JPH09162712A - 電源投入検出回路 - Google Patents

電源投入検出回路

Info

Publication number
JPH09162712A
JPH09162712A JP7318314A JP31831495A JPH09162712A JP H09162712 A JPH09162712 A JP H09162712A JP 7318314 A JP7318314 A JP 7318314A JP 31831495 A JP31831495 A JP 31831495A JP H09162712 A JPH09162712 A JP H09162712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
power supply
reference voltage
level
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7318314A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Ikeda
紳一郎 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu VLSI Ltd, Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu VLSI Ltd
Priority to JP7318314A priority Critical patent/JPH09162712A/ja
Publication of JPH09162712A publication Critical patent/JPH09162712A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電源投入を検出した出力信号を高速に出力可能
としながら、消費電力を低減し得る電源投入検出回路を
提供する。 【解決手段】基準電圧生成回路11では、高電位側電源
Vccと低電位側電源GNDとの間に設けられ、電源電圧
を分圧した基準電圧Vref が生成される。出力回路14
は、高電位側電源Vccと低電位側電源GNDとの間に、
負荷素子15と、基準電圧Vref が一定レベル以上とな
ったとき導通するスイッチ回路16とが直列に接続さ
れ、負荷素子15とスイッチ回路16との接続点から出
力信号OUTが出力される。基準電圧生成回路11に
は、電源電圧が定常レベルに達したときに入力される制
御信号φに基づいて、該基準電圧生成回路11への電源
Vccの供給を遮断するスイッチ回路17が備えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置への
電源投入を検出する電源投入検出回路に関するものであ
る。
【0002】半導体装置では、電源の投入時に特定の内
部回路の活性化や不活性化を図る必要がある場合があ
る。このような半導体装置では、電源の投入に基づいて
所定の信号を出力する電源投入検出回路が搭載され、電
源投入検出回路の出力信号に基づいて、前述の活性化動
作あるいは不活性化動作が行われている。
【0003】
【従来の技術】電源投入検出回路の従来例を図5に示
す。電源VccとグランドGNDとの間には抵抗R1,R
2が直列に接続され、その抵抗R1,R2の接続点であ
るノードN1から、電源Vccを抵抗R1,R2で分圧し
た基準電圧Vref が出力される。
【0004】前記ノードN1は、NチャネルMOSトラ
ンジスタTr1のゲート及びドレインに接続される。前記
トランジスタTr1のソースは電源Vccに接続される。前
記ノードN1は、NチャネルMOSトランジスタTr2の
ゲートに接続され、そのトランジスタTr2のドレインは
抵抗R3を介して電源Vccに接続され、ソースはグラン
ドGNDに接続される。前記トランジスタTr2のオン抵
抗値は、抵抗R3の抵抗値より十分小さく設定される。
そして、前記トランジスタTr2のドレインから出力信号
OUTが出力される。
【0005】図6に示す電源投入回路は、前記抵抗R
1,R2を、電源の投入に基づいてオンされるPチャネ
ルMOSトランジスタTr3及びNチャネルMOSトラン
ジスタTr4に置き換えたものである。
【0006】前記トランジスタTr3,Tr4は、前記抵抗
R1,R2と同様に動作し、両トランジスタTr3,Tr4
のドレインであるノードN1から、電源Vccを両トラン
ジスタTr3,Tr4のオン抵抗値で分圧した基準電圧Vre
f が出力される。
【0007】このように構成された電源投入検出回路の
動作を図7に従って説明する。電源の投入に基づいて、
