JPH0326686Y2 - - Google Patents
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- JPH0326686Y2 JPH0326686Y2 JP1983157689U JP15768983U JPH0326686Y2 JP H0326686 Y2 JPH0326686 Y2 JP H0326686Y2 JP 1983157689 U JP1983157689 U JP 1983157689U JP 15768983 U JP15768983 U JP 15768983U JP H0326686 Y2 JPH0326686 Y2 JP H0326686Y2
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- JP
- Japan
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- reset
- coil
- timer
- time
- circuit
- Prior art date
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Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 24
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 2
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 技術分野
この考案は制御機器等に使用される電子式オフ
デイレータイマに関する。
デイレータイマに関する。
(b) 従来技術とその欠点
周知のように、オフデイレータイマは電源が切
れた時点より計時を開始して一定時間経過後に所
定の動作を行うものであるが、通常使用されてい
るオフデイレータイマは、回路構成を簡単にし、
しかも消費電流を少なくするために電源投入時に
セツト動作し、電源遮断時にリセツト動作する一
方、セツト動作後は電源を供給しなくてもセツト
状態を保持できるキープリレーを使用している。
このようなキープリレーを使用したオフデイレー
タイマではセツト動作をした後セツトコイルへの
通電を停止するために、セツトコイルに直列にセ
ツト動作後オフする接点を接続すればよい。しか
し、出力回路に一組の接点を使用したとすると少
なくとも二組の接点が必要となり、しかもセツト
動作制御用の接点には電源電圧が直接印加される
ことになるため、高信頼性を保持することが困難
となる。そこで電源投入時にコンデンサへ流入す
る充電電流によつてセツトコイルを動作させ、電
源オフ後一定時間経過時に前記コンデンサからの
放電電流によつてリセツトコイルを動作させるよ
うにすれば上記不都合を解消することができる。
れた時点より計時を開始して一定時間経過後に所
定の動作を行うものであるが、通常使用されてい
るオフデイレータイマは、回路構成を簡単にし、
しかも消費電流を少なくするために電源投入時に
セツト動作し、電源遮断時にリセツト動作する一
方、セツト動作後は電源を供給しなくてもセツト
状態を保持できるキープリレーを使用している。
このようなキープリレーを使用したオフデイレー
タイマではセツト動作をした後セツトコイルへの
通電を停止するために、セツトコイルに直列にセ
ツト動作後オフする接点を接続すればよい。しか
し、出力回路に一組の接点を使用したとすると少
なくとも二組の接点が必要となり、しかもセツト
動作制御用の接点には電源電圧が直接印加される
ことになるため、高信頼性を保持することが困難
となる。そこで電源投入時にコンデンサへ流入す
る充電電流によつてセツトコイルを動作させ、電
源オフ後一定時間経過時に前記コンデンサからの
放電電流によつてリセツトコイルを動作させるよ
うにすれば上記不都合を解消することができる。
第1図は上記コンデンサへの充電電流および放
電電流を利用することによつてセツトコイル、リ
セツトコイルの動作を行わせるオフデイレータイ
マの基本回路図である。セツトコイルXSには逆
流防止用ダイオードD1を介してコンデンサC1
が直列に接続され、またこのコンデンサC1にリ
セツトコイルXRとスイツチ素子であるトランジ
スタTr1との直列回路が並列に接続されている。
タイマ回路Tは電源端子a,bに供給されている
電源が遮断したときに計時を開始し、一定の時間
