JP4786369B2 - 電源検出回路 - Google Patents

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Description

本発明は電源検出回路に係り、特に回路動作のレスポンスが要求される活線挿抜動作を伴うデバイスの電源において、電源検出回路内の内部回路を確実に初期化し、活線挿抜時にスタータ回路の反復動作を可能にする電源検出回路に関する。
図14は従来の電源検出回路のシステム構成図である。
電源のPowerONレベルを検知するPowerON検出回路1、PowerON検知後、その状態を維持するPowerONラッチ回路2、電源が立ち上がった後に電源の低下等により電源のPowerDOWNレベルを検知するPowerDOWN検出回路3、これらの信号を受けて電源検知信号を発生させる電源検知信号発生回路4、電源投入時に当システムを初期化するスタータ回路でシステムが構成される。
電源が投入され先ずスタータ回路5によってnrset信号が出力され電源電圧Vddが第2の電位を横切るとPowerON検出回路1からpwren信号が出力されてPowerONラッチ回路2がPowerON状態をラッチする。次に電源電圧Vddが第2の電位を再び横切ると、電源検知信号発生回路4はresetgo信号を出力し、PowerDOWN検出回路3は、信号の立ち上がりを受けて、電源がΔV(第2の電位と第1の電位の差すなわちヒステルシス分)だけ落ちた時にresetctl信号を出力し、これによりPowerONラッチ回路2がリセットされる。
上記従来の回路構成において、活線挿抜動作に対応するため、PowerDOWN検出時にPowerDOWN検出回路3からのヒステリシス動作に基づく制御信号を用い、PowerONラッチ回路2の初期化を行っていた。しかしながらPowerDOWN検出回路3からの制御信号は、初回の電源投入時には無効となっているためラッチ回路2を構成する素子のバランスを崩す等の対策を行い、電源投入時にラッチ回路2が所望の状態になるようにしていた。すなわち、ラッチ回路2を構成する二つの素子のW/Lを変えることにより、電源投入時に、一方がハイ他方がロウに早期に設定されるようにしていた。
更に従来の回路構成でも電源投入時に、電源波形により検知回路内のノードの初期状態が確定するまでに時間がかかることがあり、電源検知レベルの変動等の不具合に対応するため、ノードの初期状態を確定させるため、スタータ回路5を組み込んでいた。しかしこのスタータ回路5は初回の電源投入時のみ起動するタイプであったため活線挿抜動作後の2度目以降の電源再投入にはスタータ回路5は機能せず、したがってその場合のラッチ回路2の強制的な初期化が行われなかった。この初期化は上述のようにラッチ回路2を構成する素子のバランスを崩す等によりヒステリシス動作を行わせる対策を行っていた。
PowerDOWN検出回路からの制御信号は初回の電源投入時には無効となっているため、ラッチ回路を構成する素子のバランスをくずす等の対策を行い、電源投入時にラッチ回路が所望の状態となるようにしていたが、電源の立ち上がりによっては上記の対策が十分ではなく、ラッチ回路が初期化されないケースが想定された。
素子のバランスを崩すためにはW/Lを両素子の間で変える必要があり、素子のレイアウト上無駄が生じており、スペースを余分に必要としていた。
さらにPowerON検出回路1が動作していない場合にも電流パスが生じていたので、消費電力に無駄があった。
上記従来の構成は特許文献1に開示されている。
また、より安定したPowerDOWNの検出レベルを実現しようとすると、特許文献1に開示されているPowerDOWN検出回路をPowerON検出回路と同じ形式の回路を組み込むことになり、動作していない場合にも電流パスが生じていたので、消費電力に無駄があった。特許文献1に開示されているPowerDOWN検出回路は、PowerON検出回路の出力をトリガーとする従属的な動作をしており、ヒステリシス幅が変動することがあった。
特開2006−5459号公報「リセット回路」 特開2001−237684号公報「パワーオンリセット回路」
上記従来の技術は、ラッチ回路のヒステリシス動作を用いて、初期化をしていたので、確実な初期化ができなかった。また、そのために、活線挿抜を安定的に行うことができなかった。さらに、より安定した検知レベルを実現する場合、PowerDOWN検出回路もヒステリシス幅のみを確保する特許文献1に開示されているような従属的な動作のみの簡易型ではなく、独立した検知レベルを有する検知回路が求められ、PowerON検出回路と同等の回路構成をPowerDOWN検出回路に導入する必要があるため、PowerON検出回路、PowerDOWN検出回路が動作していない時にも、電流パスが存在していた。
本発明の課題は、電流検出回路において、内部ノードの初期化を確実に行うこと、活線挿抜を安定的に行うこと、さらに電流の消費を抑制することである。
本発明の電源検出回路は、第1の電源検出レベルを有するPowerDOWN検出回路及び前記第1電源検出レベルより高い第2の電源検出レベルを有するPowerON検出回路を具え、前記PowerDOWN回路の検出信号(lowlevelx信号)に応答して回路内のラッチの初期化を強制的に行う。これにより回路内のラッチの初期化を安定的に行うものである。
