JPH0421232Y2 - - Google Patents
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- JPH0421232Y2 JPH0421232Y2 JP1982028416U JP2841682U JPH0421232Y2 JP H0421232 Y2 JPH0421232 Y2 JP H0421232Y2 JP 1982028416 U JP1982028416 U JP 1982028416U JP 2841682 U JP2841682 U JP 2841682U JP H0421232 Y2 JPH0421232 Y2 JP H0421232Y2
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- Japan
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- circuit
- timer
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 26
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 7
- 238000004929 transmission Raman spectroscopy Methods 0.000 description 5
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Relay Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、タイマ回路とこのタイマ回路からの
信号によつて動作するキープリレーとを備え、こ
のキープリレーの接点を外部機器に接続すること
によつてこの外部機器をタイマ制御するための省
電力型のタイマ装置に関する。
信号によつて動作するキープリレーとを備え、こ
のキープリレーの接点を外部機器に接続すること
によつてこの外部機器をタイマ制御するための省
電力型のタイマ装置に関する。
従来、低消費電力化、省エネ化を図るため、出
力装置としてキープリレーを用いたタイマ装置が
種々提案されている。第1図aに従来の1巻線キ
ープリレーを用いたタイマ装置の回路図を示す。
同図において、1は初期リセツト回路で、電源投
入時にコンデンサ11は低抗12を介してその端
子間電圧が定電圧ダイオード13のツエナー電圧
を超えてトランジスタ14がオンするまでの一定
時間トランジスタ14がオフして“H”レベルの
初期リセツト信号IRSを送出し、このタイマ装置
の電源オンの過渡時の誤動作を防止する。タイマ
回路2は予め設定された時間に従つて第1図bに
示すようなタイマ出力TIMを送出する周知の回
路である。キープリレー駆動回路3は、抵抗3
1,32、トランジスタ33,34、ダイオード
35、コンデンサ36を具備する。37はキープ
リレーの巻線である。この駆動回路3において
は、タイマ回路2のタイマ出力信号TIMが“H”
レベルになるとトランジスタ33がオンし、電源
VBからコンデンサ36、巻線37、ダイオード
35およびトランジスタ33を介してコンデンサ
36の容量Cと巻線37の直流抵抗Rとで定まる
時定数CRのバルス状のセツト電流ST(第1図C)
が流れキープリレーをセツトする。また、タイマ
回路のタイマ出力信号TIMが“L”レベルにな
つてトランジスタ33がオフすると今度はトラン
ジスタ34がオンしてコンデンサ36からトラン
ジスタ34、巻線37を介してやはり時定数CR
で定まるリセツト電流RST(第1図C)が流れキ
ープリレーをリセツトする。
力装置としてキープリレーを用いたタイマ装置が
種々提案されている。第1図aに従来の1巻線キ
ープリレーを用いたタイマ装置の回路図を示す。
同図において、1は初期リセツト回路で、電源投
入時にコンデンサ11は低抗12を介してその端
子間電圧が定電圧ダイオード13のツエナー電圧
を超えてトランジスタ14がオンするまでの一定
時間トランジスタ14がオフして“H”レベルの
初期リセツト信号IRSを送出し、このタイマ装置
の電源オンの過渡時の誤動作を防止する。タイマ
回路2は予め設定された時間に従つて第1図bに
示すようなタイマ出力TIMを送出する周知の回
