JPH0224287Y2 - - Google Patents

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JPH0224287Y2
JPH0224287Y2 JP1980053839U JP5383980U JPH0224287Y2 JP H0224287 Y2 JPH0224287 Y2 JP H0224287Y2 JP 1980053839 U JP1980053839 U JP 1980053839U JP 5383980 U JP5383980 U JP 5383980U JP H0224287 Y2 JPH0224287 Y2 JP H0224287Y2
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JP
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circuit
flop
flip
switch
reset
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JP1980053839U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスイツチのチヤタリング、特に電源投
入時のスイツチのチヤタリングの影響を防止し、
初期化信号を演算制御回路に送出するスイツチ制
御回路に関する。
デイジタル回路において電源投入スイツチのチ
ヤタリングが生じると種々の問題が生じる。デイ
ジタル回路のイニシヤライズ信号発生回路を例に
して、前記問題を説明する。
一般にデイジタル回路においては、電源投入時
に初期化信号を発生させてカウンタ、フリツプフ
ロツプ等をある一定の初期状態にする必要があ
る。そのため第1図に示すようなコンデンサ、抵
抗等を用いた回路で電源投入時に初期化信号Inを
形成し、演算制御回路に与えて初期状態を得てい
る。
この回路の動作を第2図を参照して説明する。
第2図bはCRの時定数が比較的小さい場合につ
いて示してある。CRの時定数が充分大でないと
電源投入用スイツチSWのチヤタリングによつて
演算制御回路が初期化されないことがある。すな
わちbにおいて時間T1でスイツチSWがオフとな
つて電源がオフとなり、時間T2でスイツチがオ
ンとなるまでにコンデンサCの電荷が放電しない
とT2で電源がオンとなつたときコンデンサ端の
電圧VcがインバータGのスレシヨルドレベルVth
より高く初期化信号Inが発生しない。そこで一般
にはCで示すようにスイツチSWのチヤタリング
時間に比して充分時定数の大きい時定数が得られ
るような抵抗とコンデンサを用いて初期化信号In
をしていた。
このようにCRの時定数を大きくすると初期化
信号用回路のIC化が困難となる。また、初期化
信号Inのパルス幅が長くなるために電源投入から
演算制御回路が作動状態となるまでに時間がかか
り、すみやかに初期化を完了したいような場合不
具合であるなどの問題が生ずる。前述したスイツ
チのチヤタリングによる問題を防止するために、
機械スイツチと制御回路間にフリツプフロツプ回
路を介在させ、チヤタリングのない信号を制御回
路に送出する回路が特開昭51−49660号(先行例)
に開示されている。
しかしながら、この先行例は、本願の目的であ
る演算制御回路に初期化信号を与えるものではな
い。また、初期化信号は入力信号として単に立上
り又は立下りの変化があればよいのではなく、初
期化を全に行うにはある程度のパルス幅が必要で
ある。
上述の事情に鑑み、本考案のスイツチ制御回路
は、電源スイツチのチヤタリングを防止するチヤ
タリング防止回路の動作出力に同期して作動する
計時回路と、この計時回路の出力によつて初期化
信号を終了させる初期化信号発生回路とにより初
期化信号を制御し演算制御回路を初期化するよう
にしたものである。
以下図面等を参照して、本考案によるスイツチ
制御回路をさに詳しく説明する。
第3図は本考案によるスイツチ制御回路の実施
例を示す回路図、第4図は前記回路の動作を説明
するためのタイムチヤートである。第3図に示し
た回路はCMOS構成の論理回路に適している。
CMOS構成の回路は、電流を消費するのはその
論理が反転するときであつて、静的な状態におい
ては、CMOSは殆んど電流を流さないからであ
る。
第3図においてインバータ3およびフリツプフ
ロツプ4は常時通電されているにもかかわらず電
源投入用スイツチ2がオフの間は殆んど電流を消
費してない。今スイツチ2がオフの状態において
スイツチングトランジスタ5はオフであり、演算
制御部10全体がハイレベルにある。カウンタ出
力11のN1もハイレベルにあり、N1はフリツプ
フロツプ4のリセツト信号としてフリツプフロツ
プ4をリセツトしている。
次に電源投入スイツチ2をオンとするとフリツ
プフロツプ4はセツトされてスイツチングトラン
ジスタ5が導通し、演算制御部10を通電すると
共に小さな抵抗7よびコンデンサ8よりなるRC
時定回路によつて短時間初期化信号Inが形成され
る。そしてこの信号によりカウンタ11および演
算制御部10を初期リセツトする。In信号によつ
てカウンタ11がリセツトされることによりカウ
ンタ出力N1はローレベルとなる。スイツチ2が
チヤタリングによつて一時的にオフとなつてもフ
リツプフロツプ4にはリセツト信号が入らずフリ
ツプフロツプ4はセツト状態を保つ。カウンタ1
1を初期化してからある時間後にカウンタ11の
出力N1がハイとなるがこの時にはスイツチ8の
チヤタリングは治まつており、インバータ3を介
してセツト信号が与えられているのでセツト優先
モードのフリツプフロツプ4はセツト状態を保
つ。カウンタ11の出力N1がリセツト状態から
ハイとなる時間はスイツチ2の予想される最大チ
ヤタリング時間と等しいかそれ以上に選ぶことに
より、電源投入スイツチ2のチヤタリングの影響
を防止することができる。例えばスイツチ2のチ
