JP2006005459A - リセット回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パワーダウン時のパワーダウンリセット信号のタイミング制御を容易にし、繰り返し電源をオン/オフした時の起動不良を防ぐことを課題とする。
【解決手段】 リセット回路は、電源検出回路とパワーダウン検出回路と出力回路とを有する。電源検出回路は、パワーオン及びパワーダウン時に電源電圧(VDD)に応じた第1の電圧が第1のしきい値より大きいと第1の信号を出力し、低いと第2の信号を出力する。パワーダウン検出回路は、パワーダウン時に第2の信号が出力された後、電源電圧(VDD)に応じた第2の電圧が第2のしきい値より小さくなると第3の信号を出力する。出力回路は、パワーオン時に第1の信号が出力されるとローレベルからハイレベルに変化するパワーオンリセット信号(POR)を出力し、パワーダウン時に第3の信号が出力されるとハイレベルからローレベルに変化するパワーダウンリセット信号(POR)を出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リセット回路に関し、特にパワーオンリセット信号及びパワーダウンリセット信号を出力するリセット回路に関する。
パワーオンリセット回路は、パワーオン時にリセットを行うためのパワーオンリセット信号を生成する。パワーダウンリセット回路は、パワーダウン時にリセットを行うためのパワーダウンリセット信号を生成する。パワーオンリセット回路とパワーダウンリセット回路は、別の回路で構成すると回路面積が大きくなってしまう。また、パワーダウン時には、パワーダウンリセット信号が発生するタイミングを制御することが困難である。
また、下記の特許文献1には、ヒステリシス特性を有するパワーオンリセット回路が記載されている。
特開平5−183416号公報
本発明の目的は、パワーオンリセット信号及びパワーダウンリセット信号を出力することができる小型のリセット回路を提供することである。
本発明の他の目的は、パワーダウン時のパワーダウンリセット信号のタイミング制御を容易にし、繰り返し電源をオン/オフした時の起動不良を防ぐことである。
リセット回路は、電源検出回路とパワーダウン検出回路と出力回路とを有する。電源検出回路は、パワーオン及びパワーダウン時に電源電圧に応じた第1の電圧が第1のしきい値より大きいと第1の信号を出力し、低いと第2の信号を出力する。パワーダウン検出回路は、パワーダウン時に第2の信号が出力された後、電源電圧に応じた第2の電圧が第2のしきい値より小さくなると第3の信号を出力する。出力回路は、パワーオン時に第1の信号が出力されるとローレベルからハイレベルに変化するパワーオンリセット信号を出力し、パワーダウン時に第3の信号が出力されるとハイレベルからローレベルに変化するパワーダウンリセット信号を出力する。
このリセット回路は、パワーオンリセット信号を生成するためのパワーオンリセット回路とパワーダウンリセット信号を生成するためのパワーダウンリセット回路とを合体させたものである。電源検出回路は、パワーオンリセット信号生成及びパワーダウンリセット信号生成の際に共用されるので小型のリセット回路を実現することができる。また、パワーダウン検出回路は、パワーダウン時に第2の信号に応じて、パワーダウンを検出するので、パワーダウン時のパワーダウンリセット信号のタイミング制御を容易にし、繰り返し電源をオン/オフした時の起動不良を防ぐことができる。
図1は、本発明の実施形態によるリセット回路が生成するリセット信号PORの例を示す波形図である。横軸はパワーオン(電源オン)後の時間を示し、縦軸は電圧を示す。電源電圧VDDは、パワーオン後に0Vから3.3Vへ徐々に上昇し、パワーダウン(電源オフ)後に3.3Vから0Vに下降する。パワーオン時において、リセット信号PORは、電源電圧VDDがしきい値Vth1より小さいときにはローレベル(0V)になり、しきい値Vth1より大きくなるとハイレベル(電源電圧VDD)になるパワーオンリセット信号を示す。それに対し、パワーダウン時において、リセット信号PORは、電源電圧VDDがしきい値Vth2より大きいときにはハイレベル(電源電圧VDD)になり、しきい値Vth2より小さくなるとローレベル(0V)になるパワーダウンリセット信号を示す。
パワーダウンリセット信号が発生する電源電圧しきい値Vth2は、パワーオンリセット信号が発生する電源電圧しきい値Vth1よりも低い。すなわち、両者のしきい値が異なるヒステリシス特性を有する。仮に、しきい値Vth2がVth1と同じであると、エリア101に示すように、しきい値Vth1近傍で電源電圧VDDがノイズ変動した場合、パワーオンリセット信号及びパワーダウンリセット信号が出たり出なかったりして、回路の誤動作を誘発する。ヒステリシス特性を設けることにより、エリア101の場合には、パワーオンリセット信号及びパワーダウンリセット信号の誤発生を防止できる。
パワーオンリセット信号PORは、例えば強誘電体メモリ等の種々の回路のリセットに用いられる。パワーオンリセット信号は、例えばパワーオン時の論理回路の初期値をリセットするために用いられる。パワーオフリセット信号は、例えばパワーダウン時の電源電圧下降前に回路動作を止めるため等に用いられる。
図2は、本実施形態による電源検出回路の構成例を示す回路図である。電源電位vdd及び基準電位vss間には、抵抗201及び202が直列に接続される。以下、MOS(metal-oxide semiconductor)電界効果トランジスタ(FET)を、単にトランジスタという。トランジスタ203及び204は、1つのインバータを構成する。pチャネルトランジスタ203は、ゲートが抵抗201及び202の相互接続点に接続され、ソースが電源電位vddに接続され、ドレインがnチャネルトランジスタ204のドレインに接続される。nチャネルトランジスタ204は、ゲートが抵抗201及び202の相互接続点に接続され、ソースが基準電位(グランド)vssに接続される。そのゲートの相互接続点がインバータ203,204の入力端子であり、そのドレインの相互接続点がインバータ203,204の出力端子である。インバータ206、208及び210の直列接続は、インバータ203,204の出力端子及び端子pwren間に接続される。
MOS容量205は、pチャネルトランジスタで構成され、インバータ203,204の出力端子と電源電位vddとの間に接続される。すなわち、pチャネルトランジスタ205は、ゲートがインバータ203,204の出力端子に接続され、ソース及びドレインが電源電位vddに接続される。MOS容量207は、nチャネルトランジスタで構成され、インバータ206の出力端子と基準電位vssとの間に接続される。すなわち、nチャネルトランジスタ207は、ゲートがインバータ206の出力端子に接続され、ソース及びドレインが基準電位vssに接続される。MOS容量209は、MOS容量205と同様に、インバータ208の出力端子と電源電位vddとの間に接続される。
