JPH11326398A - 電圧検知回路 - Google Patents

電圧検知回路

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JPH11326398A
JPH11326398A JP10125811A JP12581198A JPH11326398A JP H11326398 A JPH11326398 A JP H11326398A JP 10125811 A JP10125811 A JP 10125811A JP 12581198 A JP12581198 A JP 12581198A JP H11326398 A JPH11326398 A JP H11326398A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源電圧が低い場合、又は急速に変化する場
合においても、電源電圧検知信号を正常に出力する電圧
検知回路を提供する。 【解決手段】 電圧検知回路に、ノードN11Aに第1
の基準電圧を供給するための第1の基準電圧発生回路1
0Aと、ノードN12に制御電圧を発生させるための制
御電圧発生回路20と、接地端子とノードN13との間
に設けられゲートがノードN11Aに接続されたNチャ
ネル型MOSトランジスタQn121と、電源端子とノ
ードN13との間に設けられゲートがノードN12に接
続されたPチャネル型MOSトランジスタQp121と
を備える。制御電圧によりPチャネル型MOSトランジ
スタQp121が制御され、電源電圧VDDが低い場合
でもPチャネル型MOSトランジスタQp121に電流
を流せるので、ノードN13を介して電圧検知信号VD
TAを確実に出力できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置におけ
る電圧検知回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、半導体装置において電圧検知回路
が搭載されるとともに、この電圧検知回路から出力され
る電圧検知信号がいろいろと応用されている。例えば、
それぞれ電圧検知信号を用いた、電源電圧値に応じて内
部回路動作を変えることにより広い電源電圧範囲で安定
した動作をさせる技術や、低電圧時、電源投入時又は電
源遮断時における内部回路保護のためのパワーオン・オ
フリセット回路等が、広く用いられようになってきた。
このため、電源電圧値を検知するための電圧検知回路が
重要なものになっている。
【0003】従来の電圧検知回路について、図7を参照
しながら説明する。図7は、従来の電圧検知回路の回路
図である。図7において、Qp101〜Qp103,Q
p121〜Qp123はPチャネル型MOSトランジス
タ、Qn101,Qn121はNチャネル型MOSトラ
ンジスタ、INV1,INV2は否定回路、N110,
N130,N140,N160はノード、VDTは電圧
検知信号、VSSは接地電圧、VDDは電源電圧であ
る。
【0004】そして、Pチャネル型MOSトランジスタ
Qp101のソースが電源電圧VDDを供給するための
電源端子に、ゲートとドレインとがノードN160に、
それぞれ接続されている。また、Pチャネル型MOSト
ランジスタQp121のソースが電源端子に、ゲートが
ノードN160に、それぞれ接続されている。ノードN
160とノードN110との間には、Pチャネル型MO
SトランジスタQp102とQp103とが直列に接続
され、ノードN110と接地電圧VSSを供給するため
の接地端子との間には、Nチャネル型MOSトランジス
タQn101が接続されている。Pチャネル型MOSト
ランジスタQp102,Qp103からなる直列接続体
とNチャネル型MOSトランジスタQn101とは、そ
れぞれ抵抗体として機能する。Pチャネル型MOSトラ
ンジスタQp121のドレインと接地端子との間に、入
力端子がノードN110に、出力端子がノードN130
に、それぞれ接続された否定回路が設けられている。こ
の否定回路は、Pチャネル型MOSトランジスタQp1
23とNチャネル型MOSトランジスタQn121と
を、直列に接続して構成したものである。また、否定回
路INV1の入力端子はノードN130に接続され、出
力端子はノードN140に接続されている。ノードN1
30と電源端子との間には、ゲートがノードN140に
接続されたPチャネル型MOSトランジスタQp122
が設けられている。また、否定回路INV2の入力端子
はノードN140に接続され、出力端子からは電圧検知
信号VDTが出力される。
【0005】図7に示された従来の電圧検知回路は、例
えば、電源電圧VDDが約3.5V未満の場合には電圧
検知信号VDTが“L”に、約3.5V以上の場合には
