JP2007049845A - スイッチング・レギュレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 安定性と応答性とを両立させ、保護機能強化したスイッチング・レギュレータを提供する。
【解決手段】 出力電圧を形成するインダクタの出力側と接地電位との間に第1キャパシタを設ける。入力電圧から上記インダクタの入力側に第1スイッチ素子により電流を供給する。ヒステリシス特性を有する比較回路でインダクタに流れる電流に比例した電圧に出力電圧を加算した電圧を供給してヒステリシス特性で弁別して出力電流の変動に応じたPWM制御信号を形成する第1帰還経路に加えて、低域では利得を大きくPWM周波数付近では減衰ループ特性を持つエラーアンプの出力電圧を上記比較回路の基準電圧端子に帰還させる第2帰還経路を設ける。保護回路に供給するモニタ電圧として第2帰還経路の帰還電圧を利用する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、直流電圧を発生するスイッチング・レギュレータさらには出力電流変化に対して優れた過渡応答特性が要求されるスイッチング・レギュレータに適用して有効な技術に関し、例えば消費電流の変化が大きいシステムに搭載されるものに利用して有効な技術に関するものである。
近年、電子機器にはシステム制御装置としてマイクロプロセッサが搭載されるものが多くなっている。また、マイクロプロセッサ(以下、CPUと称する)の動作周波数はますます高くなる傾向があり、動作周波数の増加に伴って最大動作電流も増大している。ところで、CPUを内蔵した携帯電子機器等においては、バッテリ電圧をスイッチング・レギュレータで昇圧または降圧してCPUに動作電流を供給する方式が採用されることが多いが、バッテリの消耗を減らすためCPUの動作が必要でないときはCPU全体もしくはCPU内の一部の回路を停止させることが行なわれる。そのため、CPUの消費電流の変化幅はCPUの最大動作電流の増大に伴って増加する傾向にある。そこで、CPUに動作電流を供給する電源装置として、出力電流変化に対する過渡応答特性に優れているものが要求されるようになって来ている。
過渡応答特性に優れているスイッチング・レギュレータとして、ヒステリシス・カレントモード制御方式と呼ばれるものとして、例えば米国特許第5,825,165公報がある。上記ヒステリシス・カレントモード制御方式のスイッチング・レギュレータは、コイルと直列に接続されコイルに流れる電流を検出するためのカレント・センス抵抗と、出力電圧を抵抗分割回路で分圧した電圧(フィードバック電圧)と基準電圧との誤差電圧に比例した電流を出力するエラーアンプとを有し、コイルとセンス抵抗との接続ノードとエラーアンプの出力端子との間に接続された抵抗の値とエラーアンプの出力電流との積で表わされるエラー電圧を、ヒステリシスを有するコンパレータで出力電圧と比較し、センス抵抗での電圧降下が「エラー電圧+ヒステリシス電圧」を上回ったらコイルに電流を流す主スイッチをオンからオフに切り替えると共に主スイッチに同期してコイルへ流す電流を減らすように作用する同期スイッチをオフからオンへ切り替える。また、センス抵抗での電圧降下がエラー電圧を下回ったら主スイッチをオフからオンへ切り替えると共に同期スイッチをオンからオフへ切り替えることによって出力電圧が一定になるように制御するものである。
しかしながら、上記ヒステリシス・カレントモード制御方式のスイッチング・レギュレータでは、コイルと直列に接続されたセンス抵抗を有するため、センス抵抗で無駄に消費される電力が多いという問題を有する。しかも、この電力損失はCPUの最大動作電流が大きくなるほど多くなるので、今後ますます電力効率を低下させる原因となる。また、この電力損失を減らすためセンス抵抗の値を小さくすることが考えられるが、センス抵抗の値を小さくしすぎるとモニタ電圧がコンパレータのヒステリシス電圧を越えられなくなるため、スイッチング周波数が定まらず出力電圧のリップルが大きくなる等のような不具合がある。
本願出願人においては、上記ヒステリシス・カレントモード制御方式のスイッチング・レギュレータを改良したスイッチング・レギュレータを特開2004−064994公報において先に提案している。同公報のスイッチング・レギュレータの基本回路は、図8に示すように、1つ以上の抵抗Rf1と1つ以上のキャパシタCfからなる直列回路をインダクタL1に並列接続し、上記接続点と接地電位との間に抵抗Rf2を設けて、抵抗Rf1とキャパシタCfの接続点からインダクタL1に流れる電流に比例した電圧に出力電圧Vout を加算した電圧をCRフィードバック電圧VCPとして検出する。そして、基準電圧Vref と上記CRィードバック電圧VCPとをヒステリシス特性を有する比較回路HCMPに供給して、PWM制御信号を生成し、プリドライバを通してパワー出力MOSFETM1をスイッチングして上記インダクタL1に流す電流を制御する。なお、抵抗DCRはインダクタL1の等価直列抵抗(寄生抵抗)であり、前記特許文献1のようなカレント・センス抵抗とは異なる。