本発明の電源検出回路は、PowerON検出回路とPowerDOWN検出回路の少なくとも一方の内部に電流パスを遮断する手段を具え、PowerON検出回路で生成される制御信号(pondetz信号)により該遮断手段を制御するものである。これによりPowerON検出回路とPowerDOWN検出回路が動作していない時に電力の消費を抑制できる。
本発明の電源検出回路は、スタータ回路を具備し、該スタータ回路はそのGND側にスイッチを具え、前記スイッチを制御して少なくとも前記PowerDOWN検出回路と前記PowerON検出回路の初期化を行うものである。これにより電源投入時だけでなくPowerDOWN検出時にも回路内のラッチの初期化をより確実に行うことができるので活線挿抜を安定的に行うことができる。
本発明によりラッチ回路は活線挿抜時の電源再投入時だけでなく、初回の電源投入時でも同様にラッチ回路の強制的にリセットがかかるようになり、回路動作の確実性の向上に寄与できる。また、スタータ回路が間接的にPowerDOWN信号の制御下に置かれることにより、電源投入時ごとにスタータ回路が初期化され、スタータ回路による回路動作の向上が常に寄与できるようになった。
PowerDOWN検出回路にもスイッチを導入したことにより、各々の検知回路が有効な間だけPowerON検出回路、PowerDOWN検出回路内に存在する電流パスを制御することができ、消費電力の抑制に寄与できる。同スイッチの導入により、PowerDOWN検知レベルの精度の向上を求めPowerON検出回路に従属しないPowerDOWN検出回路を導入した場合でも、特許文献1に開示されている回路構成と同等の消費電力で、PowerDOWN検知レベルの精度の向上に寄与できる。
電源投入時にラッチ回路は自己初期化を期待された為、ラッチ回路を構成する素子のバランスをくずす等の対応が必要でその結果、ラッチ回路を構成する素子が相対的に大きくなっていたが本発明により、外部からの強制的な初期化を行える為、該当素子を一般的なサイズに戻すことができ、ラッチ回路のレイアウトサイズ縮小に寄与できる。
図1は本発明の一実施形態のシステム構成図を示す図である。
電源のPowerONレベルを検知するPowerON検出回路11、PowerON検知後、その状態を維持するPowerONラッチ回路12、電源が立ち上がった後に電源の低下等により電源のPowerDOWNレベルを検知するPowerDOWN検出回路13、これらの信号を受けて電源検知信号を発生させる電源検知信号発生回路14、電源投入時に当システムを初期化するスタータ回路15でシステムが構成される。
PowerDOWN検出回路13はlowlevelx信号を出力しPowerONラッチ回路12を初期化すると共に電源検知信号生成回路14にその信号を入力する。電源検知信号生成回路14はlowlevelx信号を受けて、pdresetz信号を出力し、スタータ回路15のスイッチを制御する。そしてスタータ回路15においてnrsetx信号を制御して、PowerON検出回路11、PowerDOWN検出回路13及び電源検知信号生成回路14を初期化するように制御する。また、PowerON検出回路11はpondetz信号を出力しPowerON検出回路11及びPowerDOWN検出回路13を制御して内部の電流パスの開閉を行うことによって電力消費の抑制を行う。PowerON検出回路11の出力pondetz信号は、PowerONラッチ回路12をセット状態にする。PowerONラッチ回路12から、そのセット、リセット状態を示すporlatchx信号を電源検知信号生成回路14に出力し、電源検知信号生成回路14は、電源検出回路の状態を示すporz信号を外部に出力する。
図2は本発明にかかるPowerON検出回路あるいはPowerDOWN検出回路を示す。先ず電源投入により電流パスが第1のPchトランジスタ21及び3個の抵抗21、22、23及びNchトランジスタ25を介して形成される。Pchトランジスタ21及びNchトランジスタ25は共にダイオード接続されている。そして抵抗23の一端から分圧された電圧が次段のNchトランジスタ26のゲートに加えられる。Nchトランジスタ26がオフの時であって、インバータ27、29に接続されたPchトランジスタ30、31のゲートに加えられるnrsetx信号がロウの時は、第1のインバータ27の入力にはハイが加えられ、インバータ28、29を介して検知回路の出力はロウとなる。Nchトランジスタ26がオン状態で、nrsetx信号がハイの時は、Pchトランジスタ30、31がオフとなり電源電圧の分圧をゲートに受けたNchトランジスタ26とそのドレイン側と電源の間の抵抗からなるインバータの出力が、第1のインバータ27の入力に加えられる。これによりPowerON検出回路から前記分圧を受けたNchトランジスタ26とそのドレイン側と電源の間の抵抗からなるインバータの出力に追従した信号が出力される。nrsetx信号がハイの時は、分割抵抗による分割電圧に対応した電圧を出力する。nrsetx信号がロウの時Pchトランジスタ30、31はオンなので、検出回路は強制的にロウ出力を出力する。
抵抗24とNchトランジスタ25間に第1のスイッチ35を設けると共にNchトランジスタ26と電源の間に第2のスイッチ36を設け、動作しない時に、電流パスを切断する。
図3は電源投入時のPowerON検出回路を示す。
