JP7300341B2 - 電流モード降圧型スイッチングレギュレータ - Google Patents

電流モード降圧型スイッチングレギュレータ Download PDF

Info

Publication number
JP7300341B2
JP7300341B2 JP2019141935A JP2019141935A JP7300341B2 JP 7300341 B2 JP7300341 B2 JP 7300341B2 JP 2019141935 A JP2019141935 A JP 2019141935A JP 2019141935 A JP2019141935 A JP 2019141935A JP 7300341 B2 JP7300341 B2 JP 7300341B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
clock signal
light load
rsff
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019141935A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021027632A (ja
Inventor
敬治 森尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshinbo Micro Devices Inc
Original Assignee
Nisshinbo Micro Devices Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshinbo Micro Devices Inc filed Critical Nisshinbo Micro Devices Inc
Priority to JP2019141935A priority Critical patent/JP7300341B2/ja
Publication of JP2021027632A publication Critical patent/JP2021027632A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7300341B2 publication Critical patent/JP7300341B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

本発明は、重負荷モードから軽負荷モードへの切り替えが確実に行われるようした電流モード降圧型スイッチングレギュレータに関する。
図9に、従来の電流モード降圧型スイッチングレギュレータの回路構成を示す。これと類似の回路が特許文献1,2に記載されている。MP1はPMOSのスイッチングトランジスタであり、入力電圧Vinがソースに印加し、ドレインはノードN1に接続されている。1はスイッチングトランジスタMP1のゲートを駆動する駆動回路、2は駆動回路1に入力する信号を反転するインバータ、3はインバータ2を介して駆動回路1を動作させるRSFF回路、4はスイッチングトランジスタMP1に流れるスイッチ電流Iswを検出してスイッチ電流検出電圧V4を出力する電流センス回路である。5はノードN2に入力する帰還電圧Vfbを出力目標電圧相当の基準電圧Vref1から減算した差分を増幅する誤差増幅器である。6は発振器であり、RSFF回路13をセットするためのクロック信号CLKとそのクロック信号CLKに同期したランプ電圧Vrampを生成する。7はスイッチ電流検出電圧V4とランプ電圧Vrampを加算する加算器である。8は比較器であり、加算器7から出力する加算電圧V7と誤差増幅器5から出力する誤差電圧V5を比較し、RSFF回路3をリセットするまでの時間を設定するためのPWM制御電圧V8を生成する。MN1は加算器7の出力電圧V7に残留しているノイズ成分を“L”に落とすためのリセット用のNMOSトランジスタであり、RSFF回路3の端子QBが“H”になることによりオンする。以上説明した素子を含む破線で囲まれた回路9がスイッチングレギュレータとしてIC回路内に構成される。
L1はスイッチングトランジスタMP1がオンしたときにエネルギーを蓄積するインダクタ、C1は出力コンデンサ、D1はスイッチングトランジスタMP1がオフしたときにインダクタL1に蓄積されているエネルギーを出力コンデンサC1や出力端子N3に接続された負荷に供給するスイッチ用のダイオードである。R1,R2は端子N3の出力電圧Voutを検出するための分圧用の抵抗であり、そこで得られた帰還電圧VfbがノードN2に入力する。これらインダクタL1、出力コンデンサC1、ダイオードD1、抵抗R1,R2はスイッチングレギュレータ9を使用するユーザにおけるアプリケーションに応じて構成される回路である。