路である。キープリレー駆動回路3は、抵抗3
1,32、トランジスタ33,34、ダイオード
35、コンデンサ36を具備する。37はキープ
リレーの巻線である。この駆動回路3において
は、タイマ回路2のタイマ出力信号TIMが“H”
レベルになるとトランジスタ33がオンし、電源
VBからコンデンサ36、巻線37、ダイオード
35およびトランジスタ33を介してコンデンサ
36の容量Cと巻線37の直流抵抗Rとで定まる
時定数CRのバルス状のセツト電流ST(第1図C)
が流れキープリレーをセツトする。また、タイマ
回路のタイマ出力信号TIMが“L”レベルにな
つてトランジスタ33がオフすると今度はトラン
ジスタ34がオンしてコンデンサ36からトラン
ジスタ34、巻線37を介してやはり時定数CR
で定まるリセツト電流RST(第1図C)が流れキ
ープリレーをリセツトする。
ところで、第1図aのタイマ装置においては、
電源電圧VBが徐徐に降下した場合、コンデンサ
36の電荷が徐徐に放電され、リセツトの際の巻
線電流が不足してキープリレーをリセツトし損う
ことがあり、また、電源電圧VBが急に下がつた
場合、トランジスタ34はベースがトランジスタ
33により約0Vに押さえられているにも拘らず
エミツタ電圧が0V以下となつてオンしてしまい、
下降した電圧に相当する電流がコンデンサ36、
トランジスタ34および巻線37の向きに流れる
ためキープリレーをリセツトしてしまうという不
都合があつた。
電源電圧VBが徐徐に降下した場合、コンデンサ
36の電荷が徐徐に放電され、リセツトの際の巻
線電流が不足してキープリレーをリセツトし損う
ことがあり、また、電源電圧VBが急に下がつた
場合、トランジスタ34はベースがトランジスタ
33により約0Vに押さえられているにも拘らず
エミツタ電圧が0V以下となつてオンしてしまい、
下降した電圧に相当する電流がコンデンサ36、
トランジスタ34および巻線37の向きに流れる
ためキープリレーをリセツトしてしまうという不
都合があつた。
第2図aは2巻線キープリレーを用いた場合の
従来例の回路図である。同図において、1は第1
図aと同様の初期リセツト回路である。タイマ回
路2は予め設定された時間に従つて第2図bに示
すようなタイマ出力TIM(セツト信号TSおよび
リセツト信号TRS)を送出する周知の回路であ
る。キープリレー駆動回路3は抵抗31,32、
抵抗31,32を介して入力するタイマ出力TS、
TRSに従つてキープリレーのセツト巻線37S
およびリセツト巻線37Rをそれぞれ駆動するト
ランジスタ33,34を具備する。
従来例の回路図である。同図において、1は第1
図aと同様の初期リセツト回路である。タイマ回
路2は予め設定された時間に従つて第2図bに示
すようなタイマ出力TIM(セツト信号TSおよび
リセツト信号TRS)を送出する周知の回路であ
る。キープリレー駆動回路3は抵抗31,32、
抵抗31,32を介して入力するタイマ出力TS、
TRSに従つてキープリレーのセツト巻線37S
およびリセツト巻線37Rをそれぞれ駆動するト
ランジスタ33,34を具備する。
しかし、第2図aのタイマ装置においては、タ
イマ装置の電源オフ後、キープリレーを電源オフ
直前の状態に保持したい場合、電源オフの過渡時
にタイマ回路2から誤出力信号が発生してキープ
リレーを誤セツトまたは誤リセツトすることがあ
るという不都合があつた。
イマ装置の電源オフ後、キープリレーを電源オフ
直前の状態に保持したい場合、電源オフの過渡時
にタイマ回路2から誤出力信号が発生してキープ
リレーを誤セツトまたは誤リセツトすることがあ
るという不都合があつた。
本考案は上述の従来形における問題点に鑑みて
なされたもので、出力装置としてキープリレーを
用いた省電力型のタイマ装置において、電源オン
オフの過渡時または電源電圧の変動時における誤
動作を防止することを目的とする。この目的を達
成するために本考案では、電源電圧が所定電圧よ
り低いときに検出信号を送出するレベル検出回路
と、この検出信号によつて初期リセツトされると
ともに予め設定された時間に従つてタイマ出力を
送出するタイマ回路と、このタイマ出力によつて
キープリレーをセツトおよびリセツトするキープ
リレー駆動回路と、前記タイマ回路と前記キープ
リレー駆動回路との間に挿入され前記タイマ出力
