JPH08223017A - パワーオン・パワーオフリセット装置 - Google Patents

パワーオン・パワーオフリセット装置

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JPH08223017A
JPH08223017A JP2690695A JP2690695A JPH08223017A JP H08223017 A JPH08223017 A JP H08223017A JP 2690695 A JP2690695 A JP 2690695A JP 2690695 A JP2690695 A JP 2690695A JP H08223017 A JPH08223017 A JP H08223017A
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power
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reset
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Shinji Wakao
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源電圧の立ち上がり時及び立下がり時にリ
セット信号を出力して、電子回路の誤動作を確実に防止
することができるリセット装置を提供する。 【構成】 電源スイッチを介して入力される外部電源電
圧Vinが所定電圧以上であるときリセット信号を発生す
るパワーオンリセット発生部24と、電源回路にて生成
される内部電源電圧VCCが、内部回路が正常動作可能な
第1電圧以上であるときリセット信号の出力を禁止する
キャンセル部22とにより、電源投入後の内部回路の誤
動作を防止するリセット信号を生成し、内部電源電圧V
CCが内部回路が完全に動作を停止する第2電圧以上であ
るときリセット信号を出力するパワーオフリセット発生
部28と、外部電源電圧Vinが所定電圧以上であるとき
リセット信号の出力を禁止するキャンセル部26とによ
り、電源遮断後の内部回路の誤動作を防止するリセット
信号を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源スイッチのオン・
オフに伴う電源電圧の立ち上がり時及び立ち下がり時に
電子回路が誤動作するのを防止するパワーオン・パワー
オフリセット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電源投入後の電子回路内部の
電源電圧立ち上がり時に電子回路が誤動作するのを防止
する装置として、例えば、特開平4−265012号公
報に開示されているように、一対の分圧抵抗器にて電源
電圧を分圧し、その分圧電圧にてコンデンサを充電し
て、その充電電圧がツェナーダイオードの降伏電圧にて
決定される所定電圧以上となったか否かを、コンパレー
タにて判定することにより、電源投入後にコンデンサの
充電電圧が所定電圧以上となるまでの間、コンパレータ
からリセット信号を出力するように構成されたパワーオ
ンリセット回路や、特開平4−241509号公報に開
示されているように、一対の分圧抵抗器にて電源電圧を
分圧し、その分圧電圧をダイオードと抵抗器とからなる
直列回路に印加して、電源電圧の上昇に伴いダイオード
への印加電圧が所定電圧に達して直列回路に電流が流れ
たことを、MOSFET等からなる検出回路を用いて検
出することにより、電源投入後に電源電圧が所定電圧以
上となるまでの間、検出回路からリセット信号を出力す
るように構成されたパワーオンクリア回路等が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来装置は、電源投入後に、電源電圧が所定電圧に達
するまでの間、リセット信号を出力して、その間に電子
回路が誤動作するのを防止するためのものであり、電源
遮断後、電源電圧が低下する過程での電子回路の誤動作
については全く考慮されておらず、電源電圧立ち下がり
時の電子回路の誤動作を防止することはできなかった。
【0004】即ち、上記前者の装置においては、電源供
給が遮断されると、コンデンサに蓄積された電荷が抵抗
器を介して放電されるため、コンデンサの充電電圧は低
下するが、ツェナーダイオードに印加される電源電圧も
同様に低下するので、電源遮断後の電源電圧の立ち下が
り時にリセット信号を出力することはできず、電源遮断
