JP4591571B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源信号を降圧した第1中間信号を生成する電源側レギュレータと、それぞれが中間信号を降圧した供給信号を生成する1以上の供給側レギュレータと、からなり、この供給信号を制御対象へと供給するように構成された電源装置に関する。
従来から、上記のような電源装置は、電源側レギュレータと供給側レギュレータとの組み合わせに応じて制御対象に供給すべき複数種類の供給信号を生成できるように構成されている(特許文献1参照)。
特開2004−147437号公報
ただ、上記構成においては、電源側レギュレータおよび供給側レギュレータそれぞれの特性によって、最終的に生成される供給信号の種類,具体的にいえば供給信号における電圧値のバリエーションが決まってしまう。そのため、そのバリエーションに応じた供給信号だけで制御対象を制御できれば問題ないが、供給信号として他の種類のものが必要になる制御対象に対しては、それらレギュレータからなる電源装置を採用できない。
このような場合、制御対象に応じてその制御に必要なバリエーションで供給信号が生成できる専用の電源装置を新たに用意しなければならず、その設計および製造を含め、制御対象における最終的な製造コストが増大してしまう。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、単一の電源装置により生成可能な供給信号における電圧値のバリエーションを容易に変更できるようにすることである。
上記課題を解決するためには、外部から供給される電源信号を降圧した第1中間信号を生成する電源側レギュレータと、それぞれが前記第1中間信号を降圧した供給信号を生成する1以上の供給側レギュレータと、からなり、該供給側レギュレータにより生成された供給信号それぞれを制御対象へと供給するように構成された電源装置を、以下に示す第1の構成のようにするとよい。
この構成においては、前記供給側レギュレータのうち少なくともいずれかが、前記電源側レギュレータから前記第1中間信号を入力する信号経路,および,前記電源側レギュレータを介さない別の外部信号を入力可能な信号経路の一方へ選択的に接続可能に構成されており、そうして接続された信号経路から入力した信号に基づいて供給信号を生成する。
このように構成された電源装置であれば、供給側レギュレータのうち少なくともいずれかに、電源側レギュレータからの第1中間信号,または,電源側レギュレータを介さない別の外部信号が選択的に入力されるように信号経路を接続することで、この信号に基づいて供給信号を生成することができる。
そのため、該当する供給側レギュレータに、この別の外部信号が入力される信号経路を接続することにより、第1中間信号を入力した場合とは異なる電圧値の供給信号を生成することができる。
こうして該当する供給側レギュレータに入力される信号を第1中間信号から外部信号とすることによって、その供給側レギュレータにより生成される供給信号の電圧値のみ変更される結果、電源装置として供給可能な供給信号における電圧値のバリエーションも変更することができる。
このようなバリエーションの変更は、制御対象において必要な電圧値に応じて、該当する供給側レギュレータに、電源側レギュレータからの信号経路および電源側レギュレータを介さない信号経路のいずれかを選択的に接続するだけで容易に実現することができる。
ここで、例えば、制御対象が電源側レギュレータおよび供給側レギュレータそれぞれの特性で決まる供給信号だけで制御できる場合については、全ての供給側レギュレータについて電源側レギュレータからの信号経路を接続すればよい。
それに対し、制御対象が電源側レギュレータおよび供給側レギュレータそれぞれの特性で決まる供給信号だけでなく、他の電圧値の供給信号を必要としている場合については、いずれかの供給側レギュレータに電源側レギュレータを介さない信号経路を接続すると共に、この信号経路から、その供給側レギュレータの特性との関係で上記「他の電圧値」を生成できる適切な電圧値の外部信号を入力するようにすればよい。
具体的な適用例を挙げると、電源信号を降圧した第2中間信号(第1中間信号とは電圧値が異なる信号)を生成する補助レギュレータを追加的に設け、こうして生成される第2中間信号を外部信号として供給側レギュレータに入力することとすればよい。
このように、制御対象の制御に必要なバリエーションで供給信号を生成できるようにすることができるため、専用の電源装置を新たに用意する必要がなくなる結果、その設計および製造を含めた制御対象における最終的な製造コストが増大することを防止できる。このようなコストメリットは、他品種の実装対象を少量生産するような環境において特に顕著である。
また、上記構成においては、各レギュレータにおける異常動作が検出された際に、それらによる信号の生成を停止させることで、異常な供給信号が制御対象に供給されてしまうことを防止する構成とすることが望ましい。
このための構成としては、例えば前記電源側レギュレータの異常動作を検出する第1異常検出部,を備え、該第1異常検出部により異常動作が検出された際に、前記電源側レギュレータが前記第1中間信号の生成を停止させる、ようにするとよい。
この構成であれば、電源側レギュレータの異常動作が発生した際に、それによる第1中間信号の生成を停止させることができ、これにより供給側レギュレータが異常な供給信号を生成してこれが制御対象に供給されてしまうことを防止することができる。
また、この構成において第1中間信号の生成を停止させるための構成としては、それを停止させることができれば特に限定されないが、例えば、前記電源側レギュレータに対して、該電源側レギュレータの動作をソフトスタートさせるべく接続されたソフトスタート用コンデンサが備えられている場合であれば、以下に示す第3の構成のようにするとよい。
この構成において、前記電源側レギュレータは、前記第1異常検出部により異常動作が検出された際に、前記ソフトスタート用コンデンサを放電させることにより、前記電源側レギュレータ自身の動作を停止させて前記第1中間信号の生成を停止させる。
