JP5014772B2 - 電流モード制御型スイッチングレギュレータ - Google Patents

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Description

本発明は、広い入出力電圧範囲で動作する電流モード制御型スイッチングレギュレータに関するものである。
従来、スイッチングレギュレータは、電圧モード制御方式が一般的であった。電圧モード制御方式のスイッチングレギュレータでは、出力電圧と基準電圧の電圧差に応じて、スイッチング素子に対しPWM制御を行うことで出力電圧を安定化していた。しかし、電圧モード制御方式のスイッチングレギュレータは帰還信号を出力電圧から検出しているため、出力電圧変動に対する応答速度が遅く、出力電圧と基準電圧の電圧差を増幅する誤差増幅回路の位相補償が複雑になる等の問題があった。
そこで、これらの欠点を克服する技術として、近年、電流モード制御方式のスイッチングレギュレータが多く用いられるようになってきた。しかし、電流モード制御方式のスイッチングレギュレータでは、PWM制御のオンデューティサイクルが50%を超えるとサブハーモニック発振を起こし、制御不能になることが知られている。この対策として、通常、PWM制御にスロープ補償を行ってサブハーモニック発振を防止していた。
図7は、このようなスロープ補償回路を備えた電流モード制御型のスイッチングレギュレータの例を示した図であり、図7では、降圧型のスイッチングレギュレータを例にして示している。
図7において、スイッチングトランジスタ105がオンすることにより、インダクタ104、平滑用コンデンサ102及び負荷101に電力が供給され、スイッチングトランジスタ105がオフすると、インダクタ104及び平滑用コンデンサ102に蓄えられたエネルギーが負荷101に供給される。電流−電圧変換回路106は、インピーダンスRsenseを有しており、インダクタ104に流れる電流iLを該インピーダンスRsenseで電圧変換した変換電圧Vsense(=Rsense×iL)を出力する。
また、発振回路110は、所定の基準クロック信号CLKと所定の鋸歯状波電圧Vrampをそれぞれ生成して出力する。加算器108は、変換電圧Vsenseに鋸歯状波電圧Vrampを加算してスロープ補償を行い、スロープ電圧VsとしてPWMコンパレータ107の非反転入力端に出力する。誤差増幅回路115は、出力電圧Voutを分圧した分圧電圧Vfbと所定の基準電圧Vrefとの電圧差を増幅して生成した誤差電圧VeをPWMコンパレータ117の反転入力端に出力する。PWMコンパレータ117は、誤差電圧Veとスロープ電圧Vsとの電圧比較を行い、誤差電圧Veがスロープ電圧Vsを超えると、PWMコンパレータ107は、RSラッチ回路112をリセットし、スイッチングトランジスタ105をオフさせる。このため、インダクタ電流iLのピーク電流値は、誤差電圧Veに応じた値になる。
分圧電圧Vfbが基準電圧Vrefよりも大きい場合は、誤差電圧Veを低下させることで出力電圧Voutを低下させ、分圧電圧Vfbが基準電圧Vrefよりも小さい場合には、誤差電圧Veを上昇させることで出力電圧Voutを上昇させるようにして、出力電圧Voutをレギュレーションしている。
前記のようなサブハーモニック発振を防止するには、スロープ電圧Vsの傾きがスイッチングトランジスタ105がオフしたときのインダクタ電流iLの傾きの1/2以上になるようにスロープ補償を行う必要があった。
具体的には、図7の場合におけるインダクタ電流iLの傾きdiL/dtは、インダクタ104のインダクタンスをLとすると、スイッチングトランジスタ105がオンしている場合、下記(a)式のようになり、スイッチングトランジスタ105がオフしている場合は、下記(b)式のようになる。
diL/dt=(Vin−Vout)/L………………(a)
diL/dt=−Vout/L………………(b)
鋸歯状波電圧Vrampの傾きをスロープ補償Irampとすると、このときのスロープ補償Irampは、下記(c)式のようになる。
Iramp>Vout/2/L×Rsense………………(c)
なお、昇圧型のスイッチングレギュレータでは、前記(a)式は下記(d)式に、前記(b)式は下記(e)式に、前記(c)式は下記(f)式にそれぞれなる。
diL/dt=Vin/L………………(d)
diL/dt=−(Vout−Vin)/L………………(e)
Iramp>(Vout−Vin)/L/2×Rsense…………(f)
このように、スロープ補償Irampには出力電圧Voutと入力電圧Vinという変数を用いて示すことができ、入力電圧Vin及び出力電圧Voutが一定値である場合には問題はない。しかし、入力電圧Vinと出力電圧Voutは、一般に広い範囲で変動するため、スロープ補償Irampを固定値にする場合は、スロープ補償Irampは、予想される入力電圧Vinと出力電圧Voutの変動の範囲内における最大値に設定する必要があった。しかし、過度のスロープ補償を行うと、サブハーモニック発振のような低調波発振の発生を防止することはできるが、電流帰還を行うことによる効果がなくなり、電圧モード制御方式のような動作になって制御性が悪化するという問題があった。このため、入出力電圧に応じたスロープ制御量を決定することによって、広い入出力電圧範囲で、適切なスロープ補償を行うことができるようにしていた(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−33958号公報