後の電子回路の誤動作を防止することはできなかった。
【0005】また、上記後者の装置においては、電源遮
断後の電源電圧の低下に伴いダイオードと抵抗器とから
なる直列回路に電流が流れなくなるため、その旨を検出
回路で検出して、電源電圧の立ち下がり時にも一時的に
リセット信号を出力させることはできるが、検出回路自
体も電子回路に供給される電源電圧にて動作するため、
電子回路が完全に動作を停止するまでリセット信号を出
し続けることは困難であり、電子回路が完全に動作を停
止する直前(所謂電子回路の死際)に生じる誤動作を防
止することはできなかった。特に、抵抗器やトランジス
タ等を組み合せた比較的安価な電子回路(IC)では、
内部回路の一部が、電源電圧が正規の電圧(例えば5
V)よりも非常に低い1V程度でも動作してしまうもの
があるが、このような電子回路に対して、電源電圧の立
ち下がり時に電子回路が完全に動作を停止するまでリセ
ット信号を出力することはできず、その死際に生じる誤
動作を防止することは不可能であった。
【0006】また、上記従来の装置では、コンパレータ
やMOSFET等の高価な回路部品を使用しているた
め、コスト的に高価なものとなってしまうという問題が
あり、また、現実問題として、上記のような比較的安価
な電子回路(IC)のパワーオンリセット装置として使
用することはできなかった。
【0007】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、電源投入後の電源電圧立ち上がり時だけでな
く、電源遮断後の電源電圧立ち下がり時にも、リセット
信号を出力して、電子回路の誤動作を確実に防止するこ
とができ、しかも安価に実現可能なパワーオン・パワー
オフリセット装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載の発明は、電源スイッチを
介して外部から電源供給を受けると所定の電源電圧を生
成して内部回路を作動させる電源回路を備えた電子装置
に設けられ、上記電源スイッチのオン・オフに伴う電源
電圧の立ち上がり時及び立ち下がり時に内部回路の動作
を停止させるパワーオン・パワーオフリセット装置であ
って、上記電源スイッチを介して供給される外部電源電
圧が所定電圧以上であるとき、リセット信号を発生する
第1のリセット信号発生手段と、上記電源回路から出力
される内部電源電圧が、上記内部回路が正常動作可能な
第1電圧以上であるとき、上記第1のリセット信号発生
手段からのリセット信号の出力を禁止する第1のリセッ
ト信号禁止手段と、上記電源回路から出力される内部電
源電圧が、上記第1電圧より低く上記内部回路が動作を
停止する第2電圧以上であるとき、リセット信号を発生
する第2のリセット信号発生手段と、上記電源スイッチ
を介して供給される外部電源電圧が所定電圧以上である
とき、上記第2のリセット信号発生手段からのリセット
信号の出力を禁止する第2のリセット信号禁止手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0009】次に、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のパワーオン・パワーオフリセット装置におい
て、上記各リセット信号発生手段及び上記各リセット信
号禁止手段は、夫々、上記外部電源電圧又は上記内部電
源電圧を分圧する一対の分圧抵抗器と、該分圧抵抗器に
よる分圧電圧が所定の動作電圧以上であるときにオン状
態となるスイッチング素子とから構成され、上記各リセ
ット信号禁止手段は、夫々、上記スイッチング素子のオ
ン時に、対応するリセット信号発生手段においてスイッ
チング素子に分圧電圧を出力する分圧抵抗器を短絡し
て、該リセット信号発生手段内のスイッチング素子のオ
ン動作を禁止し、上記各リセット信号発生手段は、夫
々、上記スイッチング素子のオン時に、リセット信号を
出力することを特徴とする。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載のパワーオン・パワーオフリセット装置におい
て、上記第2のリセット信号禁止手段は、上記一対の分
圧抵抗器のうち、上記スイッチング素子に分圧電圧を出
力する分圧抵抗器に並列接続されたコンデンサを備え、
上記電源スイッチのオン・オフ時にスイッチング素子に
印加される分圧電圧の立ち上がり及び立ち下がりを、上
記一対の分圧抵抗器の各抵抗値と該コンデンサの容量と
