JP2011156143A - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011156143A JP2011156143A JP2010020121A JP2010020121A JP2011156143A JP 2011156143 A JP2011156143 A JP 2011156143A JP 2010020121 A JP2010020121 A JP 2010020121A JP 2010020121 A JP2010020121 A JP 2010020121A JP 2011156143 A JP2011156143 A JP 2011156143A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- sealing
- case
- state
- main board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Abstract
【課題】装着封止手段による封止を解除して取付ベースから基板ケースを取り外した後も、その取付ベースを使用することが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】基板ケース14を取付ベース30に封止する装着封止手段47,48を備えた遊技機で、装着封止手段47,48は、取付ベース30上の係合部137,138と、基板ケース14上の突起部108,70とで構成されると共に、基板ケース14が取付ベース30に装着された状態で突起部108,70が係合部137,138に係合して取り外し方向の移動を阻止するように構成され、基板ケース14上には、基板ケース14が取付ベース30に装着された状態で外部から損壊可能な被損壊部69等が一体に設けられ、その被損壊部69等が損壊されることにより、突起部108,70の係合部137,138に対する係合を解除可能となるように構成されているものである。
【選択図】図7
【解決手段】基板ケース14を取付ベース30に封止する装着封止手段47,48を備えた遊技機で、装着封止手段47,48は、取付ベース30上の係合部137,138と、基板ケース14上の突起部108,70とで構成されると共に、基板ケース14が取付ベース30に装着された状態で突起部108,70が係合部137,138に係合して取り外し方向の移動を阻止するように構成され、基板ケース14上には、基板ケース14が取付ベース30に装着された状態で外部から損壊可能な被損壊部69等が一体に設けられ、その被損壊部69等が損壊されることにより、突起部108,70の係合部137,138に対する係合を解除可能となるように構成されているものである。
【選択図】図7
Description
本発明は、パチンコ機、スロットマシン等の遊技機に関するものである。
パチンコ機、スロットマシン等の遊技機では、各種制御基板等が基板ケースに格納された状態で本体裏側等に装着されている。一般的な基板ケースは、甲ケース体と乙ケース体とを嵌め合わせることにより略箱形となるように構成され、遊技機筐体に固定された取付ベースに対して着脱自在に装着されている。
そのような基板ケースには、内部の制御基板に対する不正防止等を目的として、閉状態で現状復帰不能に封止する閉鎖封止手段を備えたものが存在する。この閉鎖封止手段は、乙ケース体側に設けられた閉鎖封止部材を甲ケース体側の被結合部に現状復帰不能に結合させることにより、甲ケース体と乙ケース体とを閉状態で封止し、開封する際には、封止部材を乙ケース体側に連結している被損壊部を損壊することにより、封止部材を乙ケース体から切り離して甲ケース体と乙ケース体との結合を解除するように構成されたものが一般的である。
また、遊技機の中には、基板ケースを取付ベースに対して現状復帰不能に封止する装着封止手段を設けたものも存在する。例えば特許文献1に記載の遊技機に搭載された装着封止手段は、閉鎖封止手段と基本的に同じ構成を有しており、基板ケース側に設けられた封止部材を取付ベース側の被結合部に現状復帰不能に結合させることにより、基板ケースを取付ベースに対して装着状態で封止し、基板ケースを取り外す際には、封止部材を基板ケース側に連結している被損壊部を損壊することにより、封止部材を基板ケースから切り離して基板ケースと取付ベースとの結合を解除するようになっている。
ところで、閉鎖封止手段を備えた基板ケースについては、封止を解除した場合には原則として新しいものと交換する必要があるが、取付ベースについては、必ずしも基板ケースと共に交換する必要はない。
