JP2014183431A - アナログ出力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源の立ち上がり時の動作不安定時に外部への出力を停止して、外部負荷が誤動作するなどの不具合発生を確実に防止したアナログ出力装置を提供する。
【解決手段】デジタル信号をアナログ信号に変換して出力するD/A変換装置1と、このD/A変換装置1から出力されたアナログ信号を増幅する演算増幅回路2と、D/A変換装置1と演算増幅回路2への電源供給用の電源装置4〜6とを備えるとともに、演算増幅回路2の出力端に、電源装置4〜6の電源電圧を監視し当該電源装置の電圧が安定した状態に立ち上がるまでの間、演算増幅回路2からのアナログ信号出力を停止する出力停止回路11を設けている。
【選択図】図1

Description

この発明は、デジタル信号入力をアナログ信号に変換して出力するアナログ出力装置に関するものである。
従来から、例えば産業用プラントなどの制御を行う制御システムにおいては、D/A変換装置や演算増幅器を使用し、制御用のデジタル信号を指定された電圧のアナログ信号に変換して制御対象となる外部負荷に出力するアナログ出力装置が広く採用されている(例えば、下記の特許文献1参照)。
特開平10−149216号公報
このようなアナログ出力装置においては、電源がONされた後、電源供給装置から安定した電源電圧が各装置に供給されるまでの間の電源の立ち上がり時に、本来は外部出力が0V出力(無出力)となるべきものが、装置内部の回路の動作不安定のために外部に異常な信号が出力されてしまい、その結果、本装置に接続された外部負荷となる別装置が誤動作を起こすなどの問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、電源の立ち上がり時の動作不安定時には、ある程度まで電源電圧が上昇して動作が安定するまでの間は外部への出力を停止して、外部負荷が誤動作するなどの不具合発生を確実に防止することができて信頼性を向上させたアナログ出力装置を得ることを目的とする。
この発明に係るアナログ出力装置は、デジタル信号をアナログ信号に変換して出力するD/A変換装置と、上記D/A変換装置から出力された上記アナログ信号を増幅する演算増幅回路と、上記D/A変換装置および上記演算増幅回路への電源供給用の電源装置とを備えたものにおいて、上記演算増幅回路の出力端に、上記電源装置の電源電圧を監視し当該電源電圧が安定した状態に立ち上がるまでの間、上記演算増幅回路からアナログ信号出力を停止する出力停止回路を設けたことを特徴としている。
また、この発明に係るアナログ出力装置は、デジタル信号をアナログ信号に変換して出力するD/A変換装置と、上記D/A変換装置から出力された上記アナログ信号を増幅する演算増幅回路と、上記D/A変換装置および上記演算増幅回路への電源供給用の電源装置とを備えたものにおいて、上記電源装置から上記演算増幅回路への電源供給を、上記電源装置の電源電圧が安定した状態に立ち上がるまでの時間分だけ遅延させる電源供給遅延回路を設けたことを特徴としている。
この発明のアナログ出力装置によれば、電源の立ち上がり時の動作不安定時には、ある程度まで電源電圧が上昇して動作が安定するまでの間は外部への出力を停止することができるので、外部負荷が誤動作するなどの不具合発生を確実に防止することができ、従来よりも信頼性を向上させることが可能となる。
この発明の実施の形態1におけるアナログ出力装置の全体を示す構成図である。 同装置が備える出力停止回路の具体的な構成を示す回路図である。 この発明の実施の形態2におけるアナログ出力装置が備える出力停止回路の構成を示す回路図である。 この発明の実施の形態3におけるアナログ出力装置が備える出力停止回路の構成を示す回路図である。 この発明の実施の形態4におけるアナログ出力装置が備える出力停止回路の構成を示す回路図である。 この発明の実施の形態5におけるアナログ出力装置の全体を示す構成図である。 同装置が備える電源供給遅延回路の具体的な構成を示す回路図である。
