JP4910250B2 - インターフェース回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタとホストコンピュータとの間で信号の送受信を行うプリンタ用インターフェース回路、特に電源投入時の誤動作を防止できるプリンタ用インターフェース回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータからの制御信号及びデータに応じて、プリント用紙に所定の図形または文字情報を印刷するプリンタには、プリンタの各部分の制御を行う制御回路と信号の入出力を行うインターフェース回路(入出力回路)とが設けられている。インターフェース回路は、例えば、プリンタの状態を示す状態信号をコンピュータに送信し、また、コンピュータからの制御信号及びデータを受信して制御回路などに転送する入出力機能を有する。
【0003】
現在、このようなインターフェース回路として、IBM−PCコンパチブル(互換性)パラレル・インターフェースまたはセントロニクス・インターフェースと呼ばれる方式が一般に採用されている。この方式では、プリンタとコンピュータとの間にいわゆるハンドシェーク制御によって、非同期データ転送を行っている。即ち、データの送信側はまず相手側(受信側)が受信可能な状態にあるか否かを特定の信号線の状態をチェックすることで確認し、受信側が受信可能な状態にあることが確認したときデータを送信する。このようなハンドシェーク制御を行うことによって、オーバーフローが発生することなく、大量のデータを送受信することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来のプリンタ用インターフェース回路は、プリンタの電源投入時に電源電圧の立ち上がりタイミングのバラツキによって、データを送信するコンピュータ側が受ける側のプリンタの状態を誤って判断することがあり、これによってプリンタ側が受信準備ができていない状態でデータを送ってしまい、プリンタの誤動作を引き起こすか、またはプリンタが制御不能な状態になることがある。
【0005】
以下、図面を参照しながらこれについて説明する。図5はプリンタ、プリンタケーブル及びコンピュータを含むインターフェース・システムの一構成例を示す図である。図示のように、プリンタ10は、プリンタケーブル20を介してコンピュータ30に接続されている。プリンタ10には、制御回路12と入出力回路14が設けられている。
【0006】
制御回路12は、プリンタ10の各部分の動作を制御するための回路である。入出力回路14は、制御回路12から出力された制御信号をコンピュータ30に出力し、また、コンピュータ30からの制御信号及びデータを受信し、制御回路12に出力する。例えば、制御回路12は、プリンタの状態を示すbusy信号及びコンピュータへの応答信号である/ackを入出力回路14に供給する。一方、入出力回路14は、プリンタケーブルから送信されたストローブ信号/STBを制御回路12に転送し、さらに、コンピュータから出力されるデータを制御回路12に転送する。また、図示のように、入出力回路14は、電源電圧VCC2をプリンタケーブルを介してコンピュータ30に供給する。
【0007】
図示のように、プリンタ10の内部には、例えば、二つの電源電圧VCC1 とVCC2 が供給されている。電源電圧VCC1 は、IC回路に供給される電源電圧で、例えば、3.3Vであり、電源電圧VCC2 は、データバスのインターフェース部に供給される電源電圧で、例えば、5.0Vである。電源電圧VCC1 は、制御回路12及び入出力回路14の両方に供給され、電源電圧VCC2 は、入出力回路14に供給される。電源電圧VCC1 とVCC2 は、それぞれ別々の電源供給回路によって生成されるので、電源投入時に、これらの電源電圧の立ち上がりタイミングにバラツキがある。即ち、電源電圧VCC1 とVCC2 が同時に所定の基準値に立ち上がるのではなく、時間的に前後して基準値に達する。
【0008】
電源電圧VCC1 とVCC2 の立ち上がりのバラツキによってプリンタとコンピュータ間のデータの送受信が正常に動作できなくなることがある。以下、図6を参照しつつ、これについて説明する。
【0009】