この構成であれば、ソフトスタート用コンデンサを流用して、これを放電させるだけで、電源側レギュレータによる第1中間信号の生成を停止させることができる。
また、このようにソフトスタート用コンデンサを用いる構成においては、上記のように、補助レギュレータが追加的に設けられ、この補助レギュレータにもソフトスタート用のコンデンサを用いている場合であれば、以下に示す第4の構成のようにすることが望ましい。
この構成においては、前記電源信号を前記第1中間信号とは異なる電圧値に降圧した第2中間信号を生成する補助レギュレータと、該補助レギュレータの異常動作を検出する第2異常検出部と、からなり、前記第2異常検出部により異常動作が検出された際に、前記補助レギュレータが、該補助レギュレータの動作をソフトスタートさせるべく設けられたソフトスタート用コンデンサを放電させることにより、前記補助レギュレータの動作を停止させるように構成された補助電源装置,が設けられるケースを前提としている。そして、前記ソフトスタート用コンデンサが、前記電源側レギュレータの動作だけでなく、前記補助電源装置の補助レギュレータの動作をソフトスタートさせるべく両者に対して並列接続される。
この構成であれば、電源側レギュレータに設けられたソフトスタート用コンデンサを補助電源装置における補助レギュレータのソフトスタート用コンデンサとして流用できるため、ソフトスタート用コンデンサの数を減らすことができる。
また、このソフトスタート用コンデンサを放電させることにより、電源側レギュレータによる第1中間信号の生成だけでなく、補助電源装置の補助レギュレータによる第2中間信号の生成をも同時に停止させることができる。
このことは、一方のレギュレータ側それぞれにおける異常動作を他方のレギュレータ側で検出して中間信号の生成を停止できることを意味する。一方のレギュレータからみれば、自身における異常動作が検出されていない状況で、ソフトスタート用コンデンサが放電されたことは、他方のレギュレータ側での異常動作に起因するものといえるからである。
このように、電源側レギュレータからは、ソフトスタート用コンデンサの放電状況により、補助電源装置の補助レギュレータにおいて異常動作が発生していることを検出できるため、この補助レギュレータ側から異常動作を通知するための信号経路を設ける必要がなくなる。その結果、電源装置と補助電源装置との間の信号経路および信号端子の数を減らすことができる、という効果を奏するものとなっている。
なお、上記のように、異常動作が検出された場合に第1中間信号の生成を停止する構成においては、その異常動作が検出されなくなった以降、電源側レギュレータによる第1中間信号の生成を再開させるようにするとよい。
また、上記各構成において、前記第1異常検出部により異常動作が検出されている間、前記供給信号の供給先である制御対象に対して該制御対象の動作をリセットさせるためのリセット信号を出力するリセット出力部,を備えている場合には、以下に示す第5の構成のようにするとよい。
この構成において、前記電源側レギュレータは、前記第1異常検出部により異常動作が検出されなくなった以降、前記制御対象の動作をリセットするのに必要な所定時間だけ経過していることをもって、前記第1中間信号の生成を再開させる。
この構成では、異常動作が検出されなくなっていたとしても、制御対象の動作をリセットするのに必要な所定時間だけ経過していなければ、第1中間信号の生成が再開されない。これにより、異常動作が制御対象の動作をリセットするのに必要な時間よりも短い期間だけ発生していたとしても、その時間が経過してから第1中間信号の生成が再開されるため、その第1中間信号の供給側レギュレータへの供給を、制御対象の動作が確実にリセットされた後で再開させることができる。
なお、この構成において、「制御対象の動作をリセットするのに必要な時間」が経過しているか否かについては、異常動作が検出された以降の経過時間をカウントするタイマのカウント値により判断するようにすればよい。
また、各レギュレータにおける異常動作が検出された際に、それらによる信号の生成を停止させて異常な供給信号が制御対象に供給されてしまうことを防止するためには、異常動作が発生したときに、供給側レギュレータによる供給信号の生成を個別に停止させるようにしてもよい。
このための構成としては、前記電源側レギュレータの異常動作を検出する第1異常検出部,を備え、該第1異常検出部により異常動作が検出された際に、前記供給側レギュレータのうち少なくともいずれかが前記供給信号の生成を停止させる、ようにするとよい。
この構成であれば、電源側レギュレータの異常動作が発生した際に、その下流側にある供給側レギュレータによる供給信号の生成を停止させることができ、これにより異常な供給信号が生成されて制御対象に供給されてしまうことを迅速に防止することができる。
この構成において供給信号の生成を停止させる供給側レギュレータは、いずれの供給側レギュレータであってもよく、例えば、その供給信号により実現される制御対象の機能の重要度に応じて定められた1以上のレギュレータや、その重要度に拘わらず全てのレギュレータなどとすればよい。
また、上記のように、補助レギュレータを追加的に設けた場合においては、この補助レギュレータにおける異常動作も電源装置本体側で併せて検出できるようにすることが、部品点数を減らして製造コストを抑えるのに好適である。
そのためには、例えば、補助レギュレータの異常動作が発生したときに、電源側レギュレータによる第1中間信号の生成を停止させたり、供給側レギュレータによる供給信号の生成を停止させたり、というようにすることが考えられる。
この後者のための構成としては、前記電源信号を前記第1中間信号とは異なる電圧値に降圧した第2中間信号を生成する補助レギュレータと、該補助レギュレータの異常動作を検出する第2異常検出部と、からなる補助電源装置が設けられるケースを前提とし、前記第1異常検出部から検出信号を入力する第1検出経路,および,前記補助電源装置の第2異常検出部から検出信号を入力する第2検出経路のうち、少なくともいずれか一方から入力した検出信号が異常動作を検出した旨の検出結果を示すものである場合に、前記供給側レギュレータのうち少なくともいずれかが前記供給信号の生成を停止させる、ようにするとよい。
