JP6131685B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチング周波数にジッタを与えてノイズの発生を低減したスイッチング電源装置に関する。
図10は交流電圧を所定の直流電圧に変換するスイッチング電源装置(AC/DCコンバータ)の代表的な構成例を示している。このスイッチング電源装置は、概略的には入力交流電圧を整流する整流回路2に、トランス3の一次巻線(インダクタ)3aを介して接続されたスイッチング素子(例えばMOS-FET)4とからなるスイッチング電源装置本体1を備える。このスイッチング素子4は、オン時に前記整流回路2との間で前記一次巻線(インダクタ)3aを介する電流路を形成する役割を担う。また前記トランス3の二次巻線3bには、ダイオード5を介して出力コンデンサ6が接続されている。前記ダイオード5は、前記スイッチング素子4のオフ時に前記トランス3の二次巻線3bに生起される電圧を整流して前記出力コンデンサ6を充電し、該出力コンデンサ6を介して所定の出力直流電圧Voutを生成する役割を担う。
尚、図中10は、前記スイッチング素子4をオン・オフ駆動して前記トランス3の一次巻線3aに流れる電流を制御する制御回路(制御IC)である。また8は、抵抗Ra,Rbを介して検出される前記出力直流電圧Voutと出力設定電圧との差を検出する出力電圧検出回路である。この出力電圧検出回路8にて検出された前記電圧差は、フォトカプラ9を介してフィードバック電圧FBとして前記制御回路10に与えられる。そして前記制御回路10は、基本的には前記フィードバック電圧FBに応じて前記スイッチング素子4に対するスイッチング周波数を制御し、これによって前記出力直流電圧Voutを一定化する。
図11は前記制御回路10の一例を示す要部概略構成図である。この制御回路10は、概略的には前記フィードバック電圧FBに応じた周波数で発振する発振回路(OSC)11と、この発振回路11の出力に応じて前記スイッチング素子4をオン・オフ駆動する出力バッファ12を備える。また前記制御回路10は、端子VHに印加される前記入力交流電圧を検出して内部電源生成回路(図示せず)を起動すると共に、前記出力バッファ12を起動するスタートアップ回路13を備える。前記内部電源生成回路および前記出力バッファ12は、前記スタートアップ回路13により起動された後には、前記トランス3の補助巻線3cに生起される電圧を端子VCCから入力して動作する。
更に前記制御回路10は、前記スイッチング素子4に流れる電流を、端子CSを介して入力して過電流を検出する過電流検出回路14を備えると共に、端子LATを介して当該制御回路10の過熱を検出する過熱検出回路15を備える。これらの過電流検出回路14および過熱検出回路15は、前記出力バッファ12の動作を禁止することで前記スイッチング素子4の駆動を停止させる。これによってスイッチング電源装置本体1が、過電流および過熱の異常から保護される。これらの保護機能については本発明には直接関係しないので、その詳細な説明については省略する。
さて前記制御回路10における前記発振回路11は、前記フィードバック電圧FBを検出するバッファアンプ(AMP1)11aと、このバッファアンプ11aの出力に応じてトランジスタ(nチャネル型のMOS-FET)q1に流れる電流を制御する増幅器(AMP2)11bとを備える。前記トランジスタq1は、トランジスタ(pチャネル型のMOS-FET)q2,q3からなるカレントミラー回路を負荷として備えている。このカレントミラー回路の出力電流は、該カレントミラー回路の負荷としてのトランジスタ(nチャネル型のMOS-FET)q4に与えられ、トランジスタ(nチャネル型のMOS-FET)q10に流れる電流の制御に用いられる。更には前記カレントミラー回路の出力電流は、トランジスタ(nチャネル型のMOS-FET)q5およびトランジスタ(pチャネル型のMOS-FET)q6を介してトランジスタ(pチャネル型のMOS-FET)q7に流れる電流の制御に用いられる。
尚、前記トランジスタq7,q10は、相補点にオン・オフ制御されるトランジスタ(pチャネル型およびnチャネル型のMOS-FET)q8,q9を介して直列に接続されている。そして前記トランジスタq8,q9の直列接続点にはコンデンサCが接続されている。前記トランジスタq8は、そのオン動作時に前記トランジスタq7に流れる電流にて前記コンデンサCを充電する役割を担う。また前記トランジスタq9は、そのオン動作時に前記トランジスタq10に流れる電流にて前記コンデンサCを放電する役割を担う。