しかし、この場合、入力電圧と出力電圧に応じてスロープ補償量を変化させているため、回路が複雑になるという問題があった。また、スイッチングレギュレータの汎用ICでは、出力電圧を分圧した分圧電圧を生成するための抵抗が外付けであることが多く、出力電圧を監視することができない場合が多いため、出力電圧に応じたスロープ補償を行うことができないという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、降圧型のスイッチングレギュレータにおいては入力電圧のみに応じて、昇圧型のスイッチングレギュレータにおいては出力電圧のみに応じてそれぞれスロープ電圧の傾きを変化させるようにして、サブハーモニック発振のような低調波発振の発生を防止することができる電流モード制御型スイッチングレギュレータ及びその動作制御方法を得ることを目的とする。
この発明に係る電流モード制御型スイッチングレギュレータは、入力端子に入力された入力電圧を、所定の定電圧に降圧して出力端子から出力電圧として出力する電流モード制御型スイッチングレギュレータにおいて、
入力された制御信号に応じてスイッチングを行うスイッチング素子と、
該スイッチング素子のスイッチングによって前記入力電圧による充電が行われるインダクタと、
該インダクタの放電を行う整流素子と、
前記出力電圧を所定の比率で分圧した分圧電圧と所定の基準電圧との電圧差を増幅する誤差増幅回路部と、
前記スイッチング素子がオフして遮断状態になったときの前記インダクタに流れる電流変化量の1/2以上の傾きになるように、前記入力電圧が大きいほど前記傾斜を大きくしてスロープ電圧を生成するようにして、前記入力電圧に応じた傾斜のスロープ電圧を生成し出力するスロープ電圧生成回路部と、
前記誤差増幅回路部からの出力電圧と該スロープ電圧との電圧比較を行い、該比較結果に応じたデューティサイクルのパルス信号を生成し、該パルス信号に応じて前記スイッチング素子のスイッチング制御を行うスイッチング制御回路部と、
を備え
前記スロープ電圧生成回路部は、
一端が前記入力電圧に接続されたコンデンサと、
一端が該コンデンサの他端に接続された抵抗と、
該抵抗の他端と接地電圧との間に接続され、前記入力電圧に応じた電流を流す電流源と、
前記スイッチング素子がオンして導通状態になってから所定時間、前記コンデンサの他端に前記スイッチング素子の出力端の電圧を印加する電圧供給回路と、
前記スイッチング素子がオフして遮断状態になると、前記コンデンサに充電された電荷を放電させる放電回路と、
を備え、
前記抵抗と前記電流源との接続部から前記スロープ電圧を出力するものである。
この場合、前記スイッチング制御回路部は、
前記誤差増幅回路部からの出力電圧と前記スロープ電圧との電圧比較を行い、該比較結果に応じたデューティサイクルのパルス信号を生成して出力する電圧比較回路と、
所定のパルス幅のクロック信号を生成して出力する発振回路と、
前記スイッチング素子をオンさせるための該発振回路からのクロック信号が入力されると共に前記スイッチング素子をオフさせるための前記電圧比較回路からのパルス信号が入力され、該クロック信号及び該パルス信号に応じて前記スイッチング素子のスイッチング制御を行う制御回路と、
を備え、
前記電圧供給回路は、前記発振回路からのクロック信号に応じて、前記コンデンサの他端に前記スイッチング素子の出力端の電圧を印加するようにした。
具体的には、前記制御回路は、セット信号として前記発振回路からのクロック信号が入力されると共に、リセット信号として前記電圧比較回路からのパルス信号が入力されたRSフリップフロップ回路で構成されるようにした。
また、この発明に係る電流モード制御型スイッチングレギュレータは、入力端子に入力された入力電圧を、所定の定電圧に昇圧して出力端子から出力電圧として出力する電流モード制御型スイッチングレギュレータにおいて、
入力された制御信号に応じてスイッチングを行うスイッチング素子と、
該スイッチング素子のスイッチングによって前記入力電圧による充電が行われるインダクタと、
該インダクタの放電を行う整流素子と、
前記出力電圧を所定の比率で分圧した分圧電圧と所定の基準電圧との電圧差を増幅する誤差増幅回路部と、
前記スイッチング素子がオフして遮断状態になったときの前記インダクタに流れる電流変化量の1/2以上の傾きになるように、前記出力電圧が大きいほど前記傾斜を大きくして前記スロープ電圧を生成するようにして、前記出力電圧に応じた傾斜のスロープ電圧を生成し出力するスロープ電圧生成回路部と、
前記誤差増幅回路部からの出力電圧と該スロープ電圧との電圧比較を行い、該比較結果に応じたデューティサイクルのパルス信号を生成し、該パルス信号に応じて前記スイッチング素子のスイッチング制御を行うスイッチング制御回路部と、
を備え
前記スロープ電圧生成回路部は、
一端が接地電圧に接続されたコンデンサと、
一端が該コンデンサの他端に接続された抵抗と、
前記入力電圧と該抵抗の他端との間に接続され、前記出力電圧に応じた電流を流す電流源と、
前記スイッチング素子がオンして導通状態になってから所定時間、前記コンデンサに前記インダクタと前記スイッチング素子との接続部の電圧を印加する電圧供給回路と、
前記スイッチング素子がオフして遮断状態になると、前記コンデンサに充電された電荷を放電させる放電回路と、
を備え、
前記電流源と前記抵抗との接続部から前記スロープ電圧を出力するものである。
この場合、前記スイッチング制御回路部は、
前記誤差増幅回路部からの出力電圧と前記スロープ電圧との電圧比較を行い、該比較結果に応じたデューティサイクルのパルス信号を生成して出力する電圧比較回路と、
所定のパルス幅のクロック信号を生成して出力する発振回路と、
前記スイッチング素子をオンさせるための該発振回路からのクロック信号が入力されると共に前記スイッチング素子をオフさせるための前記電圧比較回路からのパルス信号が入力され、該クロック信号及び該パルス信号に応じて前記スイッチング素子のスイッチング制御を行う制御回路と、
を備え、
前記電圧供給回路は、前記発振回路からのクロック信号に応じて、前記コンデンサに前記インダクタと前記スイッチング素子との接続部の電圧を印加するようにした。
具体的には、前記制御回路は、セット信号として前記発振回路からのクロック信号が入力されると共に、リセット信号として前記電圧比較回路からのパルス信号が入力されたRSフリップフロップ回路で構成されるようにした。
