JP2010063276A - 電流モード制御型スイッチングレギュレータ - Google Patents

電流モード制御型スイッチングレギュレータ Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な回路構成でVFM制御モードとPWM制御モードの切り換え時における出力電圧Voutの変動を抑えることができる電流モード制御型スイッチングレギュレータを得る。
【解決手段】RSフリップフロップ回路5は、セット入力端SにスイッチングトランジスタM1をオンさせるためのクロック信号CLKが入力されると共にスイッチングトランジスタM1をオフさせるための信号Spwmがリセット入力端Rに入力され、発振回路9は、ローレベルの信号OSCENが入力されている時間が所定値未満である場合は、該ローレベルの信号OSCENに応じて1つの所定のパルスを生成して出力し、該ローレベルの信号OSCENが入力されている時間が前記所定値以上になると、所定の周波数よりも低い周波数で発振を開始し、前記所定の周波数まで所定の速度で該発振周波数を上昇させるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、DC−DCコンバータをなす非絶縁方式の電流モード制御型スイッチングレギュレータに関し、特にPWM制御モードとVFM制御モードを備え、負荷電流の状態に応じて制御モードを切り換えるようにした電流モード制御型スイッチングレギュレータに関する。
近年、環境問題に対する配慮から電子機器の省電力化が求められており、特に電池駆動による電子機器においてその傾向が顕著である。一般に、省電力化を図るためには、電子機器で消費する電力を削減することと、電源回路自体の効率を向上させて無駄な電力消費を抑えることが重要である。小型の電子機器に使用される高効率の電源回路としては、インダクタを使用した非絶縁型のスイッチングレギュレータが広く使用されている。
スイッチングレギュレータの制御方式には、大きく2つの方式が知られている。1つは一定周波数のクロック信号のデューティサイクルを変化させてスイッチングトランジスタのオン時間を変化させることで出力電圧が一定になるように制御するPWM(pulse width modulation)制御方式であり、もう1つはパルス幅が一定でクロック信号の周期を変化させることにより、スイッチングトランジスタのオン時間が一定で、スイッチング周波数を変化させて出力電圧が一定になるように制御するVFM(Variable Frequency Modulation)制御方式である。また、VFM制御方式には、周波数を無段階に変化させる方式と、PWM制御で使用している周波数のクロックを間引いて、擬似的に周波数を変化させる方式とがある。なお、VFM制御方式はPFM(Pulse Frequency Modulation)方式と表記される場合もある。
スイッチングレギュレータ自体の電力消費量は、スイッチング周波数に比例して増加し、PWM制御方式は、軽負荷でも一定周期でスイチングトランジスタのオン/オフ制御を行うため、軽負荷での効率が悪化する。これに対して、VFM制御方式では、負荷に応じてスイッチングトランジスタのスイッチング周波数が変動するため、機器に対してノイズやリプルの影響が大きくなるが、軽負荷に対してはスイッチング回数が少なくなるためPWM制御方式よりも効率がよい。このようなことから、従来、負荷の条件に応じて、PWM制御とVFM制御を切り換えて行うことにより、軽負荷から重負荷まで電源効率を高めた電源回路があった。
図5は、PWM制御モードとVFM制御モードを備えた従来の電流モード制御型スイッチングレギュレータの回路例を示した図であり(例えば、特許文献1参照。)、図6は、図5の電流モード制御型スイッチングレギュレータ100の各信号の波形例を示したタイミングチャートである。
電流モード制御型スイッチングレギュレータ100では、VFM制御モードで動作しているときは、出力電流ioutが小さいほど出力電圧Voutの低下に時間がかかるため、スイッチングトランジスタM101がオンする間隔が長くなる。すなわち、スイッチングトランジスタM101のスイッチング周波数が低くなる。
出力電流ioutが小さいほど出力電圧Voutが速く上昇するため、その分、誤差電圧Veの低下速度が速くなり、スイッチングトランジスタM101がオンしている時間が短くなる。出力電流ioutが増加して、前記スイッチング周波数が高くなり、誤差電圧Veが常に基準電圧Vr1以上になると、自動的にPWM制御モードに切り換わる。
PWM制御モードでは、誤差電圧Veが常に基準電圧Vr1以上になっているため、コンパレータ108から出力されるイネーブル信号OSCENはローレベルになる。このため、発振回路109は、所定の周波数で発振を行ってクロック信号CLKを出力する。
クロック信号CLKがハイレベルになると、RSフリップフロップ回路105がセットされ、出力端Qがハイレベルになり、VFM制御モードのときと同様にスイッチングトランジスタM101がオンすると共に同期整流用トランジスタM102がオフしてインダクタ電流iLが流れる。インダクタ電流iLはインダクタ電流電圧変換回路110でインダクタ電圧Vsenに変換され、加算回路112でインダクタ電圧Vsenとスロープ電圧Vslpが加算されてランプ電圧Vcが生成され、コンパレータ104の非反転入力端に入力される。
ランプ電圧Vcが誤差電圧Veを超えると、コンパレータ104の出力信号Spwmがハイレベルとなり、RSフリップフロップ回路105をリセットする。すると、制御回路106は、出力信号PHSとNLSをそれぞれハイレベルにして、スイッチングトランジスタM101をオフさせると共に同期整流用トランジスタM102をオンさせる。この結果、ランプ電圧Vcは接地電圧GNDに低下し、コンパレータ104の出力信号Spwmはローレベルに戻る。このときも、インダクタ電流iLは同期整流用トランジスタM102を介して流れ続ける。インダクタ電流iLが0になる前に、クロック信号CLKが再びハイレベルになり、前記のような動作を繰り返す。