この電流モード降圧型スイッチングレギュレータでは、クロック信号CLKでRSFF回路4がセットされたとき端子Qが“H”となり、駆動回路1の出力電圧V1が“L”になってスイッチングトランジスタMP1がオンする。また、誤差電圧V5と加算電圧V7が比較器8で比較され、その結果がV7>V5になったとき、比較器8から出力するPWM制御電圧V8が“H”となり、RSFF回路3がリセットされ、端子Qが“L”となって駆動回路1の出力電圧V1が“H”になり、スイッチングトランジスタMP1がオフする。また、RSFF回路3の端子QBが“H”になりトランジスタMN1がオンして、PWM制御電圧V7を“L”にしマスクする。
以上の結果、スイッチングトランジスタMP1はクロック信号CLKの立ち上りからPWM制御電圧V8が“H”になるまでの期間だけオンする。このようにして、スイッチングトランジスタMP1はPWM制御され、Vfb=Vref1となるように、出力電圧Voutが負帰還制御される。
特開平9-215319号公報 特許第5063474号公報
ところで、図9の電流モード降圧型スイッチングレギュレータにおいて、変換効率を向上させるには、例えば、図10に示すように、スイッチ電流Iswが設定値Ipkを下回ったときに軽負荷時であると判定して、このとき、例えば発振器6で生成されるクロック信号CLKの周波数を低い周波数に切り替えることが行われる。
しかしながら、インダクタL1のインダクタンス値が小さい場合は、図11に示すように、スルーレートが高くなり、つまりスイッチングトランジスタMP1がオンした際に流れるスイッチ電流Iswの立ち上りの傾斜が急峻となり、スイッチングトランジスタMP1がターンオンできる最小時間ta以内にそのスイッチ電流Iswが設定値Ipkを超えてしまう。すなわち、出力電流Ioutが減少してきて実際には軽負荷状態になっているにもかかわらず、スイッチ電流Iswが設定値Ipkを超えるので、軽負荷状態を検出することができない。このような事態は、インダクタL1のインダクタンス値が小さいほど顕著となる。つまりアプリケーションの条件によって発生する。
また、特許文献2などに記載されているように、スイッチングトランジスタMP1がオンした瞬間に生じるスパイクノイズによる誤動作を防止するために、スイッチングトランジスタMP1がターンオンしてから一定時間だけスイッチ電流Iswを取り込まないようにマスク期間を設けると、そのマスク期間を長くするほど最小時間taが長くなるので、上記した問題が発生しやすい。
本発明の目的は、スイッチングトランジスタがターンオンできる最小時間taが長くても確実に軽負荷状態を検出することができるようにした電流モード降圧型スイッチングレギュレータを提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、重負荷モードと軽負荷モードの切り替えが行われる電流モード降圧型スイッチングレギュレータにおいて、出力電圧を生成するために入力電圧をスイッチングするスイッチングトランジスタと、クロック信号が立ち上ると前記スイッチングトランジスタをオンさせ、前記クロック信号に同期したランプ電圧に前記スイッチングトランジスタのオン時に流れるスイッチ電流を検出したスイッチ電流検出電圧を加算した加算電圧が、第1基準電圧から前記出力電圧の帰還電圧を減算した誤差電圧よりも大きいとき、前記スイッチングトランジスタをオフさせる第1RSFF回路を有するメイン回路と、前記帰還電圧が第4基準電圧より小さくなっているとき前記クロック信号が立ち上ると前記スイッチングトランジスタをオンさせ、前記スイッチ電流検出電圧が第3基準電圧より大きくなると、前記スイッチングトランジスタをオフさせる第2RSFF回路を有するサブ回路を備え、前記メイン回路は、前記重負荷モードにおいて前記誤差電圧が第2基準電圧より低くなると前記第1RSFF回路をセットする前記クロック信号をマスクするマスク回路と、該マスク回路でマスクされた前記クロック信号の数が所定時間内に所定数を超えると軽負荷状態と判定する軽負荷検出回路とを備え、該軽負荷検出回路が軽負荷状態を判定すると、前記第1RSFF回路を無効に設定するとともに前記第2RSFF回路を有効に設定し、且つ前記クロック信号の周波数を第1周波数からより周波数の低い第2周波数に切り替えることで、前記重負荷モードから前記軽負荷モードに切り替え、前記サブ回路は、前記軽負荷モードにおいて前記帰還電圧が前記第4基準電圧より低くなっている期間が第1期間を超えると、前記第2RSFF回路を無効に設定するとともに前記第1RSFF回路を有効に設定し、前記クロック信号の周波数を前記第2周波数から前記第1周波数に切り替えることで、前記軽負荷モードから前記重負荷モードに切り替える、ことを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の電流モード降圧型スイッチングレギュレータにおいて、前記マスク回路は、前記誤差電圧が