しかしながら、装着封止手段を備えた従来の遊技機では、基板ケースを開封する前段階として、装着封止手段による封止が解除されて基板ケースが取付ベースから取り外されると、取付ベースの被結合部に封止部材が結合したままの状態で残ってしまうため、その後に新しい基板ケースを取り付けることができず、従って開封による基板ケースの交換の際には取付ベースも新しいものと交換する必要があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、装着封止手段による封止を解除して取付ベースから基板ケースを取り外した後も、その取付ベースを使用することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、基板13を格納可能な基板ケース14と、当該遊技機の所定箇所に固定され且つ前記基板ケース14を装着可能な取付ベース30と、前記基板ケース14を前記取付ベース30に対して装着状態で封止する装着封止手段47,48とを備えた遊技機において、前記装着封止手段47,48は、前記取付ベース30上の係合部137,138と、前記基板ケース14上の突起部108,70とで構成されると共に、前記基板ケース14が前記取付ベース30に装着された状態で、前記突起部108,70が前記係合部137,138に係合して、前記基板ケース14の前記取付ベース30に対する取り外し方向の移動を阻止するように構成され、前記基板ケース14上には、前記基板ケース14が前記取付ベース30に装着された状態で外部から損壊可能な被損壊部92,69,90a〜90dが一体に設けられ、その被損壊部92,69,90a〜90dが損壊されることにより、前記突起部108,70の前記係合部137,138に対する係合を解除可能となるように構成されているものである。
本発明によれば、基板ケース14の取り外し後も取付ベース30は基板ケース14が装着、封止される前の状態と何ら異なるところはないため、例えば取り外した基板ケース14を新たな基板ケース14に交換する場合であっても、取付ベース30については交換することなくそのまま使用することが可能である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図21は本発明をスロットマシンに採用した第1の実施形態を例示している。なお、以下の説明における上下左右の方向については、特に基準を示さない限り遊技機本体を前側から見た場合の上下左右をいうものとする。
図1及び図2において、遊技機本体を構成する筐体1は、本体ケース2と、この本体ケース2の前側に配置された矩形状の前面パネル3とを備えている。本体ケース2は例えば木製で、左右一対の側板4a,4bと、それら左右の側板4a,4bの上下両端側を左右に連結する上板5及び底板6と、背面側を略塞ぐ背板7とにより前側が開放する箱形に形成されており、その前側を開閉自在に閉鎖するように前面パネル3が装着されている。
本体ケース2内には、図2に示すように複数個の図柄表示リール8a〜8cが左右方向に配列された表示リールユニット9の他、メダル払い出し装置10、メダル補助ケース11、電源基板が格納された電源基板ケース12、主制御基板(基板)13が格納された主基板ケース(基板ケース)14等が配置されている。表示リールユニット9は、例えば左右の側板4a,4b間に架設された中間棚15上に配置され、メダル払い出し装置10、メダル補助ケース11、電源基板ケース12等は底板6上に配置されている。また主基板ケース14は、本体ケース2内の所定箇所、例えば背板7の前面側で且つ表示リールユニット9の上側近傍に装着されている。
図1に示すように、前面パネル3は左右一端側、例えば左側に配置されたヒンジ手段 (図示省略)を介して本体ケース2に対して開閉自在に装着されており、その上部側には、前面パネル3の裏側に配置された液晶表示ユニット等の表示画面16aに対応する第1表示窓16と、図柄表示リール8a〜8cに対応する第2表示窓17とが上下に配置されている。
また、第2表示窓17の下側には、横長状の操作パネル部18が設けられており、この操作パネル部18の上面側に、遊技媒体としてのメダルを投入可能なメダル投入口19、1ベットボタン20、マックスベットボタン21、クレジット精算ボタン22等が設けられ、また操作パネル部18の前面側に、スタートレバー23、ストップボタン24a〜24c、メダル返却ボタン25等が設けられている。
