分回路の充電時定数C2,R4よりも
小さくなるように設定されている。また、抵抗
R2及びR6は、スイツチSWをオンからオフしたと
きこれらに流れるコンデンサC1の放電電流を十
分小さくするよう制限し、該放電電流が第2の微
分回路のコンデンサC2の充電電流によるトラン
ジスタQ1の導通に影響を与えないようにする値
に設定される。
以上のような構成により、スイツチSWが図示
のようにオフ状態にあるときには、トランジスタ
Q1はそのベースに電流が流れず、非導通状態に
あるため、抵抗R1及びR3に電流が流れることが
なく、トランジスタQ2も非導通状態にあり、回
路のどこにも電流が流れていない。従つて、回路
の待機中における電力消費は零である。
今、第2図aに示すように時点t1でスイツチ
SWを押圧操作してオンすると、スイツチSWを
介してコンデンサC1が充電され、そのとき第2
図bに示すような充電電流ic1が抵抗R2及ぼR5
通じて流れるようになる。この結果、トランジス
タQ1のベース電位が上昇し、トランジスタQ1
第2図cに示すように導通し、抵抗R1及びR3
電流が流れるようになる。そして、この抵抗R2
の電圧降下により、トランジスタQ2が第2図d
に示すように導通するようになり、回路の出力端
子Tの電圧が立上る。この電圧の立上りにより、
第2の微分回路のコンデンサC2が充電されるよ
うになり、そのとき第2図eに示すような充電電
流ic2が抵抗R4及びR5を通じて流れるようになる。
上述したように第1の微分回路の時定数は小さ
いので、短時間でコンデンサC1の充電が終り、
時点t2では充電電流は零になる。しかし、このと
き、第2の微分回路のコンデンサC2の充電は終
了しておらず、抵抗R5を通じてその充電電流が
流れているため、トランジスタQ1の導通は保持
される。そして、コンデンサC2の充電電流がト
ランジスタQ1の導通を保持できないレベル以下
になる時点t3で、トランジスタQ1が非導通とな
り、これに伴いトランジスタQ2も非導通となる
ため、出力端子Tの電圧が立下るようになる。こ
の結果、出力端子Tには時点t1で立上り、時点t3
で立下るパルスが発生されるようになる。
ところで、押圧操作されたスイツチSWは任意
の時点で押圧が解かれるが、今第2図に示すよう
に時点t3よりはるかに早い時点t2′で行われたとす
ると、コンデンサC1に蓄えられた電荷は抵抗R6
R5及びR2を通じて放電されるようになり、この
結果第2図bに示すような小さな放電電流idが流
れるようになる。この放電電流は、十分小さく制
限されているので、第2の微分回路のコンデンサ
C2の充電電流によるトランジスタQ1の導通に影
響を与えない。なお、このようにスイツチSWの
開放時点が早い場合には、スイツチ開放時にスイ
ツチにチヤタリングが生じても、トランジスタ
Q1が導通状態にあるので、出力波形にも何ら影
響を与えないことは明らかである。
これに対し、スイツチSWの開放時点が時点t3
より十分遅れて行われた場合には、トランジスタ
Q1が非導通状態となつているため、時点t2′で開
放した場合と事情が異なる。しかし、この場合
も、第2図bにid′で示すような放電電流が流れ
るため、チヤタリングが生じても、トランジスタ
Q1を導通するような充電電流は流れず、チヤタ
リングによる誤動作は起らない。
なお、一般にスイツチSWのオン期間は発生す
るパルスの一定幅より十分に大きいが、上述した
実施例ではスイツチSWのオン期間がパルス幅よ
り短い場合でも、一定幅のパルスを出力し続ける
ことができるようになつている。
また、上述の実施例では、一定幅のパルスの発
生が終つた後スイツチをオフした際、第1の微分
回路中のコンデンサC1の放電電流により、この
スイツチオフ時のチヤタリングによる誤動作を防
止することができる。
以上説明したように本考案によれば、モーメン
タリスイツチがオンしたとき、第1の微分回路に
流れる電流により第1のスイツチングトランジス
タが導通し、この第1のスイツチングトランジス
タの導通により第2のスイツチングトランジスタ
が導通する。第2のスイツチングトランジスタが
導通すると第2の微分回路に電流が流れる。この
第2の微分回路の時定数は第1の微分回路の時定
数よりも大きく、第2の微分回路には第1の微分
回路に流れる電流がなくなつた後も電流が流れ
る。従つて、この電流により第1のスイツチング
トランジスタの導通状態が保持されて第2のスイ
ツチングトランジスタも導通し続けるため、出力
には第2の微分回路の時定数により決まる一定幅
のパルスが発生される。また、第1及び第2のス
イツチングトランジスタが導通している期間はス
イツチがオンされてから一定時間であり、それ以
外では非導通状態にあり、かつスイツチはオン操
作していないときはオフしているため、待機中に
おける消費電力は零である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるパルス発生回路の一実施
例を示す回路図、及び第2図a乃至eは第1図の
回路の動作を説明するため波形図である。 SW……スイツチ、Q1……NPN型スイツチン
グトランジスタ、Q2……PNP型スイツチングト
ランジスタ、C1,C2……コンデンサ、R2,R4
