JP5515390B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

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本発明は、ソフトスタート回路およびソフトスタート回路を有するスイッチング電源装置に関する。
スイッチング電源装置においては、電源起動時に電源回路に発生する突入電流防止を目的として、起動時のスイッチング信号のパルス幅をソフトスタート信号により徐々に広げていく制御を行うのが通常である(例えば特許文献1参照)。このようなスイッチング電源装置の構成例を図5に示す。図5は入力電圧Vinより出力電圧Voutを生成して負荷17に供給するPWM(パルス幅変調)方式の降圧型DC/DCコンバータである。このDC/DCコンバータは誤差増幅回路1,ソフトスタート信号Vsを生成するソフトスタート回路2,三角波Voscを生成する発振器3,PWMコンパレータ4,スイッチング素子であるPチャネルMOSトランジスタ5,同期整流方式の転流素子としてのNチャネルMOSトランジスタ6,PWMコンパレータ4の出力に従いPチャネルMOSトランジスタ5およびNチャネルMOSトランジスタ6を駆動するドライブ回路7,インダクタ8,キャパシタ9,電圧設定用のフィードバック手段となる抵抗10および11,基準電圧Vrefを発生する基準電圧源12,並びに出力端子13を有している。14は入力電圧Vinが供給される電源供給ラインである。誤差増幅回路1の反転入力端子には出力電圧Voutを抵抗10,11で分圧した信号であるフィードバック信号Vfbが入力され、出力端子と反転入力端子の間には位相補償素子として抵抗15およびキャパシタ16が接続されている。誤差増幅回路1の2つの非反転入力端子には、基準電圧Vrefおよびソフトスタート信号Vsが入力され、両者のうち値の小さい方の信号とフィードバック信号Vfbとの差が増幅されて、誤差信号Verrが出力される。
ソフトスタート回路2は定電流源20,キャパシタCsおよびNチャネルMOSトランジスタのリセットトランジスタMsからなっていて、基本的には定電流源20からの定電流IsをキャパシタCsに積分する積分回路である。キャパシタCsが定電流Isにより充電されていくに従い、キャパシタCsの両端電圧は時間に対し直線的に上昇し、この信号がソフトスタート信号Vsとして誤差増幅回路1に供給される。キャパシタCsの両端電圧、すなわちソフトスタート信号Vsは入力電圧Vinで飽和する。また、外部からリセットトランジスタMsにリセット信号RESET=H(High)が入力されると、リセットトランジスタMsが導通してキャパシタCsの電荷を放電して、ソフトスタート信号Vsがゼロにリセットされる。
ソフトスタート信号に関する上記の動作、および誤差増幅回路1における動作について、図6により説明する。リセット信号RESETがHになるとソフトスタート信号Vsはゼロにリセットされ、その後リセット信号RESETがL(Low)になるとソフトスタート信号Vsは直線的に増加し、最後は電圧Vinで飽和する。一方、基準電圧Vrefは定電圧であり、上記のように誤差増幅回路1は両者のうち小さい方(すなわち最小値)の信号と、フィードバック信号Vfbとを比較するので、フィードバック信号Vfbに対する比較相手の信号は、図6の最下段の図のようになる。
PWMコンパレータ4の反転入力端子には誤差増幅回路1からの誤差信号Verrが入力され、非反転入力端子には三角波Voscが入力される。PWMコンパレータ4は誤差信号Verrと三角波Voscを比較し、三角波Voscの信号レベルの方が小さければLを、三角波Voscの信号レベルの方が大きければHをPWM信号としてドライブ回路7に出力する。ドライブ回路7は、PWM信号を増幅してPチャネルMOSトランジスタ5およびNチャネルMOSトランジスタ6を相補的に駆動する。PチャネルMOSトランジスタ5およびNチャネルMOSトランジスタ6のドレインは互いに接続されるとともにインダクタ8の一端に接続されている。またPチャネルMOSトランジスタ5およびNチャネルMOSトランジスタ6のソースはそれぞれ電源供給ライン14および接地電位(GND)に接続されている。インダクタ8の他端は出力端子13に接続されている。出力端子13とGNDの間にはキャパシタ9および抵抗10,11の直列回路が並列に接続されている。抵抗10と11の接続点の電位はフィードバック信号Vfbとして誤差増幅回路1の反転入力端子へ入力される。またDC/DCコンバータの負荷として出力端子13には負荷17が接続されている。