により決定される時定数にて遅延させることを特徴とす
る。
【0011】また次に、請求項4に記載の発明は、請求
項2又は請求項3に記載のパワーオン・パワーオフリセ
ット装置において、上記各リセット信号発生手段及び上
記各リセット信号禁止手段を構成するスイッチング素子
は、バイポーラ型トランジスタであることを特徴とす
る。
【0012】
【作用及び発明の効果】上記のように構成された請求項
1に記載のパワーオン・パワーオフリセット装置におい
ては、第1のリセット信号発生手段が、電源スイッチを
介して外部から供給される外部電源電圧が所定電圧以上
であるとき、リセット信号を発生し、第1のリセット信
号禁止手段が、電源回路から内部回路に供給される内部
電源電圧が、内部回路が正常動作可能な第1電圧以上で
あるとき、第1のリセット信号発生手段からのリセット
信号の出力を禁止する。
【0013】また、第2のリセット信号発生手段が、電
源回路から内部回路に供給される内部電源電圧が、第1
電圧より低く内部回路が動作を停止する第2電圧以上で
あるとき、リセット信号を発生し、第2のリセット信号
禁止手段が、電源スイッチを介して外部から供給される
外部電源電圧が所定電圧以上であるとき、第2のリセッ
ト信号発生手段からのリセット信号の出力を禁止する。
【0014】従って、第1のリセット信号発生手段は、
電源スイッチがオンされ、外部から所定電圧以上の電源
電圧が供給された時点で、リセット信号の出力を開始
し、その後、電源回路がこの外部電源の供給を受けて内
部回路への電源電圧の供給を開始して、その内部電源電
圧が内部回路が正常動作可能な第1電圧に達するまでの
間(つまり第1のリセット信号禁止手段がリセット信号
の出力を禁止するまでの間)、リセット信号の出力を継
続する。なお、電源スイッチがオフされたときには、外
部電源電圧が内部電源電圧に比べて速やかに立ち下がる
ため、第1のリセット信号発生手段からリセット信号が
出力されることはない。
【0015】一方、第2のリセット信号発生手段は、電
源回路から出力される内部電源電圧が内部回路が動作を
停止する第2電圧以上であるときリセット信号を出力し
ようとするが、外部から供給される電源電圧が所定電圧
以上であれば、第2のリセット信号禁止手段が、そのリ
セット信号の出力を禁止するため、電源スイッチがオン
されても第2のリセット信号発生手段からリセット信号
が出力されることはない。しかし、電源スイッチがオフ
されると、外部電源電圧が速やかに立ち下がるため、第
2のリセット信号禁止手段によるリセット信号の出力禁
止は解除されて、第2のリセット信号発生手段からリセ
ット信号が出力される。そして、このリセット信号の出
力は、その後、電源回路から出力される内部電源電圧
が、内部回路が動作を停止する第2電圧を下回るまで継
続される。
【0016】つまり、本発明のパワーオン・パワーオフ
リセット装置においては、電源スイッチを介して電子装
置に供給される外部電源電圧と、この外部電源電圧によ
り電源回路で生成される内部電源電圧とを夫々取り込
み、電源スイッチオン時のこれら各電圧の立ち上がり時
間の差、及び電源スイッチオフ時のこれら各電圧の立ち
下がり時間の差を利用して、電源投入後内部電源電圧が
内部回路が正常動作可能な第1電圧に達するまでの間、
及び電源遮断後内部電源電圧が内部回路が動作を停止す
る第2電圧を下回るまでの間、第1及び第2のリセット
信号発生手段から、内部回路の動作を停止させるための
リセット信号を出力するようにしている。
【0017】このため、本発明によれば、内部電源電圧
の立ち上がり時だけでなく、その立ち下がり時にも、電
子装置の内部回路が誤動作するのを確実に防止すること
ができる。次に、請求項2に記載のパワーオン・パワー
オフリセット装置においては、第1のリセット信号発生
手段及び第2のリセット信号禁止手段が、電源スイッチ
を介して外部から供給される電源電圧を分圧する一対の
分圧抵抗器と、この分圧抵抗器による分圧電圧が所定の
動作電圧以上であるときにオン状態となるスイッチング
素子とから構成され、第2のリセット信号発生手段及び
第1のセット信号禁止手段が、電源回路から出力される
内部電源電圧を分圧する一対の分圧抵抗器と、この分圧
抵抗器による分圧電圧が所定の動作電圧以上であるとき
にオン状態となるスイッチング素子とから構成されてい
る。そして、第1及び第2のリセット信号禁止手段は、
スイッチング素子のオン時に、夫々、対応する第1及び
第2のリセット信号発生手段においてスイッチング素子