上記特許文献2に記載のスイッチング・レギュレータでの出力電圧Vout は次式(1)により表すことができる。Vout =Vref −IL×DCR……(1)となる。ここで、ILは負荷電流である。したがって、負荷電流ILが大きな領域では、上記インダクタL1の等価直列抵抗成分(寄生抵抗)DCRによって出力電圧Vout の落ち込みが大きくなり、ロードレギュレーションが悪化する。前記のようなCPUやハードディスク・ドライブ・システムで使用される電源電圧は、1.3V程度のように低電圧化される傾向にあり、反面最大出力電流は2A程度と大きいことが要求されている。一般に電源装置の許容電圧変動幅は、3%のように一定であることから、上記のような低電圧出力のスイッチング・レギュレータでは、最大許容電圧の絶対値が小さくなるので、インダクタL1での等価直列抵抗成分DCRでのロードレギュレーションの悪化(IL×DCR)が無視できなくなるものである。そこで、図9に示したように、エラーアンプEAを設けて、基準電圧Vref と出力電圧Vout を抵抗RaとRbで分圧した電圧とを比較して上記比較回路HCMPの基準電圧を形成して、上記ロードレギュレーションの悪化を防止する回路も提案されている。
米国特許第5,825,165公報 特開2004−064994公報
上記特許文献2に記載のスイッチング・レギュレータのようにエラーアンプを設けて、ロードレギュレーションを改善しようとすると次のような問題の生じることが判明した。図10の周波数−利得特性図に示すように、(A)は図8の基本形回路におけるVrefからVoutまでの特性を示しており、出力電圧Vout がRL/(RL+DCR)のように低下してロードレギュレーションの悪化が見られる。(B)はエラーアンプの利得を示し、(A)+(B)のように低域周波数ではロードレギュレーションの改善は認められるが、PWM周波数帯域fPWMに対してもエラーアンプが一定の利得を持つので、PWMに同期した出力電圧リップル分までも増幅してしまう事となり、PWM動作が不安定となってしまう。
本願発明者においては、図11に示したように、エラーアンプEAの出力部に図10のような抵抗Rに代えてキャパシタC1を設けることを検討した。この構成では、図12の周波数−利得特性図に示すように、(A)は図8の基本形回路に対応しており、出力電圧Vout がRL/(RL+DCR)のように低下してロードレギュレーションの悪化が見られる。(B)はエラーアンプの利得を示し、(A)+(B)のように低域周波数ではロードレギュレーションの改善とPWM周波数帯域fPWMにおいてもPWM動作安定となる反面、低帯域となってしまい、負荷変動に対する応答性が悪化する。
この発明の目的は、安定性と応答性とを両立させたスイッチング・レギュレータを提供することにある。この発明の他の目的は、安定性と応答性に加えて保護機能を強化したスイッチング・レギュレータを提供することにある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。出力電圧を形成するインダクタの出力側と接地電位との間に第1キャパシタを設ける。入力電圧から上記インダクタの入力側に第1スイッチ素子により電流を供給する。上記第1スイッチ素子がオフ状態のときに上記インダクタの入力側を第2スイッチ素子により所定電位にする。上記出力電圧が所望の電圧となるように上記第1スイッチ素子に供給するPWM制御信号を形成する制御回路とを備える。上記制御回路は第1帰還経路と第2帰還経路とを備える。第1帰還経路は、ヒステリシス特性を有する比較回路と、上記インダクタに並列形態に設けられた第1抵抗と第2キャパシタからなる直列回路と、上記第1抵抗と上記第2キャパシタとの接続点と回路の接地電位との間に設けられた第2抵抗とを含む。上記比較回路は、第1基準電圧と上記第1抵抗と第2抵抗及び第2キャパシタの接続点の電位とを受けてヒステリシス特性で弁別して出力電流の変動に応じた上記PWM制御信号を形成する。上記第2帰還経路は、上記出力電圧の分圧電圧を形成する第3抵抗と第4抵抗と、上記分圧電圧と第2基準電圧とを受けて上記比較回路に入力される第1基準電圧を形成するエラーアンプと、その出力端子と回路の接地電位との間に設けられた第3キャパシタ及び上記出力端子と回路の接地電位との間に設けられた第5抵抗と第4キャパシタからなる直列回路とを含む。上記第3キャパシタは、上記PWM制御信号のPWM周波数成分を減衰させるように設定され、上記第5抵抗と第4キャパシタによる遮断周波数は上記第1帰還経路での閉ループ帯域以下に設定される。