以下、簡単にこのDC/DCコンバータの動作を説明する。まずソフトスタート信号Vsを無視して(Vsが最大値になっている定常状態の場合に相当)、動作を説明する。
誤差増幅回路1は基準電圧Vrefとフィードバック信号Vfbの差を増幅した誤差信号VerrをPWMコンパレータ4に入力する。PWMコンパレータ4は誤差信号Verrと三角波Voscを比較することにより、周期は一定であるが1周期内のHとLの割合が誤差増幅回路1の出力により変化する方形波パルス(PWM信号)を、ドライブ回路7を介してPチャネルMOSトランジスタ5のゲートに出力する。すなわち、(Vref−Vfb)が大きい(小さい)ほど1周期内のPチャネルMOSトランジスタ5がオン(導通)する期間が長く(短く)なるような方形波パルスを発生し、インダクタ8に蓄積するエネルギを大きく(小さく)することにより出力電圧Voutを一定に保つ。NチャネルMOSトランジスタ6のゲートにも同様に方形波パルスが出力される。基本的にはPチャネルMOSトランジスタ5とNチャネルMOSトランジスタ6のゲートに出力される方形波パルスは同相であるが、PチャネルMOSトランジスタ5とNチャネルMOSトランジスタ6が同時にオンして貫通電流が流れることがないように、両方オフの期間であるデッドタイムを設ける。
次に電源の起動時を考える。スイッチング電源装置の起動直後は出力電圧Voutがゼロであり、基準電圧Vrefとフィードバック信号Vfbが大きく乖離しているため、スイッチング素子(図5におけるPチャネルMOSトランジスタ5に相当)のオンデューティ(1スイッチング周期に対するスイッチング素子がオンしている期間の割合)が最大となる駆動パルスが出力される。しかし、起動直後は出力キャパシタ(図5のキャパシタ9に相当)が未充電であるため、上出力状態が短絡とほぼ等しくなるため、インダクタ(図5のインダクタ8に相当)に流れる電流が際限なく大きくなる。従い、インダクタやスイッチング素子に大電流が流れ、これらの素子が破壊されるおそれがある。そこでソフトスタート機能によりスイッチング素子のオン幅を徐々に広げていくことにより、インダクタに流れる電流を徐々に増加させ、出力キャパシタも徐々に充電されていく方式がとられる。
すなわち、電源の起動時は、図6に示すようにリセット信号RESETがソフトスタート回路に入力されて、ゼロを初期値として徐々に上昇していくソフトスタート信号Vsが生成される。これにより、出力電圧Voutおよびフィードバック信号Vfbはゼロであるものの、誤差信号Verrを生成するためにフィードバック信号Vfbと比較する相手の信号が、大きな乖離をもつ基準電圧Vrefではなくフィードバック信号Vfbと同じくゼロを初期値とするソフトスタート信号Vsとなる。電源の起動時、スイッチング電源装置は、徐々に大きくなるソフトスタート信号Vsに出力電圧Voutを追従させるため(フィードバック信号Vfbがソフトスタート信号Vsに追随するよう動作するため)、スイッチング素子のオンデューティが過大なものになることを避けることができ、インダクタやスイッチング素子に大電流が流れることを防止できる。その後、ソフトスタート信号Vsが基準電圧Vrefより大きくなると、フィードバック信号Vfbに対する比較相手が基準電圧Vrefに変化する。これにより、フィードバック信号Vfbが基準電圧Vrefに等しくなるよう、出力電圧Voutが定電圧制御される。
ソフトスタート回路は、最初に1回だけ動作して終わりというわけではない。一旦スイッチング電源装置の出力電圧Voutが立ち上がった後でも、条件によっては再びソフトスタート回路を動作させることがある(例えば、特許文献2,3参照。)。この場合、ソフトスタート回路2にリセット信号RESETが入力される。
特開平11−75365号公報 特開2001−103734号公報 特開2004−173481号公報
リセット信号RESETは、スイッチング電源装置が適用される機器など、スイッチング電源装置の外部から与えられるのが通常である。リセット信号RESETのパルス幅に関する外部機器とスイッチング電源装置との不整合や、リセット信号RESETの減衰などにより、リセット信号RESETのパルス幅が十分でないと不具合が発生することがある。これについて以下説明する。