経過したときにOUT端子にパルスを出し、トラ
ンジスタTr1をオンしてコンデンサC1の充電
電荷をリセツトコイルXRに放電させる。またタ
イマ回路Tはリセツト動作させるための
端子を備え、この端子がリセツトスイツチRSW
の操作によつてGNDレベルに落とされたとき
OUT端子にパルスを出しコンデンサC1の充電
電荷を放電してリセツト動作できるようにしてい
る。さらに電源が供給されている状態でリセツト
スイツチRSWが操作されたとき、電源に対しセ
ツトコイルXSとリセツトコイルXRとの直列回
路が形成されないように、リセツトスイツチ
RSWが操作されたことを検出するダイオードD
6と、セツトコイルXSの入力側に接続され、ダ
イオードD6によつてリセツトスイツチRSWの
操作を検出したときにセツトコイルXSに対する
電源電圧の供給を遮断する無接点スイツチSWと
を有する回路Kを設け、電源が供給されていると
きにリセツトスイツチRSWが操作されると、そ
の操作されている間だけセツトコイルXSへの電
圧供給を停止するようにしている。
電電流を利用することによつてセツトコイル、リ
セツトコイルの動作を行わせるオフデイレータイ
マの基本回路図である。セツトコイルXSには逆
流防止用ダイオードD1を介してコンデンサC1
が直列に接続され、またこのコンデンサC1にリ
セツトコイルXRとスイツチ素子であるトランジ
スタTr1との直列回路が並列に接続されている。
タイマ回路Tは電源端子a,bに供給されている
電源が遮断したときに計時を開始し、一定の時間
経過したときにOUT端子にパルスを出し、トラ
ンジスタTr1をオンしてコンデンサC1の充電
電荷をリセツトコイルXRに放電させる。またタ
イマ回路Tはリセツト動作させるための
端子を備え、この端子がリセツトスイツチRSW
の操作によつてGNDレベルに落とされたとき
OUT端子にパルスを出しコンデンサC1の充電
電荷を放電してリセツト動作できるようにしてい
る。さらに電源が供給されている状態でリセツト
スイツチRSWが操作されたとき、電源に対しセ
ツトコイルXSとリセツトコイルXRとの直列回
路が形成されないように、リセツトスイツチ
RSWが操作されたことを検出するダイオードD
6と、セツトコイルXSの入力側に接続され、ダ
イオードD6によつてリセツトスイツチRSWの
操作を検出したときにセツトコイルXSに対する
電源電圧の供給を遮断する無接点スイツチSWと
を有する回路Kを設け、電源が供給されていると
きにリセツトスイツチRSWが操作されると、そ
の操作されている間だけセツトコイルXSへの電
圧供給を停止するようにしている。
上記のようにコンデンサC1への充電電流によ
つてセツト動作させ、またコンデンサC1からの
放電電流によつてリセツト動作させるとともにタ
イマ回路TにトランジスタTr1を強制オンする
RESET端子を設け、またリセツト端子cがGND
レベルになることを検出するダイオードD6、お
よびその状態を検出したときにセツトコイルXS
に対する電源電圧の供給を遮断する無接点スイツ
チSWを有する上記回路Kを設けることによつ
て、タイマ回路Tが計時している最中にリセツト
スイツチRSWが操作されたときにはオフデイレ
ー時間を増すことなく直ちにリセツト動作させる
ことができ、また電源供給時にリセツトスイツチ
RSWが操作されたときにはタイマ回路TのOUT
端子からパルスがトランジスタTr1に対して出
力されることによつてリセツト動作を安定に行わ
せることができる。
つてセツト動作させ、またコンデンサC1からの
放電電流によつてリセツト動作させるとともにタ
イマ回路TにトランジスタTr1を強制オンする
RESET端子を設け、またリセツト端子cがGND
レベルになることを検出するダイオードD6、お
よびその状態を検出したときにセツトコイルXS
に対する電源電圧の供給を遮断する無接点スイツ
チSWを有する上記回路Kを設けることによつ
て、タイマ回路Tが計時している最中にリセツト
スイツチRSWが操作されたときにはオフデイレ
ー時間を増すことなく直ちにリセツト動作させる
ことができ、また電源供給時にリセツトスイツチ
RSWが操作されたときにはタイマ回路TのOUT
端子からパルスがトランジスタTr1に対して出
力されることによつてリセツト動作を安定に行わ
せることができる。
しかしながら、上記のオフデイレータイマのタ
イマ回路TにリセツトスイツチRSWの操作時間
に無関係にOUT端子に一定の幅のパルスを出力