PWM制御モードでは、出力電流ioutが大きくなるほど、スイッチングトランジスタM101のオン時間が長くなる。VFM制御モードからPWM制御モードにスムースに移行するためには、VFM制御モードからPWM制御モードに切り換わる臨界点におけるインダクタ電流iLの値が重要になる。
図7は、図5の電流モード制御型スイッチングレギュレータ100において、VFM制御モードからPWM制御モードに切り換わるときに出力電流ioutの電流値を変えた場合に、VFM制御モードからPWM制御モードに切り換わる際のインダクタ電流iLの波形例を示した図である。なお以下、臨界電流iaとは、電流モード制御型スイッチングレギュレータが不連続動作モードから連続動作モードに移行する臨界点の出力電流ioutの電流値を示している。
図7(a)は、VFM制御モードからPWM制御モードに切り換わるときの出力電流ioutの電流値が臨界電流iaよりも小さい場合を示している。この場合、不連続動作モードで動作している最中にPWM制御モードに切り換わってしまう。このため、スイッチング周波数が急に高くなり、スイッチング回数が増えてインダクタL101に供給されるエネルギーが必要以上に増加し、出力電圧Voutが急上昇する。出力電流ioutが更に増加して臨界電流iaを超えると、連続動作モードになり出力電圧Voutは元に戻る。すなわち、PWM制御モードに切り換わってから、出力電流ioutが臨界電流iaに達するまでは出力電圧Voutが上昇するという問題が発生していた。
図7(b)は、VFM制御モードからPWM制御モードに切り換わるときの出力電流ioutの電流値が臨界電流iaと等しい場合を示している。この場合は、スムースにPWM制御モードに移行し、出力電圧Voutの変動は発生しない。
図7(c)は、VFM制御モードからPWM制御モードに切り換わるときの出力電流ioutの電流値が臨界電流iaより大きい場合を示している。この場合は、連続動作モードになっても、まだVFM制御モードで動作している。このため、前のスイッチングサイクルのインダクタ電流iLが0に戻らないうちに、次のスイッチングサイクルに入ってしまい、次のサイクルでは必要以上に大きなインダクタ電流iLが供給される。すると、出力電圧Voutが大きくなり過ぎて、その次のサイクルまでの時間が長くなり、出力電圧Voutは下がり過ぎてしまう。このため、出力電流ioutが臨界電流ia付近では、出力電圧Voutが大きく変動するという問題が発生していた。
このように、VFM制御モードからPWM制御モードに切り換わるときの出力電圧Voutの変動を小さくするためには、VFM制御モードからPWM制御モードに切り換わるときの出力電流ioutの電流値を臨界電流iaに設定するのが望ましい。
なお、本発明とは異なるが、VFM制御モードからPWM制御モードに切り換える他の第1の方法としては、スイッチングトランジスタへの駆動パルス信号と、PWMコンパレータの出力信号と、PFM用クロック生成回路で生成されるPFM制御用の基準クロック信号の各デューティサイクルをそれぞれ電圧に変換して、前記駆動パルス信号及び前記PWMコンパレータの出力信号の各デューティサイクルと、前記基準クロック信号のデューティサイクルとを比較し、該比較結果に応じてPWM制御とPFM制御を切り換えるようにしたものがあった(例えば、特許文献2参照。)。この場合、デューティサイクルを電圧に変換する回路が3つ必要であり、更にそれらの出力を比較するためのコンパレータ等が必要となり回路規模が大きくなっていた。
また、VFM制御モードからPWM制御モードに切り換える他の第2の方法として、PWM制御信号のパルス幅がPFM制御信号のパルス幅よりも小さいことを条件として、PWM制御信号のパルス幅とPFM制御信号のパルス幅との差に対応する差分時間を表わす差分時間信号を形成する差分時間発生手段を有し、差分時間信号に基づき前記差分時間に応じて、PWM制御信号を形成するための基準となる基準信号の発振周波数を低く制御するようにしたものがあった(例えば、特許文献3参照。)。この場合、PWM制御信号のパルス幅とPFM制御信号のパルス幅との差に対応する差分時間を表わす差分時間信号を形成する差分時間発生手段と、差分時間信号に応じて周波数を変更する発振回路が必要であり、やはり回路規模が大きくなっていた。
また、前記第1及び第2の各方法では、VFM制御モード時の1サイクル当たりのエネルギー供給量に関してはまったく考慮されていなかった。
特開平10−225105号公報 特開2007−209180号公報 特開2008−92712号公報
スイッチングレギュレータ自体の電力消費量は、スイッチング周波数に比例して増加するため、VFM制御モードにおいてはできるだけスイッチング周波数が低くなるようにする方が、効率を上げることができる。このためには、1サイクル中にインダクタL101に供給する電力量を多くする必要がある。しかし、このようにすると、図7(c)で示したように、VFM制御モードからPWM制御モードの切り換え時に出力電圧が変動するという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、簡単な回路構成でVFM制御モードとPWM制御モードの切り換え時における出力電圧Voutの変動を抑えることができる電流モード制御型スイッチングレギュレータを得ることを目的とする。