リセットトランジスタMsが導通してもそのオン抵抗はゼロではない。オン抵抗を小さくするためには、リセットトランジスタMsのサイズを大きくする必要があるが、コストなどの観点からリセットトランジスタMsのサイズを無闇に大きくすることはできない。従いリセットトランジスタMsはある程度の大きさのオン抵抗を有していて、リセット信号RESETのパルス幅が短いと、このオン抵抗が問題となる。図7は、この問題を説明するためのタイミングチャートである。図7において、時刻t10でリセット信号RESET=Hが入力されると、リセットトランジスタMsが導通してキャパシタCsの電荷を放電するが、上記のようにリセットトランジスタMsのオン抵抗がゼロではないため、キャパシタCsの両端電圧であるソフトスタート信号Vsはある傾きをもって低下していく。そのため、リセット信号RESETのパルス幅が小さいと、キャパシタCsの電荷を放電しきれない。図7は、キャパシタCsを完全に放電させる前の時刻t12でリセット信号RESETがLに戻ってしまい、キャパシタCsの電荷の放電動作が時刻t12で終了してしまう場合を示している。
ここで、リセット信号RESET=Hが入力されるとスイッチング電源装置がスイッチング動作を停止するようになっていて、かつスイッチング電源装置の出力電流、すなわち負荷17で消費する負荷電流が大きいと、ソフトスタート信号Vsの低下より出力電圧Voutの低下が速くなることがある。図7は、そのようなケースで、時刻t12より前の時刻t11で出力電圧Voutがゼロ(GNDレベル)になる場合を示している。
時刻t12でリセット信号RESETがLになると、ソフトスタート信号Vsが上昇を開始するとともに、スイッチング電源装置のソフトスタート動作が開始する。ソフトスタート動作は、出力電圧Voutとソフトスタート信号Vsが共にゼロの状態から開始することを前提とし、これによりソフトスタート動作中はフィードバック信号Vfbとソフトスタート信号Vsの差が常に小さく、従い、誤差信号Verrが過大なものにならないようにしている。ところが、キャパシタCsの電荷を放電しきれない状態でソフトスタート動作が開始するとこの前提が成り立たず、フィードバック信号Vfbとソフトスタート信号Vsの差が大きくなり、誤差信号Verrが過大なものとなってしまう。誤差信号Verrが過大なものとなると、スイッチング素子のオンデューティも過大なものとなり、出力電圧Voutが目標値Vout0に対しオーバーシュートしてしまう。
出力電圧Voutのオーバーシュートを防ぐためにはリセット信号RESETのパルス幅を十分大きいものにすればよいが、上述のように、リセット信号RESETは、スイッチング電源装置が適用される機器など、スイッチング電源装置の外部から与えられるのが通常であるから、これを自由に設定することはできない。
なお、スイッチング電源装置におけるソフトスタート回路の適用については、図5に示す方式の他に図に示す方式があり、図5の方式がソフトスタート信号Vsを誤差増幅回路1の前段に用いるのに対し、図の方式はソフトスタート信号Vsを誤差増幅回路1の後段に用いる点が異なっている。図5の方式は基準電圧Vrefを徐々に上げていくことに相当し、これにより誤差信号Verrの値が過大なものとならないようにして、スイッチング素子のオンデューティおよび出力電圧Voutが過大なものにならないようにするものである。これに対して図の方式は、誤差増幅回路1の出力が過大なものになっても、ソフトスタート信号Vsが実質の誤差信号Verrであるようにして、スイッチング素子のオンデューティおよび出力電圧Voutが過大なものとならないようにするものである。図の方式においても、キャパシタCsの電荷を放電しきれずソフトスタート信号Vsがゼロでない値からソフトスタート動作が開始すると、スイッチング素子のオンデューティを抑制できず、出力電圧Voutがオーバーシュートしてしまい、図5の方式と共通の課題を有している。なお、これ以外は、図に示すスイッチング電源装置は図5のものと同じであり、共通する部位は同じ符号を付してある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は上記の課題を解決して、外部から入力されるリセット信号のパルス幅が小さくても、その後のソフトスタート動作における出力電圧のオーバーシュートを対策することのできるソフトスタート回路およびスイッチング電源装置を提供することにある。