安定性と応答性とを両立させたスイッチング・レギュレータを得ることができる。上記安定性と応答性とを両立させるために設けた2つの帰還経路を利用して保護機能強化を行うことができる。
図1には、この発明に係るスイッチング・レギュレータの一実施例の回路図が示されている。この実施例のスイッチング・レギュレータは、電池などの直流電源から供給される直流電圧Vinが電圧入力端子に供給される。この電圧入力端子は、スイッチ素子としてのMOSFETM1のソースに接続される。それ故、MOSFETM1はPチャネルMOSFETとされる。上記MOSFETM1のドレインは、ダイオードD1のカソード側電極に接続される。上記ダイオードD1のアノード側電極は接地電位端子に接続される。上記MOSFETM1のドレインは、インダクタ(コイル)Lの入力側に接続される。上記インダクタLの出力側は出力電圧Vout の出力端子に接続される。抵抗DCRは、上記インダクタLに含まれる等価直流抵抗を表している。上記出力端子と接地点との間には、平滑キャパシタCLが設けられる。
上記コイルL1と並列に直列形態の抵抗Rf1およびキャパシタCfが接続される。上記抵抗Rf1およびキャパシタCfの接続点と回路の接地電位との間には抵抗Rf2が設けられる。上記接続点の電圧VCPは、半導体集積回路の外部端子とされる第1帰還端子PCを介してヒステリシスコンパレータHCMPに入力される。上記回路とコンパレータHCMPは、第1帰還経路を構成してPWM制御信号を形成する。このPWM制御信号は、プリドライバPDVを介して上記スイッチMOSFETM1のゲートに供給される。出力端子OUTは、半導体集積回路の外部端子とされて半導体集積回路に形成される上記プリドライバPDVの出力信号が伝えられる。それ故、上記コンパレータHCMP及びプリドライバPDVは、半導体集積回路に内蔵される回路とされる。
抵抗RLとして示されているのは、本実施例のスイッチング・レギュレータからの電圧Vout 供給を受けて動作するCPUやハードディスク・ドライバのような負荷としての半導体集積回路である。上記PWM制御信号によりスイッチMOSFETM1をオン、オフ動作させることにより、オン・オフ制御パルスのデューティ比に応じた電流がコイルLより出力される。ここで、ヒステリシスコンパレータHCMPは、反転入力端子(−)に入力されている電圧が非反転入力端子(+)に印加されている電圧(基準電圧)よりも低い時はしきい値が高く見え、反転入力端子(−)に入力されている電圧が非反転入力端子(+)に印加されている基準電圧よりも高くなるとしきい値が所定の電位だけ低くなるように見えるコンパレータのことである。このような特性を有するコンパレータ回路は公知であるので、具体的な回路の例示と説明は省略するが、ここで用いるコンパレータはMOSFETで構成された入力インピーダンスの高い回路を使用するのが望ましい。
図1において、一点鎖線で区分けした部分の回路ICは、単結晶シリコンのような1個の半導体チップ上に半導体集積回路として構成される。つまり、上記のようにコンパレータHCMP及びプリドライバPDVが半導体集積回路ICに内蔵され、コイルLやキャパシタCL、抵抗Rf1、Rf2,キャパシタCf、スイッチMOSFETM1,ダイオードD1及び後述する抵抗Ra,Rbが外付け素子として接続されている。これにより、精度の高く、あるいは後述する起動時の出力電圧Vout の立ち上がりスルーレートの設定が容易なレギュレータを実現できる。
ただし、このような構成に限定されるものでなく、上記ダイオードD1の代わりにスイッチMOSFETM1と相補的にオン、オフ動作するスイッチMOSFETを用いても良い。ただし、この場合、MOSFETM1とM2が同時オンとなって電圧入力端子と接地点GNDとの間に大電流が流れないように上記PWM制御信号にはデッドバンドを設ける必要がある。また、MOSFETM1及びダイオードD1及び上記のようなスイッチMOSFETも半導体集積回路に形成してもよい。また、MOSFETM1は、NチャネルMOSFETを用いるものであってもよい。この場合、ゲートには入力電圧Vinに対して、MOSFETのしきい値電圧以上に昇圧された電圧を供給すればよい。
この実施例では、ロードレギュレーション改善をしつつ、PWM動作の安定性を確保すべく、第2帰還経路が設けられる。上記出力電圧Vout を分圧する分圧抵抗Ra,Rbが設けられる。この分圧電圧VFBは、帰還端子FBを介してエラーアンプEAに供給される。エラーアンプEAは、基準電圧Vref との差分に対応した電流信号を形成する。この電流信号は、周波数特性を持つ負荷回路に供給されてエラーアンプEAによるループ利得が設定される。この負荷回路は、キャパシタC2とそれに並列形態に設けられた抵抗R1とキャパシタC1の直列回路から構成される。上記エラーアンプEAの出力電圧は、上記ヒステリシスコンパレータHCMPの非反転入力(+)に供給される基準電圧とされる。