この発明に係る電流モード制御型スイッチングレギュレータは、入力端子に入力された入力電圧を、所定の定電圧に変換して出力端子から出力電圧として出力する、該出力端子から出力される出力電流に応じてPWM制御とVFM制御を自動的に切り換えて行う、インダクタを備えた非絶縁方式の電流モード制御型スイッチングレギュレータにおいて、
制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行い、前記入力電圧による前記インダクタへの充電を行うスイッチングトランジスタと、
該スイッチングトランジスタがオフして前記インダクタへの充電が停止すると、前記インダクタの放電を行う整流素子と、
前記出力電圧に比例した比例電圧と所定の第1基準電圧との電圧差を増幅し誤差電圧として出力する誤差増幅回路部と、
前記インダクタに流れるインダクタ電流に応じた電圧に、予め設定された傾斜を有するスロープ電圧を加算して生成されたランプ電圧と前記誤差電圧との電圧比較を行い、該比較結果を示す信号を生成して出力する第1電圧比較回路部と、
前記誤差電圧と所定の第2基準電圧との電圧比較を行い、該誤差電圧が該第2基準電圧よりも大きい場合は所定のイネーブル信号を生成して出力する第2電圧比較回路部と、
該第2電圧比較回路部から前記イネーブル信号が出力されると発振を開始し、所定の周波数のクロック信号を生成して出力する発振回路部と、
前記スイッチングトランジスタをオンさせるための該発振回路部からのクロック信号が入力されると共に前記スイッチングトランジスタをオフさせるための前記第1電圧比較回路部からの信号が入力され、前記クロック信号及び該第1電圧比較回路部からの信号に応じて前記スイッチングトランジスタのスイッチング制御を行う制御回路部と、
を備え、
前記発振回路部は、前記イネーブル信号が入力されている時間が所定値未満である場合は、該イネーブル信号に応じて1つの所定のパルスを生成して出力し、前記イネーブル信号が入力されている時間が前記所定値以上になると、前記所定の周波数よりも低い周波数で発振を開始した後、前記所定の周波数まで所定の速度で該発振周波数を上昇させるものである。
具体的には、前記所定値は、前記所定の周波数のクロック信号における周期と同じであるようにした。
また、前記発振回路部は、
前記イネーブル信号が入力されると、所定の電流値まで所定の速度で出力電流を増加させて、該所定の電流値の定電流を出力する電流源と、
該電流源から供給される電流で充電されるコンデンサと、
該コンデンサの端子電圧が所定の電圧値を超えると、該コンデンサの電荷を放電する放電回路と、
を備えるようにした。
また、VFM制御からPWM制御に移行する際の前記出力端子から出力される出力電流が、不連続動作モードから連続動作モードに移行する臨界点における該出力電流の電流値と同じになるように、前記第2基準電圧が設定されるようにした。
また、前記整流素子は、制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行って前記インダクタの放電を行う同期整流用トランジスタからなり、前記制御回路部は、前記出力端子から出力される出力電圧が前記所定の定電圧になるように前記スイッチングトランジスタに対するスイッチング制御を行うと共に、該同期整流用トランジスタに対して前記スイッチングトランジスタと相反するスイッチング動作を行わせるようにした。
この場合、前記制御回路部は、前記スイッチングトランジスタと前記インダクタとの接続部の電圧から、前記出力端子から前記同期整流用トランジスタの方向に流れる逆電流が発生する兆候又は該逆電流の発生を検出すると、前記同期整流用トランジスタをオフさせて遮断状態にするようにしてもよい。
本発明の電流モード制御型スイッチングレギュレータによれば、発振回路部の発振開始直後の周波数を所定の周波数よりも低くなるようにし、その後徐々に該所定の周波数に近づくようにしたことから、簡単な回路構成で、VFM制御における1サイクル当たりの電力供給量を、前記所定の周波数でPWM制御を行っている場合の連続動作モードから不連続動作モードに切り換わる時点の1サイクル当たりの電力供給量よりも大きくすることができ、VFM制御からPWM制御に切り換わる際に、出力電圧の大きな変動を抑制することができる。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態における電流モード制御型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である。
図1において、電流モード制御型スイッチングレギュレータ(以下、スイッチングレギュレータと呼ぶ)1は、入力端子INに入力された入力電圧Vinを所定の定電圧に降圧して出力電圧Voutとして出力端子OUTから負荷20に出力する同期整流方式の降圧型スイッチングレギュレータをなしている。
スイッチングレギュレータ1は、PMOSトランジスタからなるスイッチングトランジスタM1と、NMOSトランジスタからなる同期整流用トランジスタM2とを備えている。
また、スイッチングレギュレータ1は、所定の第1基準電圧Vr1を生成して出力する第1基準電圧発生回路2と、出力電圧検出用の抵抗R1,R2と、インダクタL1と、出力コンデンサCoと、誤差増幅回路3と、第1コンパレータ4と、RSフリップフロップ回路5と、インバータ6と、所定の第2基準電圧Vr2を生成して出力する第2基準電圧発生回路7と、第2コンパレータ8とを備えている。更に、スイッチングレギュレータ1は、所定のクロック信号CLKを生成して出力する発振回路9と、インダクタL1を流れるインダクタ電流iLの検出を行い、検出したインダクタ電流iLに応じたインダクタ電圧Vsenを生成して出力するインダクタ電流電圧変換回路10と、所定ののこぎり波信号をなすスロープ電圧Vslpを生成して出力するスロープ電圧生成回路11と、加算回路12とを備えている。