そこで、上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、発振信号を発振する発振器と、基準電圧信号を発生する基準電圧発生回路と、出力電圧を検出してフィードバック電圧を出力する出力電圧検出手段と、前記出力電圧の立ち上げ時に徐々に上昇するソフトスタート信号を出力するソフトスタート回路と、前記ソフトスタート信号あるいは前記基準電圧信号のうちの低レベル信号と前記フィードバック電圧との差を増幅して誤差信号として出力する誤差増幅回路と、前記誤差信号と前記発振信号とを比較してパルス幅変調信号をスイッチング素子へ供給するパルス幅変調比較器と、を備えるスイッチング電源装置であって、前記ソフトスタート回路は、キャパシタおよび電流源が直列に接続され、前記キャパシタと前記電流源の接続点の電位を前記ソフトスタート信号とする積分回路と、前記キャパシタと前記電流源の接続点に一端が接続された放電用スイッチ素子と、前記ソフトスタート信号と放電判定電位とを比較する放電検出回路と、前記放電検出回路の出力とリセット信号を入力とし、前記放電用スイッチ素子のオンオフを制御する放電制御回路と、を備え、前記放電制御回路は前記リセット信号が入力されると前記放電用スイッチ素子をオンし、前記放電用スイッチ素子がオンすると、少なくとも前記ソフトスタート信号が放電判定電位以下になることを前記放電検出回路が検出するまでは前記放電用スイッチ素子をオフしないことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、発振信号を発振する発振器と、基準電圧信号を発生する基準電圧発生回路と、出力電圧を検出してフィードバック電圧を出力する出力電圧検出手段と、前記出力電圧の立ち上げ時に徐々に上昇するソフトスタート信号を出力するソフトスタート回路と、前記基準電圧信号と前記フィードバック電圧との差を増幅して誤差信号として出力する誤差増幅回路と、前記ソフトスタート信号あるいは前記誤差信号のうちの低レベル信号と前記発振信号とを比較してパルス幅変調信号をスイッチング素子へ供給するパルス幅変調比較器と、を備えるスイッチング電源装置であって、前記ソフトスタート回路は、キャパシタおよび電流源が直列に接続され、前記キャパシタと前記電流源の接続点の電位を前記ソフトスタート信号とする積分回路と、前記キャパシタと前記電流源の接続点に一端が接続された放電用スイッチ素子と、前記ソフトスタート信号と放電判定電位とを比較する放電検出回路と、前記放電検出回路の出力とリセット信号を入力とし、前記放電用スイッチ素子のオンオフを制御する放電制御回路と、を備え、前記放電制御回路は前記リセット信号が入力されると前記放電用スイッチ素子をオンし、前記放電用スイッチ素子がオンすると、少なくとも前記ソフトスタート信号が放電判定電位以下になることを前記放電検出回路が検出するまでは前記放電用スイッチ素子をオフしないことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記放電制御回路はフリップフロップ回路からなり、前記放電検出回路の出力により前記フリップフロップ回路をセットまたはリセットし、前記リセット信号により前記フリップフロップ回路をリセットまたはセットし、前記フリップフロップ回路の出力を前記放電用スイッチ素子の制御端子に入力したことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明において、前記フリップフロップ回路は、前記放電用スイッチ素子がN型半導体素子であるときは、前記リセット信号が入力されると出力を高電位とし、前記放電検出回路の出力が入力されたときは出力を低電位とし、前記放電用スイッチ素子がP型半導体素子であるときは、前記リセット信号が入力されると出力を低電位とし、前記放電検出回路の出力が入力されたときは出力を高電位とすることを特徴とする。
この発明のスイッチング電源装置は、キャパシタおよび電流源が直列に接続され、キャパシタと電流源の接続点の電位をソフトスタート信号とする積分回路と、キャパシタと電流源の接続点に一端が接続された放電用スイッチ素子とを備えたソフトスタート回路に関し、外部からのリセット信号により放電用スイッチ素子をオンさせてキャパシタの放電を開始させ、ソフトスタート信号が放電判定電位以下になるまで放電を続けさせるから、キャパシタの電荷を放電しきれないことに起因する出力電圧のオーバーシュートを防止することができる。