電源Vccレベルが一定の傾きで立ち上がると、基準電圧
Vref は、抵抗R1,R2あるいはトランジスタTr3,
Tr4の分圧比に基づいて、電源Vccの立ち上がりの傾き
より緩やかな傾きで立ち上がる。
【0008】基準電圧Vref がトランジスタTr2のしき
い値を越えるまでは、出力信号OUTは電源Vccレベル
の立ち上がりと同じ傾きで立ち上がる。基準電圧Vref
がトランジスタTr2のしきい値を越えると、同トランジ
スタTr2がオンされて、出力信号OUTはグランドGN
Dレベルまで低下する。
【0009】このような動作により、この電源投入検出
回路は、電源の投入に基づいて、電源Vccレベルが一定
レベルまで上昇したとき、出力信号OUTがHレベルか
らLレベルに立ち下がり、以後Lレベルの出力信号OU
Tを出力し続ける。そして、このような出力信号OUT
は、例えば電源の投入に基づいて、内部回路の動作をリ
セットするリセット信号として利用される。
【0010】なお、前記トランジスタTr1は電源Vccの
供給を停止したときオンされて、基準電圧Vref を速や
かに低下させるように動作する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のような電源投入
検出回路では、電源Vccが所定レベルまで立ち上がっ
て、Lレベルの出力信号OUTを出力し続ける時、図5
に示す回路では、電源Vccから抵抗R1,R2を介して
グランドGNDに貫通電流が流れ続けるとともに、電源
Vccから抵抗R3、トランジスタTr2を介してグランド
GNDに貫通電流が流れ続ける。
【0012】また、図6に示す回路では、電源Vccから
トランジスタTr3,Tr4を介してグランドGNDに貫通
電流が流れ続けるとともに、電源Vccから抵抗R3、ト
ランジスタTr2を介してグランドGNDに貫通電流が流
れ続ける。従って、消費電力が増大するという問題点が
ある。
【0013】上記のような貫通電流による消費電力を低
減するためには、図5に示す回路では、抵抗R1〜R3
の抵抗値をMΩ単位まで高く設定し、図6に示す回路で
も、トランジスタTr3,Tr4のオン抵抗値及び抵抗R3
の抵抗値を同様に高く設定すればよい。
【0014】ところが、上記のように各抵抗素子の抵抗
値を高く設定すると、各抵抗素子の抵抗値と寄生容量と
による時定数が大きくなる。すると、電源Vccレベルの
立ち上がりに比して、出力信号OUTの立ち上がりが遅
れ、かつ基準電圧Vref の立ち上がりの傾きは、抵抗R
1,R2の分圧比に基づく傾きより緩やかになる。
【0015】従って、電源の投入に基づいて、電源Vcc
レベルの立ち上がりが急峻である場合には、電源Vccレ
ベルが定常レベルに達するまでに、出力信号OUTがH
レベルからLレベルに立ち下がるような、図7に示すよ
うな出力信号OUTを得ることができなくなる。電源V
ccレベルが定常レベルに達してからLレベルに立ち下が
る出力信号OUTでは、内部回路の正常なリセットを行
うことができなくなる。
【0016】また、MΩ単位の抵抗値を有する抵抗は、
レイアウト面積が大きくなるので、チップ面積を増大さ
せてしまう。このようなことから、各抵抗素子の抵抗値
を十分に高く設定することはできず、従って消費電力を
十分に低減することができないという問題点がある。
【0017】この発明の目的は、電源投入を検出した出
力信号を高速に出力可能としながら、消費電力を低減し
得る電源投入検出回路を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1の原理
説明図である。すなわち、基準電圧生成回路11では、
高電位側電源Vccと低電位側電源GNDとの間に設けら
れ、電源電圧を分圧した基準電圧Vref が生成される。
出力回路14は、高電位側電源Vccと低電位側電源GN
Dとの間に、負荷素子15と、前記基準電圧Vref が一
定レベル以上となったとき導通するスイッチ回路16と
が直列に接続され、前記負荷素子15とスイッチ回路1
6との接続点から出力信号OUTが出力される。前記基
準電圧生成回路11には、電源電圧が定常レベルに達し
たときに入力される制御信号φに基づいて、該基準電圧
生成回路11への電源Vccの供給を遮断するスイッチ回
路17が備えられる。
【0019】請求項2では、基準電圧生成回路及び出力
回路には、電源電圧が定常レベルに達したときに入力さ
れる制御信号に基づいて、該基準電圧生成回路及び出力
回路への電源の供給を遮断するスイッチ回路が備えられ
る。
【0020】請求項3では、前記基準電圧生成回路のス
イッチ回路は、前記制御信号に基づいて導通して、抵抗
素子として動作するMOSトランジスタで構成される。