するものが使用されると、リセツトスイツチ
RSWの操作している時間がOUT端子から出力さ
れるパルス幅より短い場合、次のような問題が生
じる。
イマ回路TにリセツトスイツチRSWの操作時間
に無関係にOUT端子に一定の幅のパルスを出力
するものが使用されると、リセツトスイツチ
RSWの操作している時間がOUT端子から出力さ
れるパルス幅より短い場合、次のような問題が生
じる。
まず極く短い時間だけリセツトスイツチRSW
が操作されると、ダイオードD6と無接点スイツ
チSWを有する回路Kのためにその操作されてい
る時間はセツトコイルXSに対し電源が供給され
ない。しかしリセツトスイツチRSWが離された
瞬間に無接点スイツチSWがオンしセツトコイル
XSに対し電源が供給される。このときタイマ回
路TのOUT端子はハイレベルにあり、トランジ
スタTr1に対してパルスが出力されている状態
にある。このため電源に対しセツトコイルXSと
リセツトコイルXRとの直列回路が形成されて動
作が不安定となる。さらにこの不安定な動作の期
間中、コンデンサC1に対してセツトコイルXS
とリセツトコイルXRとで分圧された電圧による
充電が始まり、その充電はOUT端子がローレベ
ルになるまで続く。したがつて、OUT端子がロ
ーレベルになつたとき、セツトコイルXSを介し
てのコンデンサC1への充電電流は少なくなり、
セツトコイルXSは確実な動作をしなくなる場合
がある。
が操作されると、ダイオードD6と無接点スイツ
チSWを有する回路Kのためにその操作されてい
る時間はセツトコイルXSに対し電源が供給され
ない。しかしリセツトスイツチRSWが離された
瞬間に無接点スイツチSWがオンしセツトコイル
XSに対し電源が供給される。このときタイマ回
路TのOUT端子はハイレベルにあり、トランジ
スタTr1に対してパルスが出力されている状態
にある。このため電源に対しセツトコイルXSと
リセツトコイルXRとの直列回路が形成されて動
作が不安定となる。さらにこの不安定な動作の期
間中、コンデンサC1に対してセツトコイルXS
とリセツトコイルXRとで分圧された電圧による
充電が始まり、その充電はOUT端子がローレベ
ルになるまで続く。したがつて、OUT端子がロ
ーレベルになつたとき、セツトコイルXSを介し
てのコンデンサC1への充電電流は少なくなり、
セツトコイルXSは確実な動作をしなくなる場合
がある。
このようにタイマ回路TのOUT端子が一定の
幅のパルス幅を出力するオフデイレータイマ、す
なわちリセツト信号入力時にその入力時間に無関
係にスイツチ素子であるトランジスタTr1を一
定時間オンするオフデイレータイマにおいては、
リセツトスイツチの操作時間が短いと動作が不安
定となり、確実なセツト動作が行われなくなる不
都合が生じる。
幅のパルス幅を出力するオフデイレータイマ、す
なわちリセツト信号入力時にその入力時間に無関
係にスイツチ素子であるトランジスタTr1を一
定時間オンするオフデイレータイマにおいては、
リセツトスイツチの操作時間が短いと動作が不安
定となり、確実なセツト動作が行われなくなる不
都合が生じる。
(e) 考案の目的
この考案の目的は、コンデンサへの充電電流お
よび放電電流を利用してセツト動作およびリセツ
ト動作を行わせるとともに、リセツトスイツチを
操作したときに強制的に一定の時間リセツト動作
させるようにしたオフデイレータイマにおいて、
電源電圧が供給されているときにリセツトスイツ
チが操作された場合、その操作時間が極く短くて
も不安定な動作を起こすことなく一定の時間リセ
ツトし、その後確実にセツト状態に戻ることので
きるオフデイレータイマを提供することにある。
よび放電電流を利用してセツト動作およびリセツ
ト動作を行わせるとともに、リセツトスイツチを
操作したときに強制的に一定の時間リセツト動作
させるようにしたオフデイレータイマにおいて、
電源電圧が供給されているときにリセツトスイツ
チが操作された場合、その操作時間が極く短くて
も不安定な動作を起こすことなく一定の時間リセ
ツトし、その後確実にセツト状態に戻ることので
きるオフデイレータイマを提供することにある。
(d) 考案の構成および効果
この考案は要約すれば、リセツト信号入力時
に、リセツトコイルに直列に接続されているスイ
ツチ素子がオンしている間セツトコイルへの電源
電圧の供給を強制的に遮断するようにし、前記ス
イツチ素子がオンしている間はタイマに対し電源
電圧が印加されないようにし、リセツトスイツチ
