JPS635296Y2 - - Google Patents

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JPS635296Y2
JPS635296Y2 JP9126182U JP9126182U JPS635296Y2 JP S635296 Y2 JPS635296 Y2 JP S635296Y2 JP 9126182 U JP9126182 U JP 9126182U JP 9126182 U JP9126182 U JP 9126182U JP S635296 Y2 JPS635296 Y2 JP S635296Y2
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JP
Japan
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transistor
resistor
collector
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JP9126182U
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JPS58194536U (ja
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【考案の詳細な説明】 本考案はワンシヨツトマルチバイブレーターに
関し、特に低電圧電源に適したワンシヨツトマル
チバイブレーターに係る。
第1図に示した回路は従来一般に使用されてい
るワンシヨツトマルチバイブレーターである。図
において、1は同回路を構成する第1トランジス
ターであり、エミツタが接地されていると共にコ
レクタは抵抗2を介して電源線路3に接続され、
またベースは反転動作時閉成されるトリガースイ
ツチ4及び抵抗5を介して電源線路3に接続され
ている。6はベースがコンデンサー7を介して前
記第1トランジスター1のコレクタに接続されて
いると共にエミツタが接地されている第2トラン
ジスターであり、そのコレクタは抵抗8を介して
電源線路3に接続されている。9は前記第2トラ
ンジスター6のベースと電源線路3との間に接続
されていると共に前記コンデンサー7との協働に
よりワンシヨツトマルチバイブレーターの反転動
作時間を設定する反転時間設定用抵抗、10は前
記第2トランジスター6のコレクタと前記第1ト
ランジスター1のベースとの間に接続された帰還
抵抗、11は前記第2トランジスター6のコレク
タに接続された出力端子である。
斯かる回路において、トリガースイツチ4が開
放された定常状態では第1トランジスター1は非
導通状態にあり、第2トランジスター6は導通状
態にあるので出力端子11はL(低い)レベルの
信目が出力された状態にある。斯かる状態におい
て、トリガースイツチ4を閉成すると抵抗5及び
該トリガースイツチ4を通して第1トランジスタ
ー1のベースにバイアス電流が供給されるため、
該第1トランジスター1は導通状態に反転する。
前記第1トランジスター1が導通状態に反転する
とコンデンサー7を通して第2トランジスター6
のベース電位が降下するため、該第2トランジス
ター6は非導通状態に反転せしめられる。前記第
2トランジスター6が非導通状態に反転するとコ
レクタ電位が上昇し、その上昇電圧が帰還抵抗1
0を介して第1トランジスター1のベースに印加
されるため、トリガースイツチ4が開放されても
第1トランジスター1は導通状態を保持する。前
記第1トランジスター1が導通状態にあるときコ
ンデンサー7は反転時間設定用抵抗9を通して供
給される電流によつて充電されるが、その充電が
行なわれるにつれて第2トランジスター6のベー
ス電位が上昇する。前記コンデンサー7の充電が
行なわれて第2トランジスター6のベース電位が
所定値に達すると、該第2トランジスター6は非
導通状態より導通状態に反転する。その結果第1
トランジスター1が導通状態より非導通状態に反
転せしめられ、ワンシヨツトマルチバイブレータ
ーは定常状態に復帰する。トリガースイツチ4を
閉成すると前述した動作が行なわれる結果出力端
子11にはトリガースイツチ4の閉成時より所定
時間H(高い)レベルの信号が出力されることに
なる。斯かるワンシヨツトマルチバイブレーター
における反転動作時間はコンデンサー7及び反転
時間設定用抵抗9の時定数によつて決定される
が、反転動作時間を長くするために反転時間設定
用抵抗9の抵抗値を大きくすると第2トランジス
ター6のコレクタに接続されている抵抗8及び帰
還抵抗10の抵抗値を大きくする必要がある。ま
た第1トランジスター1のコレクタに接続されて
いる抵抗2の値を大きくするとワンシヨツトマル
チバイブレーターの復帰動作が遅くなるため、該
抵抗2の抵抗値は小さくせざるを得ない。該抵抗
2の値を小さくすると前記帰還抵抗10を通して
第1トランジスター1のベースに供給されるバイ
アス電流では該第1トランジスター1は飽和状態
になることはなく、ワンシヨツトマルチバイブレ
ーターとしての動作が正確に行なわれないという
問題を有している。
本考案は斯かる点を改良したワンシヨツトマル
チバイブレーターを提供しようとするものであ
り、以下第2図に示した実施例を参照して詳細に
説明する。同図において、第1図に示した従来例
と同一のものについては同一番号を付している。
第2図において、12はエミツタが電源線路3に
接続されていると共にコレクタが抵抗2を介して
第1トランジスター1のコレクタに接続されたス
イツチングトランジスターであり、そのベースは
抵抗13を介して前記第2トランジスター6のコ
レクタに接続されている。斯かる回路構成におい
て、抵抗2の抵抗値は反転時間設定用抵抗9の抵
抗値に比較して充分小さい値に設定され、抵抗5
は第1トランジスター1を飽和状態にせしめる値
に設定されている。
以上の如く本考案は構成されており、次に動作
について説明する。トリガースイツチ4が閉成さ
れない定常状態では前述した従来例と同様に第1
トランジスター1は非導通状態にあり、第2トラ
ンジスター6は導通状態にある。前記第2トラン
ジスター6が導通状態にあるとき該第2トランジ
スター6のコレクタ電位はLレベルにあるため該
第2トランジスター6のコレクタにベースが接続
されているスイツチングトランジスター12はバ
イアスされて導通状態にある。従つて定常状態で
はスイツチングトランジスター12の導通により
抵抗2が回路内に挿入接続された状態にあり、斯
かる状態は第1図に示した従来例と同一の状態で
ある。斯かる状態において、トリガースイツチ4