また、前記誤差増幅回路部、スロープ電圧生成回路部及びスイッチング制御回路部は、1つのICに集積されるようにした。
本発明の電流モード制御型スイッチングレギュレータ及びその動作制御方法によれば、前記スイッチング素子のスイッチング制御を行うためのパルス信号を生成するために使用するスロープ電圧の傾きを、降圧型の場合は前記入力電圧に応じて可変し、昇圧型の場合は前記出力電圧に応じて可変するようにした。このことから、簡単な回路で、広い入出力電圧範囲でも適切なスロープ補償を行うことができるため、サブハーモニック発振のような低調波発振の発生を防止することができる。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態における電流モード制御型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である。
図1の電流モード制御型スイッチングレギュレータ(以下、スイッチングレギュレータと呼ぶ)1は、直流電源20から入力端子INに入力された入力電圧Vinを所定の定電圧に降圧して出力電圧Voutとして出力端子OUTから負荷21に出力する降圧型のスイッチングレギュレータをなしている。
スイッチングレギュレータ1は、入力端子INからの電流の出力制御を行うPMOSトランジスタからなるスイッチングトランジスタM1と、整流用のダイオードD1と、インダクタL1と、平滑用のコンデンサC1と、出力端子OUTから出力される電圧Voutを分圧して分圧電圧Vfbを生成し出力する出力電圧検出用の抵抗2,3とを備えている。更に、スイッチングレギュレータ1は、所定の基準電圧Vrefを生成して出力する基準電圧発生回路4と、前記分圧電圧Vfbと該基準電圧Vrefとの電圧比較を行い、該電圧差を増幅して誤差電圧Veを生成し出力する誤差増幅回路5と、スロープ電圧Vsを生成して出力するスロープ電圧生成回路6とを備えている。
また、スイッチングレギュレータ1は、誤差増幅回路5からの誤差電圧Veとスロープ電圧Vsとの電圧比較を行い、誤差電圧Veに応じたパルス幅を有するPWM制御を行うためのパルス信号Spwを生成して出力するPWMコンパレータ7と、所定のクロック信号CLKを生成して出力する発振回路8と、セット入力端Sに発振回路8からのクロック信号CLKが、リセット入力端RにPWMコンパレータ7からのパルス信号Spwがそれぞれ入力されたRSフリップフロップ回路9と、該RSフリップフロップ回路9からの出力信号Sqに応じて、スイッチングトランジスタM1のスイッチング制御を行うための制御信号を生成してスイッチングトランジスタM1を駆動するインバータ10とを備えている。
一方、スロープ電圧生成回路6は、インバータ11、電圧−電流変換回路12、抵抗13、PMOSトランジスタ14,15及びコンデンサ16で構成されている。なお、スイッチングトランジスタM1はスイッチング素子を、ダイオードD1は整流素子を、抵抗2,3、基準電圧発生回路4及び誤差増幅回路5は誤差増幅回路部をそれぞれなす。また、スロープ電圧生成回路6はスロープ電圧生成回路部を、PWMコンパレータ7、発振回路8、RSフリップフロップ回路9及びインバータ10はスイッチング制御回路部をそれぞれなす。また、PWMコンパレータ7は電圧比較回路を、RSフリップフロップ回路9は制御回路を、電圧−電流変換回路12は電流源を、PMOSトランジスタ14は電圧供給回路を、PMOSトランジスタ15は放電回路をそれぞれなす。また、図1のスイッチングレギュレータ1では、インダクタL1、ダイオードD1、コンデンサC1及び抵抗2,3を除く各回路は、1つのICに集積されている。
入力電圧VinとダイオードD1のカソードとの間にはスイッチングトランジスタM1が接続され、ダイオードD1のアノードは接地電圧に接続されている。スイッチングトランジスタM1のドレインと出力端子OUTとの間にインダクタL1が接続され、出力端子OUTと接地電圧との間に抵抗2と抵抗3との直列回路及びコンデンサC1が並列に接続されている。抵抗2と抵抗3との接続部の電圧である分圧電圧Vfbは誤差増幅回路5の非反転入力端に入力され、誤差増幅回路5の反転入力端には基準電圧Vrefが入力されている。また、PWMコンパレータ7の非反転入力端には、誤差増幅回路5からの誤差電圧Veが入力され、PWMコンパレータ7の反転入力端にはスロープ電圧Vsが入力されている。RSフリップフロップ回路9の出力信号Sqは、インバータ10で信号レベルが反転されてスイッチングトランジスタM1のゲートに入力される。
スロープ電圧生成回路6において、スイッチングトランジスタM1のドレインとPWMコンパレータ7の反転入力端との間には、PMOSトランジスタ14及び抵抗13が直列に接続され、PWMコンパレータ7の反転入力端と接地電圧との間には電圧−電流変換回路12が接続されている。電圧−電流変換回路12は、制御信号入力端に入力電圧Vinが入力されており、入力電圧Vinに応じた電流islopeを、抵抗13から接地電圧の方向に流すものである。抵抗13と電圧−電流変換回路12との接続部がスロープ電圧生成回路6の出力端をなし、該接続部からスロープ電圧Vsが出力される。インバータ11は、クロック信号CLKの信号レベルを反転させてPMOSトランジスタ14のゲートに出力する。また、入力電圧VinとPMOSトランジスタ14のドレインとの間には、PMOSトランジスタ15とコンデンサ16が並列に接続され、PMOSトランジスタ15のゲートにはRSフリップフロップ回路9の出力信号Sqが入力されている。
このような構成において、誤差電圧Veがスロープ電圧Vs以下であると、PWMコンパレータ7はローレベルの信号を出力し、RSフリップフロップ回路9は、クロック信号CLKがハイレベルになっている間、ハイレベルの信号を出力し、スイッチングトランジスタM1は、インバータ10によってオンさせられて導通状態になる。スイッチングトランジスタM1がオンすると、インダクタL1、平滑用コンデンサC1及び負荷21に電力が供給され、スイッチングトランジスタM1がオフすると、インダクタL1及び平滑用コンデンサC1に蓄えられたエネルギーが負荷21に供給される。