なお、同期整流用トランジスタM2は整流素子を、第1基準電圧発生回路2、誤差増幅回路3及び抵抗R1,R2は誤差増幅回路部をそれぞれなし、第1コンパレータ4、インダクタ電流電圧変換回路10、スロープ電圧生成回路11及び加算回路12は第1電圧比較回路部を、第2基準電圧発生回路7及び第2コンパレータ8は第2電圧比較回路部をそれぞれなす。また、発振回路9は発振回路部を、RSフリップフロップ回路5及び制御回路6は制御回路部をそれぞれなす。また、スイッチングレギュレータ1において、インダクタL1及び出力コンデンサCoを除く各回路を1つのICに集積するようにしてもよく、場合によっては、スイッチングトランジスタM1及び/又は同期整流用トランジスタM2、インダクタL1並びに出力コンデンサCoを除く各回路を1つのICに集積するようにしてもよい。
入力端子INと接地電圧GNDとの間にはスイッチングトランジスタM1と同期整流用トランジスタM2が直列に接続されている。スイッチングトランジスタM1と同期整流用トランジスタM2との接続部LXと、出力端子OUTとの間にはインダクタL1が接続され、出力端子OUTと接地電圧GNDとの間には、抵抗R1及びR2が直列に接続されると共に出力コンデンサCoが接続され、抵抗R1とR2との接続部から分圧電圧Vfbが出力される。また、誤差増幅回路3において、反転入力端には分圧電圧Vfbが、非反転入力端には第1基準電圧Vr1がそれぞれ入力され、誤差増幅回路3は、分圧電圧Vfbと第1基準電圧Vr1との差電圧を増幅して誤差電圧Veを生成し、第1コンパレータ4の反転入力端に出力する。誤差増幅回路3は、出力電圧Voutが低下すると誤差電圧Veを上昇させ、出力電圧Voutが上昇すると誤差電圧Veを低下させる。
また、インダクタ電流電圧変換回路10は、入力電圧Vinと接続部LXの電圧VLXからインダクタ電圧Vsenを生成して出力する。加算回路12は、スロープ電圧生成回路11からのスロープ電圧Vslpとインダクタ電流電圧変換回路10からのインダクタ電圧Vsenがそれぞれ入力され、スロープ電圧Vslpとインダクタ電圧Vsenを加算しインダクタ電流iLに比例したランプ電圧Vcを生成して第1コンパレータ4の非反転入力端に出力する。第1コンパレータ4は、誤差増幅回路3からの誤差電圧Veと加算回路12から出力されたランプ電圧Vcとの電圧比較を行ってパルス信号Spwmを生成し、RSフリップフロップ回路5のリセット入力端Rに出力する。
また、第2コンパレータ8において、反転入力端には誤差電圧Veが、非反転入力端には第2基準電圧Vr2がそれぞれ入力され、出力端は発振回路9に接続されている。第2コンパレータ8は、第2基準電圧Vr2と誤差電圧Veとの電圧比較を行い、誤差電圧Veが第2基準電圧Vr2を超えるとイネーブル信号OSCENをローレベルにし、誤差電圧Veが第2基準電圧Vr2以下になるとイネーブル信号OSCENをハイレベルにする。
発振回路9は、ローレベルのイネーブル信号OSCENが入力されている時間が所定値未満である場合は、該ローレベルのイネーブル信号OSCENに応じて1つのハイレベルのパルスを生成して出力し、前記ローレベルのイネーブル信号OSCENが入力されている時間が前記所定値以上になると、所定の周波数よりも低い周波数で発振を開始した後、該所定の周波数まで所定の速度で周波数を上昇させる。このようにして、発振回路9は、イネーブル信号OSCENがローレベルになると所定のパルス幅を有するハイレベルのパルス信号を出力し、イネーブル信号OSCENがローレベルを継続すると所定の周波数で発振を行ってクロック信号CLKを出力する。また、発振回路9は、イネーブル信号OSCENがハイレベルになると発振を停止してクロック信号CLKをローレベルにする。
発振回路9から出力されたクロック信号CLKは、RSフリップフロップ回路5のセット入力端Sに入力され、RSフリップフロップ回路5の出力端Qは制御回路6の入力端に入力され、RSフリップフロップ回路5は、セット入力端Sにハイレベルの信号が入力されると出力端Qをハイレベルにし、リセット入力端Rにハイレベルの信号が入力されると出力端Qをローレベルにする。制御回路6は、RSフリップフロップ回路5の出力信号と、接続部LXの電圧VLXがそれぞれ入力され、出力端PがスイッチングトランジスタM1のゲートに、出力端Nが同期整流用トランジスタM2のゲートにそれぞれ接続されている。
制御回路6は、RSフリップフロップ回路5の出力信号がハイレベルになると制御信号PHS及びNLSをそれぞれローレベルにし、スイッチングトランジスタM1がオンすると共に同期整流用トランジスタM2がオフする。また、制御回路6は、RSフリップフロップ回路5の出力信号がローレベルになると制御信号PHS及びNLSをそれぞれハイレベルにし、スイッチングトランジスタM1がオフすると共に同期整流用トランジスタM2がオンする。ただし、制御回路6は、接続部LXの電圧VLXが0V以上になると、RSフリップフロップ回路5の出力信号に関係なく制御信号NLSをローレベルにして同期整流用トランジスタM2をオフさせる。このようにすることにより、制御回路6は、インダクタ電流iLの逆流を防止することができる。
インダクタ電流電圧変換回路10は、スイッチングトランジスタM1のソース−ドレイン間電圧を増幅してインダクタ電圧Vsenとして出力する。スイッチングトランジスタM1のオン抵抗はドレイン電流に関わらずほぼ一定であるから、スイッチングトランジスタM1のソース−ドレイン間電圧はスイッチングトランジスタM1のドレイン電流に比例する。また、該ドレイン電流はすべてインダクタ電流iLになるため、スイッチングトランジスタM1のソース−ドレイン間電圧はインダクタ電流iLに比例した電圧になる。
