JP5151830B2 - 電流モード制御型dc−dcコンバータ - Google Patents

電流モード制御型dc−dcコンバータ Download PDF

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    • H02M1/0025Arrangements for modifying reference values, feedback values or error values in the control loop of a converter

Description

本発明は、電子機器の電源に用いる電流モード制御型DC−DCコンバータに関する。
携帯機器の電源回路としては、小型化が可能でしかも高効率が得られるインダクタを用いた非絶縁方式のDC−DCコンバータがよく用いられている。DC−DCコンバータを帰還方式で分けると電圧モード制御と電流モード制御方式がある。電流モード制御方式のDC−DCコンバータは、ラインレギュレーションに優れ、位相補償が簡単であり、電流制限が容易に実現でき、並列に構成して大容量化するのに適するなど、多くの利点があり、近年多く用いられるようになってきた。
特許文献1は、本出願人が特許を受ける権利を有する発明が開示された特許出願公報であって、図3は特許文献1の図1に開示されている従来技術に係る電流モード制御型DC−DCコンバータの構成を示す回路図である。図4のタイミングチャートを参照しながら、本発明に関係する当該従来技術の部分の動作を簡単に説明する。
RSフリップフロップ回路12のセット入力Sにはクロック信号が入力され、クロック信号の周期毎にRSフリップフロップ回路12はセットされる。RSフリップフロップ回路12がセットされると、出力端子Qがハイレベルとなり、この信号はドライバ回路13の入力端子Iに印加される。すると、ドライバ回路13は出力端子Pから出力される制御信号PHSと出力端子Nから出力される制御信号NLSを共にローレベルにして、スイッチングトランジスタM1をオン、同期整流トランジスタM2をオフにする。このとき、スイッチングトランジスタM1に並列に接続され、かつ直列接続されているPMOSトランジスタM3とM4もオンになる。
次いで、スイッチングトランジスタM1がオンになると、電源入力端子VinからインダクタL1に電流ILが供給される。このとき、スイッチングトランジスタM1のソース−ドレイン間にはインダクタ電流ILに比例した電圧降下が発生する。この電圧降下は、PMOSトランジスタM3とM4で分圧され、PMOSトランジスタM3のソース−ドレイン間電圧として取り出される。この電圧が電圧Vsenseである。
電圧Vsenseは演算増幅回路18の非反転入力に印加されている。演算増幅回路18の反転入力は、PMOSトランジスタM5のソースに接続され、出力はPMOSトランジスタM5のゲートに接続されている。PMOSトランジスタM5のソースと電源入力端子Vin間には抵抗R6が接続され、ドレインと接地端子Vss間には抵抗R8が接続されている。そのため、PMOSトランジスタM5のドレイン電圧Aは、電圧Vsenseに比例し、しかも接地基準に変換した電圧となる。インダクタ電流ILは時間の経過と共に増加するので、図4に示すように電圧Aは時間と共に上昇する。なお、電圧Aが0Vより高い電圧からスタートしているのは、スイッチングトランジスタM1がオフの間、同期整流トランジスタM2を介してインダクタ電流ILが流れており、次にスイッチングトランジスタM1がオンするまでインダクタ電流が0Aにならない連続モードのためである。
次に、補正スロープ補償電圧生成回路17の動作を無視して、固定スロープ補償電圧生成回路16の動作を説明する。制御信号PHSがハイレベルのときは、NMOSトランジスタM10はオンしており、コンデンサC2の電荷は放電されている。またPMOSトランジスタM9はオフしており、電流源I1からコンデンサC2への電流供給は停止している。前記したように、クロック信号がRSフリップフロップ回路12に入って、制御信号PHSがローレベルになると、NMOSトランジスタM10がオフ、PMOSトランジスタM9がオンとなる。すると、コンデンサC2は電流源I1によって充電され、PMOSトランジスタM9のドレインとコンデンサC2の接続ノードの電圧Bは図4に示すように直線的に上昇する。