また前面パネル3の下端部前側には、メダル払い出し装置10から払い出されたメダルや返却メダルを前側に排出するための排出口26が設けられ、その前側に、排出口26から排出されたメダルを受けるメダル受け皿27が横長状に配置されている。
主基板ケース14は、主制御基板13を保護しつつ本体ケース2内に装着するためのもので、取付ベース30を介して背板7の前面側に固定されており、図3〜図5等に示すように、主制御基板13の両面側から互いに嵌め合わせ可能な裏ケース体(甲ケース体)31と表ケース体(乙ケース体)32とで開閉自在に構成されている。また、この主基板ケース14には、裏ケース体31と表ケース体32とを閉状態で封止する閉鎖封止部材33、この主基板ケース14を取付ベース30に対して装着状態で封止する装着封止部材34、裏ケース体31と表ケース体32と閉鎖封止部材33とを互いに連結する連結部材35、主基板ケース14上に貼付されたICタグシール36の表面を覆うシールカバー37、主制御基板13上の特定のコネクタ51aをカバーするコネクタカバー38等が装着されている。
また、主基板ケース14は、裏ケース体31と表ケース体32とを所定方向、例えば左右方向(以下、閉鎖スライド方向という)に互いに相対的にスライドさせることにより、閉鎖ロック手段41により互いに嵌め合わせた状態が保持される閉鎖ロック状態と保持されない閉鎖アンロック状態とを切り換え可能となっている。ここで、閉鎖ロック手段41は、図5に示すように裏ケース体31側の閉鎖係合手段42と表ケース体32側の閉鎖被係合手段43とで構成されており、主基板ケース14は、それら閉鎖係合手段42と閉鎖被係合手段43とが互いに係合する閉鎖ロック状態において、閉鎖封止部材33によって封止(閉鎖封止状態)されるようになっている。
また、閉鎖封止状態の主基板ケース14は、取付ベース30に対して所定方向、例えば閉鎖スライド方向と同じ左右方向(以下、装着スライド方向という)に相対的にスライドさせることにより、装着ロック手段44により装着状態が保持される装着ロック状態と保持されない装着アンロック状態とを切り換え可能となっている。なお、本実施形態では2種類の装着ロック状態が設けられており、取付ベース30に対して主基板ケース14を装着アンロック状態から装着スライド方向の一方、例えば右にスライドさせることにより第1装着ロック状態となり、主基板ケース14を装着アンロック状態から装着スライド方向の他方、例えば左にスライドさせることにより第2装着ロック状態となるように構成されている。
ここで、装着ロック手段44は、図5に示すように取付ベース30側の装着係合手段45と表ケース体32側の装着被係合手段46とで構成され、それら装着係合手段45と装着被係合手段46とが互いに係合する2種類の第1,第2装着ロック状態で夫々封止(第1,第2装着封止状態)されるようになっているが、装着封止部材34はそれら第1,第2装着ロック状態のうち、第1装着ロック状態での封止(第1装着封止状態)に用いられるようになっている。
主制御基板13は、スタートレバー23、ストップボタン24a〜24c等の操作に基づいて図柄表示リール8a〜8cの回転、停止その他の遊技動作を制御するためのもので、例えば横長矩形状に形成され、その一面側(ここでは前面側)の電子部品装着面13aには、図5に示すように外縁に沿って配置される複数個のコネクタ51、それらコネクタ51よりも内側に配置されるROM52等、多数の電子部品が装着されている。
主基板ケース14は、裏ケース体31と表ケース体32とを主制御基板13の裏面13b側(ここでは後側)と表面、即ち電子部品装着面13a側(ここでは前側)から互いに嵌め合わせることにより、基板格納部53、封止部54、ICタグシール貼付部55等が形成されるようになっている。
基板格納部53は、主制御基板13が格納される部分で、裏ケース体31側の裏蓋部53aと表ケース体32側の表蓋部53bとで例えば前後に偏平な横長矩形状の箱形に形成されている。また、封止部54は、閉鎖封止部材33及び装着封止部材34を装着して封止を行うための部分で、裏ケース体31側の裏ケース側封止部54aと表ケース体32側の表ケース側封止部54bとで構成され、基板格納部53に対して閉鎖スライド方向の一方側、例えば右側に配置されている。ICタグシール貼付部55は、ICタグシール36を貼付するための部分で、裏ケース体31側の裏ケース側貼付面55aと表ケース体32側の表ケース側貼付面55bとで構成され、基板格納部53に対して閉鎖スライド方向の一方側、例えば封止部54と同じ右側に封止部54と並んで配置されている。