この実施の形態では、この発明を産業用プラントなどの制御を行う制御システムに適用した場合について説明するが、この発明はこのような場合に限定されるものではない。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるアナログ出力装置の全体を示す構成図、図2は同装置が備える出力停止回路の具体的な構成を示す回路図である。
この実施の形態1のアナログ出力装置は、デジタル信号をアナログ信号に変換して出力するD/A変換装置1と、このD/A変換装置1から出力されたアナログ信号を増幅して外部負荷3へ出力する演算増幅回路2とを備えるとともに、主電源供給装置4、負電源供給装置5、および基準電圧生成装置6を有する。さらに、この実施の形態1の特徴として、演算増幅回路2の出力端に出力停止回路11が設けられている。なお、この出力停止回路11の具体的な構成と動作については、後で詳述する。
主電源供給装置4は、D/A変換装置1及び演算増幅回路2に対して動作用の正電圧電源となる電源を供給する。負電源供給装置5は、主電源供給装置4からの電源供給を受けて演算増幅回路2に対して動作用の負電圧電源となる電源を供給する。基準電圧生成装置6は、主電源供給装置4からの電源供給を受けてD/A変換装置1の基準電圧を生成する。そして、上記の主電源供給装置4、負電源供給装置5、および基準電圧生成装置6が特許請求の範囲における電源装置に対応している。
上記のD/A変換装置1は、ここでは比較的安価な正電圧のみを出力するユニポーラ構成のもので、その動作電源は主電源供給装置4により、また、その変換基準となる基準電圧は基準電圧生成装置6によりそれぞれ与えられている。演算増幅回路2は、演算増幅器で構成された第1の反転増幅器Amp1、第2の反転増幅器Amp2を有する。そして、両反転増幅器Amp1、Amp2の正電源は主電源供給装置4により、また、反転増幅器Amp1、Amp2の負電源は負電源供給装置5によりそれぞれ生成されて供給されている。
ここで、外部負荷3の制御用のデジタル信号は、D/A変換装置1に入力されて指定された電圧のアナログ信号に変換される。D/A変換装置1から出力されたアナログ信号は入力抵抗R1を介して第1の反転増幅器Amp1に入力される。
第1の反転増幅器Amp1は、この入力されたアナログ信号を入力抵抗R1と帰還抵抗R2との比により決まる大きさの電圧をもつアナログ信号に反転増幅して出力する。したがって、この第1の反転増幅器Amp1のアナログ信号は負電圧として出力される。この第1の反転増幅器Amp1から出力された負電圧のアナログ信号は、入力抵抗R3を介して次段の第2の反転増幅器Amp2に入力される。
第2の反転増幅器Amp2は、この入力されたアナログ信号を入力抵抗R3と帰還抵抗R4との比、および主電源供給装置4から抵抗R5を介して供給される正電圧とによって決まる大きさをもつアナログ信号に反転増幅して出力する。したがって、この第2の反転増幅器Amp2のアナログ信号は正電圧に戻されて出力される。この第2の反転増幅器Amp2から出力された正電圧のアナログ信号は、外部出力ライン8を通じて例えば各種の制御機器などの外部負荷3に出力される。
なお、演算増幅回路2について、第1、第2の反転増幅器Amp1,Amp2を備えるとともに、入力抵抗R3、帰還抵抗R4、および第2の反転増幅器Amp2の入力部との共通接続点10に対し、さらに主電源供給装置4を抵抗R5を介して接続した構成としているのは、外部負荷3に0Vを含めた正電圧のアナログ信号が確実に出力されるようにするためである。
出力停止回路11は、図1に示すように、電源の立ち上がり時の動作不安定時において外部に異常なアナログ信号が出力されて外部負荷3が誤動作するのを防ぐために、主電源供給装置4の電源電圧を監視して、電源電圧が安定した状態に立ち上がるまでの間、外部へのアナログ信号の出力を停止するものである。この出力停止回路11は、第2の反転増幅器Amp2の出力端と外部負荷3とを結ぶアナログ信号の外部出力ライン8の途中に設けられている。
次に、上記の出力停止回路11の具体的な構成について、図2を参照して説明する。