電圧検知信号VDTが“H”になるように、それぞれ動
作する。そして、消費電流は、Pチャネル型MOSトラ
ンジスタQp121とNチャネル型MOSトランジスタ
Qn121とが共にオンした状態で最大になる。この従
来例においては、Pチャネル型MOSトランジスタQp
121により電流値が制限される構成になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電圧検知回路によれば、電源電圧の降下速度が速い
場合には電圧検知信号が正常に出力されないおそれがあ
るという問題があった。また、電源電圧が急速に変化す
る場合には、電圧上昇時の電圧検知レベルが電圧降下時
の電圧検知レベルよりも低くなることがあり、ノイズに
よって発振を引き起こすおそれがあるという問題があっ
た。これらの問題は、電源電圧VDDが低い場合におい
て、カレントミラー型回路の電流制御用トランジスタで
あるPチャネル型MOSトランジスタQp121に、電
流がほとんど流れないことに起因する。
【0007】本発明は、上記従来の問題に鑑み、電源電
圧が低い場合においても、電流制御用トランジスタに電
流を流すことにより、電圧制御信号が正常に出力される
電圧制御回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、本発明の電圧検知回路は、電源電圧を供給す
る電源端子と、接地電圧を供給する接地端子と、電源電
圧を受けて、基準電圧を発生する基準電圧発生回路と、
基準電圧発生回路の出力側に接続される第1のノード
と、電源電圧を受けて、基準電圧よりも低い制御電圧を
発生する制御電圧発生回路と、制御電圧発生回路の出力
側に接続される第2のノードと、ゲート,ソース及びド
レインを有し、ゲートが第1のノードにソースが接地端
子にそれぞれ接続されるNチャネル型MOSトランジス
タと、ゲート,ソース及びドレインを有し、ソースが電
源端子にゲートが第2のノードに接続されるPチャネル
型MOSトランジスタと、Nチャネル型MOSトランジ
スタのドレインとPチャネル型MOSトランジスタのド
レインとの間を接続する第3のノードとを備え、第3の
ノードから電源電圧に応じた電圧検知信号を出力するよ
うに構成されていることとしたものである。
【0009】これにより、第2のノードへ供給され基準
電圧よりも低い制御電圧に基づいて、Pチャネル型MO
Sトランジスタに電流が流れる。したがって、電源電圧
が低い場合でも、Pチャネル型MOSトランジスタのド
レインが接続された第3のノードが確実に“H”になる
ので、第3のノードから電源電圧に応じた電圧検知信号
が確実に出力される電圧検知回路が実現される。
【0010】上述の電圧検知回路において、第1のノー
ドと接地端子との間に介設されたキャパシタを更に備え
ていることが好ましい。
【0011】これにより、電源電圧が急速に立ち上がり
つつまだ低い場合に、第1のノードにおいて基準電圧が
立ち上がることが抑制される。したがって、第3のノー
ドが確実に“H”になるので、第3のノードから電源電
圧に応じた電圧検知信号が確実に出力される電圧検知回
路が実現される。
【0012】上述の電圧検知回路において、第1のノー
ドと電源端子との間に介設された電圧リセット回路を更
に備えているとすることができる。
【0013】これにより、電源電圧が急速に立ち上がり
つつまだ低い場合に、第1のノードにおいて基準電圧が
所定の値に設定される。
【0014】上述の電圧検知回路において、電圧リセッ
ト回路は、ゲート,ソース及びドレインを有し、ゲート
及びソースが共に電源端子に接続されたPチャネル型M
OSトランジスタにより構成されていることが好まし
い。
【0015】これにより、電源電圧が急速に立ち上がり
つつまだ低い場合に、Pチャネル型MOSトランジスタ
におけるその電源電圧に応じたしきい値電圧が基準電圧
になる。したがって、第1のノードにおいて基準電圧が
立ち上がることが抑制されることにより、第3のノード
が確実に“H”になるので、電圧検知信号が確実に出力
される電圧検知回路が実現される。
【0016】上述の電圧検知回路において、第2のノー
ドと接地端子との間に介設されたキャパシタを更に備え
ていることが好ましい。
【0017】これにより、電源電圧が急速に立ち上がり
つつまだ低い場合に、第2のノードにおいて制御電圧が
立ち上がることが抑制される。したがって、第3のノー
ドが確実に“H”になるので、第3のノードから電源電
圧に応じた電圧検知信号が確実に出力される電圧検知回
路が実現される。
【0018】上述の電圧検知回路において、第2のノー
ドと電源端子との間に介設された電圧リセット回路を更
に備えているとすることができる。
【0019】これにより、電源電圧が急速に立ち上がり
つつまだ低い場合に、第2のノードにおいて基準電圧が
