JP2006042218A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電源供給が一時的(又は瞬間的)に停止し、その電源供給が復帰した際にもパワーオンクリア回路にリセット期間を持つ。
【解決手段】 半導体集積回路200のパワーオンクリア回路30は、外部電源電圧Vcc1に一端が接続されたコンデンサC31と、コンデンサC31の他端にドレインが接続されるとともに接地電位にソースが接続され、ゲートが抵抗R31を介して外部電源電圧Vcc1に接続されたNチャネルMOSトランジスタQ31と、コンデンサC31およびMOSトランジスタQ31の接続点に段接続されているとともに内部電源電圧Vcc2と接地電位間に電源接続されたインバータINV31とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、電圧レギュレータとパワーオンクリア回路(パワーオンリセット回路とも呼ばれる)とを内蔵した半導体集積回路に関し、特に電圧レギュレータの出力レベルのリセット信号をパワーオンクリア回路から発生させる半導体集積回路に関する。
フリップフロップ回路、またはフリップフロップ回路を基本構成とするレジスタやカウンタ等の順序論理回路が内部回路に用いられた半導体集積回路では、電源投入時に不安定なレベルを持ち誤動作の虞があるため、一般に、パワーオンクリア回路を内蔵している(例えば、特許文献1を参照。)。電源投入時にこのパワーオンクリア回路を動作させ、内部回路を初期化させることで、半導体集積回路の誤動作が防止される。
以下、従来のパワーオンクリア回路について、図5を参照して説明する。パワーオンクリア回路10は、抵抗R11、コンデンサC11,C12、NチャネルMOSトランジスタQ11及びインバータINV11によって構成されている。抵抗R11とコンデンサC11とが電源電圧Vcc と接地電位Gndとの間に直列接続されている。また、コンデンサC12とトランジスタQ11とが電源電圧Vcc と接地電位Gndとの間に直列接続され、トランジスタQ11のゲートが抵抗R11とコンデンサC11との接続点、即ちノードND11に接続されている。インバータINV11の入力端子がコンデンサC12とトランジスタQ11のドレインとの接続点、即ちノードND12に接続されている。インバータINV11の出力信号は、リセット信号RESとして後段に接続された内部回路(図示せず)に出力される。
このように構成されたパワーオンクリア回路10において、電源電圧Vccの供給が始まると、まず、ノードND12がコンデンサC12によってプルアップされ、ほぼ電源電圧Vcc に保持される。このとき、インバータINV11からのリセット信号RESはローレベルに保持される。コンデンサC11は抵抗R11を介して充電されるので、トランジスタQ11のゲート電圧が徐々に上昇し、トランジスタQ11のしきい値電圧に達すると、トランジスタQ11が導通状態に切り替わる。これに応じて、ノードND12がハイレベルからローレベルに切り替わる。そして、インバータINV11からのリセット信号RESがローレベルからハイレベルに切り替わる。リセット信号RESがローレベルのとき、後段に接続された内部回路がリセットされ、リセット信号RESがハイレベルになると、リセット状態が解除される。
次に上述のパワーオンクリア回路10を内蔵した半導体集積回路100について、図6を参照して説明する。この半導体集積回路100は、パワーオンクリア回路10により初期化される内部回路が低い耐圧のトランジスタで構成されていて、外部電源電圧Vcc1がその耐圧以上になる場合、パワーオンクリア回路10の出力レベルをこのトランジスタの耐圧に対応した、外部電源電圧Vcc1より低い電圧レベルにする必要がある。その手段として、半導体集積回路100は、外部電源電圧Vcc1の供給によりレギュレートされた内部電源電圧Vcc2を生成する電圧レギュレータ20を内蔵している。
