JP2524641Y2 - タイマ回路 - Google Patents

タイマ回路

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JP2524641Y2
JP2524641Y2 JP1989061044U JP6104489U JP2524641Y2 JP 2524641 Y2 JP2524641 Y2 JP 2524641Y2 JP 1989061044 U JP1989061044 U JP 1989061044U JP 6104489 U JP6104489 U JP 6104489U JP 2524641 Y2 JP2524641 Y2 JP 2524641Y2
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transistor
switch
capacitor
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time
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JP1989061044U
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健一 木下
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 コンデンサの放電電荷で負荷を一定時間だけ駆動する
タイマ回路に関し、 常時オフのスイッチがオンになった時点から一定時間
だけ負荷を駆動することを目的とし、 負荷とスイッチとの間に該負荷およびスイッチと直列
に接続されるトランジスタと、該スイッチおよびトラン
ジスタと共に放電経路を形成するよう該トランジスタの
ベースに接続され、該スイッチのオン時に放電して該ト
ランジスタのベースにベース電流を供給して該トランジ
スタをオンにするコンデンサと、該トランジスタのエミ
ッタと該コンデンサとの間に接続されるダイオードおよ
び、該トランジスタのエミッタとコレクタまたは電源と
の間に接続される充電抵抗を有して、該スイッチのオフ
時に該コンデンサを充電する回路と、該トランジスタの
ベースとコンデンサとの間に接続され該コンデンサの放
電時定数を定める放電抵抗とを備えてなるよう構成す
る。
〔産業上の利用分野〕
本考案はコンデンサの放電電荷で負荷を一定時間だけ
駆動するタイマ回路に関する。
アナログ式のタイマ回路はCRの充電または放電時定数
を利用してスイッチ作動時から一定時間だけ負荷を駆動
する。本考案はCRの放電時定数を利用してスイッチのオ
ン時から一定時間だけ負荷を駆動するものである。
〔従来の技術〕
第6図(a)は従来のアナログ式タイマ回路の一例で
ある。図中、RLは負荷抵抗、SWはタイマ始動スイッチで
ある。本例のタイマはトランジスタTR、抵抗R1,R2、コ
ンデンサC、サージ吸収用ダイオードDからなり、入力
INがL(ロー)のときはトランジスタTRがオフしてい
る。従って、負荷抵抗RLに電流は流れない。本例では入
力INを常時オンのスイッチSWで制御し、該スイッチのオ
フ時にコンデンサCを充電し、その充電時定数C(R1
R2)で定まる一定時間tだけトランジスタTRをオンにす
る。(b)はこのときの入力IN,OUTの関係を示す波形図
である。本例ではスイッチSWがオフしたままでも一定時
間t経過するとコンデンサCの充電が完了するため、ト
ランジスタTRのベース電流が消失し、負荷抵抗RLに電流
は流れなくなる。
第6図(c)はサージ吸収用のダイオードDを省略す
るために、常時オフのスイッチSWを電源+Bとコンデン
サCとの間に接続した例である。この場合R2は充電抵
抗、R1は放電抵抗になり、スイッチSWオンでタイマ始動
となる。
〔考案が解決しようとする課題〕
第6図のタイマ回路はいずれも充電型であるため、タ
イマ作動中に+Bが変動すると作動時間tが変動する欠
点がある。特に車載用機器の+Bはバッテリであるの
で、作動時間tが大きく変動することは避けられない。
また、車載用機器のスイッチは一端をボディアースに落
すのが通例であるので、(c)の回路方式はとりにく
い。
本考案はこの点を改善しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本考案の原理図で、Lは一端を電源+Bに接
続した負荷、SWは一端をアースGNDに接続した常時オフ
のスイッチ、TRは負荷LとスイッチSWの間に接続された
トランジスタ、Cはトランジスタ駆動用のコンデンサ、
R1はその充電抵抗、R2は放電抵抗、Dは充電用とTRのベ
ースに負電圧が加わるのを防ぐダイオードである。
〔作用〕
スイッチSWオフ(開)の状態でコンデンサCは抵抗
R1,ダイオードDを通して充電される。充電時定数はτ
=C・R1であり、また充電時のコンデンサCの定常電位
は第2図のように、トランジスタTRのエミッタ電位より
ダイオードDの順方向電圧VFだけ低い値に上昇する。ス
イッチSWはコンデンサCの放電経路に介在しているた
め、これがオフであるとコンデンサCの電荷は殆んど放
電しない。
そこでスイッチSWをオフ(開)からオン(閉)にする
と、コンデンサCの電荷は抵抗R2、トランジスタTRのベ
ース・エミッタ間、スイッチSWを通してアースに放電す
る。この放電時定数はτ=C・R2であり、また放電時の
コンデンサCの定常電位はトランジスタTRのエミッタ電
位よりそのベース・エミッタ間電圧VBEだけ高い値まで
低下する。
トランジスタTRはスイッチSWがオンしてからコンデン
サCの電位がしきい値Vth以下になるまでの一定時間t
だけONして、それを経過するとスイッチSWが閉じていて
もOFFになる。負荷LのON(通電)、OFF(非通電)はこ