本発明に係るソフトスタート回路およびスイッチング電源装置の第1の実施例の構成図である。 リセット優先のフリップフロップFFの構成例である。 図1に示す第1の実施例の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明に係るスイッチング電源装置の第2の実施例の構成図である。 従来のソフトスタート回路およびスイッチング電源装置の例を示す構成図である。 ソフトスタート信号および誤差増幅回路の動作について説明するための図である。 従来のソフトスタート回路およびスイッチング電源装置において、リセット信号RESETのパルス幅が短いときの問題について説明するためのタイミングチャートである。 従来のソフトスタート回路およびスイッチング電源装置の別の例を示す構成図である。
本発明の実施の形態に関し、図1に本発明に係るソフトスタート回路およびスイッチング電源装置の第1の実施例の構成図を、図3にその動作を説明するためのタイミングチャートを示す。図1に示すスイッチング電源装置は図5に示す従来のスイッチング電源装置に対応するものであり、ソフトスタート信号を誤差増幅回路の前段に受けるタイプのDC/DCコンバータである。図1のDC/DCコンバータは、図5のDC/DCコンバータのソフトスタート回路2をソフトスタート回路2aに置き換えたものであり、ソフトスタート回路2aはソフトスタート回路2にフリップフロップFF,放電判定電位△Vを出力する基準電圧源21および放電検出回路22を付加したものになっている。
放電判定電位△Vは接地電位より少しだけ高い値であり、放電検出回路22は放電判定電位△Vとソフトスタート信号Vsを比較するコンパレータである。フリップフロップFFはリセット優先のフリップフロップであり、セット入力SへのみHの場合は出力Q=H,反転出力QB=Lとし、リセット入力RのみHの場合は出力Q=L,反転出力QB=Hとし、セット入力Sとリセット入力Rが同時にHの場合は出力Q=L,反転出力QB=Hとする。リセット優先のフリップフロップFFは、例えば2つのNORゲートと1つのインバータを用いて図2のように構成する。
リセット信号RESETはリセットトランジスタMsのゲートではなく、フリップフロップのリセット入力に入力され、リセットトランジスタMsのゲートにはフリップフロップFFの反転出力QBが入力される。放電検出回路22の反転入力端子にはソフトスタート信号Vsが入力され、非反転入力端子には放電判定電位△Vが入力され、放電検出回路22の出力端子はフリップフロップFFのセット入力に接続されている。
このソフトスタート回路2aの動作について、図3を参照しながら説明する。時刻t1で、スイッチング電源装置の外部より入力されるリセット信号RESETがHになるとフリップフロップFFがリセットされ、リセットトランジスタMsのゲート制御信号VgとしてリセットトランジスタMsのゲートに入力されているフリップフロップFFの反転出力QBがHとなる。このとき、以前のソフトスタート動作が終了しているのでソフトスタート信号Vsは入力電圧Vinで飽和している。Vin>△Vであるから、このときコンパレータである放電検出回路22の出力はLとなっていて、フリップフロップFFにセット入力が入力されていない状態となっている。リセットトランジスタMsはNチャネルMOSトランジスタなので、ゲート制御信号VgがHであるとオンしてキャパシタCsの電荷の放電を開始する。上述のように、リセットトランジスタMsのオン抵抗がゼロでないためにソフトスタート信号Vsは即座にはゼロにならずに、傾きをもって減少していく。そして、ソフトスタート信号Vsが接地電位GNDまで減少する前の時刻t2でリセット信号RESETがLになると、従来のスイッチング電源装置ではここでキャパシタCsの電荷の放電が終了してしまったが、本実施例ではリセットトランジスタMsのゲート制御信号VgとしてリセットトランジスタMsのゲートに入力されているフリップフロップFFの反転出力QBがHのままなので、放電を続ける。そのまま放電を続け、時刻t3でソフトスタート信号Vsが放電判定電位△Vに達すると放電検出回路22の出力がHとなり、フリップフロップFFがセットされてその反転出力QB、すなわちリセットトランジスタMsのゲート制御信号VgがLとなってリセットトランジスタMsがオフし、定電流源20の定電流によるキャパシタCsの充電が開始される。すなわち時刻t3でソフトスタート動作が開始される。Csの充電が開始してVs>△Vとなると放電検出回路22の出力はLになるので、放電検出回路22のH出力は瞬間的なパルス出力となる。