所定の値に設定される。
【0020】上述の電圧検知回路において、電圧リセッ
ト回路は、ゲート,ソース及びドレインを有し、ゲート
及びソースが共に電源端子に接続されたPチャネル型M
OSトランジスタにより構成されていることが好まし
い。
【0021】これにより、電源電圧が急速に立ち上がり
つつまだ低い場合に、Pチャネル型MOSトランジスタ
におけるその電源電圧に応じたしきい値電圧が制御電圧
になる。したがって、第2のノードにおいて制御電圧が
立ち上がることが抑制されることにより、第3のノード
が確実に“H”になるので、電圧検知信号が確実に出力
される電圧検知回路が実現される。
【0022】上述の電圧検知回路において、入力側が第
3のノードに接続される第1の否定回路と、第1の否定
回路の出力側に接続される第4のノードと、入力側が第
4のノードに接続される第2の否定回路と、第4のノー
ドに接続されるゲートと電源端子に接続されるソースと
第3のノードに接続されるドレインとを有する第2のP
チャネル型MOSトランジスタとを更に備えていること
が好ましい。
【0023】これにより、第2のPチャネル型MOSト
ランジスタによって第3のノードの論理レベルが確実に
固定され、第1及び第2の否定回路によってその論理レ
ベルからなる電圧検知信号が出力される電圧検知回路が
実現される。
【0024】上述の電圧検知回路において、第4のノー
ドと接地端子との間に介設されたキャパシタを更に備え
ていることが好ましい。
【0025】これにより、電源投入時において、電源の
立ち上がり直後に第4のノードの電圧が立ち上がること
が抑制されるので、電源の立ち上がり直後から電圧検知
信号が確実に“H”になる電圧検知回路が実現される。
【0026】上述の電圧検知回路において、電源端子に
接続されるゲートと第1のノードに接続されるドレイン
と接地端子に接続されるソースとを有する第2のNチャ
ネルMOSトランジスタを更に備えていることが好まし
い。
【0027】これにより、第2のNチャネルMOSトラ
ンジスタが、ゲートにおいて受け取った電源電圧に応じ
た電圧を第1のノードへ供給することができる。
【0028】上述の電圧検知回路において、電源端子と
第2のNチャネル型MOSトランジスタのゲートとの間
に介設され、第2のノードにおける電位を基準電圧より
も低くするための他の基準電圧発生回路を更に備えてい
ることが好ましい。
【0029】これにより、電源電圧が急速に立ち上がり
つつまだ低い場合に、他の基準電圧発生回路により、第
2のノードにおける電位が基準電圧よりも確実に低くな
る。したがって、電源の立ち上がり直後から第3のノー
ドが確実に“H”になるので、電圧検知信号が確実に出
力される。また、電源電圧に代えて他の基準電圧発生回
路から供給された電圧により、第2のNチャネル型MO
Sトランジスタのゲートが制御されるので、そのゲート
幅を大きくする必要がない。
【0030】上述の電圧検知回路において、電源電圧を
受けて、他の基準電圧を発生する他の基準電圧発生回路
と、他の基準電圧発生回路の出力側に接続される他の第
1のノードと、ゲート,ソース及びドレインを有し、ゲ
ートが他の第1のノードにソースが接地端子にそれぞれ
接続される他のNチャネル型MOSトランジスタと、ゲ
ート,ソース及びドレインを有し、ソースが電源端子に
ゲートが第2のノードに接続される他のPチャネル型M
OSトランジスタと、他のNチャネル型MOSトランジ
スタのドレインと他のPチャネル型MOSトランジスタ
のドレインとの間を接続する他の第3のノードとを更に
備え、他の第3のノードから電源電圧に応じた他の電圧
検知信号を出力するように構成されていることとしても
よい。
【0031】これにより、基準電圧発生回路及び他の基
準電圧発生回路により生成された異なる基準電圧にそれ
ぞれ基づいて異なる電圧検知信号を出力するとともに、
制御電圧発生回路を共用化して2つの基準電圧発生回路
が動作するので小面積を有する電圧検知回路が実現され
る。
【0032】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)本発明に係る
電圧検知回路の第1の実施形態について、図1を参照し
ながら説明する。図1は、本実施形態に係る電圧検知回
路の回路図である。図1において、10Aは第1の基準
電圧発生回路、20は制御電圧発生回路である。Qp1
01〜Qp103,Qp111,Qp121,Qp12
2はPチャネル型MOSトランジスタ、Qn101A,
Qn111,Qn121はNチャネル型MOSトランジ
スタ、INV1,INV2は否定回路、N11A,N1
2〜N14はノード、VDTAは電圧検知信号、VSS
は接地電圧、VDDは電源端子から供給される電圧、つ