そしてヒステリシスコンパレータ11cは、前記コンデンサCの充放電電圧と所定の基準電圧Vrefと比較して前記スイッチング素子4をオン・オフ駆動する為の基準となるパルス信号を生成する。このヒステリシスコンパレータ11cの出力(パルス信号)が前記出力バッファ12に与えられ、該出力バッファ12により前記スイッチング素子4がオン・オフ駆動される。また同時に前記ヒステリシスコンパレータ11cの出力は、前記トランジスタq8,q9を相補的にオン・オフ駆動する制御信号、および前記ジッタ制御回路20の動作を規定するクロック信号として用いられる。
ここで前記ジッタ制御回路20は、例えば図12に示すように前記トランジスタq7との間で並列的にカレントミラー回路を形成する複数(4個)のトランジスタ(pチャネル型のMOS-FET)q11,q12,q13,q14と、これらのトランジスタq11,q12,q13,q14にそれぞれ直列に接続されたトランジスタ(pチャネル型のMOS-FET)q21,q22,q23,q24とを備える。前記各トランジスタq21,q22,q23,q24は、アップダウンカウンタ21の出力Q0,Q1,Q2,Q3を受けてオン・オフ制御され、前記トランジスタq11,q12,q13,q14に流れる電流を選択的に取り出して前記トランジスタq5に加える役割を担う。
尚、前記各トランジスタq11,q12,q13,q14にそれぞれ流れる電流は、例えばI1,I2(=2・I1),I3(=2・I2=4・I1),I4(=2・I3=4・I2=8・I1)として設定される。これらの電流比は、前記トランジスタq7との間でそれぞれカレントミラー回路を形成する前記各トランジスタq11,q12,q13,q14の面積比を変えることにより設定される。
ちなみに前記アップダウンカウンタ21は、前記ヒステリシスコンパレータ11cの出力(パルス信号)を分周する分周器22の出力を受けて計数動作する。そして前記アップダウンカウンタ21は、その計数値をカウントアップ(インクリメント;+1)した後、カウントダウン(デクリメント;−1)する動作を交互に繰り返す。この結果、例えば4ビットの前記アップダウンカウンタ21は、その出力Q0,Q1,Q2,Q3を、例えば[0000]〜[1111]の範囲で順に可逆的に変化させる。このアップダウンカウンタ21の出力Q0,Q1,Q2,Q3により前記各トランジスタq21,q22,q23,q24が選択的にオン・オフ制御される。そして前記各トランジスタq21,q22,q23,q24の選択的なオン動作により、前記トランジスタq11,q12,q13,q14に流れる電流が選択的に出力される。
この結果、前記ジッタ制御回路20の出力電流bが階段状(三角波状)に変化し、この出力電流bが前記トランジスタq4に加えられる。そして前記コンデンサCを充電する電流に階段状(三角波状)の変化が与えられ、該コンデンサCを前記基準電圧Vrefまで充電する時間に周期的な変化が与えられる。この結果、前記ヒステリシスコンパレータ11cを介して出力されるパルス信号の周波数に、一定幅の周期的な揺らぎが与えられる。このような発振周波数の制御が、前記スイッチング素子4を駆動するスイッチング周波数のジッタ制御である。そしてこのジッタ制御により、前記スイッチング素子4のスイッチングに伴って発生する高調波ノイズが周波数拡散され、これによって前記高調波ノイズが低減される(例えば特許文献1を参照)。
米国特許第6249876号明細書
ところで前記制御回路10は、基本的には負荷の大きさに応じてスイッチング周波数を変化させる機能を備える。具体的には或る値以上の負荷の時には、出力電力が大きくなるように最大発振周波数で前記スイッチング素子4を駆動し、負荷が上記或る値以下となり小さくなるに従ってスイッチング周波数を低下させてスイッチング効率を向上させる。ちなみに負荷の大きさは、前記フィードバック電圧FBから検出される。