裏ケース体31は、主制御基板13の裏面13b側に対応するもので、図5〜図8に示すように、基板格納部53を構成する裏蓋部53a、封止部54を構成する裏ケース側封止部54a、ICタグシール貼付部55を構成する裏ケース側貼付面55a、連結部材35の裏ケース側固定部56aを固定するための固定ベース部57等を一体に備えている。
裏蓋部53aは、主制御基板13の裏面13bに対向する例えば横長矩形状の底壁58と、この底壁58の四辺のうち、閉鎖スライド方向に沿う一対の辺、即ち上辺及び下辺に沿って表ケース体32側(前側)に向けて立設される一対の嵌合壁59,60と、底壁58の内面(基板格納部53の内側に対応する面)側に複数設けられ且つ主制御基板13の裏面13bに略当接する所定高さに突設される基板支持リブ61等を備えている。
嵌合壁59,60には、閉鎖ロック手段41を構成する閉鎖係合手段42が長手方向に沿って夫々1又は複数、例えば4つずつ設けられている。この閉鎖係合手段42は、図6に示すように、嵌合壁59,60の縁部から表ケース体32側に向けて突出する係合脚部42aと、この係合脚部42aの先端側から閉鎖スライド方向の一方側、例えば封止部54と反対側(ここでは左側)に突出する係合爪部42bとで略L字型に形成されている。
裏ケース側封止部54aは、裏蓋部53aの例えば右側に一体に設けられており、例えば裏蓋部53a側の底壁58から延設された裏カバー板62と、この裏カバー板62上に設けられた例えば2つの第1,第2裏ケース側封止装着部63a,64aと、それら第1,第2裏ケース側封止装着部63a,64aに対して裏蓋部53aと反対側に配置され且つ表ケース体32側(前側)に向けて例えば膨出状に立設された端部壁65等を一体に備えている。
第1,第2裏ケース側封止装着部63a,64aは、裏蓋部53aの右縁部に沿って例えば第1裏ケース側封止装着部63aが第2裏ケース側封止装着部64aの下側にくるように上下に隣接して配置されている。これら第1,第2裏ケース側封止装着部63a,64aは、夫々表ケース体32側に向けて開口する例えば四角形の有底筒状に形成されており、図7に示すように、その底板部66が裏カバー板62の裏側に若干突出した状態でその裏カバー板62に一体に設けられている。また、第1,第2裏ケース側封止装着部63a,64aの底板部66には、装着スライド方向に対して直交する方向、即ち上下方向に突出する一対の嵌合鍔部67が一体に設けられている。
また、第2裏ケース側封止装着部64aの底板部66上には、例えば細長状の貫通孔68が装着スライド方向に形成されている。更に、第1裏ケース側封止装着部63aの底板部66上には、例えばその略中央に開口蓋69が一体に設けられ、またその開口蓋69に対する装着スライド方向の一方側、例えば左側には第2装着封止突起部70が底板部66の裏側に向けて突設されている。なお、この第2装着封止突起部70は、後述する取付ベース30側の第2装着封止係合爪138と共に、主基板ケース14を取付ベース30に対して装着状態で封止する第2装着封止手段48を構成している。
開口蓋(被損壊部)69は、底板部66上の薄肉部69aで取り囲まれた部分で、強く押圧して周囲の薄肉部69aを損壊させることにより底板部66から容易に分離して円形その他の開口部69b(図20,図21参照)を形成するようになっている。なお、例えば第1,第2裏ケース側封止装着部63a,64aの上下両側には、嵌合壁59,60に設けられているものと同様の閉鎖係合手段42が、裏カバー板62の内面側に突設されている。
裏ケース側貼付面55aは、例えば裏蓋部53aの右側で且つ裏ケース側封止部54aの上側に主制御基板13の電子部品装着面13aと略同じ向きに配置されている。また、この裏ケース側貼付面55aの上縁側に沿って嵌合壁59と平行に配置された上側壁部71上には、シールカバー37の一端側を保持するためのシールカバー係合部72aが突設されている。また、固定ベース部57は、例えば第1裏ケース側封止装着部63aに近い所定位置、例えば端部壁65の一端側の例えば後側に設けられている。
表ケース体32は、主制御基板13の電子部品装着面13a側に対応するもので、図5〜図8に示すように、基板格納部53を構成する表蓋部53b、封止部54を構成する表ケース側封止部54b、ICタグシール貼付部55を構成する表ケース側貼付面55b、連結部材35の表ケース側固定部56bを固定するための固定ベース部73、封止に使用される前の閉鎖封止部材33を装着するための封止部材ホルダ74等を一体に備えている。