nrsetx信号がロウの時、pondetz信号はロウである。電源電圧が上昇して、nrsetx信号が上昇してもpondetz信号はロウのままである。ここで電源がPowerON検知レベル(第二の電位)に達すると、PowerON検知信号(pondetz)がハイとなりその信号を受けて元々閉じていたスイッチ35、36が開く。これにより電流パスが遮断されて電力の消費が抑えられる。
図4は電源投入時のPowerDOWN検出回路を説明する。図3とは異なりスイッチが開放状態になっている。このため、nrsetx信号のロウで制御されたPchトランジスタ30、31の充電により充電ノード32のレベルがインバータ27の閾値より高い状態にあるときは、PowerDOWN回路の出力(lowlevelx信号)はロウレベルとなる。電源が上昇しnrsetx信号が上昇すると、Pchトランジスタ30、31がオフとなり、電源の上昇により抵抗分割による分圧も上昇し、Nchトランジスタ26が導通して、ノード32から電荷が引き抜かれて、ノード32がロウとなる。したがってlowlevelx信号は電源レベルに向かってハイに立ち上がる。電源投入からlowlevelx信号がハイに立ち上がるまでの間は、PowerONラッチ回路(図7)において、lowlevelx信号の反転であるresetz信号は論理レベルではハイとなる。resetz信号がPowerONラッチ回路(図7)を初期化する。resetzノードの電位は、電源レベルが十分に立ち上がっていないので、電源レベルの上昇に伴なって上昇する。これが電源投入時のラッチの初期化動作である。
初回の電源投入時に、活線挿抜対策としてラッチ回路に具えられているリセット素子を動作させることでラッチ状態を確実に初期化できる。これを行うにはPowerON検出回路よりも低い検出レベルを実現できるPowerDOWN検出回路の出力信号をトリガーとして採用すればよい。PowerDOWNの検出レベルは当然のことながら、PowerONのそれよりも低く電源投入時でも低い電源レベルでの検出が可能である。この検出信号をラッチ回路12の初期化制御信号とすることで確実なラッチ回路12の初期化が実現できる。更に電源投入時に自動的にラッチが初期化できるようにラッチを構成するトランジスタはかなり不釣合いで且つサイズの大きいものが用いられていたが、上述のように強制的に初期化が行われることから閾値をずらすための不要に大きなサイズのトランジスタは必要なくなりレイアウトサイズの縮小にも効果がある。電源投入後、ある程度時間がたつとnrsetx信号が上昇しスタータ回路が停止するため、Pchトランジスタ30、31がオフし電荷の供給がなくなる。
PowerDOWN回路13ではスイッチ35、36が開放状態にあることからNchトランジスタ26のゲートレベルは電源立ち上がりとともに上昇し、上述したように、当Nchトランジスタ26の閾値を越えた段階で、先のPchトランジスタ30により充電されたノード32の電荷が放電され、その結果、PowerDOWN回路13の出力(lowlevelx信号)はロウからハイレベルへと遷移する。この開放されているスイッチ35、36はPowerON検出回路11が所望の電源レベルを検知したすなわちpondetz信号がロウからハイへ遷移を受けて、閉じられ、PowerDOWN検出回路13が機能し始めるようになる。このハイレベルがPowerON後のPowerDOWN13回路の初期値となる。
特許文献2の第1の信号発生回路ではスイッチが定義されていない為、電源投入時からずっと回路が動いており、電流パスが発生している。
これに対し、本発明の方式では、PowerDOWN検出回路は電源電圧が第2の電位に達するまで停止状態にあるので電流パスが存在しない。この違いは電源投入時にリセット信号(lowlevelx→resetz)を生成する為だけにPowerDOWN検出回路を用いており、PowerDOWNの厳密な電位レベルを要求しているわけではないためである。この為、電源投入時は、ダイオード接続されたPchトランジスタ→分圧抵抗を経て供給される電荷がゆっくりとノード33に溜り、ノード33の電位がそれを受けているNchトランジスタのしきい値に達した時点で、PowerDOWN検出回路の出力であるlowlevelxがHigh→Lowに遷移して、リセット信号が解除される。
図5A、図5Bは電源のスタータ回路を示す。図5Aは電源に接続された抵抗51とキャパシタ52からなるRC回路の端子から出力nrsetx信号が送出され、電源電圧の上昇に伴ってRCの時定数に従ってnrsetx信号が増加する旧スタータ回路例を示すものである。
図5Bは本発明にかかるスタータ回路を示すものでRC出力端子にスイッチ53を設けた。このスイッチ53は、電源検知信号生成回路14の出力pdresetz信号によって制御され、RCの時定数に応じてnrsetx信号が変化していく時に、この信号を強制的にゼロに設定するものである。
図5Bのスタータ回路を電源投入のたびに稼働させるには、スタータ回路をリセットすればよい。当回路の初期化を行うタイミングとしては、電源再投入時が好ましいがそれではスタータ回路自身を初期化する信号を別途用意しなければならず現実的でない。また、電源投入直後は電源電圧が低いため、トランジスタの駆動能力も小さいという懸念もある。