第2基準電圧より低くなっている間は前記クロック信号を生成する発振器から前記第1RSFF回路に出力する前記クロック信号を停止するAND回路からなり、前記軽負荷検出回路は、前記第1RSFF回路が前記スイッチングトランジスタをオンさせる回数をカウントするmカウンタと、前記発振器から出力するクロック信号をカウントし前記mカウンタがmカウントするとリセットされるnカウンタと、該nカウンタがnカウントするとセットされ前記mカウンタがmカウントするとリセットされる第3RSFF回路とを備え、m<nに設定され、前記第3RSFF回路がセットされることで前記軽負荷状態を検出する、ことを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1又は2に記載の電流モード降圧型スイッチングレギュレータにおいて、前記軽負荷モードにおいて、前記帰還電圧が前記第4基準電圧を下回る期間が前記第1期間より短い第2期間のとき、前記第2RSFF回路は、前記第2周波数のクロック信号の立ち上りにより前記スイッチングトランジスタをオンさせることを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項3に記載の電流モード降圧型スイッチングレギュレータにおいて、前記軽負荷モードにおいて、前記帰還電圧が前記第4基準電圧を下回る期間が前記第2期間より短いとき、前記第2周波数のクロック信号がマスクされ、前記第2RSFF回路は、前記帰還電圧が前記第4基準電圧を下回るごとに前記スイッチングトランジスタをオンさせることを特徴とする。
本発明によれば、重負荷モードにおいて誤差電圧が第2基準電圧より低くなっている間はクロック信号をマスクし、該マスクの期間が所定時間を超えると軽負荷状態を検出するので、スイッチングトランジスタがターンオンできる最小時間taが長くても確実に軽負荷状態を検出できる。
本発明の実施例の電流モード降圧型スイッチングレギュレータの回路図である。 本発明の実施例の発振器の回路図である。 本発明の実施例の軽負荷検出回路の回路図である。 本発明の実施例の軽負荷検出の動作波形図である。 (a)は重負荷時の第1RSFF回路の動作波形図、(b)は軽負荷時の第1RSFF回路の動作波形図である。 本発明の実施例のm=4,n=8の場合の軽負荷検出の動作波形図である。 本発明の実施例の軽負荷モードから重負荷モードへの切り替えの動作波形図である。 発振器の動作波形図である。 従来の電流モード降圧型スイッチングレギュレータの回路図である。 インダクタのインダクタンスの値が大きいときの出力電流Ioutとスイッチ電流Iswの特性図である。 インダクタのインダクタンスの値が小さいときの出力電流Ioutとスイッチ電流Iswの特性図である。
図1に本発明の実施例の電流モード降圧型スイッチングレギュレータの回路を示す。10は主として重負荷用として働くメイン回路、30は主として軽負荷用として働くサブ回路であり、いずれも電流モード降圧型スイッチングレギュレータを構成する回路として1つのIC内に組み込まれる。
メイン回路10において、MP1はPMOSのスイッチングトランジスタであり、ソースに入力電圧Vinが印加し、ドレインはノードN1に接続されている。11はスイッチングトランジスタMP1のゲートを駆動する駆動回路、12は駆動回路11に入力する信号を反転するインバータ、13はインバータ12とスイッチSW1を介して駆動回路11を動作させる第1RSFF回路、14はスイッチングトランジスタMP1に流れるスイッチ電流Iswを検出してスイッチ電流検出電圧V14を出力する電流センス回路である。15はノードN2に入力する帰還電圧Vfbと出力目標電圧相当の第1基準電圧Vref1との差分を増幅する誤差増幅器である。16は発振器であり、クロック信号CLKとそのクロック信号CLKに同期したランプ電圧Vrampを生成し、その発振周波数は切り替え可能である。
17は電流センス回路14から出力するスイッチ電流検出電圧V14とランプ電圧Vrampを加算する加算器である。18は比較器であり、加算器17から出力する加算電圧V17と誤差増幅器15から出力する誤差電圧V15を比較し、第1RSFF回路13をリセットするまでの時間を設定するためのPWM制御電圧V18を生成する。MN1は加算器17の出力電圧V17に残留しているノイズ成分を“L”に落とすためのリセット用のNMOSトランジスタであり、第1RSFF回路13の端子QBが“H”になることによりオンする。第1RSFF回路13の端子Qとインバータ12の間に挿入したスイッチSW1は、重負荷モード時にオンとなり、軽負荷モード時にオフになる。