誤差増幅回路5は、出力電圧Voutを分圧した分圧電圧Vfbと所定の基準電圧Vrefとの電圧差を増幅して生成した誤差電圧VeをPWMコンパレータ7の非反転入力端に出力する。PWMコンパレータ7は、誤差電圧Veとスロープ電圧生成回路6からのスロープ電圧Vsとの電圧比較を行い、誤差電圧Veがスロープ電圧Vsを超えると、PWMコンパレータ7は、RSフリップフロップ回路9をリセットして、スイッチングトランジスタM1をオフさせる。このため、インダクタ電流iLのピーク電流値は、誤差電圧Veに応じた値になる。
分圧電圧Vfbが基準電圧Vrefよりも大きい場合は、誤差電圧Veを上昇させることで出力電圧Voutを低下させ、分圧電圧Vfbが基準電圧Vrefよりも小さい場合には、誤差電圧Veを低下させることで出力電圧Voutを上昇させるようにして、出力電圧Voutをレギュレーションしている。
次に、図2は、図1の各部の波形例を示したタイミングチャートであり、図2を参照しながら図1のスロープ電圧生成回路6の動作について説明する。
電圧−電流変換回路12は、入力電圧Vinに応じた電流islopeを生成して出力し、該電流islopeは(A×Vin)になる。なお、Aは所定値である。抵抗13によって入力電圧Vinに加えられるオフセット電圧Voffsetは、抵抗13の抵抗値をRoffsetとすると、下記(1)式のようになる。
Voffset=Vin−islope×Roffset………………(1)
コンデンサ16の一端には入力電圧が印加され、クロック信号CLKがハイレベルになってPMOSトランジスタ14がオンすると、コンデンサ16の他端にはPMOSトランジスタ14を介してスイッチングトランジスタM1のドレイン電圧VAが印加される。このため、コンデンサ16の両端電圧に電圧差が生じ、該電圧差でコンデンサ16が充電される。スイッチングトランジスタM1のオン抵抗をRonとし、インダクタ電流iLの谷間の電流値をiLvalleyとすると、スイッチングトランジスタM1がオンしたときのスイッチングトランジスタM1のドレイン電圧VAは、VA=Vin−Ron×iLvalleyになる。
PMOSトランジスタ14がオフして遮断状態になると、電圧−電流変換回路12によって、コンデンサ16の電荷が引き抜かれ、コンデンサ16の容量をCvsとすると、コンデンサ16の電圧の傾きは(−A×Vin/Cvs)になる。
したがって、スイッチングトランジスタM1がオンしてからの経過時間をtとすると、スイッチングトランジスタM1がオンしているときのスロープ電圧Vsは、下記(2)式のようになる。
Vs=Vin−A×Vin×Roffset−Ron×iLvalley−A×Vin/Cvs×t………………(2)
インダクタL1のインダクタンスをLとして、
A/Cvs=Ron/L………………(3)
になるようにすると、前記(2)式から下記(4)式を得ることができる。
dVs/dt=−Ron×Vin/L………………(4)
一方、RSフリップフロップ回路9の出力信号Sqがローレベルになると、スイッチングトランジスタM1がオフすると共にPMOSトランジスタ15がオンし、コンデンサ16に充電された電荷が完全に放電されてリセットされる。
ここで、前記説明では、オン抵抗Ronが一定であるとし、電流源をなす電圧−電流変換回路12で生成した電流islopeがislope=A×Vinであるとして、前記(3)式を得たが、オン抵抗Ronは、一般的にスイッチングトランジスタM1の温度とオン時のゲート電圧によって変動する。
したがって、islope=B×Ron×Vinとして(但し、Bは所定値である。)、電流islopeがオン抵抗Ronの変動を含むようにすると、前記(2)式は下記(5)式のようになる。
Vs=Vin−B×Ron×Vin×Roffset−Ron×iLvalley−B×Ron×Vin/Cvs×t………………(5)
B/Cvs=1/L………………(6)
になるようにすると、前記(5)式から下記(7)式を得ることができる。
dVs/dt=−Ron×Vin/L………………(7)
このように、スロープ電圧Vsの傾きdVs/dtは、入力電圧Vinの変動に応じて可変することが分かる。
次に、図3は、図1の電圧−電流変換回路12の回路例を示した図である。
図3において、電圧−電流変換回路12は、入力電圧Vinに応じた電流islopeを生成する電流源をなしており、誤差増幅回路31,32,PMOSトランジスタ33,34、NMOSトランジスタ35〜37及び抵抗38,39で構成されている。
入力電圧Vinと接地電圧との間には、PMOSトランジスタ33、NMOSトランジスタ35及び抵抗38が直列に接続され、PMOSトランジスタ33のゲートは接地電圧に、NMOSトランジスタ35のゲートは誤差増幅回路31の出力端に接続されている。誤差増幅回路31において、非反転入力端には入力電圧Vinが入力され、反転入力端は、NMOSトランジスタ35と抵抗38との接続部に接続されている。
また、入力電圧Vinと接地電圧との間には、抵抗39、PMOSトランジスタ34及びNMOSトランジスタ36が直列に接続され、PMOSトランジスタ34のゲートは誤差増幅回路32の出力端に接続されている。誤差増幅回路32において、非反転入力端はPMOSトランジスタ33とNMOSトランジスタ35との接続部に接続され、反転入力端は、抵抗39とPMOSトランジスタ34との接続部に接続されている。NMOSトランジスタ36及び37は、カレントミラー回路を形成しており、NMOSトランジスタ36及び37の各ゲートは接続され、該接続部はNMOSトランジスタ36のドレインに接続されている。NMOSトランジスタ36及び37の各ソースは接地電圧に接続され、NMOSトランジスタ37のドレインから接地電圧に電流islopeが流れる。
