JP2011139597A - スイッチング電源 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成でスイッチング周波数の変動を抑制でき、容易に高調波除去処理が行えるスイッチング電源を提供すること。
【解決手段】ゲート制御回路8は、PMOSトランジスタ1に与えるゲート制御信号Vgate1を、クロック発生回路9からのクロック信号CK0と、出力電圧Voの分圧電圧Vobと基準電圧Vrefとを比較するコンパレータ7の出力Vcompとに基づき、PMOSトランジスタ1がクロック信号CK0の各周期内において1回オン・オフ動作を行うように生成する。PMOSトランジスタ1は、コンパレータ7が出力を高レベル、低レベルに維持している期間においてもオン・オフ動作を行うので、オン動作状態やオフ動作状態を長時間継続することがない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スイッチング電源に関するものである。
スイッチング電源としては、PWM(Pulse Width Modulation)方式の他に、PFM(Pulse Frequency Modulation)方式のものが知られている。PWM方式のスイッチング電源は、クロックに同期した三角波信号を使ってコンパレータのスレッショルドレベルを出力電圧に応じて変化させることでコンパレータ出力を得て、スイッチング素子のオン・オフ時間の比(デューティー)を制御し、出力電圧の調整を行う。このPWM方式のスイッチング電源は、従来、広く使用されているが、基本的にフィードバック制御であり、常に安定性(発振)の問題がつきまとう。
これに対し、PFM方式のスイッチング電源は、スイッチング素子のオン・オフ動作に連動して電流エネルギーの蓄積・放出を行うチョークコイル、および充電により出力電圧を形成するコンデンサを備え、出力電圧を所定電圧と比較したコンパレータ出力により直接スイッチング素子をオン・オフ制御し、出力電圧の調整を行うので、PWM方式で問題となる上記した安定性の問題は生じないという利点がある。
しかし、PFM方式のスイッチング電源では、原理上、出力電圧が所定電圧を下回っている期間ではスイッチング素子はオン動作を継続する100%デューティーであり、逆に出力電圧が所定電圧を上回っている期間ではスイッチング素子はオフ動作を継続する0%デューティーである。前者のケースは、電源立ち上がり時や、軽負荷や無負荷から重負荷に切り替わったときなどで起こる。後者のケースは、重負荷から軽負荷や無負荷に切り替わったときなどで起こる。つまり、PFM方式のスイッチング電源は、負荷が急変するなど動作条件が変わると、スイッチング周波数が大きく変化してしまうという欠点を有している。
そのため、従来では、スイッチング素子のオン・オフ動作により発生する高調波による妨害を防ぐため、スイッチング周波数をその発生する高調波の周波数が妨害波として働かない所定周波数範囲内に収めるようにデューティー制御を行う、或いは、高調波除去フィルタを設けるなどの措置を講じても、上記のように、動作条件によってスイッチング周波数の基本周波数が大きく変化するので、有効な高調波除去ができなくなる場合が起こるという問題があった。
なお、スイッチング周波数が大きく変化する問題に関し、例えば特許文献1では、昇圧型のスイッチング電源において、スイッチング素子に流れる電流がカレントリミット値に達するとスイッチング素子をオフ動作させるようにし、スイッチング周期監視回路で監視されたスイッチング周期が長くなったとき前記カレントリミット値を低くさせ、短くなったとき前記カレントリミット値を高くさせることで、スイッチング周期を一定にする制御回路が提案されている。しかし、この提案回路では、スイッチング素子に流れる電流に対するリミット値の設定やスイッチング周期監視回路などの構成方法などが面倒である。
特開2005−218166号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、簡単な構成でスイッチング周波数の変動を抑制でき、容易に高調波除去処理が行えるスイッチング電源を提供することを目的とする。
本願発明の一態様によれば、直流電源に一端が接続される第1のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子の他端にカソード端子が接続され、アノード端子がグランドに接続されるダイオードと、前記第1のスイッチング素子と前記ダイオードとの接続端に一端が接続されるチョークコイルと、前記チョークコイルの他端と出力端子との接続ラインとグランドとの間に配置され、充電電圧が前記出力端子に現れる出力電圧となるコンデンサと、前記出力電圧と基準電圧との比較を行うコンパレータと、クロック信号を発生するクロック発生回路と、前記コンパレータの比較結果と前記クロック信号とに基づき、前記第1のスイッチング素子に、前記クロック信号の周期内において1回オン・オフ動作を行わせる制御信号を生成する制御回路とを備えるスイッチング電源が提供される。
本発明によれば、簡単な構成でスイッチング周波数の変動を抑制できるので、容易に高調波除去が行えるという効果を奏する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る降圧型のスイッチング電源の構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示すゲート制御回路の構成例を示す回路図である。 図3は、図2に示す構成を有する図1に示すゲート制御回路の動作を説明するタイミングチャートである。 図4は、本発明の第2の実施の形態に係る降圧型のスイッチング電源の構成を示すブロック図である。 図5は、図4に示すゲート制御回路の構成例を示す回路図である。 図6は、図5に示す構成を有する図4に示すゲート制御回路の動作を説明するタイミングチャートである。 図7は、本発明の第3の実施の形態に係る降圧型のスイッチング電源の構成を示すブロック図である。 図8は、図7に示すゲート制御回路の構成例を示す回路図である。 図9は、本発明の第4の実施の形態に係る降圧型のスイッチング電源の構成を示すブロック図である。 図10は、図9に示すゲート制御回路の構成例を示す回路図である。 図11は、本発明の第5の実施の形態に係る昇圧型のスイッチング電源の構成を示すブロック図である。 図12は、図11に示すゲート制御回路の構成例を示す回路図である。 図13は、図12に示す構成を有する図11に示すゲート制御回路の動作を説明するタイミングチャートである。 図14は、本発明の第6の実施の形態に係る昇圧型のスイッチング電源の構成を示すブロック図である。 