JP2604497B2 - 複数出力電源回路 - Google Patents

複数出力電源回路

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哲也 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、集積化された複数出力を持つ電源回路に関
し、特に、電源電圧の上昇時に2つの出力を順序づけて
立上げるようにした複数出力電源回路に関する。
〔従来の技術〕
第3図は、従来例の集積化された複数出力電源回路の
回路図、第4図は第3図の電源電圧と出力端電圧V1,V2
の関係を負荷が軽い場合および重い場合に示す特性図で
ある。
この複数出力電源回路は、出力電圧V1,V2の2つの電
源回路を持っている。第1の電源回路は、非反転入力に
基準電圧源1,反転入力に出力端子2から抵抗3,4と抵抗
5で分割した帰還電圧を入力した第1の誤差増幅器6と
出力トランジスタのNPNトランジスタ7と電流制限回路
用の抵抗8,NPNトランジスタ9で構成され、第2の電源
回路は、非反転入力に基準電圧源1,反転入力に出力端子
10から抵抗11と抵抗12で分割した帰還電圧を入力した第
2の誤差増幅器13と出力トランジスタのNPNトランジス
タ14,15と抵抗16とで構成され、NPNトランジスタ14,15
はダーリントン接続され、コレクタを共通とし外付けPN
Pトランジスタ17のベース端子18に接続されている。
さらに、出力端子2と出力端子10を順序づけて立上げ
るために、反転入力に基準電圧源1,非反転入力に出力端
子2から抵抗3と抵抗4,5で分割した帰還電圧を入力し
た第1の比較器19と、この比較器19の出力にエミッタを
接地したNPNトランジスタ20aベースを接続し、コレクタ
は基準電圧源1から抵抗22を通しエミッタ接地のNPNト
ランジスタ24,25のベースとエミッタ接地のNPNトランジ
スタ26のコレクタに接続した交点に接続し、NPNトラン
ジスタ24のコレクタとNPNトランジスタ26のベースは、
基準電圧源1より抵抗21とダイオード接続されたNPNト
ランジスタ23を通しバイアスされ、NPNトランジスタ25
のコレクタを第2の誤差増幅器の出力に接続した第1の
電源回路を先に動作させる回路と、電源端子27の電圧が
上昇した後、出力端子2,10をショート状態とするための
エミッタを出力端子10,ベースをベース端子30,コレクタ
を出力端子2とした外付けPNPトランジスタ29と、これ
を駆動するための出力端子10より抵抗31を通し、ベース
に接続されたエミッタ接地のNPNトランジスタ32と電流
制限用の抵抗33とにより構成されている。
次に、この複数出力電源回路の動作を説明する。
出力端子2の電圧は、通常の定電圧回路と同様に基準
電圧源1と出力端子2の電圧を抵抗34と抵抗5で分割し
た電圧とを誤差増幅器6により比較し、一定出力とし、
また出力端子10の電圧も同様に一定出力となっている。
又、第1の電源回路を先に 動作させる回路は、NPNト
ランジスタ26,24でラッチ回路を構成し、電源電圧上昇
時にだけNPNトランジスタ25が動作し、第2の誤差増幅
器の出力をロウレベルとして第2の電源回路の動作を止
め、出力端10をロウとしている。
第4図(a)のA区間のように電源電圧印加時、出力
端子2の抵抗分割の電圧は基準電圧1より低く第1の比
較器の出力はロウ、NPNトランジスタ20もOFFのままで、
NPNトランジスタ25,24がNPNトランジスタ26より先にON
となり第2の誤差増幅回路の出力をロウとし、出力端子
10はロウとなり、かつ抵抗31によりNPNトランジスタ32
はバイアスされないため、外付けPNPトランジスタ17も
オフとした状態で、第1の電源回路だけ動作をしてい
る。
次に、第4図(a)のB区間のように電源電圧28が、
充分上昇し、出力端子2の抵抗分割した電圧が基準電圧
源1を超えると、第1の比較器の出力はハイに反転し、
NPNトランジスタ20がオンとなり、NPNトランジスタ25,2
4をオフとし、NPNトランジスタ26をオンとすることによ
りラッチがかかり、電源電圧が下降し、基準電圧源1の
電圧が(1.4程度以下に)低くなるまでNPNトランジスタ
26はON状態で、ラッチ状態を保持し続ける。この時、NP
Nトランジスタ25がオフすると、第2の電源回路が正常
動作となり、出力端子10を一定電圧とし、抵抗31よりNP
Nトランジスタ32をオンとして飽和させ、抵抗33で制限
される電流を引き、外付けPNPトランジスタ29をオンと
して飽和させ出力端子2の電圧を出力端子10の電圧より
飽和電圧だけ低い電圧まで上昇させ、出力端子2,10の
V1,V2の電圧を等しくします。
この時、C区間のように出力端子10が異常となり過電
流が流れると、過電流を抵抗34により検出し、保護回路
35により誤差増幅器13の出力をロウとし、出力端子10の
V2が下降したとき、第1の電源回路の出力端子2の電位
も下降するが、抵抗3,4と抵抗5による分割比で決まる
出力電圧を保持し、第1,第2の電源回路は独立に動作す
る。
D区間のように電源電圧が下がって電圧V2に近づく
と、第2の電源回路は負帰還がかからなくなり、出力端
子10のV2は電源電圧からPNPトランジスタ17の飽和電圧
分下がった電圧となり、V1はV2からPNPトランジスタ29
の飽和電圧分下がった電圧で加工する。
この様に、この電源回路は、電源投入時に、この出力
端子2,10のV1,V2を順番に出力できるので、マイコン・
メモリ等を使ったシステムの電源回路として電源投入時
の誤動作を防止することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の複数出力電源回路は、電源電圧が上昇
する時に第1の電源回路を先に動作させる回路を内蔵し
ているため、第1の電源回路が動作し、出力端子2のV1
が規定の電圧まで上昇したとき、第2の電源回路が動作
するようになっているので、第4図(b)のように、出
