JPS5834497Y2 - 過電流保護付定電圧回路 - Google Patents

過電流保護付定電圧回路

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JPS5834497Y2
JPS5834497Y2 JP17664976U JP17664976U JPS5834497Y2 JP S5834497 Y2 JPS5834497 Y2 JP S5834497Y2 JP 17664976 U JP17664976 U JP 17664976U JP 17664976 U JP17664976 U JP 17664976U JP S5834497 Y2 JPS5834497 Y2 JP S5834497Y2
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JP
Japan
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transistor
constant voltage
resistor
base
circuit
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JP17664976U
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JPS5392630U (ja
Inventor
俊文 福山
Original Assignee
オムロン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は過電流保護機能を有する定電圧回路に関する。
この種の定電圧回路の代表的な回路例を第1図に示す。
この第1図において1は誤差増幅用トランジスタ、2は
電流制御用トランジスタ、3は過電流制御用トランジス
タ、4は定電圧ダイオード、例えばツェナーダイオード
、5はコンデンサ、6〜11は抵抗であり、前記ツェナ
ーダイオード4は誤差増幅用トランジスタ1の工□ツタ
側に接続され、抵抗6を通してバイアス電流を受けてい
る。
この回路では入力端t□、t2間に非安定化人力Viが
加わり、出力端t3.t4間に安定化出力V。
が生じる。
通常は過電流制御用トランジスタ3はオフしており、分
圧用の抵抗7.8による出力電圧の分圧値とツェナー電
圧との差が一定となるように電流制御用トランジスタ2
0ベース電位が制御されて出力電圧の安定化が図られて
いる。
そして、出力端t3 、 t4間の短絡時には過大な短
絡電流が過電流検出用の抵抗9に流れてその電圧降下が
増大し、その結果電流が抵抗10を通して過電流検出用
トランジスタ30ベースに流れる。
その結果、トランジスタ3がオン状態となり、電流制御
用トランジスタ2のベース電位が引き下げられてオフし
過電流に対する保護が行われる。
このように第1図に示す回路では過電流保護を果せるが
、専用のトランジスタを用いており、回路構成に要する
部品数が多く、高価となる。
そこで、本考案は過電流制御用トランジスタを誤差増幅
用トランジスタと兼用することにより、簡単な回路構成
で、かつ安価な過電流保護付定電圧回路を提供しようと
するものである。
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第2図は本考案に係る過電流保護付定電圧回路の一実施
例を示すもので、電流制御用トランジスタ20ペース電
位を誤差増幅用トランジスタ1で制御する点は第1図と
同じであるが、本考案では誤差増幅用トランジスタ1を
エミッタ接地とし、同トランジスタ10ベースと正の出
力端t3との間にツェナーダイオード4を接続するとと
もに、同トランジスタ1のエミッタと負の出力端t4と
の間に過電流検出用抵抗9を接続し、かつ負の出力端t
4を抵抗12を介して前記トランジスタ10ペースに接
続している。
すなわち、誤差増幅用トランジスタと過電流制御用トラ
ンジスタとを1個のトランジスタで共用する回路構成と
したものであり、抵抗12が通常はツェナーダイオード
4のバイアス電流の供給路となり、出力端13.44間
の短絡時はトランジスタ10ベース抵抗として働くなど
抵抗数の低減にもつながっている。
次に上記回路の動作について述べる。
非安定化人力Viが入力端11.12間に印加された時
点では誤差増幅用トランジスタ1はオフ状態にあり、電
流制御用トランジスタ20ベースに抵抗11を通じて電
流が供給されてトランジスタ2がオンする。
このトランジスタ20オンによりトランジスタ2を通し
てコンデンサ5と負荷13に電流が流れる。
出力端13.44間の電圧がツェナーダイオード4のツ
ェナー電圧Vzと誤差増幅用トランジスタ10ベース・
エミッタ間電圧V BEIとの和、つまりVz+VBE
1に達した時点でトランジスタ1にベース電流が流れ、
そのコレクタ、エミッタ間の電位差が減少し、これによ
り電流制御用トランジスタ20ベース電位、つまりコレ
クタ電流が匍脚されて出力電圧Voが一定に保たれる。
このとき出力電圧Voは負荷電流を■い過電流検出用抵
抗9の抵抗値をRとすると、 Vo=VZ+VBEI ILR となる。
したがって、出力電圧Voはほとんどツェナー電圧Vz
によって決まり、ツェナーダイオードを選定することに
より出力電圧は決まる。
また、出力側の短絡時には過電流検出用抵抗9に過大な
短絡電流Isが流れて抵抗9における電圧降下が増大す
る。
一方抵抗12にもトランジスタ10ベースIBが流れる