図15は、図14に示すゲート制御回路の構成例を示す回路図である。 図16は、図15に示す構成を有する図14に示すゲート制御回路の動作を説明するタイミングチャートである。 図17は、本発明の第7の実施の形態に係る昇圧型のスイッチング電源の構成を示すブロック図である。 図18は、本発明の第8の実施の形態に係る昇降圧型のスイッチング電源の構成を示すブロック図である。 図19は、本発明の第9の実施の形態に係る昇降圧型のスイッチング電源の構成を示すブロック図である。 図20は、本発明の第10の実施の形態に係る昇降圧型のスイッチング電源の構成を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施の形態に係るスイッチング電源を詳細に説明する。なお、これらの実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る降圧型のスイッチング電源の構成を示すブロック図である。図1において、本第1の実施の形態に係る降圧型のスイッチング電源は、スイッチング素子であるPMOSトランジスタ1と、ダイオード2と、チョークコイル3と、平滑用のコンデンサ4と、分圧回路を構成する抵抗器5,6の直列回路と、コンパレータ7と、ゲート制御回路8と、クロック発生回路9とを備えている。
これらの接続関係を示す。図1において、PMOSトランジスタ1は、ソース端子に直流電源(例えば二次電池)VBが接続され、ドレイン端子にダイオード2のカソード端子とチョークコイル3の一端とが接続されている。ダイオード2のアノード端子はグランドに接続され、チョークコイル3の他端は出力端子10に接続されている。なお、このグランドとは、電圧の基準となる0Vを規定する電源である。本実施の形態では、いわゆる接地されているが、0Vを規定するのであれば、接地以外の方法もとることは可能である。
コンデンサ4および抵抗器5,6の直列回路は、それぞれ、チョークコイル3の他端と出力端子10との接続ラインとグランドとの間に並列に設けられている。抵抗器5,6の直列回路は、その直列接続端から、コンデンサ4の両端電圧、つまり出力端子10に現れる出力電圧Voの分圧電圧Vobを出力する。
コンパレータ7は、一方の入力端子に分圧電圧V0bが入力され、他方の入力端子に電圧源11から基準電圧Vrefが入力される。コンパレータ7の出力(比較結果)Vcompは、ゲート制御回路8の一方の入力端子に入力される。ゲート制御回路8の他方の入力端子には、クロック発生回路9からクロック信号CK0が入力される。ゲート制御回路8の出力(ゲート制御信号)Vgate1は、PMOSトランジスタ1のゲート端子に入力される。
ここで、理解を容易にするため、本第1の実施の形態に係るゲート制御回路8を無視して、図1に示す降圧形のスイッチング電源の基本動作について簡単に説明する。この基本動作は、PMOSトランジスタ1が所定時間のオン動作とオフ動作とを繰り返すと、出力端子10に、直流電源VBの電圧を降圧した所定値の出力電圧Voが得られるという動作である。
これを実現するには、PMOSトランジスタ1が、コンパレータ7の比較結果Vcompが、分圧電圧Vob<基準電圧Vrefを示している時間内、オン動作を行い、分圧電圧Vob>基準電圧Vrefを示している時間内、オフ動作を行うようにすればよい。そうすると、PMOSトランジスタ1のオン動作時間内とオフ動作時間内とでは、次のような動作が行われる。
PMOSトランジスタ1のオン動作時間内では、電流が直流電源VB→PMOSトランジスタ1→チョークコイル3→出力端子10の向きに流れる。チョークコイル3に電流エネルギーが蓄積されるとともに、出力端子10から電力が供給される。その過程で、コンデンサ4に充電が行われ、コンデンサ4の両端電圧、つまり出力端子10に現れる出力電圧Voが直流電源VBの電圧値に向かって上昇する。
PMOSトランジスタ1がオフ動作すると、チョークコイル3では、直前の電流値を維持するためにその電流入力端の電位がグランド電位以下に立ち下がる。これによって、ダイオード2がオン動作し、PMOSトランジスタ1のオフ動作時間内では、電流がグランド→ダイオード2→チョークコイル3→出力端子10の向きに流れる。チョークコイル3の電流入力端の電位はグランド電位以下に引き下げられているので、コンデンサ4の両端電圧、つまり出力端子10に現れる出力電圧Voは、降下する。ダイオード2は、このような働きをすることからフライホイールダイオードと呼ばれている。
ところが、PMOSトランジスタ1に、コンパレータ7の比較結果Vcompが、分圧電圧Vob<基準電圧Vrefを示している時間内、オン動作を行わせ、分圧電圧Vob>基準電圧Vrefを示している時間内、オフ動作を行わせる制御方法では、次のような問題が起こる。
すなわち、例えば、直流電源VBをオンして変換動作を開始する際に、直流電源VBの立ち上がり特性が緩やかであると、分圧電圧Vobが基準電圧Vrefを下回っている時間が長くなりPMOSトランジスタ1がオン動作を長時間継続することが起こる。また、変換動作を終了して直流電源VBをオフにする際に、直流電源VBの立ち下がり特性が緩やかであると、分圧電圧Vobが基準電圧Vrefを上回っている時間が長くなり、PMOSトランジスタ1がオフ動作を長時間継続することが起こる。さらに、軽負荷時や無負荷時においても、分圧電圧Vobが基準電圧Vrefを超える時間が長い場合には、PMOSトランジスタ1がオフ動作を長時間継続することが起こる。これらは、負荷が急変するなど動作条件が変わる際に、スイッチング周波数が大きく変化してしまうことを意味している。
そこで、本第1の実施の形態では、ゲート制御回路8を、例えば図2に示すように構成し、図3に示すように、負荷が急変するなど動作条件が変わっても、スイッチング周波数は極力変化しないように、コンパレータ7の比較結果Vcompが、PMOSトランジスタ1をオン動作させる信号レベル、およびオフ動作させる信号レベルの期間内に、PMOSトランジスタ1をオン・オフ制御できるようにした。なお、図2は、図1に示すゲート制御回路の構成例を示す回路図である。図3は、図2に示す構成を有する図1に示すゲート制御回路の動作を説明するタイミングチャートである。
図2において、本第1の実施の形態に係るゲート制御回路8は、例えば、直列2段の遅延回路15,16と、排他的論理和回路17,18と、論理積回路19,論理和回路20と、否定論理積回路21と、論理積回路22と、論理反転回路23と、フリップフロップ回路24とで構成されている。
遅延回路15,16は、それぞれ偶数個(同数)の論理反転回路を直列に接続した構成である。したがって、遅延回路15,16での遅延量はそれぞれ同じである。なお、遅延回路15,16での遅延量は、PMOSトランジスタ1のオン動作時の立ち上がり時間、オフ動作時の立ち下がり時間との関係で定められる。