電圧Aと電圧Bは抵抗R7とR9を介して加算され、図4に示す電圧Cが得られる。この電圧Cは演算増幅回路19と、PMOSトランジスタM7、M6で構成されたカレントミラー回路を介してPWMコンパレータ11の反転入力に印加されている。一方、DC−DCコンバータの出力電圧Voutは抵抗R1とR2で分圧され、誤差増幅回路10の反転入力に印加されている。誤差増幅回路10の非反転入力には基準電圧Vrefが印加されており、誤差増幅回路10は、分圧された出力電圧と基準電圧Vrefの差を増幅した誤差電圧VerrをPWMコンパレータ11の反転入力に印加している。
図4の電圧Cと誤差電圧Verrで示すように、電圧Cが時間経過と共に上昇し、誤差電圧Verrに達すると、PWMコンパレータ11の出力はハイレベルとなり、RSフリップフロップ回路12をリセットする。すると出力端子Qはローレベルとなり、これを受けたドライバ回路13は制御信号PHSとNLSを共にハイレベルとする。すると、スイッチングトランジスタM1はオフ、同期整流トランジスタM2はオンとなる。また、NMOSトランジスタM10はオンとなるので、コンデンサC2に蓄えられた電荷を放電するので、電圧Bは接地電位まで低下する。なお、PMOSトランジスタM9はオフするので、電流源I1からの電流は遮断される。さらに、PMOSトランジスタM3とM4がオフするので、電圧Vsenseはほぼ入力電圧Vinになり、電圧Aも接地電圧まで低下するので、電圧Cも接地電圧まで低下する。次に、クロック信号がハイレベルになり、制御信号PHSがローレベルになると上記動作を繰り返す。
特開2007−209103号公報。
しかしながら、従来のスロープ電圧生成回路では、スイッチングトランジスタM1がオフした後、直ちに接地電位まで低下せず、図4の電圧Cの波形で、鎖線で示すようゆっくりと低下する。これは、回路のC点からPWMコンパレータ11の非反転入力までに生じる浮遊容量にたまった電荷を放電するのに時間が掛かるためである。この時間が長くなり、次のクロック信号が入力されるまでに接地電位まで低下しないと、次のサイクルでこの電圧が加算され、正確なスイッチング時間が得られなくなり、出力電圧の変動を招くという不具合が発生する。
本発明は上述した実情を考慮してなされたものであって、リセットパルスが出力された後、スロープ電圧を素早く接地電位まで低下させ、出力電圧の変動を防止するようにしたDC−DCコンバータを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る電流モード制御型DC−DCコンバータによれば、所定の周期で出力されるクロック信号と、前記クロック信号が入力される度にオンされるスイッチングトランジスタと、前記スイッチングトランジスタのオンにより電流が供給されるインダクタと、所定の基準電圧と、DC−DCコンバータの出力電圧を分圧した分圧電圧との差を増幅した誤差電圧を出力する誤差増幅回路と、前記インダクタ電流にスロープ補償を行なったスロープ電圧を発生するスロープ電圧発生回路と、前記スロープ電圧と前記誤差電圧を比較し、前記スロープ電圧が前記誤差電圧に達したときリセットパルスを生成するPWMコンパレータを備え、前記リセットパルスによって前記スイッチングトランジスタをオフする電流モード制御型DC−DCコンバータにおいて、前記リセットパルスが生成されてから次の前記クロック信号が入力されるまでの期間、前記スロープ電圧を接地電位に保持する手段を備えたので、スイッチングトランジスタがオフした直後にスロープ電圧を接地電位まで低下することができるようになった。
上記電流モード制御型DC−DCコンバータにおいて、前記PWMコンパレータは入力オフセット電圧を備え、前記スロープ電圧に前記入力オフセット電圧を加えた電圧が前記誤差電圧以上になったとき、前記リセットパルスを生成するようにしたので、出力電圧が目標電圧以上になった場合でも、安定した動作を行なうことができるようになった。