主電源供給装置4により生成される電源(正)の入力端に抵抗Raの一端が接続され、抵抗Raの他端には第1のスイッチング素子Qaのベースが接続されている。この第1のスイッチング素子Qaのコレクタは、主電源供給装置4により生成される電源(正)の入力端に抵抗Rbを介して接続され、エミッタは装置内の接地ライン9に接続されている。また、この第1のスイッチング素子Qaに並列してコンデンサCaが設けられ、このコンデンサCaの一端は抵抗Raとスイッチング素子Qaのベースとの接続点に、その他端が接地ライン9に接続されている。そして、上記の抵抗RaとコンデンサCaとで一定の時定数をもつCR回路が構成されており、このCR回路が特許請求の範囲における遅延回路に対応している。
また、抵抗Rbと第1のスイッチング素子Qaのコレクタとの接続点には第2のスイッチング素子Qbのベースが接続され、この第2のスイッチング素子Qbのコレクタは第2の反転増幅器Amp2の出力端に連なる外部出力ライン8に接続され、エミッタはスイッチング素子Qaと同様に装置内の接地ライン9に接続されている。また、第2のスイッチング素子Qbのコレクタ側と第2の反転増幅器Amp2の出力端との間の外部出力ライン8には抵抗Rcが挿入されている。
なお、上記の各スイッチング素子Qa,Qbは、ここではトランジスタを使用しているが、これに限らず、MOSFETやIGBTなどの他のスイッチング素子を適用することも可能である。
次に、図2に示した構成の出力停止回路11の動作について説明する。
外部からの指令に応じて主電源供給装置4が各部への電源供給を開始するが、その際の電源の立ち上がり時の動作不安定時において、第1のスイッチング素子Qaのベースの電圧は、抵抗RaとコンデンサCaで構成されたCR回路の時定数(C×R[s])分だけ電圧上昇が遅れる。このため、このスイッチング素子QaはONしない。一方、第2のスイッチング素子Qbのベース−エミッタ間には電源(正)と同様の電圧が印加されるため、このスイッチング素子QbがONしてコレクタ−エミッタ間が導通し、抵抗Rcを通ってスイッチング素子Qbに電流が流れる。その結果、外部出力ライン8は接地と同電位となり、外部へのアナログ信号出力が無効、すなわちアナログ信号の外部への出力が停止される。これにより、電源立ち上がり時に不安定な電圧のアナログ信号が外部に出力されるのを防ぐことができる。
主電源供給装置4の電源電圧が次第に上昇して、主電源供給装置4から安定した電源電圧が各部に供給されるようになると、第1のスイッチング素子Qaのベース電圧が上記の時定数分遅れて上昇して当該スイッチング素子QaがONするので、第1のスイッチング素子Qaのコレクタ側も接地と同電位になる。このため、第2のスイッチング素子Qbのベース電圧も接地と同電位となり、この第2のスイッチング素子QbはOFFとなる。このときから外部へのアナログ信号出力が有効、すなわちアナログ出力装置からアナログ信号が外部負荷3へ出力されることとなる。
具体例として、いま、主電源供給装置4から出力される電圧を5V、抵抗Raの抵抗値を10kΩ、コンデンサCaの容量を10μF、各スイッチング素子Qa、QbがONするときのベース−エミッタ間の電圧を0.6Vとした場合を考える。
主電源供給装置4が0.6Vになるまでは第1のスイッチング素子QaがOFF、第2のスイッチング素子QbがONになり、出力が無効の状態になる。第1のスイッチング素子Qaのベース電圧が0.6Vになるまでには、抵抗RaとコンデンサCaのCR時定数より約19msかかり(10[μF]×10[kΩ]/0.63×(0.6[V]/5[V])=19.048[ms])、その間は出力無効の状態が維持されることとなる。その後、第1のスイッチング素子Qaのベース電圧が0.6V以上となると、このスイッチング素子QaがONして第2のスイッチング素子QbがOFFとなり、外部出力が有効となる。