まり電源電圧である。
【0033】第1の基準電圧発生回路10Aにおいて
は、Pチャネル型MOSトランジスタQp101のソー
スが電源電圧VDDを供給するための電源端子に、ゲー
トとドレインとがPチャネル型MOSトランジスタQp
102のソースに、それぞれ接続されている。また、P
チャネル型MOSトランジスタQp102のゲートとド
レインとがPチャネル型MOSトランジスタQp103
のソースに、Pチャネル型MOSトランジスタQp10
3のゲートとドレインとがノードN11Aに、それぞれ
接続されている。また、Nチャネル型MOSトランジス
タQn101Aのゲートが電源端子に、ソースが接地電
圧VSSを供給するための接地端子に、ドレインがノー
ドN11Aに、それぞれ接続されている。そして、Pチ
ャネル型MOSトランジスタQp101の基板電圧を電
源電圧VDDと同じ電位に、Pチャネル型MOSトラン
ジスタQp102,Qp103の基板電圧をそれぞれの
ソースと同じ電位にしている。
【0034】制御電圧発生回路20においては、Pチャ
ネル型MOSトランジスタQp111のソースが電源端
子に、ゲートとドレインとがノードN12に、それぞれ
接続されている。また、Nチャネル型MOSトランジス
タQn111のソースが接地端子に、ゲートが電源端子
に、ドレインがノードN12に、それぞれ接続されてい
る。また、Pチャネル型MOSトランジスタQp111
においては、基板電圧がソース電圧、つまり電源電圧V
DDと同じ電位になるように接続されている。
【0035】そして、Pチャネル型MOSトランジスタ
Qp121のソースが電源端子に、ドレインがノードN
13に、ゲートがノードN12に、それぞれ接続されて
いる。Nチャネル型MOSトランジスタQn121のソ
ースが接地端子に、ドレインがノードN13に、ゲート
がノードN11Aに、それぞれ接続されている。否定回
路INV1の入力端子はノードN13に接続され、出力
端子はノードN14に接続されるとともに、否定回路I
NV2の入力端子はノードN14に接続され、出力端子
からは電圧検知信号VDTAが出力される。ノードN1
3と電源端子との間には、ゲートがノードN14に接続
されたPチャネル型MOSトランジスタQp122が接
続されている。
【0036】ここで、本実施形態に係る電圧検知回路の
第1の特徴は、Pチャネル型MOSトランジスタQp1
21のゲートが、制御電圧発生回路20が生成する制御
電圧、つまり電源電圧VDDからPチャネル型MOSト
ランジスタQp111のしきい値だけ低い電圧により、
制御される点である。これにより、図7に示された従来
の電圧検知回路に比較して、電源電圧VDDが低い場合
においても、Pチャネル型MOSトランジスタQp12
1へ十分な電流を流すことができる。したがって、ノー
ドN13が確実に論理レベル“H”になることにより、
ノードN13において電圧検知信号が生成される。そし
て、否定回路INV1,INV2を順次介して電圧検知
信号VDTAが論理レベル“H”になるので、確実に動
作する電圧検知回路が実現される。
【0037】また、第2の特徴は、第1の基準電圧発生
回路10Aにおいて、第1の基準電圧として、電源電圧
VDDから3個のPチャネル型MOSトランジスタQp
101〜Qp103のしきい値の合計分だけ低い電圧
が、ノードN11Aで生成される点である。ここでは、
Pチャネル型MOSトランジスタQp101の基板電圧
を電源電圧VDDと同じ電位に、Pチャネル型MOSト
ランジスタQp102,Qp103の基板電圧をそれぞ
れのソースと同じ電位にしているが、一部又は全てのP
チャネル型MOSトランジスタの基板電圧を電源電圧V
DDと同じ電位にすることもできる。これにより、各ト
ランジスタのしきい値が変更されるので、ノードN11
Aから供給される第1の基準電圧を変えることができ
る。したがって、電圧検知信号VDTAについての検知
電圧のレベルを所望の値に設定できる電圧検知回路が実
現される。
【0038】(第2の実施形態)本発明に係る電圧検知
回路の第2の実施形態について、図2を参照しながら説
明する。図2は、本実施形態に係る電圧検知回路の回路
図である。図2の回路構成においては、第1の実施形態
に対して、容量回路30と電圧リセット回路40とが追
加され、それぞれノードN11Aに接続されている。
【0039】図2において、電圧リセット回路40は、
ゲートとソースとが電源端子に、ドレインがノードN1
1Aにそれぞれ接続されたPチャネル型MOSトランジ
スタから構成されている。この電圧リセット回路40に
おいて、電源により供給される電圧、つまり電源電圧V
DDが0Vになった場合には、トランジスタのドレイ
ン、つまりノードN11Aで生成される電圧は、Pチャ
ネル型MOSトランジスタのしきい値電圧(例えば0.
