JP2010178438A - スイッチング電源制御回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】出力が過電圧となった後、外部から信号を入力させることなく、自律で制御再開が可能なスイッチング電源制御回路を提供する。
【解決手段】スイッチング電源制御回路は、入力電圧が入力電極に印加される第1トランジスタと、第1トランジスタと直列接続される第2トランジスタとを、第1トランジスタ及び第2トランジスタの接続点を介して得られる出力電圧に応じた第1帰還電圧と、第1基準電圧とに基づいて動作させる第1制御回路と、出力電圧に応じ、出力電圧の上昇とともに高くなる第2帰還電圧が第2基準電圧より低い場合、第1帰還電圧が第1基準電圧となるよう第1制御回路に第1トランジスタ及び第2トランジスタを相補的にオンオフさせ、第2帰還電圧が第2基準電圧より高い場合、第1制御回路に第2トランジスタをオフさせる第2制御回路と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、スイッチング電源制御回路に関する。
一般に、スイッチング電源回路は入力電圧から、負荷に供給するための所望の出力電圧を生成する(例えば特許文献1)。図4に、スイッチング電源回路100の一例を示す。
制御回路200は、ラッチ回路304からLレベルの信号が入力されている場合、出力電圧Voutを分圧した帰還電圧Vfbと基準電圧回路300の電圧Vref1とに基づいてNMOSトランジスタ301,302を相補的にオンオフする。具体的には制御回路200は、帰還電圧Vfbが基準電圧Vref1より低くなると、コンデンサCに充電された出力電圧Voutが上昇するようNMOSトランジスタ301,302をスイッチングする。一方、制御回路200は、帰還電圧Vfbが基準電圧Vref1より高くなると、出力電圧Voutが低下するようNMOSトランジスタ301,302をスイッチングする。このように、出力電圧Voutは、所望のレベルとなるよう制御回路200により制御される。また、制御回路200は、出力電圧Voutが上昇し過電圧になると、出力電圧Voutを所望のレベルに低下させるようNMOSトランジスタ302をオンし続ける。この結果、オンされたNMOSトランジスタ302には、過電圧による過大逆電流が流れ続けることとなり、NMOSトランジスタ302は焼損する危険がある。
過電圧検出回路201は、出力電圧Voutと基準電圧回路303の電圧Vref2とを比較することにより出力電圧Voutを監視し、過電圧が生じた際、ラッチ回路304とともにNMOSトランジスタ302の焼損を防止する。具体的には、過電圧検出回路201は、出力電圧Voutが基準電圧回路303の電圧Vref2より高くなり過電圧になると、Hレベルのシャットダウン信号を出力する。ラッチ回路304は、過電圧検出回路201からHレベルのシャットダウン信号が入力されると、制御回路200にHレベルの信号を出力することによりNMOSトランジスタ301,302をオフさせる。したがって、過電圧による過大逆電流がNMOSトランジスタ302に流れなくなるため、NMOSトランジスタ302の焼損を防ぐことが可能である。
また、マイコン305は、出力電圧Voutが基準電圧回路303の電圧Vref2以下になったことを検出すると、すなわち出力電圧Voutが過電圧でないことを検出すると、シャットダウン解除信号をラッチ回路304に出力する。制御回路200は、シャットダウン解除信号がラッチ回路304に入力されると、帰還電圧Vfbと基準電圧Vref1とに基づいてNMOSトランジスタ301,302の制御を再開する。
特開2003−264978号公報
