JP2572072Y2 - 電源回路 - Google Patents

電源回路

Info

Publication number
JP2572072Y2
JP2572072Y2 JP1992057493U JP5749392U JP2572072Y2 JP 2572072 Y2 JP2572072 Y2 JP 2572072Y2 JP 1992057493 U JP1992057493 U JP 1992057493U JP 5749392 U JP5749392 U JP 5749392U JP 2572072 Y2 JP2572072 Y2 JP 2572072Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
circuit
constant
zener diode
diode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992057493U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0621385U (ja
Inventor
健司 ▲高▼橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jeco Corp
Original Assignee
Jeco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Jeco Corp filed Critical Jeco Corp
Priority to JP1992057493U priority Critical patent/JP2572072Y2/ja
Publication of JPH0621385U publication Critical patent/JPH0621385U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2572072Y2 publication Critical patent/JP2572072Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電源回路に係り、特に電
圧監視機能を有する回路に電源を供給する電源回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、車載用回路システムでは動作の
ために常に一定電圧以上の電圧を印加する必要のある回
路がある。このようなシステムには入力電圧レベルを監
視して、電圧低下時には回路動作を強制的に停止させる
等の機能が与えられている。従って、このようなシステ
ムに電圧を印加する場合、出力電圧が不安定なバッテリ
からの電圧を直接印加できず、電源回路を介して安定化
した電圧を供給していた。 図3に従来の一例のブロッ
ク図、図4に従来の一例の回路図を示す。
【0003】同図中、1はバッテリとなる電池を示す。
蓄電池1はイグニションスイッチ2及び逆流防止用ダイ
オードD1 を介して定電圧回路3及び電圧検出回路5に
接続される。
【0004】定電圧回路3は図4に示すように抵抗
1 ,NPNトランジスタQ1 ,定電圧ダイオードとな
るツェナダイオードD2 よりなる。NPNトランジスタ
1 のコレクタとベースとは抵抗R1 を介して接続さ
れ、ベースと抵抗R1 との接続点はツェナダイオードD
2 のカソードに接続される。また、ツェナダイオードD
2 のアノードは接地される。NPNトランジスタQ1
コレクタと抵抗R1 との接続点に電圧が印加され、NP
NトランジスタQ1 のエミッタよりツェナダイオードD
2 の降伏電圧(ツェナ電圧)とNPNトランジスタQ1
のベース−エミッタ間電圧VBEとを加算した一定の出力
電圧を得ていた。
【0005】定電圧回路3の出力電圧は電圧監視機能付
電子回路4に印加され、電圧監視機能付電子回路4を動
作させる。電圧監視機能付電子回路4は電圧監視機能を
有する。電圧監視機能は印加電圧に応じた検出電圧を監
視して、検出電圧が低下した場合に、検出電圧の低下を
印加電圧の低下と判断して、回路の各機能:信号処理を
停止させる等の動作を行なう機能で、印加電圧とは別に
印加電圧に応じて変動する検出電圧を必要とする。
【0006】電圧監視機能付電子回路4は電圧検出回路
5と接続されており、電圧検出回路5より電圧監視用の
検出電圧を得ている。電圧検出回路5は分圧回路を構成
する抵抗R2 ,R3 ,遅延回路を構成するコンデンサC
1 ,電子回路4のラッチアップ防止用抵抗R4 ,サージ
吸収回路5aよりなる。サージ吸収回路5aはツェナダ
イオードD3 よりなる。抵抗R2 ,R3 は直列に接続さ
れており、抵抗R2 ,R3 よりなる直列回路は一端が定
電圧回路3とツェナダイオードD1 との接続点に接続さ
れ、他端は接地され、定電圧回路3とツェナダイオード
1 との接続点の電圧を分圧する。
【0007】抵抗R2 と抵抗R3 との接続点はコンデン
サC1 を介して接地されると共に抵抗R4 を介して電圧
監視機能付電子回路4に接続される。このとき、電圧検
出回路5には電圧監視機能付電子回路4にサージ成分を
供給しないように図4に示すように抵抗R2 と抵抗R3
との接続点と接地間にツェナダイオードD3 が逆バイア
ス方向となるように接続されていた。
【0008】次に回路の動作を説明する。イグニション
スイッチ2をオンし、定電圧回路3へ蓄電池1からの印
加電圧が一定値以上となると、NPNトランジスタQ1
及びツェナダイオードD2 がオンして電圧監視機能付電
子回路4にツェナダイオードD2 のツェナ電圧VZ とN
PNトランジスタQ1 のベース−エミッタ間電圧VBE
の和に相当する安定した定電圧が印加される。
【0009】このとき、電圧検出回路5の抵抗R2 ,抵
抗R3 には定電圧回路3への印加電圧と同一の電圧が印
加され、印加電圧は抵抗R2 ,R3 により分圧され、電
圧監視機能付電子回路4に検出電圧が印加され、電圧が
十分のレベルにあることを知らせる。ここで、蓄電池1
が消耗して定電圧回路3への印加電圧が低下すると抵抗
2 ,抵抗R3 の印加電圧が下降し、電圧監視機能付電
子回路4に電圧低下を知らせる。
【0010】電圧検出回路5はツェナダイオードD3
よりサージを吸収し、電圧監視機能付電子回路4に検出
電圧を供給していた。従って、電圧検出回路5の検出電
圧にサージがのることはなく、電圧監視機能付電子回路
4をサージにより誤動作させてしまうことがない。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、従来のこの