次に、図2に示すゲート制御回路8を備える本第1の実施の形態に係る降圧型スイッチング電源の動作について説明する。なお、図3も適宜に参照する。
前段の遅延回路15は、クロック発生回路9からのクロック信号CK0(図3(1))を所定位相遅延したクロック信号CK1(図3(2))を出力する。後段の遅延回路16は、遅延回路15からのクロック信号CK1(図3(2))を所定位相遅延したクロック信号CK2(図3(3))を出力する。
排他的論理和回路17は、クロック信号CK0(図3(1))とクロック信号CK1(図3(2))との排他的論理和を取り、両クロック信号の前縁(図示例では立ち上がり部)と後縁(図示例では立ち下がり部)とにおいて両者の位相差の時間だけ高レベルとなるパルス信号CK3(図3(4))を出力する。排他的論理和回路18は、クロック信号CK1(図3(2))とクロック信号CK2(図3(3))との排他的論理和を取り、両クロック信号の前縁と後縁とにおいて両者の位相差の時間だけ高レベルとなるパルス信号CK4(図3(5))を出力する。
否定論理積回路21は、クロック信号CK0(図3(1))とパルス信号CK3(図3(4))との論理積を取り、それを論理反転しパルス信号OFFとして出力する。パルス信号OFFは、図3(6))に示すように、クロック信号CK0の各周期において開始位置(前縁)から前記位相差の時間だけ低レベルとなり、以降終端位置(次のクロック信号CK0の前縁)まで高レベルを維持するパルス信号である。
論理積回路19は、クロック信号CK1(図3(2))とパルス信号CK4(図3(5))との論理積を取り、それをパルス信号ONとして出力する。パルス信号ONは、図3(7))に示すように、クロック信号CK1の各周期において開始位置(前縁)から前記位相差の時間だけ高レベルとなり、以降終端位置(次のクロック信号CK1の前縁)まで低レベルを維持するパルス信号である。
フリップフロップ回路24は、入力端子Dに動作電源VDDの電圧が入力され、クロック端子にクロック信号CK1(図3(2))が入力され、リセット端子Rにコンパレータ7が出力する比較結果Vcomp(図3(8))入力され、出力端子Qから信号Vcon(図3(9))が出力される。
論理和回路20は、フリップフロップ回路24が出力する信号Vcon(図3(9))とパルス信号ON(図3(7))との論理和を取り、それを擬似比較信号Vonとして出力する。擬似比較信号Vonは、図3(10)に示すように、コンパレータ7の比較結果Vcompが高レベルである期間では、クロック信号CK1の立ち上がりエッジで高レベルになるが、比較結果Vcompが低レベルである期間では、パルス信号ONの1パルスが現れる信号である。
論理積回路22は、擬似比較信号Von(図3(10))とパルス信号OFF(図3(6))との論理積を取る。論理反転回路23は、論理積回路22の出力を論理反転し、それをゲート制御信号Vgate1として出力する。なお、論理反転回路23は、PMOSトランジスタ1の動作電圧に合わせて論理積回路22の出力電圧をレベルシフトする働きも行っている。
その結果、ゲート制御信号Vgate1は、図3(11)に示すように、コンパレータ7の比較結果Vcomp(図3(8))が、高レベルである期間でも低レベルである期間でも、PMOSトランジスタ1をオフ動作させる高レベル区間(「OFF」と表記)と、PMOSトランジスタ1をオン動作させる低レベル区間(「ON」と表記)とが所定の時間幅で交互に生起している。すなわち、このゲート制御信号Vgate1は、クロック信号CK0の各周期内において、PMOSトランジスタ1に、必ず1回オン・オフ動作を行わせる制御信号になっている。以下、図3(1)(8)〜(13)を参照して、本実施の形態による電圧制御動作を具体的に説明する。
図3(13)は、或るタイミング25にて動作条件を軽負荷や無負荷から重負荷に変更した後の出力電圧Voの変化、つまり分圧電圧Vobの変化を示している。このタイミング25以前では、出力電圧Vo(分圧電圧Vob)は図3(12)に示す所定電圧、つまり基準電圧Vrefから相当に下がった所定値にある。Vref>Vobであるから、コンパレータ7の出力(比較結果Vcomp)は高レベルになり(図3(8))、PMOSトランジスタ1は、クロック信号CK1の立ち上がりエッジでオン動作するので、その低値にある出力電圧Vo(分圧電圧Vob)が図3(12)に示す所定電圧(基準電圧Vref)に向かって上昇する。出力電圧Vo(Vob)が、図3(12)に示す所定電圧(基準電圧Vref)を超えるタイミング26までは、Vref>Vobであるから、コンパレータ7の出力(比較結果Vcomp)は高レベルである(図3(8))。
但し、ゲート制御信号Vgate1は、コンパレータ7の比較結果Vcompが高レベルであっても、その期間内PMOSトランジスタ1にオン動作を継続させるようには発生せずに、クロック信号CK0の1周期内においてオン・オフ動作を行わせるように発生している(図3(11))。
タイミング26以降は、出力電圧Vo(分圧電圧Vob)が所定電圧(基準電圧Vref)の上下に変動しながら制御される。図3(8)(13)に示すように、タイミング26〜27の期間,タイミング28〜29の期間,タイミング30〜31の期間,タイミング32〜33の期間では、それぞれ、Vref<Vobであるから、コンパレータ7の比較結果Vcompは低レベルである。また、タイミング27〜28の期間,タイミング29〜30の期間,タイミング31〜32の期間では、それぞれ、Vref>Vobであるから、コンパレータ7の比較結果Vcompは高レベルである。
但し、ゲート制御信号Vgate1は、コンパレータ7の比較結果Vcompが高レベルである期間でも低レベルである期間でも、それぞれの期間において、PMOSトランジスタ1に、オン動作、オフ動作を継続させるようには発生せずに、クロック信号CK0の各周期内においてオン・オフ動作を行わせるように発生している(図3(11))。
換言すれば、ゲート制御信号Vgate1は、コンパレータ7の比較結果Vcompが高レベルである期間でも低レベルである期間でも、それらの期間の長短とは無関係に、PMOSトランジスタ1に、動作時間幅は異なるが、クロック信号CK0の各周期内において必ずオフ動作とオン動作とを行わせるように発生している。