過電圧検出回路201はラッチ回路304にHレベルのシャットダウン信号を出力することにより、制御回路200にNMOSトランジスタ301,302をオフさせ、NMOSトランジスタ302の焼損を防いでいる。しかし、ラッチ回路304はシャットダウン信号を保持しているため、制御回路200は自律でトランジスタ301,302の制御を再開できない。したがって、外部のマイコン305によりシャットダウンを解除させ、制御回路200によるトランジスタ301,302の制御を再開させる必要がある。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、自律で制御再開が可能なスイッチング電源制御回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一つの側面に係るスイッチング電源制御回路は、入力電圧が入力電極に印加される第1トランジスタと、前記第1トランジスタと直列接続される第2トランジスタとを、前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタの接続点を介して得られる出力電圧に応じた第1帰還電圧と、第1基準電圧とに基づいて動作させる第1制御回路と、前記出力電圧に応じ、前記出力電圧の上昇とともに高くなる第2帰還電圧が第2基準電圧より低い場合、前記第1帰還電圧が前記第1基準電圧となるよう前記第1制御回路に前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタを相補的にオンオフさせ、前記第2帰還電圧が前記第2基準電圧より高い場合、前記第1制御回路に前記第2トランジスタをオフさせる第2制御回路と、を備えることを特徴とする。
出力が過電圧となった後、外部から信号を入力させることなく、自律で制御再開が可能なスイッチング電源制御回路を提供することができる。
本発明の一実施形態であるスイッチング電源回路10を示す図である。 出力電圧Voutが過電圧でない場合のスイッチング電源回路10の動作を説明するための図である。 出力電圧Voutが過電圧となる場合のスイッチング電源回路10の動作を説明するための図である。 スイッチング電源回路の一例を示す図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
図1は本発明の一実施形態であるスイッチング電源回路10の構成を示す図である。スイッチング電源回路10は、例えば、バッテリーの電圧である入力電圧Vinから、負荷(不図示)に供給するための所望の出力電圧Voutを生成するために用いられる。
スイッチング電源回路10は、制御回路20、過電圧検出回路21、NMOSトランジスタ22,23、インダクタL1、コンデンサC1,C2、及び抵抗R1〜R5を含んで構成される。なお、図1において端子は図示されていないが、本実施形態における制御回路20、過電圧検出回路21、NMOSトランジスタ22,23は集積化されていることとする。また、制御回路20、過電圧検出回路21が本発明のスイッチング電源制御回路に相当する。
制御回路20(第1制御回路)は、NMOSトランジスタ22,23をスイッチングして、入力電圧Vinから所望の出力電圧Voutを生成する回路である。また、制御回路20は、基準電圧回路30、誤差増幅回路31、鋸歯波発振回路32、コンパレータ33、発振回路34、Dフリップフロップ35、及びNORゲート36を含んで構成される。
基準電圧回路30は、例えば、バンドギャップ電圧などの所定レベルの基準電圧Vref1(第1基準電圧)を生成する回路である。
誤差増幅回路31は、基準電圧Vref1と出力電圧Voutを抵抗R2,R3で分圧した電圧Vfb1(第1帰還電圧)との差を増幅する回路である。また、本実施形態の誤差増幅回路31においては、誤差増幅回路31の出力とGNDとの間にスイッチング電源回路10の帰還ループの位相補償を行うためのコンデンサC1及び抵抗R1が接続されている。なお、本実施形態では誤差増幅回路31の出力とコンデンサC1とが接続されたノードの電圧を、電圧Ve1(充電電圧)とする。
鋸歯波発振回路32は、所定周期の鋸歯波Vosc1を出力する回路である。
コンパレータ33は、誤差増幅回路31からの出力電圧Ve1と、鋸歯波Vosc1とを比較し、PWM信号Vpwmを出力する回路である。なお、本実施形態では、電圧Ve1がコンパレータ33の非反転入力端子に入力され、鋸歯波Vosc1がコンパレータ33の反転入力端子に入力されている。鋸歯波のレベルが電圧Ve1のレベルより低くなるとPWM信号VpwmはHレベルとなり、鋸歯波のレベルが電圧Ve1のレベルより高くなるとPWM信号VpwmはLレベルとなる。また、以下本実施形態では、PWM信号Vpwmの一周期においてLレベルの占める期間を、PWM信号Vpwmのデューティ比とする。