一方、前述したジッタ制御によりスイッチング周波数が高くなると、これに伴って出力電力が大きくなり、出力電圧が上昇する。逆にスイッチング周波数が低くなると出力電力が小さくなり、出力電圧が低下する。但し、実際的には前述したフィードバック電圧FBに基づくスイッチング周波数のフィードバック制御により、出力電圧は一定に保たれる。そして図13に示すように負荷が或る値以上のA領域および負荷が或る値以下のC領域で前記スイッチング電源装置本体1が動作している場合、前述したジッタ制御によってスイッチング周波数が変化しても、スイッチング周期のデューティ比が変化して出力電圧が一定に保たれる。
しかしながら負荷が或る範囲以内にある場合(図13に示すB領域)、前記ジッタ制御に伴うスイッチング周波数の変化に応じてフィードバック電圧FBが変化するので、前記制御回路10はスイッチング周波数と、スイッチング周期のデューティ比を同時に変化させて出力電圧を一定に保つように動作する。この際、ジッタ制御によるスイッチング周波数の変動分を、フィードバック電圧FBの変化に起因するスイッチング周波数の変動分が打ち消すように作用する。この結果、前記ジッタ制御によるジッタ振幅、即ち、スイッチング周波数の変化幅が小さくなり、高調波ノイズの低減効果が損なわれるという不具合が生じる。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、負荷変動に拘わることなくジッタ制御の下で高調波ノイズの発生を低減することができるスイッチング電源装置を提供することにある。
上述した目的を達成するべく本発明は、図1にその概念を示すように、負荷変動に伴ってフィードバック電圧FBが変化したとき(B領域)、前記フィードバック電圧FBに応じてジッタ制御によるスイッチング周波数のジッタ振幅を大きくする。そしてこのジッタ振幅の拡大制御によって前記スイッチング周波数のジッタ制御による高周波ノイズの低減効果を補償し、以て負荷変動に拘わることなしに高周波ノイズを低減することを特徴としている。
即ち、本発明に係るスイッチング電源装置は、スイッチング素子を用いて入力交流電圧をスイッチングして所定の出力直流電圧を生成するスイッチング電源装置本体と、
出力設定電圧と前記出力直流電圧との差を示すフィードバック電圧に応じて前記スイッチング素子のスイッチング周波数を制御して前記出力直流電圧を一定化するスイッチング制御手段と、
前記スイッチング周波数にジッタを与えて前記スイッチング素子のスイッチング動作に伴うノイズの発生を低減するジッタ制御手段と、
前記フィードバック電圧に応じて前記ジッタ制御手段によるジッタ振幅を変更してノイズ低減効果を補償するジッタ振幅制御手段と
を備えたことを特徴としている。
好ましくは前記ジッタ振幅制御手段は、前記フィードバック電圧が予め定めた電圧範囲にあるときに前記ジッタ振幅を広くするように構成される。具体的には前記フィードバック電圧に対する前記予め定めた電圧範囲は、前記フィードバック電圧の低下に伴って前記スイッチング周波数が低下し始める第1の閾値電圧以下の範囲として設定される。或いは前記フィードバック電圧に対する前記予め定めた電圧範囲は、前記フィードバック電圧の上昇に伴って前記スイッチング周波数が上昇し始める第2の閾値電圧以上の範囲として設定される。
より好ましくは前記フィードバック電圧に対する前記予め定めた電圧範囲は、前記フィードバック電圧の低下に伴って前記スイッチング周波数が低下し始める第1の閾値電圧と、この第1の閾値電圧よりも低く、前記フィードバック電圧の上昇に伴って前記スイッチング周波数が上昇し始める第2の閾値電圧との間の範囲として設定される。
そして前記ジッタ振幅制御手段は、前記フィードバック電圧が前記予め定めた電圧範囲に含まれるか否かを判定して前記ジッタ振幅を基準振幅と該基準振幅よりも振幅の広い拡張振幅との間で、例えばステップ的に変更するように構成される。ちなみに前記フィードバック電圧が前記予め定めた電圧範囲に含まれるか否かの判定は、所定のヒステリシス特性を有する比較器を用いて行われる。
また或いは前記ジッタ振幅制御手段を、前記フィードバック電圧が予め定めた電圧範囲に含まれたときには該フィードバック電圧に応じて前記ジッタ振幅を基準振幅から該基準振幅よりも振幅の広い拡張振幅まで漸増し、前記フィードバック電圧が予め定めた電圧範囲から外れたときには該フィードバック電圧に応じて前記ジッタ振幅を前記拡張振幅から前記基準振幅まで漸減するように構成しても良い。
尚、前記スイッチング制御手段は、好ましくは前記フィードバック電圧に応じて前記スイッチング素子をオン・オフ駆動するデューティ比を制御して前記スイッチング周波数を変化させるように構成される。