表蓋部53bは、主制御基板13の外縁を取り囲む上下左右の周壁75〜78と、主制御基板13の電子部品装着面13aに対向する上壁79とを一体に備え、裏ケース体31側が開放されて開口80を形成している。
上壁79は、その外周に沿って設けられた低壁部79aと、その低壁部79aの内側で外向き(前向き)に膨出する膨出部79bとを備えている。低壁部79a上には、主制御基板13のコネクタ51に対応して内向きに凹入する複数の凹部81a〜81cが設けられ、それら凹部81a〜81cにはコネクタ51が嵌合するコネクタ嵌合孔82が夫々1又は複数設けられている。膨出部79bは、主制御基板13の電子部品装着面13aとの間に電子部品の収容空間を確保するためのもので、例えばROM52に対応する位置にはROM52を不正に交換する行為等を防止するための凹部83等が形成されている。
また、表蓋部53bには、閉鎖ロック手段41を構成する閉鎖被係合手段43と、装着ロック手段44を構成する装着被係合手段46とが、例えばその上下の周壁75,76に沿って配置されている。即ち、図6,図8等に示すように、上下の周壁75,76の内側には夫々若干の隙間を挟んで内ガイド板75a,76a及び外ガイド板75b,76bが上壁79の裏側に向けて立設されており、内ガイド板75a,76aと外ガイド板75b,76bとの間の閉鎖ガイド溝84内に閉鎖被係合手段43が、外ガイド板75b,76bと周壁75,76との間の装着ガイド溝85内に装着被係合手段46が、夫々設けられている。
閉鎖被係合手段43は、裏ケース体31側の嵌合壁59,60上に設けられた複数、例えば各4つの閉鎖係合手段42に対応して閉鎖ガイド溝84内に複数、例えば各4つ設けられており、図6に示すように、裏ケース体31と表ケース体32とを互いに嵌め合わせたときに閉鎖係合手段42の係合爪部42bが嵌合する嵌合部43aと(閉鎖アンロック状態)、その状態から表ケース体32を裏ケース体31に対して閉鎖ガイド溝84に沿って所定の向き(ここでは右向きとする)に相対的にスライドさせることにより係合爪部42bが係合する被係合部43bと(閉鎖ロック状態)で構成されている。
また、装着被係合手段46は、装着ガイド溝85内に複数、例えば各4つ設けられており、図7に示すように、主基板ケース14を取付ベース30に嵌め込んだときに装着係合手段45の第1,第2係合爪部45b,45cが嵌合する嵌合部46aと(装着アンロック状態)、その装着アンロック状態から主基板ケース14を取付ベース30に対して装着ガイド溝85に沿って一方側(ここでは右向きとする)に相対的にスライドさせることにより第1係合爪部45bが係合する第1被係合部46bと(装着ロック状態)、装着アンロック状態から主基板ケース14を取付ベース30に対して装着ガイド溝85に沿って他方側(ここでは左向きとする)に相対的にスライドさせることにより第2係合爪部45cが係合する第2被係合部46cと(装着ロック状態)で構成されている。
このような表蓋部53bに対し、主制御基板13は、コネクタ51をコネクタ嵌合孔82に嵌合させつつ開口80側から嵌め込まれ、電子部品装着面13aを凹部81a〜81cの内面側に当接させた状態でねじ止め等により着脱自在に固定される。
また、表蓋部53bには、コネクタカバー38が着脱自在に装着可能となっている。このコネクタカバー38は、図3及び図5に示すように、主制御基板13の複数のコネクタ51のうち、例えば下側の凹部81c内に配置されるコネクタ51aを、これらに結合されたハーネス側コネクタ86と共に覆うもので、表蓋部53b側のケース側結束部87に対応するカバー側結束部88が一体に設けられており、これらケース側結束部87とカバー側結束部88とを結束バンド89等により結束することにより表蓋部53bに装着されている。これにより、結束バンド89を切断してコネクタカバー38を取り外さない限り、ハーネス側コネクタ86をコネクタ51aから抜き取ることができず、コネクタ51aへの不正部品の接続等による不正行為を効果的に防止できる。
表ケース側封止部54bは、裏ケース体31側の裏ケース側封止部54aに対応して表蓋部53bの例えば右側に一体に設けられており、図6,図8等に示すように、裏ケース側封止部54a側の第1,第2裏ケース側封止装着部63a,64aに対応する2つの第1,第2表ケース側封止装着部63b,64bと、これら第1,第2表ケース側封止装着部63b,64bを夫々1又は複数、例えば4つの連結リブ90a〜90dを介して支持する封止支持フレーム91とを備えている。