種の電源回路では定電圧回路3のみならず、電圧検出回
路5にもサージ吸収用のツェナダイオードD3 を設ける
必要があったため、基板上の電源回路の専有面積の縮小
を妨げると共にコストが上昇してしまう等の問題点があ
った。
【0012】本考案は上記の点に鑑みてなされたもの
で、機能はそのままに、部品点数を削減することがで
き、小スペース化、低コスト化を実現できる電源回路を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本考案は入力電圧に応じ
て定電圧を発生する定電圧ダイオードと、該定電圧ダイ
オードで発生された定電圧がベースに供給され、該定電
圧によりオンし、電源電圧を出力する制御トランジスタ
とを有する電源回路において、 前記定電圧ダイオードと
前記制御トランジスタのベースとの接続点に発生する電
圧を分圧して、前記電源電圧を監視する監視電圧を生成
する分圧回路と、 前記分圧回路で生成された前記監視電
圧を積分して、出力する積分回路とを具備してなる。
【0014】
【作用】本考案によれば、定電圧ダイオードと制御トラ
ンジスタのベースとの接続点の電圧を分圧回路により分
圧して監視電圧を生成した後、積分回路によりノイズを
除去して、監視電圧とするので、制御トランジスタを駆
動するための定電圧ダイオードによりサージを吸収しつ
つ、監視電圧を生成できるため、サージ除去用の回路を
専用に設ける必要がなく、また、積分回路により監視電
圧の脈動を吸収して、出力できるので、入力電圧を簡単
な回路構成で、正確に監視できる。
【0015】
【実施例】図1に本考案の一実施例のブロック図、図2
に本考案の一実施例の回路図を示す。同図中、11は蓄
電池を示す。蓄電池11はイグニションスイッチ12及
び逆流防止用ダイオードD11を介して定電圧回路13と
接続される。
【0016】定電圧回路13は図2に示すように抵抗R
11,NPNトランジスタQ11,定電圧ダイオードとなる
ツェナダイオードD12よりなる。NPNトランジスタQ
11のコレクタとベースとは抵抗R11を介して接続され、
ベースと抵抗R11との接続点はツェナダイオードD12
カソードに接続される。また、ツェナダイオードD12
アノードは接地される。NPNトランジスタQ11のコレ
クタと抵抗R11との接続点に電圧が印加され、NPNト
ランジスタQ11のエミッタよりツェナダイオードD12
降伏電圧(ツェナ電圧)とNPNトランジスタQ11のベ
ース−エミッタ間電圧とを加算した一定の出力電圧を得
ていた。
【0017】定電圧回路13の出力電圧は電圧監視機能
付電子回路14に印加され、電圧監視機能付電子回路1
4を動作させる。電圧監視機能付電子回路14は電圧監
視機能を有する。電圧監視機能は印加電圧に応じた検出
電圧を監視して、検出電圧が低下した場合に、検出電圧
の低下を印加電圧の低下と判断して、回路の各機能:信
号処理を停止させる等の動作を行なう機能で、印加電圧
とは別に印加電圧に応じて変動する検出電圧を必要とす
る。
【0018】電圧監視機能付電子回路14は電圧検出回
路15と接続されており、電圧検出回路15より電圧監
視用の検出電圧を得ている。電圧検出回路15は分圧回
路を構成する抵抗R12,R13,遅延回路を構成する電子
回路14のラッチアップ防止用抵抗R14,コンデンサC
11よりなる。抵抗R12,R13は直列に接続されており、
抵抗R12,R13よりなる直列回路は一端が定電圧回路1
3を構成するNPNトランジスタQ11のベースとツェナ
ダイオードD12との接続点に接続され、他端は接地さ
れ、定電圧回路13を構成するNPNトランジスタQ11
のベースとツェナダイオードD12との接続点の電圧を分
圧する。
【0019】抵抗R12と抵抗R13との接続点はコンデン
サC11を介して接地されると共に抵抗R14を介して電圧
監視機能付電子回路14に接続される。
【0020】次に回路の動作を説明する。イグニション
スイッチ12をオンし、定電圧回路13へ蓄電池11か
らの印加電圧が一定値以上となると、NPNトランジス
タQ11及びツェナダイオードD12がオンして、電圧監視
機能付電子回路14にツェナダイオードD12のツェナ電
圧VZ とNPNトランジスタQ11のベース−エミッタ間
電圧VBEとの和に相当する定電圧が印加される。
【0021】このとき、電圧検出回路15の抵抗R12
抵抗R13にはツェナダイオードD12のツェナ電圧VZ
印加される。ツェナ電圧VZ は抵抗R12,R13により分
圧され、抵抗R14を介して電圧監視機能付電子回路14
に供給され電圧が十分のレベルにあることを知らせる。
蓄電池11が消耗して定電圧回路13への印加電圧が低
下すると、抵抗R12,R13の印加電圧が下降し、電圧監
視機能付電子回路14に電圧低下を知らせる。
【0022】電圧検出回路15の入力電圧は定電圧回路
13を構成するNPNトランジスタQ11のベースとツェ
ナダイオードD12との接続点であり、NPNトランジス
タQ11のベースとツェナダイオードD12との接続点にサ
ージが侵入してもツェナダイオードD12を介して接地に
吸収されるため、電圧検出回路15の検出電圧にはサー
ジが侵入することはなく、従って、電圧検出回路15の
検出電圧にサージがのることはなく、電圧監視機能付電
子回路14をサージにより誤動作させてしまうことがな
い。
【0023】このように本実施例によれば、電圧検出回
路15にサージが侵入しにくいため、電圧検出回路15
にツェナダイオード等のサージ吸収回路が不要であり、
部品点数の削減が行なえ、又基板スペースを小型にする
事ができると共にコストダウンを行なう事ができる。
【0024】
【考案の効果】上述の如く、本考案によれば、定電圧ダ
イオードと制御トランジスタのベースとの接続点の電圧
を分圧回路により分圧して監視電圧を生成した後、積分
回路によりノイズを除去して、監視電圧とするので、制
御トランジスタを駆動するための定電圧ダイオードによ
りサージを吸収しつつ、監視電圧を生成できるため、サ
ージ除去用の回路を専用に設ける必要がなく、また、積
分回路により監視電圧の脈動を吸収して、出力できるの
で、入力電圧を簡単な回路構成で、正確に監視できる等
の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のブロック図である。
【図2】本考案の一実施例の回路図である。
【図3】従来の一例のブロック図である。
【図4】従来の一例の回路図である。
【符号の説明】
11 蓄電池 12 イグニションスイッチ 13 定電圧回路 14 電圧監視機能付電子回路 15 電圧検出回路 Q11 NPNトランジスタ D12 ツェナダイオード R11 抵抗