のトランジスタTRのON,OFFに対応する。
抵抗R1はトランジスタTRのコレクタ側か電源+B側に
接続すればよい。第1図の実線のようにコレクタ側に接
続すると、第3図(a)のように負荷(例えばブザー)
LとスイッチSWが+Bとアース間に直列に接続されてい
る場合、負荷LとスイッチSWの間を接続するだけで
(b)のようにタイマ回路全体を接続できるので、後付
けし易い。このような用法は例えばドア開でオンとなる
ドア開検出スイッチSWで警報用のブザーLを一定時間だ
け鳴らす場合に必要となり、これにより警報とバッテリ
上り防止の双方を実現できる。
充電抵抗R1を+B側に接続すると充電電流が負荷Lに
流れないため、充電時に負荷Lを誤動作させない対策
(例えば抵抗R1の抵抗値設定)が不要になる。反面、後
付け時に+Bにも接続する必要が生ずる。
トランジスタTRがバイポーラであると作動時間tは最
大でも数秒程度であるが、これをMOS型にすると作動時
間tを最大数時間に延ばすことができる。必要であれば
ダイオードDに抵抗R3を並列に接続し、コンデンサCの
放電を安定化してもよい。このときR3≪R2にすると放電
時定数はτ=C・R3となり、抵抗R2はトランジスタTRの
ベース電流制限用だけになる。またツェナーダイオード
ZDをコンデンサCに並列に接続して充電電圧の上限を制
限し、作動時間tが+B変動の影響を受けないようにす
ることもできる。ダイオードDはスイッチSWの閉時にコ
ンデンサCの放電電流が回り込まないようにするもので
あるが、これはコンデンサCの充電時にトランジスタTR
のエミッタ電位がベース電位より異常に高くならないよ
うにする機能もある(VEBO=5Vの保護)。
〔実施例〕 第4図は本考案の一実施例を示す回路図である。本例
は負荷Lを抵抗RLで示し、充電抵抗R1はその+B側に接
続している。また、放電用の抵抗R3や充電量制限用のツ
ェナーダイオードZD(いずれも第1図)を用いない基本
形を示している。従って、抵抗R2は放電用とベース電流
制限用を兼ねる。ダイオードDは第1図で説明した通り
である。
本例ではトランジスタTRのエミッタを入力端子INと
し、またコレクタを出力端子OUTとして、入力端子INに
接地型のスイッチSWを接続する。このスイッチSWは常時
オフであるため、入力端子INのレベルは第5図左半分の
ようにHである。この間にコンデンサCは抵抗R1、ダイ
オードDを通して充電される。また、トランジスタTRは
オフであるので出力端子OUTのレベルはHである。
上述した状態でスイッチSWをオンにすると入力端子IN
はLになるため、コンデンサCの電荷は抵抗R2、トラン
ジスタTRのベース・エミッタ間およびスイッチSWを通し
てアースに放電する。これでトランジスタTRにベース電
流が流れるのでそのコレクタ・エミッタ間、つまり負荷
抵抗RLにはベース電流のhFE倍の負荷電流が流れる。
この負荷電流が流れる最大時間は放電時定数τ=C・
R2で定まるタイマ作動時間tであり、これを越えてスイ
ッチSWがオンしていてもt経過後に負荷電流は自動的に
消失する。但し、時間t内にスイッチSWをオフにすると
その時点で放電は停止するため、負荷電流もなくなる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、放電型のタイマで
あるため動作中に+Bが変動しても動作時間tの値を変
化させずに済む。また、常時オフの接地型スイッチと負
荷との間に後付けで接続する場合、主に接地側だけで配
線、接続ができるので、配線長が短かく作業が容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理図、 第2図は第1図の動作波形図、 第3図は本考案の適用例の回路図、 第4図は本考案の一実施例の回路図、 第5図は第4図の動作波形図、 第6図は従来のタイマ回路の説明図である。 図中、Lは負荷、SWはスイッチ、TRはトランジスタ、C
はコンデンサ、R1は充電抵抗、R2は放電抵抗である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷(L)とスイッチ(SW)との間に該負
    荷(L)およびスイッチ(SW)と直列に接続されるトラ
    ンジスタ(TR)と、 該スイッチ(SW)およびトランジスタ(TR)と共に放電
    経路を形成するよう該トランジスタ(TR)のベースに接
    続され、該スイッチ(SW)のオン時に放電して該トラン
    ジスタ(TR)のベースにベース電流を供給して該トラン
    ジスタ(TR)をオンにするコンデンサ(C)と、 該トランジスタのエミッタと該コンデンサとの間に接続
    されるダイオード(D)および、該トランジスタのエミ
    ッタとコレクタまたは電源との間に接続される充電抵抗
    (R1)を有して、該スイッチのオフ時に該コンデンサ
    (C)を充電する回路と、 該トランジスタ(TR)のベースとコンデンサ(C)との
    間に接続され該コンデンサ(C)の放電時定数を定める
    放電抵抗(R2)とを備えてなることを特徴とするタイマ
    回路。
JP1989061044U 1989-05-26 1989-05-26 タイマ回路 Expired - Lifetime JP2524641Y2 (ja)

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CN105240679A (zh) * 2015-10-29 2016-01-13 北京京诚泽宇能源环保工程技术有限公司 适用于低压运行的密封橡胶膜及制法与圆筒型密封橡胶帘

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