に分圧電圧を出力する分圧抵抗器を短絡することによ
り、各リセット信号発生手段内のスイッチング素子のオ
ン動作を禁止し、各リセット信号発生手段は、そのスイ
ッチング素子のオン時にリセット信号を出力する。
【0018】従って、本発明によれば、請求項1に記載
のパワーオン・パワーオフリセット装置を、4組の分圧
抵抗器(合計8個)と4個のスイッチング素子とから構
成することができ、その構成を簡素化して、安価に実現
することができる。なお、第1のリセット信号禁止手段
及び第2のリセット信号発生手段は、夫々、内部電源電
圧が、内部回路が正常動作可能な第1電圧或は内部回路
が動作を停止する第2電圧以上であるときにリセット信
号の出力禁止或はリセット信号の出力を行なうものであ
るが、このためには、スイッチング素子に入力する分圧
電圧が、内部電源電圧が第1電圧或は第2電圧以上であ
るときにスイッチング素子の動作電圧以上となるよう
に、内部電源電圧を分圧する一対の分圧抵抗器の抵抗比
を調整すればよい。
【0019】また、請求項3に記載のパワーオン・パワ
ーオフリセット装置では、第2のリセット信号禁止手段
において、外部電源電圧を分圧する一対の分圧抵抗器の
うち、スイッチング素子に分圧電圧を出力する側の分圧
抵抗器に、コンデンサを並列接続することにより、電源
スイッチのオン・オフ時にスイッチング素子に印加され
る分圧電圧の立ち上がり及び立ち下がりを、各分圧抵抗
器の抵抗値とコンデンサの容量とにより決定される時定
数にて遅延させるようにされている。
【0020】このため、第2のリセット信号禁止手段
は、電源スイッチがオン・オフされ、一定の遅延時間経
過した後、第2のリセット信号発生手段からのリセット
信号の出力を禁止することになり、電源スイッチがオフ
されたときには、第2のリセット信号発生手段から、そ
の後一定時間遅れてリセット信号が出力されることにな
る。この結果、本発明によれば、電源スイッチが誤操作
等によって瞬断された場合に、リセット信号を発生して
しまうのを防止でき、電源スイッチの瞬断時には、内部
回路の動作を継続させることが可能になる。
【0021】なお、本発明によれば、電源スイッチのオ
フ時だけでなく、電源スイッチのオン時にも、第2のリ
セット信号発生手段からのリセット信号の出力を禁止す
るタイミングが遅れることから、その遅延時間によって
は、電源スイッチがオンされ、内部電源電圧が第2電圧
以上になったときに第2のリセット信号発生手段から一
時的にリセット信号が出力されることがあるが、この状
態では、第1のリセット信号発生手段からもリセット信
号が出力されているため、不必要にリセット信号が出力
されてしまうことはなく、何等問題はない。
【0022】また次に、請求項4に記載のパワーオン・
パワーオフリセット装置においては、第1・第2のリセ
ット信号発生手段及び第1・第2のリセット信号禁止手
段を、一対の分圧抵抗器とスイッチング素子とで構成す
るに当たって、スイッチング素子をバイポーラ型トラン
ジスタにて構成するようにしている。このため、スイッ
チング素子に高価なMOSFETを使用した場合に比べ
て、より安価に実現できる。
【0023】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図2に示す如く、本実施例のパワーオン・パワーオ
フリセット装置(以下単にパワーオンリセット回路とい
う)20は、車両に搭載されたバッテリ2からイグニッ
ションスイッチ(以下単に電源スイッチという)4を介
して電源供給を受けて、空調装置等の車載機を制御する
電子制御装置(以下単にECUという)10に設けら
れ、ECU10内部の電源回路12にて生成される制御
回路14駆動用の内部電源電圧(正の定電圧:例えば5
V)VCCと、電源スイッチ4を介してバッテリ2から直
接入力される外部電源電圧(正電圧)Vinとを取り込ん
で、電源スイッチ4のオン・オフに伴う内部電源電圧V
CCの立ち上がり時及び立ち下がり時に、制御回路14に
リセット信号を出力して、制御回路14の誤動作を防止
するものである。
【0024】なお、制御回路14は、リセット信号入力
端子を有し、この端子レベルがLowレベルであるとき、
自己の動作を停止する、半導体集積回路(IC)から構
成されている。図1に示す如く、パワーオンリセット回
路20は、電源スイッチ4のオン時にリセット信号を発
生する第1のリセット信号発生手段としてのパワーオン
リセット発生部24と、このパワーオンリセット発生部
24からのリセット信号の出力を禁止する第1のリセッ