の操作が極く短くてもリセツト動作が確実に行わ
れ、またその後のセツト動作も確実に行われるよ
うにしたものである。
に、リセツトコイルに直列に接続されているスイ
ツチ素子がオンしている間セツトコイルへの電源
電圧の供給を強制的に遮断するようにし、前記ス
イツチ素子がオンしている間はタイマに対し電源
電圧が印加されないようにし、リセツトスイツチ
の操作が極く短くてもリセツト動作が確実に行わ
れ、またその後のセツト動作も確実に行われるよ
うにしたものである。
この考案によれば、スイツチ素子がオンしたこ
とを検出してセツトコイルへの電源電圧の供給を
遮断する回路を付加するだけで、電源電圧供給時
にセツトスイツチを極く短時間だけ操作した場合
に問題となる不安定な動作を完全になくすことが
でき、タイマへの通電中においてもリセツトスイ
ツチの操作時間を考慮することなく、その操作に
応じて確実にリセツト動作およびその後のセツト
動作を行わせることができる。
とを検出してセツトコイルへの電源電圧の供給を
遮断する回路を付加するだけで、電源電圧供給時
にセツトスイツチを極く短時間だけ操作した場合
に問題となる不安定な動作を完全になくすことが
でき、タイマへの通電中においてもリセツトスイ
ツチの操作時間を考慮することなく、その操作に
応じて確実にリセツト動作およびその後のセツト
動作を行わせることができる。
(e) 実施例
第2図はこの考案の実施例であるオフデイレー
タイマの回路図である。
タイマの回路図である。
図において、セツトコイルXSの入力側に接続
されているトランジスタTr2、抵抗R1および
ツエナーダイオードDZ2は電圧安定化回路を構
成する。電圧安定化回路の入力側に接続されてい
る抵抗R2は突入電流を抑制し、セツトコイル
XSの出力側に接続されているダイオードD4は
ダイオードD1と同様に電流の逆流を防止する。
タイマ回路Tの電源供給端子VCC,GND間には
電源オフ時のタイマ回路動作用のコンデンサC2
が接続され、また端子にはダイオードD
5を介してリセツト端子cが接続されている。ま
た、回路Tを起動するための信号を供給する
START端子にはツエナーダイオードDZ3と抵
抗R3との直列回路が電源端子aとの間に接続さ
れ、電源Eがオフしたときその立ち下がりを検出
できるようにしている。また上記電圧安定化回路
のトランジスタTr2のベースと上記リセツト端
子cとの間にダイオードD6が接続され、リセツ
トスイツチRSWを操作したときにトランジスタ
Tr2のベースがGNDレベル(ローレベル)にな
るようにしている。
されているトランジスタTr2、抵抗R1および
ツエナーダイオードDZ2は電圧安定化回路を構
成する。電圧安定化回路の入力側に接続されてい
る抵抗R2は突入電流を抑制し、セツトコイル
XSの出力側に接続されているダイオードD4は
ダイオードD1と同様に電流の逆流を防止する。
タイマ回路Tの電源供給端子VCC,GND間には
電源オフ時のタイマ回路動作用のコンデンサC2
が接続され、また端子にはダイオードD
5を介してリセツト端子cが接続されている。ま
た、回路Tを起動するための信号を供給する
START端子にはツエナーダイオードDZ3と抵
抗R3との直列回路が電源端子aとの間に接続さ
れ、電源Eがオフしたときその立ち下がりを検出
できるようにしている。また上記電圧安定化回路
のトランジスタTr2のベースと上記リセツト端
子cとの間にダイオードD6が接続され、リセツ
トスイツチRSWを操作したときにトランジスタ
Tr2のベースがGNDレベル(ローレベル)にな
るようにしている。
さらに上記電圧安定化回路のトランジスタTr
2のベースとコンデンサC1の放電経路にあるト
ランジスタTr1のコレクタ間にはダイオードD
7が接続され、またトランジスタTr1とリセツ
トコイルXRとの間にダイオードD8が接続され
ている。
2のベースとコンデンサC1の放電経路にあるト
ランジスタTr1のコレクタ間にはダイオードD
7が接続され、またトランジスタTr1とリセツ
トコイルXRとの間にダイオードD8が接続され
ている。
以上の構成で端子a,b間に電源Eが供給され
ると、電圧安定化回路を得てセツトコイルXSに
コンデンサC1への充電電流が流れる。この充電
電流によつてセツトコイルXSが動作し、オフデ
イレータイマはセツト状態となる。セツト状態で
は回路の消費電流は極めて僅かである。次にこの
セツト状態で電源EがオフするとタイマTの
START端子の電圧が低下するため、タイマ回路