発振回路34は、鋸歯波Vosc1が立下りから立ち上がりに変化するタイミングで、一周期においてHレベルの占める期間が短いパルス信号Vosc2を出力する回路である。なお、本実施形態の発振回路34は、鋸歯波発振回路32と同一周期、かつ前述したタイミングでパルス信号Vosc2を出力できるよう、鋸歯波発振回路32と同一のオシレータ(不図示)を発振源としていることとする。
Dフリップフロップ35は、コンパレータ33からの出力PWM信号Vpwmをパルス信号Vosc2に同期させて、信号VqをNMOSトランジスタ22(第1トランジスタ)およびNORゲート36に出力する回路である。PWM信号VpwmがHレベルの場合、Vosc2の立ち上がりと同時に信号VqはHレベルになり、PWM信号VpwmがLレベルの場合、Dフリップフロップ35はリセットされ信号VqはLレベルとなる。
NORゲート36は、コンパレータ41の出力信号Ve2がLレベルの場合、Dフリップフロップ35からの出力信号Vqを反転した信号VinvをNMOSトランジスタ23(第2トランジスタ)に出力し、出力信号Ve2がHレベルとなると、Lレベルの信号VinvをNMOSトランジスタ23に出力する回路である。したがって、制御回路20は、コンパレータ41の出力信号Ve2がLレベルの場合、出力信号Vq,Vinvにより、NMOSトランジスタ22,23を相補的にオンオフすることが可能となる。
なお、鋸歯波発振回路32、コンパレータ33、発振回路34、Dフリップフロップ35、及びNORゲート36が本発明の駆動回路に相当する。
過電圧検出回路21(第2制御回路)は、出力電圧Voutを抵抗R4,R5で分圧した電圧Vfb2(第2帰還電圧)と基準電圧回路40の電圧Vref2とを比較することにより出力電圧Voutを監視し、過電圧が生じた際、NMOSトランジスタ23をオフすることにより焼損を防止する回路である。また、過電圧検出回路21は、基準電圧回路40、コンパレータ41を含んで構成される。
基準電圧回路40は、所定レベルの基準電圧Vref2を生成する回路である。
コンパレータ41(制御信号出力回路)は、基準電圧Vref2に基づいてコンパレータ41内で、例えば、基準電圧Vref2の1.2倍の上側スレッショルド電圧Vth(第2基準電圧)、基準電圧Vref2の1.1倍の下側スレッショルド電圧Vtl(第3基準電圧)を生成する。コンパレータ41は、電圧Vfb2が上昇する場合、電圧Vfb2と上側スレッショルド電圧Vthとを比較し、電圧Vfb2が低下する場合、電圧Vfb2と下側スレッショルド電圧Vtlとを比較することにより、信号Ve2(制御信号)を出力する回路である。なお、本実施形態では、上側スレッショルド電圧Vthを出力電圧Voutが過電圧であることを示す電圧とし、下側スレッショルド電圧Vtlを出力電圧Voutが過電圧でないことを示す電圧とする。コンパレータ41は、電圧Vfb2のレベルが上側スレッショルド電圧Vthのレベルより高くなると、信号Ve2をHレベルとする。一方、コンパレータ41は、電圧Vfb2のレベルが下側スレッショルド電圧Vtlのレベルより低くなると、信号Ve2をLレベルとする。
ここで、出力電圧Voutが過電圧でなく所望の出力電圧Voutが生成される場合のスイッチング電源回路10の動作について、図2を参照しつつ説明する。出力電圧Voutが過電圧でない場合、電圧Vfb2のレベルが下側スレッショルド電圧Vtlのレベルより低くなるため、コンパレータ41はLレベルの信号Ve2を出力する。したがって、制御回路20は、出力信号Vq,Vinvにより、NMOSトランジスタ22,23を相補的にオンオフする。