19は誤差電圧V15が第2基準電圧Vref2より低いと出力電圧V19を“H”にする比較器、20はその比較器19の出力電圧V19を反転させるインバータ、21はインバータ20の出力電圧V20が“H”のときクロック信号CLKを第1RSFF回路13のセット端子Sに入力させ、出力電圧V20が“L”のときそのクロック信号CLKをマスクするマスク回路としてのAND回路である。22はAND回路21でマスクされたクロック信号CLKの数が所定時間内に所定数を超えると軽負荷状態と判定する軽負荷検出回路である。つまり、クロック信号CLKがn個に達するまでに第1RSFF回路13の端子Qの電圧V13Qの“H”への立ち上り回数がm回以内の場合に軽負状態と判定して軽負荷モード設定電圧V22を“H”にする。
L1はスイッチングトランジスタMP1がオンしたときにエネルギーを蓄積するインダクタ、C1は出力コンデンサ、D1はスイッチングトランジスタMP1がオフしたときにインダクタL1に蓄積されたエネルギーを出力コンデンサC1や出力端子N3に接続された負荷に供給するスイッチ用のダイオードである。R1,R2は端子N3の出力電圧Voutを検出するための分圧用の抵抗であり、そこで得られた帰還電圧VfbがノードN2に入力する。これらインダクタL1、出力コンデンサC1、ダイオードD1、抵抗R1,R2は主回路10とサブ回路30を1個のICに組み込んだスイッチングレギュレータを使用するユーザにおけるアプリケーションに応じて構成される回路である。
サブ回路30において、31は駆動回路11を駆動するインバータ、32は第2RSFF回路、SW2はインバータ31と第2RSFF回路32の端子Qの間に挿入したスイッチである。このスイッチSW2は重負荷モード時にオフとなり、軽負荷モード時にオンとなる。33は第4基準電圧Vref4と帰還電圧Vfbを比較する比較器である。第4基準電圧Vref4は前記した第1基準電圧Vref1と同じ値に設定されるが、それに限られない。34は比較器33の出力電圧V33が“H”に立ち上がったときにHパルスを生成するワンショットマルチ回路である。35はタイマ回路であり、電圧V33がタイマ時間T1(第1期間)だけ“H”を継続すると重負荷モード設定電圧V35を“H”にする。
36は比較器であり、スイッチSW3がオンのときは第3基準電圧Vref3とスイッチ電流検出電圧V14を比較して、その出力電圧V36が“H”に立ち上がるとき第2RSFF回路32をリセットする。スイッチSW3は重負荷モード時にオフ、軽負荷モード時にオンとなる。
37はAND回路であり、比較器33の出力電圧V33が“L”のときにクロック信号CLKをマスクし、“H”のときクロック信号CLKを通過させる。38はOR回路であり、AND回路37の出力電圧V37が“H”に立ち上がるとき又はワンショットマルチ回路34の出力電圧V34が“H”に立ち上がるときに、出力電圧V38を“H”にして、第2RSFF回路32をセットする。
以上において、重負荷モード時は、軽負荷検出回路22の出力電圧V22が“H”に立ち上がるタイミングで、重負荷モードから軽負荷モードへの切り替えが行われる。電圧V22が“H”になるとき、スイッチSW1がオフ、SW2がオン、SW3がオン、発振器16内の後記するSW4がオフ、SW5がオンに設定される。
また、軽負荷モード時は、タイマ回路35から出力する電圧V35が“H”に立ち上がるタイミングで、軽負荷モードから重負荷モードへの切り替えが行われる。電圧V35が“H”になると、スイッチSW1がオン、SW2がオフ、SW3がオン、発振器16内の後記するSW4がオン、SW5がオフに設定される。
図2に発振器16の内部回路を示す。I1はスイッチSW4がオンすることによりキャパシタC2を電流I1で充電する電流源、I2はスイッチSW5がオンすることによりキャパシタC2を電流I2で充電する電流源である。電流値はI1>I2に設定されている。MN2はNMOSトランジスタであり、ワンショットマルチ回路34の出力電圧V34が“H”のときオンして、キャパシタC2の電荷を放電する。MN3もNMOSトランジスタであり、オンすることによりキャパシタC2の電荷を放電する。161はキャパシタC2の電圧VC2と第5基準電圧Vref5を比較する比較器である。162は比較器161の出力電圧V161を反転させるインバータであり、その出力がクロック信号CLKとなり、トランジスタMN3のゲートを制御する。クロック信号CLKの周波数は、スイッチSW4がオンでスイッチSW5がオフのときf1、スイッチSW4がオフでスイッチSW5がオンのとき、f1より低いf2となる。163はクロック信号CLKに同期したランプ電圧Vrampを生成するランプ電圧生成回路である。
図3に軽負荷検出回路22の内部回路を示す。221はmカウンタであり、第1RSFF回路13の端子Qの電圧V13Qの立ち上りをm個カウントすると出力電圧V221を“H”にするとともに自己リセットされる。222はその電圧V221を反転するインバータ、223はnカウンタである。このnカウンタ223は、クロック信号CLKをn個カウントすると出力電圧V223を“H”にするとともに自己リセットされるが、インバータ222の出力電圧V222が“L”に立下がったときもリセットされる。224は第3RSFF回路であり、nカウンタ223の出力電圧V221が“H”になるとセットされて端子Qの電圧V224を“H”にし、mカウンタ221の出力電圧V221が“H”になるとリセットされて端子Qの電圧V224を“L”にする。この電圧V224が軽負荷検出回路22の出力電圧V22となる。