図6は、例えば、電源投入時に電源電圧VCC2 が先に立ち上がり、電源電圧VCC1 がそのあとに立ち上がる場合の動作タイミングを示す波形図である。
図6(a)は電源投入直後の電源電圧VCC2 の波形、図6(b)は電源電圧VCC1 の波形をそれぞれ示している。図示のように、電源投入後、まず電源電圧VCC2 が立ち上がり、所定の基準値、例えば、5.0Vに保持される。電源電圧VCC1 はVCC2 より遅れて立ち上がり、所定の基準値、例えば、3.3Vに保持される。
【0010】
電源電圧VCC2 が基準値に達したとき、入出力回路の出力バッファの部分が動作し、プリンタケーブル20の信号線21,22及び23が入出力回路14のプルアップ抵抗によって電源電圧VCC2 とほぼ同じレベルにプルアップされる。このため、プリンタ10の状態をコンピュータ30に知らせるための制御信号(以下、状態信号と表記する)BUSY及び応答信号/ACKが電源電圧VCC2 のレベル、即ち、ハイレベルに保持される。
【0011】
図6(b)に例示したように、電源電圧VCC2 の立ち上がり時間より少し遅れた時間t1 において電源電圧VCC1 が立ち上がる。制御回路12は電源電圧VCC1 で動作するため、図6(c)に示すように、電源電圧VCC1 が立ち上がったあと、制御信号busy及び応答信号/ackがそれぞれハイレベル(電源電圧VCC1 )にプルアップされる。
【0012】
このため、図6(d)に示すように、入出力回路14によって状態信号BUSY及び応答信号/ACKがハイレベル(電源電圧VCC2 )にプルアップされたあと、時間t1 以降の所定の期間、制御回路12から出力される制御信号busy及び応答信号/ackがまだローレベルのままになっている。このため、入出力回路14は、これらの入力信号に応じて、状態信号BUSY及び応答信号/ACKをローレベルにプルダウンする。
【0013】
コンピュータ30は、プリンタ10に印刷用データを送信するとき、プリンタケーブル20の信号線22、23をモニタし、即ち、プリンタ10から送信されてくる状態信号BUSY及び応答信号/ACKをモニタし、これらの信号がローレベルになると、プリンタが印刷可能な待機状態(READY)にあると判断し、ストローブ信号/STBをローレベルにプルダウンし、データ送信を開始する。
【0014】
しかし、このとき、プリンタはまだ印刷待機状態ではなく、コンピュータ30から送られてくるデータを受け取ることができない。このため、コンピュータ30とプリンタ10とのデータ通信ができなくなる、いわゆるハングアップ(Hang up )状態になるか、プリンタが誤った文字、図形を印刷することもある。
【0015】
通常、プリンタ10の電源を入れたあと、コンピュータ30から印刷コマンドを実行して、印字データを送信する手順が正しいが、場合によってこの手順をまもっていない場合もある。例えば、コンピュータ30から印字データを送信してからプリンタ10がまだ電源が投入されていないことに気づき、電源スイッチを入れる利用者もいる。このような操作では、プリンタ10において、例えば、上述したように電源電圧VCC1 とVCC2 を供給する電源電圧供給回路の動作タイミングのバラツキによって、電源電圧VCC2 が立ち上がったあと、電源電圧VCC1が立ち上がる。このため、図6(d)に示すように、制御回路12の出力信号busy及び/ackに応じて、プリンタ10の入出力回路14によって、状態信号BUSY及び応答信号/ACKがローレベルに保持される。コンピュータ30は、状態BUSY及び応答信号/ACKがローレベルになったことを検出すると、プリンタが印刷待機状態にあると認識し、印字データを送信しはじめる。実際、このときプリンタ10は例えば、電源投入後の初期化処理の最中で、コンピュータ30からの印字データを受け入れることができず、ハングアップ状態に陥る可能性がある。