以上のように、この実施の形態1では、演算増幅回路2を構成する第2の反転増幅器Amp2の出力端側に、主電源供給装置4の電源電圧を監視して、ある程度まで電源電圧が上昇して動作が安定するまでの間は外部出力を停止する出力停止回路11を設けたので、電源立ち上がり時に不安定な電圧値をもつアナログ信号が不用意に外部出力されるのを防ぐことができ、信頼性を向上させたアナログ出力装置を得ることが可能となる。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2におけるアナログ出力装置が備える出力停止回路の構成を示す回路図であり、図2に示した構成と対応もしくは相当する構成部分には同一の符号を付す。
前述の実施の形態1の出力停止回路11では、主電源供給装置4から各部に供給される電源電圧を用いて、抵抗RaとコンデンサCaからなるCR回路によってCR時定数で第1のスイッチング素子QaのON/OFFを調整して演算増幅回路2の出力の有効/無効を操作している。しかし、この構成の場合、第1のスイッチング素子QaがONするベース電圧は一般的に低い(約0.6V)ため、主電源供給装置4の電源電圧の立ち上がりに時間がかかる場合には、時定数で遅らせても第1のスイッチング素子Qaが早めにON動作してしまい、不安定な状態の電圧をもつアナログ信号を外部に出力してしまう可能性がある。
そこで、この実施の形態2では、第1のスイッチング素子QaのON/OFFのタイミングを主電源供給装置4からの電源電圧を監視するのではなく、主電源供給装置4からの電源供給を受けて基準電圧生成装置6で生成される基準電圧を監視することによりスイッチング素子QaのON/OFFのタイミングを調整することで、不安定な状態の電圧をもつアナログ信号が外部に出力されないようにしたものである。
すなわち、この実施の形態2の出力停止回路11において、2つのスイッチング素子Qa,Qbの2段構成で外部出力の有効/無効を操作する点は実施の形態1と同様であるが、実施の形態1との違いは、基準電圧生成装置6で生成される基準電圧の入力端と接地ライン9との間に2つの分圧用の抵抗Rd,Reが直列に接続されて分圧回路が構成され、両抵抗Rd,Reの接続点に第1のスイッチング素子Qaのベースが接続されていることである。その他の部品の接地箇所および接続構成は図2に示した実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
次に、図3に示した構成の出力停止回路11の動作について説明する。
各スイッチング素子Qa、Qbは、実施の形態1の場合と同様の動作で外部へのアナログ信号の出力の有効/無効を操作するが、第1のスイッチング素子Qaの動作条件が実施の形態1と異なっている。
すなわち、第1のスイッチング素子Qaは、基準電圧がある程度上昇するまではOFFの状態を保っており、このため第2のスイッチング素子QbはON状態、つまり外部出力を無効状態とする。
基準電圧生成装置6で生成される基準電圧が次第に上昇して、第1のスイッチング素子Qaのベース電圧が両抵抗Rd,Reの分圧比で決まる所定の値に達すると、当該スイッチング素子QaがONし、これに伴い、第2のスイッチング素子QbをOFF状態、つまり外部出力を有効状態とする。
第1のスイッチング素子QaがONするタイミングは、両抵抗Rd,Reの分圧比により決定されるため、両抵抗Rd,Reの値を変化させることで、外部出力を無効/有効にするタイミングを調整することができる。基準電圧は、基準電圧生成装置6から生成されており、この基準電圧生成装置6の電源は主電源供給装置4から供給されるため、基準電圧生成装置6で生成される基準電圧が、主電源供給装置4で生成される電源電圧よりも早く立ち上がることはなく、したがって、主電源供給装置4で生成される電源電圧が安定化した後に外部へのアナログ信号出力を有効にすることが可能である。
また、装置の電源がOFFにされた場合、主電源供給装置4と基準電圧生成装置6の電圧は略同じ速度で低下するが、第1のスイッチング素子Qaのベース電圧は両抵抗Rd,Reの分圧比で決まる分だけ、第2のスイッチング素子Qbのベース電圧よりも早く小さくなるので、第1のスイッチング素子Qaが先ずOFFになって第2のスイッチング素子QbがONになり、演算増幅回路2の出力が無効になる。すなわち、主電源供給装置4で生成される電源電圧が第2のスイッチング素子QbがOFFするベース電圧に下がるまで、外部へのアナログ信号出力を無効状態にすることができる。よって、電源の立ち下がり時の不安定な状態の際にも、外部へのアナログ信号出力を停止することが可能となる。