図5(A)は、端子pwrenの電圧PWREN及び電源電圧VDD(vdd)の例を示す波形図である。図5(A)を参照しながら、図2の電源検出回路の動作を説明する。
パワーオンから時刻t1までの間では、インバータ203,204の入力電圧はローレベルである。インバータは、入力電圧を論理反転して出力する。インバータ203,204は、ハイレベルを出力する方向に動作する。インバータ206の入力端子は、MOS容量205を介して電源電位vddに接続されるので、インバータ206はローレベルを出力する方向に動作する。インバータ208の入力端子は、MOS容量207を介して基準電源電位vssに接続されるので、インバータ208はハイレベルを出力する方向に動作する。インバータ210の入力端子は、MOS容量209を介して電源電位vddに接続されるので、インバータ210はローレベルを出力する方向に動作する。これにより、端子pwrenの電圧PWRENの初期値は、ローレベル(0V)になる。
次に、パワーオン後の時刻t1において、電源電圧VDDがしきい値Vth1になると、インバータ203,204の出力電圧は、ハイレベルからローレベルに変化する。その結果、端子pwrenの電圧PWRENは、ローレベルからハイレベル(電源電圧VDD)に変化する。具体的には、電源電圧VDDがしきい値Vth1になったときにインバータ203,204が反転するように、抵抗201及び202の抵抗比等を調整する。
なお、インバータ203,204の入力端子に直接電源電位vddを接続すると、電源電位vddが十分に高くなる前にインバータ203,204が反転しようとするため安定した動作が望めない。抵抗201及び202で電源電位vddをレベル変換することにより、電源電位vddが十分に高くなってからインバータ203,204を反転させることができる。
次に、パワーダウン後の時刻t2において、電源電圧VDDがしきい値Vth2まで下がると、インバータ203,204の出力電圧は、ローレベルからハイレベルに変化する。その結果、端子pwrenの電圧PWRENは、ハイレベルからローレベルに変化する。
図3は、パワーオンリセット信号を出力するための出力回路の構成例を示す回路図である。否定論理積(NAND)回路301は、端子pwren及び端子porxの信号を入力し、そのNAND信号を出力する。端子pwrenは、図2の出力端子pwrenと同一である。端子porxは、インバータ313の出力端子porxと同一である。インバータ302は、入力端子がNAND回路301の出力端子に接続され、出力端子がnチャネルトランジスタ303のゲートに接続される。nチャネルトランジスタ303は、ソースが基準電位vssに接続され、ドレインがノードNHに接続される。
pチャネルトランジスタ304は、ゲートがノードNLに接続され、ソースが電源電位vddに接続され、ドレインがノードNHに接続される。nチャネルトランジスタ305は、ゲートがノードNLに接続され、ソースが基準電位vssに接続され、ドレインがノードNHに接続される。pチャネルトランジスタ306は、ゲートがノードNHに接続され、ソースが電源電位vddに接続され、ドレインがノードNLに接続される。nチャネルトランジスタ307は、ゲートがノードNHに接続され、ソースが基準電位vssに接続され、ドレインがノードNLに接続される。
MOS容量308は、pチャネルトランジスタで構成され、電源電位vdd及びノードNH間に接続される。MOS容量309は、nチャネルトランジスタで構成され、基準電位vss及びノードNL間に接続される。
インバータ311、312及び313の直列接続は、ノードNL及び端子porx間に接続される。インバータ314は、入力端子が端子porxに接続され、出力端子が端子porに接続される。端子porからは、図1のリセット信号PORが出力される。
トランジスタ310はトランジスタ303とのバランスをとるため、インバータ315はインバータ311とのバランスをとるため、インバータ316,317はインバータ312とのバランスをとるために設けられ、動作には影響しない。
次に、出力回路の動作を説明する。トランジスタ304及び305は、1つのインバータを構成する。トランジスタ306及び307は、1つのインバータを構成する。インバータ304,305及びインバータ306,307は、1つのラッチ回路を構成し、状態を記憶する。すなわち、インバータ304,305の入力端子はインバータ306,307の出力端子に接続され、インバータ306,307の入力端子はインバータ304,305の出力端子に接続される。
トランジスタ305のしきい値電圧を高く、トランジスタ307のしきい値電圧を低くなるように製造する。同様に、トランジスタ304及び306のしきい値電圧を設定する。これにより、パワーオン時にノードNHがハイレベルになる方向に動作し、ノードNLがローレベルになる方向に動作する。さらに、ノードNHはMOS容量308を介して電源電位vddに接続されるのでハイレベルになろうとし、ノードNLはMOS容量309を介して基準電位vssに接続されるのでローレベルになろうとする。これにより、パワーオン時の初期状態は、ノードNHがハイレベルになり、ノードNLがローレベルになる。
図5(A)の時刻t1の前において、端子pwrenの電圧PWRENはローレベルであるので、NAND回路301はハイレベルを出力し、インバータ302はローレベルを出力する。トランジスタ303のゲート電圧はローレベルになるので、トランジスタ303はオフしている。つまり、ノードNH及びNLは上記の初期状態を維持している。ノードNLがローレベルであるので、端子porxはハイレベルであり、端子porの電圧POR(図1)はローレベルである。
次に、時刻t1において、端子pwrenの電圧PWRENがハイレベルになると、NAND回路301はローレベルを出力し、インバータ302はハイレベルを出力する。トランジスタ303のゲート電圧はハイレベルになるので、トランジスタ303はオンする。すると、ノードNHはハイレベルからローレベルに変化し、ノードNLはローレベルからハイレベルに変化する。その結果、端子porxはローレベルになり、端子porの電圧POR(図1)はハイレベルになる。以上がパワーオン時のパワーオンリセット信号PORの生成動作である。
図4は、パワーオンリセット信号及びパワーダウンリセット信号を出力するための出力回路の構成例を示す回路図である。図4の出力回路は、図3の出力回路に以下の回路を追加したものである。
nチャネルトランジスタ401は、ゲートが端子resetctlに接続され、ドレインが電源電位vddに接続され、ソースがノードNHに接続される。nチャネルトランジスタ402は、ゲートが端子resetctlに接続され、ソースが基準電位vssに接続され、ドレインがノードNLに接続される。端子resetctlの電圧は、後に図6を参照しながら説明する。