なお、図2の破線の各波形は、出力電圧Voutが所望の電圧である場合の基準となる波形であり、実線の各波形は、出力電圧Voutが所望の電圧より高い場合、または低い場合の波形を示す。出力電圧Voutが所望の電圧より上昇し、誤差増幅回路31に印加される電圧Vfb1が基準電圧Vref1より高くなると、誤差増幅回路31はコンデンサC1の電荷をグランドGNDに放電するため、電圧Ve1は基準値から低下する。電圧Ve1が基準値から低下すると、コンパレータ33は、破線で示すPWM信号Vpwmよりデューティ比の大きいPWM信号Vpwmを出力する。前述のように、発振回路34は鋸歯波Vosc1の立ち上がりと同時に立ち上がるパルス信号Vosc2を出力する。Dフリップフロップ35は、PWM信号Vpwmをパルス信号Vosc2に同期させることにより、信号VqをNMOSトランジスタ22に出力する。破線で示すPWM信号Vpwmよりデューティ比の大きいPWM信号Vpwmに基づいて出力された信号Vqは、Lレベルの占める期間が破線で示す信号Vqより長いため、NMOSトランジスタ22をオフする時間が長くなる。一方、NORゲート36は、Hレベルの占める期間が破線で示す信号Vinvより長い信号Vinvを出力するため、NMOSトランジスタ23をオンする時間が長くなる。したがって、コンデンサC2の充電時間より放電時間が相対的に長くなるため、コンデンサC2はNMOSトランジスタ23を介して放電される。この結果、所望の電圧より上昇していた出力電圧Voutは低下する。
一方、出力電圧Voutが所望の電圧より低下し、電圧Vfb1が基準電圧Vref1より低くなると、誤差増幅回路31はコンデンサC1の電荷を充電するため、電圧Ve1は基準値から上昇する。電圧Ve1が基準値から上昇すると、コンパレータ33は、破線で示すPWM信号Vpwmよりデューティ比の小さいPWM信号Vpwmを出力する。破線で示すPWM信号Vpwmよりデューティ比が小さいPWM信号Vpwmに基づいて出力された信号Vqは、Hレベルの占める期間が破線で示す信号Vqより長いため、NMOSトランジスタ22をオンする時間が長くなる。一方、NORゲート36は、Lレベルの占める期間が破線で示す信号Vinvより長い信号Vinvを出力するため、NMOSトランジスタ23をオフする時間が長くなる。したがって、コンデンサC2の放電時間より充電時間が相対的に長くなるため、コンデンサC2はNMOSトランジスタ22を介して充電される。この結果、所望の電圧より低下していた出力電圧Voutは上昇する。
このように、本実施形態では、出力電圧Voutが過電圧でない場合、出力電圧Voutは、基準電圧Vref1に基づく所望のレベルとなるよう制御される。
つぎに、図3を参照しつつ、出力電圧Voutが過電圧となる場合のスイッチング電源回路10の動作について説明する。なお、図3でT1〜T3までの期間を出力電圧Voutが過電圧となることとする。
図3に示すように、例えば時刻T1で出力電圧Voutが過電圧となると、電圧Vfb2のレベルが上側スレッショルド電圧Vthのレベルより高くなるため、コンパレータ41はHレベルの信号Ve2を出力する。したがって、NORゲート36は、Lレベルの信号Vinvを出力し、NMOSトランジスタ23をオフする。また、出力電圧Voutが過電圧となると、電圧Vfb1は基準電圧Vref1より高くなるため、C1が放電され電圧Ve1が低下する。このため、制御回路20は電圧Ve1のレベルに応じたデューティ比でNMOSトランジスタ22をスイッチングする。つぎに、例えば時刻T2で電圧Ve1のレベルが鋸歯波Vosc1のレベルより低くなると、コンパレータ33は、PWM信号Vpwmのデューティ比を100%とする。このため、コンパレータ33はDフリップフロップ35をリセットし続け、Dフリップフロップ35はNMOSトランジスタ22をオフし続ける。このように、本実施形態では、出力電圧Voutが過電圧となる場合、制御回路20はNMOSトランジスタ22,23をオフする。
そして、例えば時刻T3で出力電圧Voutが過電圧でない電圧となると、電圧Vfb2のレベルが下側スレッショルド電圧Vtlのレベルより低くなるため、コンパレータ41はLレベルの信号Ve2を出力する。この結果、前述のように出力電圧Voutが所望のレベルとなるよう、制御回路20によるNMOSトランジスタ22,23のスイッチングが再開される。