以上のように、この実施の形態2では、出力停止回路11において、基準電圧生成装置6で生成される基準電圧を監視することにより第1、第2のスイッチング素子Qa,QbのON/OFFのタイミングを調整することで、不安定な状態の電圧をもつアナログ信号が外部に出力されないようにしたので、主電源供給装置4の電源電圧の立ち上がりに時間がかかる場合でも、電源立ち上がり時に不安定な電圧値をもつアナログ信号が外部出力されるのを防ぐことができ、信頼性を向上させたアナログ出力装置を得ることが可能となる。さらに、電源の立ち上がり時だけでなく、電源の立ち下がり時にも外部への不用意なアナログ信号が出力されるのを停止することが可能となる。
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3におけるアナログ出力装置が備える出力停止回路11の構成を示す回路図であり、図2に示した構成と対応もしくは相当する構成部分には同一の符号を付す。
上記実施の形態1、2では、主電源供給装置4の電源電圧の立ち上がりや、基準電圧生成装置6で生成される基準電圧の立ち上がりに応じて、第1のスイッチング素子QaをONさせるようにしているが、第1のスイッチング素子QaをONさせるベース電圧の値にはある程度のばらつきがあるため、どのタイミングで第1のスイッチング素子QaをONさせて外部出力を停止するかは大まかにしか分からない。
そこで、この実施の形態3では、第1のスイッチング素子QaのON/OFFの切り替にシュミットトリガ回路7を使用することにより、外部へのアナログ信号出力が停止される、あるいは有効となるタイミングをより精密に決定することができるようにしたものである。
すなわち、この実施の形態3の出力停止回路11において、2つのスイッチング素子Qa,Qbの2段構成で外部出力の有効/無効を操作する点や、基準電圧生成装置6で生成される基準電圧の入力端と接地ライン9との間に2つの分圧用の抵抗Rd,Reが直列に接続されて分圧回路が構成されている点は実施の形態2と同様である。実施の形態2との違いは、分圧用の両抵抗Rd,Reの接続点と第1のスイッチング素子Qaのベースとの間にシュミットトリガ回路7が設けられていることである。その他の部品の接地箇所および接続構成は図3に示した実施の形態2の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
このシュミットトリガ回路7は、ヒステリシス特性をもたせるために高低2つのしきい値を有し、高いしきい値を超える電圧が入力された場合には第1のスイッチング素子QaがONするベース電圧よりも高い値のハイレベルの信号を出力する一方、低いしきい値を低下する電圧が入力された場合には第1のスイッチング素子QaがOFFするベース電圧よりも低い値のローレベルの信号を出力する。
次に、図4に示した構成の出力停止回路11の動作について説明する。
この出力停止回路11の基本的な動作は実施の形態2の場合と同様であるが、シュミットトリガ回路7を挿入することにより、第1のスイッチング素子QaのON/OFFのタイミングが変化する。すなわち、基準電圧生成装置6で生成される基準電圧に基づいて両抵抗Rd,Reの分圧比で与えられる電圧が、シュミットトリガ回路7の高いしきい値を超えない限り、第1のスイッチング素子QaはOFFで、第2のスイッチング素子QbがONするため、外部へのアナログ信号出力の無効状態が維持されている。
そして、両抵抗Rd,Reの分圧比で与えられる電圧がシュミットトリガ回路7の高いしきい値を超えると、シュミットトリガ回路7により第1のスイッチング素子Qaのベースにかかる電圧は瞬間的に上昇し、スイッチング素子QaがONとなる。これに伴い、第2のスイッチング素子QbがOFFし、外部へのアナログ信号出力が有効となる。