上述の動作により、△Vをソフトスタート信号Vsの初期値としてソフトスタート動作が開始するが、放電判定電位△Vは微小な正電圧とするので、以後のソフトスタート動作で誤差信号Verrが過大な値になることを防ぐことができる。なお、△Vをゼロではない微小な正電圧にするのは、定電流源20からの定電流およびリセットトランジスタMsのオン抵抗で生じる電圧降下と、放電検出回路22の入力オフセット電圧ばらつきとの兼ね合いで、キャパシタCsが完全に放電しているにも関わらず、放電したと判定されず、スイッチがオフしない現象が起きることを防止するためである。
本実施例は、リセット信号RESETのパルス幅が十分大きい場合も問題なく適用することができる。図3の時刻t4以降にその場合の動作を示す。時刻t4でリセット信号RESETがHになるとキャパシタCsの電荷の放電が開始し、時刻t5でソフトスタート信号Vsが放電判定電位△Vに達してフリップフロップFFのセット入力SがHになってもフリップフロップFFのリセット入力Rであるリセット信号RESETはHのままである。フリップフロップFFに対するセット入力Sとリセット入力Rが共にHとなるが、フリップフロップFFはリセット優先であるので、リセット信号RESETがLとなる時刻t6までリセットトランジスタMsのゲート制御信号Vgの出力はHのままである。時刻t6を過ぎてリセット信号RESETがLとなるとフリップフロップFFに対するセット信号が有効となり、リセットトランジスタMsのゲート制御信号Vgの出力がLとなってソフトスタート動作が開始される。なお、時刻t5以降もリセットトランジスタMsがオンしているので、時刻t6ではキャパシタCsは最後まで放電されていて、ソフトスタート信号Vsは接地電位となっている。時刻t6以降、ソフトスタート信号Vsは増加を続け、時刻t7で放電判定電位△Vに達すると、フリップフロップFFに対するセット入力SはHからLに反転する。
なお、フリップフロップFFにおいて入力Sと出力Rの関係、および出力Qと反転出力QBの関係を逆と見てもよい。すなわち、図1においてリセット信号RESETが入力されるほうの端子をセット入力とみなし、リセットトランジスタMsのゲートに接続される側の出力をQ出力とみなしてもよい。要は、NチャネルMOSトランジスタのリセットトランジスタMsのゲートに、リセット信号RESET信号が入力されたときにHとなる側の出力端子を接続すればよい。また、リセットトランジスタがPチャネルMOSトランジスタであるときは、リセット信号RESET信号が入力されたときにLとなる側の出力端子をそのゲートに接続すればよい。例えば、図1において、スイッチングトランジスタMsがPチャネルMOSトランジスタであれば、フリップフロップFFの出力Qをゲートに接続すればよい。
上述のように、本実施例は、リセット信号RESETのパルス幅がどのようなものであってもソフトスタート信号を十分小さなものにしてからソフトスタート動作を開始するので、出力電圧Voutのオーバーシュートを抑制することができる。
図4に本発明に係るスイッチング電源装置の第2の実施例の構成図を示す。図4に示すスイッチング電源装置は図8に示す従来のスイッチング電源装置に対応するものであり、ソフトスタート信号を誤差増幅回路の後段に受けるタイプのDC/DCコンバータである。図4のDC/DCコンバータは、図5のDC/DCコンバータに対し、そのソフトスタート回路2を図1に示すソフトスタート回路2aに置き換えたものである。図4のソフトスタート回路2aの構成・動作は図1のものと同じであるので、その説明は省略するが、この実施例においても、ソフトスタート信号Vsの初期値を△V以下としてソフトスタート動作を開始するので、出力電圧Voutのオーバーシュートを抑制することができる。
1 誤差増幅回路
2,2a ソフトスタート回路
3 発振器
4 PWMコンパレータ
5 NチャネルMOSトランジスタ
6 NチャネルMOSトランジスタ
7 ドライブ回路
8 インダクタ
9,16 キャパシタ
10,11,15 抵抗
12 基準電圧源
13 出力端子
14 入力電圧Vinが供給される電源供給ライン
17 負荷
20 定電流源
21 基準電圧源
22 放電検出回路
Cs キャパシタ
FF フリップフロップ
Ms リセットトランジスタ
Q フリップフロップFFの出力
QB フリップフロップFFの反転出力
R フリップフロップFFのリセット入力