誤差増幅回路31は、反転入力端の電圧が非反転入力端の電圧である入力電圧Vinになるように、NMOSトランジスタ35の動作制御を行ってNMOSトランジスタ35に流れる電流を制御する。抵抗38及び39は、それぞれ所定の抵抗値を有しており、該抵抗値は変動しないものとする。抵抗38の抵抗値をR38とし、抵抗39の抵抗値をR39とする。PMOSトランジスタ33は、スイッチングトランジスタM1と同じプロセス工程で形成されており、ゲートにはスイッチングトランジスタM1がオンしているときを想定した電圧が入力されている。ここで、PMOSトランジスタ33は、スイッチングトランジスタM1の1/nのトランジスタサイズであり、オン抵抗はn×Ronであるものとする。
抵抗38には、Vin/R38の電流が流れ、PMOSトランジスタ33にもVin/R38の電流が流れるため、PMOSトランジスタ33の両端電圧差はn×Ron×(Vin/R38)になる。また、誤差増幅回路32は、抵抗39の両端電圧差がn×Ron×(Vin/R38)になるようにPMOSトランジスタ34の動作制御を行うため、抵抗39には、Ron×n×Vin/R38/R39の電流が流れる。したがって、カレントミラー回路を形成するNMOSトランジスタ37のドレイン電流は、Ron×n×Vin/R38/R39になり、B=n/R38/R39とすると、電流islopeは、下記(8)式のようになる。
islope=B×Ron×Vin………………(8)
なお、前記説明では、スイッチングトランジスタM1がオンしているときに流れる電流を電圧に変換するために、スイッチングトランジスタM1のオン抵抗を使用したが、インダクタL1に直列にスイッチングトランジスタM1の出力電流を検出するためのセンス抵抗を接続し、該センス抵抗を使用して、スイッチングトランジスタM1がオンしているときに流れる電流を電圧に変換するようにしてもよい。この場合、図3の電流−電圧変換回路12において、PMOSトランジスタ33の代わりに、センス抵抗と同じ温度特性を有する抵抗を使用するようにすればよい。
このように、本第1の実施の形態における電流モード制御型スイッチングレギュレータは、スロープ電圧Vsの傾きを入力電圧Vinの変動に応じて変えるようにしたことから、簡単な回路で、広い入出力電圧範囲でも適切なスロープ補償を行うことができるため、サブハーモニック発振のような低調波発振の発生を防止することができる。
第2の実施の形態.
前記第1の実施の形態では、降圧型のスイッチングレギュレータを例にして説明したが、本発明は、昇圧型のスイッチングレギュレータにも適用することができ、このようにしたものを本発明の第2の実施の形態とする。
図4は、本発明の第2の実施の形態における電流モード制御型のスイッチングレギュレータの回路例を示した図である。なお、図4では、図1と同じもの又は同様のものは同じ符号で示している。
図4のスイッチングレギュレータ1aは、直流電源20から入力端子INに入力された入力電圧Vinを所定の定電圧に変換して出力電圧Voutとして出力端子OUTから負荷21に出力する昇圧型のスイッチングレギュレータをなしている。
スイッチングレギュレータ1aは、NMOSトランジスタからなるスイッチングトランジスタM11と、整流用のダイオードD11と、インダクタL1と、平滑用のコンデンサC1と、出力端子OUTから出力される電圧Voutを分圧して分圧電圧Vfbを生成し出力する出力電圧検出用の抵抗2,3とを備えている。更に、スイッチングレギュレータ1aは、所定の基準電圧Vrefを生成して出力する基準電圧発生回路4と、前記分圧電圧Vfbと該基準電圧Vrefとの電圧比較を行い、該電圧差を増幅して誤差電圧Veを生成し出力する誤差増幅回路5と、スロープ電圧Vsを生成して出力するスロープ電圧生成回路6aとを備えている。
また、スイッチングレギュレータ1aは、誤差増幅回路5からの誤差電圧Veとスロープ電圧Vsとの電圧比較を行い、誤差電圧Veに応じたパルス幅を有するPWM制御を行うためのパルス信号Spwを生成して出力するPWMコンパレータ7と、所定のクロック信号CLKを生成して出力する発振回路8と、セット入力端Sに発振回路8からのクロック信号CLKが、リセット入力端Rに該PWMコンパレータ7からのパルス信号Spwがそれぞれ入力されたRSフリップフロップ回路9とを備えている。
一方、スロープ電圧生成回路6aは、インバータ51、電圧−電流変換回路52、抵抗53、NMOSトランジスタ54,55,57及びコンデンサ56,58で構成されている。なお、スイッチングトランジスタM11はスイッチング素子を、ダイオードD11は整流素子をそれぞれなす。また、スロープ電圧生成回路6aはスロープ電圧生成回路部を、PWMコンパレータ7、発振回路8及びRSフリップフロップ回路9はスイッチング制御回路部をそれぞれなす。また、電圧−電流変換回路52は電流源を、NMOSトランジスタ54は電圧供給回路を、NMOSトランジスタ55は放電回路をそれぞれなす。また、図4のスイッチングレギュレータ1aでは、インダクタL1、ダイオードD1、コンデンサC1及び抵抗2,3を除く各回路は、1つのICに集積されている。
入力電圧VinとスイッチングトランジスタM11のドレインとの間にはインダクタL1が接続され、スイッチングトランジスタM11のドレインにダイオードD11のアノードが、出力端子OUTにダイオードD11のカソードが接続されている。出力端子OUTと接地電圧との間に抵抗2と抵抗3との直列回路及びコンデンサC1が並列に接続されている。抵抗2と抵抗3との接続部の電圧である分圧電圧Vfbは誤差増幅回路5の反転入力端に入力され、誤差増幅回路5の非反転入力端には基準電圧Vrefが入力されている。また、PWMコンパレータ7の反転入力端には、誤差増幅回路5からの誤差電圧Veが入力され、PWMコンパレータ7の非反転入力端にはスロープ電圧Vsが入力されている。RSフリップフロップ回路9の出力信号Sqは、スイッチングトランジスタM11のゲートに入力されると共に、インバータ51で信号レベルが反転されてNMOSトランジスタ55及び57の各ゲートにそれぞれ入力される。