図2には、上記図1のスイッチング・レギュレータの周波数−利得特性図が示されている。(A)は図8の基本形回路に対応しており、出力電圧Vout がRL/(RL+DCR)のように低下するというロードレギュレーションの悪化が見られる。(B)はエラーアンプの利得を示し、抵抗R1とキャパシタC1の遮断周波数fz以下ではキャパシタC1が支配的となって周波数の低下に伴い大きくなる。上記遮断周波数fzからPWM周波数以下の所定周波数(fz2)までは抵抗R1により等価的に図9のエラーアンプEAと同様に利得が一定となる。そして、さらに周波数が高くなりキャパシタC2が支配的になると等価的に図11のエラーアンプEAと同様に周波数の上昇に伴い利得が低下する。PWM周波数帯域fPWMでキャパシタC2による利得が0dBになるようにすれば、(A)+(B)のように低域周波数ではロードレギュレーションの改善とPWM周波数帯域fPWMにおいてはループ利得が0dB以下となる。これにより、この実施例のスイッチング・レギュレータは、全体としてPWM動作は安定でかつ広帯域となって負荷変動に対する応答性も改善することができる。
この実施例のスイッチング・レギュレータでは、上記のように第1帰還経路のCRフィードバック・ヒステリシスレギュレータに、図9のようなP(比例)制御型と図11のようなI(積分)制御型とを組み合わせた、いわばPI(比例・積分)制御型のエラーアンプを付加する。PWMの周波数帯域では、ゲインを0dB以下とする。ゼロクロス周波数では1次遅れ特性になるように、ゼロ周波数を設定する。これにより、エラーアンプEAがPI制御型なので、高域ゲインは下げ、低域ゲインのみ増加させる事が可能となる。その為、(1)高域ゲインが影響してしまう出力電圧リップルの増幅によるコンパレータの誤動作を防げる。(2)低域ゲインは十分大きく出来るので、等価直列抵抗DCRによるロードレギュレーションの悪化が防げる。
図1において、第2帰還端子FBは、出力端子OUTとの間に少なくとも第1帰還端子PCが配置される。これにより、出力端子OUTと上記第2帰還端子FBとの間の寄生容量CCが実質的に存在しないようにされる。つまり、出力端子OUTと第2帰還端子とが上記寄生容量によるカップリングが生じないようにされる。
図3には、上記図1のスイッチング・レギュレータの動作の一例を説明するための波形図が示されている。図3(A)は、上記出力端子OUTから第2帰還端子FBにカップリングVFBが存在する場合の例が示されている。上記帰還端子FBにPWMパルスに対応したカップリングVFBが存在すると、エラーアンプEAがその増幅信号EAOを形成して基準電圧としてヒステリシスコンパレータHCPMに供給する。ヒステリシスコンパレータHCMPでは、上記カップリングVFBに対応して変動するEAO+VhysとEAOの2つのしきい値電圧の差電圧Vhsy'で、前記負荷電流と出力電圧に対応した第1帰還端子PCから帰還信号VPCを弁別してPWM信号を形成することとなり、PWM誤動作の原因となる。
これに対して、前記のような端子配置とした場合には、図3(B)のようにカップリングが少なく、第2帰還電圧VFBが一定となり、それに対応してエラーアンプ出力EAOも一定となる。これにより、ヒステリシスコンパレータHCPMは、一定のエラーアンプ出力EAOとそれにヒステリシス電圧Vhys を加えた電圧EAO+Vhys で前記負荷電流と出力電圧に対応した第1帰還端子PCから帰還信号VPCを弁別して正しくPWM信号を形成することができる。尚、第2帰還端子FBと出力端子OUTとの間に設けられる端子は第1帰還端子PCに限定されず、あまり大きな変動を起こさない電源端子等の他の端子であれば特に制限されない。
図4には、この発明に係るスイッチング・レギュレータの他の一実施例の回路図が示されている。この実施例では、前記図1の回路に、同図に点線で示したようにソフトスタート回路SSTRと保護回路とが追加される。これらの回路は、前記半導体集積回路ICに内蔵される。
ソフトスタート回路SSTRは、特に制限されないが、保護回路により形成された電源起動信号REGENを受ける時定数回路dV/dtと、その出力信号STRによりスイッチ制御されるMOSFETM2から構成される。このMOSFETM2は、前記エラーアンプEAの増幅部と前記抵抗R1,キャパシタC2との間に設けられる。
この実施例のソフトスタート回路SSTRの動作は、図5の波形図に示すように、電源起動信号REGENの立ち上がりを受けて、時定数回路dV/dtにより出力信号STRを形成する。この出力信号STRがMOSFETM2のしきい値電圧以上になると、そのしきい値電圧分だけレベル低下したスタート電圧VrefSが形成される。即ち、起動時は、VrefSを基準とした、エラーアンプが無い場合のレギュレーターとして動作する。