この構成であれば、補助レギュレータの異常動作が発生した際に、その最も下流側にある供給側レギュレータによる供給信号の生成を停止させることができ、これにより異常な供給信号が生成されて制御対象に供給されてしまうことを迅速に防止することができる。
また、上述した電源側レギュレータの異常動作を検出するための具体的な構成については特に限定されないが、以下に示す第7〜第11のような構成とすることが考えられる。
まず、第8の構成において、前記第1異常検出部は、前記電源側レギュレータによる第1中間信号の生成に伴う温度上昇が所定のしきい値よりも大きくなったことを、該電源側レギュレータの異常動作として検出する検出回路として構成されている。
この構成であれば、電源側レギュレータの温度上昇に基づいて、この電源側レギュレータの異常動作を検出することができる。
続いて、第9の構成において、前記第1異常検出部は、前記電源側レギュレータの生成する第1中間信号の電圧値が所定のしきい値よりも大きくなったことを、該電源側レギュレータの異常動作として検出する検出回路として構成されている。
この構成であれば、電源側レギュレータの出力電圧に基づいて、この電源側レギュレータの異常動作を検出することができる。
続いて、第10の構成において、前記第1異常検出部は、前記電源側レギュレータの生成する第1中間信号の電流値が所定のしきい値よりも大きくなったことを、前記供給側側レギュレータの異常動作として検出する検出回路として構成されている。
この構成であれば、電源側レギュレータの出力電流に基づいて、供給側レギュレータの異常動作を検出することができる。
そして、第11の構成において、前記第1異常検出部は、少なくとも、前記電源側レギュレータによる第1中間信号の生成に伴う温度上昇が所定のしきい値よりも大きくなったこと,該第1中間信号の電圧値が所定のしきい値よりも大きくなったこと,および,前記電源側レギュレータの生成する第1中間信号の電流値が所定のしきい値よりも大きくなったこと,のいずれかを、前記電源側レギュレータ、または前記供給側レギュレータの異常動作として検出する検出回路として構成されている。
この構成であれば、電源側レギュレータの温度上昇,第1中間信号の電圧値および同信号の電流値のうち、いずれかに基づいて、この電源側レギュレータ、または供給側レギュレータの異常動作を検出することができる。
なお、上記のように、異常動作が検出された場合に供給信号の生成を停止する構成では、その異常動作が検出されなくなった以降、供給側レギュレータによる供給信号の生成を再開させる、ようにするとよい。
より具体的な構成としては、前記第1異常検出部により異常動作が検出されている間、前記供給信号の供給先である制御対象に対して該制御対象の動作をリセットさせるためのリセット信号を出力するリセット出力部,を備えている場合であれば、以下に示す第12の構成のようにするとよい。
この構成において、前記供給側レギュレータそれぞれは、前記第1異常検出部により異常動作が検出されなくなった以降、前記制御対象の動作をリセットするのに必要な所定時間だけ経過していることをもって、前記供給信号の生成を再開させる。
この構成では、異常動作が検出されなくなっていたとしても、制御対象の動作をリセットするのに必要な所定時間だけ経過していなければ、供給信号の生成が再開されない。これにより、異常動作が制御対象の動作をリセットするのに必要な時間よりも短い期間だけ発生していたとしても、その時間が経過してから供給信号の生成が再開されるため、その供給信号の制御対象への供給を、制御対象の動作が確実にリセットされた後で再開させることができる。
また、上記各構成においては、第13の構成のように、外部からの指令を受けて、前記供給側レギュレータそれぞれにより生成される供給信号の電圧値を調整する電圧調整部,を備えている、ようにするとよい。
この構成であれば、供給側レギュレータそれぞれにより生成される供給信号の電圧値を、第1中間信号の電圧値との関係で決まる範囲において調整することができる。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(1)全体構成
電源装置1は、図1に示すように、電子制御装置100本体に対する電源供給を行う装置として実装されたものであり、この電子制御装置100におけるマイコン200やセンサ類(センサや駆動回路など)300が必要とする複数種類の信号を生成して供給するように構成されたものである。
この電源装置1は、図2に示すように、外部電源400から供給される電源信号(電圧V1)を入力する入力フィルタ12、入力フィルタ12によりノイズが除去された電源信号を降圧した第1中間信号を生成する電源側レギュレータ20、こうして生成された第1中間信号を平滑化する平滑回路14、この平滑回路14に平滑化された第1中間信号を降圧してなる供給信号をそれぞれ生成する1以上(本実施形態では3つ)の供給側レギュレータ30、電源側レギュレータ20の温度を検出する過熱検出回路42、平滑回路14により平滑化された第1中間信号の電圧値を検出する過電圧検出回路44、平滑回路14と各供給側レギュレータ30それぞれとの間に介在して第1中間信号の電流値を検出する過電流検出回路46、各供給側レギュレータ30により生成される供給信号の電圧値を調整するための調整回路48などからなり、供給側レギュレータ30により生成された供給信号それぞれを供給するように構成されている。
これらのうち、上述した入力フィルタ12,平滑回路14以外の構成要素は、1チップ化されたIC(Integrated Circuit)として実装されている。
また、電源側レギュレータ20は、MOSFET(MOS型電界効果型トランジスタ)22と、このMOSFET22のスイッチングを制御する制御回路24とを備えたスイッチングレギュレータであり、このMOSFET22のスイッチング動作で電源信号の電圧V1を中間電位V2aに降圧し、こうして降圧した信号を第1中間信号として出力する。