ト信号禁止手段としてのパワーオンリセットキャンセル
部22と、電源スイッチ4のオフ時にリセット信号を発
生する第2のリセット信号発生手段としてのパワーオフ
リセット発生部28と、このパワーオフリセット発生部
28からのリセット信号の出力を禁止する第2のリセッ
ト信号禁止手段としてのパワーオフリセットキャンセル
部26とを備えている。
【0025】ここで、パワーオンリセットキャンセル部
22は、電源回路12にて生成された内部電源電圧VCC
を分圧する一対の分圧抵抗器R1,R2と、そのうちの
接地側の分圧抵抗器R2に並列接続されたコンデンサC
1と、分圧抵抗器R1,R2の接続点にベースが接続さ
れ、エミッタが接地されたNPN型のトランジスタT1
とから構成されている。
【0026】このパワーオンリセットキャンセル部22
は、内部電源電圧VCCが、制御回路14が正常動作可能
な第1電圧(例えば、定常時の3/5)以上となったと
きに、トランジスタT1がオン状態となって、パワーオ
ンリセット発生部24からのリセット信号の出力を禁止
させるためのものであり、分圧抵抗器R1,R2の抵抗
値の比R1:R2が約2:1に設定されている。
【0027】つまり、NPN型のトランジスタをオンさ
せるためには、ベース−エミッタ間に1V程度(より詳
しくは約0.7V)のバイアス電圧を印加する必要があ
るため、内部電源電圧VCCが、定常時の3/5の電圧値
(定常時が5Vであれば3V)となったときに、接地側
の分圧抵抗器R2の両端電圧が約1Vとなって、トラン
ジスタT1がオン状態となるようにされているのであ
る。
【0028】また、パワーオンリセット発生部24は、
電源スイッチ4を介して入力される外部電源電圧Vinを
分圧する一対の分圧抵抗器R3,R4と、そのうちの接
地側の分圧抵抗器R4に並列接続されたコンデンサC2
と、分圧抵抗器R3,R4の接続点にベースが接続さ
れ、エミッタが接地されたNPN型のトランジスタT2
とから構成されている。
【0029】このパワーオンリセット発生部24は、電
源スイッチ4がオンされた直後に、トランジスタT2が
オン状態となって、リセット信号の出力端であるトラン
ジスタT2のコレクタがLow レベルとなるようにするた
めのものであり、分圧抵抗器R3,R4の抵抗値の比R
3:R4が約1:10に設定されている。そして、分圧
抵抗器R3とR4との接続点には、パワーオンリセット
キャンセル部22のトランジスタT1のコレクタが接続
されており、トランジスタT1がオン状態となったとき
に、分圧抵抗器R4の両端が短絡されて、トランジスタ
T2は強制的にオフされる。
【0030】また次に、パワーオフリセット発生部28
は、内部電源電圧VCCを分圧する一対の分圧抵抗器R
7,R8と、そのうちの接地側の分圧抵抗器R8に並列
接続されたコンデンサC4と、分圧抵抗器R7,R8の
接続点にベースが接続され、エミッタが接地されたNP
N型のトランジスタT4とから構成されている。
【0031】このパワーオフリセット発生部28は、電
源スイッチ4がオフされてから、内部電源電圧VCCが、
制御回路14が完全に動作を停止する第2電圧(例えば
0.5V)まで低下する間、トランジスタT4がオン状
態となって、リセット信号の出力端であるトランジスタ
T4のコレクタがLow レベルとなるようにするためのも
のであり、分圧抵抗器R7,R8の抵抗値の比R7:R
8が約1:10に設定されている。そして、分圧抵抗器
R7とR8との接続点には、後述のパワーオフリセット
キャンセル部26に設けられたトランジスタT3のコレ
クタが接続されており、このトランジスタT3がオン状
態であるときには、分圧抵抗器R8の両端が短絡され
て、トランジスタT4は強制的にオフされる。つまり、
パワーオフリセット発生部28からは、パワーオフリセ
ットキャンセル部26のトランジスタT3がオフ状態
で、内部電源電圧VCCが第2電圧以上であるときに、リ
セット信号が出力される。
【0032】なお、パワーオンリセットキャンセル部2
2,パワーオンリセット発生部24,及びパワーオフリ
セット発生部28において、接地側の分圧抵抗器R2,
R4,R8に並列接続されたコンデンサC1,C2,C
4は、ノイズ除去用のコンデンサであり、各トランジス
タT1,T2,T4の動作に影響のでない小容量のもの
が使用されている。
【0033】また、パワーオンリセット発生部24及び
パワーオフリセット発生部28において、リセット信号
発生用のトランジスタT2,T4のコレクタには、抵抗