電圧レギュレータ20は、出力用PチャネルMOSトランジスタQ21、差動増幅器21、分圧抵抗R21,R22からなる分圧回路22および基準電圧源23によって構成されている。MOSトランジスタQ21と分圧回路22とが外部電源電圧Vcc1 と接地電位Gndとの間に直列接続され、その直列接続点、即ちノードND21を内部電源電圧Vcc2の出力端としている。差動増幅器21の非反転入力端に分圧抵抗R21,R22の直列接続点、即ちノードND22が接続されている。差動増幅器21の反転入力端に基準電圧源23が接続されている。差動増幅器21の出力端がMOSトランジスタQ21のゲートに接続されている。外部電源電圧Vcc1とノードND21間にESD(Electro Static Discharge)保護用ダイオードD21が接続され、ノードND21と接地電位Gnd間にESD保護用ダイオードD22が接続されている。また、ノードND21と接地電位Gnd間に外付けの平滑コンデンサC1が接続されている。
半導体集積回路100は、外部電源電圧Vcc1、例えば、Vcc1=3vが電圧レギュレータ20に供給されると、電圧レギュレータ20で内部電源電圧Vcc2、例えば、Vcc2=2vが生成され、電圧レギュレータ20からパワーオンクリア回路10に外部電源電圧Vcc1の替わりに内部電源電圧Vcc2が供給される。このとき、パワーオンクリア回路10において、図7に示すように、時刻T1からT2に、リセット信号RESのロウレベル期間(リセット期間)を持つ。
特開2003−8426号公報(図5)
ところが、フリップフロップ回路や順序論理回路が内部回路に用いられた半導体集積回路では、バッテリ交換、電源ラインの接続解除、あるいは何らかの要因による一時的(又は瞬間的)な外部電源電圧の供給停止等により、内部回路への電源電圧の供給が停止された場合においても、外部電源電圧の供給が復帰した際に、半導体集積回路の誤動作を防止するために、通常の電源投入時と同様に、パワーオンクリア回路により内部回路を初期化させる必要がある。
以下、半導体集積回路100において、外部電源電圧Vcc1の供給が一時的(又は瞬間的)に停止し、その電圧供給が復帰した際のパワーオンクリア回路10の動作について図7を参照して説明する。半導体集積回路100への外部電源電圧Vcc1=3vの供給が時刻T3に停止し、Vcc1=0vになると、トランジスタQ21の寄生ダイオードまたはESD防止ダイオードD21によりVcc2(ノードND21の電位)は2vから約0.6vになる(Vcc2はVcc1=0vの時間が長ければ分圧抵抗R21,R22によりいずれ0vになるが時定数により数秒かかる。)。その時、パワーオンクリア回路10では、ノードND12の電位はコンデンサC12に蓄えられていた電位により、負電位に引き下げられるが、MOSトランジスタQ11の寄生ダイオードにより約−0.6vとなり、コンデンサC12には約1.2vの電荷が蓄えられた状態となる。
そして、時刻T4のVcc2=約0.6vのときに半導体集積回路100への外部電源電圧Vcc1=3vの供給が復帰されると、ノードND12の電位はVcc2−約1.2v=約0.8vとなり、インバータINV11のしきい値電圧Vt、例えばVt=1.0vより低く、リセット信号RESはハイレベルとなり、パワーオンクリア回路10はリセット期間を持てなくなる。そのため、電圧レギュレータ20への外部電源電圧Vcc1の供給が一時的(又は瞬間的)に停止した場合、その電圧供給が復帰した際に、パワーオンクリア回路10により半導体集積回路100の内部回路を初期化できないという問題がある。インバータINV11のしきい値電圧Vtを低く設計するとリセット期間を持つようにはなるが、電圧レギュレータ20への通常の外部電源電圧Vcc1の供給時にリセット期間が長くなり過ぎてしまい、半導体集積回路100の内部回路を初期化する前に動作状態となり、回路として誤動作してしまうことにつながる。
従って、本発明の目的は、電圧レギュレータへの外部電源電圧Vcc1の供給が一時的(又は瞬間的)に停止した場合、その電圧供給が復帰した際にリセット期間を持つようにしたパワーオンクリア回路を有する半導体集積回路を提供することである。
(1)本発明の半導体集積回路は、外部電源電圧の供給によりレギュレートされた内部電源電圧を生成する電圧レギュレータと、電圧レギュレータの出力レベルのリセット信号を外部電源電圧の供給が開始されたときに出力するパワーオンクリア回路とを内蔵した半導体集積回路であって、パワーオンクリア回路は、外部電源電圧の供給が一時的(又は瞬間的)に停止し、その電圧供給が復帰した際にも、リセット信号を出力することを特徴とする。