スロープ電圧生成回路11は、サブハーモニック発振を防止するために、インダクタ電圧Vsenに加算するスロープ電圧Vslpを生成している。インダクタ電圧Vsenとスロープ電圧Vslpは加算回路12で加算され、ランプ電圧Vcとして第1コンパレータ4の非反転入力端に出力される。
このような構成において、VFM制御モードからPWM制御モードに動作が切り換わる際の動作について説明する。
まず最初に、VFM制御モードでの動作について説明する。
出力コンデンサCoに蓄積された電荷が出力端子OUTに接続された負荷20に放電されると、出力電圧Voutは次第に低下する。すると、誤差電圧Veは逆に上昇し、誤差電圧Veが第2基準電圧Vr2を超えると、第2コンパレータ8から出力されるイネーブル信号OSCENはローレベルになる。
イネーブル信号OSCENがローレベルになると、発振回路9は直ちにハイレベルの1つのパルスをRSフリップフロップ回路5のセット入力端Sに出力する。該パルスによってRSフリップフロップ回路5がセットされ、出力端Qがハイレベルになる。すると、制御回路6は、制御信号PHSとNLSを共にローレベルにし、スイッチングトランジスタM1がオンすると共に同期整流用トランジスタM2がオフする。スイッチングトランジスタM1がオンすると、入力電圧VinがインダクタL1に接続されるため、インダクタL1にインダクタ電流iLが流れる。該インダクタ電流iLは、入力電圧Vinと出力電圧Voutとの電圧差に比例した傾斜で増加する。
インダクタ電流iLが出力電流ioutを超えると、出力コンデンサCoを充電するため出力電圧Voutが上昇し、これに伴って誤差電圧Veが低下する。誤差電圧Veが第2基準電圧Vr2以下になると、第2コンパレータ8からのイネーブル信号OSCENはハイレベルに戻る。このため、発振回路9は、クロック信号CLKとしてハイレベルのパルスを1つだけ出力して発振動作を停止する。
インダクタ電流iLの変化は、インダクタ電流電圧変換回路10でインダクタ電圧Vsenに変換され、インダクタ電圧Vsenにスロープ電圧生成回路11から出力されたスロープ電圧Vslpが加算回路12で加算されてランプ電圧Vcが生成される。ランプ電圧Vcは時間の経過に伴って上昇し、ランプ電圧Vcが誤差電圧Veを超えると第1コンパレータ4の出力信号Spwmの信号レベルが反転してハイレベルになる。
出力信号Spwmがハイレベルになると、RSフリップフロップ回路5がリセットされ、出力端Qがローレベルになり、制御回路6は、制御信号PHSとNLSを共にハイレベルにし、スイッチングトランジスタM1がオフすると共に同期整流用トランジスタM2がオンする。スイッチングトランジスタM1がオフすると、インダクタL1の逆起電力の影響で接続部LXの電圧が負電圧になるため、インダクタ電流電圧変換回路10からのインダクタ電圧Vsenは接地電圧GNDまで低下する。同時に、スロープ電圧生成回路11も動作を停止してスロープ電圧Vslpを接地電圧GNDに低下させる。この結果、ランプ電圧Vcは接地電圧GNDまで低下するため、第1コンパレータ4の出力信号Spwmは直ちにローレベルに戻る。なお、スイッチングトランジスタM1がオフしても、同期整流用トランジスタM2がオンするため、インダクタ電流iLは接地電圧GNDから同期整流用トランジスタM2を介して流れ続ける。このときのインダクタ電流iLは、出力電圧Voutに比例した傾斜で減少する。
インダクタL1に蓄えられていたエネルギーがすべて放出されてインダクタ電流iLが0になると、出力端子OUT側からインダクタL1と同期整流用トランジスタM2を通して接地電圧GNDに電流が流れる、いわゆる逆電流が発生する。該逆電流が発生するとスイッチングレギュレータの変換効率を大きく低下させる。このため、このような逆電流を防止するために、制御回路6は、接続部LXの電圧VLXが0Vになると、RSフリップフロップ回路5の出力信号に関係なく、制御信号NLSをローレベルにして同期整流用トランジスタM2をオフさせる。インダクタ電流iLが出力電流iout以下まで低下すると、出力電圧Voutは低下し始め、出力電圧Voutが低下すると誤差電圧Veが上昇する。誤差電圧Veが第2基準電圧Vr2を超えると、最初の説明に戻り、以下このような動作を繰り返す。
VFM制御モードで動作しているときは、出力電流ioutが小さいほど出力電圧Voutの低下に時間がかかるため、スイッチングトランジスタM1がオンする間隔が長くなる、すなわちスイッチング周波数が低くなる。出力電流ioutが小さいほど出力電圧Voutが速く上昇するため、その分、誤差電圧Veの低下速度が速くなり、スイッチングトランジスタM1がオンしている時間は短くなる。出力電流ioutが増加してスイッチング周波数が高くなり、誤差電圧Veが常に第2基準電圧Vr2以上になると、自動的にPWM制御モードに切り換わる。
PWM制御モードの動作は次のようになる。
誤差電圧Veが常に第2基準電圧Vr2以上になっているため、第2コンパレータ8からのイネーブル信号OSCENはローレベルになり、発振回路9は、所定の周波数で発振を行ってクロック信号CLKを生成し出力する。クロック信号CLKがハイレベルになると、RSフリップフロップ回路5がセットされ、出力端Qがハイレベルになる。このため、VFM制御モードで述べたように、スイッチングトランジスタM1がオンすると共に同期整流用トランジスタM2がオフし、インダクタ電流iLが流れる。インダクタ電流iLはインダクタ電流電圧変換回路10でインダクタ電圧Vsenに変換され、更にスロープ電圧Vslpが加算されてランプ電圧Vcが生成され、第1コンパレータ4の非反転入力端に入力される。