【0016】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、プリンタの電源投入時において誤った制御信号を送信することを防止でき、電源電圧立ち上がりの初期状態におけるプリンタの動作状態の安定化をはかり、誤動作を防止できるプリンタ用インターフェース回路を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のインターフェース回路は、複数の入力信号の中の1つと制御信号とを入力して上記制御信号の論理レベルに応じて上記入力信号の論理レベルに応じた出力信号又は所定の論理レベルの出力信号を出力する複数の選択出力回路を有する切り替え回路と、電源投入から所定の期間の間に所定の論理レベルとなる上記制御信号を出力する第1の論理回路を有する切り替え制御回路とを有する。
【0018】
また、本発明では、好適には、上記第1の論理回路がパワーオンリセット信号をそのリセット端子に入力するフリップフロップ又はラッチである。
【0019】
また、本発明では、好適には、上記切り替え制御回路が、上記複数の入力信号の論理演算結果に応じた信号を出力する第2の論理回路を有し、上記第2の論理回路の出力信号が上記フリップフロップ又はラッチのクロック入力端子に供給される。
【0020】
また、本発明では、好適には、上記切り替え制御回路が、上記第2の論理回路と上記第1の論理回路との間に設けられ、上記第2の論理回路の出力信号を積分して出力するノイズ抑制回路を有する。
【0021】
更に、好適には、上記選択出力回路及び上記第2の論理回路がNAND素子で構成される。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係るインターフェース回路の一実施形態を示す回路図である。図示のように、本実施形態のインターフェース回路は、入力部100、切り替え制御部110、切り替え部120、出力部130によって構成されている。なお、図示のように、本実施形態のインターフェース回路は、5つの入力信号A1〜A5に応じて、出力信号Y1〜Y5を出力する。このインターフェース回路は、例えば、図5に示すプリンタ10の入出力回路14のうち、制御回路12からの制御信号などをプリンタケーブル20に出力するインターフェース回路14aである。
【0023】
インターフェース回路14aにおいて、入力部100は、インバータX1〜X5によって構成されている。これらのインバータはそれぞれ入力信号A1〜A5の論理反転信号s1〜s5を出力する。
【0024】
切り替え制御部110は、NANDゲートX21、ノイズ抑制回路X22、フリップフロップX23及びパワーオンリセット回路X24によって構成されている。
NANDゲートX21は、入力部100の出力信号s1〜s5の反転論理積(NAND)を求めて、その結果として信号s6を出力する。
ノイズ抑制回路X22は、例えば、積分回路によって構成され、NANDゲートX21の出力信号s6に対してノイズの抑制を行う。特に、電源電圧の立ち上がり及びNANDゲートX21の出力信号s6のレベルが変化するときのノイズを抑制し、信号s7を出力する。ノイズ抑制回路X22の構成例について後に詳しく説明する。
【0025】
フリップフロップX23は、Dフリップフロップによって構成され、そのデータ入力端子Dが電源電圧VCC1 に接続され、クロック信号入力端子CKにノイズ抑制回路X22の出力信号s7が入力される。また、DフリップフロップX23のリセット端子Rには、パワーオンリセット回路X24の出力信号s8が入力される。DフリップフロップX24の出力端子Qから信号s9が出力され、この信号は切り替え部120に供給される。
【0026】
パワーオンリセット回路X24は、電源電圧が投入されたあと、所定の時間において出力信号s8がローレベルに保持される。このため、この信号s8に応じて、フリップフロップX23が電源電圧投入後の所定の時間においてリセット状態に保持されるので、その出力信号s9がローレベルに保持される。
なお、パワーオンリセット回路の構成例について後にさらに詳しく説明する。
【0027】
切り替え部120は、NANDゲートX6〜X10によって構成されている。図示のように、これらのNANDゲート一方の入力端子にそれぞれ入力部100の出力信号s1〜s5が入力され、他方の入力端子に切り替え制御部110の出力信号s9が入力される。このため、切り替え制御部110の出力信号s9がローレベルに保持されている間、入力部100の出力信号s1〜s5の論理レベルにかかわらず、NANDゲートX6〜X10の出力がハイレベルに保持される。一方、切り替え制御部110の出力信号s9がハイレベルに保持されているとき、NANDゲートX6〜X10は、入力部110の出力信号s1〜s5の論理反転信号s10〜s14を出力する。