電源の立ち下がり時の場合も同様に、基準電圧生成装置6で生成される基準電圧に基づいて両抵抗Rd,Reの分圧比で与えられる電圧が、シュミットトリガ回路7の低いしきい値を超えると、シュミットトリガ回路7により第1のスイッチング素子Qaのベースにかかる電圧は瞬間的に低下し、スイッチング素子QaがOFFとなる。これに伴い、第2のスイッチング素子QbがONし、主電源供給装置4の電源電圧が下がるまで外部出力が停止される。
以上のように、この実施の形態3では、出力停止回路11において、第1のスイッチング素子Qaのベース電圧を瞬間的に切り替えることができるシュミットトリガ回路7を設けたので、外部へのアナログ信号出力を有効/無効とするタイミングを、実施の形態2のように分圧抵抗Rd,Reの分圧比だけで決定する場合よりも、より一層精度良く決定することができる。
実施の形態4.
図5はこの発明の実施の形態4におけるアナログ出力装置が備える出力停止回路11の構成を示す回路図であり、実施の形態2(図2)に示した構成と対応もしくは相当する構成部分には同一の符号を付す。
上記の実施の形態2では、主電源供給装置4から各部に供給される電源電圧が大方安定するまでアナログ信号出力を停止できるように、基準電圧生成装置6で生成される基準電圧を監視して外部へのアナログ信号出力を停止させるようにしている。しかし、基準電圧の立ち上がりに要する時間が、主電源供給装置4の電源電圧の立ち上がりに要する時間と大差がない場合には、主電源供給装置4の電源電圧が安定化する前に、第1のスイッチング素子Qaがオンして不安定な電圧値をもつアナログ信号が外部に出力され始めてしまう可能性がある。
そこで、この実施の形態4では、実施の形態1(図2)の構成と実施の形態2(図3)の構成とを組み合わせることにより、外部出力停止の時間を延長できるようにしたものである。
すなわち、この実施の形態4の出力停止回路11において、実施の形態2と異なる点は、基準電圧生成装置6で生成される基準電圧の入力端と接地ライン9との間に直列接続された2つの分圧用の抵抗Rd,Reの接続点と第1のスイッチング素子Qaのベースとの間を接続するラインに、コンデンサCaの一端が接続され、コンデンサCaの他端が接地ライン9に接続されていることである。そして、両抵抗Rd,ReとコンデンサCaとで一定の時定数をもつCR回路が構成されており、このCR回路が特許請求の範囲における遅延回路に対応している。したがって、第1のスイッチング素子Qaのベースの電圧はCR回路の時定数分だけ電圧上昇が遅れるので、両抵抗Rd,ReおよびコンデンサCaの定数変更により、第1のスイッチング素子QaがON/OFFする時間を変更することが可能である。
このように、CR時定数の時間分だけ第1のスイッチング素子Qaのベース電圧の変化を遅らせることができ、その結果、第2のスイッチング素子QbがOFFになる時間を遅らせることができるので、実施の形態2の場合よりも長時間にわたって外部へのアナログ信号出力を停止しておくことができる。また、電源の立ち上がり時だけでなく、電源の立ち下がり時にも、主電源供給装置4で生成される電源電圧が第2のスイッチング素子QbがOFFするベース電圧に下がるまで、先に第1のスイッチング素子QaをOFFにして外部へのアナログ信号出力を無効状態にすることができる。
以上のように、この実施の形態4では、出力停止回路11において、第1のスイッチング素子Qaのベース側に抵抗Rd,Reに加えてコンデンサCaを配置することで、外部へのアナログ信号出力を有効/無効とするタイミングを、実施の形態2のように分圧抵抗Rd,Reの分圧比のみで決定する場合よりも更に容易に調整することができる。これにより、電源立ち上がり時に不安定な電圧値をもつアナログ信号が外部出力されるのをより確実に防ぐことができ、信頼性を向上させたアナログ出力装置を得ることが可能となる。さらに、電源の立ち上がり時だけでなく、電源の立ち下がり時にも外部への不用意なアナログ信号が出力されるのを停止する時間を容易に調整することができる。
実施の形態5.