また、供給側レギュレータ30は、バイポーラトランジスタ32と、このバイポーラトランジスタ32を制御する制御回路34とを備えたシリーズレギュレータであり、それぞれが、このバイポーラトランジスタ32のレギュレート動作で第1中間信号の電圧V2aを所定の電位V3〜Vn(nは任意の整数;本実施形態では5)に降圧し、こうして降圧した信号を供給信号として出力する。
これら供給側レギュレータ30それぞれは、外部から入力端子36を介して第1中間信号を入力するように構成されているため、この入力端子36に接続される信号経路を、電源側レギュレータ20および平滑回路14を経由した信号経路だけでなく、電源側レギュレータ20を経由しない信号経路へも選択的に接続することもできる。この場合、後者の信号経路へと接続された供給側レギュレータ30は、その信号経路から入力される外部信号に基づいて供給信号を生成することになる。
また、過熱検出回路42は、電源側レギュレータ20周辺の温度を監視しており、その温度が正常な動作時に到達しうる最大温度よりも高い温度に上昇したことを検出すると、電源側レギュレータ20が異常動作している旨を通知するための通知信号(本実施形態ではHレベルの信号)を出力する。この通知信号は、OR回路52を介して各供給側レギュレータ30の制御回路34それぞれへと出力され、これを入力した制御回路34それぞれは、バイポーラトランジスタ32のレギュレート動作を停止させることによって、供給側レギュレータ30としての供給信号の生成を停止させる。
また、この過熱検出回路42は、通知信号を電源側レギュレータ20の制御回路24にも出力しており、この通知信号を入力した制御回路24は、MOSFET22のスイッチング動作を停止させることによって、電源側レギュレータ20としての供給信号の生成を停止させる。
また、過電圧検出回路44は、平滑回路14により平滑化された第1中間信号の電圧値を監視しており、その電圧値が電源側レギュレータ20の正常な動作時に到達しうる最大値よりも大きな値に到達したことを検出すると、電源側レギュレータ20が異常動作している旨を通知するための通知信号(本実施形態ではHレベルの信号)を出力する。この通知信号は、上記と同様、OR回路52を介して各供給側レギュレータ30の制御回路34それぞれへと出力され、これを入力した制御回路34それぞれは、供給側レギュレータ30としての供給信号の生成を停止させる。
また、この過電圧検出回路44は、通知信号を電源側レギュレータ20の制御回路24にも出力しており、この通知信号を入力した制御回路24は、MOSFET22のスイッチング動作を停止させることによって、電源側レギュレータ20としての供給信号の生成を停止させる。
また、過電流検出回路46は、入力端子36を介して入力した信号(第1中間信号,外部信号)の電流値を、対応する供給側レギュレータ30に至る直前の経路において監視しており、その電流値が正常な動作時に到達しうる最大値よりも大きな値に到達したことを検出すると、供給側レギュレータ30が異常動作している旨を通知するための通知信号(本実施形態ではHレベルの信号)を出力する。この通知信号は、上記と同様、対応する供給側レギュレータ30の制御回路34へと出力され、これを入力した制御回路34は、供給側レギュレータ30としての供給信号の生成を停止させる。
これら各検出回路からの通知信号は、該当する状態が検出されている間のみ出力される。こうして、その出力が終了すると、電源側レギュレータ20の制御回路24は、MOSFET22のスイッチング動作を再開させることによって、電源側レギュレータ20として第1中間信号の生成を再開させる。同様に、供給側レギュレータ30の制御回路34それぞれは、バイポーラトランジスタ32のレギュレート動作を再開させることによって、供給側レギュレータ30としての供給信号の生成を再開させる。
また、調整回路48は、外部からの指令を受けた際に、その指令に基づいて、供給側レギュレータ30の制御回路34それぞれにおける回路構成を変成させることにより、その供給側レギュレータ30により生成される供給信号の電圧値を調整する。ここで、回路構成を変成させるための具体的な手段は、特に限定されないが、例えば、レーザトリミングなどの手段を採用することが考えられる。
(2)実装例
以下に、上述したような構成の電源装置1を電子制御装置100に実装する場合の実装例について順に説明する。
(2−1)実装例1
本実施形態では、電子制御装置100に対する電源供給を行う装置として電源装置1が実装されており、この電子制御装置100におけるマイコン200やセンサ類300が必要とする複数種類の信号を生成して供給するように構成されている。
ここで、例えば、マイコン200やセンサ類300が電源側レギュレータ20および供給側レギュレータ30それぞれの特性で決まる供給信号だけで制御できるケースであれば、図2に示すとおり、供給側レギュレータ30に対応する入力端子36それぞれを、全ての電源側レギュレータ20を経由した信号経路へと接続すればよい。
また、この実装例では、図3に示すように、電源側レギュレータ20に対して、その動作をソフトスタートさせるべく接続されたソフトスタート用コンデンサCsを設けるとよい。
そして、この場合には、過熱検出回路42が、電源側レギュレータ20周辺の加熱を検出した際に、このソフトスタート用コンデンサCsを放電させるように構成し、これにより、電源側レギュレータ20の動作を停止させて第1中間信号の生成を停止させるようにするとよい。
(2−2)実装例2
本実施形態においては、マイコン200やセンサ類300が電源側レギュレータ20および供給側レギュレータ30それぞれの特性で決まる供給信号だけでなく、他の電圧値の供給信号を必要としていることも仕様上ありうる。
具体的には、複数種類の信号のうち、1つだけが、他の信号に比べて電圧値の離れた(電圧値が大きい,または,小さい)信号となるような場合であり、電圧値が離れているが故に、電源側レギュレータ20および供給側レギュレータ30それぞれの組み合わせだけで実現できない、または、実現した場合にIC内部での許容損失を超えてしまう恐れがある。