【0028】
このように、切り替え制御部110からの出力信号s9に応じて、切り替え部120は出力信号をハイレベルに固定するか、または入力信号A1〜A5を出力部130に出力する。即ち、切り替え制御部110の出力信号s9は、切り替え部120の出力状態を制御する制御信号として機能する。
【0029】
出力部130は、切り替え部120の出力信号s10〜s14のレベルを変換して出力信号Y1〜Y5を出力する。
ここで、簡単のため図1のように、出力部130を単にインバータX11〜X15及びインバータX16〜X20で構成されるように示しているが、実際の出力部130は、電源電圧VCC1 レベルの信号を電源電圧VCC2 レベルの信号に変換するレベル変換機能を含むバッファ回路である。なお、ここで、電源電圧VCC1 は、例えば、3.3Vであり、電源電圧VCC2 は、例えば、5.0Vである。即ち、出力部130に電源電圧VCC1 のほか、電源電圧VCC2 も供給される。
なお、上述した入力部100、切り替え制御部110、及び切り替え部120は、すべて電源電圧VCC1 で動作する。
【0030】
出力部130において、入力信号s10〜s14がハイレベルのとき、即ち、信号レベルが電源電圧VCC1 に保持されているとき、出力部130の出力信号Y1〜Y5はハイレベル、即ち、信号レベルが電源電圧VCC2 に保持される。図1は、このレベルシフト回路を省略して、インバータのみで簡略的に表記した回路構成を示している。
【0031】
図2は、ノイズ抑制回路X22の一構成例を示す回路図である。以下、図2を参照しつつ、ノイズ抑制回路X22の構成及び動作について説明する。
図示のように、ノイズ抑制回路X22は、pMOSトランジスタP1、nMOSトランジスタN1、抵抗素子R1、キャパシタC1及びインバータINV1,INV2によって構成されている。
【0032】
トランジスタP1のソースが電源電圧VCC1 に接続され、ドレインがノードND1に接続されている。トランジスタN1のソースが接地され、ドレインが抵抗素子R1を介してノードND1に接続されている。トランジスタP1とN1のゲートが共通に接続され、その接続点にNANDゲートX21の出力信号s6が印加される。
【0033】
キャパシタC1は電源電圧VCC1 とノードND1との間に接続されている。また、インバータINV1とINV2は直列接続され、インバータINV1の入力端子がノードND1に接続されている。インバータINV2の出力端子から信号s7が出力される。
【0034】
このように構成されたノイズ抑制回路において、電源電圧VCC1 の供給が始まったとき、ノードND1がキャパシタC1によってほぼ電源電圧VCC1 にプルアップされる。また、電源電圧VCC1 が立ち上がったあと、NANDゲートX21の出力信号s6がローレベルに保持される。これに応じてトランジスタP1がオンし、トランジスタN1がオフするので、ノードND1がほぼ電源電圧VCC1 に保持される。即ち、電源電圧VCC1 が供給されると、ノードND1がハイレベルに保持され、また、ノイズ抑制回路X22の出力信号s7がハイレベルに保持される。
【0035】
NANDゲートX21の出力信号s6がローレベルからハイレベルに切り替わったとき、トランジスタN1がオンし、トランジスタP1がオフする。これに応じて、キャパシタC1には、抵抗素子R1及びトランジスタN1を介して電荷が蓄積されるので、ノードND1が抵抗素子R1の抵抗値とキャパシタC1の容量値によって決められた時定数で降下する。そして、ノードND1のレベルがインバータINV1のしきい値電圧より低くなると、インバータINV1、続いてインバータINV2の論理レベルが変化し、出力信号s7がハイレベルからローレベルに切り替わる。
図1に示すように、切り替え制御部110において、信号s7のレベル変化を受けて、フリップフロップX23の出力が切り替わる。
【0036】
図3は、パワーオンリセット回路X24の一構成例を示す回路図である。以下、図3を参照しつつ、パワーオンリセット回路X24の構成及び動作について説明する。