pチャネルトランジスタ403は、ゲートが端子pwren(図2)に接続され、ソースが電源電位vddに接続され、ドレインがpチャネルトランジスタ404のソースに接続される。pチャネルトランジスタ404は、ゲートが端子porxに接続され、ドレインが端子resetgoに接続される。この端子porxは、インバータ313の出力端子porxと同一である。nチャネルトランジスタ405は、ゲートが端子porxに接続され、ソースが基準電位vssに接続され、ドレインが端子resetgoに接続される。
インバータ408は、入力端子が端子resetgoに接続され、出力端子がトランジスタ406及び407のゲートに接続される。pチャネルトランジスタ406は、ソースが電源電位vddに接続され、ドレインが端子resetgoに接続される。nチャネルトランジスタ407は、ソースが基準電位vssに接続され、ドレインが端子resetgoに接続される。
図5(B)は、端子resetgoの電圧RESETGO及び電源電圧VDDの例を示す波形図である。図5(B)を参照しながら、図4の出力回路の動作を説明する。トランジスタ404及び405は、1つのインバータを構成する。時刻t2の前において、端子porxがハイレベルのときには、端子restgoの電圧RESETGOはローレベルになる。また、端子porxがローレベルのときには端子pwrenの電圧PWRENがハイレベルであるので、端子restgoの電圧RESETGOはローレベルになる。すなわち、時刻t2までは、電圧RESETGOはローレベルである。
次に、図5(A)の時刻t2において、端子pwrenの電圧PWRENがローレベルになると、図5(B)の端子resetgoの電圧RESETGOはハイレベルになる。なお、時刻t3にて、電圧RESETGOがローレベルになる動作は後に説明する。
以上のように、電圧PWRENが立ち下がるタイミングt2でパワーダウン時のパワーダウンリセット信号を生成するための起動信号RESETGOが発生する。端子resetgoは、条件によってはフロティーングになり、電源電位vddまで上昇しないケースがあるのでフィードバック回路406〜408が組み込まれている。
図6は、パワーダウン検出回路の構成例を示す回路図である。pチャネルトランジスタ601は、ダイオード接続され、電源電位vdd及びノードmon間に接続される。すなわち、pチャネルトランジスタ601は、ソースが電源電位vddに接続され、ゲート及びドレインがノードmonに接続される。MOS容量602は、nチャネルトランジスタで構成され、ノードmon及び基準電位vss間に接続される。nチャネルトランジスタ603は、ゲートが端子pdxに接続され、ソースがノードmonに接続され、ドレインがnチャネルトランジスタ604のドレインに接続される。nチャネルトランジスタ604は、ゲートが端子resetgo(図5)に接続され、ソースが基準電位vssに接続される。
pチャネルトランジスタ605は、ゲートがノードmonに接続され、ソースが電源電位vddに接続され、ドレインがpチャネルトランジスタ606のソースに接続される。pチャネルトランジスタ606は、ゲートがノードmonに接続され、ドレインがノードout1に接続される。nチャネルトランジスタ607は、ゲートがノードmonに接続され、ドレインがノードout1に接続され、ソースがnチャネルトランジスタ608のドレインに接続される。nチャネルトランジスタ608は、ゲートがノードmonに接続され、ソースが基準電位vssに接続される。pチャネルトランジスタ609は、ゲートがノードout1に接続され、ソースがトランジスタ605のドレインに接続され、ドレインが基準電位vssに接続される。nチャネルトランジスタ610は、ゲートがノードout1に接続され、ソースがトランジスタ608のドレインに接続され、ドレインが電源電位vddに接続される。
ノードout1及び端子resetctl間には、インバータ611及び612が直列に接続される。この端子resetctlは、図4の端子resetctlと同一である。
図7(A)は端子resetgoの電圧RESETGO、端子resetctlの電圧RESETCTL及び電源電圧VDDの例を示す波形図、図7(B)はノードmonの電圧MON及び電源電圧VDDの例を示す波形図である。図7(A)及び(B)を参照しながら、図6のパワーダウン検出回路の動作を説明する。
時刻t2の前では、図5(B)で説明したように、電圧RESETGOがローレベルであるので、トランジスタ(スイッチ素子)604がオフしている。トランジスタ601がダイオード接続されているため、ノードmonの電圧MONは電源電位VDDよりトランジスタ601のしきい値電圧だけ低い電圧になる。
次に、時刻t2において、電圧RESETGOがハイレベルになると、トランジスタ604がオンする。トランジスタ601が電流の供給量を決め、トランジスタ604が電流の排出量を決める。トランジスタ603は、電流制限素子であり、トランジスタ601及び604間(電源電位vdd及び基準電位vss間)を流れる電流を制限して小さくし、消費電力を低減することができる。端子pdxは、電源電圧VDDより低い参照電圧(例えば1.0V)であり、この参照電圧の生成回路は後に図9を参照しながら説明する。トランジスタ604がオンになると、電圧MONが下がり、その後緩やかな傾斜で下降する。この傾斜は、端子pdxの電圧により決まる。MOS容量602は、安定化容量であり、電圧MONのアンダーシュートを防止できる。すなわち、ノードmonに安定化容量602を接続することにより、トランジスタ604がオンした直後はドレイン側の電位が高い状態にあるので、トランジスタ604の高いドライブ能力による電荷の引き抜き過ぎを防止し、誤ったリセット信号がでないようにすることができる。トランジスタ603は、電源電圧VDDに依存しかつ電源電圧VDDより低いゲート電圧を印加することにより、電源電圧VDD低下時にゲート−ソース間電圧Vgsが相対的に低くなり電流制限阻止としての機能を喪失しない。
pチャネルトランジスタ601は、p型ドレイン及びその下にn型ウェルを有する。このn型ウェルは、電源電位vddに接続されている。電源電位vddが低下すると、ノードmonの電荷は、p型ドレイン及びn型ウェルのダイオードを介して順方向に排出される。そのため、pチャネルトランジスタ601により、電源電圧VDDが低下した場合、電圧MONは電源電圧低下に追従することができる。
トランジスタ605〜610は、シュミット回路を構成する。シュミット回路は、インバータの一種であり、入力電圧を論理反転して出力する。シュミット回路605〜610は、電圧MONがしきい値より大きいときにはローレベルを出力する。その結果、電圧RESETCTLは、ローレベルになる。