(2)本発明の半導体集積回路は、上記(1)項の半導体集積回路において、前記パワーオンクリア回路は、前記外部電源電圧の供給時にオンするMOSトランジスタと、前記MOSトランジスタに直列接続され、前記外部電源電圧の供給時に前記MOSトランジスタを介して前記外部電源電圧により充電されるコンデンサと、前記MOSトランジスタおよびコンデンサの接続点の電位が入力され前記リセット信号が出力されるインバータとを有していることを特徴とする。
(3)本発明の半導体集積回路は、上記(2)項の半導体集積回路において、前記MOSトランジスタがNチャネル型であり、前記コンデンサとオンした前記MOSトランジスタとで微分回路を構成することを特徴とする。
(4)本発明の半導体集積回路は、上記(2)項の半導体集積回路において、前記MOSトランジスタがPチャネル型であり、前記コンデンサとオンした前記MOSトランジスタとで積分回路を構成することを特徴とする。
(5)本発明の半導体集積回路は、外部電源電圧の供給によりレギュレートされた内部電源電圧を生成する電圧レギュレータと、電圧レギュレータの出力レベルのリセット信号を出力するパワーオンクリア回路とを内蔵した半導体集積回路であって、パワーオンクリア回路は、前記外部電源電圧に一端が接続されたコンデンサと、コンデンサの他端にドレインが接続されているとともに接地電位にソースが接続され、ゲートが抵抗を介して前記外部電源電圧に接続されたNチャネルMOSトランジスタと、前記コンデンサおよびMOSトランジスタの接続点に段接続されているとともに前記内部電源電圧と接地電位間に電源接続されたインバータとを有していることを特徴とする。
(6)本発明の半導体集積回路は、外部電源電圧の供給によりレギュレートされた内部電源電圧を生成する電圧レギュレータと、電圧レギュレータの出力レベルのリセット信号を出力するパワーオンクリア回路とを内蔵した半導体集積回路であって、パワーオンクリア回路は、接地電位に一端が接続されたコンデンサと、コンデンサの他端にドレインが接続されているとともに前記外部電源電圧にソースが接続され、ゲートが抵抗を介して接地電位に接続されたPチャネルMOSトランジスタと、前記コンデンサおよびMOSトランジスタの接続点に段接続されているとともに前記内部電源電圧と接地電位間に電源接続されたインバータとを有していることを特徴とする。
上記手段によれば、外部電源電圧Vcc1の供給が停止したら、パワーオンクリア回路において、瞬時にコンデンサの蓄積電圧がMOSトランジスタの寄生ダイオードの順方向電圧(約0.6v)まで低下するので、その電圧供給が復帰した際にパワーオンクリア回路においてリセット期間を持つことができる。
本発明によれば、半導体集積回路への外部電源電圧Vcc1の供給が一時的(又は瞬間的)に停止した場合、その電圧供給が復帰した際にパワーオンクリア回路からの電圧レギュレータの出力レベルのリセット信号による内部回路の初期化をすることができる。
以下に、本発明の第1実施形態の半導体集積回路200について図1を参照して説明する。尚、図6に示すものと基本的な構成が同一のものについては同一符号を付して、その説明を省略する。図6に示す従来の半導体集積回路100と異なる点は、パワーオンクリア回路10に替わりパワーオンクリア回路30を有している点である。
パワーオンクリア回路30は、抵抗R31、コンデンサC31、NチャネルMOSトランジスタQ31及びインバータINV31によって構成されている。コンデンサC31とトランジスタQ31とが外部電源電圧Vcc1と接地電位Gndとの間に直列接続されている。コンデンサC31の一端が外部電源電圧Vcc1に接続され、トランジスタQ31のソースが接地電位Gndに接続され、トランジスタQ31のゲートが抵抗R31を介して外部電源電圧Vcc1に接続されている。インバータINV31の電源端子が電圧レギュレータ20からの内部電源電圧Vcc2と接地電位Gndとの間に接続されている。インバータINV31の入力端子がコンデンサC31の他端とトランジスタQ31のドレインとの接続点、即ちノードND31に接続されている。インバータINV31の出力信号は、リセット信号RESとして後段に接続された内部回路(図示せず)に出力される。