…抵抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電源とアース間に接続された第1のスイツチン
    グトランジスタと、 前記電源と出力端子間に接続され、前記第1の
    スイツチングトランジスタの導通により導通状態
    にバイアスされる第2のスイツチングトランジス
    タと、 一端が前記電源に接続され、常時オフしていて
    押圧操作によりその間オンするスイツチと、 該スイツチの他端と前記第1のスイツチングト
    ランジスタのベースとの間に接続された第1の微
    分回路と、 前記出力端子と前記第1のスイツチングトラン
    ジスタのベースとの間に接続された第2の微分回
    路と、 前記スイツチの他端と第1の微分回路との接続
    点及びアース間に接続された第1の抵抗と、 前記第1のスイツチングトランジスタのベース
    及びアース間に接続され、前記第1、第2の微分
    回路の充電電流を流す充電路を形成すると共に、
    前記第1の抵抗と共に前記第1の微分回路の放電
    路を形成する第2の抵抗とを備え、 前記第1の微分回路の時定数を前記第2の微分
    回路の時定数より小さくし、 前記スイツチのオン操作に応じて前記第1の微
    分回路に流れる充電電流により前記第1のスイツ
    チングトランジスタを導通し、これに伴う前記第
    2のスイツチングトランジスタの導通に応じて前
    記第2の微分回路に流れる充電電流により、前記
    第1の微分回路の充電電流がなくなつた後も、前
    記第1のスイツチングトランジスタの導通を一定
    時間保持するようにした、 ことを特徴とするパルス発生回路。
JP14388081U 1981-09-30 1981-09-30 パルス発生回路 Granted JPS5850529U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14388081U JPS5850529U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 パルス発生回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14388081U JPS5850529U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 パルス発生回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5850529U JPS5850529U (ja) 1983-04-05
JPS645383Y2 true JPS645383Y2 (ja) 1989-02-10

Family

ID=29936846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14388081U Granted JPS5850529U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 パルス発生回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5850529U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5850529U (ja) 1983-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4477747A (en) Lamp circuit for automobile
JPS645383Y2 (ja)
US3378701A (en) Direct coupled pulse timing apparatus
US3961207A (en) Output retaining electronic circuit
JP2687159B2 (ja) 電源投入時のリセットパルス生成回路
JPS6130413Y2 (ja)
JPS5941641Y2 (ja) リセツト信号発生回路
JPS5824510Y2 (ja) 単安定マルチバイブレ−タ
JPH057778Y2 (ja)
JPS5829635Y2 (ja) 同期発振回路
JPS6243367B2 (ja)
JPS593602Y2 (ja) ミュ−ティング制御信号発生回路
JPS645384Y2 (ja)
JPH0450660Y2 (ja)
JPH0733462Y2 (ja) タイマ回路
JPH028146B2 (ja)
JPS5941615Y2 (ja) ミュ−ティング回路
JPS5921552Y2 (ja) リセツト回路
JPH0628831Y2 (ja) 電源オン時リセット回路
JPH077910B2 (ja) パワ−オン・リセツト回路
JPS635296Y2 (ja)
JPH0614384Y2 (ja) ラッチングリレーの駆動回路
JPS6016022Y2 (ja) ラツチングリレ−駆動回路
JPS6218991Y2 (ja)
JPS5921555Y2 (ja) タイマ装置