請求項4では、前記制御信号が入力されるインバータ回
路の出力信号が、前記基準電圧生成回路及び出力回路の
電源として供給される。
【0021】請求項5では、前記出力回路には、前記制
御信号に基づいて基準電圧生成回路への電源の供給が遮
断された後には、該制御信号に基づいて、前記出力信号
を維持する信号維持回路が接続される。
【0022】(作用)請求項1では、電源電圧が定常レ
ベルになると、基準電圧生成回路11への電源Vccの供
給が遮断され、基準電圧生成回路11での電流消費が遮
断される。
【0023】請求項2では、電源電圧が定常レベルにな
ると、基準電圧生成回路及び出力回路への電源の供給が
遮断され、基準電圧生成回路及び出力回路での電流消費
が遮断される。
【0024】請求項3では、電源電圧が定常レベルに達
するまでは、基準電圧生成回路ではMOSトランジスタ
が抵抗素子として動作して、基準電圧が生成され、電源
電圧が定常レベルに達すると、制御信号に基づいてMO
Sトランジスタが非導通となり、基準電圧生成回路への
電源の供給が遮断される。
【0025】請求項4では、電源電圧が定常レベルに達
するまでは、インバータ回路のHレベルの出力信号が、
基準電圧生成回路及び出力回路に電源として供給され、
電源電圧が定常レベルに達すると、インバータ回路の出
力信号がLレベルとなって、基準電圧生成回路及び出力
回路への電源の供給が遮断される。
【0026】請求項5では、制御信号に基づいて基準電
圧生成回路への電源の供給が遮断された後は、出力回路
の動作に関わらず、制御信号に基づいて信号維持回路に
より、出力信号が維持される。
【0027】
【発明の実施の形態】
(第一の実施の形態)図2は、この発明を具体化した電
源投入検出回路を示す。PチャネルMOSトランジスタ
Tr11 のソースは電源Vccに接続され、ドレインは抵抗
R11を介してグランドGNDに接続される。
【0028】前記トランジスタTr11 のゲートには、制
御信号φが入力される。前記制御信号φは、電源の投入
に基づいて電源Vccレベルが定常レベルとなるまではL
レベルとなり、電源Vccレベルが定常レベルとなった後
は、Hレベルとなる信号が入力される。
【0029】前記制御信号φは、この電源投入検出回路
を搭載したチップの外部入力端子から入力してもよい
が、内部に所定の電源電圧を生成する内部電源生成回路
を備えた半導体装置では、内部電源電圧が所定のレベル
まで立ち上がったとき、Hレベルの制御信号φが生成さ
れるようにする。
【0030】また、DRAMでは、電源投入後の制御信
号RASバーの最初の立ち下がりに基づいて、Hレベル
の制御信号φが生成されるようにすればよい。また、S
DRAMでは、電源投入後の最初のコマンド入力に基づ
いて、Hレベルの制御信号φが生成されるようにすれば
よい。
【0031】そして、前記トランジスタTr11 はLレベ
ルの制御信号φに基づいてオンされ、そのトランジスタ
Tr11 のドレイン、すなわちノードN2には、そのトラ
ンジスタTr11 のオン抵抗値と抵抗R11の抵抗値の比
に基づいて電源Vccを分圧した基準電圧Vref が生成さ
れる。
【0032】前記ノードN2は、NチャネルMOSトラ
ンジスタTr12 のドレイン及びゲートに接続され、同ト
ランジスタTr12 のソースは電源Vccに接続される。前
記トランジスタTr12 は、電源Vccの供給が遮断された
ときオンされて、基準電圧Vref を速やかに低下させる
ように動作する。
【0033】前記ノードN2は、NチャネルMOSトラ
ンジスタTr13 のゲートに接続され、同トランジスタT
r13 のソースはグランドGNDに接続されるとともに、
ドレインは抵抗R12を介して電源Vccに接続される。
【0034】前記トランジスタTr13 のドレインから出
力される出力信号OUT1は、インバータ回路1を介し
てNOR回路2に入力される。また、前記NOR回路2
には前記制御信号φが入力される。
【0035】このように構成された電源投入検出回路の
動作を図3に従って説明する。電源の投入に基づいて、
電源Vccレベルが立ち上がるとき、制御信号φはLレベ
ルに維持される。そして、電源Vccレベルがトランジス
タTr11 のしきい値Vthp を越えると、同トランジスタ
Tr11 がオンされて、同トランジスタTr11 のオン抵抗
値と抵抗R11の抵抗値の比に基づく傾きで、基準電圧
Vref が立ち上がる。
【0036】また、出力信号OUT1は電源Vccレベル
の立ち上がりに基づいて、電源Vccのレベルの立ち上が
りと同じ傾きで立ち上がる。すると、インバータ回路1
の出力信号はLレベルとなり、制御信号φはLレベルに
維持されているので、NOR回路2の出力信号OUT2