7V程度)までにリセットされる。
【0040】また、容量回路30は、例えば一方の電極
が接地端子に、他方の電極がノードN11Aにそれぞれ
接続されたキャパシタC1から構成されている。具体的
には、キャパシタC1は、N型ウェル内に構成されたデ
プレッション型Nチャネル型MOSトランジスタのゲー
ト・ゲート酸化膜・基板により構成できる。
【0041】これらの容量回路30と電圧リセット回路
40とにより、電源投入時に電源により供給される電
圧、つまり電源電圧VDDがまだ低電圧である場合にお
いて、例えば、Nチャネル型MOSトランジスタQn1
01Aのゲート容量がカップリング容量として機能する
ことに起因してノードN11Aの電圧が立ち上がること
が抑制される。これにより、ノードN13が“L”にな
ることが抑制される。したがって、電源投入時に、電源
電圧VDDが特に急速に立ち上がった場合においても、
立ち上がり直後から確実に電圧検知信号VDTAが論理
レベル“H”になるので、確実に動作する電圧検知回路
が実現される。
【0042】なお、容量回路30と電圧リセット回路4
0とのうち、いずれか一方を選択的に設けることも可能
である。
【0043】(第3の実施形態)本発明に係る電圧検知
回路の第3の実施形態について、図3を参照しながら説
明する。図3は、本実施形態に係る電圧検知回路の回路
図である。図3の回路構成においては、第2の実施形態
に対して、キャパシタC2からなる容量回路31と電圧
リセット回路41とが追加され、ノードN12にそれぞ
れ接続されている。そして、容量回路31と電圧リセッ
ト回路41とは、第2の実施形態における容量回路30
と電圧リセット回路40とがノードN11Aに対して行
ったのと同様の動作を、ノードN12に対して行う。
【0044】これらの容量回路31と電圧リセット回路
41とにより、電源投入時に電源により供給される電
圧、つまり電源電圧VDDがまだ低電圧である場合にお
いて、例えば、Nチャネル型MOSトランジスタQn1
11のゲート容量がカップリング容量として機能するこ
とに起因してノードN12の電圧が立ち上がることが抑
制される。これにより、ノードN13が確実に論理レベ
ル“H”になる。したがって、電源投入時に、電源電圧
VDDが特に急速に立ち上がった場合においても、立ち
上がり直後から確実に電圧検知信号VDTAが論理レベ
ル“H”になるので、確実に動作する電圧検知回路が実
現される。
【0045】なお、容量回路31と電圧リセット回路4
1とのうち、いずれか一方を選択的に設けることも可能
である。
【0046】また、本実施形態の説明においては、第2
の実施形態に対して容量回路31と電圧リセット回路4
1とが追加された場合について説明したが、これに代え
て、第1の実施形態に対してこれらが追加されることと
してもよい。
【0047】(第4の実施形態)本発明に係る電圧検知
回路の第4の実施形態について、図4を参照しながら説
明する。図4は、本実施形態に係る電圧検知回路の回路
図である。図4の回路構成においては、第3の実施形態
に対して、キャパシタC3からなる容量回路32が追加
され、接地端子とノードN14との間に接続されてい
る。そして、容量回路32は、第3の実施形態における
容量回路31がノードN12に対して行ったのと同様の
動作を、ノードN14に対して行う。すなわち、電源投
入時に電源により供給される電圧、つまり電源電圧VD
Dがまだ低電圧である場合において、ノードN14の電
圧を立ち上がりにくくする。これにより、Pチャネル型
MOSトランジスタQp122が確実にオンするので、
ノードN13が確実に論理レベル“H”になる。したが
って、電源投入時に、電源電圧VDDが特に急速に立ち
上がった場合においても、立ち上がり直後から確実に電
圧検知信号VDTAが論理レベル“H”になるので、確
実に動作する電圧検知回路が実現される。
【0048】なお、本実施形態における容量回路32
は、第1又は第2の実施形態に対して追加されることと
してもよい。
【0049】(第5の実施形態)本発明に係る電圧検知
回路の第5の実施形態について、図4と図5とを参照し
ながら説明する。図5は、本実施形態に係る電圧検知回
路の回路図である。図5の回路構成においては、図4に
示された第4の実施形態に対して、第1の基準電圧発生
回路10Aの構成を変更して第1の基準電圧発生回路1
0Bとし、かつ、新たな第2の基準電圧発生回路50を
追加したものである。
【0050】図5において、第2の基準電圧発生回路5
0は、電源端子とノードN15との間に設けられゲート
が接地端子に接続されたPチャネル型MOSトランジス
タQp131と、ノードN15と接地端子との間に設け
られゲートがノードN15に接続されたNチャネル型M
OSトランジスタQn131とから構成されている。ま
た、Pチャネル型MOSトランジスタQp131は、電
流を抑制するために、大きなゲート幅を有するようにし
て構成されている。
【0051】ところで、図4に示された第1の基準電圧
発生回路10AのNチャネル型MOSトランジスタQn
101Aのゲートには、電源電圧VDDが供給されてい
た。本実施形態においては、Nチャネル型MOSトラン
ジスタQn101Aに代えて設けられた、第1の基準電
圧発生回路10BのNチャネル型MOSトランジスタQ
n101Bのゲートには、ノードN15が接続されてい
る。すなわち、Nチャネル型MOSトランジスタQn1
01Bのゲートには、第2の基準電圧発生回路50から
第2の基準電圧が供給されている。また、Nチャネル型
MOSトランジスタQn101Bのドレインには、ノー
ドN11Bが接続されている。
【0052】ここで、本実施形態に係る電圧検知回路の