このような場合には、いずれかの供給側レギュレータ30に対応する入力端子36を、電源側レギュレータ20を経由しない信号経路に接続すると共に、この信号経路から、その供給側レギュレータ30の特性との関係で上記「他の電圧値」を生成できるような電圧値の外部信号を入力するようにすればよい。
適用例を挙げると、第1中間信号とは異なる電圧値となるように電源信号を降圧し、こうして降圧した第2中間信号を、外部信号として入力端子36を介して供給側レギュレータ30へと入力するといった構成である。
具体的な構成としては、例えば、図4に示すように、入力フィルタ12によりノイズが除去なされた電源信号を降圧した第2中間信号を生成する汎用の補助電源装置2と、この補助電源装置2により生成された第2中間信号を平滑化する平滑回路16と、を追加的に備えた構成とすることが考えられる。
この補助電源装置2は、入力フィルタ12によりノイズが除去なされた電源信号を降圧した第2中間信号を生成する補助レギュレータ60、補助レギュレータ60の温度を検出する過熱検出回路72、平滑回路16により平滑化された第2中間信号の電圧値を検出する過電圧検出回路74などからなり、補助レギュレータ60により生成された第2中間信号を電源装置1へと供給するように構成されている。
これらのうち、補助レギュレータ60は、MOSFET62と、このMOSFET62のスイッチングを制御する制御回路64とを備えたスイッチングレギュレータであり、このMOSFET62のスイッチング動作で電源信号の電圧V1を中間電位V2bに降圧し、こうして降圧した信号を第2中間信号として出力する。なお、この補助レギュレータ60は、損失を抑えるよりも精度を重視するのであれば、供給側レギュレータ30と同様のシリーズレギュレータとして構成してもよい。
また、過熱検出回路72は、補助レギュレータ60周辺の温度を監視しており、その温度が正常な動作時に到達しうる最大温度よりも高い温度に上昇したことを検出すると、補助レギュレータ60が異常動作している旨を通知するための通知信号(本実施形態ではHレベルの信号)を出力する。この通知信号は、OR回路76を介して電源装置1へと出力され、電源装置1では、この信号を上述したOR回路52で受けている。
つまり、この通知信号は、OR回路76,52を介して各供給側レギュレータ30の制御回路34それぞれへと出力され、これを入力した制御回路34それぞれは、上記と同様、供給側レギュレータ30としての供給信号の生成を停止させる。
また、この過熱検出回路72は、制御回路64にも出力しており、この通知信号を入力した制御回路64は、MOSFET62のスイッチング動作を停止させることによって、補助レギュレータ60としての供給信号の生成を停止させる。
また、過電圧検出回路74は、平滑回路16により平滑化された第2中間信号の電圧値を監視しており、その電圧値が補助レギュレータ60の正常な動作時に到達しうる最大値よりも大きな値に到達したことを検出すると、補助レギュレータ60が異常動作している旨を通知するための通知信号(本実施形態ではHレベルの信号)を出力する。この通知信号は、上記と同様、OR回路76,52を介して各供給側レギュレータ30の制御回路34それぞれへと出力され、これを入力した制御回路34それぞれは、上記と同様、供給側レギュレータ30としての供給信号の生成を停止させる。
また、この過電圧検出回路74は、通知信号を制御回路64にも出力しており、この通知信号を入力した制御回路64は、MOSFET62のスイッチング動作を停止させることによって、補助レギュレータ60としての供給信号の生成を停止させる。
また、この実装例では、電源側レギュレータ20および補助レギュレータ60に対して、これらレギュレータの動作をソフトスタートさせるべく接続されたソフトスタート用コンデンサCsを設けるとよい。このソフトスタート用コンデンサCsは、図5に示すように、レギュレータそれぞれに対して別々のものを設けてもよいが、図6に示すように、両者に対して並列接続することが望ましい。
この場合には、過熱検出回路42,72それぞれが、電源側レギュレータ20,補助レギュレータ60周辺の加熱を検出した際に、このソフトスタート用コンデンサCsを放電させるように構成し、これにより、該当レギュレータの動作を停止させて第1,第2中間信号の生成を停止させるようにするとよい。
(3)作用,効果
このように構成された電源装置1では、供給側レギュレータ30のうち少なくともいずれかに、電源側レギュレータ20からの第1中間信号,または,電源側レギュレータ20を経由しない別の外部信号を選択的に入力されるよう入力端子36に信号経路を接続することで、この信号に基づいて供給信号を生成することができる。
そのため、該当する供給側レギュレータ30に、その別の外部信号が入力される信号経路を接続することにより、第1中間信号を入力した場合とは異なる電圧値の供給信号を生成することができる。
こうして該当する供給側レギュレータ30に入力させる信号を第1中間信号から外部信号へと変更することによって、その供給側レギュレータ30により生成される供給信号の電圧値のみ変更される結果、電源装置1として供給可能な供給信号における電圧値のバリエーションを変更することができる。
このようなバリエーションの変更は、制御対象(電子制御装置100)において必要な電圧値に応じて、該当する供給側レギュレータ30を、電源側レギュレータ20からの信号経路および電源側レギュレータ20を介さない信号経路のいずれかへと選択的に接続するだけで容易に実現することができる。
本実施形態では、制御対象が電源側レギュレータ20および供給側レギュレータ30それぞれの特性で決まる供給信号だけで制御できる場合については、実装例1のように、全ての供給側レギュレータ30に電源側レギュレータ20からの信号経路を接続するという実装を行う(図2,図3)。