は電源Vccレベルに追従して立ち上がる。
【0037】次いで、基準電圧Vref がトランジスタT
r13 のしきい値を越えると、トランジスタTr13 がオン
されて、出力信号OUT1がLレベルとなり、インバー
タ回路1の出力信号がHレベルとなる。すると、NOR
回路2の出力信号OUT2はLレベルに立ち下がる。
【0038】次いで、電源Vccレベルが定常レベルに達
すると、制御信号φがHレベルとなる。すると、NOR
回路2の出力信号OUT2はインバータ回路1の出力信
号に関わらずLレベルに維持される。
【0039】また、トランジスタTr11 はオフされて基
準電圧Vref はグランドGNDレベルとなり、トランジ
スタTr13 がオフされる。トランジスタTr13 がオフさ
れると、出力信号OUT1はHレベルとなり、インバー
タ回路1の出力信号はLレベルとなる。
【0040】以上のような電源投入検出回路では、電源
Vccレベルが定常レベルに達した後は、出力信号OUT
2をLレベルに維持しながら、トランジスタTr11 ,T
r13をオフさせて、貫通電流を遮断することができる。
【0041】従って、消費電力を低減することができる
とともに、抵抗R11,R12の抵抗値及びトランジス
タTr11 のオン抵抗値を低く設定して、時定数の増大を
抑制することができるので、電源Vccレベルの立ち上が
りが急峻な場合にも、電源Vccレベルが定常レベルに達
する前に、HレベルからLレベルに立ち下がる出力信号
OUT2を確実に生成することができる。
【0042】また、抵抗R11,R12のレイアウト面
積の増大を抑制して、回路面積の縮小を図ることができ
る。 (第二の実施の形態)図4は、第二の実施の形態を示
す。この実施の形態は、電源Vccが供給されるインバー
タ回路3に前記制御信号φが入力され、そのインバータ
回路3の出力端子が抵抗R13,R14を介してグラン
ドGNDに接続される。
【0043】前記抵抗R13,R14の接続点であるノ
ードN3は、インバータ回路3のHレベルの出力信号
を、抵抗R13,R14の抵抗値の比に基づいて分圧し
た基準電圧Vref を生成する。
【0044】前記ノードN3はNチャネルMOSトラン
ジスタTr14 のゲート及びドレインに接続され、同トラ
ンジスタTr14 のソースは、前記インバータ回路3の出
力端子に接続される。前記トランジスタTr14 は、電源
Vccの供給が遮断されたときオンされて、基準電圧Vre
f を速やかに低下させるように動作する。
【0045】前記ノードN3は、NチャネルMOSトラ
ンジスタTr15 のゲートに接続され、同トランジスタT
r15 のソースはグランドGNDに接続され、ドレインは
抵抗R15を介してインバータ回路3の出力端子に接続
される。
【0046】前記トランジスタTr15 から出力される出
力信号OUT1は、インバータ回路4を介してNOR回
路5に入力され、同NOR回路5には前記制御信号φが
入力される。そして、前記NOR回路5から出力信号O
UT2が出力される。
【0047】このように構成された電源投入検出回路で
は、電源の投入に基づいて電源Vccレベルが立ち上がる
と、制御信号φはLレベルであるので、インバータ回路
3の出力信号は電源Vccレベルがインバータ回路3を構
成するPチャネルMOSトランジスタのしきい値Vthp
を越えた後にHレベルとなり、電源Vccレベルの立ち上
がりと同じ傾きで立ち上がる。
【0048】すると、図3に示すように、基準電圧Vre
f は電源Vccレベルが前記しきい値Vthp を越えた後
に、抵抗R13,R14の抵抗値の比に基づく傾きで、
立ち上がる。
【0049】また、出力信号OUT1は、インバータ回
路3の出力信号により、電源Vccレベルと同じ傾きで立
ち上がり、インバータ回路4の出力信号はLレベルとな
る。そして、制御信号φはLレベルであるので、出力信
号OUT2はHレベルとなり、電源Vccレベルと同じ傾
きで立ち上がる。
【0050】基準電圧Vref がトランジスタTr15 のし
きい値Vthn を越えると、トランジスタTr15 がオンさ
れて、出力信号OUT1はLレベルとなる。すると、イ
ンバータ回路4の出力信号はHレベルとなり、NOR回
路5から出力される出力信号OUT2はLレベルに立ち
下がる。
【0051】電源Vccレベルが定常レベルに達すると、
制御信号φはHレベルとなり、インバータ回路3の出力
信号はLレベルとなる。また、出力信号OUT2は、H
レベルの制御信号φによりLレベルに維持される。
【0052】以上のような電源投入検出回路では、電源
Vccレベルが定常レベルに達した後は、出力信号OUT
2をLレベルに維持しながら、抵抗R13,R15に供