Tは電源Eがオフしたことを検出し、予め設定し
てあるタイマ時間の計時を開始する。そしてその
時間が経過した時点でOUT端子に一定の幅のパ
ルスを出力しトランジスタTr1をオンする。コ
ンデンサC1はトランジスタTr1がオンすると、
その充電電荷をリセツトコイルXRに放電する。
この放電電流によつてリセツトコイルXRが動作
し、オフデイレータイマはリセツト状態となる。
こうしてリセツトスイツチRSWが操作されない
限り、電源Eがオンしたときにセツト状態をとな
つて、以後そのセツト状態を保持し、また電源E
がオフしたときに計時を開始して一定の時間経過
した時点でリセツト状態になる。
ると、電圧安定化回路を得てセツトコイルXSに
コンデンサC1への充電電流が流れる。この充電
電流によつてセツトコイルXSが動作し、オフデ
イレータイマはセツト状態となる。セツト状態で
は回路の消費電流は極めて僅かである。次にこの
セツト状態で電源EがオフするとタイマTの
START端子の電圧が低下するため、タイマ回路
Tは電源Eがオフしたことを検出し、予め設定し
てあるタイマ時間の計時を開始する。そしてその
時間が経過した時点でOUT端子に一定の幅のパ
ルスを出力しトランジスタTr1をオンする。コ
ンデンサC1はトランジスタTr1がオンすると、
その充電電荷をリセツトコイルXRに放電する。
この放電電流によつてリセツトコイルXRが動作
し、オフデイレータイマはリセツト状態となる。
こうしてリセツトスイツチRSWが操作されない
限り、電源Eがオンしたときにセツト状態をとな
つて、以後そのセツト状態を保持し、また電源E
がオフしたときに計時を開始して一定の時間経過
した時点でリセツト状態になる。
一方、リセツトスイツチRSWが操作されたと
きには次のように動作する。
きには次のように動作する。
まず電源Eがオフしてタイマ回路Tが計時して
いる最中にリセツトスイツチRSWが操作された
ときには、そのスイツチが操作されたとき
RESET端子が直ちにGNDレベルに落ち、同時に
ダイオードD6を介して電圧安定化回路のトラン
ジスタTr2のベース電位をもGNDレベルに強制
的に落とす。タイマ回路Tは端子がGND
レベルになつたことを検出すると、一定の幅のパ
ルスをOUT端子に出力し、トランジスタTr1を
一定時間オンする。この結果、コンデンサC1へ
の充電電荷が直ちにリセツトコイルXRに放電し
リセツト動作する。またトランジスタTr1がオ
ンすることによつてダイオードD7を介してトラ
ンジスタTr2のベース電位を強制的にGNDレベ
ルに落とす。このようにして、リセツトスイツチ
RSWがタイマ回路Tの計時中に操作されたとき
はトランジスタTr1を直ちにオンしてコンデン
サC1からの放電電流によつてリセツトコイル
XRを動作させる。なお、このときダイオードD
6およびダイオードD7によつてトランジスタ
Tr2のベース電位をGNDレベルに低下させる
が、電源端子aに電源Eが供給されていないため
にその電位低下は上記のリセツト動作に全く影響
を及ぼすことがない。
いる最中にリセツトスイツチRSWが操作された
ときには、そのスイツチが操作されたとき
RESET端子が直ちにGNDレベルに落ち、同時に
ダイオードD6を介して電圧安定化回路のトラン
ジスタTr2のベース電位をもGNDレベルに強制
的に落とす。タイマ回路Tは端子がGND
レベルになつたことを検出すると、一定の幅のパ
ルスをOUT端子に出力し、トランジスタTr1を
一定時間オンする。この結果、コンデンサC1へ
の充電電荷が直ちにリセツトコイルXRに放電し
リセツト動作する。またトランジスタTr1がオ
ンすることによつてダイオードD7を介してトラ
ンジスタTr2のベース電位を強制的にGNDレベ
ルに落とす。このようにして、リセツトスイツチ
RSWがタイマ回路Tの計時中に操作されたとき
はトランジスタTr1を直ちにオンしてコンデン
サC1からの放電電流によつてリセツトコイル
XRを動作させる。なお、このときダイオードD
6およびダイオードD7によつてトランジスタ
Tr2のベース電位をGNDレベルに低下させる
が、電源端子aに電源Eが供給されていないため
にその電位低下は上記のリセツト動作に全く影響
を及ぼすことがない。
次にリセツトスイツチRSWが端子a,b間に
電源Eが供給されているときに操作されると、上
記と同様にタイマ回路TのOUT端子から一定の
幅のパルスが出てトランジスタTr1をオンする
が、このときダイオードD7によつて電圧安定化