スロープ電圧生成回路6aにおいて、入力電圧Vinと接地電圧との間に、電圧−電流変換回路52、抵抗53及びコンデンサ56が直列に接続され、コンデンサ56に並列にNMOSトランジスタ55が並列に接続されている。抵抗53及びコンデンサ56の接続部とスイッチングトランジスタM11のドレインとの間にはNMOSトランジスタ54が接続され、NMOSトランジスタ54のゲートにはクロック信号CLKが入力されている。また、スイッチングトランジスタM11のドレインと接地電圧との間には、NMOSトランジスタ57とコンデンサ58が直列に接続され、NMOSトランジスタ57とコンデンサ58との接続部には、電圧−電流変換回路52の制御信号入力端が接続されている。電圧−電流変換回路52と抵抗53との接続部からPWMコンパレータ7の非反転入力端にスロープ電圧Vsが出力されている。
このような構成において、スイッチングトランジスタM11がオンして導通状態になると直流電源20からインダクタL1に電力が供給され、スイッチングトランジスタM11がオフして遮断状態になると入力電圧VinにインダクタL1に蓄えられたエネルギーが加算されて出力端子OUTから出力される。RSフリップフロップ回路9は、クロック信号CLKがハイレベルになるとセットされ、出力信号Sqをハイレベルにし、スイッチングトランジスタM11がオンして導通状態になる。誤差増幅回路5は、分圧電圧Vfbが基準電圧Vrefになるように誤差電圧Veを出力する。PWMコンパレータ7は、スロープ電圧Vsと誤差電圧Veとの電圧比較を行い、スロープ電圧Vsが誤差電圧Veよりも大きくなるとRSフリップフロップ回路9をリセットし、スイッチングトランジスタM11をオフさせて遮断状態にする。
次に、図5は、図4の各部の波形例を示したタイミングチャートであり、図5を参照しながらスロープ電圧生成回路6aによるスロープ電圧Vsの生成について説明する。
NMOSトランジスタ57とコンデンサ58との接続部は出力電圧Voutと同電圧になることから、電圧−電流変換回路52は、出力電圧Voutに応じた電流islopeを生成して出力し、該電流islopeは(D×Vout)になる。なお、Dは所定値である。抵抗53によって加えられるオフセット電圧Voffsetは、抵抗53の抵抗値をRoffsetとすると、下記(9)式のようになる。
Voffset=islope×Roffset………………(9)
出力電圧Voutは、スイッチングトランジスタM11がオフしているときのスイッチングトランジスタM11のドレイン電圧VBであり、スイッチングトランジスタM11がオフしているときにNMOSトランジスタ57をオンさせることによって、コンデンサ58の両端電圧は出力電圧Voutにホールドされ、islope=D×Voutになる。
NMOSトランジスタ54は、スイッチングトランジスタM11のドレイン電圧VBを、発振回路8からのクロック信号CLKがハイレベルである期間にコンデンサ56にサンプリングする。スイッチングトランジスタM11のオン抵抗をRonとすると、サンプリングされたスイッチングトランジスタM11のドレイン電圧VBは、VB=Ron×iLvalleyになる。なお、ilvalleyはインダクタ電流iLの谷間の電流値を示している。
NMOSトランジスタ54がオフして遮断状態になると、電流源をなす電圧−電流変換回路52によってコンデンサ56が充電され、コンデンサ56の容量値をCvsとすると、コンデンサ56の電圧の傾きは(D×Vout/Cvs)になる。したがって、スイッチングトランジスタM11がオンしてからの経過時間をtとすると、スイッチングトランジスタM11がオンしているときのスロープ電圧Vsは、下記(10)式のようになる。
Vs=D×Vout×Roffset+Ron×iLvalley+D×Vout/Cvs×t………………(10)
インダクタL1のインダクタンスをLとして
D/Cvs=Ron/L………………(11)
になるようにすると、前記(10)式から下記(12)式を得ることができる。
dVs/dt=Ron×Vout/L………………(12)
一方、スイッチングトランジスタM11がオフすると、NMOSトランジスタ55がオンしてコンデンサ56に充電された電荷を放電させ、コンデンサ56の電圧を接地電圧にリセットする。
ここで、前記説明では、オン抵抗Ronが一定であるとし、電流源をなす電圧−電流変換回路52で生成した電流islopeがislope=D×Voutであるとして、前記(11)式を得たが、オン抵抗Ronは、一般的にスイッチングトランジスタM11の温度とオン時のゲート電圧によって変動する。
したがって、islope=E×Ron×Voutとして(但し、Eは所定値である。)、電流islopeがオン抵抗Ronの変動を含むようにすると、前記(10)式は下記(13)式のようになる。
Vs=E×Ron×Vout×Roffset+Ron×iLvalley+E×Ron×Vout/Cvs×t………………(13)
E/Cvs=1/L………………(14)
になるようにすると、前記(13)式から下記(15)式を得ることができる。
dVs/dt=Ron×Vout/L………………(15)
このように、スロープ電圧Vsの傾きdVs/dtは、出力電圧Voutの変動に応じて可変することが分かる。
次に、図6は、図4の電圧−電流変換回路52の回路例を示した図である。
図6において、電圧−電流変換回路52は、出力電圧Voutに応じた電流islopeを生成する電流源をなしており、誤差増幅回路61,62,PMOSトランジスタ63〜66、NMOSトランジスタ67〜69及び抵抗70,71で構成されている。