上述した如く構成されたスイッチング電源装置によれば、負荷変動に伴うフィードバック制御によるスイッチング周波数の変動分が、ジッタ制御によるスイッチング周波数の変動分を打ち消すような場合には、該ジッタ制御によるスイッチング周波数の変化幅、つまりジッタ振幅が大きく設定される。この結果、負荷変動が生じた場合でもジッタ振幅の減少を防ぐことができ、ジッタ制御による高調波ノイズの低減効果を効果的に補償することが可能となる。つまり負荷変動に拘わることなく、高調波ノイズの発生を安定に低減することが可能となる。
そして二次的にはノイズレベルを低減することができるので、例えばノイズ除去フィルタの簡素化を図ることができる等、実用上多大なる効果が奏せられる。
本発明のジッタ制御の概念を示す図。 本発明の第1の実施形態に係るスイッチング電源装置におけるジッタ制御回路の概略構成を示す図。 図2に示すジッタ制御回路におけるアップダウンカウンタ回路の具体的な構成例を示す図。 本発明の第2の実施形態に係るスイッチング電源装置におけるジッタ制御回路の概略構成を示す図。 図4に示すジッタ制御回路におけるアップダウンカウンタ回路の具体的な構成例を示す図。 図4に示すジッタ制御回路におけるコンデンサ回路の具体的な構成例を示す図。 本発明の第3の実施形態に係るスイッチング電源装置における発振回路の概略構成を示す図。 図7に示す発振回路におけるジッタ制御回路の具体的な構成例を示す図。 図7に示す発振回路におけるコンデンサの充電電圧の変化を示す図。 従来一般的なスイッチング電源装置の概略構成図。 スイッチング電源装置に用いられる制御回路の一例を示す要部概略構成図。 従来一般的なジッタ制御回路の構成例を示す図。 フィードバック電圧に対するスイッチング周波数の変化とジッタ振幅との関係を示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係るスイッチング電源装置(AC/DCコンバータ)について説明する。
本発明に係るスイッチング電源装置本体1は、基本的には前述した図10に示すように構成される。またこのスイッチング電源装置本体1における前記制御回路10も、基本的には図11に示すように構成される。従って同一部分には同一符号を付し、重複する説明については省略する。
図2は本発明の第1の実施形態に係るスイッチング電源装置本体1における特徴的な部分である、ジッタ制御回路30の概略構成を示している。このジッタ制御回路30は、前述したジッタ制御回路20における4ビットのアップダウンカウンタ21に代えて、8ビットのアップダウンカウンタ回路23を備える。更に前記ジッタ制御回路30は、前記トランジスタq7との間で並列的にカレントミラー回路を形成する複数(5個)のトランジスタq11,q12〜q15(pチャネル型のMOS-FET)と、これらのトランジスタq11,q12,q13,q14,q15にそれぞれ直列に接続されたトランジスタq21,q22〜q25(pチャネル型のMOS-FET)とを備える。そして前記アップダウンカウンタ回路23の出力Q0〜Q4により、トランジスタq21,q22〜q25を選択的にオン・オフ制御するように構成される。
また前記ジッタ制御回路30は、前記フィードバック電圧FBの大きさを検出する第1および第2のヒステリシスコンパレータ24,25を備える。前記第1のヒステリシスコンパレータ24は、前記フィードバック電圧FBと予め設定された第1の基準電圧Vref1,Vref1'とを比較する。そして前記第1のヒステリシスコンパレータ24は、前記フィードバック電圧FBが前記第1の基準電圧Vref1'を上回ったときに[H]レベルの信号を出力し、前記第1の基準電圧Vref1を下回ったときに[L]レベルの信号を出力する。
また前記第2のヒステリシスコンパレータ25は、前記フィードバック電圧FBと予め設定された第2の基準電圧Vref2,Vref2'とを比較する。そして前記第2のヒステリシスコンパレータ25は、前記フィードバック電圧FBが前記第2の基準電圧Vref2'を上回るときに[H]レベルの信号を出力し、前記第2の基準電圧Vref2を下回ったときに[L]レベルの信号を出力する。