次に、時刻t3以降において、電圧MONがしきい値より小さくなると、シュミット回路605〜610は、ハイレベルを出力する。インバータ611及び612は増幅を行い、電圧RESETCTLはハイレベルになる。
以上のように、時刻t2において、電圧RESETGOがハイレベルになると、トランジスタ604がオンしてモニタノードmonから電荷を引き抜き、ダイオード接続されたpチャネルトランジスタ601とnチャネルトランジスタ604の引き合いで安定するレベルまで電圧MONが急激に低下する。それから先は、トランジスタ601及び604同士の引き合いで決まる傾きで電圧MONが電源電圧VDDの低下に追従して変化する。その結果、電圧MONは、電源電圧VDDよりも早くシュミット回路605〜610のしきい値に達し、適当なレベルでリセット信号RESETCTLが出るようになる。ここで、電圧RESETGOで制御されるトランジスタ604は、ゲート−ソース間電圧Vgs=VDDとなるが、ドレイン−ソース間電圧Vdsはトランスファゲート603を通してモニタリングレベルMONを見ていることなる。したがって、電圧RESETGOがハイレベルになった直後は十分なドレイン−ソース間電圧Vdsが確保できても、モニタリングレベルMONが下がるほどドレイン−ソース間電圧Vdsがとりずらくなることからトランジスタ604の駆動能力が低下し、自動的にモニタリングレベルMONの下がりすぎを防止できている。さらに、このトランジスタ604のドレイン側に置かれているトランスファゲート603のゲート電位を調整することで、前述のトランジスタ604のドレイン−ソース間電圧Vdsを制御可能である。本実施形態では、このトランスファゲート603のゲート電位を電源電圧連動型とすることで電源電圧VDDが非常にゆっくり下がった時でも、トランスファゲート603の電流駆動能力が電源電圧VDDによって変動して低下することからモニタリングレベルMONを確保でき、リセット信号RESETCTLの生成しきい値Vth2(図1)を電源電圧VDDの立ち下がりの傾きによらず、ほぼ一定に保つ効果が期待できる。
仮に、タイマを用いて、時刻t2から一定時間経過後の時刻t3に、パワーダウンリセット信号を発生させようとすると、電源電圧VDDの立ち下がり速度が遅いときには、しきい値Vth2が高くなり、電源電圧VDDの立ち下がり速度が速いときには、しきい値Vth2が低くなる。その立ち下がり速度に応じて、しきい値Vth2が変化してしまう。本実施形態によれば、電源電圧VDDに追従するように、モニタリングレベルMONが変化するので、電源電圧VDDの立ち下がり速度に関係なく、一定のしきい値Vth2を確保することができる。
なお、シュミット回路605〜610は、入力電圧が上昇するときのしきい値と下降するときのしきい値が異なるというヒステリシス特性を有する。本実施形態では、入力電圧MONが下降するときの動作が重要であり、上昇するときの動作は考えなくてよい。そのため、トランジスタ609を削除してもよい。
また、シュミット回路605〜610を単純なインバータに置き換えてもよい。すなわち、トランジスタ605、608〜610を削除し、pチャネルトランジスタ606のソースを電源電位vddに接続し、nチャネルトランジスタ607のソースを基準電位vssに接続すればよい。シュミット回路は、入力電圧の変化に対して出力電圧が急峻に変化する特性を持つので、安定した高精度の動作を確保することができる。
図8は、図6のパワーダウン検出回路に代わる他のパワーダウン検出回路の構成例を示す回路図である。図8の回路は、図6の回路にpチャネルトランジスタ801を追加したものである。pチャネルトランジスタ801は、ゲートが端子V1に接続され、ソースが電源電位vddに接続され、ドレインがノードmonに接続される。すなわち、トランジスタ801は、トランジスタ601に並列に接続される。
モニタリングレベルMONは、ダイオード接続されたトランジスタ601により電荷が供給されるため、電源電圧VDDに対してトランジスタ601のしきい値電圧分下がった電圧に充電されることになる。しかし、電源電圧VDDの変動が激しい場合、つまりパワーオンリセット信号が出てからまもなく電源電圧VDDが落ちてしまうと、モニタリングレベルMONが十分に上がり切らないケースが考えられる。この対策として、モニタリングレベルMONの初期値をリセットするためのパスとしてトランジスタ801を設け、モニタリングレベルMONを確保してもよい。トランジスタ801をオンにすることにより、モニタリングレベルMONを電源電圧VDDまで上昇させることができる。
図4の端子resetctlについて説明する。端子resetctlの電圧RESETCTLは、上記のように、図7(A)の時刻t3にてローレベルからハイレベルに変化する。端子resetctlがローレベルのときにはトランジスタ401及び402がオフしている。時刻t3にて、端子resetctlがハイレベルになると、トランジスタ401及び402がオンする。その結果、ノードNHがハイレベルにリセットさ、ノードNLがローレベルにリセットされる。これにより、端子porxはハイレベルになり、端子porはローレベルになる。すなわち、図1において、端子porの電圧PORはローレベルになる。上記のパワーダウン時のリセット信号PORがパワーダウンリセット信号になる。なお、端子porxがハイレベルになると、図5(B)及び図7(A)において端子resetgoの電圧RESETGOはローレベルになる。上記のように、ノードNH及びNLがリセットされるので、パワーダウン直後に再びパワーオンしても、誤動作することなく、正常にリセット信号PORを生成することができる。すなわち、パワーダウンから次のパワーオンまでの待ち時間を短くすることができる。
次に、パワーオン後に瞬間電源電圧低下して電源が瞬間復帰する場合を説明する。図8において、瞬間的に電源電圧VDDが0Vに低下すると、ノードmonの電荷はトランジスタ601のドレインを介してn型ウェルに排出され、ノードmonは0Vになる。すなわち、pチャネルトランジスタ601は、p型ドレイン及びその下にn型ウェルを有する。このn型ウェルは、電源電位vddに接続されている。電源電位vddが0Vになると、ノードmonの電荷は、p型ドレイン及びn型ウェルのダイオードを介して順方向に排出される。
ノードmonが0Vになるが、電源電位vddが瞬間的に0Vまで下がるので、シュミット回路605〜610はハイレベルを出力することができない。すなわち、リセット信号RESETCTLは、ハイレベルを出力することができない。その後、瞬間的に電源電位vddが復帰すると、シュミット回路605〜610はハイレベルを出力し、リセット信号RESETCTLはハイレベルになる。その結果、図4のノードNHがハイレベルにリセットされ、ノードNLがローレベルにリセットされ、正常に動作することができる。