を前記検出信号の反転出力との論理積信号とする
ことによつて前記検出信号に従つて前記キープリ
レー駆動回路への前記タイマ出力の伝達を開閉制
御するゲート回路とを具備することを特徴とす
る。
なされたもので、出力装置としてキープリレーを
用いた省電力型のタイマ装置において、電源オン
オフの過渡時または電源電圧の変動時における誤
動作を防止することを目的とする。この目的を達
成するために本考案では、電源電圧が所定電圧よ
り低いときに検出信号を送出するレベル検出回路
と、この検出信号によつて初期リセツトされると
ともに予め設定された時間に従つてタイマ出力を
送出するタイマ回路と、このタイマ出力によつて
キープリレーをセツトおよびリセツトするキープ
リレー駆動回路と、前記タイマ回路と前記キープ
リレー駆動回路との間に挿入され前記タイマ出力
を前記検出信号の反転出力との論理積信号とする
ことによつて前記検出信号に従つて前記キープリ
レー駆動回路への前記タイマ出力の伝達を開閉制
御するゲート回路とを具備することを特徴とす
る。
この構成において、電源のオン・オフや電源電
圧の変動により電源電圧が所定レベルより低いと
きにはタイマ回路から誤信号が出力される恐れが
あるが、レベル検出回路から検出信号が出力さ
れ、タイマ回路がリセツトされるとともに、ゲー
ト回路によつて検出信号の反転出力とタイマ出力
との論理積信号は常に“L”レベルとなつて、タ
イマ出力の伝達は閉止された状態となるため、電
源オン時はもちろんのこと、電源オフ時や電源電
圧の変動時においても、タイマ回路からの誤出力
信号によつてキープリレーを誤つてセツトあるい
はリセツトすることはない。
圧の変動により電源電圧が所定レベルより低いと
きにはタイマ回路から誤信号が出力される恐れが
あるが、レベル検出回路から検出信号が出力さ
れ、タイマ回路がリセツトされるとともに、ゲー
ト回路によつて検出信号の反転出力とタイマ出力
との論理積信号は常に“L”レベルとなつて、タ
イマ出力の伝達は閉止された状態となるため、電
源オン時はもちろんのこと、電源オフ時や電源電
圧の変動時においても、タイマ回路からの誤出力
信号によつてキープリレーを誤つてセツトあるい
はリセツトすることはない。
以下図面を用いて本考案の実施例を説明する。
なお、従来例と共通または対応する部分について
は同一の符号で表わす。
なお、従来例と共通または対応する部分について
は同一の符号で表わす。
第3図は本考案の1実施例に係るタイマ装置の
ブロツク回路図を示す。この装置は第1図aまた
は第2図aのタイマ装置から初期リセツト回路1
を取り除き、代りに電源電圧VBが所定の電圧よ
り低いときに検出信号を発生するレベル検出回路
4を付加してこの検出信号でタイマ回路をリセツ
トするとともにタイマ回路2とキープリレー駆動
回路3との間にゲート回路5を挿入してこのゲー
ト回路5をレベル検出回路4からの前記検出信号
で制御する。
ブロツク回路図を示す。この装置は第1図aまた
は第2図aのタイマ装置から初期リセツト回路1
を取り除き、代りに電源電圧VBが所定の電圧よ
り低いときに検出信号を発生するレベル検出回路
4を付加してこの検出信号でタイマ回路をリセツ
トするとともにタイマ回路2とキープリレー駆動
回路3との間にゲート回路5を挿入してこのゲー
ト回路5をレベル検出回路4からの前記検出信号
で制御する。
第4図は第3図の装置をより具体化したもの
で、1巻線キープリレーを用い、かつ電源オフ時
にキープリレーをリセツト状態にするようにした
タイマ装置の回路図を示す。レベル検出回路4
は、抵抗41,42、定電圧ダイオード43およ
びトランジスタ44を具備し、電源電圧VBが定
電圧ダイオード43のツエナー電圧により定まる
所定電圧VSより低いとトランジスタ44がオフ
して“H”レベルのリセツト信号RSを送出する。
電源電圧VBが前記所定電圧VSより高いときはト
ランジスタ44がオンし、レベル検出回路4の出
力は“L”レベルとなる。このリセツト信号RS
はタイマ回路2に入力され、電源オンの過渡時に
電源電圧VBがタイマ回路2の正常動作電圧より
低い間、タイマ回路の誤動作を防ぐとともにタイ
マ回路2の初期リセツトを行なう。
で、1巻線キープリレーを用い、かつ電源オフ時
にキープリレーをリセツト状態にするようにした
タイマ装置の回路図を示す。レベル検出回路4