さて、重負荷モードに設定されているときは、発振器16は高い発振周波数f1でクロック信号CLKを発振しており、スイッチは、SW1,SW4がオン、SW2,SW3,SW5がオフとなっている。このときは、スイッチSW2がオフであるので、第2RSFF回路32は無効状態となり、サブ回路30は駆動回路11に影響を与えない。そして、スイッチSW1がオンであるので、第1RSFF回路13が有効となってメイン回路10が主として動作する。
発振器16のクロック信号CLKが“H”に立ち上がると、第1RSFF回路13がセットされて端子Qが“H”となり、インバータ12の出力が“L”となり、駆動回路11の出力電圧V11が“L”となって、スイッチングトランジスタMP1オンする。この後、出力電圧Voutを反映している帰還電圧Vfbを第1基準電圧Vref1のから減算した誤差電圧V15よりも、発振器16のランプ電圧Vrampとスイッチ電流検出電圧V14の加算電圧V17が高くなると、比較器18の出力電圧V18が“H”に立ち上り、第1RSFF回路13がリセットされ、端子Qが“L”に反転して電圧V11が“H”となり、スイッチングトランジスタMP1がオフする。以後、同様の動作によりスイッチングトランジスタMP1のオン/オフのスイッチングが繰り返される。
そして、負荷が軽くなって出力電圧Voutが高くなり、帰還電圧Vfbが高くなると誤差電圧V15が低くなる。この誤差電圧V15が第2基準電圧Vref2より低くなると、比較器19の出力電圧V19が“H”になり、インバータ20の出力電圧V20が“L”になって、AND回路21が閉じる。このため、クロック信号CLKがAND回路21を通過できなくなり、第1RSFF回路13はセットされなくなる。
このとき、第1RSFF回路13が一端セットされるとスイッチングトランジスタMP1がオンするのでスイッチ電流Iswが流れる加算電圧V17が生じるが、このときは誤差電圧V15が低くなっているので、加算電圧V17の少しの上昇で比較器18の出力電圧V18が“H”になり、第1RSFF回路13は早期にリセットされる。
このようにして、セットとリセットが行われる第1RSFF回路13は、誤差電圧V15が第2基準電圧Vref2より高いときは通常動作し、誤差電圧V15が第2基準電圧Vref2より低いときは通常動作でない間欠動作を行い、その端子Qの電圧V13Qは、AND回路21を通過したクロック信号CLKに対応した歯抜けのパルス電圧となる。以上の動作の波形を図4に示した。また、第1RSFF回路13の入力クロック信号CLKと端子Qの電圧V13Qの波形を図5に示した。図5は(a)が通常動作の例、(b)が間欠動作の例を示す。
一例として、このとき、軽負荷検出回路22において、mカウンタ221のm値を4、nカウンタ223のn値を8に設定しておいた場合は、第3RSFF回路224はnカウンタ223がクロック信号CLKを8個カウントするごとにセットされ、mカウンタ221が電圧V13Qのパルスを4個カウントするごとにリセットされる。また、nカウンタ23はmカウンタ221が電圧V13Qのパルスを4個カウントするごとにリセットされる。
したがって、図6に示すように、8個分のクロック信号CLKの時間の内に電圧V13Qのパルスが3個以下の場合になると、nカウンタ223がリセットされないので、第3RSFF回路224がセットされて、軽負荷検出電圧V22が“H”になる。
これにより、スイッチSW1,SW4がオフ、スイッチSW2,SW3,SW5がオンに切り替わり、発振器16の周波数がf1からf2に切り替わり、重負荷モードが解除され軽負荷モードが設定される。
このように、本実施例は、軽負荷となる期間長いほど、つまり図4に示すように、誤差電圧V15が第2基準電圧Vref2より低くなっている期間が長いほど、パルス抜けを多く生じさせ、そのパルス抜けの数が所定時間内に一定回数以上に達するときに軽負荷であると判定するものであり、スイッチ電流Iswをモニタしない。このため、インダクタL1のインダクタンス値による影響、つまりユーザが使用するインダクタL1のインダクタンスの値が小さくスルーレートが高い場合であっても、軽負荷状態を正確に検出することができる。
以上のようにして設定された軽負荷モードでは、スイッチSW1がオフ、スイッチSW2がオンになることにより、メイン回路10の第1RSFF回路13は無効となり、駆動回路11はサブ回路30の第2RSFF回路32によって制御されることになる。このときは軽負荷であり、帰還電圧Vfbが第4基準電圧Vref4よりも高くなっていれば、比較器33の出力電圧V33は“L”から変化しない。