図9は、図8の端子pdxに入力する参照電圧の生成回路の構成例を示す回路図である。pチャネルトランジスタ901は、ソースが電源電位vddに接続され、ゲート及びドレインが端子pd3に接続される。nチャネルトランジスタ902は、ゲートが電源電位vddに接続され、ドレインが端子pd3に接続され、ソースが端子outx1に接続される。nチャネルトランジスタ903は、ゲートが電源電位vddに接続され、ドレインが端子outx1に接続され、ソースが端子pdxに接続される。nチャネルトランジスタ904は、ゲートが電源電位vddに接続され、ドレインが端子pdxに接続され、ソースが端子outx0に接続される。nチャネルトランジスタ905は、ゲート及びドレインが端子outx0に接続され、ソースが基準電位vssに接続される。
すなわち、pチャネルトランジスタ901は、ダイオード接続され、電源電位vddに接続される。nチャネルトランジスタ905は、ダイオード接続され、基準電位vssに接続される。トランジスタ901及び905間には、3つのトランジスタ902〜904が直列に接続される。トランジスタ902〜904は、抵抗として機能する。
図10は、図9の端子pd3、outx1、pdx及びoutx0の参照電圧を示すグラフである。横軸は電源電圧VDDを示し、縦軸は参照電圧を示す。各端子の参照電圧は、0℃〜70℃の温度変化に対する電圧値を示す。端子pd3及びoutx1の参照電圧は、上の特性線が70℃のときの参照電圧であり、下の特性線が0℃のときの参照電圧である。端子outx0は、上の特性線が0℃のときの参照電圧であり、下の特性線が70℃のときの参照電圧である。端子pd3,outx1,outx0の参照電圧は、温度変化に対して特性が変化する。端子pdxの参照電圧は、0℃から70℃まで温度を変化させても特性がほとんど同じである。そこで、温度依存性のほとんどない端子pdxの参照電位を図8のトランジスタ603のゲート電位として用いる。図8の回路は、温度による特性変化を防止できる。
図11は、図2の電源検出回路に代わる他の電源検出回路の構成例を示す回路図である。図11の回路は、図2の回路の抵抗201及び202を削除し、端子pdxを付加したものである。端子pdxは、トランジスタ203及び204のゲートに接続され、図9の参照電圧生成回路で生成される参照電圧が印加される。図11の回路は、図2の回路と同じ動作をする。図9の参照電圧生成回路は、図2の電源検出回路及び図8のパワーダウン検出回路の端子pdxの参照電圧を生成する回路として共用されるので、回路規模を小さくすることができる。また、回路動作の温度依存性を減少させることができる。
以上のように、図2の電源検出回路は、パワーオン及びパワーダウン時に電源電圧に応じた第1の電圧が第1のしきい値より大きいとハイレベルの電圧PWRENを出力し、低いとローレベルの電圧PWRENを出力する。図6のパワーダウン検出回路は、パワーダウン時にローレベルの電圧PWRENが出力された後、電源電圧VDDに応じた電圧MONが第2のしきい値より小さくなるとリセット信号RESETCTLを出力する。図4の出力回路は、パワーオン時にハイレベルの電圧PWRENが出力されるとローレベルからハイレベルに変化するパワーオンリセット信号PORを出力し、パワーダウン時にリセット信号RESETCTLが出力されるとハイレベルからローレベルに変化するパワーダウンリセット信号PORを出力する。
本実施形態のリセット回路は、パワーオンリセット信号を生成するためのパワーオンリセット回路とパワーダウンリセット信号を生成するためのパワーダウンリセット回路とを合体させたものである。電源検出回路は、パワーオンリセット信号生成及びパワーダウンリセット信号生成の際に共用されるので小型のリセット回路を実現することができる。また、パワーダウン検出回路は、パワーダウン時にローレベルの電圧PWRENの出力に応じて、パワーダウンを検出するので、パワーダウン時のパワーダウンリセット信号のタイミング制御を容易にし、繰り返し電源をオン/オフした時の起動不良を防ぐことができる。
本実施形態は、「電源電圧をレベル変換し、その出力をインバータ等で受け、そのインバータのしきい値でリセット信号を生成する回路」にヒステリシス特性を持った自己リセット機能を追加することでより安定した回路特性を目指したものである。追加された機能は、電源検出回路の特性として必須のヒステリシス特性である。このヒステリシス特性を持つよく知られている回路としてシュミット回路がある。電源検出回路において、参照電位やインバータ等のしきい値近傍で電源レベルの変動が発生すると、電源検出回路は発振する危険性があり、これを避けるためにシュミット回路を使って不感帯を作ることが考えられる。ところが、シュミット回路の不感帯は、フィードバックを利用したものなので電源電圧により不感帯の広さが大きく変動する。このため、シュミット回路だけではプロセスパラメータによるトランジスタ特性の変動に加え、電源電圧レベルによる不感帯幅の変動分が加わり電源検出回路としては理想的な特性を得ることができない。更に不感帯幅は電源電圧が小さくなるほど狭くなるので、低い電源電圧ではヒステリシス特性を期待できないこともある。
本実施形態は、このヒステリシス特性を相対的なフィードバックを利用したものではなく、トランジスタ601のしきい値と、pチャネルトランジスタ601及びnチャネルトランジスタ604の引き合いとによりヒステリシス特性を実現するものである。この結果、最小のヒステリシス分はトランジスタ601のしきい値でほぼ保証され、更にpチャネルトランジスタ601及びnチャネルトランジスタ604の引き合いを利用することで電源電圧の立ち下がり速度に依存した特性でリセット信号RESETCTLを生成する回路の制御電位MONが変化するため、電源電圧の立ち下がり速度に依存しないリセットタイミングを制御できる。このリセット信号RESETCTLを利用することで、リセット回路のノードNH及びNLを強制的に初期化できるため、ノードNH及びNLの電荷が抜けるまでの待ち時間を最小にすることができ、リセット回路の起動不良の発生率も小さく抑えることができる。
パワーダウン時にリセットがかかるために、電源立ち上げ時のように電源電圧の立ち上がりとともに各ノードの電位がそれぞれ確定し、回路として初期状態になるのではなく、リセットがかかった段階で初期状態に強制的に移行するため、状態遷移時の不安定さを排除できる。また、リセットがかかってしまえば、初期状態を確保できるので、クリティカルなノードNH及びNLの電荷が抜けるまで電源電圧をグランドに落した後に待ち時間を設ける必要がない。クリティカルなノードNH及びNLは初期化されているので電源電圧がグランドまで落ちきらなくても次のサイクルで正常に動作できるようになる。
パワーオン時の電源検出回路とパワーダウン時の電源検出回路が共用されているため、回路の素子点数を少なく抑えることができる。また、パワーオン時の電源検出回路とパワーダウン時のリセットを生成するパワーダウン検出回路がシンクロしているため、プロセス変動があってもヒステリシス特性が劣化しずらい。