一方、PowerDOWN検出回路13は、ラッチ回路12のリセット動作を制御している。当ラッチ回路12のリセットは電源初期化に行われたものと同じであることから同タイミングでスタータ回路のリセットを実施しても問題ないことが判る。
しかしながらPowerDOWN検出回路13の出力信号(lowlevelx)は電源立ち上がり時にも変化するため、同信号をそのままスタータ回路15の初期化に用いることができないので、PowerON検出回路11が検知レベルを検出するまで状態が遷移しないラッチ回路12の出力porlatchx信号 との論理をとった上でスタータ回路15の初期化制御とする。すなわち、図8Bの電源検知信号生成回路のPowerDOWN初期化回路に示すようにlowlevelx信号とporlatchx信号と論理をとってpdresetz信号を出力して、これにより図5Bに示すようにスイッチ53をオンしている。
図6は電源投入から電源Downまでの一連の流れを各回路の状態遷移とともにおったものである。
図6を参照して、本発明の動作の流れてと各回路状態の遷移を説明する。
(1)電源投入
まず、PowerON検出回路が初期化されると共にPowerDOWN検出回路、PowerONラッチ回路も初期化される。そしてスタータ回路は稼動中となる。
(2)電源<PowerON
PowerON検出回路は稼動中であり、PowerDOWN検出回路は停止状態であり、PowerONラッチ回路は初期化中であり、スタータ回路は停止状態となる。
(3)電源〜PowerONの時
PowerONを検知し、PowerDOWN検出回路は稼動中となり、PowerONラッチ回路はセット状態を保存し、スタータ回路は停止状態となる。
(4)電源>PowerDOWN回路
PowerON検出回路は停止状態となり、PowerDOWN検出回路は稼動中となり、PowerONラッチ回路はセット状態を保存し、スタータ回路は停止状態となる。
(5)電源〜PowerDOWNの時
PowerON検出回路は停止状態となり、PowerDOWN検出回路はPowerDOWNを検知し、PowerONラッチ回路は再び初期化動作を行い、スタータ回路は再び初期化動作を行う。
図7に示すPowerONラッチ回路12は、Vddに接続されたPchトランジスタ71が第1の端子72とNchトランジスタ73を介してアースに接続されるとともに、同様にVddに接続されたPchトランジスタ74が第2の端子75とNchトランジスタ76を介してアースに接続された、フリップフロップ回路からなる。
Nand76とインバータ77とNchトランジスタ78でセット用回路を構成し、Nchトランジスタの一端は第1の端子72に接続される。第2の端子75に接続されたインバータ3段79、80、81で状態出力回路を構成する。lowlevelx信号が入力されるインバータ82の出力(resetz)はNchトランジスタ83、84に接続され、Nchトランジスタ83は第1の端子72、Nchトランジスタ84は第2の端子に接続され、ラッチ回路の初期化を行う。Nchトランジスタ86はNchトランジスタ78とバランスをとるためのダイオード接続である。
PowerDOWN検出回路13の出力(lowlevelx)がロウの時resetz信号がハイとなりNchトランジスタ83、84に入り、第1端子側にハイ、第2端子側にロウにしてラッチ回路をリセット(初期化)する。
lowlevelx信号のハイとPowerON検出回路11の出力(pondetz)のハイがNand76、インバータ77を介して、Nchトランジスタ78がオンし、第1の端子がロウとなり、第2の端子のNchトランジスタ76がオフするので第2の端子がハイになると第1端子側のNchトランジスタ73が導通して、第1端子72をロウにする。これにより第1端子はロウ、第2端子はハイとして、セット状態が安定的にラッチされる。第2端子のハイは3段のインバータを介しロウ出力(porlatchx)を出力する。
図8Aは電源検知信号発生回路のPowerONリセット回路であり、電源投入前あるいはリセット時は、スタータ回路の出力(nrsetx)はロウでありPchトランジスタ91の出力はハイとなり、出力信号(porz)は確実にロウとなる。ラッチ回路がリセットでporlatchx信号がハイの時は、インバータ95の入力はロウになり、出力信号(porz)は、ロウのままである。ラッチ回路がセットされ、porlatchx信号がロウになると、パストランジスタ93がオンとなりlowlevelx信号のハイが伝わり、出力信号(porz)はハイとなる。これにより、ラッチ回路のセット状態が出力信号(porz)により出力される。
図8Bは電源検知信号生成回路のパワーダウンリセット回路である。
ラッチ回路12のパワーオンリセットラッチporlatchx信号がロウの時、つまりセットされている時、Nchパストランジスタ101がオンになりPowerDOWN検出回路13の出力(lowlevelx)のロウがインバータ102により反転されて出力(pdresetz)がハイとして出力する。これによりPowerDOWN時のスタータ回路(図5B)の初期化が行われる。pdresetz信号がハイを出力するとスタータ回路のスイッチがオンとなり、nrsetx信号がロウとなって、PowerDOWNリセット回路(図8B)のPchトランジスタ103がオンして出力信号(pondetz)が再びロウになる。これにより、pondez信号は一時だけハイになり、次にロウに落ちるパルス信号として形成される。porlatchx信号がハイの時、つまりリセットされる時は、lowlevelx信号は出力に転送されない。