半導体集積回路200の動作について、図2を参照して説明する。先ず最初に、半導体集積回路200において、外部電源電圧Vcc1の供給が通常に行なわれる時のパワーオンクリア回路30の動作について説明する。時刻T1に外部電源電圧Vcc1、例えば、Vcc1=3vが供給されると、この外部電源電圧Vcc1=3vは電圧レギュレータ20に供給され、電圧レギュレータ20で内部電源電圧Vcc2、例えば、Vcc2=2vが生成され、電圧レギュレータ20のノードND21からパワーオンクリア回路30のインバータINV31の電源として内部電源電圧Vcc2=2vが供給される。
また、その外部電源電圧Vcc1=3vはパワーオンクリア回路30にも供給される。パワーオンクリア回路30において、外部電源電圧Vcc1=3vは抵抗R31を介してトランジスタQ31のゲートに供給されるとともに、コンデンサC31の一端に供給される。外部電源電圧Vcc1=3vがトランジスタQ31のゲートに供給されると、トランジスタQ31はオンする。また、外部電源電圧Vcc1=3vがコンデンサC31の一端に供給されると、まず、ノードND31がコンデンサC31によってプルアップされ、ほぼ外部電源電圧Vcc1=3v となる。このとき、インバータINV31からのリセット信号RESはローレベルとなる。
コンデンサC31とオンしたトランジスタQ31とは微分回路を構成するため、ノードND31の電位は、その後、コンデンサC31の容量とトランジスタQ31のオン抵抗とによる時定数でVcc1=3vから低下する。ノードND31の電位が、時刻T2にインバータINV31のしきい値電圧Vtより低下すると、インバータINV31からのリセット信号RESがローレベルからハイレベルに切り替わる。従って、パワーオンクリア回路30において、時刻T1からT2に、リセット信号RESのロウレベル期間(リセット期間)を持つ。
次に、半導体集積回路200において、外部電源電圧Vcc1の供給が一時的(又は瞬間的)に停止し、その電圧供給が復帰した際のパワーオンクリア回路30の動作について説明する。半導体集積回路200への外部電源電圧Vcc1=3vの供給が時刻T3に停止し、Vcc1=0vになると、トランジスタQ31は瞬時にオフし、トランジスタQ31の寄生ダイオードによりノードND31の電位は約−0.6vになる。そして、半導体集積回路200への外部電源電圧Vcc1の供給が時刻T4に復帰されると、ノードND31がコンデンサC31によってプルアップされ、ノードND31の電位はインバータINV31のしきい値電圧Vtより上昇しほぼ外部電源電圧Vcc1−0.6=2.4v となる。ノードND31の電位がインバータINV31のしきい値電圧Vtより上昇したとき、インバータINV31からのリセット信号RESはローレベルとなる。
ノードND31の電位は、その後、低下し、時刻T5にインバータINV31のしきい値電圧Vtより低下すると、インバータINV31からのリセット信号RESがローレベルからハイレベルに切り替わる。従って、パワーオンクリア回路30において、時刻T4からT5に、リセット信号RESのロウレベル期間(リセット期間)を持つ。
以上のように、コンデンサC31の一端に供給する電圧を、外部電源電圧Vcc1=0vにしても0vにならない電圧レギュレータ20からの内部電源電圧Vcc2ではなく、供給停止時に必ず0vとなり、供給時に内部電源電圧Vcc2より高い外部電源電圧Vcc1としている。そのため、外部電源電圧Vcc1の供給が停止したら瞬時にコンデンサC31の蓄積電圧は約0.6vに低下し、その電圧供給が復帰した際には、ノードND31の電位はインバータ31のしきい値より高い、ほぼVcc−0.6v=2.4vとなる。従って、半導体集積回路200への外部電源電圧Vcc1の供給が一時的(又は瞬間的)に停止した場合、その電圧供給が復帰した際にもパワーオンクリア回路30はリセット期間をもつことができる。
次に、本発明の第2実施形態の半導体集積回路300について図3を参照して説明する。尚、図1に示すものと基本的な構成が同一のものについては同一符号を付して、その説明を省略する。図1に示す半導体集積回路200と異なる点は、パワーオンクリア回路30に替わりパワーオンクリア回路40を有している点である。