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電圧に応じて定電圧を発生する定電
    圧ダイオードと、該定電圧ダイオードで発生された定電
    圧がベースに供給され、該定電圧によりオンし、電源電
    圧を出力する制御トランジスタとを有する電源回路にお
    いて、 前記定電圧ダイオードと前記制御トランジスタのベース
    との接続点に発生する電圧を分圧して、前記電源電圧を
    監視する監視電圧を生成する分圧回路と、 前記分圧回路で生成された前記監視電圧を積分して、出
    力する積分回路とを具備してなる電源回路。
JP1992057493U 1992-08-17 1992-08-17 電源回路 Expired - Lifetime JP2572072Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992057493U JP2572072Y2 (ja) 1992-08-17 1992-08-17 電源回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992057493U JP2572072Y2 (ja) 1992-08-17 1992-08-17 電源回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0621385U JPH0621385U (ja) 1994-03-18
JP2572072Y2 true JP2572072Y2 (ja) 1998-05-20

Family

ID=13057258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992057493U Expired - Lifetime JP2572072Y2 (ja) 1992-08-17 1992-08-17 電源回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2572072Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS64111U (ja) * 1987-06-17 1989-01-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0621385U (ja) 1994-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6515462B2 (en) Power supply device
US6829924B2 (en) Tire pressure monitoring system with low frequency initiation approach
JP2572072Y2 (ja) 電源回路
JPH05127765A (ja) 車載用電子装置の電源装置
JP2877015B2 (ja) パワーオン・パワーオフリセット装置
US7061735B2 (en) Semiconductor device
JP2876522B2 (ja) 過電圧検出回路を内蔵するic
JP2001296930A (ja) 電源装置
US20040228054A1 (en) Fault detecting circuit
JP2660715B2 (ja) 半導体集積回路装置とランプ点燈方法
JP2604497B2 (ja) 複数出力電源回路
JPS6047747B2 (ja) 誤動作防止回路
JP2901284B2 (ja) 過電流保護回路
JPS6356564B2 (ja)
JPH1091257A (ja) 低電圧検出を行う電圧調整回路
JP3448873B2 (ja) リセット回路
JPS6018017A (ja) リセツト回路
JPH10200056A (ja) バイポーラic
JPH0241512A (ja) 低入出力差型定電圧装置
JPS643079Y2 (ja)
JPH03746Y2 (ja)
JPH0261814B2 (ja)
JPH11231952A (ja) 電源装置
JPS5834495Y2 (ja) 直流安定化電源の過電流保護回路
JPH0115217Y2 (ja)