図9Aは本発明の一実施形態の信号波形を示す。
電源が印加(t=0)されると、3つの回路(PowerON検出回路12、PowerDOWN検出回路13、電源検知信号生成回路14)の第1に初期化すべきノードに対して、スタータ回路15の出力(nrsetx)のロウで制御された、Pchトランジスタ31を通して電源から該当ノードへ電荷が注入されノードの初期電位が確定する。その結果、上記3つの回路出力は電源の立ち上がりの早い段階で出力が確定する。
電源が印加された時に初期化すべき回路としてラッチ回路(PowerONラッチ回路12)がある。従来ではラッチ回路を構成する素子の閾値の組合せを調整することで自己完結的にラッチ回路が初期化するようにしていたが、ラッチ回路の初期化は電源の立ち上がりスピードに依存するためラッチの初期化に確実性を欠くことがあった。そこで本実施形態はラッチ回路を強制的に外部から制御することで初期化を行っている。この初期化はラッチ回路の図7のresetz信号で制御されるNchトランジスタ83、84を介して初期化のための素子(インバータ82)を用いてreretz信号により行う。このresetz信号という制御信号はPowerDOWN検出回路13の出力であるlowlevelx信号の論理反転となっている。電源投入時、PowerDOWN検出回路13は出力(lowlevelx)がロウとなる。図4において、スタータ回路の出力(nrsetx)で制御されるPchトランジスタ30、31によって充電されたノード32が、ノード32にドレインが接続しているNchトランジスタ26を通して電荷が放電され、ノード32の電位が次段のインバータ27の閾値を下回った時にlowlevelx信号はロウからハイへ遷移する。なお、電荷を引き抜くNchトランジスタ26のゲートはVddからダイオード接続をされたPchトランジスタ21、抵抗22、23を通してゆっくりと充電され、ゲート電位が閾値に達した時に電荷の引き抜きを始める。
このlowlevelx信号がロウである間は、ラッチ回路の初期化素子が稼動することでラッチ回路の状態を早い段階に、すなわちporlatchx信号がハイとなるのが期待される初期値なので電源の第1の検知レベルよりも十分低い電源電圧でラッチが確定している。またラッチをリセットする信号であるresetz信号がハイである期間に対しても十分短い時間でラッチの初期化が完了し確定している。
続いて電源電圧が上がっていくと(あるいは電源電圧が一定で時間が十分たつと)、充電されているスタータ回路(図5B)のキャパシタの端子電圧すなわちスタータの出力電圧(nrsetx)がPchトランジスタ30、31の閾値を超えることから各ノードを充電していたPchトランジスタ30、31が停止し、スタータ回路自身のキャパシタの電位も電源電圧をフォローする(t〜0.05)ようになる。
更に、電源電圧が上がっていくと、第1の電位近傍に達し、PowerDOWN検出回路が初期化(期待される初期値はハイ)される。
追って電源電圧が第2の電位に達すると、PowerON検出回路の出力pondetzがロウからハイへ遷移(t〜0.15)してこの信号を受けたラッチ回路の状態がリセットからセットに遷移し、ラッチ回路の出力(porlatchx)がハイからロウへ遷移する。図7においてラッチ回路の制御信号がPowerON検出回路のpondetz信号だけでなく、PowerDOWN検出回路のlowlevelx信号とNand76で論理をとっているのは、PowerDOWN検出回路が初期化される電源電圧よりも低い電源電圧において、ノイズやノードの電位に起因してインバータが反転し、pondetz信号がハイ(本来はロウであるはず)になる可能性から低い電源電圧で誤って電源検出をしてしまう不具合を排除するものである。電源投入時の電源電圧が低い時に不安定な状態のラッチ回路に対して、外部から強制的に初期化する機能を新たに追加したこと、PowerON側の電源検知に関し、低電圧時の誤作動を防止するために、低電圧プロテクト(pondetz信号をlowlevelx信号との論理処理)を設けることでラッチ回路の安定性を格段に向上している。
続いて電源電圧が落ち始めた場合、第1の電位まで電源電圧が低下すると、PowerDOWN検出回路の出力(lowlevelx)がハイからロウへ遷移し、これを受けてラッチ回路内部のノード(resetz)がロウからハイへ遷移してラッチの状態を初期化する。その結果、ラッチ回路の出力(porlatchx)はロウからハイへ遷移して初期化される。
一方、電源検出信号発生回路14のPowerONリセット回路(図8A)ではporlatchx信号がハイの状態の時に、(1)に示すように、入力信号のlowlevelx信号がハイからロウへ遷移し、それに続いてlowlevelx信号がロウからハイへ遷移するので、porlatchx信号で制御されたNchトランジスタ94がオンとなり、次段のインバータ95の入力をロウに抑えることから電源検知信号生成回路の出力であるporz信号はハイからロウへ遷移することになる(図9B参照)。スタート回路の初期化(キャパシタの電荷の放電)の制御に用いる信号(pdresetz)はPowerDOWNリセット回路(図8B)においてporlatchx信号とlowlevelx信号の論理を取っただけの回路を用いる。すなわち、ラッチ回路がセット状態の時、porlatchx信号はロウとなり、インバータ104の出力はハイとなるのでlowlevelx信号がNchトランジスタ101でパスされて、lowlevelx信号が(1)に示すようにロウになった瞬間に、pdresetz信号のハイが出力される。