第1,第2表ケース側封止装着部63b,64bは、裏ケース側封止部54a側の第1,第2裏ケース側封止装着部63a,64aと共に夫々第1,第2封止装着部63,64を構成するもので、例えば四角形の筒状に形成されており、裏ケース体31と表ケース体32とが閉鎖ロック状態となったときに、第1,第2裏ケース側封止装着部63a,64aに対して閉鎖スライド方向に対して直交する方向、即ち前後方向に合致して、第1,第2裏ケース側封止装着部63a,64aと共に各1本の筒体を形成するように配置されている。
また、第2表ケース側封止装着部64bには、第2裏ケース側封止装着部64aとは反対側の端部(以下、外側端部)を閉鎖する閉鎖蓋92が一体に設けられている。閉鎖蓋 (被損壊部)92は、その周囲が薄肉部92aを介して第2表ケース側封止装着部64bの外側端部に一体に設けられており、強く押圧して周囲の薄肉部92aを損壊させることにより第2表ケース側封止装着部64bから容易に分離し、それによって外側端部が開放されるようになっている。
封止支持フレーム91は、第1,第2表ケース側封止装着部63b,64bの周囲を一定の隙間を介して取り囲む矩形枠状に形成され、表蓋部53bの右周壁78の外面側に一体に設けられており、各4つの連結リブ90a〜90dにより第1,第2表ケース側封止装着部63b,64bが一体に連結されている。また、封止支持フレーム91上には、裏ケース側封止部54aに設けられた閉鎖係合手段42に対応して、例えばその上下両端側に閉鎖ガイド溝84内と同様の閉鎖被係合手段43が設けられている。
表ケース側貼付面55bは、例えば表蓋部53bの右側で且つ表ケース側封止部54bの上側に主制御基板13の電子部品装着面13aと略同じ向きに配置されている。また、この表ケース側貼付面55bの上縁側に沿って外ガイド板75bから閉鎖スライド方向に延設された上側壁部93上には、裏ケース側貼付面55a側のシールカバー係合部72aに対応するシールカバー係合部72bが突設されている。
そして、裏ケース体31と表ケース体32とが嵌め合わされて閉鎖ロック状態となったとき、表ケース側貼付面55bが裏ケース側貼付面55aと閉鎖スライド方向に連結して1つのICタグシール貼付部55を形成し、また上側壁部93が裏ケース体31側の上側壁部71と連結して、シールカバー係合部72aとシールカバー係合部72bとが閉鎖スライド方向に近接又は当接するようになっている。なお、シールカバー係合部72a,72bは、例えば主基板ケース14の裏側に向けて開放する断面略C字状に形成されている。
裏ケース側貼付面55aと表ケース側貼付面55bとで形成されるICタグシール貼付部55には、それらの境界を挟んでその両側一定幅の範囲が後ろ向きに凹入しており、その上に貼付されるICタグシール36を屈曲状に案内するようになっている。
また、表ケース側貼付面55bを挟んでシールカバー係合部72bの反対側には、図6,図8等に示すようにシールカバー37を主基板ケース14に封止するための被結合部94が配置されている。この被結合部94は、例えば閉鎖スライド方向に設けられた1つの挿通スリット95と、この挿通スリット95の両側に平行に配置された一対の逃げ用スリット96と、それら挿通スリット95と逃げ用スリット96との間に形成された一対の弾性係合部97とを備えている。
固定ベース部73は、第1表ケース側封止装着部63bの近傍、例えば下側に前向きに配置され、封止支持フレーム91に一体に形成されている。なお、裏ケース体31側の固定ベース部57とこの固定ベース部73とは夫々主基板ケース14の裏側と表側とに配置されているが、例えばこれら固定ベース部57,73は少なくとも上下方向位置(閉鎖スライド方向に対して直交する方向の位置)については、図8に示すように互いに略一致している。
封止部材ホルダ74は、例えば固定ベース部73に対して第1表ケース側封止装着部63bの反対側、即ち固定ベース部73の下側に配置され、例えば表蓋部53bの右周壁78から閉鎖スライド方向に突設される上下一対の保持片74a等により構成されている。
閉鎖封止部材33は、主基板ケース14等とは別体に形成され、例えば1つの主基板ケース14に対して1個設けられており、図6,図8等に示すように、挿通軸部101と、この挿通軸部101の挿入方向後端側に設けられた鍔部102と、挿通軸部101上に設けられた抜け止め係合爪103と、挿通軸部101の挿入方向後端側に設けられた固定ベース部104とを一体に備えている。