PMOSトランジスタ63及び64は、カレントミラー回路を形成しており、各ソースが入力電圧Vinにそれぞれ接続され、各ゲートが接続されると共に該接続部がPMOSトランジスタ63のドレインに接続されている。PMOSトランジスタ63のドレインと接地電圧との間にはNMOSトランジスタ67及び抵抗70が直列に接続されており、NMOSトランジスタ67と抵抗70との接続部は誤差増幅回路61の反転入力端に接続されている。誤差増幅回路61の非反転入力端には出力電圧Voutに相当する電圧が入力され、誤差増幅回路61の出力端はNMOSトランジスタ67のゲートに接続されている。なお、誤差増幅回路61の非反転入力端には出力電圧Voutに相当する電圧が入力されるが、以下、誤差増幅回路61の非反転入力端には出力電圧Voutが入力されるものとして説明する。
PMOSトランジスタ64のドレインと接地電圧との間にはNMOSトランジスタ68が接続されており、NMOSトランジスタ68のゲートには入力電圧Vinが入力されている。
PMOSトランジスタ65及び66は、カレントミラー回路を形成しており、各ソースが入力電圧Vinにそれぞれ接続され、各ゲートが接続されると共に該接続部がPMOSトランジスタ65のドレインに接続されている。PMOSトランジスタ65のドレインと接地電圧との間にはNMOSトランジスタ69及び抵抗71が直列に接続されており、NMOSトランジスタ69と抵抗71との接続部は誤差増幅回路62の反転入力端に接続されている。誤差増幅回路62の非反転入力端はPMOSトランジスタ64とNMOSトランジスタ68との接続部に接続され、誤差増幅回路62の出力端はNMOSトランジスタ69のゲートに接続されている。PMOSトランジスタ66のドレインから電流islopeが出力される。
このような構成において、誤差増幅回路61は、非反転入力端と反転入力端の電圧が同じになるようにNMOSトランジスタ67の動作制御を行う。また、抵抗70及び71は抵抗値が変動しない定抵抗とし、抵抗70の抵抗値をR70とし、抵抗71の抵抗値をR71とする。NMOSトランジスタ68は、スイッチングトランジスタM11と同じプロセス工程によって生成されたトランジスタであり、ゲートには、入力電圧Vinが入力され、スイッチングトランジスタM11の1/nのサイズを有しており、NMOSトランジスタ68のオン抵抗は(Ron×n)になる。
誤差増幅回路61の非反転入力端には出力電圧Voutが入力され、抵抗70の両端電圧はVoutになる。したがって、抵抗70にはVout/R70の電流が流れる。NMOSトランジスタ68には、PMOSトランジスタ63及び64のカレントミラー回路により、Vout/R70の電流が流れる。このため、NMOSトランジスタ68の両端電圧は(Ron×n×Vout/R70)になる。誤差増幅回路62は、抵抗71の両端電圧が(Ron×n×Vout/R70)になるようにNMOSトランジスタ69の動作制御を行うため、抵抗71には(Ron×n×Vout/R70/R71)の電流が流れる。したがって、電流islopeは、E=n/R70/R71にすると、下記(16)式のようになる。
islope=E×Ron×Vout………………(16)
このように、本第2の実施の形態における電流モード制御型スイッチングレギュレータは、スロープ電圧Vsの傾きを出力電圧Voutの変動に応じて変えるようにしたことから、簡単な回路で、広い入出力電圧範囲でも適切なスロープ補償を行うことができるため、サブハーモニック発振のような低調波発振の発生を防止することができる。
なお、前記第1及び第2の各実施の形態では、スイッチングトランジスタがオンしたときに流れる電流を電圧に変換するためにスイッチングトランジスタのオン抵抗を使用したが、インダクタL1に直列にセンス抵抗を接続するようにしてもよい。また、整流ダイオードの代わりにスイッチングトランジスタと逆相でスイッチングする同期整流用トランジスタを使用した同期整流方式にしても同様の効果が得られる。
本発明の第1の実施の形態における電流モード制御型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である。 図1の各部の波形例を示したタイミングチャートである。 図1の電圧−電流変換回路12の回路例を示した図である。 本発明の第2の実施の形態における電流モード制御型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である。 図4の各部の波形例を示したタイミングチャートである。 図4の電圧−電流変換回路52の回路例を示した図である。 従来の電流モード制御型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である。
符号の説明
1,1a スイッチングレギュレータ
2,3 抵抗
4 基準電圧発生回路
5 誤差増幅回路
6,6a スロープ電圧生成回路
7 PWMコンパレータ
8 発振回路
9 フリップフロップ回路
10 インバータ
11 インバータ
12,52 電圧−電流変換回路
13,53 抵抗
14,15 PMOSトランジスタ
16,56,58 コンデンサ
20 直流電源
54,55,57 NMOSトランジスタ
M1,M11 スイッチングトランジスタ
D1,D11 ダイオード
C1 コンデンサ
L1 インダクタ

Claims (7)

  1. 入力端子に入力された入力電圧を、所定の定電圧に降圧して出力端子から出力電圧として出力する電流モード制御型スイッチングレギュレータにおいて、
    入力された制御信号に応じてスイッチングを行うスイッチング素子と、
    該スイッチング素子のスイッチングによって前記入力電圧による充電が行われるインダクタと、
    該インダクタの放電を行う整流素子と、
    前記出力電圧を所定の比率で分圧した分圧電圧と所定の基準電圧との電圧差を増幅する誤差増幅回路部と、