本発明によれば、スイッチングトランジスタM1をオフした場合は、スロープ電圧Vslopeを強制的に接地電圧まで低下させるようにしたので、次にスイッチングトランジスタM1がオンするときに、前回のスロープ電圧が残っていて出力電圧Voを変動させることがなくなった。また、PWMコンパレータ11に入力オフセット電圧を設けたため、急激な負荷変動などでオーバーシュートが発生し、出力電圧Voが目標電圧以上になった場合でも、安定した動作を行なうことができるようになった。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電流モード制御型DC−DCコンバータの構成を示す回路図である。本実施形態に係る電流モード制御型DC−DCコンバータは、スロープ電圧発生回路20と、基準電圧Vrefと、誤差増幅回路10と、PWMコンパレータ11と、RSフリップフロップ回路12と、ドライバ回路13と、スイッチングトランジスタM1と、同期整流トランジスタM2と、PMOSトランジスタM3とM4と、インダクタL1と、コンデンサC1と、抵抗R1とR2とを備えて構成され、電源入力端子Vin、接地端子Vss、出力端子Voutを備えている。さらに、電源入力端子Vinと接地端子Vss間には、図示しない入力電圧Viが接続され、出力端子Voutからは出力電圧Voが出力されている。スロープ電圧発生回路20は、演算増幅回路14と15と、電流源I1と、PMOSトランジスタM5と、NMOSトランジスタM6からM8と、コンデンサCsと、抵抗R3からR6とを備えて構成される。
出力電圧Voは抵抗R1とR2で分圧され、分圧された分圧電圧Vfbは誤差増幅回路10の反転入力に印加されている。誤差増幅回路10の非反転入力には基準電圧Vrefが接続され、出力からは分圧電圧Vfbと基準電圧Vrefの差を増幅した誤差電圧Verrが出力され、この誤差電圧VerrはPWMコンパレータ11の反転入力に入力されている。PWMコンパレータ11の出力はRSフリップフロップ回路12のリセット端子Rに接続されている。RSフリップフロップ回路12のセット端子Sには図示しない発振回路から出力されるクロック信号CLKが入力されている。RSフリップフロップ回路12の出力端子Qはドライバ回路13の入力端子Iに接続されている。ドライバ回路13の出力端子PはスイッチングトランジスタM1とPMOSトランジスタM4、およびNMOSトランジスタM7とM8のゲートに接続されている。また、出力端子Nは同期整流トランジスタM2のゲートに接続されている。
スイッチングトランジスタM1はPMOSトランジスタで構成され、ソースは電源入力端子Vinに、ドレインはインダクタL1の一端と同期整流トランジスタM2のドレインに接続されている。同期整流トランジスタM2はNMOSトランジスタで構成され、ソースは接地端子Vssに接続されている。インダクタL1の他端は出力端子Voutに接続されている。コンデンサC1は出力端子Voutと接地端子Vss間に接続されている。
PMOSトランジスタM3のソースは電源入力端子Vinに接続され、ゲートは接地端子Vssに接続され、ドレインはPMOSトランジスタM4のソースに接続されている。PMOSトランジスタM4のドレインはスイッチングトランジスタM1のドレインに接続されている。
演算増幅回路14の非反転入力はPMOSトランジスタM3のドレインに接続され、反転入力はPMOSトランジスタM5のソースに接続されている。また、出力はPMOSトランジスタM5のゲートに接続されている。PMOSトランジスタM5のソースと電源入力端子Vinの間には抵抗R3が接続され、ドレインと接地端子Vss間には抵抗R4が接続されている。さらにドレインは抵抗R5の一端に接続されている。