それに対し、制御対象が電源側レギュレータ20および供給側レギュレータ30それぞれの特性で決まる供給信号だけでなく、他の電圧値の供給信号を必要としている場合については、いずれかの供給側レギュレータ30について電源側レギュレータ20を介さない信号経路を接続すると共に、この信号経路から、その供給側レギュレータ30の特性との関係で上記「他の電圧値」を生成できるような電圧値の外部信号を入力させるという実装を行う。
具体的には、実装例2のように、電源信号を降圧した第2中間信号を生成する補助レギュレータ60(補助電源装置2)を追加的に設け、こうして生成される第2中間信号を外部信号として供給側レギュレータ30に入力させている(図4〜図6)。
このように、電源装置1そのままに、汎用の補助電源装置2を追加するだけで、制御対象に応じてその制御に必要なバリエーションで供給信号を生成できるようにすることができるため、専用の電源装置を新たに用意する必要がなくなる結果、その設計および製造を含めた制御対象における最終的な製造コストが増大することを防止できる。このようなコストメリットは、多品種の実装対象を少量生産するような状況において特に顕著である。
また、上記実施形態においては、電源側レギュレータ20に異常が発生したときに、その下流側にある供給側レギュレータ30による供給信号の生成を停止させることができ、これにより異常な供給信号が制御対象に供給されてしまうことを迅速に防止することができる。
また、上記実施形態では、過熱検出回路42によって、電源側レギュレータ20の温度上昇に基づく異常動作の検出を行うことができる。
また、上記実施形態では、過電圧検出回路44によって、電源側レギュレータ20の出力電圧に基づく異常動作の検出を行うことができる。
また、上記実施形態では、過電流検出回路46によって、電源側レギュレータ20の出力電流に基づく異常動作の検出を行うことができる。
また、上記実施形態では、上記各検出回路からの通知信号を、OR回路52を介して供給側レギュレータ30の制御回路34それぞれへと供給しているため、電源側レギュレータ20の温度上昇,第1中間信号の電圧値および同信号の電流値のうち、いずれかに基づいて、異常動作を検出することができる。
また、上記実施形態においては、調整回路48により、供給側レギュレータ30それぞれにより生成される供給信号の電圧値を、第1中間信号の電圧値との関係で決まる範囲において調整することができる。
また、電源側レギュレータ20に対してソフトスタート用コンデンサCsを設けた構成であれば(図3,図5,図6)、このソフトスタート用コンデンサCsを放電させることにより、電源側レギュレータ20による第1中間信号の生成を停止させることができる。
また、電源側レギュレータ20に対して設けられたソフトスタート用コンデンサCsを、補助電源装置における補助レギュレータ60のソフトスタート用コンデンサとして流用した構成であれば(図6)、個別にコンデンサを設ける場合と比べて、ソフトスタート用コンデンサCsの数を減らすことができる。
また、このソフトスタート用コンデンサCsを放電させることにより、電源側レギュレータ20による第1中間信号の生成だけでなく、補助電源装置2の補助レギュレータ60による第2中間信号の生成を同時に停止させることができる。
このことは、一方のレギュレータ側それぞれにおける異常動作を他方のレギュレータ側で検出して中間信号の生成を停止できることを意味する。一方のレギュレータからみれば、自身における異常動作が検出されていない状況で、ソフトスタート用コンデンサCsが放電されたことは、他方のレギュレータ側での異常動作に起因するものといえるからである。
また、上記実施形態においては、補助電源装置2を追加的に設けた場合でも、その補助レギュレータ60における異常動作を補助電源2側の検出回路で検出し、その結果を電源装置1側に通知している。そのため、その異常動作の発生を電源装置1側で検出し、電源側レギュレータ20による第1中間信号の生成を停止させたり、供給側レギュレータ30による供給信号の生成を停止させることができる。
この構成であれば、補助レギュレータ60の異常動作が発生した際に、その最も下流側にある供給側レギュレータ30による供給信号の生成を停止させることができ、これにより異常な供給信号が制御対象に供給されてしまうことを迅速に防止することができる。
(3)変形例
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、電源側レギュレータ20の異常動作が検出された際、全ての供給側レギュレータ30が供給信号の生成を停止させるように構成されている。しかし、こうして供給信号の生成を停止させる供給側レギュレータ30は、全てのものでなくてもよく、例えば、その供給信号により実現される制御対象の機能の重要度に応じて定められた1以上のレギュレータのみとしてもよい。
また、上記実装例2において、電源側レギュレータ20および補助レギュレータ60に共通のソフトスタート用コンデンサCsを設けた場合には、図7に示すように、平滑回路16により平滑化された第2中間信号を、供給側レギュレータ30へと至る経路の途中で電源装置1の過電圧検出回路44へと入力されるようにし、この過電圧検出回路44において補助電源装置2側での過電圧検出を実施するように構成するとよい。
また、上述のように、電源側レギュレータ20からは、ソフトスタート用コンデンサCsの放電状況により、補助電源装置2の補助レギュレータ60において異常動作が発生していることを検出できるため、この補助レギュレータ60側から異常動作を通知するための信号経路を設けなくても問題はない。
これにより、補助レギュレータ60側における異常動作を、電源装置1の電源レギュレータ20側で検出して中間信号の生成を停止できるようになる。
また、第2中間信号が供給側レギュレータ30へと至る経路を電源装置1の過電圧検出回路44へと入力するためには、電源装置1内部で信号経路を形成すればよいため、補助電源装置2と電源装置1とを接続する信号経路(図6においてOR回路76と電源装置1とを接続する経路)を省略することができるようになる。