したがって、本第1の実施の形態によれば、或る動作条件の下での電圧変換動作(降圧動作)の開始から終了までの間、コンパレータ出力の状態に依らず常に、スイッチング素子(PMOSトランジスタ)にクロック信号の各周期内においてオン・オフ動作を行わせることができるので、動作条件を重負荷から軽負荷や無負荷に変更したなど動作条件が変わっても、また、使用する直流電源の立ち上がり特性や立ち下がり特性が緩やかであっても、オン動作時間やオフ動作時間が継続してしまう事態は生じないから、スイッチング周波数の変動を相当に少なくすることができる。よって、発生する高調波周波数の変動が少なくなるので、高調波除去が容易な降圧型のスイッチング電源を構成することができる。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る降圧型のスイッチング電源の構成を示すブロック図である。本第2の実施の形態では、過大電流によるチョークコイルの焼損を防ぐための過電流検出回路を備える場合の構成例を示す。なお、図4では、図1(第1の実施の形態)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、本第2の実施の形態に関わる部分を中心に説明する。
図4において、過電流検出回路35は、過電流検出用抵抗器36と、オフセット電圧発生回路37と、コンパレータ38とを備えている。過電流検出用抵抗器36は、直流電源VBとPMOSトランジスタ1のソース端子との間に設けられている。コンパレータ38は、一方の入力端子がオフセット電圧発生回路37を介して直流電源VBと過電流検出用抵抗器36との接続ラインに接続され、他方の入力端子が過電流検出用抵抗器36とPMOSトランジスタ1のソース端子との接続ラインに接続されている。
コンパレータ38は、過電流検出用抵抗器36の両端電圧とオフセット電圧発生回路37が発生するオフセット電圧Voffとを比較し、過電流検出信号Visdを出力する。コンパレータ38は、過電流検出用抵抗器36の両端電圧が、オフセット電圧Voffを超えないとき出力を高レベルにし、超えるとき出力を低レベルにする。これが過電流検出信号Visdの内容である。
符号を代えたゲート制御回路39には、クロック発生回路9が発生するクロック信号CK0およびコンパレータ7の出力Vcompの他に、コンパレータ38が出力する過電流検出信号Visdが入力される。ゲート制御回路39がPMOSトランジスタ1に与えるゲート制御信号は、Vgate2としている。
図5は、図4に示すゲート制御回路39の構成例を示す回路図である。図5に示すように、ゲート制御回路39は、図2に示したゲート制御回路8において、論理積回路40を追加し、フリップフロップ回路24のリセットを、コンパレータ7の比較結果Vcompと過電流検出信号Visdとを入力とする論理積回路40の出力によって行うように変更した構成である。
次に、図6を参照して、本第2の実施の形態に関わる部分の動作について説明する。なお、図6は、図5に示す構成を有する図4に示すゲート制御回路の動作を説明するタイミングチャートである。図6では、図3に示したタイミングチャートにおいて、本第2の実施の形態に関わる項目「Visd」「R(フリップフロップ回路24のリセット入力)が追加され、ゲート制御信号Vgate2が示されている。
図6において、コンパレータ38は、電圧変換動作の開始タイミング25から出力電圧Vo(Vob)が所定電圧(Vref)を超えるタイミング26に至る過程の途中タイミング42において過電流を検出すると、過電流検出信号Visdを短時間低レベルに立ち下げる(図6(8))。すると、フリップフロップ回路24は、リセットされ、出力Vconを低レベルに立ち下げ、それを過電流検出後に入力されるクロック信号CK1の前縁(立ち上がり)まで保持する(図6(11))。フリップフロップ回路24の出力Vconが低レベルである期間内、論理和回路20から出力される擬似比較信号Vonも低レベルとなる(図6(12))。
その結果、論理積回路22の出力によるゲート制御信号Vgate2は、フリップフロップ回路24の出力Vconが低レベルである期間と、否定論理積回路21の出力信号OFFの低レベル期間とを足した時間幅だけ高レベルとなり、PMOSトランジスタ1はオフ動作する。
そして、PMOSトランジスタ1がオン動作を開始すると、コンパレータ38は、過電流を検出する(図6(8))。これによって、フリップフロップ回路24は、リセットされ、出力Vconを低レベルに立ち下げ、それを過電流検出後に入力されるクロック信号CK1の立ち上がりまで保持し、低レベルになる(図6(11))。しかし、このタイミングは、安定制御に入るタイミング26の近傍であり、次のクロック信号CK1の立ち上がりエッジで擬似比較信号Vonは高レベルになる(図6(12))ので、PMOSトランジスタ1はオン動作する。
その後は、過電流の検出は行われず、擬似比較信号Vonは、コンパレータ7の比較結果Vcompに基づき生成され、第1の実施の形態で説明した動作が行われる(図6(9)〜図6(15)。
以上のように、本第2の実施の形態によれば、変換動作の過程で過電流を検出すると、スイッチング素子(PMOSトランジスタ)をオフ動作させるので、チョークコイルの焼損を防止することができる。
(第3の実施の形態)
図7は、本発明の第3の実施の形態に係る降圧型のスイッチング電源の構成を示すブロックである。なお、図7では、図1(第1の実施の形態)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、本第7の実施の形態に関わる部分を中心に説明する。
図7に示すように、本第3の実施の形態に係る降圧型のスイッチング電源は、図1(第1の実施の形態)に示した構成において、ダイオード2に代えて第2のスイッチング素子であるNMOSトランジスタ44が設けられ、ゲート制御回路8に代えてゲート制御回路45が設けられている。その他の構成は、図1(第1の実施の形態)に示した構成と同じである。
図8は、図7に示すゲート制御回路の構成例を示す回路図である。図8に示すように、ゲート制御回路45は、図2に示したゲート制御回路8において、論理積回路22の出力端に、論理反転回路23と並列に論理反転回路46を追加した構成である。論理反転回路23の出力は、図1と同様にゲート制御信号Vgate1である。論理反転回路46は、NMOSトランジスタ44に対するゲート制御信号Vgate3を出力する。なお、論理反転回路46は、NMOSトランジスタ44の動作電圧に合わせて論理積回路22の出力電圧をレベルシフトする働きも行っている。
つまり、ゲート制御回路45は、コンパレータ7の出力Vcompとクロック発生回路9が出力するクロック信号CK1とに基づき、第1のスイッチング素子であるPMOSトランジスタ1に対してゲート制御信号Vgate1を出力し、第2のスイッチング素子であるNMOSトランジスタ44に対してゲート制御信号Vgate3を出力することで、PMOSトランジスタ1とNMOSトランジスタ44とに、相補的にオン・オフ動作を行わせるようになっている。