そして前記第1および第2のヒステリシスコンパレータ24,25の出力は、排他的論理和回路(EX-NOR)26を介して前記アップダウンカウンタ回路23に対する制御信号として出力される。従って前記排他的論理和回路26は、前記フィードバック電圧FBが前記第2の基準電圧Vref2'を上回り、且つ前記第1の基準電圧Vref1を下回るときにだけ、つまり前述した領域Bで示される負荷変動が生じている場合にだけ、その出力を[L]レベルとする。そして前記フィードバック電圧FBが前記第2の基準電圧Vref2を下回るとき(領域C)、または前記第1の基準電圧Vref1'を上回るとき(領域A)の場合には、その出力を[H]レベルに保つ。
同時に前記排他的論理和回路26の出力は、前記トランジスタq25に直列に接続されたトランジスタq31(pチャネル型のMOS-FET)をオン・オフ制御する信号として与えられる。従って前記アップダウンカウンタ回路23の出力Q4によりオン・オフ制御される前記トランジスタq25は、前記トランジスタq31がオン動作しているときにだけ、前記トランジスタq25に流れる電流を引き出して出力する。尚、前記各トランジスタq25に流れる電流は、例えば前記トランジスタq24に流れる電流の2倍として設定される。
ここで前記アップダウンカウンタ回路23は、具体的には図3に示すように5ビットのアップダウンカウンタ23aを備える。尚、前記アップダウンカウンタ23aは、前記排他的論理和回路26の出力により制御されるセレクタ23bを介して該アップダウンカウンタ23aの出力QQに従って動作制御される。具体的には前記アップダウンカウンタ23aの出力Q3に従ってカウントアップ(+1)動作するか、或いは前記アップダウンカウンタ23aの出力Q4に従ってカウントダウン(−1)動作するかが制御される。
このように構成されたジッタ制御回路30を備えて構成されるスイッチング電源装置本体1によれば、定格負荷状態で前記フィードバック電圧FBが大きく、スイッチング周波数が最大発振周波数に設定されている場合(領域A)には、前記排他的論理和回路26の出力は[H]レベルに保たれる。また負荷が軽くなり、前記フィードバック電圧FBが小さくなってスイッチング周波数が最小発振周波数に設定されている場合(領域C)にも、前記排他的論理和回路26の出力は[H]レベルに保たれる。
従ってこれら各状態(領域A,C)においては、前記アップダウンカウンタ回路23は4ビットのアップダウンカウンタとして機能し、その出力Q0〜Q3だけを変化させる。そして該アップダウンカウンタ回路23の出力Q4は、例えば[H]レベルに保たれる。同時に前記各トランジスタq31は、前記排他的論理和回路26の出力が[H]レベルなのでオフ状態に保たれる。この結果、前記ジッタ制御回路30は、前述した従来のジッタ制御回路20と同様に動作して、その出力電流bを所定の変化幅で階段状(三角波状)に周期的に変化させる。
これに対して負荷変動に伴ってスイッチング周波数が変化する状態(領域B)においては、前記排他的論理和回路26の出力が[L]レベルとなる。すると前記アップダウンカウンタ回路23における前記アップダウンカウンタ23aは5ビットのアップダウンカウンタとして機能する。そして前記排他的論理和回路26の出力が[L]レベルなので、前記各トランジスタq31はオン状態に設定される。
この結果、前記アップダウンカウンタ回路23の出力Q0〜Q4を受けて前記トランジスタq21〜q25が選択的にオン動作する。そして前記トランジスタq11〜q15によりそれぞれ規定された電流が前記トランジスタq21〜q25を介して選択的に出力され、該ジッタ制御回路30からの出力電流bが階段状(三角波状)に変化する。しかもこのときの出力電流bの変化幅は、前記トランジスタq15からの電流が加算されるので、前述した4ビット動作時に比較して拡大される。そして前記基準電圧Vrefに従って充放電制御される前記コンデンサCの充放電に要する時間が大きく変更される。この結果、前記ヒステリシスコンパレータ11cを介して生成されるパルス信号の周波数の変化幅が大きくなる。