を閉成すると抵抗5及び該スイツチ4を通して第
1トランジスター1のベースにバイアス電流が供
給され、該第1トランジスター1は導通状態に反
転する。該第1トランジスター1のベースには充
分大きなバイアス電流が供給されるため抵抗2が
回路内に接続されていても該第1トランジスター
1は飽和状態にせしめられる。該第1トランジス
ター1が飽和状態になるとコレクタ電位が接地電
位になるため、第2トランジスター6のベース電
位がコンデンサー7を介して降下せしめられる。
その結果該第2トランジスター6は逆バイアスさ
れて非導通状態に反転する。該第2トランジスタ
ー6が非導通状態に反転するとそのコレクタ電位
が上昇するため、帰還抵抗10を介して第1トラ
ンジスター1のベースにバイアス電流が供給され
ると共にスイツチングトランジスター12が逆バ
イアスされて非導通状態に反転する。前記スイツ
チングトランジスター12が非導通状態に反転す
ると抵抗2が分離され回路動作に何等影響を与え
ない状態になるため、第1トランジスター1のコ
レクタ負荷は反転時間設定用抵抗9のになる。従
つて前記第1トランジスター1は帰還抵抗10を
通して供給されるバイアス電流によつて飽和状態
になり、トリガースイツチ4が開放されても導通
状態にある。前記第1トランジスター1が導通
し、コンデンサー7が反転時間設定用抵抗9を通
して充電されると第2トランジスター6が導通状
態に反転すると共に第1トランジスター1が非導
通状態に反転し、ワンシヨツトマルチバイブレー
ターは定常状態に復帰する。このように本考案の
ワンシヨツトマルチバイブレーターの反転動作は
行なわれるが、反転動作状態にあるときスイツチ
ングトランジスター12の非導通により抵抗2が
回路より分離されるため反転動作時間は反転時間
設定用抵抗9のコンデンサー7によつて設定され
ることになる。また抵抗2が回路より分離される
ため第1トランジスター1が飽和状態にせしめる
ベース電流を小にすることが可能となり、帰還抵
抗10の抵抗値を大きくすることが出来る。従つ
て抵抗8及び反転時間設定用抵抗9の抵抗値を大
きくすることが出来、反転動作時間の長いワンシ
ヨツトマルチバイブレーターを得ることが出来
る。また定常状態への復帰時にはスイツチングト
ランジスター12が導通してコンデンサー7への
復帰電流は抵抗値の小さい抵抗2を通して行なわ
れるため復帰動作を速やかに行なうことが出来
る。
このように本考案のワンシヨツトマルチバイブ
レーターの反転動作は行なわれるが、次に電源線
路3の電圧が変動により少しく降下した場合によ
いて説明する。定常状態にあるとき電源線路3の
電圧が降下すると、コンデンサー7に充電されて
いた電荷が抵抗2及びスイツチングトランジスタ
ー12を通して放電され第2トランジスター6が
飽和状態より能動状態に変化し、帰還抵抗10を
通して第1トランジスター1のベースにバイアス
電流が流れるが、斯かる状態では抵抗2が第1ト
ランジスター1のコレクタに接続された状態にあ
るため、該第1トランジスター1は能動状態にな
るが飽和状態になることはなくワンシヨツトマル
チバイブレーターが反転動作することはない。従
つて本考案の回路は電源電圧の変動に対して誤動
作を起こしにくいという特徴を有している。
以上に説明したように本考案のワンシヨツトマ
ルチバイブレーターは簡単な回路構成によつて反
転動作時間の長い回路を容易に得ることが出来、
電源電圧の低い装置に実施する場合に極めて大き
な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のワンシヨツトマルチバイブレー
ター、第2図は本考案の一実施例である。 主な図番の説明、1……第1トランジスター、
3……電源線路、4……トリガースイツチ、6…
…第2トランジスター、7……コンデンサー、9
……反転時間設定用抵抗、10……帰還抵抗、1
2……スイツチングトランジスター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベース回路に設けられたスイツチ手段の切換動
    作により導通状態に反転する第1トランジスター
    と、該第1トランジスターのコレクタにベースが
    コンデンサーを介して接続されていると共に前記
    第1トランジスターの導通状態への反転により非
    導通状態に反転する第2トランジスターと、該第
    2トランジスターのベースと電源線路との間に接
    続されていると共に前記コンデンサーとの協働に
    より反転動作時間を設定する反転時間設定用抵抗
    と、前記第2トランジスターのコレクタと前記第
    1トランジスターのベースとの間に接続された帰
    還抵抗とより成るワンシヨツトマルチバイブレー
    ターにおいて、電源線路と第1トランジスターの
    コレクタとの間にスイツチングトランジスターの
    エミツタ・コレクタ路及び前記反転時間設定用抵
    抗より充分小なる抵抗値を有する抵抗を直列接続
    すると共に該スイツチングトランジスターのベー
    スを前記第2トランジスターのコレクタに接続し
    たことを特徴とするワンシヨツトマルチバイブレ
    ーター。
JP9126182U 1982-06-17 1982-06-17 ワンシヨツトマルチバイブレ−タ− Granted JPS58194536U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9126182U JPS58194536U (ja) 1982-06-17 1982-06-17 ワンシヨツトマルチバイブレ−タ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9126182U JPS58194536U (ja) 1982-06-17 1982-06-17 ワンシヨツトマルチバイブレ−タ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58194536U JPS58194536U (ja) 1983-12-24
JPS635296Y2 true JPS635296Y2 (ja) 1988-02-13

Family

ID=30099664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9126182U Granted JPS58194536U (ja) 1982-06-17 1982-06-17 ワンシヨツトマルチバイブレ−タ−

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