演算増幅回路15の非反転入力と電源入力端子Vin間には電流源I1が接続されている。また、非反転入力は、コンデンサCsの一端と、NMOSトランジスタM8のドレインに接続されている。コンデンサCsの他端と、NMOSトランジスタM8のソースは接地端子Vssに接続されている。演算増幅回路15の反転入力はNMOSトランジスタM6のソースと抵抗R6の一端に接続され、出力はNMOSトランジスタM6のゲートに接続されている。NMOSトランジスタM6のドレインは電源入力端子Vinに接続されている。抵抗R6の他端は抵抗R5の他端に接続され、抵抗R5とR6の接続ノードはPWMコンパレータ11の非反転入力に接続されている。さらに、抵抗R5とR6の接続ノードと接地端子Vss間にはNMOSトランジスタM7が接続されている。
次に、図1のDC−DCコンバータの回路動作について以下に説明する。図2は図1の回路動作を説明するためのタイミングチャートで、本発明に関わる部分の信号を示している。CLKはRSフリップフロップ回路12のセット端子Sに入力されるクロック信号である。PHSはドライバ回路13の出力端子Pから出力される制御信号である。リセットパルス(PWMout)はPWMコンパレータ11の出力信号である。ILはインダクタL1に流れる電流である。電圧AはPMOSトランジスタM5のドレイン電圧である。電圧BはNMOSトランジスタM6のソース電圧である。Vslopeは抵抗R5とR6の接続ノードの電圧で、PWMコンパレータ11の非反転入力に印加される電圧である。
クロック信号CLKがハイレベルになると、RSフリップフロップ回路12がセットされ、出力端子Qがハイレベルを出力する。この信号がドライバ回路13の入力端子Iに入力される。するとドライバ回路13は出力端子Pから出力される制御信号PHSと、出力端子Nから出力される制御信号NLSを共にローレベルにする。
制御信号PHSがローレベルになると、スイッチングトランジスタM1がオンとなり、電源入力端子VinからインダクタL1に電流ILを供給する。スイッチングトランジスタM1がオンした直後のインダクタ電流ILは、スイッチングトランジスタM1がオンする直前のインダクタ電流ILに等しいので、連続動作モードにおいては、図4のILに示すように正の電流値になっている。
電流モード制御では、インダクタ電流ILによる帰還ループを設けるため、インダクタ電流ILを電圧に変換して、PWMコンパレータ11に入力し、出力電圧Voと比較を行なう。そのため、インダクタ電流ILに比例した電圧を作成している。スロープ電圧発生回路20はそのための回路である。インダクタ電流ILは時間の経過に従って増加する。スイッチングトランジスタM1のオン抵抗はほぼ一定であるから、スイッチングトランジスタM1のソース−ドレイン間電圧はインダクタ電流ILに比例した電圧となる。
PMOSトランジスタM3のゲートは接地されているので、PMOSトランジスタM3は常にオンしている。PMOSトランジスタM4はスイッチングトランジスタM1と同期してオン/オフ制御されている。また、PMOSトランジスタM3とM4は直列接続されており、さらに、スイッチングトランジスタM1に並列に接続されているので、PMOSトランジスタM3のソース−ドレイン間電圧VsenseはスイッチングトランジスタM1の両端の電圧を、PMOSトランジスタM3とM4のオン抵抗で分圧した電圧となる。すなわち、電圧Vsenseはインダクタ電流ILに比例した電圧となる。
電圧Vsenseは演算増幅回路14の非反転入力に印加されている。演算増幅回路14はPMOSトランジスタM5のソースが電圧Vsenseと同電位になるようにPMOSトランジスタM5のゲート電圧を制御する。その結果、PMOSトランジスタM5のドレイン電流をId5とすると、ドレイン電流Id5は電圧Vsenseに比例した電流でId5=Vsense/R3となる。
抵抗R4<<抵抗R5とすると、このドレイン電流Id5はほとんど抵抗R4に流れるので、PMOSトランジスタM5のドレイン電圧Aは、電圧A=R4×(Vsense/R3)となる。抵抗R4=R3とすると、電圧A=Vsenseとなり、電圧Aは電圧Vsenseと等しく、しかも接地電位基準となる。
次に、スロープ補償回路を説明する。電流モード制御の場合、スイッチングトランジスタM1のオン時比率が50%を超えると、動作が不安定になるサブハーモニック発振が発生する。そのため、インダクタ電流ILに比例したスロープ電圧に、さらに別のスロープ電圧を加算するスロープ補償を行なう必要がある。