しかし、図7に示すように、出力電圧Voutが低下してVfb<Vref4の状態が発生すると、その出力電圧V33が“H”に立ち上がるため、ワンショットマルチ回路34から“H”のワンショットパルス34が立ち上り、OR回路38を経由して第2RSFF回路32がセットされる。これによりスイッチングトランジスタMP1がオンして、スイッチ電流Iswが流れる。
このときは、スイッチSW3がオンしているので、スイッチ電流検出電圧V14が第3基準電圧Vref3よりも大きくなるとき、比較器36の出力電圧V36が“H”となり、第2RSFF回路32がリセットされる。
以後、第2RSFF回路32の動作によってスイッチングトランジスタMP1のオン/オフのスイッチングが繰り返されるが、このときは発振器16のクロック信号CLKは使用されず、帰還電圧Vfbの値とスイッチング電流検出電圧V14の値よって、スイッチングトランジスタMP1のオン/オフの周期が決まる。この周期はクロック信号CLKの周波数f2の周期よりも長い周期である。
負荷が重くなり負荷電流Ioutが増大してきて、帰還電圧Vfbが第4基準電圧Vref4より低下する時間が長くなると、比較器33の出力電圧V33が“H”の状態から変化しなくなり、ワンショットマルチ回路34から再度のパルス電圧V34が出力しなくなる。
この結果、電圧V33が“H”になったことでAND回路37がゲートを開いたままとなるので、周波数f2のクロック信号CLKがそのAND回路37とOR回路38を経由して第2RSFF回路32に入力してセットする。
図7に示したように、軽負荷状態において帰還電圧Vfbが比較的安定しているときは、第2RSFF回路32は、ワンショットパルス電圧V34によって周波数f2よりも長い周期でときどきセットされ、スイッチングトランジスタMP1をオン/オフさせる回数が少なくなる。しかし、負荷が重くなってきて帰還電圧Vfbが大きく低下した期間が長くなり、第2期間(ただし、タイマ回路35のタイマによるタイマ期間T1(第1期間)より短い期間)になると、その期間はAND回路38がゲートを開き、第2RSFF回路32は発振器16の周波数f2のクロック信号CLKによってセットされることになる。
さらに、帰還電圧Vfbが第4基準電圧Vref4よりも低くなり、電圧V33が“H”になっている期間がタイマ回路35のタイマ期間T1である第1期間を超えると、そのタイマ回路35の出力電圧V35が“H”なる。この結果、スイッチSW1,SW4がオン、スイッチSW2,SW3,SW5がオフに切り替わり、クロック信号CLKの周波数がf2からf1に切り替わり、軽負荷モードが解除され重負荷モードが設定される。
図8に発振器16の動作波形を示す。電流I1又はI2によってキャパシタC2が充電されて、その電圧VC2が基準電圧Vref5に達すると、比較器161の出力電圧V161が“L”になり、クロック信号CLKが“H”となるので、トランジスタMN3がオンしてキャパシタC2が放電される。その充放電サイクルは、電流I1で充電されるときのほうが電流I2で充電されるときよりも、短くなる。つまり、スイッチSW4がオンしているときは重負荷モード時であり、クロック信号CLKの周波数はf1となる。また、スイッチSW5がオンしているときは軽負荷モード時であり、クロック信号CLKの周波数はf2となる。そして、帰還電圧Vfbが第4基準電圧Vref4よりも低くなりワンショットマルチ回路34の出力電圧V34が“H”になる。その期間は、トランジスタMN2がオンして、発振動作がリセットされる。
なお、図3で説明した軽負荷検出回路22において、m≧1の整数、n≧2の整数である。(n-m)/nはパルス抜けの頻度を表す。(CLKのパルス数-V13Qのパルス数)/CLKのパルス数は、パルス抜けの頻度であり、(n-m)/nが小さいほどパルス抜けは少なくなる。また、(n-m)/nが大きいほど、小さい出力電流Ioutで軽負荷モードに移行する。出力電流Ioutが小さくなってから軽負荷モードに切り替わるようにすると、変換効率が下がる。したがって、所望の出力電流Ioutで軽負荷モードに切り替わるように、適切にm,nの値を設定することが望ましい。
10:メイン回路、11:駆動回路、12:インバータ、13:第1RSFF回路、14:電流センス回路、15:誤差増幅器、16:発振器、17:加算器、18:比較器、19:比較器、20:インバータ、21:AND回路、22:軽負荷検出回路
30:サブ回路、31:インバータ、32:第2RSFF回路、33:比較器、34:ワンショットマルチ回路、35:タイマ回路、36:比較器、37:AND回路、38:OR回路

Claims (4)

  1. 重負荷モードと軽負荷モードの切り替えが行われる電流モード降圧型スイッチングレギュレータにおいて、
    出力電圧を生成するために入力電圧をスイッチングするスイッチングトランジスタと、