したがって、出力電圧Vout は、上記スタート電圧VrefSを増幅した信号となり、次式(2)のようにスタート電圧VrefSと抵抗Rf1/Rf2の比に対応して立ち上がる。Vout =VrefS×(1+Rf1/Rf2)……(2)そして、出力電圧Vout の分圧電圧VFBが基準電圧Vref に達すると、ヒステリシスコンパレータHCMPでは負荷電流及び出力電圧の変動に対応したPWM信号を形成し、出力電圧Vout は次式(3)のように安定する。Vout =Vref ×(1+Ra/Rb)……(3)
この実施例では、出力電圧Vout が抵抗RaとRbの比により設定されるものであるから、出力電圧Vout には何等影響を与えることなく、外付け抵抗Rf1とRf2の抵抗比に対応して、電源起動時における起動時間と起動スルーレートの最適化を図ることができる。つまり、本願発明に係るスイッチング・レギュレータは、それが用いられるCPUやハードディスク・ドライバ等のようなシステムにおいて要求される起動時間及び起動スルーレートに適合させることができる。
保護回路は、上記第2帰還端子FBの帰還電圧VFBと、上記第1帰還端子PCの帰還電圧VPCを利用した以下のような回路から構成される。上記帰還電圧VFBは、基準電圧Vref1だけレベルシフトして電圧比較回路CMP1の入力端子(−)に供給される。この電圧比較回路CMP1の入力端子(+)には、前記エラーアンプEAの出力電圧、つまりはヒステリシスコンパレータHCMPの基準電圧VrefSが供給される。この電圧比較回路CMP1の出力信号VC1は、起動時の負荷短絡検出信号とされる。つまり、出力電圧Vout のフィードバック電圧VFBを起動時基準電圧VrefSと比較し、追従してないときには、出力平滑容量CL又は負荷RLの短絡破壊として検出する。
図6の波形図に示すように、VFB−VPC<Vref1のときには、帰還電圧VFBと基準電圧VrefSとが追従している場合として正常状態と判定する。これに対して、上記負荷短絡や出力平滑容量CLの短絡のときには、帰還電圧VFBが0Vのままであるので、VFB−Vref1<VrefSのときに検出信号VC1をハイレベルにする。
上記帰還電圧VFBは、電圧比較回路CMP2の入力端子(+)に供給される。この電圧比較回路CMP2の入力端子(−)には、基準電圧Vref2が供給される。この基準電圧Vref2は、出力電圧Vout の許容最大電圧に対応された電圧とされる。したがって、この電圧比較回路CMP2の出力信号VC2は、出力過電圧検出信号とされる。
上記帰還電圧VPCは、電圧比較回路CMP3の入力端子(+)に供給される。この電圧比較回路CMP3の入力端子(−)には、基準電圧Vref3が供給される。この基準電圧Vref3は、上記電圧VPCの正常時での許容最大電圧に対応された電圧とされる。そして、この電圧比較回路CMP3の出力信号VC3は、ラッチ回路LT1を介して取り出される。ラッチ回路LT1は、リセット信号として電源起動信号が用いられる。
上記の各検出信号は、ノア(NOR)ゲート回路G1を通して異常検出信号DENとされる。この信号DENは、一方においてプリドライバPVDを制御して、出力MOSFETM1を強制的にオフ状態にさせる。これにより、上記のような異常状態でスイッチング・レギュレータが破壊されてしまうのを防止することができる。また、電源起動信号REGENを形成するアンド(AND)ゲート回路G4に供給されて、電源起動信号REGENを停止状態にさせる。
上記帰還電圧VFBは、電圧比較回路CMP4の入力端子(−)に供給される。この電圧比較回路CMP4の入力端子(+)には基準電圧Vref4が供給される。基準電圧Vref4は、出力電圧Vout の最低許容電圧に設定される。この電圧比較回路CMP4の出力信号VC4は、起動後の負荷短絡検出に用いられる。この検出信号VC4は、正常時にはロウレベル(論理0)にされる。上記検出信号VC4は、ノア(NOR)ゲート回路G2を通して制御信号PORとされてアンド(AND)ゲート回路G3の否定入力に供給される。また、デジタル遅延回路DDLを通した遅延信号PORDが上記アンドゲート回路G3の肯定入力に供給される。このアンドゲート回路G3の出力信号SDは、ラッチ回路LT2に取り込まれ、その出力信号RDが上記電源起動信号REGENを形成する上記アンドゲート回路G4の否定入力に供給される。上記ラッチ回路LT2は、入力電圧Vinの供給時のパワーオンリセット信号によりリセットされる。