制御信号PHSがローレベルになると、NMOSトランジスタM8がオフとなる。すると、コンデンサCsは電流源I1によって定電流充電が行われるので、コンデンサCsの端子電圧は直線的に上昇する。演算増幅回路15はNMOSトランジスタM6のソース電圧BがコンデンサCsの端子電圧と同じになるようにNMOSトランジスタM6のゲート電圧を制御するので、電圧Bは図4に示すように、接地電位から時間の経過にしたがって上昇する電圧となる。電圧Vslopeは電圧Aと電圧Bの中間の電圧となり、次式で表される。
[数1]
Vslope
=VB+(R6×(VA−VB))/(R5+R6) …(式1)
ここで、抵抗R5と抵抗R6の抵抗値を同じにすると、次式で表される。
[数2]
Vslope=VB+(VA−VB)/2=(VA+VB)/2 …(式2)
すなわち、電圧Aに電圧Bを加算した電圧が得られる。この電圧VslopeはPWMコンパレータの非反転入力に印加されている。
一方、DC−DCコンバータの出力電圧Voは抵抗R1とR2で分圧され、分圧された分圧電圧Vfbは誤差増幅回路10の反転入力に印加されている。誤差増幅回路10の非反転入力には基準電圧Vrefが印加されているので、誤差増幅回路10は、基準電圧Vrefと分圧電圧Vfbの差を増幅した誤差電圧Verrを出力する。この誤差電圧VerrはPWMコンパレータ11の反転入力に印加されている。PWMコンパレータ11はスロープ電圧Vslopeが上昇し、誤差電圧Verrに達するとハイレベルを出力する。この信号はRSフリップフロップ回路12のリセット端子Rに入力されているので、RSフリップフロップ回路12はリセットされ、出力端子Qはローレベルとなる。すると、ドライバ回路13の出力端子PとNは共にハイレベルとなる。すなわち、制御信号PHSとNLSがハイレベルとなる。
なお、PWMコンパレータの入力にはオフセット電圧が設けてある。これは、何らかの原因で出力電圧Voが目標電圧以上になると、誤差増幅回路10の出力である誤差電圧Verrは接地電位まで低下してしまう。このような状態のとき、クロック信号CLKがハイレベルとなり、スイッチングトランジスタM1がオンして、スロープ電圧Vslopeが出力されると、スロープ電圧Vslopeも接地電位からスタートするので、PWMコンパレータ11の出力信号は不安定となり、不用意にRSフリップフロップ回路12にリセット信号を出力してしまう。
そこで、PWMコンパレータ11の入力にオフセット電圧を設け、誤差電圧Verrとスロープ電圧Vslopeが共に接地電位の場合は、PWMコンパレータ11の出力はハイレベルとなり、クロック信号CLKがRSフリップフロップ回路12入力されても、出力端子Qからハイレベルが出力されないようにしている。ここで、誤差電圧Verrがオフセット電圧以上の場合は、PWMコンパレータ11の出力はローレベルとなり、クロック信号CLKによりRSフリップフロップ回路12がセットできるようにしている。これにより、誤差増幅回路10の出力が接地電位まで低下した場合でも安定した動作を行なうことができるようになる。
制御信号PHSとNLSがハイレベルになると、スイッチングトランジスタM1はオフ、同期整流トランジスタM2はオンとなる。すると、インダクタ電流ILは接地端子Vssから同期整流トランジスタM2を介して供給され、時間の経過に従い減少する。また、制御信号PHSがハイレベルになると、PMOSトランジスタM4もオフとなるので、PMOSトランジスタM3のドレイン電流は流れなくなり、PMOSトランジスタM3における電圧降下である電圧Vsenseは0Vとなる。その結果、PMOSトランジスタM5のソース電位も入力電圧Viとなり、PMOSトランジスタM5のドレイン電流Id5は0Aとなる。すると電圧Aは接地電位まで低下する。