図示のように、パワーオンリセット回路X24は、抵抗素子R2、キャパシタC2,C3、nMOSトランジスタN2及びインバータINV3によって構成されている。
【0037】
図示のように、抵抗素子R2とキャパシタC2が電源電圧VCC1 と接地電位GNDとの間に直列接続されている。また、キャパシタC3とトランジスタN2が電源電圧VCC1 と接地電位GNDとの間に直列接続され、トランジスタN2のゲートが抵抗素子R2とキャパシタC2との接続点に接続されている。
インバータINV3の入力端子がキャパシタC3とトランジスタN2のドレインとの接続点、即ちノードND2に接続されている。インバータINV3の出力信号s8は、リセット信号としてフリップフロップX23のリセット端子Rに供給される。
【0038】
このように構成されたパワーオンリセット回路X24において、電源電圧VCC1 の供給が始まると、まず、ノードND2がキャパシタC3によってプルアップされ、ほぼ電源電圧VCC1 に保持される。このとき、インバータINV3の出力信号s8はローレベルに保持される。
【0039】
キャパシタC2は抵抗素子R2を介して充電されるので、トランジスタN2のゲート電圧が徐々に上昇し、トランジスタN2のしきい値電圧に達すると、トランジスタN2が導通状態に切り替わる。これに応じて、ノードND2がハイレベルからローレベルに切り替わる。そして、インバータINV3の出力信号s8がローレベルからハイレベルに切り替わる。
【0040】
信号s8がローレベルのとき、フリップフロップX23がリセットされ、信号s8がハイレベルになると、リセット状態が解除される。このとき、フリップフロップX23は、クロック端子CKの入力信号に応じて出力状態が切り替わり、、その出力端子Qがリセット状態のローレベルからハイレベルになる。
【0041】
以下、図4を参照しながら、本実施形態のインターフェース回路の切り替え制御部110の構成及び動作についてさらに詳しく説明する。
図4は、切り替え制御部110の各構成部分を示す回路図である。図示のように、切り替え制御部110は、NANDゲートX21、ノイズ抑制回路X22、フリップフロップX23及びパワーオンリセット回路X24によって構成されている。以下、各構成部分について説明する。
【0042】
NANDゲートX21は、pMOSトランジスタXP1,XP2,…,XP6、nMOSトランジスタXN1,XN2及び抵抗素子RX1によって構成されている。
図示のように、トランジスタXP1〜XP6は、電源電圧VCC1 とノードND10との間に並列に接続されている。トランジスタXP1,XP2,…,XP5のゲートに、入力部100の出力信号s1,s2,…,s5がそれぞれ印加される。トランジスタXP6のゲートにフリップフロップX23の反転出力端子QZの出力信号が印加される。
【0043】
トランジスタXN1とXN2がノードND10と接地電位GNDとの間に直列接続されている。トランジスタXN1のゲートが抵抗素子RX1を介して電源電圧VCC1 に接続され、トランジスタXN2のゲートにフリップフロップX23の反転出力端子QZの出力信号が印加される。
【0044】
このように構成されているNANDゲートX21において、電源電圧VCC1 の供給が始まったとき、まず入力部100の出力信号s1〜s5が全てハイレベルに保持される。また、フリップフロップX23がリセット状態に保持されているので、その反転出力端子QZの出力信号もハイレベルに保持される。このため、トランジスタXP1〜XP6がともに遮断状態にあり、また、トランジスタXN1,XN2がともに導通状態にあるので、ノードND10がローレベル、即ち、接地電位GNDに保持される。このように、電源投入後、NANDゲートの出力信号s6がローレベルに保持される。
【0045】
次に、図4に示すように、ノイズ抑制回路X22は、pMOSトランジスタXP7,XP8,XP8A,XP8B,XP9,XP11、及びnMOSトランジスタXN3,XN3A,XN3B,XN4,XN5によって構成されている。
トランジスタXP7とXN3,XN3A,XN3Bは、電源電圧VCC1 と接地電位GNDとの間に直列接続されている。これらのトランジスタのゲートがノードND10に共通に接続されている。トランジスタXP7とXN3のドレインの接続点によって、ノードND11が形成されている。