ヤタリング時間が最大10msならば信号N1は周期
20msのカウンタから取り出すことにより初期化
後N1がハイとなるのは10ms後となり、初期化信
号Inを5μsecとすればスイツチ2を投入後
10.005ms後にN1がハイとなことになる。
電源投入スイツチ1をオフとするときはスイツ
チ2をオフ後N1がハイとなる時にフリツプフロ
ツプ4にリセツト信号が与えられてフリツプフロ
ツプ4がリセツトされスイツチングトランジスタ
5が非導通となる。
このように本考案においては電源投入スイツチ
2の投入時のチヤタリングを防止することにより
初期化信号Inを形成するイニシヤライズ回路の時
定数を小さくすることができR,CをICに内蔵
することも可能となる。
例えば、R=500KΩ C=10pFとすればRC時
定数は5μsecであり、上記R,Cの値はIC化可能
な値である。また初期化信号は短時間であり、演
算制御部をすみやかに初期化して作動状態とする
ことができる。
以上時定数回路を用いたイニシヤライズ回路を
例にして説明したが他のイニシヤライズ回路を用
いることもできる。第5図に他の例を示してあ
る。先に第3図を参照して説明した部分と共通の
機能を持つ部分については共通の符号を付してあ
る。
スイツチSW1,SW2は電源投入スイツチに対応
する。このイニシヤライズ回路は、演算制御回路
10からのクロツクをカウントするカウンタ1
2、Dタイプフリツプフロツプ13、アンドゲー
ト14等により構成される。フリツプフロツプ4
がセツトされ半導体スイツチ5が導通し、演算制
御回路10が電源に接続されると、カウンタ12
は演算制御回路10からのクロツクの計数を開始
する。このときゲート14の出力はハイレベルと
なりイニシヤライズ信号Inが発生する。カウンタ
12が所定のカウント数に達すると、ゲート14
の出力はローレベルとなる。このイニシヤライズ
信号パルスの持続時間はカウンタ12により任意
に決定できる。
以上述べたように、本考案によるスイツチ制御
回路はチヤタリングの影響を防止し、演算回路へ
の電力の供給やイニシヤライズを安定、確実、迅
速に行うことができる。
また、CR回路を用いる場合は、小さい時定数
のCR回路を用いることができ、回路を小形化で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はイニシヤライズ信号発生回路を含む回
路を示す回路図、第2図はイニシヤライズ回路が
スイツチSWのチヤタリングにより受ける影響を
説明するための波形図、第3図は本考案によるス
イツチ制御回路の実施例を示す回路図、第4図は
第3図に示した回路の動作を説明するためのタイ
ムチヤート、第5図は、第3図に示した回路に同
様に適用できるイニシヤライズ回路の他の構成例
を示す回路図である。 1……電源電池、2……スイツチ、3……イン
バータ、4……フリツプフロツプ、5……半導体
スイツチ、6,7……抵抗、8……コンデンサ、
9……インバータ、10……演算制御部、11…
…カウンタ、12……カウンタ、13……Dタイ
プフリツプフロツプ、14……アンドゲート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 常時電源に接続されているセツトリセツトフリ
    ツプフロツプと、投入されることにより前記フリ
    ツプフロツプをセツトするチヤタリングの発生が
    予想される電源投入スイツチと、前記フリツプフ
    ロツプがセツトされているときに演算制御回路を
    電源に接続しリセツトされているときにこれを切
    断する半導体スイツチと、前記半導体スイツチを
    介して前記電源に接続され前記チヤタリングが予
    想される期間以上前記フリツプフロツプのリセツ
    ト入力を禁止するリセツト禁止回路と、前記半導
    体スイツチの導通に同期して計時を開始し前記フ
    リツプフロツプがリセツト状態にある時はリセツ
    ト状態となる計時回路と、前記半導体スイツチの
    導通と共に初期化信号を発生して演算制御回路に
    供給し、前記計時回路の出力によつて初期化信号
    を終了させる初期化信号発生回路とを備えたスイ
    ツチ制御回路。
JP1980053839U 1980-04-18 1980-04-18 Expired JPH0224287Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980053839U JPH0224287Y2 (ja) 1980-04-18 1980-04-18

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JP1980053839U JPH0224287Y2 (ja) 1980-04-18 1980-04-18

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JPS56154719U JPS56154719U (ja) 1981-11-19
JPH0224287Y2 true JPH0224287Y2 (ja) 1990-07-03

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ID=29648638

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5149660A (ja) * 1974-10-25 1976-04-30 Seiko Instr & Electronics

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5149660A (ja) * 1974-10-25 1976-04-30 Seiko Instr & Electronics

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