S フリップフロップFFのセット入力
Vfb フィードバック信号
Vg リセットトランジスタMsのゲート制御信号
Vs ソフトスタート信号
△V 放電判定電位

Claims (4)

  1. 発振信号を発振する発振器と、
    基準電圧信号を発生する基準電圧発生回路と、
    出力電圧を検出してフィードバック電圧を出力する出力電圧検出手段と、
    前記出力電圧の立ち上げ時に徐々に上昇するソフトスタート信号を出力するソフトスタート回路と、
    前記ソフトスタート信号あるいは前記基準電圧信号のうちの低レベル信号と前記フィードバック電圧との差を増幅して誤差信号として出力する誤差増幅回路と、
    前記誤差信号と前記発振信号とを比較してパルス幅変調信号をスイッチング素子へ供給するパルス幅変調比較器と、
    を備えるスイッチング電源装置であって、
    前記ソフトスタート回路は、
    キャパシタおよび電流源が直列に接続され、前記キャパシタと前記電流源の接続点の電位を前記ソフトスタート信号とする積分回路と、
    前記キャパシタと前記電流源の接続点に一端が接続された放電用スイッチ素子と、
    前記ソフトスタート信号と放電判定電位とを比較する放電検出回路と、
    前記放電検出回路の出力とリセット信号を入力とし、前記放電用スイッチ素子のオンオフを制御する放電制御回路と、
    を備え、
    前記放電制御回路は前記リセット信号が入力されると前記放電用スイッチ素子をオンし、前記放電用スイッチ素子がオンすると、少なくとも前記ソフトスタート信号が放電判定電位以下になることを前記放電検出回路が検出するまでは前記放電用スイッチ素子をオフしないことを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 発振信号を発振する発振器と、
    基準電圧信号を発生する基準電圧発生回路と、
    出力電圧を検出してフィードバック電圧を出力する出力電圧検出手段と、
    前記出力電圧の立ち上げ時に徐々に上昇するソフトスタート信号を出力するソフトスタート回路と、
    前記基準電圧信号と前記フィードバック電圧との差を増幅して誤差信号として出力する誤差増幅回路と、
    前記ソフトスタート信号あるいは前記誤差信号のうちの低レベル信号と前記発振信号とを比較してパルス幅変調信号をスイッチング素子へ供給するパルス幅変調比較器と、
    を備えるスイッチング電源装置であって、
    前記ソフトスタート回路は、
    キャパシタおよび電流源が直列に接続され、前記キャパシタと前記電流源の接続点の電位を前記ソフトスタート信号とする積分回路と、
    前記キャパシタと前記電流源の接続点に一端が接続された放電用スイッチ素子と、
    前記ソフトスタート信号と放電判定電位とを比較する放電検出回路と、
    前記放電検出回路の出力とリセット信号を入力とし、前記放電用スイッチ素子のオンオフを制御する放電制御回路と、
    を備え、
    前記放電制御回路は前記リセット信号が入力されると前記放電用スイッチ素子をオンし、前記放電用スイッチ素子がオンすると、少なくとも前記ソフトスタート信号が放電判定電位以下になることを前記放電検出回路が検出するまでは前記放電用スイッチ素子をオフしないことを特徴とするスイッチング電源装置。
  3. 前記放電制御回路はフリップフロップ回路からなり、前記放電検出回路の出力により前記フリップフロップ回路をセットまたはリセットし、前記リセット信号により前記フリップフロップ回路をリセットまたはセットし、前記フリップフロップ回路の出力を前記放電用スイッチ素子の制御端子に入力したことを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチング電源装置
  4. 前記フリップフロップ回路は、
    前記放電用スイッチ素子がN型半導体素子であるときは、前記リセット信号が入力されると出力を高電位とし、前記放電検出回路の出力が入力されたときは出力を低電位とし、
    前記放電用スイッチ素子がP型半導体素子であるときは、前記リセット信号が入力されると出力を低電位とし、前記放電検出回路の出力が入力されたときは出力を高電位とすることを特徴とする請求項3に記載のスイッチング電源装置
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