は、抵抗41,42、定電圧ダイオード43およ
びトランジスタ44を具備し、電源電圧VBが定
電圧ダイオード43のツエナー電圧により定まる
所定電圧VSより低いとトランジスタ44がオフ
して“H”レベルのリセツト信号RSを送出する。
電源電圧VBが前記所定電圧VSより高いときはト
ランジスタ44がオンし、レベル検出回路4の出
力は“L”レベルとなる。このリセツト信号RS
はタイマ回路2に入力され、電源オンの過渡時に
電源電圧VBがタイマ回路2の正常動作電圧より
低い間、タイマ回路の誤動作を防ぐとともにタイ
マ回路2の初期リセツトを行なう。
ゲート回路5はトランジスタ51を含み、リセ
ツト信号RSを反転してこの反転出力とタイマ
出力TIMとの論理積信号をキープリレー駆動回
路3の制御信号として送出する。
ツト信号RSを反転してこの反転出力とタイマ
出力TIMとの論理積信号をキープリレー駆動回
路3の制御信号として送出する。
したがつて、電源電圧VBが所定電圧VSより高
く、キープリレーが確実にセツトあるいはリセツ
トしうるときのみタイマ回路2からのタイマ出力
TIMがゲート回路5を介してキープリレー駆動
回路3へ送出される。すなわち、電源オン時に電
源電圧VBが所定電圧VSを超えるまで立ち上がら
なければキープリレーはセツトされることはな
く、一方、セツト状態において、何らかの原因で
あるいは電源オフにより、徐々にVBが降下しVS
に達すると、タイマ出力TIMに関係なくキープ
リレーがリセツトされる。したがつて、キープリ
レーの巻線電流が不足するような、VS以下の電
圧でリセツトが試みられることはなく、キープリ
レーのリセツト不良が防止される。また、停電等
により電源電圧VBが急に下がつた場合は、所定
電圧VS以下でただちにゲート回路5によりタイ
マ出力TIMが遮断され、トランジスタ33もた
だちにオフとなるため、トランジスタ34がオン
し、前述したトランジスタ34のエミツタ電圧が
0V以下となるような不都合が解消され、キープ
リレーの誤リセツトが防止される。
く、キープリレーが確実にセツトあるいはリセツ
トしうるときのみタイマ回路2からのタイマ出力
TIMがゲート回路5を介してキープリレー駆動
回路3へ送出される。すなわち、電源オン時に電
源電圧VBが所定電圧VSを超えるまで立ち上がら
なければキープリレーはセツトされることはな
く、一方、セツト状態において、何らかの原因で
あるいは電源オフにより、徐々にVBが降下しVS
に達すると、タイマ出力TIMに関係なくキープ
リレーがリセツトされる。したがつて、キープリ
レーの巻線電流が不足するような、VS以下の電
圧でリセツトが試みられることはなく、キープリ
レーのリセツト不良が防止される。また、停電等
により電源電圧VBが急に下がつた場合は、所定
電圧VS以下でただちにゲート回路5によりタイ
マ出力TIMが遮断され、トランジスタ33もた
だちにオフとなるため、トランジスタ34がオン
し、前述したトランジスタ34のエミツタ電圧が
0V以下となるような不都合が解消され、キープ
リレーの誤リセツトが防止される。
第5図は2巻線キープリレーを用い、かつ電源
オフ時はキープリレーが電源オフ直前の状態を保
時するようにしたタイマ装置の回路図である。こ
の場合、ゲート回路5はトランジスタ51および
ダイオード52,53を含み、リセツト信号RS
をトランジスタ51により反転し、この反転信号
RSとタイマ回路2からのセツト出力TSまたはリ
セツト出力TRSとの論理積信号をそれぞれキー
プリレー駆動回路3にセツト入力およびリセツト
入力信号として供給する。これによれば、タイマ
回路2からのセツト出力TSおよびリセツト出力
TRSはいずれも、電源電圧VBが所定電圧VS以上
においてのみ、キープリレー駆動回路3へ出力さ
れる。したがつて、電源オフの過渡時に電源電圧
VBが所定電圧VSより低くなつてタイマ回路2か
ら誤出力信号が発せられても、キープリレーは誤
セツトまたは誤リセツトされることがなく、電源
オフ直前の状態が保持される。
オフ時はキープリレーが電源オフ直前の状態を保
時するようにしたタイマ装置の回路図である。こ
の場合、ゲート回路5はトランジスタ51および
ダイオード52,53を含み、リセツト信号RS
をトランジスタ51により反転し、この反転信号
RSとタイマ回路2からのセツト出力TSまたはリ