が、IBはIsに比べると無視できる程小さい(I8〉
IB)。
ここで次の関係が成立する。
l5−R=IBXR’+VBE1 (R’は抵抗12の抵抗値) IBは零と見ることができるので、 となり短絡電流はRとVBEで定まる電流におさえられ
る。
また、負荷短絡によりベース電流■Bが増加するのでそ
の分トランジスタ1のコレクタ・エミッタ間電流は増え
て、トランジスタ20ベース電位は低下する。
ここで、 の関係が成立すればトラ ンジスタ2のコレクタ・エミッタ間に流れる電流(Is
に他ならない)が制限されることになる。
トランジスタ2で発生する熱量Pは次式で決まる。
P= l5Vi−IsR したがってIsが無限大になればPは定格を越えてトラ
ンジスタ2が直ちに破壊するところを、Rの値を適当に
選ぶことによりIsを匍思し、トランジスタ2を保護す
るのである。
すなわち、過電流保護動作が行われる。
第3図は本考案の他の実施例を示すもので、出力電圧を
可変とする場合である。
この場合には正の出力端t3と誤差増幅用トランジスタ
1の工□ツタとの間に可変抵抗14を接続し、その可動
子にツェナーダイオード4の一方の電極端子を接続する
ツェナーダイオード4の他方の電極端子をトランジスタ
10ベースに接続するなど他の回路構成は第2図に示す
実施例と同じである。
この回路では可変抵抗14によって分圧された出力電圧
がツェナーダイオード4に加えられる構成となっている
ため、出力電圧は、分圧比とツェナー電圧とトランジス
タ1のVBEIとによって決まるため、可変抵抗14の
可動子を操作するとその変化分に応じて出力電圧が変化
する。
したがって、可変抵抗14により任意の電圧に設定可能
となる。
なお、上記実施例ではnpn形トランジスタを用いたが
、pnp形トランジスタでも実施可能である。
以上の説明から明らかなように本考案に係る定電圧回路
は、電流制御用トランジスタのベース電位を制御する誤
差増幅用のトランジスタをエミッタ接地とし、一方の出
力端と誤差増幅用トランジスタのベースとの間に定電圧
素子を接続するとともに、他方の出力端と誤差増幅用ト
ランジスタのエミッタとの間に過電流検出用の抵抗を接
続し、かつ他方の出力端を抵抗を介して誤差増幅用トラ
ンジスタのベースに接続したことを特徴とし、定電圧動
作のための誤差増幅用トランジスタと過電流制御用トラ
ンジスタとを共用しているため、簡単な回路構成となり
、製作が容易である。
また、トランジスタ、抵抗など回路素子数が少ないため
、製作工程の簡易化と相俟ってコストの低廉化が図れる
などの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の過電流保護付定電圧回路の一例を示す回
路図、第2図は本考案の一実施例を示す回路図、第3図
は本考案の他の実施例を示す回路図である。 1・・・・・・誤差増幅用トランジスタ、2・・・・・
・電流制御用トランジスタ、4・・・・・・ツェナーダ
イオード、9・・・・・・過電流検出用抵抗、14・・
・・・・可変抵抗。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 電流制御用トランジスタのベース電位を制御
    する誤差増幅用のトランジスタをエミッタ接地とし、一
    方の出力端と誤差増幅用トランジスタのベースとの間に
    定電圧素子を接続するとともに、他方の出力端と誤差増
    幅用トランジスタのエミッタとの間に過電流検出用の抵
    抗を接続し、かつ他方の出力端を抵抗を介して誤差増幅
    用トランジスタのベースに接続したことを特徴とする過
    電流保護付定電圧回路。
  2. (2)定電圧素子を一方の出力端と誤差増幅用トランジ
    スタのエミッタとの間に接続された可変抵抗の可動子に
    接続した実用新案登録請求の範囲第1項記載の過電流保
    護付定電圧回路。
JP17664976U 1976-12-28 1976-12-28 過電流保護付定電圧回路 Expired JPS5834497Y2 (ja)

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JP17664976U JPS5834497Y2 (ja) 1976-12-28 1976-12-28 過電流保護付定電圧回路

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JP17664976U JPS5834497Y2 (ja) 1976-12-28 1976-12-28 過電流保護付定電圧回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5392630U JPS5392630U (ja) 1978-07-28
JPS5834497Y2 true JPS5834497Y2 (ja) 1983-08-03

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ID=28783976

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JP17664976U Expired JPS5834497Y2 (ja) 1976-12-28 1976-12-28 過電流保護付定電圧回路

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