第1の特徴は、第2の基準電圧発生回路50からは、接
地電圧VSSからNチャネル型MOSトランジスタQn
131のしきい値だけ高い第2の基準電圧が、ノードN
15を介して供給される点である。これによって、電源
投入時に電源により供給される電圧、つまり電源電圧V
DDが急速に立ち上がっても、ノードN15、つまりN
チャネル型MOSトランジスタQn101Bのゲート電
圧は、その供給される電源電圧VDDと同様には上昇し
ない。したがって、電源電圧VDDがまだ低電圧である
場合において、ノードN11Bにおける電圧がNチャネ
ル型MOSトランジスタQn101Bのゲートとのカッ
プリングにより上昇することが抑制されるので、立ち上
がり直後からノードN13が確実に論理レベル“H”に
なる。
【0053】また、本実施形態に係る電圧検知回路の第
2の特徴は、第2の基準電圧発生回路50から供給され
る第2の基準電圧により、第1の基準電圧発生回路10
BのNチャネル型MOSトランジスタQn101Bのゲ
ートが制御される点である。これにより、電源電圧VD
DによってNチャネル型MOSトランジスタQn101
Bのゲートが制御される場合に比較して、Nチャネル型
MOSトランジスタQn101Bを流れる電流が抑制さ
れる。したがって、Nチャネル型MOSトランジスタQ
n101Bのゲート幅を大きくする必要はない。
【0054】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、電源投入時に、電源電圧VDDが特に急速に立ち上
がった場合においても、立ち上がり直後からノードN1
3が確実に論理レベル“H”になる。したがって、確実
に電圧検知信号VDTBが論理レベル“H”になるの
で、確実に動作する電圧検知回路が実現される。
【0055】また、Nチャネル型MOSトランジスタQ
n101Bのゲート幅を大きくする必要はないので、回
路レイアウト面積が小さい電圧検知回路が実現される。
【0056】なお、本実施形態においては、Pチャネル
型MOSトランジスタQp121のゲートをノードN1
2,つまり制御電圧発生回路20の出力に接続したが、
これに代えて、第1の基準電圧発生回路10BのPチャ
ネル型MOSトランジスタQp101のドレインに接続
してもよい。この場合においても、第2の基準電圧発生
回路50により、電源の立ち上がり直後からノードN1
3が確実に論理レベル“H”になるので、確実に動作し
回路レイアウト面積が小さい電圧検知回路が実現され
る。
【0057】また、本実施形態における第2の基準電圧
発生回路50は、第1〜第3の実施形態のうちのいずれ
か1つに対して追加されることとしてもよい。
【0058】(第6の実施形態)本発明に係る電圧検知
回路の第6の実施形態について、図5と図6とを参照し
ながら説明する。図6は、本実施形態に係る電圧検知回
路の回路図である。本実施形態は、複数の電圧検知信号
を発生する電圧検知回路に関するものであって、回路構
成については第5の実施形態を基本とし、共用できる回
路部分を共用化することにより回路レイアウト面積を小
さくしている。
【0059】具体的には、図6に示されたように、第5
の実施形態に対して、以下の要素が追加された回路構成
になっている。すなわち、図6において、10Cはノー
ドN11Cを介して第3の基準電圧を出力するための第
3の基準電圧発生回路、Qp121C,Qp122Cは
Pチャネル型MOSトランジスタ、Qn121CはNチ
ャネル型MOSトランジスタ、INV1C,INV2C
は否定回路、N11C,N13C,N14Cはノード、
VDTCは電圧検知信号である。
【0060】第3の基準電圧発生回路10Cにおいて
は、Pチャネル型MOSトランジスタQp101Cのソ
ースが電源端子に、ゲートとドレインとがPチャネル型
MOSトランジスタQp102Cのソースに、それぞれ
接続されている。また、それぞれゲートとドレインとが
接続されたPチャネル型MOSトランジスタQp102
C〜Qp104Cが、Pチャネル型MOSトランジスタ
Qp101CとノードN11Cとの間に直列に接続され
ている。各Pチャネル型MOSトランジスタQp101
C〜Qp104Cにおいては、基板電圧がそれぞれのソ
ース電圧と同じ電位になるように接続されている。ま
た、Nチャネル型MOSトランジスタQn101Cのゲ
ートがノードN15に、ソースが接地端子に、ドレイン
がノードN11Cに、それぞれ接続されている。したが
って、この回路構成により第3の基準電圧発生回路10
Cは、第1の基準電圧とは異なる第3の基準電圧を、ノ
ードN11Cを介して供給する。
【0061】そして、Pチャネル型MOSトランジスタ
Qp121Cのソースが電源端子に、ドレインがノード
N13Cに、ゲートがノードN12に、それぞれ接続さ
れている。Nチャネル型MOSトランジスタQn121
Cのソースが接地端子に、ドレインがノードN13C
に、ゲートがノードN11Cに、それぞれ接続されてい
る。否定回路INV1Cの入力端子はノードN13Cに
接続され、出力端子はノードN14Cに接続されるとと
もに、否定回路INV2Cの入力端子はノードN14C
に接続され、出力端子からは電圧検知信号VDTCが出
力される。ノードN13Cと電源端子との間には、ゲー
トがノードN14Cに接続されたPチャネル型MOSト
ランジスタQp122Cが接続されている。
【0062】本実施形態においては、次の各々2つの要
素が、それぞれ個別に設けられている。すなわち、それ
ぞれ、第1及び第3の基準電圧発生回路10B,10
C、Nチャネル型MOSトランジスタQn121,Qn
121C、Pチャネル型MOSトランジスタQp12