ゲート制御回路45は、図2に示したゲート制御回路8と同様に、図3にて説明した手順でゲート制御信号(Vgate1=Vgate3)を生成するので、本第3の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の作用・効果が得られる。
加えて、第1の実施の形態では、PMOSトランジスタ1がオフ動作した時に、PMOSトランジスタ1を流れていた電流がダイオード2を通してグランドに流れるので、電力損失が大きくなり軽負荷時の効率が悪くなる。これに対して、本第3の実施の形態では、PMOSトランジスタ1がオフ動作している時にNMOSトランジスタ44はオン動作を行うので、電力損失が少なくて済み、したがって、軽負荷時の電圧変換効率が向上するという利点がある。
(第4の実施の形態)
図9は、本発明の第4の実施の形態に係る降圧型のスイッチング電源の構成を示すブロックである。本第4の実施の形態に係る降圧型のスイッチング電源は、図7(第3の実施の形態)に示した構成において、図4(第2の実施の形態)にて示した過電流検出回路35が設けられ、ゲート制御回路45に代えてゲート制御回路48が設けられている。
ゲート制御回路48は、クロック発生回路9が発生するクロック信号CK0およびコンパレータ7の出力Vcompの他に、コンパレータ38が出力する過電流検出信号Visdが入力され、例えば図10に示す構成によって、PMOSトランジスタ1に対しゲート制御信号Vgate2を出力し、NMOSトランジスタ44に対しゲート制御信号Vgate4を出力する。
図10は、図9に示すゲート制御回路48の構成例を示す回路図である。ゲート制御回路48は、図10に示すように、図8に示したゲート制御回路45において、フリップフロップ回路24のリセット端子Rに、コンパレータ7の比較結果Vcompと過電流検出信号Visdとを入力とした論理積回路40の出力を入力した構成である。この構成は、図5に示したゲート制御回路39の構成において、論理反転回路23と並列に論理反転回路46を追加した構成である。
したがって、本第4の実施の形態によれば、第2の実施の形態と同様に、変換動作の過程で生ずる過電流によるチョークコイルの焼損を防止することができる。
(第5の実施の形態)
図11は、本発明の第5の実施の形態に係る昇圧型のスイッチング電源の構成を示すブロック図である。なお、図11では、図1(第1の実施の形態)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。
図11において、本第5の実施の形態に係る昇圧型のスイッチング電源は、構成要素的には図1(第1の実施の形態)に示した降圧型のスイッチング電源と同じであるが、スイッチング素子の極性とチョークコイルおよびダイオードの配置位置とが異なっている。スイッチング素子は、NMOSトランジスタ50である。チョークコイル3は、一端が直流電源VBに接続され、他端がNMOSトランジスタ50のソース端子に接続されている。NMOSトランジスタ50のドレイン端子がグランドに接続されている。そして、NMOSトランジスタ50のソース端子とチョークコイル3との接続端に、逆流防止用のダイオード51のアノード端子が接続され、ダイオード51のカソード端子と出力端子10との接続ラインとグランドとの間に、平滑用のコンデンサ4および分圧回路を構成する抵抗器5,6の直列回路が並列に設けられている。
コンパレータ7の一方の入力は、抵抗器5,6の直列回路が出力する分圧電圧Vobであり、他方の入力は、電圧源11が発生する基準電圧Vrefである。コンパレータ7の比較結果Vcompとクロック発生回路9が出力するクロック信号CK0とが入力されるゲート制御回路52は、例えば図12に示す構成によって、NMOSトランジスタ50に与えるゲート制御信号Vgate5を発生する。
ここで、理解を容易にするため、本第5の実施の形態に係るゲート制御回路52を無視して図11に示す昇圧形のスイッチング電源の基本動作について簡単に説明する。この基本動作は、NMOSトランジスタ50が所定時間のオン動作とオフ動作とを繰り返すと、出力端子10に、直流電源VBの電圧を昇圧した所定値の出力電圧Voが得られるという動作である。
これを実現するには、NMOSトランジスタ50が、コンパレータ7の比較結果Vcompが、分圧電圧Vob<基準電圧Vrefを示している時間内、オン動作を行い、分圧電圧Vob>基準電圧Vrefを示している時間内、オフ動作を行うようにすればよい。そうすると、NMOSトランジスタ50のオン動作時間内とオフ動作時間内とでは、次のような動作が行われる。
NMOSトランジスタ50のオン動作時間内では、電流が直流電源VB→チョークコイル3→NMOSトランジスタ50→グランドの向きに流れる。チョークコイル3に電流エネルギーが蓄積される。ダイオード51は、逆流防止の作用をしている。
NMOSトランジスタ50がオフ動作すると、チョークコイル3の電流入力端の電圧は直流電源VBの電圧に固定されるので、チョークコイル3では、直前の電流値を維持しようとして電流出力端の電位が上昇し、ダイオード51をオン動作させ、電流が直流電源VB→チョークコイル3→ダイオード51→出力端子10の向きに流れ、コンデンサ4に充電が行われる。
このとき、チョークコイル3の電流入力端の電圧は、直流電源VBの電圧に固定されているので、チョークコイル3の電流出力端から出力端子10に向けて電圧を継ぎ足すように電力が供給され、コンデンサ4の両端電圧、つまり出力電圧Voが直流電源VBの電圧を超えて上昇する。
ところが、NMOSトランジスタ50に、コンパレータ7の比較結果Vcompが、分圧電圧Vob<基準電圧Vrefを示している時間内、オン動作を行わせ、分圧電圧Vob>基準電圧Vrefを示している時間内、オフ動作を行わせる制御方法では、第1の実施の形態にて説明したような問題が起こる。
そこで、本第5の実施の形態では、ゲート制御回路52を、第1の実施の形態にて説明した考えで構成し(図12)、第1の実施の形態と同様に、負荷が急変するなど動作条件が変わっても、スイッチング周波数は極力変化しないように、コンパレータ7の比較結果Vcompが、NMOSトランジスタ50をオン動作させる信号レベル、およびオフ動作させる信号レベルの期間内に、NMOSトランジスタ50をオン・オフ制御できるようにした(図13)。なお、図12は、図11に示すゲート制御回路の構成例を示す回路図である。図13は、図12に示す構成を有する図11に示すゲート制御回路の動作を説明するタイミングチャートである。