図9Aにおいて本発明の特徴をまとめると以下のようになる。
電源電圧の上昇に伴ってスタータ回路15の出力(nrsetx)及びPowerONラッチ回路12の出力(porlatchx)、ラッチ回路の内部ノード(resetz)も上昇する。電源電圧Vddが第1の電位まで上昇し、PowerDOWN検出回路において、nrsetx信号がPchトランジスタ30,31をオフすると、lowlevelx信号はハイに立ち上がる。この時、内部ノードのresetz信号はロウとなる。ここで、電源投入から内部ノードのresetz信号がロウになる区間で電源投入時の初期化が完了する。この時点では電源電圧が低いのでアナログ動作であるが、論理で説明すると、この時ラッチ回路において内部ノードの、resetz信号はlowlevelx信号の反転であるので、図7のNchトランジスタ83は導通する。言い換えればlowlevelx信号がロウである間は図9Aに示すようにresetz信号はハイであるのでNchトランジスタ83は導通状態であり、ラッチ回路は初期化すなわちリセット状態にある。これによりPowerDOWN回路の出力lowlevelx信号によりPowerONラッチ回路の内部ノードresetz信号を作っているので、ラッチ回路を強制的に、電源投入時に初期化することができる。
また、電源電圧が立ち下がって第1の電位に達した時、PowerDOWN検出回路(図4)の出力lowlevelx信号はロウに落ちる(図9A)。この時電源検知信号発生回路図8BのPowerDOWNリセット回路において、ロウのlowlevelx信号がインバータ102の入力に加えられpdresetz信号は一時的にハイとなる。これによりスタータ回路(図5B)の動作よりnresetx信号がロウとなる。そうするとPowerDOWNリセット回路(図8B)のPchトランジスタ103が再びオンとなりpdresetz信号はロウに戻る。
上記動作をより詳しく述べる。電源電圧が低下すると、PowerDOWN検出回路(図4)の分割電圧に基づく電位が低下するが、そのNchトランジスタ26のしきい値に達していないので出力が論理レベルでハイを維持し、これにより3個のインバータ27、28,29を通ってロウのlowlevelx信号の出力が論理レベルではハイを維持し、電位は電源電圧をフォローして低下する。電源電圧が第1の電位まで下がったことを、Nchトランジスタ26が検出し、オフになるとセット状態の時には閉じているスイッチ36から電源電圧がノード32に供給され、インバータ27の入力がハイになるので、lowlevelx信号がロウに一時的に立ち下がる。lowlevelx信号が立ち下がるとPowerDOWNリセット回路(図8B)においてporlatchx信号はまだロウであるのでこのlowlevelx信号のロウ信号がNchパストランジスタ101とインバータ102を介してハイとなってpdresetz信号を一時的にハイレベルとする。このハイレベルによってスタータ回路(図5B)のスイッチがオンしてnrsetx信号がロウとなるのでpdresetz信号は再びロウに立ち下がる。一方ではlowlevelx信号はロウとなると、PowerONラッチ回路(図7)において、resetz信号はハイとなってNchトランジスタ83が導通するのでPowerONラッチ回路はリセット状態に戻る。これがPowerDOWN時のラッチの初期化である。さらにpdresetz信号がハイになることによりスタータ回路のの初期化も行われnrsetx信号がロウになったことがPowerON検出回路及びPowerDOWN検出回路及び電源検知信号発生回路に加えられこれらも同様に初期化される。
本発明は上記したようにリセット時において、パルス的にlowlevelx信号をロウにすることによって、ラッチ回路を含む電源検出回路内の全ての回路の初期化が早い時期に行うことができる。これによって挿抜動作が速くても対処可能となる。
次に図9Bを参照して説明する。
PowerON検出回路(図3)出力pondetz信号とPowerONラッチ回路(図7)の出力porlatchx信号について、(1)で示すように、電源投入直後はラッチ回路が初期状態(porlatchxが論理レベルでハイの状態)になるまでの間、出力(porlatchx信号)が不安定になる。このためラッチ回路の出力をそのままで電源検出回路の出力としてしまうと誤動作の原因となる。不安定な出力になるのは、ラッチ回路だけではなく、PowerON検出回路でも見られる。
次に電源検知信号生成回路の出力porz信号は、PowerONラッチ回路のporlatchxの反転信号であり、(2)で示すように、電源検知信号発生回路でラッチ回路の出力をそのまま出力に接続せず、電源投入時は動作が安定している。PowerDOWN検出回路の出力と論理をとってその出力を電源検出回路の出力として用いている。さらに電源投入時のノード状態を早い段階で確定させるために、スタータ回路で制御される信号nrsetxでノードの初期化を行っている。これにより、porz信号出力に浮きが見られない。