図6はこの発明の実施の形態5におけるアナログ出力装置の全体を示す構成図、図7は同装置が備える電源供給遅延回路の具体的な構成を示す回路図であり、図1および図3に示した実施の形態1、2と対応もしくは相当する構成部分には同一の符号を付す。
上記の各実施の形態1〜4では、反転増幅器Amp2の出力端側の外部出力ライン8の途中に出力停止回路11を設置して各電源の立ち上がりを監視し、電源電圧が安定するまで外部負荷3へのアナログ信号出力を停止するようにしているが、外部出力ライン8を通じてノイズが混入すると、出力停止回路11のスイッチング素子Qa,Qb等が破壊される可能性がある。
そこで、この実施の形態5では、出力停止回路11を設ける代わりに、演算増幅回路2の最終出力端となる第2の反転増幅器Amp2の動作用の正電源と負電源の電源供給路に対して電源供給遅延回路12を接続することにより、当該反転増幅器Amp2の電源供給をアナログ出力装置内の他の装置4,5,6への電源供給よりも予め設定された時間分だけ遅らせることにより、他の装置4,5,6の動作が安定するまで第2の反転増幅器Amp2の動作を停止し、これによって、外部へ不安定な電圧値をもつアナログ信号が出力されるのを防止するようにしたものである。
すなわち、この実施の形態5の電源供給遅延回路12は、実施の形態2(図3)で示した出力停止回路11と基本的に同じ構成のものであり、第2の反転増幅器Amp2について、主電源供給装置4から抵抗Rf1を介して入力される正電源の入力端と、負電源供給装置5から抵抗Rf2を介して入力される負電源の入力端のそれぞれに第2のスイッチング素子Qbのコレクタが共通して接続されている。
したがって、この実施の形態5において、電源供給遅延回路12は、電源の立ち上がり時に第1、第2のスイッチング素子Qa,Qbが実施の形態2で説明した場合と同様に動作して、電源投入時から一定期間にわたって、第2のスイッチング素子QbがONするため、第2の反転増幅器Amp2に正負の各電源が供給されるのが遅延される。これにより、当該反転増幅器Amp2の動作が停止し、外部へのアナログ信号出力を無効にする。基準電圧生成装置6で生成される基準電圧が次第に上昇して所定の値に達して安定化すると、第2のスイッチング素子QbがOFFし、正負の各電源が同じタイミングで第2の反転増幅器Amp2に供給されるので、当該反転増幅器Amp2の出力が有効となる。
なお、第2の反転増幅器Amp2に正負の各電源が供給されるときには、既に各装置4,5,6の出力電圧はいずれもほぼ安定した状態となっているため、第2の反転増幅器Amp2への正負の各電源供給が開始された後は、不安定な電圧値をもつアナログ信号が外部に出力されることはない。
以上のように、この実施の形態5では、第2の反転増幅器Amp2の正負の各電源の入力端に電源供給遅延回路12を接続し、装置内の電源装置4,5,6がある程度上昇するまで、演算増幅回路2の最終出力端となる第2の反転増幅器Amp2への電源供給を遅らせることにより、電源立ち上がり時に不安定な電圧値をもつアナログ信号が外部出力されるのを防ぐことができるので、信頼性を向上させたアナログ出力装置を得ることが可能となる。
なお、この実施の形態5において、電源供給遅延回路12は、実施の形態2(図3)で示した出力停止回路11と基本的に同じ構成のものであったが、これに限らず、実施の形態3(図4)に示した出力停止回路11、あるいは実施の形態4(図5)に示した出力停止回路11と基本的に同じ構成のものを採用することが可能である。