また、上記実施形態において、各レギュレータの制御回路は、検出回路による検出がなされている,つまり通知信号が出力されている間、信号の生成を停止するように構成されている。つまり、検出回路からの通知信号が出力されなくなれば、信号の生成を再開する。
この信号の生成は、通知信号が出力されなくなった以降、直ちに再開することとしてもよいが、一定期間経過後に再開することとしてもよい。具体的な例としては、例えば、検出回路による異常動作の検出がなされた際に制御対象の動作をリセットするように構成した場合であれば、検出回路による検出がなされた以降、制御対象の動作をリセットするのに必要な時間の経過後に信号の生成を再開するように構成するとよい。
このための構成としては、例えば、図8(a)に示すように、検出回路からの通知信号に基づいてリセット信号を出力するリセット出力回路82と、この通知信号が出力された以降の経過時間をカウントするタイマ84と、を設け、レギュレータによる信号の生成が、検出回路から通知信号が出力されなくなり、かつ、タイマ84によるカウント値が上記必要な時間以上となっている場合に、再開されるといった構成とすることが考えられる。
この構成であれば、異常動作が検出されなくなり通知信号が出力されなくなっても、制御対象の動作をリセットするのに必要な時間が経過した後でなければ、信号の生成が再開されない。これにより、制御対象の動作をリセットするのに必要な時間よりも短い期間だけ異常動作が発生していたとしても、その時間が経過してから信号の生成が再開されるため、その信号のレギュレータへの供給を、制御対象の動作が確実にリセットされた後で再開させることができる。
なお、この構成における検出回路としては、上述した以外の回路構成を採用してもよい。具体的には、図8(b)に示すように、レギュレータにより生成される信号の電圧を、抵抗R1,R2で分圧した値としてコンパレータ88にて検出し、その電圧が一定値未満になったことをもって通知信号をリセット出力回路82へと出力する、といった回路構成とすることが考えられる。
また、上記実施形態においては、電源装置1における入力フィルタ12,平滑回路14以外の構成要素が1チップ化されたICとして実装された構成を例示した。しかし、この電源装置1については、上記以外の構成要素がICに1チップ化されていない構成としてもよい。例えば、図9に示すように、供給側レギュレータ30における一部のバイポーラトランジスタ42を外付けのものとすることが考えられる。
(4)本発明との対応関係
以上説明した実施形態においては、過熱検出回路42,過電圧検出回路44,過電流検出回路46,OR回路52およびソフトスタート用コンデンサCsが本発明における第1異常検出部であり、調整回路48が本発明における電圧調整部であり、補助電源装置2の過熱検出回路72,過電圧検出回路74,OR回路76およびソフトスタート用コンデンサCsが本発明における第2異常検出部である。
電源装置が実装される電子制御装置の構成を示すブロック図 電源装置の構成(実装例1)を示すブロック図(1/2) 電源装置の構成(実装例1)を示すブロック図(2/2) 電源装置の構成(実装例2)を示すブロック図(1/3) 電源装置の構成(実装例2)を示すブロック図(2/3) 電源装置の構成(実装例2)を示すブロック図(3/3) 別の実施形態における電源装置の構成を示すブロック図 別の実施形態における電源装置の構成を示すブロック図 別の実施形態における電源装置の構成を示すブロック図
符号の説明
1…電源装置、2…補助電源装置、12…入力フィルタ、14…平滑回路、16…平滑回路、20…電源側レギュレータ、22…MOSFET、24…制御回路、30…供給側レギュレータ、32…バイポーラトランジスタ、34…制御回路、36…入力端子、42…過熱検出回路、44…過電圧検出回路、46…過電流検出回路、48…調整回路、52…OR回路、60…補助レギュレータ、62…MOSFET、64…制御回路、72…過熱検出回路、74…過電圧検出回路、76…OR回路、82…リセット出力回路、84…タイマ、88…コンパレータ、100…電子制御装置、200…マイコン、300…センサ類、400…外部電源、Cs…ソフトスタート用コンデンサ。

Claims (14)

  1. 外部から供給される電源信号を降圧した第1中間信号を生成する電源側レギュレータ、および、それぞれ前記第1中間信号を降圧して異なる信号レベルの供給信号を生成する複数の供給側レギュレータのうち、前記電源側レギュレータ、および、少なくとも1以上の前記供給側レギュレータがICとして実装され、前記供給側レギュレータにより生成された供給信号それぞれを制御対象へと供給する電源装置であって、
    前記ICとして実装された前記電源側レギュレータにより生成される前記第1中間信号を前記IC外部へと出力する出力端子と、
    前記出力端子から前記第1中間信号を入力する信号経路、および、前記電源側レギュレータを介さない別の外部信号を入力可能な信号経路、のいずれか一方を選択的に接続可能であり、そうして接続された信号経路を、前記ICとして実装された少なくともいずれかの前記供給側レギュレータへと接続する入力端子と、を備えており、
    前記ICとして実装された少なくともいずれかの前記供給側レギュレータは、前記入力端子に接続された信号経路から入力した信号に基づいて供給信号を生成する、ように構成されている
    ことを特徴とする電源装置。
  2. 前記電源信号を前記第1中間信号とは異なる電圧値に降圧した第2中間信号を生成する補助レギュレータ、を備え、
    前記入力端子は、前記出力端子から前記第1中間信号を入力する信号経路、および、前記補助レギュレータに生成される第2中間信号を入力可能な信号経路、のいずれか一方を選択的に接続可能であり、そうして接続された信号経路を、前記ICとして実装された少なくともいずれかの前記供給側レギュレータへと接続して、
    前記ICとして実装された少なくともいずれかの前記供給側レギュレータは、前記補助レギュレータに生成される第2中間信号を入力可能な信号経路が前記入力端子に接続されている場合、該入力端子から入力される第2中間信号に基づき、前記第1中間信号を入力する信号経路が前記出力端子に接続されている場合とは異なる信号レベルの供給信号を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記電源側レギュレータの異常動作を検出する第1異常検出部,を備えており、