図12は、図11の電源検出回路に代わるさらに他の電源検出回路の構成例を示す回路図である。図12の回路は、図11の回路に対し、トランジスタ203及び204を削除し、トランジスタ1201〜1206及びMOS容量1207を追加したものである。端子pdxの参照電圧を生成するためのトランジスタ901〜905の回路は、図9と同じである。以下、図12の回路が図11の回路と異なる点を説明する。
pチャネルトランジスタ1201〜1203のゲートは、基準電位vssに接続される。トランジスタ1201は、ソースが電源電位vddに接続され、ドレインがトランジスタ1202のソースに接続される。トランジスタ1203は、ソースがトランジスタ1202のドレインに接続され、ドレインがノードpd4に接続される。すなわち、3つのトランジスタ1201〜1203は、電源電位vdd及びノードpd4間に直列に接続される。ノードpd4は、インバータ206の入力端子に接続される。
nチャネルトランジスタ1204は、ゲートが端子pdxに接続され、ドレインがノードpd4に接続され、ソースがnチャネルトランジスタ1205のドレインに接続される。トランジスタ1205は、ゲートが電源電位vddに接続され、ソースがnチャネルトランジスタ1206のドレインに接続される。トランジスタ1206は、ゲートが端子pdxに接続され、ソースが基準電位vssに接続される。すなわち、3つのトランジスタ1204〜1206は、ノードpd4及び基準電位vss間に直列に接続される。トランジスタ1205は、抵抗として機能する。トランジスタ1205のゲートに、端子pdxを接続してもよい。
MOS容量1207は、MOS容量207と同様に、nチャネルトランジスタで構成され、端子pdx及び基準電位vss間に接続される。MOS容量1207は、端子pdxの初期値をローレベルに導く機能及び安定化容量としての機能を有する。
トランジスタ1201〜1206は、図11のトランジスタ203及び204のインバータと同じ機能を有する。トランジスタ1201〜1203は、抵抗として機能する。端子pdxの電圧がトランジスタ1204及び1206のしきい値電圧より低いときには、トランジスタ1204及び1206がオフし、インバータ出力ノードpd4がハイレベルになる。端子pdxの電圧がトランジスタ1204及び1206のしきい値電圧以上になると、トランジスタ1204及び1206がオンし、インバータ出力ノードpd4がローレベルになる。以上の動作により、図12の電源検出回路は、図2及び図11の電源検出回路と同様の動作を行うことができる。
図11の回路において、トランジスタ203及び204からなるインバータのしきい値を高くしたいとの要求がある。しかし、そのしきい値を高くすることは容易でない。図12の回路では、nチャネルトランジスタ1204及び1206のしきい値を容易に高くすることができるメリットがある。また、図12の回路では、図11のpチャネルトランジスタ203のプロセスばらつきによりしきい値変動による悪影響を防止することができる。
ただし、図12の回路では、パワーオン及びパワーダウンの双方を検出するために、常に電源電圧VDDを監視する必要がある。そのため、出力端子pwrenがローレベルからハイレベルに変化した後のスタンバイ時には、リーク電流I1及びI2が常時流れ、消費電力が大きくなってしまう課題がある。リーク電流I1は、トランジスタ901〜905を流れる電流である。リーク電流I2は、トランジスタ1201〜1203を流れる電流である。上記の課題を解決するための回路を、図13を参照しながら、以下、説明する。
図13は図12の電源検出回路に代わるさらに他の電源検出回路の構成例を示す回路図であり、図14はその動作を説明するためのタイミングチャートである。図13の回路は、図12の回路に対し、インバータ1301及びpチャネルトランジスタ1302を追加したものである。これらの追加は、半導体装置のメタル層の配線を変更することで実現でき、図12の回路と図13の回路を容易に切り換え可能である。以下、図13の回路が図12の回路と異なる点を説明する。
pチャネルトランジスタ1201のゲートは、端子pwrenに接続される。インバータ1301は、端子pwrenの電圧を論理反転して、nチャネルトランジスタ904のゲートに出力する。このトランジスタ904は、端子pdx及び基準電位vss間に接続されるトランジスタである。パワーオン時に出力端子pwrenがローレベルからハイレベルに変化すると、pチャネルトランジスタ1201は、ゲートがハイレベルになってオフし、リーク電流I2が流れない。そして、nチャネルトランジスタ904は、ゲートがローレベルになってオフし、リーク電流I1が流れない。これにより、パワーオン検出後のスタンバイ状態では、リーク電流を0Aにすることができる。この後、出力端子pwrenは、電源電圧VDDと同じ電圧であるハイレベルを維持し、パワーダウンを検出しない。すなわち、パワーダウンリセット信号は生成されない。
図12の回路では、パワーオンリセット信号及びパワーダウンリセット信号を生成するため、常時電源電圧VDDを監視する必要があった。その結果、定常的に電流I1及びI2が流れ、電力が消費されていた。ところが、リセット回路を使用する用途によっては、パワーダウンリセット信号を必要としない場合がある。言い換えれば、回路の内部ノードに残っていた電荷が放電されるまでの時間が確保できる場合がある。そこで、図13の回路では、パワーオンのみを検出し、スタンバイ電流I1及びI2をカットすることができる。
pチャネルトランジスタ1302は、ゲートが電源電位vddに接続され、ソース及びドレインが端子pdxに接続される。トランジスタ904がオフした後、端子pdxはハイレベルを維持する。トランジスタ1201がオフした後、ノードpd4はローレベルを維持する。パワーオン検出後に、瞬間電源電圧低下の後に電源が瞬間復帰した場合には、その間、端子pdxに電荷が残っており、端子pdxはハイレベルを維持し、リセット信号PORもハイレベルを維持してしまう問題が生じる。pチャネルトランジスタ1302を設けることにより、瞬間電源電圧低下の場合に、端子pdxの電荷を放電させて抜き出すことができる。
pチャネルトランジスタ1302は、p型ドレイン、p型ソース及びそれらの下にn型ウェルを有する。このn型ウェルは、電源電位vddに接続されている。電源電位vddが低下すると、端子pdxの電荷は、p型ドレイン(ソース)及びn型ウェルのダイオードを介して順方向に排出される。そのため、pチャネルトランジスタ1302により、電源電圧VDDが瞬間低下した場合、端子pdxは電源電圧低下に追従することができる。その結果、瞬間電源電圧低下の際にも、リセット信号PORは電源電圧VDDに追従して0Vにすることができる。電源が復帰した際には、端子pwrenはローレベルからハイレベルに変化し、クリティカルなノードNH及びNLをリセットすることができる。