パワーオンクリア回路40は、抵抗R41、コンデンサC41、PチャネルMOSトランジスタQ41及びインバータINV41によって構成されている。トランジスタQ41とコンデンサC41とが外部電源電圧Vcc1と接地電位Gndとの間に直列接続されている。トランジスタQ41のソースが外部電源電圧Vcc1に接続され、コンデンサC41の一端が接地電位Gndに接続され、トランジスタQ41のゲートが抵抗R41を介して接地電位Gndに接続されている。インバータINV41の電源端子が電圧レギュレータ20からの内部電源電圧Vcc2と接地電位Gndとの間に接続されている。インバータINV41の入力端子がトランジスタQ41のドレインとコンデンサC41の他端との接続点、即ちノードND41に接続されている。インバータINV41の出力信号は、リセット信号RESとして後段に接続された内部回路(図示せず)に出力される。
半導体集積回路300の動作について、図4を参照して説明する。先ず最初に、半導体集積回路300において、外部電源電圧Vcc1の供給が通常に行なわれる時のパワーオンクリア回路40の動作について説明する。時刻T1に外部電源電圧Vcc1、例えば、Vcc1=3vが供給されると、この外部電源電圧Vcc1=3vは電圧レギュレータ20に供給され、電圧レギュレータ20で内部電源電圧Vcc2、例えば、Vcc2=2vが生成され、電圧レギュレータ20のノードND21からパワーオンクリア回路40のインバータINV41の電源として内部電源電圧Vcc2=2vが供給される。このとき、ノードND41の電位は、ロウレベルであり、インバータINV41からのリセット信号RESはハイレベルとなる。
また、その外部電源電圧Vcc1=3vはパワーオンクリア回路40にも供給される。パワーオンクリア回路40において、外部電源電圧Vcc1=3vがトランジスタQ41のソースに供給されると、トランジスタQ41のゲートは接地電位Gndに接続されており、オンしたトランジスタQ41を介してコンデンサC41が充電される。オンしたトランジスタQ41とコンデンサC41とは積分回路を構成するため、ノードND41の電位は、その後、トランジスタQ41のオン抵抗とコンデンサC41の容量とによる時定数でVcc1=3vに上昇する。ノードND41の電位が、時刻T2にインバータINV41のしきい値電圧Vtより上昇すると、インバータINV41からのリセット信号RESがハイレベルからロウレベルに切り替わる。従って、パワーオンクリア回路40において、時刻T1からT2に、リセット信号RESのハイレベル期間(リセット期間)を持つ。
次に、半導体集積回路300において、外部電源電圧Vcc1の供給が一時的(又は瞬間的)に停止し、その電圧供給が復帰した際のパワーオンクリア回路40の動作について説明する。半導体集積回路300への外部電源電圧Vcc1=3vの供給が時刻T3に停止し、Vcc1=0vになると、トランジスタQ41は瞬時にオフし、トランジスタQ41の寄生ダイオードによりノードND41の電位は約0.6vになる。そして、半導体集積回路300への外部電源電圧Vcc1=3vの供給が時刻T4に復帰されると、電圧レギュレータ20のノードND21からパワーオンクリア回路40のインバータINV41の電源として内部電源電圧Vcc2=2vが供給される。このとき、ノードND41の電位は、約0.6vで、インバータINV41のしきい値電圧Vtより低く、インバータINV41からのリセット信号RESはハイレベルとなる。
ノードND41の電位は、その後、Vcc1=3vに上昇する。ノードND41の電位が、時刻T5にインバータINV41のしきい値電圧Vtに上昇すると、インバータINV41からのリセット信号RESがハイレベルからロウレベルに切り替わる。従って、パワーオンクリア回路40において、時刻T4からT5に、リセット信号RESのハイレベル期間(リセット期間)を持つ。
以上のように、トランジスタQ41のソースに供給する電圧を、外部電源電圧Vcc1=0vにしても0vにならない電圧レギュレータ20からの内部電源電圧Vcc2ではなく、供給停止時に必ず0vとなる外部電源電圧Vcc1としている。そのため、外部電源電圧Vcc1の供給が停止したら瞬時にコンデンサC41の蓄積電圧は約0.6vに低下し、その電圧供給が復帰した際には、ノードND41の電位はインバータ41のしきい値より低い、約0.6vからインバータ31のしきい値より高い外部電源電圧Vcc1となる。従って、半導体集積回路300への外部電源電圧Vcc1の供給が一時的(又は瞬間的)に停止した場合、その電圧供給が復帰した際にもパワーオンクリア回路40はリセット期間をもつことができる。