以上に説明した構成からなる本実施形態のスイッチング電源回路10において、出力電圧Voutが過電圧でないと、電圧検出回路21は、制御回路20に基準電圧Vref1が電圧Vfb1となるよう、相補的にNMOSトランジスタ22,23をスイッチングさせる。一方、出力電圧Voutが過電圧となると、過電圧検出回路21は、制御回路20にNMOSトランジスタ23をオフさせる。また、制御回路20は、基準電圧Vref1と電圧Vfb1との差に基づいてNMOSトランジスタ22をオフする。したがって、過電圧による過大逆電流がNMOSトランジスタ23に流れなくなるため、焼損を防ぐことが可能である。この後、出力電圧Voutが過電圧でなくなると、前述のように、過電圧検出回路21は、制御回路20にNMOSトランジスタ22,23のスイッチングを再開させる。したがって、本実施形態では、出力が過電圧となった後、外部から信号を入力させることなく、自律で制御回路20によるNMOSトランジスタ22,23の制御再開が可能となる。
また、本実施形態では、制御回路20は、基準電圧Vref1と電圧Vfb1との差に基づいて誤差増幅回路31にコンデンサC1を充放電させる。出力電圧Voutが過電圧でないと、コンパレータ41は、Lレベルの信号Ve2を出力する。Dフリップフロップ35は、出力信号Ve2がLレベルの場合、コンデンサC1の充電電圧Ve1に応じて信号Vqを出力し、NORゲート36に信号Vinvを出力させる。制御回路20は、信号Vq,Vinvにより、電圧Vfb1が基準電圧Vref1となるよう、NMOSトランジスタ22,23を相補的にスイッチングする。一方、出力電圧Voutが過電圧となると、コンパレータ41は、Hレベルの信号Ve2を出力する。NORゲート36は、Hレベルの信号Ve2が入力されると、Lレベルの信号Vinvを出力し、NMOSトランジスタ23をオフする。また、制御回路20は、コンデンサC1の充電電圧に応じてNMOSトランジスタ22をオフする。したがって、出力電圧Voutが過電圧となると、スイッチング電源回路10は確実にNMOSトランジスタ23を保護し、出力電圧Voutが過電圧でなくなると、スイッチング電源回路10はNMOSトランジスタ22,23を制御再開できる。
また、本実施形態では、過電圧検出回路21は、基準電圧Vref2に基づいてコンパレータ41内で、例えば、基準電圧Vref2の1.2倍の上側スレッショルド電圧Vth、基準電圧Vref2の1.1倍の下側スレッショルド電圧Vtlを生成する。コンパレータ41は、電圧Vfb2が上昇する場合、電圧Vfb2のレベルが上側スレッショルド電圧Vthのレベルより高くなると、信号Ve2をHレベルとする。一方、コンパレータ41は、電圧Vfb2が低下する場合、電圧Vfb2のレベルが下側スレッショルド電圧Vtlのレベルより低くなると、信号Ve2をLレベルとする。したがって、過電圧の際、ノイズ等により電圧Vfb2のレベルが変動する場合であっても、電圧Vfb2のレベルが上側スレッショルド電圧Vthと下側スレッショルド電圧Vtlの範囲内であれば、制御回路20はNMOSトランジスタ23をオフし続ける。したがって、確実にNMOSトランジスタ23を保護することができる。
なお、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
本実施形態では、過電圧検出回路21に出力電圧Voutを監視させるために、例えば、基準電圧Vref2の1.2倍の上側スレッショルド電圧Vth、基準電圧Vref2の1.1倍の下側スレッショルド電圧Vtlを用いることとしたが、基準電圧Vref2のみを用いて過電圧かどうかを検出する場合でも、本実施形態と同様の効果を得ることが可能である。その場合は、基準電圧Vref2が本発明の第2基準電圧に相当する。
本実施形態では、鋸歯波発振回路32、発振回路34及びDフリップフロップ35を用いることとしたが、例えば、鋸歯波発振回路32の代わりに立ち上がり時間と立下り時間とが等しい三角波を発振する回路を用いてPWM信号を生成する構成としても、本実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
本実施形態では、NMOSトランジスタ22,23を集積化することとしたが、ディスクリートトランジスタで構成してもよい。