図14の時刻t1において、出力端子pwrenがローレベルからハイレベルに変化すると、リセット信号PORもローレベルからハイレベルに変化し、パワーオンリセット信号が生成される。この変化時に、電流Iがパルス状に流れる。電流Iは、リセット回路全体の合計電流を示す。その後、図12の回路では、リーク電流I1及びI2の合計リーク電流であるスタンバイ電流1402が流れてしまう。図13の回路では、リーク電流I1及びI2を防止することができるので、スタンバイ電流1401を0Aにすることができる。
時刻t2において、パワーダウンすると、電源電圧VDDが下がる。リセット信号PORは電源電圧VDDと同じ電圧になって下がり、パワーダウンリセット信号が生成されない。
時刻t3では、時刻t1と同様に、パワーオンリセット信号が生成される。期間T1は、パワーダウンにより電源電圧VDDが0Vになってから、再びパワーオンを検出するまでの時間である。pチャネルトランジスタ1302がない場合には、パワーダウン後に端子pdxの電荷が排出されずに残り、期間T1を長くしなければならない。すなわち、パワーダウン後に再びパワーオンするまでの時間T1を長くしないと、パワーオンリセット信号を生成することができない。pチャネルトランジスタ1302を設けることにより、パワーダウン後の端子pdxの電荷を排出し、期間T1を短くすることができる。
時刻t4では、電源電圧VDDが瞬間電源電圧低下して電源が瞬間復帰している。pチャネルトランジスタ1302により、電源電圧VDDが瞬間低下した場合、端子pdxは電源電圧低下に追従することができる。その結果、瞬間電源電圧低下の際にも、リセット信号PORは電源電圧VDDに追従して0Vにすることができる。
時刻t5では、出力端子pwrenがローレベルからハイレベルに変化し、電流Iがパルス状に流れる。リセット信号PORは、ローレベルからハイレベルになる。これにより、クリティカルなノードNH及びNLをリセットすることができる。
時刻t6では、時刻t2と同様に、パワーダウンすると、電源電圧VDDが下がる。リセット信号PORは電源電圧VDDと同じ電圧になって下がり、パワーダウンリセット信号が生成されない。
以上のように、出力端子pwrenがハイレベルになると、電流I1及びI2の電流パスが切断され、スタンバイ時のリーク電流をなくすことができ、消費電力を小さくすることができる。
図15は、図13の電源検出回路に代わるさらに他の電源検出回路の構成例を示す回路図である。図15の回路は、図12の回路モードと図13の回路モードとを切り換えることができる。図15の回路は、図13の回路に対し、インバータ1301を削除し、NAND回路1501及びインバータ1502を追加したものである。以下、図15の回路が図13の回路と異なる点を説明する。
NAND回路1501は、端子pwren及び端子pdctlの信号を入力し、それらのNAND信号を出力する。インバータ1502は、NAND回路1501の出力信号を論理反転して出力する。nチャネルトランジスタ904のゲートは、NAND回路1501の出力端子に接続される。pチャネルトランジスタ1201のゲートは、インバータ1502の出力端子に接続される。
端子pdctlに基準電位vssを印加すると、図12の電源検出回路を実現し、パワーオン及びパワーダウンの両方を検出することができる。それに対して、端子pdctlに電源電位vddを印加すると、図13の電源検出回路を実現し、パワーオンのみを検出することができる。
端子pdctlが基準電位vssになると、端子pwrenの電圧に拘わらず、NAND回路1501はハイレベルを出力する。nチャネルトランジスタ904は、ゲートがハイレベルになり、オンする。pチャネルトランジスタ1201は、ゲートがローレベルになり、オンする。すなわち、図15の回路は、図12の回路と同じになる。
端子pdctlが電源電位vddになると、NAND回路1501は、端子pwrenの信号の論理反転信号を出力する。すなわち、図15の回路は、図12の回路と同じになる。
以上のように、端子pdctlに基準電位vssを印加することにより図12の回路モードを設定し、端子pdctlに電源電位vddを印加することにより図13の回路モードを設定することができる。メタル層を変更することなく、端子pdctlの制御信号により論理的に回路モードを切り換えることができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の実施形態は、例えば以下のように種々の適用が可能である。
(付記1)
パワーオン及びパワーダウン時に電源電圧に応じた第1の電圧が第1のしきい値より大きいと第1の信号を出力し、低いと第2の信号を出力する電源検出回路と、
パワーダウン時に前記第2の信号が出力された後、電源電圧に応じた第2の電圧が第2のしきい値より小さくなると第3の信号を出力するパワーダウン検出回路と、
パワーオン時に前記第1の信号が出力されるとローレベルからハイレベルに変化するパワーオンリセット信号を出力し、パワーダウン時に前記第3の信号が出力されるとハイレベルからローレベルに変化するパワーダウンリセット信号を出力する出力回路と
を有するリセット回路。
(付記2)
前記パワーダウン検出回路は、電界効果トランジスタのダイオード接続素子及びスイッチ素子を有する付記1記載のリセット回路。
(付記3)
前記パワーダウンリセット信号が発生する電源電圧しきい値は、前記パワーオンリセット信号が発生する電源電圧しきい値よりも低い付記1記載のリセット回路。
(付記4)
前記パワーダウン検出回路は、電源電位から基準電位への電流パスにおける電流を制限するための電流制限素子を有する付記1記載のリセット回路。
(付記5)
前記出力回路は、ラッチ回路を有する付記1記載のリセット回路。
(付記6)
前記パワーダウン検出回路は、シュミット回路又はインバータを有する付記1記載のリセット回路。
(付記7)
前記電流制限素子は、電源電圧より低いゲート電圧が印加されるnチャネル電界効果トランジスタである付記4記載のリセット回路。
(付記8)
さらに、nチャネル電界効果トランジスタのダイオード接続素子、及びそれに直列に接続される複数のnチャネル電界効果トランジスタを有し、前記トランジスタ間から参照電圧を出力する参照電圧生成回路を有し、
前記参照電圧を前記ゲート電圧とする付記7記載のリセット回路。
(付記9)
前記参照電圧を前記第1の電圧とする付記8記載のリセット回路。
(付記10)
前記パワーダウン検出回路のダイオード接続素子は、電源電位に接続されるpチャネル電界効果トランジスタのダイオード接続素子である付記2記載のリセット回路。
(付記11)