    前記スイッチング素子がオフして遮断状態になったときの前記インダクタに流れる電流変化量の1/2以上の傾きになるように、前記入力電圧が大きいほど前記傾斜を大きくしてスロープ電圧を生成するようにして、前記入力電圧に応じた傾斜のスロープ電圧を生成し出力するスロープ電圧生成回路部と、
    前記誤差増幅回路部からの出力電圧と該スロープ電圧との電圧比較を行い、該比較結果に応じたデューティサイクルのパルス信号を生成し、該パルス信号に応じて前記スイッチング素子のスイッチング制御を行うスイッチング制御回路部と、
    を備え
    前記スロープ電圧生成回路部は、
    一端が前記入力電圧に接続されたコンデンサと、
    一端が該コンデンサの他端に接続された抵抗と、
    該抵抗の他端と接地電圧との間に接続され、前記入力電圧に応じた電流を流す電流源と、
    前記スイッチング素子がオンして導通状態になってから所定時間、前記コンデンサの他端に前記スイッチング素子の出力端の電圧を印加する電圧供給回路と、
    前記スイッチング素子がオフして遮断状態になると、前記コンデンサに充電された電荷を放電させる放電回路と、
    を備え、
    前記抵抗と前記電流源との接続部から前記スロープ電圧を出力することを特徴とする電流モード制御型スイッチングレギュレータ。
  2. 前記スイッチング制御回路部は、
    前記誤差増幅回路部からの出力電圧と前記スロープ電圧との電圧比較を行い、該比較結果に応じたデューティサイクルのパルス信号を生成して出力する電圧比較回路と、
    所定のパルス幅のクロック信号を生成して出力する発振回路と、
    前記スイッチング素子をオンさせるための該発振回路からのクロック信号が入力されると共に前記スイッチング素子をオフさせるための前記電圧比較回路からのパルス信号が入力され、該クロック信号及び該パルス信号に応じて前記スイッチング素子のスイッチング制御を行う制御回路と、
    を備え、
    前記電圧供給回路は、前記発振回路からのクロック信号に応じて、前記コンデンサの他端に前記スイッチング素子の出力端の電圧を印加することを特徴とする請求項1記載の電流モード制御型スイッチングレギュレータ。
  3. 前記制御回路は、セット信号として前記発振回路からのクロック信号が入力されると共に、リセット信号として前記電圧比較回路からのパルス信号が入力されたRSフリップフロップ回路で構成されることを特徴とする請求項2記載の電流モード制御型スイッチングレギュレータ。
  4. 入力端子に入力された入力電圧を、所定の定電圧に昇圧して出力端子から出力電圧として出力する電流モード制御型スイッチングレギュレータにおいて、
    入力された制御信号に応じてスイッチングを行うスイッチング素子と、
    該スイッチング素子のスイッチングによって前記入力電圧による充電が行われるインダクタと、
    該インダクタの放電を行う整流素子と、
    前記出力電圧を所定の比率で分圧した分圧電圧と所定の基準電圧との電圧差を増幅する誤差増幅回路部と、
    前記スイッチング素子がオフして遮断状態になったときの前記インダクタに流れる電流変化量の1/2以上の傾きになるように、前記出力電圧が大きいほど前記傾斜を大きくして前記スロープ電圧を生成するようにして、前記出力電圧に応じた傾斜のスロープ電圧を生成し出力するスロープ電圧生成回路部と、
    前記誤差増幅回路部からの出力電圧と該スロープ電圧との電圧比較を行い、該比較結果に応じたデューティサイクルのパルス信号を生成し、該パルス信号に応じて前記スイッチング素子のスイッチング制御を行うスイッチング制御回路部と、
    を備え、
    前記スロープ電圧生成回路部は、
    一端が接地電圧に接続されたコンデンサと、
    一端が該コンデンサの他端に接続された抵抗と、
    前記入力電圧と該抵抗の他端との間に接続され、前記出力電圧に応じた電流を流す電流源と、
    前記スイッチング素子がオンして導通状態になってから所定時間、前記コンデンサに前記インダクタと前記スイッチング素子との接続部の電圧を印加する電圧供給回路と、
    前記スイッチング素子がオフして遮断状態になると、前記コンデンサに充電された電荷を放電させる放電回路と、
    を備え、
    前記電流源と前記抵抗との接続部から前記スロープ電圧を出力することを特徴とする電流モード制御型スイッチングレギュレータ。
  5. 前記スイッチング制御回路は、
    前記誤差増幅回路部からの出力電圧と前記スロープ電圧との電圧比較を行い、該比較結果に応じたデューティサイクルのパルス信号を生成して出力する電圧比較回路と、
    所定のパルス幅のクロック信号を生成して出力する発振回路と、
    前記スイッチング素子をオンさせるための該発振回路からのクロック信号が入力されると共に前記スイッチング素子をオフさせるための前記電圧比較回路からのパルス信号が入力され、該クロック信号及び該パルス信号に応じて前記スイッチング素子のスイッチング制御を行う制御回路と、
    を備え、
    前記電圧供給回路は、前記発振回路からのクロック信号に応じて、前記コンデンサに前記インダクタと前記スイッチング素子との接続部の電圧を印加することを特徴とする請求項4記載の電流モード制御型スイッチングレギュレータ。
  6. 前記制御回路は、セット信号として前記発振回路からのクロック信号が入力されると共に、リセット信号として前記電圧比較回路からのパルス信号が入力されたRSフリップフロップ回路で構成されることを特徴とする請求項5記載の電流モード制御型スイッチングレギュレータ。
  7. 前記誤差増幅回路部、スロープ電圧生成回路部及びスイッチング制御回路部は、1つのICに集積されることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の電流モード制御型スイッチングレギュレータ。
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