入力電圧Vinは、電圧比較回路CMP5の入力端子(−)に供給される。この電圧比較回路CMP5の入力端子(+)には基準電圧Vref5が供給される。この基準電圧Vref5は、入力電圧Vinの許容最低電圧に対応している。この電圧比較回路CMP5は、入力電圧Vinが正常に投入されたこと、スイッチング・レギュレータの安定動作に必要な電圧が供給されていることを検出する。この検出信号VC5は、上記オアゲート回路G2に供給される。これにより、上記検出信号VC5に対応しても上記信号POR,PORD,SD及びRDが形成される。
したがって、図7の波形図に示すように入力電圧Vinが正常に投入されて立ちあがり、パワーオンリセット信号により上記ラッチ回路LT2がリセットされる。そして、上記検出信号VC1、VC2、VC3、VC4及びVC5に異常が無いと、図示しないけれどもゲート回路G4は電源起動信号REGENを立ち上げる。スイッチング・レギュレータが正常動作し、出力電圧Vout が所望の電圧に安定する。この状態で、負荷短絡が発生すると、検出信号VC4がハイレベルに変化し、ノアゲート回路G3の出力信号PORがロウレベルに変化し、遅れて信号PORDがロウレベルに変化する。したがって、アンドゲート回路G3により上記遅延時間に対応してハイレベルになるパルスSDが形成される。この信号SDがラッチ回路LT2に取り込まれて信号RDがハイレベルにされる。したがって、アンドゲート回路G4により形成される電源起動信号REGENがロウレベルとなって動作停止状態にされる。
上記入力電圧Vinが正常に投入されて立ちあがるときには、上記ゲート回路G3の出力信号SDはロウレベルのままとなり、上記負荷短絡が発生したときに検出信号SDを形成する。この動作は、入力電圧Vinがスイッチング・レギュレータの安定動作に必要な電圧以下となったときにも同様に行われる。すなわち、電圧比較回路VC5がハイレベルになる検出信号VC5を形成するので、上記同様に電源起動信号REGENをロウレベルとして動作停止状態にする。したがって、上記検出信号VC4又はVC5により、スイッチング・レギュレータが動作停止状態になると、それを再起動させるためには入力電圧Vinをいったん遮断して、再度供給して上記パワーオンリセット信号を発生させることが必要となる。
この実施例のスイッチング・レギュレータは、出力電圧精度の向上が可能となり、レギュレータの信頼性を向上できる。また、負荷電流の変動に対し高速に応答が可能なので、レギュレータの信頼性の向上が可能となる。また、ソフトスタート機能の実現と共に、外付け部品の不具合を検出し、レギュレータ、他の外付け部品、及び負荷の保護を実現できるので製品の信頼性を向上できる。特に、前記のようなCPUやハードディスク・ドライブ等の電源装置としては、1.3Vあるいはそれ以下に低電圧化される傾向にあり、反面最大出力電流は2A程度と大きいことが要求されている。したがって、ロードレギュレーションの改善と出力電圧精度の向上及び負荷電流の変動に対し高速に応答が可能な本願発明に係るスイッチング・レギュレータはこれらの用途に特に有益なものとなる。
以上本発明者によってなされた発明を、前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、PWM信号を形成する第1帰還経路は、前記特許文献2に記載の変形例を採用することができる。出力端子OUTと帰還端子FBとの間には、電源端子又は回路の接地端子等を介在させて前記カップリングの影響を防止するものであってもよい。ヒステリシスコンパレータHCMP、プリドライバPDV及びエラーエンプの増幅部の具体的構成は、種々の実施形態を採ることができるものである。この発明は、スイッチング・レギュレータとして広く利用できる。
この発明に係るスイッチング・レギュレータの一実施例を示す回路図である。 図1のスイッチング・レギュレータの周波数−利得特性図である。 図1のスイッチング・レギュレータの動作の一例を説明するための波形図である。 この発明に係るスイッチング・レギュレータの他の一実施例を示す回路図である。 図4のソフトスタート回路の動作を説明するための波形図である。 図4の保護回路の動作を説明するための波形図である。 図4の保護回路の動作を説明するための波形図である。 従来技術の一例を示す回路図である。 従来技術の他の一例を示す回路図である。 図9のスイッチング・レギュレータの周波数−利得特性図である。 この発明に先立って検討されたスイッチング・レギュレータの回路図である。 図11のスイッチング・レギュレータの周波数−利得特性図である。
符号の説明
Rf1,Rf2,Ra,Rb,R1…抵抗、CL,Cf,C1,C2…キャパシタ、RL…負荷、M1,M2…MOSFET、D1…ダイオード、HCMP…ヒステリシスコンパレータ、CMP1〜CMP5…電圧比較回路、G1〜G5…ゲート回路、DDL…遅延回路、EA…エラーアンプ。

Claims (18)

  1. インダクタと、
    出力電圧が形成される上記インダクタの出力側と接地電位との間に設けられた第1キャパシタと、