器R9を介して、内部電源電圧VCCが印加されており、
トランジスタT2,T4のオフ時には、そのコレクタ電
位が内部電源電圧VCCと同電位となり、トランジスタT
2,T4のオン時に、リセット信号としてLow レベルの
パルス信号(リセットパルス)が出力されることにな
る。
【0034】一方、パワーオフリセットキャンセル部2
6は、外部電源電圧Vinを分圧する一対の分圧抵抗器R
5,R6と、そのうちの接地側の分圧抵抗器R6に並列
接続されたコンデンサC3と、分圧抵抗器R5,R6の
接続点にベースが接続され、エミッタが接地されたNP
N型のトランジスタT3とから構成されている。
【0035】このパワーオフリセットキャンセル部26
は、基本的には、電源スイッチ4がオン状態で、外部電
源電圧Vinが入力されている間、トランジスタT3がオ
ン状態となって、パワーオフリセット発生部28からリ
セット信号が出力されるのを禁止するためのものである
が、電源スイッチ4がオフされた直後に、パワーオフリ
セット発生部28からのリセット信号の出力を許可する
ように構成すると、外部電源電圧Vinの瞬断時等にもパ
ワーオフリセット発生部28からリセット信号が出力さ
れることがある。
【0036】そこで、本実施例では、トランジスタT3
にバイアス電圧を印加する接地側の分圧抵抗器R6に並
列接続されるコンデンサC3には、比較的容量の大きな
コンデンサを使用し、電源スイッチ4がオフされ外部電
源電圧Vinが低下しても、この分圧抵抗器R6の抵抗値
とコンデンサC3の容量とで決定される時定数にて、ト
ランジスタT3のベース電圧が除々に低下し、外部電源
電圧Vinの瞬断時には、トランジスタT3がオフしない
ようにしている。
【0037】なお、このようにコンデンサC3の容量を
大きくした場合、電源スイッチ4がオンされ外部電源電
圧Vinが立ち上がってから、トランジスタT3がオンす
るまでには、分圧抵抗器R5の抵抗値とコンデンサC3
の容量とで決定されるコンデンサC3充電時の時定数に
て時間遅れが生じるため、この遅れ時間を考慮する必要
がある。つまり、電源スイッチ4がオンされた後、パワ
ーオンリセットキャンセル部22のトランジスタT1が
オンするまでに、パワーオフリセットキャンセル部26
のトランジスタT3をオンできるように、分圧抵抗器R
5とコンデンサC3とで決定される充電時の時定数を設
定しておく必要がある。そして本実施例では、充電時と
放電時の時定数が同じでよいと考え、分圧抵抗器R5,
R6の抵抗値の比R5:R6を、1:1に設定してい
る。
【0038】以上のように構成された本実施例のパワー
オンリセット回路20においては、図3に示す如く、電
源スイッチ4がオン(SW:ON)されると(時点t0
)、外部電源電圧Vinがバッテリ電圧Bまで速やかに
立ち上がるため、まず、トランジスタT2がオンして、
パワーオンリセット発生部24を介して、制御回路14
にリセット信号(Low レベル)が出力される。
【0039】次に、外部電源電圧Vinが立ち上がると、
それに基づき電源回路12が制御回路14駆動用の内部
電源電圧VCCの生成を開始するため、内部電源電圧VCC
がゆっくりと立ち上がり、第2電圧に達した時点t1
で、パワーオフリセット発生部28内のトランジスタT
4がオン状態となる。なお、内部電源電圧VCCは、外部
電源電圧Vinに比べてゆっくりと立ち上がり、また立ち
下がるが、これは電源回路12内に、定電圧生成のため
の平滑コンデンサ等の容量素子が入っているためであ
る。
【0040】一方、電源スイッチ4がオンされ外部電源
電圧Vinが立ち上がると、分圧抵抗器R5とコンデンサ
C3との時定数にて決定される一定の遅れ時間△t1 経
過した時点t2 で、パワーオフリセットキャンセル部2
6内のトランジスタT3がオン状態となるため、パワー
オフリセット発生部28内のトランジスタT4がオフさ
れる。そして、その後、更に内部電源電圧VCCが上昇
し、制御回路14が正常動作可能な第1電圧に達すると
(時点t3 )、パワーオンリセットキャンセル部22内
のトランジスタT1がオン状態となって、パワーオフリ
セット発生部28内のトランジスタT2がオフされ、制
御回路14へのリセット信号の出力は禁止される。つま
り、時点t3 にて、制御回路14が動作可能状態とな
る。
【0041】次に、電源スイッチ4がオフされると(時
点t4 )、外部電源電圧Vinが0Vまで速やかに立ち下
がる。そして、分圧抵抗器R6とコンデンサC3との時