従って上述した構成のジッタ制御回路30を備えて構成されるスイッチング電源装置本体1によれば、負荷変動に伴ってスイッチング周波数が変化する状態(領域B)になったときには、前記スイッチング周波数に対するジッタ周波数の変化幅(ジッタ振幅)が拡大される。この結果、負荷変動に伴うフィードバック制御によるスイッチング周波数の変動分が、ジッタ制御によるスイッチング周波数の変動分を打ち消すように作用する場合であっても、該ジッタ制御によるスイッチング周波数の変化幅(ジッタ振幅)を十分に確保することが可能となる。従ってスイッチング周波数のフィードバック制御に拘わることなくジッタ制御による高調波ノイズの低減効果を維持することが可能となる。換言すればジッタ制御による高調波ノイズの低減効果の低下を補償し、負荷変動に拘わることなく、高調波ノイズの発生を安定に低減することが可能となる。
図4は本発明の第2の実施形態に係るスイッチング電源装置本体1における特徴的な部分である、前記制御回路10に設けられる発振回路40の概略構成を示している。この発振回路40は、前述した発振回路11に相当するものである。具体的にはこの発振回路40は、前記トランジスタq5に加える電流bを制御する前述したジッタ制御回路20,30に代えて、図5に示すようなジッタ制御回路41と、図6に示すようなコンデンサ回路42とを備えて構成される。尚、前記発振回路11と同一部分には同一符号を付し、その説明については省略する。
前記ジッタ制御回路41は、図5に示すように前述した図2に示したジッタ制御回路30から、前記トランジスタq11〜q15,q21〜q25,q31を除いたものとして構成される。そして前記トランジスタq21〜q25,q31を、図6に示すようにコンデンサ回路42に設け、該コンデンサ回路42の主体部をなす複数のコンデンサC1〜C5を選択的に前記トランジスタq8,q9の接続点に接続するように構成したことを特徴としている。
即ち、前記複数のコンデンサC1〜C5は、前記トランジスタq21〜q25,q31を介して選択的に並列接続されて前記トランジスタq7,q10による充放電に供される。ちなみに前記各コンデンサC1〜C5の静電容量は、例えばc1,c2(=2・c1),c3(=2・c2),c4(=2・c3),…として設定される。従ってこれらのコンデンサC1〜C5は、その静電容量が可変設定される前記コンデンサCに相当する。
そして前記ジッタ制御回路41は、前述した定格負荷状態でスイッチング周波数が最大発振周波数に設定される状態(領域A)、および軽負荷時でスイッチング周波数が最小発振周波数に設定される状態(領域C)においては、先の実施形態の場合と同様に前記アップダウンカウンタ回路23を実質的に4ビットのアップダウンカウンタとして機能させる。従って前記ジッタ制御回路41は、前記トランジスタq21〜q24だけを選択的にオン・オフ制御し、前記トランジスタq25をオフ状態に保つ。この結果、前記コンデンサC1〜C4だけを選択的に用いてその充放電が制御される。
これに対して負荷変動に伴ってスイッチング周波数が変化する状態(領域B)においては、先の実施形態の場合と同様に前記アップダウンカウンタ回路23は5ビットのアップダウンカウンタとして機能する。そして前記排他的論理和回路26の出力が[L]レベルなので、前記各トランジスタq31はオン状態に設定される。
この結果、前記アップダウンカウンタ回路23の出力Q0〜Q4を受けて前記トランジスタq21〜q25が選択的にオン動作する。そして前記コンデンサC1〜C5を選択的に用いて充放電が制御される。この際、前記トランジスタq21〜q25を介して選択的に並列接続されるコンデンサC1〜C5によって、コンデンサCとして静電容量が大きく変更されるので、これに伴ってその充放電に要する時間も大きく変化する。そして先の実施形態と同様に、前記ヒステリシスコンパレータ11cを介して生成されるパルス信号の周波数の変化幅を、前記領域A,Cで示される動作状態の場合よりも大きく設定することが可能となる。故に、この第2の実施形態においても前述した第1の実施形態と同様な効果が奏せられる。
図7は本発明の第3の実施形態に係るスイッチング電源装置本体1における特徴的な部分である、前記制御回路10に設けられる発振回路50の概略構成を示している。この発振回路50は、前述した発振回路11に相当するものである。具体的にはこの発振回路50は、前記トランジスタq5に加える電流bを制御する前述したジッタ制御回路20,30に代えて、図8に示すようなジッタ制御回路51を備える。更にこの発振回路50は、前記トランジスタq8,q9の間に介装された放電制御用のトランジスタq52を備える。