セツト出力TRSとの論理積信号をそれぞれキー
プリレー駆動回路3にセツト入力およびリセツト
入力信号として供給する。これによれば、タイマ
回路2からのセツト出力TSおよびリセツト出力
TRSはいずれも、電源電圧VBが所定電圧VS以上
においてのみ、キープリレー駆動回路3へ出力さ
れる。したがつて、電源オフの過渡時に電源電圧
VBが所定電圧VSより低くなつてタイマ回路2か
ら誤出力信号が発せられても、キープリレーは誤
セツトまたは誤リセツトされることがなく、電源
オフ直前の状態が保持される。
第6図は2巻線キープリレーを用いた第4図と
同様の動作を行なうタイマ装置の回路図を示す。
ゲート回路5はダイオード54,55からなるオ
ア回路を具備し、タイマ回路2からのリセツト出
力TRSとレベル検出回路4からのリセツト信号
RSとの論理和信号をキープリレー駆動回路3の
リセツト用トランジスタ34に入力し、さらにセ
ツト用トランジスタ33にはリセツト信号RSを
反転器51で反転した出力とタイマ回路2か
らのセツト出力TSとの論理積信号を入力する。
この場合は、電源のオン・オフ時にはダイオード
55を介し、リセツト信号RSに基づきトランジ
スタ34によりキープリレーは必ずリセツトされ
るので、電源電圧VBが所定電圧VS以下の場合に
おける誤セツトのみを防止するようにしている。
同様の動作を行なうタイマ装置の回路図を示す。
ゲート回路5はダイオード54,55からなるオ
ア回路を具備し、タイマ回路2からのリセツト出
力TRSとレベル検出回路4からのリセツト信号
RSとの論理和信号をキープリレー駆動回路3の
リセツト用トランジスタ34に入力し、さらにセ
ツト用トランジスタ33にはリセツト信号RSを
反転器51で反転した出力とタイマ回路2か
らのセツト出力TSとの論理積信号を入力する。
この場合は、電源のオン・オフ時にはダイオード
55を介し、リセツト信号RSに基づきトランジ
スタ34によりキープリレーは必ずリセツトされ
るので、電源電圧VBが所定電圧VS以下の場合に
おける誤セツトのみを防止するようにしている。
第7図は、本考案のさらに他の実施例を示す。
このタイマ装置は定電圧回路6を介してタイマ回
路2、ゲート回路5およびキープリレー駆動回路
3に電圧を供給している。この場合、レベル検出
回路4の動作用電源は定電圧回路6から供給する
が、電圧の検出(例えば第4図の定電圧ダイオー
ド43と抵抗41の直列回路の接続)は定電圧回
路6の前側で行なう。このように検出点を定電圧
回路6の前にとると、電圧低下時には定電圧回路
6の前側(入力側)の方が電圧低下が早いため、
タイマ回路の電源電圧が低下する前に電源オフま
たは停電を検出することができ、より確実にゲー
トの開閉処理等を行なうことができる。
このタイマ装置は定電圧回路6を介してタイマ回
路2、ゲート回路5およびキープリレー駆動回路
3に電圧を供給している。この場合、レベル検出
回路4の動作用電源は定電圧回路6から供給する
が、電圧の検出(例えば第4図の定電圧ダイオー
ド43と抵抗41の直列回路の接続)は定電圧回
路6の前側で行なう。このように検出点を定電圧
回路6の前にとると、電圧低下時には定電圧回路
6の前側(入力側)の方が電圧低下が早いため、
タイマ回路の電源電圧が低下する前に電源オフま
たは停電を検出することができ、より確実にゲー
トの開閉処理等を行なうことができる。
以上のように本考案によると、電源オン時はも
ちろんのこと、電源オフ時や電源電圧の変動時に
おいても、タイマ回路からの誤出力信号によるキ
ープリレーの誤セツトあるいは誤リセツトを防止
することができる。すなわち、電源オフ時のリセ
ツトミスが防止でき、あるいはセツトまたはリセ
ツトを確実にして、電源オフ後のキープリレーの
状態を電源オフ直前の状態またはリセツト状態な
ど所望の状態(ゲート回路の構成により任意に選
択できる)に確実に設定することができる。ま
た、レベル検出回路出力はタイマ回路の初期リセ
ツト回路としても兼用できるため、回路構成はそ
れ程複雑にはならない。さらに出力装置としてキ
ープリレーを用いているため低消費電力化したタ
イマを提供することができる。
ちろんのこと、電源オフ時や電源電圧の変動時に
おいても、タイマ回路からの誤出力信号によるキ
ープリレーの誤セツトあるいは誤リセツトを防止
することができる。すなわち、電源オフ時のリセ