    クロック信号が立ち上ると前記スイッチングトランジスタをオンさせ、前記クロック信号に同期したランプ電圧に前記スイッチングトランジスタのオン時に流れるスイッチ電流を検出したスイッチ電流検出電圧を加算した加算電圧が、第1基準電圧から前記出力電圧の帰還電圧を減算した誤差電圧よりも大きいとき、前記スイッチングトランジスタをオフさせる第1RSFF回路を有するメイン回路と、
    前記帰還電圧が第4基準電圧より小さくなっているとき前記クロック信号が立ち上ると前記スイッチングトランジスタをオンさせ、前記スイッチ電流検出電圧が第3基準電圧より大きくなると、前記スイッチングトランジスタをオフさせる第2RSFF回路を有するサブ回路を備え、
    前記メイン回路は、前記重負荷モードにおいて前記誤差電圧が第2基準電圧より低くなると前記第1RSFF回路をセットする前記クロック信号をマスクするマスク回路と、該マスク回路でマスクされた前記クロック信号の数が所定時間内に所定数を超えると軽負荷状態と判定する軽負荷検出回路とを備え、該軽負荷検出回路が軽負荷状態を判定すると、前記第1RSFF回路を無効に設定するとともに前記第2RSFF回路を有効に設定し、且つ前記クロック信号の周波数を第1周波数からより周波数の低い第2周波数に切り替えることで、前記重負荷モードから前記軽負荷モードに切り替え、
    前記サブ回路は、前記軽負荷モードにおいて前記帰還電圧が前記第4基準電圧より低くなっている期間が第1期間を超えると、前記第2RSFF回路を無効に設定するとともに前記第1RSFF回路を有効に設定し、前記クロック信号の周波数を前記第2周波数から前記第1周波数に切り替えることで、前記軽負荷モードから前記重負荷モードに切り替える、
    ことを特徴とする電流モード降圧型スイッチングレギュレータ。
  2. 請求項1に記載の電流モード降圧型スイッチングレギュレータにおいて、
    前記マスク回路は、前記誤差電圧が第2基準電圧より低くなっている間は前記クロック信号を生成する発振器から前記第1RSFF回路に出力する前記クロック信号を停止するAND回路からなり、
    前記軽負荷検出回路は、前記第1RSFF回路が前記スイッチングトランジスタをオンさせる回数をカウントするmカウンタと、前記発振器から出力するクロック信号をカウントし前記mカウンタがmカウントするとリセットされるnカウンタと、該nカウンタがnカウントするとセットされ前記mカウンタがmカウントするとリセットされる第3RSFF回路とを備え、m<nに設定され、前記第3RSFF回路がセットされることで前記軽負荷状態を検出する、
    ことを特徴とする電流モード降圧型スイッチングレギュレータ。
  3. 請求項1又は2に記載の電流モード降圧型スイッチングレギュレータにおいて、
    前記軽負荷モードにおいて、前記帰還電圧が前記第4基準電圧を下回る期間が前記第1期間より短い第2期間のとき、前記第2RSFF回路は、前記第2周波数のクロック信号の立ち上りにより前記スイッチングトランジスタをオンさせることを特徴とする電流モード降圧型スイッチングレギュレータ。
  4. 請求項3に記載の電流モード降圧型スイッチングレギュレータにおいて、
    前記軽負荷モードにおいて、前記帰還電圧が前記第4基準電圧を下回る期間が前記第2期間より短いとき、前記第2周波数のクロック信号がマスクされ、前記第2RSFF回路は、前記帰還電圧が前記第4基準電圧を下回るごとに前記スイッチングトランジスタをオンさせることを特徴とする電流モード降圧型スイッチングレギュレータ。
JP2019141935A 2019-08-01 2019-08-01 電流モード降圧型スイッチングレギュレータ Active JP7300341B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019141935A JP7300341B2 (ja) 2019-08-01 2019-08-01 電流モード降圧型スイッチングレギュレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019141935A JP7300341B2 (ja) 2019-08-01 2019-08-01 電流モード降圧型スイッチングレギュレータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021027632A JP2021027632A (ja) 2021-02-22
JP7300341B2 true JP7300341B2 (ja) 2023-06-29

Family