そして前記発振回路50は、基本的には前記フィードバック電圧FBに応じて設定される電流、即ち、前記トランジスタq7,q10に設定された電流にて前記コンデンサCを充放電する。この際、前記トランジスタq52は、前記ジッタ制御回路51の出力信号oによりオン・オフ制御されて前記コンデンサCの放電を制御する。特に前記ジッタ制御回路51は、前記トランジスタq52をオン・オフ制御することで、後述するように前記コンデンサCの充電完了時から放電開始までの時間を可変設定する役割を担う。
即ち、前記ジッタ制御回路51は、例えば図8に示すように前述した図2に示すジッタ制御回路30の構成に加えて、前記トランジスタq21〜q25を選択的に介する出力電流によって充電される補助コンデンサ27を備える。更に前記ジッタ制御回路51は、前記補助コンデンサ27を放電制御するトランジスタ28を備えると共に、前記補助コンデンサ27の充電電圧が基準電圧Vref3を上回ったとき前記トランジスタq52をオフさせる第3のヒステリシスコンパレータ29を備えて構成される。
このように構成された前記ジッタ制御回路51は、前記ヒステリシスコンパレータ11cの出力(クロック信号)に同期させて前記補助コンデンサ27の充放電を制御する。そして前記第3のヒステリシスコンパレータ29は、前記補助コンデンサ27の充電電圧が前記基準電圧Vref3に達したとき、前記トランジスタq52をオン動作させることで前記コンデンサCの放電を許可する。換言すれば前記第3のヒステリシスコンパレータ29は、前記補助コンデンサ27の充電電圧が前記基準電圧Vref3に達するまでの期間、前記トランジスタq52をオフ状態に保って前記コンデンサCの放電を禁止する。
従って前記コンデンサCは、前記トランジスタq7からの電流を受けて充電され、その充電電圧が前記基準電圧Vrefに達した後、前記トランジスタq52がオフ状態に保たれている期間を経過した後に、前記トランジスタq10により引き出される電流によって放電される。この結果、図9に前記コンデンサCの充電電圧の変化を概略的に示すように、前記ジッタ制御回路51によってその充放電の休止期間Tが可変設定される。そしてこの休止期間Tの可変設定により、前記スイッチング素子4をオン・オフ駆動するパルス信号のデューティ比が可変設定され、これによってスイッチング周波数が制御される。
ちなみに前述したスイッチング周波数が最大発振周波数に設定されている場合(領域A)、および最小発振周波数に設定されている場合(領域C)には、前記補助コンデンサ27を充電する電流が小さい範囲で選択的に設定される。従って前記補助コンデンサ27の充電に長い時間を要し、前記休止期間Tが長く設定される。故に前記スイッチング周波数に対するスイッチング振幅は、前記トランジスタq11〜q14からの電流に支配されて小さく設定される。
これに対して前述した負荷変動に伴って前記スイッチング周波数が変化している状態(領域B)においては、前記補助コンデンサ27を充電する電流が大きい範囲で選択的に設定される。従ってこの場合には前記補助コンデンサ27の充電時間が短くなり、この結果、前記休止期間Tが短く設定される。そして前記休止期間Tが短くなった分だけ、前記コンデンサCの充放電周期が短くなり、前記スイッチング素子4をオン・オフ駆動するパルス信号の周期が短くなる。故に前記スイッチング周波数に対するスイッチング振幅は、前記トランジスタq11〜q15からの電流に支配されて大きく設定される。
従って負荷変動に伴ってスイッチング周波数が変化する状態(領域B)になったときには、前記スイッチング周波数に対するジッタ周波数の変化幅(ジッタ振幅)が拡大される。この結果、荷変動に伴うフィードバック制御によるスイッチング周波数の変動分が、ジッタ制御によるスイッチング周波数の変動分を打ち消すように作用する場合であっても、前述した各実施形態と同様に該ジッタ制御によるスイッチング周波数の変化幅(ジッタ振幅)を十分に確保することが可能となる。
尚、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。例えばスイッチング周波数に対するジッタ振幅や、その拡大幅についてはスイッチング電源装置本体1に要求される仕様に応じて定めれば良いものである。またジッタ制御を実行する上での制御精度、即ち、前記アップダウンカウンタ回路23のビット数や、前記ヒステリシスコンパレータ24,25に設定する基準電圧Vref1,Vref2等についても仕様に応じて設定すれば十分である。