以上まとめると、ラッチ回路の初期化は電源投入時及びPowerDOWN時にPowerDOWN検出回路のPowerDOWN検知出力(lowlevelx信号)によって強制的に行う。
図10は図1に示した本発明のシステム構成図を別の表現で表したブロック図である。ただし、PowerON検出回路11及びスタータ回路15は同じブロック内に示している。
図11は図3に示したPowerON検出回路をより詳細に示したものである。ここで分圧抵抗はトランジスタ122、123、125により構成されており、スタータ回路からの出力信号(nrsetx)がそれぞれPchトランジスタ回路30、31のゲートに接続され、pondetz信号がゲートに加えられるPchトランジスタ36が及びpondetz信号の反転がゲートに加えられるNchトランジスタ35がそれぞれの電流パスのスイッチに相当する。
図12は図4に示したPowerDOWN検出回路をより具体的に示したものである。対応する素子には図4と同じ番号を付して説明を省略する。
さらに、本発明の他の実施形態としてパワーオンリセット信号発生回路からの出力(パワーオンリセット信号)をPowerON検出回路/PowerDOWN検出回路のスイッチの制御に用いることができる。
本発明の回路構成(図8A)であれば、電源検知信号生成回路の出力(porz)はほとんど浮かないので、この信号をPowerON検出回路/PowerDOWN検出回路のスイッチに用いるとより安定した回路動作が期待できる。
この電源検知信号生成回路の出力(porz)をスイッチの制御に使った場合のブロック図を図13に示す。
(付記1)
第1の電源検出レベルを検出して検出信号を生成するPowerDOWN検出回路及び前記第1電源検出レベルより高い第2の電源検出レベルを検出して検出信号を生成するPowerON検出回路を具え、前記PowerDOWN回路の検出信号に応答して回路内のラッチの初期化を行うことを特徴とする電源検出回路。
(付記2)
PowerON検出回路とPowerDOWN検出回路との内部に電流パスを遮断する手段を具え、前記PowerON検出回路で生成される検出信号により該遮断手段を制御することを特徴とする付記1記載の電源検出回路。
(付記3)
PowerON検出回路とPowerDOWN検出回路との内部に電流パスを遮断する手段と、
PowerDOWN検出回路からの検出信号を受ける電源検知信号生成回路とを備え、
該電源検知信号生成回路により生成される電源検出回路の状態を示す信号により前記スイッチを制御する付記1記載の電源検出回路。
(付記4)
前記PowerDOWN検出回路及び前記PowerON検出回路は高電位側にダイオード接続された第1導電型トランジスタ、GND側にダイオード接続された第2導電型トランジスタを具え、その両トランジスタの間に分圧電圧を出力するための素子を具えることを特徴とする付記1記載の電源検出回路。
(付記5)
スタータ回路を具備し、該スタータ回路はそのGND側にスイッチを具え、前記スイッチを前記PowerDOWN検出回路の検出信号により制御して少なくとも前記PowerDOWN検出回路と前記PowerON検出回路の初期化を行うことを特徴とする付記1記載の電源検出回路。
(付記6)
前記PowerON検出回路及びPowerDOWN検出回路は、第1導電型トランジスタを具備し、前記スタータ回路のスイッチをオンさせることにより、前記トランジスタを導通させて前記初期化を行うことを特徴とする付記5記載の電源検出回路。
(付記7)
PowerDOWN検出回路からの検出信号を受ける電源検知信号生成回路を具備し、該電源検知信号生成回路により生成されるPowerDOWNリセット信号により前記スイッチを制御する付記5記載の電源検出回路。
(付記8)
前記電源検知信号生成回路部は、入力部において、前記PowerONラッチ回路の出力信号とPowerDOWN検出回路の出力であって電源投入時よりロウレベルが確定している信号と論理をとる手段を設け、ラッチ回路が確定するまでの間の電源検知信号を安定させることを特徴とする付記7記載の電源検出回路。
(付記9)
前記スタータは、第1の電源に接続された抵抗と、抵抗と第2の電源の間に接続されたキャパシタと、該抵抗とキャパシタの端子に接続されPowerON検出回路及びPowerDOWN検出回路の動作を開始させるための信号を送出する出力手段と、該出力手段と接地間に設けられ、前記PowerDOWNリセット信号を受けるスイッチとからなることを特徴とする付記7記載の電源検出回路。
(付記10)
前記PowerON検出回路から出力されるPowerON検出回路の検出信号を受けて状態の遷移を行うPowerONラッチ回路を具備することを特徴とする請求項1あるいは付記2記載の電源検出回路。
(付記11)
前記ラッチ回路は、入力部において、PowerON検出回路の出力(pondetz)をPowerDOWN検出回路の出力(lowlevelx)との論理処理を行うことでラッチ回路の動作安定性を向上させることを特徴とする付記10記載の電源検出回路。
(付記12)
前記ラッチ回路はPowerDOWN検出回路の出力(lowlevelx)による制御されるリセット端子とPowerON検出回路の出力(pondetz)とにより制御されるセット端子を有することを特徴とする付記10記載の電源検出回路。
(付記13)
前記lowlevelx信号による前記ラッチの初期化は、電源投入時及びPowerDOWN時に行うことを特徴とする付記10記載の電源検出回路。