図12に示すように、ゲート制御回路52は、スイッチング素子がNMOSトランジスタ50であるので、図2に示したゲート制御回路8の構成において、出力段の論理反転回路23を省略して、論理積回路22の出力をゲート制御信号Vgate5とした構成である。よって、ゲート制御回路52の動作において、ゲート制御回路8と異なる点は、図13(10)に示すように、ゲート制御信号Vgate5が、ゲート制御信号Vgate1(図2(10))を論理反転した信号となる点であり、その他は、図2にて説明した通りである。
したがって、本第5の実施の形態によれば、或る動作条件の下での電圧変換動作(昇圧動作)の開始から終了までの間、コンパレータ出力の状態に依らず常に、スイッチング素子(NMOSトランジスタ)にクロック信号の各周期内においてオン・オフ動作を行わせることができるので、動作条件を重負荷から軽負荷や無負荷に変更したなど動作条件が変わっても、また、使用する直流電源の立ち上がり特性や立ち下がり特性が緩やかであっても、オン動作時間やオフ動作時間が継続してしまう事態は生じないから、スイッチング周波数の変動を相当に少なくすることができる。よって、発生する高調波周波数の変動が少なくなるので、高調波除去が容易な昇圧型のスイッチング電源を構成することができる。
(第6の実施の形態)
図14は、本発明の第6の実施の形態に係る昇圧型のスイッチング電源の構成を示すブロック図である。本第6の実施の形態では、過大電流によるチョークコイルの焼損を防ぐための過電流検出回路を備える場合の構成例を示す。なお、図14では、図11(第5の実施の形態)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、本第6の実施の形態に関わる部分を中心に説明する。
図14において、過電流検出回路53は、過電流検出用抵抗器54と、電圧源55と、コンパレータ56とを備えている。過電流検出用抵抗器54は、NMOSトランジスタ50のドレイン端子とグランドとの間に設けられている。コンパレータ56は、一方の入力端子が過電流検出用抵抗器54とNMOSトランジスタ50のドレイン端子との接続ラインに接続され、他方の入力端子が電圧源55に接続されている。電圧源55は、オフセット電圧Voffを発生する。
コンパレータ56は、図4(第2の実施の形態)に示したコンパレータ38と同様に、過電流検出用抵抗器54の両端電圧と電圧源55が発生するオフセット電圧Voffとを比較し、過電流検出信号Visdを出力する。コンパレータ56は、過電流検出用抵抗器36の両端電圧が、オフセット電圧Voffを超えないとき出力を高レベルにし、超えるとき出力を低レベルにする。これが過電流検出信号Visdの内容である。
符号を代えたゲート制御回路57には、クロック発生回路9が発生するクロック信号CK0およびコンパレータ7の出力Vcompの他に、コンパレータ56が出力する過電流検出信号Visdが入力される。ゲート制御回路57がNMOSトランジスタ50に与えるゲート制御信号は、Vgate6としている。
図15は、図14に示すゲート制御回路の構成例を示す回路図である。図15に示すように、ゲート制御回路57は、図12に示したゲート制御回路45において、フリップフロップ回路24のリセット端子Rに、コンパレータ7の比較結果Vcompと過電流検出信号Visdとを入力とした論理積回路40の出力を入力した構成である。この構成は、図5(第2の実施の形態)示したゲート制御回路39と同様の構成である。
次に、図16を参照して、本第6の実施の形態に関わる部分の動作について説明する。なお、図16は、図15に示す構成を有する図14に示すゲート制御回路の動作を説明するタイミングチャートである。図16では、図13に示したタイミングチャートにおいて、本第6の実施の形態に関わる項目「Visd」「R」が追加されている。それらの内容は、図6(第2の実施の形態)に示したのと同様である。
したがって、本第6の実施の形態によれば、第2の実施の形態と同様に、変換動作の過程で生ずる過電流によるチョークコイルの焼損を防止することができる。
(第7の実施の形態)
図17は、本発明の第7の実施の形態に係る昇圧型のスイッチング電源の構成を示すブロック図である。なお、図17では、図14(第6の実施の形態)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、本第7の実施の形態に関わる部分を中心に説明する。
図17に示すように、本第7の実施の形態に係る昇圧型のスイッチング電源は、図14(第6の実施の形態)に示した構成において、ダイオード51に代えて第2のスイッチング素子であるPMOSトランジスタ60が設けられ、ゲート制御回路57に代えてゲート制御回路61が設けられている。その他の構成は、図14(第6の実施の形態)に示した構成と同じである。
ゲート制御回路61は、コンパレータ7の出力Vcompとクロック発生回路9が出力するクロック信号CK0とコンパレータ56の出力Visdとに基づき、第1のスイッチング素子であるNMOSトランジスタ50と第2のスイッチング素子であるPMOSトランジスタ60とに、相補的にオン・オフ動作を行わせるゲート制御信号Vgate6とゲート制御信号Vgate7とを生成する。つまり、ゲート制御信号Vgate6とゲート制御信号Vgate7とは、同内容であり、図14(第6の実施の形態)におけるゲート制御回路57が出力するゲート制御信号Vgate6そのものである。
具体的には、ゲート制御回路61は、図15に示したゲート制御回路57の構成において、出力段の論理積回路22の出力をVgate6とVgate7とに2分岐した構成である。
本第7の実施の形態によれば、第6の実施の形態と同様の作用・効果が得られる。加えて、第6の実施の形態では、NMOSトランジスタ50がオフ動作している時に、NMOSトランジスタ50を流れていた電流がダイオード51を通して出力端子10側へ流れるので、ダイオード51で電力損失が発生する。これに対して、本第7の実施の形態では、NMOSトランジスタ50がオフ動作している時にPMOSトランジスタ60はオン動作を行うので、電力損失は殆ど発生せず、電圧変換効率を高めることができる。
なお、本第7の実施の形態では、第6の実施の形態への適用例を示したが、第5の実施の形態にも同様に適用できる。すなわち、図11に示した構成において、ダイオード51に代えてPMOSトランジスタを設け、図12に示したゲート制御回路52の構成において、論理積回路22の出力を2分岐し、一方をNMOSトランジスタ50に与え、他方をPMOSトランジスタに与える構成を採ることができる。
(第8の実施の形態)