本実施形態では、NMOSトランジスタ22を用いることとしたが、PMOSトランジスタを用いてもよい。その場合、信号Vqを反転させるインバータを設け、インバータにPMOSトランジスタを駆動させることにより、本実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
また、本実施形態の制御回路20は、出力電圧Voutが過電圧となると、コンデンサC1の充電電圧の変化に応じてNMOSトランジスタ22を徐々にオフするが、例えば、NMOSトランジスタ22,23を同時にオフしても良い。例えば、制御回路20に、Dフリップフロップ35の信号Vqを反転した信号と、コンパレータ41の信号Ve2とが入力されるNOR回路を設け、NOR回路の出力をNMOSトランジスタ22に出力させる構成とすることにより、NMOSトランジスタ22をNMOSトランジスタ23と同時にオフできる。この場合には、出力電圧Voutが過電圧となると、すなわち、信号VeがHレベルとなると、NMOSトランジスタ22はオフされ、出力電圧Voutが過電圧より低くなると、NMOSトランジスタ22は、信号Vqに基づいてスイッチングされる。このため、本実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
10 スイッチング電源回路
20 制御回路
21 過電圧検出回路
30,40 基準電圧回路
31 誤差増幅回路
32 鋸歯波発振回路
33,41 コンパレータ
34 発振回路
35 Dフリップフロップ
36 NORゲート
22,23 NMOSトランジスタ
R1〜R5 抵抗
C1,C2 コンデンサ
L1 インダクタ

Claims (3)

  1. 入力電圧が入力電極に印加される第1トランジスタと、前記第1トランジスタと直列接続される第2トランジスタとを、前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタの接続点を介して得られる出力電圧に応じた第1帰還電圧と、第1基準電圧とに基づいて動作させる第1制御回路と、
    前記出力電圧に応じ、前記出力電圧の上昇とともに高くなる第2帰還電圧が第2基準電圧より低い場合、前記第1帰還電圧が前記第1基準電圧となるよう前記第1制御回路に前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタを相補的にオンオフさせ、前記第2帰還電圧が前記第2基準電圧より高い場合、前記第1制御回路に前記第2トランジスタをオフさせる第2制御回路と、
    を備えることを特徴とするスイッチング電源制御回路。
  2. 請求項1に記載のスイッチング電源制御回路であって、
    前記第2制御回路は、
    前記第2帰還電圧が前記第2基準電圧より低い場合、一方の論理レベルの制御信号を前記第1制御回路に出力し、前記第2帰還電圧が前記第2基準電圧より高い場合、他方の論理レベルの前記制御信号を前記第1制御回路に出力する制御信号出力回路を含み、
    前記第1制御回路は、
    前記第1帰還電圧と前記第1基準電圧との差に応じた電圧でコンデンサを充放電する誤差増幅回路と、
    前記一方の論理レベルの前記制御信号が入力されると、前記コンデンサの充電電圧に応じて前記第1帰還電圧が前記第1基準電圧となるよう前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタを相補的にオンオフし、前記他方の論理レベルの前記制御信号が入力されると、前記コンデンサの充電電圧に応じて前記第1トランジスタをオフし、前記他方の論理レベルの前記制御信号に基づいて前記第2トランジスタをオフする駆動回路と、
    を含むことを特徴とするスイッチング電源制御回路。
  3. 請求項2に記載のスイッチング電源制御回路であって、
    前記制御信号出力回路は、
    前記第2帰還電圧が前記第2基準電圧より高くなると、前記他方の論理レベルの前記制御信号を前記第1制御回路に出力し、前記第2帰還電圧が前記第2基準電圧と比べて低い第3基準電圧より低下すると、前記一方の論理レベルの前記制御信号を前記第1制御回路に出力すること、
    を特徴とするスイッチング電源制御回路。
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