【0046】
トランジスタXP8,XP8A,XP8Bのソースとドレインがともに電源電圧VCC1 に接続され、ゲートがノードND11に接続されている。即ち、これらのトランジスタによって、キャパシタが構成されている。このキャパシタは、図2に示すキャパシタC1に相当する。
トランジスタXP9,XN4及びトランジスタXP11,XN5はそれぞれインバータを構成している。これらのインバータは、図2に示すインバータINV1,INV2に相当する。
【0047】
上述したように構成されたノイズ抑制回路X22において、電源投入直後NANDゲートX21の出力信号s6がローレベルに保持されているので、トランジスタXP7が導通し、トランジスタXN3,XN3A,XN3Bがともに遮断状態にあるので、ノードND11がハイレベルに保持される。このため、このとき出力信号s7がハイレベルに保持される。
【0048】
プリンタの電源投入後、制御回路12から出力される制御信号、例えば、状態を示す制御信号busy、または応答信号/ackなどがハイレベルに立ち上がる。これに応じて、インターフェース回路の入力部100の出力信号s1〜s5の何れかがハイレベルからローレベルに切り替わる。これに応じて、NANDゲートX21の出力信号s6がハイレベルに切り替わる。ノイズ抑制回路X22において、トランジスタXP7が遮断状態となり、トランジスタXN3,XN3A,XN3Bが導通状態となる。このため、ノードND11の電位がトランジスタXN3,XN3A,XN3Bの直列オン抵抗とトランジスタXP8,XP8A,XP8Bからなるキャパシタの容量値によって定めた時定数で降下するので、その電位がトランジスタXP9とXN4で構成されたインバータのしきい値電圧以下になると、インバータの出力が切り替わり、これに従って、トランジスタXP11とXN5で構成されたインバータの出力がハイレベルからローレベルに切り替わる。
【0049】
ノイズ抑制回路X22の出力信号s7がフリップフロップX23の反転クロック端子CZに入力されるので、信号s7がローレベルになると、フリップフロップX23において、データ入力端子Dの入力信号が出力端子Qに伝わる。フリップフロップX23がリセット状態にあるとき、出力端子Qがローレベルに保持され、反転出力端子QZがハイレベルに保持されている。このため、信号s7がローレベルになると、出力端子Qがハイレベルになり、反転出力端子QZがローレベルになる。これに応じて、インバータINV5の出力信号s9がハイレベルになる。このため、切り替え部120において、入力部100の出力信号s1〜s5が出力部13に出力される。
【0050】
パワーオンリセット回路X24は、上述した図3に示す回路とほぼ同じ構成を有する。即ち、ノードND12と接地電位GNDとの間に並列に接続されているpMOSトランジスタXP14,XP14A及びXP15によってキャパシタが構成され、このキャパシタは、図3に示すキャパシタC2に相当する。また、電源電圧VCC1 とノードND12との間に直列接続されているpMOSトランジスタXP12とXP13は、図3に示す抵抗素子R2に相当する。pMOSトランジスタXP16は、図3に示すキャパシタ3に相当する。
【0051】
電源電圧VCC1 が立ち上がったあと、トランジスタXP12とXP13を介して、トランジスタXP14,XP14A及びXP15からなるキャパシタが充電され、ノードND12の電圧が上昇する。ノードND12の電圧がトランジスタXN7のしきい値電圧に達すると、トランジスタXN7が導通状態になる。これに応じて、ノードND13の出力がハイレベルからローレベルになり、また、トランジスタXP18とXN8からなるインバータの出力信号s8がローレベルからハイレベルになる。
【0052】
上述したように、電源電圧VCC1 が立ち上がった直後、パワーオンリセット回路X24の出力が所定の時間ローレベルに保持される。これに応じて、フリップフロップX23がリセット状態に保持される。そして、一定の時間が経過すると、パワーオンリセット回路X24の出力信号s8がローレベルからハイレベルに切り替わるので、フリップフロップX24のリセット状態が解除される。