この発明は上記の各実施の形態1〜5の構成のみに限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲において、各実施の形態1〜5の構成を適宜に組み合わせたり、各実施の形態1〜5の構成について変形を加えたり、省略することが可能である。
1 D/A変換装置、2 演算増幅回路、3 外部負荷、
Amp1 第1の反転増幅器、Amp2 第2の反転増幅器、4 主電源供給装置、
5 負電源供給装置、6 基準電圧生成装置、7 シュミットトリガ回路、
8 外部出力ライン、9 接地ライン、11 出力停止回路、12 電源供給遅延回路、Qa 第1のスイッチング素子、Qb 第2のスイッチング素子、Ca コンデンサ、
R1〜R5,Ra〜Re,Rf1,Rf2 抵抗。

Claims (6)

  1. デジタル信号をアナログ信号に変換して出力するD/A変換装置と、上記D/A変換装置から出力された上記アナログ信号を増幅する演算増幅回路と、上記D/A変換装置および上記演算増幅回路への電源供給用の電源装置とを備えたアナログ出力装置において、
    上記演算増幅回路の出力端に、上記電源装置の電源電圧を監視し当該電源電圧が安定した状態に立ち上がるまでの間、上記演算増幅回路からアナログ信号出力を停止する出力停止回路を設けたことを特徴とするアナログ出力装置。
  2. 上記電源装置は、上記D/A変換装置と上記演算増幅回路に動作用の電源を供給する主電源供給装置を備え、
    上記出力停止回路は、上記主電源供給装置で発生される電圧のレベル変化を遅延させる抵抗とコンデンサとからなる遅延回路と、この遅延回路の電圧変化に応じてON/OFFする第1のスイッチング素子と、上記演算増幅回路の出力端と接地ラインとの間に設けられて上記第1のスイッチング素子のON/OFF動作に応じこのON/OFFとは反転したON/OFF動作をする第2のスイッチング素子とを備えることを特徴とする請求項1に記載のアナログ出力装置。
  3. 上記電源装置は、上記D/A変換装置と上記演算増幅回路に動作用の電源を供給する主電源供給装置と、この主電源供給装置の電源供給を受けて上記D/A変換装置の基準電圧を発生する基準電圧生成装置とを備え、
    上記出力停止回路は、上記基準電圧生成装置で発生される基準電圧を分圧する分圧回路と、この分圧回路の電圧変化に応じてON/OFFする第1のスイッチング素子と、上記演算増幅回路の出力端と接地ラインとの間に設けられて上記第1のスイッチング素子のON/OFF動作に応じこのON/OFFとは反転したON/OFF動作をする第2のスイッチング素子とを備えることを特徴とする請求項1に記載のアナログ出力装置。
  4. 上記分圧回路と上記第1のスイッチング素子との間にヒステリシス特性を有するシュミットトリガ回路が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のアナログ出力装置。
  5. 上記分圧回路にコンデンサが接続されて上記基準電圧のレベル変化を遅延させる遅延回路が構成されていることを特徴とする請求項3に記載のアナログ出力装置。
  6. デジタル信号をアナログ信号に変換して出力するD/A変換装置と、上記D/A変換装置から出力された上記アナログ信号を増幅する演算増幅回路と、上記D/A変換装置および上記演算増幅回路への電源供給用の電源装置とを備えたアナログ出力装置において、
    上記電源装置から上記演算増幅回路への電源供給を、上記電源装置の電源電圧が安定した状態に立ち上がるまでの時間分だけ遅延させる電源供給遅延回路を設けたことを特徴とするアナログ出力装置。
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