力端子2が過負荷により規定の電圧まで上昇しないと
き、電源電圧が充分立上がっても第2の電源回路は動作
せず、出力端子10のV2はロウ状態のままとなり、出力端
子10に接続した負荷となる回路に電圧を供給できなくな
るという欠点がある。
本発明の目的は、このような欠点を除き、一方の電源
が規定値まで上昇しない時にも他方の電源に電圧を出力
できるようにした複数出力電源回路を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の複数出力電源回路の構成は、第1の出力電圧
を第1の帰還回路により抵抗分割した電圧と基準電圧と
の差を増幅して第1の出力トランジスタを駆動すること
によりその出力電圧を得る第1の電源回路と、この第1
の電源回路と同様の構成で並列に設けられ第2の出力電
圧を第2の出力トランジスタを駆動して得る第2の電源
回路と、前記第1の帰還回路からの電圧と前記基準電圧
とを比較器により比較し、その出力をラッチ回路を介し
て前記第2の出力トランジスタのベースに供給すること
により電源電圧上昇時に前記第1の電源回路を先に動作
させる電源制御回路とを備えた複数出力電源回路におい
て、前記第1の電源回路の過電流を検出する第1のトラ
ンジスタと、この第1のトランジスタの出力により駆動
されこの第1のトランジスタと逆導電型の第2,第3のト
ランジスタからなるカレントミラー回路とを設け、この
カレントミラー回路の出力を前記比較器の出力端に接続
して前記第2の電源回路を前記第1の電源回路と独立に
駆動できるようにしたことを特徴とする。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の集積化された複数出力電
源回路の回路図、第2図は第1図の電源電圧と出力電圧
V1,V2との関係を示す特性図で、第2図(a)は出力端
子2に接続された負荷が軽い場合、第2図(b)は負荷
が重い場合の図である。
この電源回路は、従来例の回路に対して、NPNトラン
ジスタ9のベース・エミッタに各々ベース・エミッタを
接続したNPNトランジスタ37と、このNPNトランジスタ37
のコレクタ側をカレントミラーの入力側であるPNPトラ
ンジスタ38のコレクタ・ベースとPNPトランジスタ39の
ベースとに接続し、各エミッタは電源端子27に接続した
PNPタイプのカレントミラーの出力を第1,第2の電源回
路の順序づけを決める第1の比較器の出力に接続した回
路を付備している。
この回路の動作は、従来例と同様であるが、電源投入
時に第2図(b)のA区間のように出力端子2が異常と
なり過電流が流れたり、マイコン等により瞬間大電流を
引かれて電圧V1が規定の電圧まで上昇しないとき、第2
の電源回路の過電流をNPNトランジスタ37で検出し、第
1の比較器19の出力をハイとし、NPNトランジスタ20が
オンとなり、NPNトランジスタ25,24がオフし、NPNトラ
ンジスタ26がオンしてラッチ状態となり、第2の誤差増
幅器13の出力がハイとなり、NPNトランジスタ14,15がオ
ンし出力端10のV2が立上がる。なお、その後の動作は従
来例と同じである。
〔発明の効果〕
以上、説明したように本発明は従来の複数出力電源回
路に、第1の電源回路の過負荷を検出するNPNトランジ
スタとカレンミラー回路のPNPトランジスタを付加する
ことにより、電源投入時に出力端子が異常となり過電流
が流れたり、マイコン等により瞬間大電流が流れ、V6
第1の電源が規定の電圧まで上昇しない場合でも、第2
の電源回路を動作させ、出力電圧を上昇させることがで
き、後続の回路に電圧を供給できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の複数出力電源回路の回路
図、第2図(a),(b)は第1図の電源電圧と出力端
子V1,V2との関係を負荷の軽い場合と重い場合で示す特
性図、第3図は従来の集積化された複数出力電源回路の
一例の回路図、第4図(a),(b)は第3図の電源電
圧と出力端子電圧V1,V2との関係を負荷の軽い場合と重
い場合とで示す特性図である。 1……基準電圧源、2,10……電源出力端子(V1,V2)、
5〜5,8,11,12,16,21,22,31,33,34,40……抵抗、6,13…
…誤差増幅器、7,9,14,15,20,24〜26,32,37……NPNトラ
ンジスタ、17,23,29,38,39……PNPトランジスタ、18,30
……ベース端子、19……比較器、27……電源端子、28…
…電源電圧源、35……過電流保護回路、36……接地端
子。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の出力電圧を第1の帰還回路により抵
    抗分割した電圧と基準電圧との差を増幅して第1の出力
    トランジスタを駆動することによりその出力電圧を得る
    第1の電源回路と、この第1の電源回路と同様の構成で
    並列に設けられ第2の出力電圧を第2の出力トランジス
    タを駆動して得る第2の電源回路と、前記第1の帰還回
    路からの電圧と前記基準電圧とを比較器により比較し、
    その出力をラッチ回路を介して前記第2の出力トランジ
    スタのベースに供給することにより電源電圧上昇時に前
    記第1の電源回路を先に動作させる電源制御回路とを備
    えた複数出力電源回路において、前記第1の電源回路の
    過電流を検出する第1のトランジスタと、この第1のト
    ランジスタの出力により駆動されこの第1のトランジス
    タと逆導電型の第2,第3のトランジスタからなるカレン
    トミラー回路とを設け、このカレントミラー回路の出力
    を前記比較器の出力端に接続して前記第2の電源回路を
    前記第1の電源回路と独立に駆動できるようにしたこと
    を特徴とする複数出力電源回路。
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