【0053】
次に、図4を参照しつつ、電源電圧の供給が開始された後の切り替え制御回路110全体の動作について説明する。
電源電圧の供給が始まると、プリンタの動作が始まり、初期化処理などを行う。また、電源電圧VCC1 の立ち上がりより少し遅れて、制御回路12によって出力される制御信号、例えば、待機状態を示す制御信号busyまたは応答信号/ackがハイレベルに保持される。
【0054】
制御回路12の出力信号がハイレベルになると、図1に示すインターフェース回路14aにおいて、入力部100の出力信号s1〜s5のうち、何れかがローレベルに保持される。これに応じて、切り替え制御部110においてNANDゲートX21の出力信号s6がハイレベルになる。そして、ノイズ抑制回路X22によって、所定の時間が経過したあと、出力信号s7がハイレベルからローレベルに切り替わる。即ち、フリップフロップX23の反転クロック端子CZの入力がハイレベルに保持される。このとき、フリップフロップX23のリセット状態が解除されている場合、その状態が切り替わり、出力端子Qがハイレベル、反転出力端子QZがローレベルになる。これに応じて、インバータINV5の出力信号s9がハイレベルになるので、インターフェース回路14aにおいて、入力部100の出力信号s1〜s5が切り替え部120を介して、出力部130に送出される。
【0055】
フリップフロップX23の状態が変わると、即ち、反転出力端子QZがローレベルになると、これに応じて、NANDゲートX21において、トランジスタXP6が導通状態になる。このため、NANDゲートX21の出力信号s6がハイレベルのままに保持されるので、フリップフロップX23が状態が維持される。
【0056】
上述したように、本実施形態のインターフェース回路に、切り替え制御部110及び当該切り替え制御部からの出力信号s9に応じて制御される切り替え部120によって、プリンタの電源投入直後に、インターフェース回路において切り替え部120の出力信号をすべてハイレベルに保持する。そして、電源電圧VCC1 が正常に供給されて、プリンタの制御回路12から出力される制御信号の何れかがハイレベルになると、これに応じて切り替え制御部110において所定の時間経過後、出力信号s9がローレベルからハイレベルに切り替わり、これに応じて、切り替え部120において入力部100の出力信号s1〜s5がそれぞれ出力部130に出力される。即ち、プリンタの制御回路12からの出力信号が正常に立ち上がると、インターフェース回路は信号転送を始める。
【0057】
そして、インターフェース回路は通常の信号転送を始めると、切り替え制御部110において、NANDゲートX21、ノイズ抑制回路X22及びフリップフロップX23の状態がそれぞれ保持されるので、インターフェース回路の動作状態も保持される。
【0058】
このように、本実施形態のインターフェース回路において、切り替え制御部110及び当該切り替え制御部の出力信号に応じて動作する切り替え部120を設けることによって、入力部100の出力信号s1〜s5の状態に応じて信号転送機能を開始させるので、図6に示すように、電源電圧VCC1 が電源電圧VCC2 より遅れて立ち上がる場合においても、プリンタの制御回路12から出力される制御信号busyまたは応答信号/ackの何れかがハイレベルに切り替わったあと、インターフェース回路が信号転送を開始するので、コンピュータ30に誤った制御信号を送信することを防止できる。一方、電源電圧VCC1 が電源電圧VCC2 より早く立ち上がる場合、パワーリセット回路X24によってフリップフロップX23のリセット状態が解除されたあと、入力部100の出力信号s1〜s5に応じて切り替え制御部110の各部分回路の状態が切り替わり、これに従って切り替え部120が信号転送機能を開始する。このとき、例えば、電源電圧VCC 2 が立ち上がると、インターフェース回路の出力部130が正常に動作し、切り替え部120の出力信号をレベル変換し、入力信号A1〜A5に応じて出力信号Y1〜Y5を出力する。
【0059】