ID=74663350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019141935A Active JP7300341B2 (ja) 2019-08-01 2019-08-01 電流モード降圧型スイッチングレギュレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7300341B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010063276A (ja) 2008-09-04 2010-03-18 Ricoh Co Ltd 電流モード制御型スイッチングレギュレータ
JP2015198510A (ja) 2014-04-01 2015-11-09 ローム株式会社 スイッチングレギュレータ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3090031B2 (ja) * 1995-04-13 2000-09-18 株式会社豊田自動織機製作所 Dc/dcコンバータ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010063276A (ja) 2008-09-04 2010-03-18 Ricoh Co Ltd 電流モード制御型スイッチングレギュレータ
JP2015198510A (ja) 2014-04-01 2015-11-09 ローム株式会社 スイッチングレギュレータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021027632A (ja) 2021-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4997891B2 (ja) Dc−dcコンバータ及びdc−dcコンバータの制御方法
JP6131685B2 (ja) スイッチング電源装置
JP5577829B2 (ja) 電源装置、制御回路及び電源装置の制御方法
JP5071138B2 (ja) 電流負帰還回路およびそれを用いるdc−dcコンバータ
JP5451123B2 (ja) 電源装置,電源制御装置及び電源装置の制御方法
JP5104145B2 (ja) スイッチング電源
JP5802638B2 (ja) 昇降圧型電源回路
US20060214648A1 (en) Control apparatus and method for a boost-inverting converter
US9287779B2 (en) Systems and methods for 100 percent duty cycle in switching regulators
JP4857925B2 (ja) 多出力型dc/dcコンバータ
JP4791839B2 (ja) 電流モード制御方式のdc−dcコンバータ
JP2014107989A (ja) Dc−dcコンバータ
JP2007336742A (ja) スイッチング電源装置
JP2016048988A (ja) 電源回路とその制御方法
JP2010178438A (ja) スイッチング電源制御回路
JP5486221B2 (ja) Dc−dcコンバータの制御回路、dc−dcコンバータ及び電子機器
JP2011151878A (ja) 昇降圧型のスイッチング電源の制御回路、昇降圧型のスイッチング電源、及び昇降圧型のスイッチング電源の制御方法
KR20170123275A (ko) Dcdc 컨버터
JP4487649B2 (ja) 昇降圧型dc−dcコンバータの制御装置
US8643352B2 (en) Switching power supply control with reduced harmonic frequency fluctuations
US10348277B2 (en) Oscillator with inherent comparator delay influence eliminated
JP2018164394A (ja) スイッチング電源及びその地絡検出方法
JP2006149065A (ja) Dc−dcコンバータ
JP5521371B2 (ja) 発振回路およびそれを用いたスイッチング電源装置
US7474544B2 (en) Initial voltage establishing circuit for a switching voltage converter

Legal Events

Date Code Title Description
RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20200220

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200408

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7300341

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150