ランプ電圧Vcが誤差電圧Veを超えると、第1コンパレータ4の出力信号Spwmがハイレベルになり、RSフリップフロップ回路5をリセットする。このため、制御回路6は、制御信号PSHとNLSをそれぞれハイレベルにして、スイッチングトランジスタM1をオフさせる共に同期整流用トランジスタM2をオンさせる。この結果、ランプ電圧Vcは接地電圧GNDに低下し、出力信号Spwmはローレベルに戻る。また、インダクタ電流iLは、同期整流用トランジスタM2を介して流れ続ける。
インダクタ電流iLが0になる前に、クロック信号CLKの次のパルスが再びハイレベルになり、前記のような動作を繰り返す。PWM制御モードでは、出力電流ioutが大きくなるほど、スイッチングトランジスタM1のオン時間が長くなる。VFM制御モードからPWM制御モードにスムースに移行するためには、VFM制御モードからPWM制御モードに切り換わる臨界点におけるインダクタ電流iLの値が重要である。
ここで、図2は、図1の発振回路9の回路例を示した図である。
図2において、発振回路9は、所定の定電流i21の供給を行う定電流源21と、所定の第3基準電圧Vr3を生成して出力する第3基準電圧発生回路22と、第3コンパレータ23と、NAND回路24と、インバータ25,26と、PMOSトランジスタM11〜M13と、NMOSトランジスタM14と、コンデンサC11,C12と、抵抗R11とで構成されている。なお、PMOSトランジスタM11〜M13、定電流源21、コンデンサC12及び抵抗R11は電流源をなし、第3基準電圧発生回路22、第3コンパレータ23、NAND回路24及びNMOSトランジスタM14は放電回路をなす。
入力電圧VinとPMOSトランジスタM13のゲートとの間には、PMOSトランジスタM11とM12が並列に接続されると共に抵抗R11とコンデンサC12の直列回路が接続されており、PMOSトランジスタM12のゲートはPMOSトランジスタM12のドレインに接続されている。PMOSトランジスタM11のゲートには、イネーブル信号OSCENの信号レベルをインバータ25で反転させた反転信号が入力されており、PMOSトランジスタM11のドレインと接地電圧GNDとの間に定電流源21が接続されている。
PMOSトランジスタM13のソースは入力電圧Vinに接続され、PMOSトランジスタM13のドレインと接地電圧GNDとの間にはNMOSトランジスタM14が接続されており、NMOSトランジスタM14に並列にコンデンサC11が接続されている。第3コンパレータ23において、非反転入力端には第3基準電圧Vr3が入力され、反転入力端はNMOSトランジスタM14のドレインに接続され、出力端はNAND回路24の一方の入力端に接続されている。NAND回路24の他方の入力端にはインバータ25の出力信号が入力されており、NAND回路24の出力端は、NMOSトランジスタM14のゲートに接続されると共にインバータ26の入力端に接続され、インバータ26の出力端からクロック信号CLKが出力される。
図3は、図2の発振回路9の動作例を示したタイミングチャートであり、図3を使用して発振回路9の動作について説明する。
図3(a)は、VFM制御モード時の動作例を示した図であり、図3(b)は、VFM制御モードからPWM制御モードに移行する際の動作例を示した図である。なお、PMOSトランジスタM13のゲート電圧をVAとし、PMOSトランジスタM13とNMOSトランジスタM14との接続部の電圧をVBとし、第3コンパレータ23の出力信号をCMPoとする。
まず、図3(a)の場合の動作について説明する。
出力電圧Voutが比較的大きい状態では、誤差電圧Veが第2基準電圧Vr2よりも小さいため、第2コンパレータ8からのイネーブル信号OSCENはハイレベルである。この場合、インバータ25の出力信号はローレベルになり、PMOSトランジスタM11がオンする。このため、電圧VAはほぼ入力電圧Vinと同じ電圧になり、PMOSトランジスタM12とM13は共にオフする。また、NAND回路24の一方の入力端もローレベルになるため、NAND回路24の出力信号はハイレベルになる。NAND回路24の出力信号がハイレベルになるとNMOSトランジスタM14がオンしてコンデンサC11の電荷を放電するため、電圧VBはほぼ0Vになる。更に、NAND回路24の出力信号の信号レベルをインバータ26で反転させた信号がクロック信号CLKであることから、クロック信号CLKはローレベルになる。また、電圧VBがほぼ0Vであることから、第3コンパレータ23の出力信号CMPoはハイレベルになる。
出力電圧Voutが次第に低下し、これに伴って誤差電圧Veが上昇して第2基準電圧Vr2を超えると、第2コンパレータ8からのイネーブル信号OSCENがローレベルになる。すると、インバータ25の出力信号はハイレベルになり、NAND回路24の一方の入力端をハイレベルにする。このため、NAND回路24の他方の入力端に入力されている第3コンパレータ23の出力信号CMPoが前記のようにハイレベルであることから、NAND回路24の出力信号はローレベルになる。該ローレベルの信号はインバータ26で信号レベルが反転されることから、クロック信号CLKがハイレベルになる。クロック信号CLKがハイレベルになると、RSフリップフロップ回路5がセットされて、スイッチングトランジスタM1をオンさせると共に同期整流用トランジスタM2をオフさせる。
また、イネーブル信号OSCENがローレベルになると、PMOSトランジスタM11がオフして抵抗R11とコンデンサC12の直列回路に定電流i21が供給されるため、電圧VAが低下する。イネーブル信号OSCENがローレベルになった直後の電圧VAの低下は抵抗R11の抵抗値と定電流i21との積で決まり、その後は、定電流源i21で充電されたコンデンサC11の電圧が加算される。