図18は、本発明の第8の実施の形態に係る昇降圧型のスイッチング電源の構成を示すブロック図である。なお、図18では、図1(第1の実施の形態)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、本第8の実施の形態に関わる部分を中心に説明する。
図18において、本第8の実施の形態に係る昇降圧型のスイッチング電源は、図1(第1の実施の形態)に示した構成において、ゲート制御回路8に代えてゲート制御回路63が設けられ、チョークコイル3の電流出力端から出力端子10への経路に、NMOSトランジスタ64と逆流防止用のダイオード65とが追加して設けられている。
NMOSトランジスタ64のドレイン端子はグランドに接続され、ソース端子はダイオード65のアノード端子と共にチョークコイル3の電流出力端に接続され、ゲート端子にゲート制御回路63からゲート制御信号Vgate5が印加される。ダイオード64のカソード端子は、出力端子10への経路におけるコンデンサ4の接続端に接続されている。
ゲート制御回路63は、図2(第1の実施の形態)に示したゲート制御回路8の構成において、論理反転回路23の出力をPMOSトランジスタ1へのゲート制御信号Vgate1として取り出し、論理積回路22の出力をNMOSトランジスタ64へのゲート制御信号Vgate5として取り出すようになっている。なお、後者のゲート制御信号Vgate5を取り出す構成は、図12(第5の実施の形態)に示してある。
つまり、本第8の実施の形態に係る昇降圧型のスイッチング電源は、PMOSトランジスタ1とNMOSトランジスタ64とを、同時にオン・オフ動作させることで、常に、昇降圧動作が行われるようにしたものである。そこでの同時オン・オフ動作は、或る動作条件の下での昇降圧動作の開始から終了までの間、コンパレータ出力の状態に依らず常に、クロック信号CK0の各周期内において行われる。動作条件を重負荷から軽負荷や無負荷に変更したなど動作条件が変わっても、また、使用する直流電源の立ち上がり特性や立ち下がり特性が緩やかであっても、オン動作時間やオフ動作時間が継続してしまう事態は生じないから、スイッチング周波数の変動を相当に少なくすることができる。よって、発生する高調波周波数の変動が少なくなるので、高調波除去が容易な昇降圧型のスイッチング電源を構成することができる。
なお、本第8の実施の形態では、常に昇降圧動作を行う用途で用いるスイッチング電源を示したが、本発明は、降圧動作と昇圧動作とを切り替えて行うスイッチング電源にも同様に適用できることは言うまでもない。すなわち、図18に示す構成において、降圧動作と昇圧動作とを切り替えて行う場合を示すと、次のようになる。降圧動作時では、NMOSトランジスタ64をオフ動作状態に設定してPMOSトランジスタ1をオン・オフ動作させる。昇圧動作時は、PMOSトランジスタ1をオン動作状態に設定してNMOSトランジスタ64をオン・オフ動作させる。この説明は、外部から降圧動作と昇圧動作とを指定して行うケースを想定しているが、自動的に行う例を、第9の実施の形態として示す。
(第9の実施の形態)
図19は、本発明の第9の実施の形態に係る昇降圧型のスイッチング電源の構成を示すブロック図である。なお、図19では、図18(第8の実施の形態)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、本第9の実施の形態に関わる部分を中心に説明する。
図19において、本第9の実施の形態に係る昇降圧型のスイッチング電源は、図18(第8の実施の形態)に示した構成において、ゲート制御回路63に代えてゲート制御回路67が設けられ、コンパレータ68が追加して設けられている。
コンパレータ68は、直流電源VBの電圧と、所望の出力電圧Voとの大小関係を比較し、その比較結果をゲート制御回路67に出力する。ゲート制御回路67は、コンパレータ7,68の各比較結果に基づき、PMOSトランジスタ1に与えるゲート制御信号Vgate8と、NMOSトランジスタ64に与えるゲート制御信号Vgate9とをそれぞれ生成する。
ここで、直流電源VBは、蓄電池である。蓄電池の電圧は、満充電時では最大電圧を示すが、使用時間の経過に伴って低下していく。そこで、ゲート制御回路67は、次のようにして、自動的に降圧動作と昇圧動作とを切り替えて実施するようになっている。なお、ゲート制御回路67の具体的な構成例は、推測容易なので、図示を省略した。
すなわち、ゲート制御回路67は、コンパレータ68の比較結果が、直流電源VBの電圧>出力電圧Voを示す場合は、ゲート制御信号Vgate9を低レベルに保持してNMOSトランジスタ64をオフ動作状態に設定し、PMOSトランジスタ1をオン・オフ動作させて、所望の出力電圧Voに降圧する。このとき、PMOSトランジスタ1に与えるゲート制御信号Vgate8は図18(図3)に示したゲート制御信号Vgate1である。
一方、ゲート制御回路67は、コンパレータ68の比較結果が、直流電源VBの電圧<出力電圧Voを示す場合は、ゲート制御信号Vgate8を低レベルに保持してPMOSトランジスタ1をオン動作状態に設定し、NMOSトランジスタ64をオン・オフ動作させて、所望の出力電圧Voに昇圧する。このとき、NMOSトランジスタ64に与えるゲート制御信号Vgate9は図18(図13)に示したゲート制御信号Vgate5である。
以上のように、本第9の実施の形態によれば、直流電源の経年変化による電圧低下に応じて適切に出力電圧を所望値に制御することができる。
(第10の実施の形態)
図20は、本発明の第10の実施の形態に係る昇降圧型のスイッチング電源の構成を示すブロック図である。なお、図20では、図19(第9の実施の形態)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、本第10の実施の形態に関わる部分を中心に説明する。
図20において、本第10の実施の形態に係る昇降圧型のスイッチング電源は、図19(第9の実施の形態)に示した構成において、ゲート制御回路67に代えてゲート制御回路70が設けられ、ダイオード65に代えてPMOSトランジスタ71が設けられ、ダイオード2に代えてNMOSトランジスタ72が設けられている。
以上の構成において、ゲート制御回路70は、コンパレータ68の比較結果が、直流電源VBの電圧>出力電圧Voを示す場合は、ゲート制御信号Vgate9を低レベルに保持してNMOSトランジスタ64をオフ動作状態に設定し、同時にゲート制御信号Vgate11を低レベルに保持してPMOSトランジスタ71をオン動作状態に設定し、PMOSトランジスタ1にゲート制御信号Vgate8(図7(図8)に示したゲート制御信号Vgate1である)を与え、NMOSトランジスタ72にゲート制御信号Vgate10(図7(図8)に示したゲート制御信号Vgate3である)を与えて、両者を相補的にオン・オフ動作させ、所望の出力電圧Voに降圧する。