    該第1異常検出部により異常動作が検出された際に、前記電源側レギュレータが前記第1中間信号の生成を停止させる、ように構成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記電源側レギュレータに対して、該電源側レギュレータの動作をソフトスタートさせるべく接続されたソフトスタート用コンデンサが備えられており、
    前記電源側レギュレータは、前記第1異常検出部により異常動作が検出された際に、前記ソフトスタート用コンデンサを放電させることにより、前記電源側レギュレータ自身の動作を停止させて前記第1中間信号の生成を停止させる、ように構成されている
    ことを特徴とする請求項に記載の電源装置。
  5. 前記電源信号を前記第1中間信号とは異なる電圧値に降圧した第2中間信号を生成する補助レギュレータと、該補助レギュレータの異常動作を検出する第2異常検出部と、からなり、前記第2異常検出部により異常動作が検出された際に、前記補助レギュレータが、該補助レギュレータの動作をソフトスタートさせるべく設けられたソフトスタート用コンデンサを放電させることにより、前記補助レギュレータの動作を停止させるように構成された補助電源装置,が設けられる場合において、
    前記ソフトスタート用コンデンサが、前記電源側レギュレータの動作だけでなく、前記補助電源装置の補助レギュレータの動作をソフトスタートさせるべく両者に対して並列接続される、ように構成されている
    ことを特徴とする請求項に記載の電源装置。
  6. 前記第1異常検出部により異常動作が検出されている間、前記供給信号の供給先である制御対象に対して該制御対象の動作をリセットさせるためのリセット信号を出力するリセット出力部,を備えており、
    前記電源側レギュレータは、前記第1異常検出部により異常動作が検出されなくなった以降、前記制御対象の動作をリセットするのに必要な所定時間だけ経過していることをもって、前記第1中間信号の生成を再開させる、ように構成されている
    ことを特徴とする請求項からのいずれかに記載の電源装置。
  7. 前記電源側レギュレータの異常動作を検出する第1異常検出部,を備えており、
    該第1異常検出部により異常動作が検出された際に、前記供給側レギュレータのうち少なくともいずれかが前記供給信号の生成を停止させる、ように構成されている
    ことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の電源装置。
  8. 前記電源信号を前記第1中間信号とは異なる電圧値に降圧した第2中間信号を生成する補助レギュレータと、該補助レギュレータの異常動作を検出する第2異常検出部と、から
    なる補助電源装置が設けられる場合において、
    前記第1異常検出部から検出信号を入力する第1検出経路,および,前記補助電源装置の第2異常検出部から検出信号を入力する第2検出経路のうち、少なくともいずれか一方から入力した検出信号が異常動作を検出した旨の検出結果を示すものである場合に、前記供給側レギュレータのうち少なくともいずれかが前記供給信号の生成を停止させる、ように構成されている
    ことを特徴とする請求項に記載の電源装置。
  9. 前記第1異常検出部は、前記電源側レギュレータによる第1中間信号の生成に伴う温度上昇が所定のしきい値よりも大きくなったことを、該電源側レギュレータの異常動作として検出する検出回路として構成されている
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の電源装置。
  10. 前記第1異常検出部は、前記電源側レギュレータの生成する第1中間信号の電圧値が所定のしきい値よりも大きくなったことを、該電源側レギュレータの異常動作として検出する検出回路として構成されている
    ことを特徴とする請求項からのいずれかに記載の電源装置。
  11. 前記第1異常検出部は、前記電源側レギュレータの生成する第1中間信号の電流値が所定のしきい値よりも大きくなったことを、前記供給側レギュレータの異常動作として検出する検出回路として構成されている
    ことを特徴とする請求項から10のいずれかに記載の電源装置。
  12. 前記第1異常検出部は、少なくとも、前記電源側レギュレータによる第1中間信号の生成に伴う温度上昇が所定のしきい値よりも大きくなったこと,該第1中間信号の電圧値が所定のしきい値よりも大きくなったこと,および,前記電源側レギュレータの生成する第1中間信号の電流値が所定のしきい値よりも大きくなったこと,のいずれかを、前記電源側レギュレータ、または前記供給側レギュレータの異常動作として検出する検出回路として構成されている
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の電源装置。
  13. 前記第1異常検出部により異常動作が検出されている間、前記供給信号の供給先である制御対象に対して該制御対象の動作をリセットさせるためのリセット信号を出力するリセット出力部,を備えており、
    前記供給側レギュレータそれぞれは、前記第1異常検出部により異常動作が検出されなくなった以降、前記制御対象の動作をリセットするのに必要な所定時間だけ経過していることをもって、前記供給信号の生成を再開させる、ように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  14. 外部からの指令を受けて、前記供給側レギュレータそれぞれにより生成される供給信号の電圧値を調整する電圧調整部,を備えている
    ことを特徴とする請求項1から1のいずれかに記載の電源装置。
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