尚、上記各実施の形態では、インバータを1段で説明したが、複数の奇数段で構成してもよい。また、第1実施形態ではパワーオンクリア回路からのリセット信号RESのロウレベル期間をリセット期間とし、第2実施形態ではパワーオンクリア回路からのリセット信号RESのハイレベル期間をリセット期間として説明したが、インバータを偶数段で構成して逆のレベルとすることもできる。
本発明の第1実施形態の半導体集積回路200の回路図。 図1に示す半導体集積回路200の動作を説明する波形図。 本発明の第2実施形態の半導体集積回路300の回路図。 図3に示す半導体集積回路300の動作を説明する波形図。 従来のパワーオンクリア回路10の一例の回路図。 図5のパワーオンクリア回路10を内蔵した半導体集積回路100の回路図。 図6に示す半導体集積回路100の動作を説明する波形図。
符号の説明
20 電圧レギュレータ
21 差動増幅器
22 分圧回路
23 基準電圧源
30,40 パワーオンクリア回路
200,300 半導体集積回路
R21,R22 分圧抵抗
R31,R41 抵抗
C31,C41 コンデンサ
Q21 出力用PチャネルMOSトランジスタ
Q31 NチャネルMOSトランジスタ
Q41 PチャネルMOSトランジスタ
INV31,INV41 インバータ

Claims (6)

  1. 外部電源電圧の供給によりレギュレートされた内部電源電圧を生成する電圧レギュレータと、電圧レギュレータの出力レベルのリセット信号を外部電源電圧の供給が開始されたときに出力するパワーオンクリア回路とを内蔵した半導体集積回路であって、
    パワーオンクリア回路は、外部電源電圧の供給が一時的(又は瞬間的)に停止し、その電圧供給が復帰した際にも、リセット信号を出力することを特徴とした半導体集積回路。
  2. 前記パワーオンクリア回路は、前記外部電源電圧の供給時にオンするMOSトランジスタと、前記MOSトランジスタに直列接続され、前記外部電源電圧の供給時に前記MOSトランジスタを介して前記外部電源電圧により充電されるコンデンサと、前記MOSトランジスタおよびコンデンサの接続点の電位が入力され前記リセット信号が出力されるインバータとを有していることを特徴とした請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 前記MOSトランジスタがNチャネル型であり、前記コンデンサとオンした前記MOSトランジスタとで微分回路を構成することを特徴とした請求項2記載の半導体集積回路。
  4. 前記MOSトランジスタがPチャネル型であり、前記コンデンサとオンした前記MOSトランジスタとで積分回路を構成することを特徴とした請求項2記載の半導体集積回路。
  5. 外部電源電圧の供給によりレギュレートされた内部電源電圧を生成する電圧レギュレータと、電圧レギュレータの出力レベルのリセット信号を出力するパワーオンクリア回路とを内蔵した半導体集積回路であって、
    パワーオンクリア回路は、前記外部電源電圧に一端が接続されたコンデンサと、コンデンサの他端にドレインが接続されているとともに接地電位にソースが接続され、ゲートが抵抗を介して前記外部電源電圧に接続されたNチャネルMOSトランジスタと、前記コンデンサおよびMOSトランジスタの接続点に段接続されているとともに前記内部電源電圧と接地電位間に電源接続されたインバータとを有していることを特徴とした半導体集積回路。
  6. 外部電源電圧の供給によりレギュレートされた内部電源電圧を生成する電圧レギュレータと、電圧レギュレータの出力レベルのリセット信号を出力するパワーオンクリア回路とを内蔵した半導体集積回路であって、
    パワーオンクリア回路は、接地電位に一端が接続されたコンデンサと、コンデンサの他端にドレインが接続されているとともに前記外部電源電圧にソースが接続され、ゲートが抵抗を介して接地電位に接続されたPチャネルMOSトランジスタと、前記コンデンサおよびMOSトランジスタの接続点に段接続されているとともに前記内部電源電圧と接地電位間に電源接続されたインバータとを有していることを特徴とした半導体集積回路。
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