定数にて決定される一定の遅れ時間△t2 経過した時点
t5 で、パワーオフリセットキャンセル部26内のトラ
ンジスタT3がオフ状態となる。すると、パワーオフリ
セット発生部28内のトランジスタT4がオン状態とな
って、リセット信号の出力が再開される。
【0042】なお、外部電源電圧Vinが立ち下がると、
電源回路12から出力される内部電源電圧VCCがゆっく
りと立ち下がり、内部電源電圧VCCが第1電圧を下回っ
た時点t6 で、パワーオンリセットキャンセル部22内
のトランジスタT1がオフ状態となるが、このときは外
部電源電圧Vinが既に立ち下がっているので、パワーオ
ンリセット発生部24内のトランジスタT2がオン状態
になることはない。
【0043】そして、更に内部電源電圧VCCが低下して
行き、制御回路14が完全に動作を停止する第2電圧を
下回ると(時点t7 )、パワーオフリセット発生部28
内のトランジスタT4がオフされ、パワーオフリセット
発生部28からのリセット信号の出力が停止される。
【0044】このように、本実施例のパワーオンリセッ
ト回路20によれば、電源スイッチ4が投入(オン)さ
れると、その後、内部電源電圧VCCが制御回路14が正
常動作可能な第1電圧に達するまでの間、制御回路14
にリセット信号を出力して、制御回路14の動作を停止
させることができる。また、電源スイッチ4が遮断(オ
フ)されると、その後、所定時間△t2 経過してから、
内部電源電圧VCCが制御回路14が全く動作しない第2
電圧まで低下する間、制御回路14にリセット信号を出
力して、制御回路14の動作を停止させることができ
る。このため、本実施例によれば、内部電源電圧VCCの
立ち上がり時だけでなく、その立ち下がり時にも、制御
回路14が誤動作するのを確実に防止することができ
る。
【0045】また、本実施例のパワーオンリセット回路
20は、抵抗器R1〜R9とNPN型のトランジスタT
1〜T4とにより構成されているため、コンパレータや
MOSFETを使用した従来のパワーオンリセット装置
に比べて、その構成を簡素化して、安価に実現すること
ができる。
【0046】また更に、本実施例では、電源スイッチ4
の遮断後、所定時間△t2 経過するまでの間は、リセッ
ト信号を出力しないように構成されているため、電源ス
イッチ4の誤操作等によって、外部電源電圧Vinの入力
が瞬断された場合に、リセット信号を発生してしまうの
を防止でき、電源スイッチの瞬断時には、制御回路14
の動作を継続させることができる。
【0047】ここで、本実施例では、制御回路14が、
Low レベルのリセット信号を受けて動作を停止するもの
として説明したが、例えば制御回路14がリセット信号
の入力端子を備えていない装置であれば、図2に点線で
示す如く、制御回路14からの制御信号の出力ライン
を、パワーオンリセット発生部24及びパワーオフリセ
ット発生部28内のトランジスタT2,T4のコレクタ
に直接接続するようにすればよい。つまり、このように
すれば、内部電源電圧VCCの立ち上がり時及び立ち下が
り時には、制御回路14からの制御信号の出力ラインを
強制的にLow レベルに保持することができ、制御回路1
4の誤動作に伴う制御信号の出力を防止することができ
るようになるのである。なお、この場合、リセット信号
出力用の各トランジスタT2,T4のコレクタに内部電
源電圧VCCを印加する抵抗器R9は不要となる。
【0048】また、制御回路14が、Highレベルのリセ
ット信号を受けてその動作を停止するものであれば、内
部電源電圧VCCの立ち上がり時及び立ち下がり時に出力
するリセット信号としては、Highレベルにする必要があ
るが、この場合、リセット信号の出力部分を図4のよう
に構成すれば、簡単に実現できる。
【0049】即ち、パワーオンリセット発生部24及び
パワーオフリセット発生部28内のトランジスタT2,
T4のコレクタには、抵抗器Ra及びRbからなる直列
回路を介して内部電源電圧VCCを印加するようにし、更
に、各抵抗器Ra及びRbの接続点をベース、正極側の
抵抗器Raの他端をエミッタとして、PNP型のトラン
ジスタTaを接続して、そのベース−エミッタ間にノイ
ズ除去用の小容量のコンデンサCaを接続すれば、トラ
ンジスタTaのコレクタから、リセット信号として、Hi
ghレベルのパルス信号(リセットパルス)を出力させる
ことができる。
【0050】以上、本発明の実施例として、車載用の電
子制御装置(ECU)10において、内部電源電圧VCC