電圧VAが低下すると、PMOSトランジスタM12のゲートにバイアス電圧が加わるため、PMOSトランジスタM12にドレイン電流が流れる。PMOSトランジスタM12とM13はカレントミラー回路を形成しているため、PMOSトランジスタM13からもドレイン電流が出力され、該ドレイン電流が電流源となる。
また、NAND回路24の出力信号がローレベルになると、NMOSトランジスタM14がオフするため、PMOSトランジスタM13のドレイン電流はすべてコンデンサC11の充電電流となり、電圧VBが上昇を始める。しかし、スイッチングトランジスタM1がオンすると、入力電圧VinからインダクタL1に電力供給が行われ、出力電圧Voutが上昇すると共に誤差電圧Veが低下する。誤差電圧Veが第2基準電圧Vr2以下になると、第2コンパレータ8からのイネーブル信号OSCENは再びハイレベルになるため、前記のように、クロック信号CLKはローレベルに戻る。また、PMOSトランジスタM13がオフしてドレイン電流の供給が停止し、更にNMOSトランジスタM14はオンするため、コンデンサC11の電荷が放電される。以下、このような動作を繰り返す。
次に、図3(b)で示したVFM制御モードからPWM制御モードに移行する場合について説明する。出力電流ioutが増加するに伴って出力電圧Voutが低下し、誤差電圧Veが常時第2基準電圧Vr2よりも大きくなるとPWM制御モードに切り換わる。
イネーブル信号OSCENがハイレベルのときは前記のように、クロック信号CLKはローレベルである。
イネーブル信号OSCENがローレベルになると、前記のようにまずクロック信号CLKがハイレベルになり、スイッチングトランジスタM1がオンする。また、インバータ25の出力信号がハイレベルになるため、PMOSトランジスタM11はオフする。このため、抵抗R11とコンデンサC12の直列回路に定電流i21が供給され、電圧VAが低下する。電圧VAはPMOSトランジスタM12とM13のゲート電圧になっており、しかもPMOSトランジスタM12とM13はカレントミラー回路を形成している。PMOSトランジスタM12のドレインには定電流源21が接続されているため、PMOSトランジスタM12のドレイン電流は、電圧VAの低下に伴って増加し、定電流i21で安定する。
PMOSトランジスタM13のドレイン電流はPMOSトランジスタM12のドレイン電流に比例するため、PMOSトランジスタM13のドレイン電流も次第に増加する。更に、イネーブル信号OSCENがローレベルになると、NAND回路24の一方の入力端がハイレベルになる。NAND回路24の他方の入力端は前記のようにハイレベルであることから、NAND回路24の出力信号はローレベルになり、NMOSトランジスタM14がオフする。NMOSトランジスタM14がオフすると、PMOSトランジスタM13のドレイン電流がコンデンサC11を充電するため、電圧VBが上昇する。電圧VBが第3基準電圧Vr3を超えると第3コンパレータ23の出力信号の信号レベルが反転してローレベルになる。
このため、NAND回路24の出力信号はハイレベルになり、NMOSトランジスタM14をオンさせる。NMOSトランジスタM14はオン時のインピーダンスが小さいため、コンデンサC11の電荷が瞬時に放電され、電圧VBは0Vまで低下する。すると、第3コンパレータ23の出力信号が再びハイレベルになり、NAND回路24の出力信号がローレベルになって、NMOSトランジスタM14をオフさせてPMOSトランジスタM13のドレイン電流によるコンデンサC11への充電が行われる。発振回路9は、このような動作を繰り返してクロック信号CLKを生成して出力する。
イネーブル信号OSCENがローレベルになった直後は、前記のようにPMOSトランジスタM13のドレイン電流が小さく、電圧VAの低下に伴って該ドレイン電流が増えていくため、発振回路9から出力されるクロック信号CLKの周期は、発振開始直後が最も長く、その後は次第に短くなってやがて定常状態である所定の周波数に落ち着くことになる。
図4は、VFM制御モードからPWM制御モードに移行する際のインダクタ電流iLの波形例を示した図である。
図4で示しているように、VFM制御モードで動作している場合は不連続動作モードになっており、インダクタ電流iLは間欠的に出力されている。VFM制御モードからPWM制御モードに移行する際は、出力電流ioutが不連続動作モードから連続動作モードに移行する臨界電流値になるように第2基準電圧Vr2を設定しているため、出力電圧Voutの変動がなくスムースにPWM制御モードに移行することができる。
また、発振回路9では、発振開始直後の周波数は安定時の周波数よりも低い周波数になるように構成されているため、臨界電流値を安定時の周波数のときよりも大きくすることができる。言い換えると、VFM制御モード時における1サイクルの電力供給量を多くすることができる。このため、VFM制御モード時におけるスイッチング周波数を低下させることができ電源変換効率を向上させることができる。
また、VFM制御モード時における1サイクルの電力供給量を、発振回路9の発振直後の周波数が出力電流ioutが臨界電流値になるときの値に設定することにより、VFM制御モード時の効率を最大化することができる。
なお、前記説明では、同期整流方式の降圧型スイッチングレギュレータを例にして説明したが、これは一例であり、本願発明は、同期整流用トランジスタM2の代わりにダイオードを使用した非同期整流方式の降圧型スイッチングレギュレータや、昇圧型スイッチングレギュレータにも適用することができる。