ツトミスが防止でき、あるいはセツトまたはリセ
ツトを確実にして、電源オフ後のキープリレーの
状態を電源オフ直前の状態またはリセツト状態な
ど所望の状態(ゲート回路の構成により任意に選
択できる)に確実に設定することができる。ま
た、レベル検出回路出力はタイマ回路の初期リセ
ツト回路としても兼用できるため、回路構成はそ
れ程複雑にはならない。さらに出力装置としてキ
ープリレーを用いているため低消費電力化したタ
イマを提供することができる。
第1図においてaは1巻線キープリレーを用い
た従来のタイマ装置の回路図でbおよびcはその
各部波形、第2図においてaは2巻線キープリレ
ーを用いた従来のタイマ装置の回路図でbはその
各部波形、第3図は本考案の1実施例に係るタイ
マ装置のブロツク図、第4〜6図はそれぞれ第3
図の装置のより具体的な実施例を示す回路図、そ
して第7図は本考案のさらに他の実施例を示すブ
ロツク図である。 2……タイマ回路、3……キープリレー駆動回
路、4……レベル検出回路、5……ゲート回路。
た従来のタイマ装置の回路図でbおよびcはその
各部波形、第2図においてaは2巻線キープリレ
ーを用いた従来のタイマ装置の回路図でbはその
各部波形、第3図は本考案の1実施例に係るタイ
マ装置のブロツク図、第4〜6図はそれぞれ第3
図の装置のより具体的な実施例を示す回路図、そ
して第7図は本考案のさらに他の実施例を示すブ
ロツク図である。 2……タイマ回路、3……キープリレー駆動回
路、4……レベル検出回路、5……ゲート回路。
Claims (1)
- 電源電圧が所定電圧より低いときに検出信号を
送出するレベル検出回路と、この検出信号によつ
て初期リセツトされるとともに予め設定された時
間に従つてタイマ出力を送出するタイマ回路と、
このタイマ出力によつてキープリレーをセツト及
びリセツトするキープリレー駆動回路と、前記タ
イマ回路と前記キープリレー駆動回路との間に挿
入され前記タイマ出力を前記検出信号の反転出力
との論理積信号とすることによつて前記検出信号
に従つて前記キープリレー駆動回路への前記タイ
マ出力の伝達を開閉制御するゲート回路とを具備
することを特徴とするタイマ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2841682U JPS58131541U (ja) | 1982-03-02 | 1982-03-02 | タイマ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2841682U JPS58131541U (ja) | 1982-03-02 | 1982-03-02 | タイマ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58131541U JPS58131541U (ja) | 1983-09-05 |
JPH0421232Y2 true JPH0421232Y2 (ja) | 1992-05-14 |
Family
ID=30040263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2841682U Granted JPS58131541U (ja) | 1982-03-02 | 1982-03-02 | タイマ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58131541U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5043865A (ja) * | 1973-08-21 | 1975-04-19 |
-
1982
- 1982-03-02 JP JP2841682U patent/JPS58131541U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5043865A (ja) * | 1973-08-21 | 1975-04-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58131541U (ja) | 1983-09-05 |
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