回路のトランジスタTr2のベース電位をGNDレ
ベル(ローレベル)に強制的に低下させるため、
電源Eが供給されていないときにリセツトスイツ
チRSWが操作された場合と同様にセツトコイル
XSには電流は流れず、コンデンサC1からの放
電電流によるリセツトコイルXRの動作だけが行
われる。したがつて、リセツトスイツチRSWの
操作している時間がタイマ回路TのOUT端子に
出力されるパルスの幅より短い時間であつても、
ダイオードD7を介してトランジスタTr2のベ
ース電位が強制的にGNDレベルに低下するため、
コンデンサC1からの放電電流によつてリセツト
動作している時間にセツトコイルXSに電流が流
入しない。すなわちリセツトスイツチRSWが操
作されたときには、その操作されている時間の長
短に無関係に電源Eに対するセツトコイルXSと
リセツトコイルXRとの直列回路が形成されず、
コンデンサC1からの放電電流によつてリセツト
動作している時間にはセツトコイルXSに対する
電源電圧の供給が自動的に遮断される。そして
OUT端子のレベルがローレベルになつたとき端
子a,b間に最初に電源Eが供給された場合と同
様にコンデンサC1へ充電電流が流入し、セツト
コイルXSが動作してオフデイレータイマがセツ
ト状態となる。
電源Eが供給されているときに操作されると、上
記と同様にタイマ回路TのOUT端子から一定の
幅のパルスが出てトランジスタTr1をオンする
が、このときダイオードD7によつて電圧安定化
回路のトランジスタTr2のベース電位をGNDレ
ベル(ローレベル)に強制的に低下させるため、
電源Eが供給されていないときにリセツトスイツ
チRSWが操作された場合と同様にセツトコイル
XSには電流は流れず、コンデンサC1からの放
電電流によるリセツトコイルXRの動作だけが行
われる。したがつて、リセツトスイツチRSWの
操作している時間がタイマ回路TのOUT端子に
出力されるパルスの幅より短い時間であつても、
ダイオードD7を介してトランジスタTr2のベ
ース電位が強制的にGNDレベルに低下するため、
コンデンサC1からの放電電流によつてリセツト
動作している時間にセツトコイルXSに電流が流
入しない。すなわちリセツトスイツチRSWが操
作されたときには、その操作されている時間の長
短に無関係に電源Eに対するセツトコイルXSと
リセツトコイルXRとの直列回路が形成されず、
コンデンサC1からの放電電流によつてリセツト
動作している時間にはセツトコイルXSに対する
電源電圧の供給が自動的に遮断される。そして
OUT端子のレベルがローレベルになつたとき端
子a,b間に最初に電源Eが供給された場合と同
様にコンデンサC1へ充電電流が流入し、セツト
コイルXSが動作してオフデイレータイマがセツ
ト状態となる。
上記のようにしてタイマ回路Tに電源電圧が供
給されている間にリセツト信号が入力すると、そ
の入力している時間に無関係に一定の時間だけ出
力接点を安定にオフ状態(リセツト状態)にする
ことができ、また電源Eがオフしてタイマ回路T
が計時しているときにリセツト信号が入力すると
その時点で出力接点をオフ状態(リセツト状態)
にすることができる。
給されている間にリセツト信号が入力すると、そ
の入力している時間に無関係に一定の時間だけ出
力接点を安定にオフ状態(リセツト状態)にする
ことができ、また電源Eがオフしてタイマ回路T
が計時しているときにリセツト信号が入力すると
その時点で出力接点をオフ状態(リセツト状態)
にすることができる。
第1図はこの考案の前提となるオフデイレータ
イマの基本回路図である。第2図はこ考案の実施
例であるオフデイレータイマの回路図である。 XS……セツトコイル、XR……リセツトコイ
ル、C1……コンデンサ、Tr1……トランジス
タ(スイツチ素子)、D7……(電源電圧供給遮
断用)ダイオード。
イマの基本回路図である。第2図はこ考案の実施
例であるオフデイレータイマの回路図である。 XS……セツトコイル、XR……リセツトコイ
ル、C1……コンデンサ、Tr1……トランジス
タ(スイツチ素子)、D7……(電源電圧供給遮
断用)ダイオード。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電源オン後一定時間経過時にタイマ出力として
リセツト動作信号を出すタイマ回路Tと、キープ
リレーの接点オン用のセツトコイルXSと、キー
プリレーの接点オフ用のリセツトコイルXRと、
リセツト信号を出力するリセツトスイツチRSW