本発明の第1の実施の形態における電流モード制御型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である。 図1の発振回路9の回路例を示した図である。 図2の発振回路9の動作例を示したタイミングチャートである。 VFM制御モードからPWM制御モードに移行する際のインダクタ電流iLの波形例を示した図である。 従来の電流モード制御型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である。 図5の電流モード制御型スイッチングレギュレータ100の各信号の波形例を示したタイミングチャートである。 図5の電流モード制御型スイッチングレギュレータ100において、VFM制御モードからPWM制御モードに切り換わる際のインダクタ電流iLの波形例を示した図である。
符号の説明
1 スイッチングレギュレータ
2 第1基準電圧発生回路
3 誤差増幅回路
4 第1コンパレータ
5 RSフリップフロップ回路
6 制御回路
7 第2基準電圧発生回路
8 第2コンパレータ
9 発振回路
10 インダクタ電流電圧変換回路
11 スロープ電圧生成回路
12 加算回路
20 負荷
21 定電流源
22 第3基準電圧発生回路
23 第3コンパレータ
24 NAND回路
25,26 インバータ
M1 スイッチングトランジスタ
M2 同期整流用トランジスタ
M11〜M13 PMOSトランジスタ
M14 NMOSトランジスタ
L1 インダクタ
Co 出力コンデンサ
C11,C12 コンデンサ
R1,R2,R11 抵抗

Claims (6)

  1. 入力端子に入力された入力電圧を、所定の定電圧に変換して出力端子から出力電圧として出力する、該出力端子から出力される出力電流に応じてPWM制御とVFM制御を自動的に切り換えて行う、インダクタを備えた非絶縁型の電流モード制御型スイッチングレギュレータにおいて、
    制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行い、前記入力電圧による前記インダクタへの充電を行うスイッチングトランジスタと、
    該スイッチングトランジスタがオフして前記インダクタへの充電が停止すると、前記インダクタの放電を行う整流素子と、
    前記出力電圧に比例した比例電圧と所定の第1基準電圧との電圧差を増幅し誤差電圧として出力する誤差増幅回路部と、
    前記インダクタに流れるインダクタ電流に応じた電圧に、予め設定された傾斜を有するスロープ電圧を加算して生成されたランプ電圧と前記誤差電圧との電圧比較を行い、該比較結果を示す信号を生成して出力する第1電圧比較回路部と、
    前記誤差電圧と所定の第2基準電圧との電圧比較を行い、該誤差電圧が該第2基準電圧よりも大きい場合は所定のイネーブル信号を生成して出力する第2電圧比較回路部と、
    該第2電圧比較回路部から前記イネーブル信号が出力されると発振を開始し、所定の周波数のクロック信号を生成して出力する発振回路部と、
    前記スイッチングトランジスタをオンさせるための該発振回路部からのクロック信号が入力されると共に前記スイッチングトランジスタをオフさせるための前記第1電圧比較回路部からの信号が入力され、前記クロック信号及び該第1電圧比較回路部からの信号に応じて前記スイッチングトランジスタのスイッチング制御を行う制御回路部と、
    を備え、
    前記発振回路部は、前記イネーブル信号が入力されている時間が所定値未満である場合は、該イネーブル信号に応じて1つの所定のパルスを生成して出力し、前記イネーブル信号が入力されている時間が前記所定値以上になると、前記所定の周波数よりも低い周波数で発振を開始した後、前記所定の周波数まで所定の速度で該発振周波数を上昇させることを特徴とする電流モード制御型スイッチングレギュレータ。
  2. 前記所定値は、前記所定の周波数のクロック信号における周期と同じであることを特徴とする請求項1記載の電流モード制御型スイッチングレギュレータ。
  3. 前記発振回路部は、
    前記イネーブル信号が入力されると、所定の電流値まで所定の速度で出力電流を増加させて、該所定の電流値の定電流を出力する電流源と、
    該電流源から供給される電流で充電されるコンデンサと、
    該コンデンサの端子電圧が所定の電圧値を超えると、該コンデンサの電荷を放電する放電回路と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の電流モード制御型スイッチングレギュレータ。
  4. VFM制御からPWM制御に移行する際の前記出力端子から出力される出力電流が、不連続動作モードから連続動作モードに移行する臨界点における該出力電流の電流値と同じになるように、前記第2基準電圧が設定されることを特徴とする請求項1、2又は3記載の電流モード制御型スイッチングレギュレータ。
  5. 前記整流素子は、制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行って前記インダクタの放電を行う同期整流用トランジスタからなり、前記制御回路部は、前記出力端子から出力される出力電圧が前記所定の定電圧になるように前記スイッチングトランジスタに対するスイッチング制御を行うと共に、該同期整流用トランジスタに対して前記スイッチングトランジスタと相反するスイッチング動作を行わせることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の電流モード制御型スイッチングレギュレータ。
  6. 前記制御回路部は、前記スイッチングトランジスタと前記インダクタとの接続部の電圧から、前記出力端子から前記同期整流用トランジスタの方向に流れる逆電流が発生する兆候又は該逆電流の発生を検出すると、前記同期整流用トランジスタをオフさせて遮断状態にすることを特徴とする請求項5記載の電流モード制御型スイッチングレギュレータ。
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