(付記14)
第1の電源検出レベルを検出して検出信号を生成するPowerDOWN検出回路及び前記第1電源検出レベルより高い第2の電源検出レベルを検出して検出信号を生成するPowerON検出回路を具え、前記PowerDOWN回路の検出信号に応答して回路内のラッチの初期化をPowerON検出回路の出力が第2の電位に達する前からPowerDOWN検出回路に電荷を蓄積することにより、強制的に行うことを特徴とする電源検出回路。
本発明の一実施形態の電源検出回路のシステム構成図である。 検知回路の一実施形態の回路図である。 PowerON検出回路の一実施形態の回路図である。 PowerDOWN検出回路の一実施形態の回路図である。 従来のスタータ回路を示す図である。 本発明のスタータ回路の一実施形態を示すものである。 本発明の電源検出回路の動作の流れと各回路の状態を示す図 PowerONラッチ回路の一実施形態の回路図である。 電源信号生成回路のPowerONリセット回路の回路図である。 電源検知生成回路のPowerDOWNリセット回路の回路図である。 本発明の電源検出回路の各回路部分の信号の動きを示すタイムチャートである。 本発明の電源検出回路の各回路部分の信号の動きを示すタイムチャートである。 本発明の電源検出回路のブロック図である。 PowerON検出回路の一実施形態の具体的回路図である。 PowerDOWN検出回路の一実施形態の具体的回路図である。 本発明の電源検出回路の他の実施形態のブロック図である。 従来の電源検出回路のシステム構成図である。
符号の説明
11 PowerON検出回路
12 PowerONラッチ回路
13 PowerDOWN検出回路
14 電源検知信号生成回路
15 スタータ回路

Claims (10)

  1. 第1の電源検出レベルを検出して検出信号を生成するPowerDOWN検出回路と、
    前記第1電源検出レベルより高い第2の電源検出レベルを検出して検出信号を生成するPowerON検出回路と、
    前記PowerON検出回路の検出信号に応じて、セット状態またはリセット状態を示す信号を出力するPowerONラッチ回路と、
    を具え、
    前記PowerDOWN回路の検出信号に応答して前記PowerONラッチ回路の初期化を行うことを特徴とする電源検出回路。
  2. PowerON検出回路とPowerDOWN検出回路との内部に電流パスを遮断する遮断手段を具え、前記PowerON検出回路で生成される検出信号により該遮断手段を制御することを特徴とする請求項1記載の電源検出回路。
  3. PowerON検出回路とPowerDOWN検出回路との内部に電流パスを遮断する遮断手段と、
    PowerDOWN検出回路からの検出信号を受ける電源検知信号生成回路とを備え、
    該電源検知信号生成回路により生成される電源検出回路の状態を示す信号により前記遮断手段を制御する請求項1記載の電源検出回路。
  4. 前記PowerDOWN検出回路及び前記PowerON検出回路は高電位側にダイオード接続された第1導電型トランジスタ、GND側にダイオード接続された第2導電型トランジスタを具え、その両トランジスタの間に分圧電圧を出力するための素子を具えることを特徴とする請求項2記載の電源検出回路。
  5. スタータ回路を具備し、該スタータ回路はそのGND側にスイッチを具え、前記スイッチを前記PowerDOWN検出回路の検出信号により制御して少なくとも前記PowerDOWN検出回路と前記PowerON検出回路の初期化を行うことを特徴とする請求項1記載の電源検出回路。
  6. 前記PowerON検出回路及びPowerDOWN検出回路は、第1導電型トランジスタを具備し、前記スタータ回路のスイッチをオンさせることにより、前記トランジスタを導通させて前記初期化を行うことを特徴とする請求項5記載の電源検出回路。
  7. PowerDOWN検出回路からの検出信号を受ける電源検知信号生成回路を具備し、該電源検知信号生成回路により生成されるPowerDOWNリセット信号により前記スイッチを制御する請求項5記載の電源検出回路。
  8. 前記電源検知信号生成回路部は、入力部において、前記PowerONラッチ回路の出力信号とPowerDOWN検出回路の出力であって電源投入時よりロウレベルが確定している信号と論理をとる手段を設け、ラッチ回路が確定するまでの間の電源検知信号を安定させることを特徴とする請求項7記載の電源検出回路。
  9. 前記スタータは、第1の電源に接続された抵抗と、抵抗と第2の電源の間に接続されたキャパシタと、該抵抗とキャパシタの端子に接続されPowerON検出回路及びPowerDOWN検出回路の動作を開始させるための信号を送出する出力手段と、該出力手段と接地間に設けられ、前記PowerDOWNリセット信号を受けるスイッチとからなることを特徴とする請求項7記載の電源検出回路。
  10. 前記PowerON検出回路から出力されるPowerON検出回路の検出信号を受けて状態の遷移を行うPowerONラッチ回路を具備することを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の電源検出回路。
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