給する電源を遮断することにより、貫通電流を遮断する
ことができる。
【0053】従って、消費電力を低減することができる
とともに、抵抗R13〜R15の抵抗値を低く設定し
て、時定数の増大を抑制することができるので、電源V
ccレベルの立ち上がりが急峻な場合にも、電源Vccレベ
ルが定常レベルに達する前に、HレベルからLレベルに
立ち下がる出力信号OUT2を確実に生成することがで
きる。
【0054】また、抵抗R13〜R15のレイアウト面
積の増大を抑制して、回路面積の縮小を図ることができ
る。上記実施の形態から把握できる請求項以外の技術思
想を、以下にその効果とともに記載する。
【0055】(1)請求項2において、前記出力回路の
スイッチ回路はNチャネルMOSトランジスタで構成
し、前記基準電圧生成回路から出力される基準電圧が前
記トランジスタのしきい値を越えると同トランジスタが
オンされて、出力信号をLレベルとする。電源の投入時
に、基準電圧がNチャネルMOSトランジスタのしきい
値を越えるまでは、出力信号はHレベルとなり、しきい
値を越えると、出力信号はLレベルとなる。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は、電源
投入を検出した出力信号を高速に出力可能としながら、
消費電力を低減し得る電源投入検出回路を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理説明図である。
【図2】 第一の実施の形態を示す回路図である。
【図3】 第一の実施の形態の動作を示す波形図であ
る。
【図4】 第二の実施の形態を示す回路図である。
【図5】 従来例を示す回路図である。
【図6】 従来例を示す回路図である。
【図7】 従来例の動作を示す波形図である。
【符号の説明】
11 基準電圧生成回路 15 負荷素子 14 出力回路 16,17 スイッチ回路 Vcc 高電位側電源 GND 低電位側電源 Vref 基準電圧 OUT 出力信号 φ 制御信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電位側電源と低電位側電源との間に設
    けられ、電源電圧を分圧した基準電圧を生成する基準電
    圧生成回路と、 高電位側電源と低電位側電源との間に、負荷素子と、前
    記基準電圧が一定レベル以上となったとき導通するスイ
    ッチ回路とを直列に接続し、前記負荷素子とスイッチ回
    路との接続点から出力信号を出力する出力回路とからな
    る電源投入検出回路であって、 前記基準電圧生成回路には、電源電圧が定常レベルに達
    したときに入力される制御信号に基づいて、該基準電圧
    生成回路への電源の供給を遮断するスイッチ回路を備え
    たことを特徴とする電源投入検出回路。
  2. 【請求項2】 複数の抵抗素子を高電位側電源と低電位
    側電源との間に直列に接続して、電源電圧を分圧した基
    準電圧を生成する基準電圧生成回路と、 高電位側電源と低電位側電源との間に、抵抗素子と、前
    記基準電圧が一定レベル以上となったとき導通するスイ
    ッチ回路とを直列に接続し、前記抵抗素子とスイッチ回
    路との接続点から出力信号を出力する出力回路とからな
    る電源投入検出回路であって、 前記基準電圧生成回路及び出力回路には、電源電圧が定
    常レベルに達したときに入力される制御信号に基づい
    て、該基準電圧生成回路及び出力回路への電源の供給を
    遮断するスイッチ回路を備えたことを特徴とする電源投
    入検出回路。
  3. 【請求項3】 前記基準電圧生成回路のスイッチ回路
    は、前記制御信号に基づいて導通して、抵抗素子として
    動作するMOSトランジスタで構成したことを特徴とす
    る請求項1記載の電源投入検出回路。
  4. 【請求項4】 前記制御信号が入力されるインバータ回
    路の出力信号を、前記基準電圧生成回路及び出力回路の
    電源としたことを特徴とする請求項2記載の電源投入検
    出回路。
  5. 【請求項5】 前記出力回路には、前記制御信号に基づ
    いて基準電圧生成回路への電源の供給が遮断された後に
    は、該制御信号に基づいて、前記出力信号を維持する信
    号維持回路を接続したことを特徴とする請求項1乃至2
    のいずれかに記載の電源投入検出回路。