前記パワーダウン検出回路は、電源電位に接続され、前記ダイオード接続素子に並列に接続される電界効果トランジスタを有する付記10記載のリセット回路。
(付記12)
前記パワーダウン検出回路は、前記ダイオード接続素子及び基準電位間に接続される容量を有する付記2記載のリセット回路。
(付記13)
前記参照電圧生成回路は、電源電位に接続されるpチャネル電界効果トランジスタのダイオード接続素子と、基準電位に接続されるnチャネル電界効果トランジスタのダイオード接続素子と、前記2つのダイオード接続素子間に接続される複数のnチャネル電界効果トランジスタを有する付記8記載のリセット回路。
(付記14)
前記参照電圧は、前記複数のnチャネル電界効果トランジスタの間から出力される付記13記載のリセット回路。
(付記15)
前記パワーダウン検出回路は、瞬間電源電圧低下から電源が瞬間復帰すると前記第3の信号を出力する付記10記載のリセット回路。
(付記16)
前記パワーダウン検出回路は、
電源電位に接続されるpチャネル電界効果トランジスタのダイオード接続素子と、
基準電位に接続され、前記第2の信号出力後にオンするnチャネル電界効果トランジスタと、
前記ダイオード接続素子及び前記nチャネル電界効果トランジスタ間に接続され、その間を流れる電流を制限するための電界効果トランジスタとを有する付記2記載のリセット回路。
(付記17)
前記パワーダウン検出回路は、
前記ダイオード接続素子及び電流制限電界効果トランジスタ間の信号を入力し、前記第3の信号を出力するためのインバータを有する付記16記載のリセット回路。
(付記18)
前記インバータは、シュミット回路である付記17記載のリセット回路。
(付記19)
前記パワーダウン検出回路は、前記ダイオード接続素子及び基準電位間に接続される容量を有する付記17記載のリセット回路。
(付記20)
前記出力回路は、ラッチ回路を有する付記19記載のリセット回路。
(付記21)
前記電源検出回路は、
基準電位及びインバータ出力端子間に接続され、前記第1の電圧を入力するnチャネル電界効果トランジスタと、
電源電位及び前記インバータ出力端子間に接続されるpチャネル電界効果トランジスタとを有する付記8記載のリセット回路。
(付記22)
前記電源検出回路が前記第1の信号を出力すると、前記nチャネル電界効果トランジスタの直列接続の電流パスは切断される付記8記載のリセット回路。
(付記23)
前記電源検出回路は、
基準電位及びインバータ出力端子間に接続され、前記第1の電圧を入力するnチャネル電界効果トランジスタと、
電源電位及び前記インバータ出力端子間に接続されるpチャネル電界効果トランジスタとを有し、
前記電源検出回路が前記第1の信号を出力すると、前記pチャネル電界効果トランジスタの電流パスは切断される付記1記載のリセット回路。
(付記24)
さらに、前記参照電圧の出力端子にドレイン及び/又はソースが接続されるpチャネル電界効果トランジスタを有する付記22記載のリセット回路。
(付記25)
制御信号を入力したときのみ、前記電源検出回路が前記第1の信号を出力すると、前記nチャネル電界効果トランジスタの直列接続の電流パスは切断される付記22記載のリセット回路。
本発明の実施形態によるリセット回路が生成するリセット信号PORの例を示す波形図である。 本実施形態による電源検出回路の構成例を示す回路図である。 パワーオンリセット信号を出力するための出力回路の構成例を示す回路図である。 パワーオンリセット信号及びパワーダウンリセット信号を出力するための出力回路の構成例を示す回路図である。 図5(A)は電圧PWRENの例を示す波形図、図5(B)は電圧RESETGOの例を示す波形図である。 パワーダウン検出回路の構成例を示す回路図である。 図7(A)は電圧RESETGO及び電圧RESETCTLの例を示す波形図、図7(B)は電圧MONの例を示す波形図である。 他のパワーダウン検出回路の構成例を示す回路図である。 参照電圧生成回路の構成例を示す回路図である。 参照電圧を示すグラフである。 他の電源検出回路の構成例を示す回路図である。 さらに他の電源検出回路の構成例を示す回路図である。 さらに他の電源検出回路の構成例を示す回路図である。 図13の電源検出回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 さらに他の電源検出回路の構成例を示す回路図である。
符号の説明
101 電圧変動エリア
VDD 電源電圧
POR リセット信号
Vth1 パワーオンしきい値
Vth2 パワーダウンしきい値

Claims (10)

  1. パワーオン及びパワーダウン時に電源電圧に応じた第1の電圧が第1のしきい値より大きいと第1の信号を出力し、低いと第2の信号を出力する電源検出回路と、
    パワーダウン時に前記第2の信号が出力された後、電源電圧に応じた第2の電圧が第2のしきい値より小さくなると第3の信号を出力するパワーダウン検出回路と、
    パワーオン時に前記第1の信号が出力されるとローレベルからハイレベルに変化するパワーオンリセット信号を出力し、パワーダウン時に前記第3の信号が出力されるとハイレベルからローレベルに変化するパワーダウンリセット信号を出力する出力回路と
    を有するリセット回路。
  2. 前記パワーダウン検出回路は、電界効果トランジスタのダイオード接続素子及びスイッチ素子を有する請求項1記載のリセット回路。
  3. 前記パワーダウンリセット信号が発生する電源電圧しきい値は、前記パワーオンリセット信号が発生する電源電圧しきい値よりも低い請求項1記載のリセット回路。
  4. 前記パワーダウン検出回路は、電源電位から基準電位への電流パスにおける電流を制限するための電流制限素子を有する請求項1記載のリセット回路。
  5. 前記パワーダウン検出回路は、シュミット回路又はインバータを有する請求項1記載のリセット回路。
  6. 前記電流制限素子は、電源電圧より低いゲート電圧が印加されるnチャネル電界効果トランジスタである請求項4記載のリセット回路。
  7. さらに、nチャネル電界効果トランジスタのダイオード接続素子、及びそれに直列に接続される複数のnチャネル電界効果トランジスタを有し、前記トランジスタ間から参照電圧を出力する参照電圧生成回路を有し、
    前記参照電圧を前記ゲート電圧とする請求項6記載のリセット回路。
  8. 前記参照電圧を前記第1の電圧とする請求項7記載のリセット回路。
  9. 前記パワーダウン検出回路は、前記ダイオード接続素子及び基準電位間に接続される容量を有する請求項2記載のリセット回路。
  10. 前記パワーダウン検出回路は、電源電位に接続されるpチャネル電界効果トランジスタのダイオード接続素子を有し、瞬間電源電圧低下から電源が瞬間復帰すると前記第3の信号を出力する請求項1記載のリセット回路。
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