即ち、本実施形態のインターフェース回路によれば、プリンタの電源投入後、電源電圧の立ち上がりのバラツキによる誤動作を回避できるので、コンピュータから印刷コマンドを実行したあと、プリンタの電源を投入しても、誤動作がなく、正常に印刷することができる。なお、上述したフリップフロップX23は、ラッチ回路に置き換えることもできる。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のインターフェース回路によれば、プリンタの電源電圧の立ち上がりタイミングのバラツキによる誤動作を防止でき、プリンタの動作安定性を改善でき、プリンタの使い勝手がよくなる利点がある。
また、本実施形態のインターフェース回路によれば、プリンタのインターフェース回路は、集積回路(IC)に組み込まれているので、IC回路以外の回路構成を変更することなく、部品の点数も変わらず、IC及び他の回路部品を搭載する基板のレイアウトを変更せずに使用できるので、回路構成の変化によるコストの増加を最小限に抑制できる。
さらに、インターフェース回路のICには、従来のものに切り替え制御部と切り替え部などのわずかな追加で実現できるので、設計変更が少なくて済み、コストの増加を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインターフェース回路の一実施形態を示す回路図である。
【図2】インターフェース回路の切り替え制御部を構成するノイズ抑制回路の一構成例を示す回路図である。
【図3】インターフェース回路の切り替え制御部を構成するパワーオンリセット回路の一構成例を示す回路図である。
【図4】インターフェース回路の切り替え制御部の一構成例を示す回路図である。
【図5】プリンタ用インターフェース回路及びその接続を示す図である。
【図6】電源投入時の信号波形を示す波形図である。
【符号の説明】
10…プリンタ、
12…制御回路、14…入出力回路、
20…プリンタケーブル、
30…コンピュータ、
100…入力部、
110…切り替え制御部、
120…切り替え部、
130…出力部、
VCC1 ,VCC2 …電源電圧、GND…接地電位。
Claims (5)
- 複数の入力信号の中の1つと制御信号とを入力して上記制御信号の論理レベルに応じて上記入力信号の論理レベルに応じた出力信号又は所定の論理レベルの出力信号を出力する複数の選択出力回路を有する切り替え回路と、
電源投入から所定の期間の間に所定の論理レベルとなる上記制御信号を出力する第1の論理回路を有する切り替え制御回路と、
を有し、
上記第1の論理回路がパワーオンリセット信号をそのリセット端子に入力するフリップフロップ又はラッチであり、
上記切り替え制御回路が、更に、上記複数の入力信号の論理演算結果に応じた信号を出力する第2の論理回路を有し、上記第2の論理回路の出力信号が上記フリップフロップ又はラッチのクロック入力端子に供給される、
インターフェース回路。 - 上記切り替え制御回路が、更に、上記第2の論理回路と上記第1の論理回路との間に設けられ、上記第2の論理回路の出力信号を積分して出力するノイズ抑制回路を有する、請求項1に記載のインターフェース回路。
- 上記選択出力回路及び上記第2の論理回路がNAND素子で構成される、請求項1又は2に記載のインターフェース回路。
- 第1の電源電圧を受けて動作し、上記第1の電源電圧が供給されてから所定の期間の間に所定の論理レベルとなる制御信号を出力する切り替え制御回路と、
上記第1の電源電圧を受けて動作し、入力信号と上記制御信号とを入力して上記制御信号の論理レベルに応じて上記入力信号の論理レベルに応じた出力信号又は所定の論理レベルの出力信号を出力する選択出力回路と、
第2の電源電圧を受けて動作し、上記選択出力回路から出力される出力信号に応じた信号を信号出力端子に供給する出力回路と、
を含み、
上記切り替え制御回路が、上記入力信号の論理変化に所定の遅延を与えて出力する信号調整回路と、上記信号調整回路から出力される信号を入力信号として入力し、パワーオンリセット信号をリセット信号として入力し、上記制御信号を出力する第1の論理回路とを有する、
インターフェース回路。 - 上記切り替え制御回路が、更に、上記入力信号を入力して上記信号調整回路に出力する第2の論理回路を有する、請求項4に記載のインターフェース回路。
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