の立ち上がり時及び立ち下がり時に、その内部回路(制
御回路)の誤動作を防止するパワーオン・パワーオフリ
セット装置について説明したが、本発明は、こうした車
載用の電子制御装置に限らず、内部電源電圧生成用の電
源回路を備えた電子装置であれば、適用して、上記実施
例と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のパワーオンリセット回路の構成を表
わす電気回路図である。
【図2】 実施例のパワーオンリセット回路が設けられ
た電子制御装置の構成を表わすブロック図である。
【図3】 実施例のパワーオンリセット回路の動作を説
明するタイムチャートである。
【図4】 Highレベルのリセット信号を出力するパワー
オンリセット回路の構成を表わす電気回路図である。
【符号の説明】
2…バッテリ 4…電源スイッチ 10…電子制御
装置(ECU) 12…電源回路 14…制御回路 20…パワーオ
ンリセット回路 22…パワーオンリセットキャンセル部 24…パワ
ーオンリセット発生部 26…パワーオフリセットキャンセル部 28…パワ
ーオフリセット発生部 R1〜R8…分圧抵抗器 C1〜C4…コンデンサ T1〜T4…トランジスタ(NPN型)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源スイッチを介して外部から電源供給
    を受けると所定の電源電圧を生成して内部回路を作動さ
    せる電源回路を備えた電子装置に設けられ、上記電源ス
    イッチのオン・オフに伴う電源電圧の立ち上がり時及び
    立ち下がり時に内部回路の動作を停止させるパワーオン
    ・パワーオフリセット装置であって、 上記電源スイッチを介して入力される外部電源電圧が所
    定電圧以上であるとき、リセット信号を発生する第1の
    リセット信号発生手段と、 上記電源回路から出力される内部電源電圧が、上記内部
    回路が正常動作可能な第1電圧以上であるとき、上記第
    1のリセット信号発生手段からのリセット信号の出力を
    禁止する第1のリセット信号禁止手段と、 上記電源回路から出力される内部電源電圧が、上記第1
    電圧より低く上記内部回路が動作を停止する第2電圧以
    上であるとき、リセット信号を発生する第2のリセット
    信号発生手段と、 上記電源スイッチを介して供給される外部電源電圧が所
    定電圧以上であるとき、上記第2のリセット信号発生手
    段からのリセット信号の出力を禁止する第2のリセット
    信号禁止手段と、 を備えたことを特徴とするパワーオン・パワーオフリセ
    ット装置。
  2. 【請求項2】 上記各リセット信号発生手段及び上記各
    リセット信号禁止手段は、夫々、上記外部電源電圧又は
    上記内部電源電圧を分圧する一対の分圧抵抗器と、該分
    圧抵抗器による分圧電圧が所定の動作電圧以上であると
    きにオン状態となるスイッチング素子とから構成され、 上記各リセット信号禁止手段は、夫々、上記スイッチン
    グ素子のオン時に、対応するリセット信号発生手段にお
    いてスイッチング素子に分圧電圧を出力する分圧抵抗器
    を短絡して、該リセット信号発生手段内のスイッチング
    素子のオン動作を禁止し、 上記各リセット信号発生手段は、夫々、上記スイッチン
    グ素子のオン時に、リセット信号を出力することを特徴
    とする請求項1に記載のパワーオン・パワーオフリセッ
    ト装置。
  3. 【請求項3】 上記第2のリセット信号禁止手段は、上
    記一対の分圧抵抗器のうち、上記スイッチング素子に分
    圧電圧を出力する分圧抵抗器に並列接続されたコンデン
    サを備え、上記電源スイッチのオン・オフ時にスイッチ
    ング素子に印加される分圧電圧の立ち上がり及び立ち下
    がりを、上記一対の分圧抵抗器の各抵抗値と該コンデン
    サの容量とにより決定される時定数にて遅延させること
    を特徴とする請求項2に記載のパワーオン・パワーオフ
    リセット装置。
  4. 【請求項4】 上記各リセット信号発生手段及び上記各
    リセット信号禁止手段を構成するスイッチング素子は、
    バイポーラ型トランジスタであることを特徴とする請求
    項2又は請求項3に記載のパワーオン・パワーオフリセ
    ット装置。
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