1,Qp121C、Pチャネル型MOSトランジスタQ
p122,Qp122C、否定回路INV1,INV1
C、及び否定回路INV2,INV2Cが、個別に設け
られている。そして、第1及び第3の基準電圧発生回路
10B,10Cの各Nチャネル型MOSトランジスタQ
n101B,Qn101Cのゲートを制御する第2の基
準電圧を供給するための第2の基準電圧発生回路50が
共通に設けられ、かつ、Pチャネル型MOSトランジス
タQp121,Qp121Cのゲートを制御する制御電
圧を供給するための制御電圧発生回路20が共通に設け
られている。
【0063】ここで、それぞれ1個の第2の基準電圧発
生回路50と制御電圧発生回路20とに対して、第1及
び第3の基準電圧発生回路10B,10Cを設けること
したが、第1及び第3の基準電圧発生回路に相当する基
準電圧発生回路を3個以上設けてもよい。
【0064】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、それぞれ共通に設けられた、第2の基準電圧発生回
路50と制御電圧発生回路20とにより、複数の電圧検
知信号VDTB,VDTCが出力される。これにより、
複数の基準電圧に基づく複数の電圧検知信号を出力する
ことができるとともに、回路の共用化により小さな回路
レイアウト面積を有する電圧検知回路が実現される。も
ちろん、第1又は第5の実施形態における効果と同様の
効果が得られることはいうまでもない。
【0065】なお、以上説明した各実施形態について、
それぞれを組み合わせて電圧検知回路を構成してもよ
い。
【0066】また、電圧検知信号の論理については、所
定の電圧以上であることを検知した場合に論理レベル
“H”を出力することとしたが、これに代えて論理レベ
ル“L”を出力することとしてもよい。
【0067】また、トランジスタのサイズや基板電圧の
制御等を用いて、基準電圧を所望の値に設定することと
してもよい。
【0068】更に、各電圧発生回路におけるトランジス
タの数については、説明した組み合わせ以外のものを使
用することもできる。
【0069】
【発明の効果】本発明の電圧検知回路によれば、基準電
圧発生回路とは別に設けられた制御電圧発生回路によ
り、電源電圧が低い場合においてもPチャネル型MOS
トランジスタに電流が流れる。したがって、第3のノー
ドが確実に“H”になるので、第3のノードから電圧検
知信号が出力されて確実に動作する電圧検知回路が実現
される。
【0070】また、本発明の電圧検知回路によれば、他
の基準電圧発生回路から供給される電圧によって、第2
のノードにおける電位が基準電圧よりも低くなるよう
に、基準電圧発生回路のNチャネル型MOSトランジス
タが制御される。これにより、電源電圧が急速に立ち上
がる場合においても、第3のノードが電源の立ち上がり
直後から確実に“H”になるので、第3のノードから電
圧検知信号が出力されて確実に動作する電圧検知回路が
実現される。
【0071】また、本発明の電圧検知回路によれば、共
通の制御電圧発生回路により、基準電圧発生回路と他の
基準電圧発生回路とが制御されるので、異なる基準電圧
に基づく異なる電圧検知信号が出力され、かつ、制御電
圧発生回路の共用化により小型化された電圧検知回路が
実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電圧検知回路の
回路図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る電圧検知回路の
回路図である。
【図3】本発明の第3の実施形態に係る電圧検知回路の
回路図である。
【図4】本発明の第4の実施形態に係る電圧検知回路の
回路図である。
【図5】本発明の第5の実施形態に係る電圧検知回路の
回路図である。
【図6】本発明の第6の実施形態に係る電圧検知回路の
回路図である。
【図7】従来の電圧検知回路の回路図である。
【符号の説明】
10A,10B 第1の基準電圧発生回路(基準電圧発
生回路) 10C 第3の基準電圧発生回路(他の基準電圧発生回
路) 20 制御電圧発生回路 30,31,32 容量回路 40,41 電圧リセット回路 50 第2の基準電圧発生回路(他の基準電圧発生回
路) C1〜C3 キャパシタ INV1 否定回路(第1の否定回路) INV2 否定回路(第2の否定回路) N11A,N11B ノード(第1のノード) N11C ノード(他の第1のノード) N12 ノード(第2のノード) N13 ノード(第3のノード) N13C ノード(他の第3のノード) N14 ノード(第4のノード) Qn101A,Qn101B Nチャネル型MOSトラ
ンジスタ(第2のNチャネル型MOSトランジスタ) Qn121 Nチャネル型MOSトランジスタ Qn121C Nチャネル型MOSトランジスタ(他の
Nチャネル型MOSトランジスタ) Qp121 Pチャネル型MOSトランジスタ Qp121C Pチャネル型MOSトランジスタ(他の
Pチャネル型MOSトランジスタ) Qp122 Pチャネル型MOSトランジスタ(第2の
Pチャネル型MOSトランジスタ) VDTA,VDTB,VDTC 電圧検知信号

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧を供給する電源端子と、 接地電圧を供給する接地端子と、 前記電源電圧を受けて、基準電圧を発生する基準電圧発
    生回路と、 前記基準電圧発生回路の出力側に接続される第1のノー
    ドと、 前記電源電圧を受けて、前記基準電圧よりも低い制御電
    圧を発生する制御電圧発生回路と、 前記制御電圧発生回路の出力側に接続される第2のノー