一方、ゲート制御回路67は、コンパレータ68の比較結果が、直流電源VBの電圧<出力電圧Voを示す場合は、ゲート制御信号Vgate8を低レベルに保持してPMOSトランジスタ1をオン動作状態に設定し、同時にゲート制御信号Vgate10を低レベルに保持してNMOSトランジスタ72をオフ動作状態に設定し、NMOSトランジスタ64にゲート制御信号Vgate9(図13に示したゲート制御信号Vgate5である)を与え、PMOSトランジスタ71にゲート制御信号Vgate11(図3に示したゲート制御信号Vgate1である)を与えて両者を相補的にオン・オフ動作させ、所望の出力電圧Voに昇圧する。
本第10の実施の形態によれば、降圧動作時でも昇圧動作時でも、電力損失を少なくすることがきるので、昇降圧型のスイッチング電源の電圧変換効率を高めることができる。
1,60,71 PMOSトランジスタ、2,51,65 ダイオード、3 チョークコイル、4 コンデンサ、5,6 分圧回路を構成する抵抗器、7 コンパレータ、8,39,45,48,51,61,63,67,70 ゲート制御回路、9 クロック発生回路、10 出力端子、11 電圧源、35,53 過電流検出回路、44,50,64,72 NMOSトランジスタ。

Claims (5)

  1. 直流電源に一端が接続される第1のスイッチング素子と、
    前記第1のスイッチング素子の他端にカソード端子が接続され、アノード端子がグランドに接続されるダイオードと、
    前記第1のスイッチング素子と前記ダイオードとの接続端に一端が接続されるチョークコイルと、
    前記チョークコイルの他端と出力端子との接続ラインとグランドとの間に配置され、充電電圧が前記出力端子に現れる出力電圧となるコンデンサと、
    前記出力電圧と基準電圧との比較を行うコンパレータと、
    クロック信号を発生するクロック発生回路と、
    前記コンパレータの比較結果と前記クロック信号とに基づき、前記第1のスイッチング素子に、前記クロック信号の各周期内において1回オン・オフ動作を行わせる制御信号を生成する制御回路と
    を備えることを特徴とするスイッチング電源。
  2. 直流電源に一端が接続されるチョークコイルと、
    前記チョークコイルの他端とグランドとの間に配置される第1のスイッチング素子と、
    前記チョークコイルと前記第1のスイッチング素子との接続端にアノード端子が接続されるダイオードと、
    前記ダイオードのカソード端子と出力端子との接続ラインとグランドとの間に配置され、充電電圧が前記出力端子に現れる出力電圧となるコンデンサと、
    前記出力端子に現れる出力電圧と基準電圧との比較を行うコンパレータと、
    クロック信号を発生するクロック発生回路と、
    前記コンパレータの比較結果と前記クロック信号とに基づき、前記第1のスイッチング素子に、前記クロック信号の各周期内において1回オン・オフ動作を行わせる制御信号を生成する制御回路と
    を備えることを特徴とするスイッチング電源。
  3. 前記ダイオードに代えて、第2のスイッチング素子が設けられ、前記制御回路は、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子とが、相補的にオン・オフ動作を行うように前記制御信号を生成することを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチング電源。
  4. 直流電源に一端が接続される第1のスイッチング素子と、
    前記第1のスイッチング素子の他端にカソード端子が接続され、アノード端子がグランドに接続される第1のダイオードと、
    前記第1のスイッチング素子と前記第1のダイオードとの接続端に一端が接続されるチョークコイルと、
    前記チョークコイルの他端とグランドとの間に配置される第2のスイッチング素子と、
    前記チョークコイルの他端にアノード端子が接続される第2のダイオードと、
    前記第2のダイオードのカソード端子と出力端子との接続ラインとグランドとの間に配置され、充電電圧が前記出力端子に現れる出力電圧となるコンデンサと、
    前記出力電圧と基準電圧との比較を行うコンパレータと、
    クロック信号を発生するクロック発生回路と、
    前記コンパレータの比較結果と前記クロック信号とに基づき、前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子に、前記クロック信号の各周期内において1回同時にオン・オフ動作を行わせる制御信号を生成する制御回路と
    を備えることを特徴とするスイッチング電源。
  5. 直流電源に一端が接続される第1のスイッチング素子と、
    前記第1のスイッチング素子の他端にカソード端子が接続され、アノード端子がグランドに接続される第1のダイオードと、
    前記第1のスイッチング素子と前記第1のダイオードとの接続端に一端が接続されるチョークコイルと、
    前記チョークコイルの他端とグランドとの間に配置される第2のスイッチング素子と、
    前記チョークコイルの他端にアノード端子が接続される第2のダイオードと、
    前記第2のダイオードのカソード端子と出力端子との接続ラインとグランドとの間に配置され、充電電圧が前記出力端子に現れる出力電圧となるコンデンサと、
    前記直流電源の電圧と前記出力電圧との比較を行う第1のコンパレータと、
    前記出力電圧と基準電圧との比較を行う第2のコンパレータと、
    クロック信号を発生するクロック発生回路と、
    前記第1のコンパレータの比較結果が、前記直流電源の電圧>前記出力電圧を示すときは、前記第1のスイッチング素子をオン動作状態に設定し、前記第2のコンパレータの比較結果と前記クロック信号とに基づき、前記第2のスイッチング素子に、前記クロック信号の各周期内において1回オン・オフ動作を行わせる制御信号を生成し、前記第1のコンパレータの比較結果が、前記直流電源の電圧<前記出力電圧を示すときは、前記第2のコンパレータの比較結果と前記クロック信号とに基づき、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子とに、前記クロック信号の各周期内において1回相補的にオン・オフ動作を行わせる制御信号を生成する制御回路と
    を備えることを特徴とするスイッチング電源。
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