さらに、制御信号PHSがハイレベルになると、NMOSトランジスタM7とM8がオンとなる。NMOSトランジスタM7がオンすると、PWMコンパレータ11の非反転入力を接地電位にショートするので、電圧Vslopeを急速に接地電位まで低下させる。その結果、従来技術で問題となっていた、電圧Vslopeの立下り遅れによる問題が解決される。
NMOSトランジスタM8がオンすると、コンデンサCsの電荷を放電するので電圧Bも急速に接地電位まで低下する。なお、実施例では、NMOSトランジスタM8がオン中はM8に電流源I1の電流が流れてしまうが、図3の従来技術にあるPMOSトランジスタM9に相当するトランジスタを設けて、NMOSトランジスタM8がオンしている間は電流源I1からの電流を遮断してもよい。クロック信号CLKが次にハイレベルになると、上記動作を繰り返す。
以上説明したように、本実施形態によれば、スイッチングトランジスタM1をオフした場合は、NMOSトランジスタM7をオンにして、スロープ電圧Vslopeを強制的に接地電圧まで低下させるようにしたので、次にスイッチングトランジスタM1がオンするときに、前回のスロープ電圧が放電しきらずに残っていて出力電圧Voを変動させることがなくなった。また、PWMコンパレータ11に入力オフセット電圧を設けたため、急激な負荷変動などでオーバーシュートが発生し、出力電圧Voが目標電圧以上になった場合でも、安定した動作を行なうことができるようになった。
以上詳述したように、本発明によれば、スイッチングトランジスタM1をオフした場合は、スロープ電圧Vslopeを強制的に接地電圧まで低下させるようにしたので、次にスイッチングトランジスタM1がオンするときに、前回のスロープ電圧が残っていて出力電圧Voを変動させることがなくなった。また、PWMコンパレータ11に入力オフセット電圧を設けたため、急激な負荷変動などでオーバーシュートが発生し、出力電圧Voが目標電圧以上になった場合でも、安定した動作を行なうことができるようになった。
本発明の一実施形態に係る電流モード制御型DC−DCコンバータの構成を示す回路図である。 図1の電流モード制御型DC−DCコンバータの回路動作を説明するためのタイミングチャートである。 従来技術の電流モード制御型DC−DCコンバータの回路図である。 図3の電流モード制御型DC−DCコンバータの回路動作を説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
10…誤差増幅回路、
11…PWMコンパレータ、
12…RSフリップフロップ回路、
13…ドライバ回路、
20…スロープ電圧発生回路、
Vref…基準電圧、
M1…スイッチングトランジスタ、
M2…同期整流トランジスタ、
M3,M4…PMOSトランジスタ、
L1…インダクタ。

Claims (2)

  1. 所定の周期で出力されるクロック信号と、
    前記クロック信号が入力される度にオンされるスイッチングトランジスタと、
    前記スイッチングトランジスタのオンにより電流が供給されるインダクタと、
    所定の基準電圧と、DC−DCコンバータの出力電圧を分圧した分圧電圧との差を増幅した誤差電圧を出力する誤差増幅回路と、
    前記インダクタ電流にスロープ補償を行なったスロープ電圧を発生するスロープ電圧発生回路と、
    前記スロープ電圧と前記誤差電圧を比較し、前記スロープ電圧が前記誤差電圧に達したときリセットパルスを生成するPWMコンパレータとを備え、
    前記リセットパルスによって前記スイッチングトランジスタをオフする電流モード制御型DC−DCコンバータにおいて、
    前記リセットパルスが生成されてから次の前記クロック信号が入力されるまでの期間、前記スロープ電圧を接地電位に保持する手段を備えたことを特徴とする電流モード制御型DC−DCコンバータ。
  2. 前記PWMコンパレータは入力オフセット電圧を備え、前記スロープ電圧に前記入力オフセット電圧を加えた電圧が前記誤差電圧以上になったとき、前記リセットパルスを生成するようにしたことを特徴とする請求項1記載の電流モード制御型DC−DCコンバータ。
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