JP7318314A 1995-12-06 1995-12-06 電源投入検出回路 Withdrawn JPH09162712A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7318314A JPH09162712A (ja) 1995-12-06 1995-12-06 電源投入検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7318314A JPH09162712A (ja) 1995-12-06 1995-12-06 電源投入検出回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09162712A true JPH09162712A (ja) 1997-06-20

Family

ID=18097821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7318314A Withdrawn JPH09162712A (ja) 1995-12-06 1995-12-06 電源投入検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09162712A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013501442A (ja) * 2009-08-07 2013-01-10 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 特に圧電式のマイクロジェネレータを有しているエネルギ自立型のマイクロシステムのためのトリガ回路及び整流器
JP2014183431A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Mitsubishi Electric Corp アナログ出力装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013501442A (ja) * 2009-08-07 2013-01-10 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 特に圧電式のマイクロジェネレータを有しているエネルギ自立型のマイクロシステムのためのトリガ回路及び整流器
JP2014183431A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Mitsubishi Electric Corp アナログ出力装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4686222B2 (ja) 半導体装置
KR100815388B1 (ko) 저전압 검출 회로
KR100240423B1 (ko) 반도체 장치의 레벨 검출 회로
JP2870277B2 (ja) ダイナミック型ランダムアクセスメモリ装置
JP2002228690A (ja) 電源検出回路
JP2002093166A (ja) 半導体記憶装置の内部電源供給回路及び半導体記憶装置の内部電源供給方法
JP2010147979A (ja) 半導体装置およびパワーオンリセット回路の調整方法
KR20000000932A (ko) 기준전압 발생기의 스타트 업 회로
JP2010224825A (ja) 半導体集積回路
JP2000339042A (ja) 電圧発生回路
TW200522067A (en) Power-up circuit in semiconductor memory device
JP7352086B2 (ja) レギュレータ用半導体集積回路およびファンモータシステム
JPH1168539A (ja) パワーオンリセット回路
JP4146846B2 (ja) ボルテージレギュレータの制御方法
JP2000156097A (ja) 電圧調整が可能な内部電源回路を有する半導体メモリ装置
KR19990029191A (ko) 저전압 동작 특성이 개선된 반도체 집적 회로 장치
KR100909636B1 (ko) 듀얼 파워 업 신호 발생 회로
JP2022044215A (ja) 電源用半導体集積回路
JPH09162712A (ja) 電源投入検出回路
JPH07239348A (ja) パワーオンリセット回路及び電源電圧検出回路
KR20020057286A (ko) 저전압 감지기를 내장한 고전압 검출기
JPH0935484A (ja) 半導体メモリ装置の電圧検出回路
KR100232892B1 (ko) 파우어-업 신호 발생회로
JP2007517298A (ja) 電圧制御システム
JP2001339285A (ja) パワーオフ検出回路

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030304