またここでは前記ヒステリシスコンパレータ24,25を用いて前記フィードバック電圧FBを判定し、前述した領域A,B,Cへの動作状態の遷移を検出して前記ジッタ振幅をステップ的に可変設定した。しかしこのようなステップ的な制御に代えて、前記スイッチング周波数に対する前記ジッタ振幅を、前記フィードバック電圧FBの変化に追従させて漸増・漸減制御することも有用である。また前記ジッタ振幅に対する漸増・漸減制御と、前述したステップ的な制御とを適宜組み合わせて実行することも勿論可能である。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 スイッチング電源装置本体
10 制御回路(制御IC)
11 発振回路
11a バッファアンプ(AMP1)
11b 増幅器(AMP2)
11c ヒステリシスコンパレータ
20,30 ジッタ制御回路
21 アップダウンカウンタ
22 分周器
23 アップダウンカウンタ回路
23a アップダウンカウンタ
23b セレクタ
24,25,29 ヒステリシスコンパレータ
26 排他的論理和回路(EX-NOR)
27 補助コンデンサ
28 トランジスタ
40,50 発振回路
41,51 ジッタ制御回路
42 コンデンサ回路
C コンデンサ
q1,q4,q5,q9,q10,q52 トランジスタ(nチャネル型のMOS-FET)
q2,q3,q6,q7,q8 トランジスタ(pチャネル型のMOS-FET)
q11,q12〜q15 トランジスタ(pチャネル型のMOS-FET)
q21,q22〜q25 トランジスタ(pチャネル型のMOS-FET)
q31 トランジスタ(pチャネル型のMOS-FET)

Claims (5)

  1. スイッチング素子を用いて入力交流電圧をスイッチングして所定の出力直流電圧を生成するスイッチング電源装置本体と、
    出力設定電圧と前記出力直流電圧との差を示すフィードバック電圧に応じて前記スイッチング素子のスイッチング周波数を制御して前記出力直流電圧を一定化するスイッチング制御手段と、
    前記スイッチング周波数にジッタを与えて前記スイッチング素子のスイッチング動作に伴うノイズの発生を低減するジッタ制御手段と、
    前記フィードバック電圧に応じて前記ジッタ制御手段によるジッタ振幅を変更してノイズ低減効果を補償するジッタ振幅制御手段と
    を具備したスイッチング電源装置であって、
    前記ジッタ振幅制御手段は、前記フィードバック電圧が予め定めた電圧範囲にあるときに前記ジッタ振幅を広くするものであり、
    前記フィードバック電圧に対する前記予め定めた電圧範囲は、前記フィードバック電圧の低下に伴って前記スイッチング周波数が低下し始める第1の閾値電圧と、この第1の閾値電圧よりも低く、前記フィードバック電圧の上昇に伴って前記スイッチング周波数が上昇し始める第2の閾値電圧との間の範囲として設定されるものであることを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 前記ジッタ振幅制御手段は、前記フィードバック電圧が前記予め定めた電圧範囲に含まれるか否かを判定して前記ジッタ振幅を基準振幅と該基準振幅よりも振幅の広い拡張振幅との間で変更するものである請求項に記載のスイッチング電源装置。
  3. 前記フィードバック電圧が前記予め定めた電圧範囲に含まれるか否かの判定は、所定のヒステリシス特性を有する比較器を用いて行われる請求項に記載のスイッチング電源装置。
  4. 前記ジッタ振幅制御手段は、前記フィードバック電圧が予め定めた電圧範囲に含まれたときには該フィードバック電圧に応じて前記ジッタ振幅を基準振幅から該基準振幅よりも振幅の広い拡張振幅まで漸増し、前記フィードバック電圧が予め定めた電圧範囲から外れたときには該フィードバック電圧に応じて前記ジッタ振幅を前記拡張振幅から前記基準振幅まで漸減するものである請求項に記載のスイッチング電源装置。
  5. 前記スイッチング制御手段は、前記フィードバック電圧に応じて前記スイッチング素子をオン・オフ駆動するデューティ比を制御して前記スイッチング周波数を変化させるものである請求項1に記載のスイッチング電源装置。
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