    ドと、 ゲート,ソース及びドレインを有し、前記ゲートが前記
    第1のノードに前記ソースが前記接地端子にそれぞれ接
    続されるNチャネル型MOSトランジスタと、 ゲート,ソース及びドレインを有し、前記ソースが前記
    電源端子に前記ゲートが前記第2のノードに接続される
    Pチャネル型MOSトランジスタと、 前記Nチャネル型MOSトランジスタのドレインと前記
    Pチャネル型MOSトランジスタのドレインとの間を接
    続する第3のノードとを備え、 前記第3のノードから前記電源電圧に応じた電圧検知信
    号を出力するように構成されていることを特徴とする電
    圧検知回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電圧検知回路において、 前記第1のノードと前記接地端子との間に介設されたキ
    ャパシタを更に備えていることを特徴とする電圧検知回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の電圧検知回路にお
    いて、 前記第1のノードと前記電源端子との間に介設された電
    圧リセット回路を更に備えていることを特徴とする電圧
    検知回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電圧検知回路において、 前記電圧リセット回路は、ゲート,ソース及びドレイン
    を有し、前記ゲート及びソースが共に前記電源端子に接
    続されたPチャネル型MOSトランジスタにより構成さ
    れていることを特徴とする電圧検知回路。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の電圧検知回路において、 前記第2のノードと前記接地端子との間に介設されたキ
    ャパシタを更に備えていることを特徴とする電圧検知回
    路。
  6. 【請求項6】 請求項1又は5記載の電圧検知回路にお
    いて、 前記第2のノードと前記電源端子との間に介設された電
    圧リセット回路を更に備えていることを特徴とする電圧
    検知回路。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の電圧検知回路において、 前記電圧リセット回路は、ゲート,ソース及びドレイン
    を有し、前記ゲート及びソースが共に前記電源端子に接
    続されたPチャネル型MOSトランジスタにより構成さ
    れていることを特徴とする電圧検知回路。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のうちいずれか1つに記載
    の電圧検知回路において、 入力側が前記第3のノードに接続される第1の否定回路
    と、 前記第1の否定回路の出力側に接続される第4のノード
    と、 入力側が前記第4のノードに接続される第2の否定回路
    と、 前記第4のノードに接続されるゲートと前記電源端子に
    接続されるソースと前記第3のノードに接続されるドレ
    インとを有する第2のPチャネル型MOSトランジスタ
    とを更に備えていることを特徴とする電圧検知回路。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の電圧検知回路において、 前記第4のノードと前記接地端子との間に介設されたキ
    ャパシタを更に備えていることを特徴とする電圧検知回
    路。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のうちいずれか1つに記
    載の電圧検知回路において、 前記電源端子に接続されるゲートと前記第1のノードに
    接続されるドレインと前記接地端子に接続されるソース
    とを有する第2のNチャネルMOSトランジスタを更に
    備えていることを特徴とする電圧検知回路。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の電圧検知回路におい
    て、 前記電源端子と前記第2のNチャネル型MOSトランジ
    スタのゲートとの間に介設され、前記第2のノードにお
    ける電位を前記基準電圧よりも低くするための他の基準
    電圧発生回路を更に備えていることを特徴とする電圧検
    知回路。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の電圧検知回路におい
    て、 前記電源電圧を受けて、他の基準電圧を発生する他の基
    準電圧発生回路と、 前記他の基準電圧発生回路の出力側に接続される他の第
    1のノードと、 ゲート,ソース及びドレインを有し、前記ゲートが前記
    他の第1のノードに前記ソースが前記接地端子にそれぞ
    れ接続される他のNチャネル型MOSトランジスタと、 ゲート,ソース及びドレインを有し、前記ソースが前記
    電源端子に前記ゲートが前記第2のノードに接続される
    他のPチャネル型MOSトランジスタと、 前記他のNチャネル型MOSトランジスタのドレインと
    前記他のPチャネル型MOSトランジスタのドレインと
    の間を接続する他の第3のノードとを更に備え、 前記他の第3のノードから前記電源電圧に応じた他の電
    圧検知信号を出力するように構成されていることを特徴
    とする電圧検知回路。
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