とを備え、 前記セツトコイルXSには電源Eとコンデンサ
C1が直列に接続され、前記セツトコイルXSと
電源E間には電源遮断用スイツチ素子Tr2が接
続され、 前記コンデンサC1には、並列に、前記リセツ
トコイルXRとリセツトコイル通電スイツチ素子
Tr1との直列回路が接続され、 前記タイマ回路Tのタイマ出力端子OUTは前
記リセツトコイル通電スイツチ素子Tr1のオン
入力端子に接続され、 前記リセツトスイツチRSWは前記タイマ回路
Tのリセツト端子に接続され、前記タイマ回路T
は前記リセツト信号入力時一定時間強制的に前記
リセツト動作信号を出すものであり、 前記リセツトコイル通電スイツチ素子Tr1の
出力側を前記電源遮断用のスイツチ素子Tr2を
接続するようにして、前記リセツト動作信号出力
時にその信号出力時間だけ該スイツチ素子Tr2
をオフするようにし、 前記タイマ回路Tから前記リセツト動作信号が
出力されているときに、その信号出力時間だけ前
記セツトコイルXSへの電源電圧の供給を遮断す
ることを特徴とするオフデイレータイマ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15768983U JPS6066128U (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | オフデイレ−タイマ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15768983U JPS6066128U (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | オフデイレ−タイマ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6066128U JPS6066128U (ja) | 1985-05-10 |
JPH0326686Y2 true JPH0326686Y2 (ja) | 1991-06-10 |
Family
ID=30347588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15768983U Granted JPS6066128U (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | オフデイレ−タイマ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6066128U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6638671B2 (ja) * | 2017-02-27 | 2020-01-29 | 株式会社ダイフク | 収納容器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5313344A (en) * | 1976-07-21 | 1978-02-06 | Matsushita Electric Works Ltd | Off-delay timer circuit |
JPS58157688A (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-19 | ウエスチングハウス エレクトリック コ−ポレ−ション | 移動階段 |
-
1983
- 1983-10-12 JP JP15768983U patent/JPS6066128U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5313344A (en) * | 1976-07-21 | 1978-02-06 | Matsushita Electric Works Ltd | Off-delay timer circuit |
JPS58157688A (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-19 | ウエスチングハウス エレクトリック コ−ポレ−ション | 移動階段 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6066128U (ja) | 1985-05-10 |
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