    入力電圧から上記インダクタの入力側に電流を供給する第1スイッチ素子と、
    上記第1スイッチ素子がオフ状態のときにオン状態となって上記インダクタの入力側を所定電位にする第2スイッチ素子と、
    上記出力電圧が所望の電圧となるように上記第1スイッチ素子に供給するPWM制御信号を形成する制御回路とを備え、
    上記制御回路は、
    第1帰還経路と第2帰還経路とを備え、
    上記第1帰還経路は、
    ヒステリシス特性を有する比較回路と、
    上記インダクタに並列形態に設けられた第1抵抗と第2キャパシタからなる直列回路とを含み、
    上記比較回路は、第1基準電圧と、上記第1抵抗と第2キャパシタの接続点の電位とを受け、第1のしきい値と第2のしきい値で弁別して出力電流の変動に応じて上記インダクタに流す電流を変化させる上記PWM制御信号を形成し、
    上記第2帰還経路は、
    上記出力電圧の分圧電圧を形成する第3抵抗と第4抵抗と、
    上記分圧電圧と第2基準電圧とを受けるエラーアンプとを含み、
    上記エラーアンプは、上記比較回路に入力される上記第1基準電圧を形成し、 上記エラーアンプは、PI制御型であることを特徴とするスイッチング・レギュレータ。
  2. 請求項1において、
    上記第1スイッチ素子は、単体のパワーMOSFETにより構成され、
    上記第1帰還経路の第1抵抗、第2キャパシタは、外付け素子により構成され、
    上記第2帰還経路の第3抵抗及び第4抵抗は、外付け素子により構成され、
    上記比較回路及びエラーアンプは半導体集積回路により形成されることを特徴とするスイッチング・レギュレータ。
  3. 請求項2において、
    上記半導体集積回路は、上記第1スイッチ素子を制御する第1端端子と、上記第1帰還経路に対応した第2端子と、上記第2帰還経路に対応した第3端子とを有し、
    上記第1端子と上記第3端子との間には、少なくとも上記第2端子を配置してなることを特徴とするスイッチング・レギュレータ。
  4. 請求項3において、
    上記半導体集積回路に形成される上記エラーアンプの出力端子と上記比較回路の上記第1基準電圧が入力される入力部との間にはスイッチMOSFETが設けられ、
    上記第1帰還経路は、上記第1抵抗と上記第2キャパシタとの接続点と回路の接地電位との間に設けられた第2抵抗とを含み、
    上記MOSFETのゲートは電源起動信号を受ける時定数回路により形成された制御電圧により制御されることを特徴とするスイッチング・レギュレータ。
  5. 請求項41において、
    上記エラーアンプは、
    電流増幅型の第1アンプと、
    上記第1アンプの出力端子と回路の接地電位との間に設けられた第3キャパシタと、 上記第1アンプの出力端子と回路の接地電位との間に設けられた第5抵抗と第4キャパシタからなる直列回路とを含むことを特徴とするスイッチング・レギュレータ。
  6. インダクタと、
    出力電圧が形成される上記インダクタの出力側と接地電位との間に設けられた第1キャパシタと、
    入力電圧から上記インダクタの入力側に電流を供給する第1スイッチ素子と、
    上記第1スイッチ素子がオフ状態のときにオン状態となって上記インダクタの入力側を所定電位にする第2スイッチ素子と、
    上記出力電圧が所望の電圧となるように上記第1スイッチ素子に供給するPWM制御信号を形成する制御回路とを備えるスイッチング・レギュレータであって、
    上記制御回路は、
    第1帰還経路、第2帰還経路及び保護回路を備え、
    上記第1帰還経路は、
    ヒステリシス特性を有する比較回路と、
    上記インダクタに並列形態に設けられた第1抵抗と第2キャパシタからなる直列回路と、
    上記第1抵抗と上記第2キャパシタとの接続点と回路の接地電位との間に設けられた第2抵抗とを含み、
    上記比較回路は、第1基準電圧と上記第1抵抗と第2抵抗及び第2キャパシタの接続点からの帰還電圧とを受け、第1のしきい値と第2のしきい値で弁別して出力電流の変動に応じて上記インダクタに流す電流を変化させる上記PWM制御信号を形成し、
    上記第2帰還経路は、
    上記出力電圧の分圧電圧を形成する第3抵抗と第4抵抗と、
    上記分圧電圧と第2基準電圧とを受けるエラーアンプとを含み、
    上記エラーアンプは、上記比較回路に入力される第1基準電圧を形成し、
    上記保護回路は、
    上記分圧電圧を第1電圧だけレベルシフトするレベルシフト手段と、
    上記レベルシフトされた分圧電圧と上記第1基準電圧とを受ける第1電圧比較回路を備え、上記スイッチング・レギュレータの正常状態時は上記レベルシフトされた電圧は上記第1基準電圧よりも高く、上記第1キャパシタの負荷短絡時は上記レベルシフトされた電圧が上記第1基準電圧よりも低く設定され、
    上記負荷短絡時の上記第1電圧比較回路の出力信号により上記第1スイッチ素子をオフ状態にしてなることを特徴とするスイッチング・レギュレータ。
  7. 請求項6において、
    上記保護回路は、
    上記分圧電圧と上記出力電圧の許容最大電圧に対応した第3基準電圧を受ける第2電圧比較回路を更に備え、
    上記第2電圧比較回路の出力信号により上記出力電圧が上記許容最大電圧を超えたときに上記第1スイッチ素子をオフ状態にしてなることを特徴とするスイッチング・レギュレータ。
  8. 請求項7において、
    上記保護回路は、
    上記比較回路の帰還電圧と第4基準電圧を受ける第3電圧比較回路と、かかる第3電圧比較回路の出力信号を保持する第1ラッチ回路とを更に備え、
    上記第4基準電圧は上記正常状態時の上記帰還電圧以上に設定され、上記帰還電圧が上記第4基準電圧以上になったときの信号変化を上記第1ラッチ回路に取り込み、かかる第1ラッチ回路の出力信号により上記第1スイッチ素子をオフ状態にしてなることを特徴とするスイッチング・レギュレータ。
  9. 請求項8において、
    上記エラーアンプの出力端子と上記比較回路の上記第1基準電圧が入力される入力部との間にはスイッチMOSFETが設けられ、
    上記第1帰還経路は、上記第1抵抗と上記第2キャパシタとの接続点と回路の接地電位との間に設けられた第2抵抗とを含み、
    上記MOSFETのゲートには電源起動信号を受ける時定数回路により形成された制御電圧により制御されることを特徴とするスイッチング・レギュレータ。
  10. 請求項9において、
    上記保護回路は、
    上記分圧電圧と第5基準電圧を受ける第4電圧比較回路と、かかる第4電圧比較回路の出力信号と、その遅延信号とを受ける論理回路と、かかる論理回路の出力信号を保持する第2ラッチ回路とを備え、
    上記第5基準電圧は上記正常状態時の上記分圧電圧以上に設定され、上記分圧電圧が上記第5基準電圧以下になったときの信号変化時における上記遅延回路での遅延時間に対応したパルスを第2ラッチ回路に取り込み、かかる第2ラッチ回路の出力信号により上記電源起動信号を電源停止状態にしてなることを特徴とするスイッチング・レギュレータ。
  11. 請求項10において、
    上記第1電圧比較回路、第2電圧比較回路及び第1ラッチ回路の出力信号は、論理和回路を通して上記第1スイッチ素子をオフ状態にするとともに、上記電源起動信号も電源停止状態にしてなることを特徴とするスイッチング・レギュレータ。
  12. 請求項11において、
    上記保護回路は、
    上記入力電圧と第6基準電圧を受ける第5電圧比較回路を更に備え、
    上記第6基準電圧は、上記入力電圧の許容最低電圧に設定され、上記入力電圧が上記第6基準電圧以下になったときの信号変化が上記遅延回路と論理回路に供給され、遅延時間に対応したパルスが第2ラッチ回路に取り込まれて上記電源起動信号を電源停止状態にしてなることを特徴とするスイッチング・レギュレータ。
  13. 請求項5において、
    上記第2帰還経路の上記第3キャパシタは、上記PWM制御信号のPWM周波数成分を減衰させるように設定され、上記第5抵抗と第4キャパシタによる遮断周波数は上記第1帰還経路での閉ループ帯域以下に設定されていることを特徴とするスイッチング・レギュレータ。
  14. 請求項13において、
    上記入力電圧は5V以上であり、
    上記出力電圧は3.3V以下であることを特徴とするスイッチング・レギュレータ。
  15. 請求項6において、
    上記エラーアンプはPI制御型であることを特徴とするスイッチング・レギュレータ。
  16. 請求項15において、
    上記エラーアンプは、
    電流増幅型の第1アンプと、
    上記第1アンプの出力端子と回路の接地電位との間に設けられた第3キャパシタと、 上記第1アンプの出力端子と回路の接地電位との間に設けられた第5抵抗と第4キャパシタからなる直列回路とを含むことを特徴とするスイッチング・レギュレータ。
  17. 請求項16において、
    上記第2帰還経路の上記第3キャパシタは、上記PWM制御信号のPWM周波数成分を減衰させるように設定され、上記第5抵抗と第4キャパシタによる遮断周波数は上記第1帰還経路での閉ループ帯域以下に設定されていることを特徴とするスイッチング・レギュレータ。
  18. 請求項17において、
    上記入力電圧は5V以上であり、
    上記出力電圧は3.3V以下であることを特徴とするスイッチング・レギュレータ。
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