挿通軸部101は、主基板ケース14が閉鎖ロック状態のときに第1表ケース側封止装着部63bと第1裏ケース側封止装着部63aとに跨るように第1封止装着部63内に挿通されて閉鎖アンロック状態側へのスライドを阻止するもので、第1封止装着部63の内側に略隙間なく挿通可能な形状、例えば四角形の筒状に形成されており、その軸方向長さは第1封止装着部63の内部長さと略一致している。また、挿通軸部101の外周面上には、第1封止装着部63の内面側に形成された溝105に対応して軸方向の突条106が設けられており、この突条106を溝105に嵌合させた状態でなければ挿通軸部101が第1封止装着部63に挿通不可能とすることで第1封止装着部63に装着する際の閉鎖封止部材33の向きが規定されている。
鍔部102は、例えば筒状に形成された挿通軸部101の後端側を閉鎖すると共に、その外縁側が挿通軸部101の外周面よりも外側に鍔状に突出しており、挿通軸部101を第1封止装着部63内に挿通させたとき、第1表ケース側封止装着部63bの外側端部に略当接して挿入方向への移動を所定位置で阻止するようになっている。
抜け止め係合爪103は、第1封止装着部63に挿通された挿通軸部101の抜けを阻止するもので、例えば挿通軸部101の外周側に1又は複数、例えば2つ設けられている。この抜け止め係合爪103は、挿通軸部101の外周面よりも外側に突出する突出状態と突出しない退避状態とに切り換え可能で且つ突出状態側に弾性付勢され、挿通軸部101が第1封止装着部63に挿通されたときに第1表ケース側封止装着部63bの例えば裏側端部に係合するように、挿通軸部101の軸方向中間位置に配置されている。
固定ベース部104は、連結部材35の封止部材側固定部56cを固定するためのもので、鍔部102上に設けられており、鍔部102から略垂直に突設される1又は複数、例えば1本のカシメピン104bと、このカシメピン104bの外側を略取り囲むように鍔部102から所定高さで突設される囲いリブ104cとで構成されている。
装着封止部材34は、主基板ケース14、閉鎖封止部材33等とは別体に形成され、例えば1つの主基板ケース14に対して1個設けられており、図6等に示すように、挿入本体部107と、この挿入本体部107の挿入方向先端側に設けられた第1装着封止突起部108とを一体に備えている。
挿入本体部107は、第1装着封止突起部108を貫通孔68から外側に突出させた状態で保持すべく第2封止装着部64内に挿入されるもので、第2封止装着部64の内側に略隙間なく収容可能な形状、例えば四角形の筒状に形成されており、その軸方向長さは例えば第2裏ケース側封止装着部64aの内部長さと略一致している。また、挿入本体部107の外周面上にも、閉鎖封止部材33と同様、第2封止装着部64の内面側に形成された溝105に対応して軸方向の突条106が設けられている。なお、第2表ケース側封止装着部64b側の閉鎖蓋92には、図10,図14等に示すようにその内面側に押さえリブ109が突設されており、主基板ケース14が閉鎖ロック状態のときにその押さえリブ109が挿入本体部107の挿入方向後端側に略当接することにより、装着封止部材34の第2封止装着部64内での軸方向移動が阻止されるようになっている。
第1装着封止突起部108は、挿入本体部107の挿入方向先端側の略中央から軸方向に突出しており、装着封止部材34が第2封止装着部64内に装着されたとき、図7等に示すように貫通孔68を介して裏ケース体31の裏側に突出するようになっている。また、第1装着封止突起部108の先端部は装着スライド方向のロック側(右側)からアンロック側(左側)に向けて徐々に突出量が大きくなる傾斜状に形成されている。なお、第1装着封止突起部108は貫通孔68の形状に対応して例えば装着スライド方向に沿った板状に形成され、例えば挿入本体部107内に軸方向に配置された補強リブ等を介して挿入本体部107に一体に設けられている。なお、第1装着封止突起部108は、後述する取付ベース30側の第1装着封止係合爪137と共に、主基板ケース14を取付ベース30に対して装着状態で封止する第1装着封止手段47を構成している。
連結部材35は、図8等に示すように、裏ケース体31側の固定ベース部57に固定される裏ケース側固定部56aと、表ケース体32側の固定ベース部73に固定される表ケース側固定部56bと、閉鎖封止部材33側の固定ベース部104に固定される封止部材側固定部56cと、裏ケース側固定部56aと表ケース側固定部56bとの間を連結する第1連結バンド部111と、表ケース側固定部56bと封止部材側固定部56cとの間を連結する第2連結バンド部112とを備え、例えば可撓性を持たせたポリエチレン等、ある程度の柔軟性を有する合成樹脂により一体成形されている。
裏ケース側固定部56a、表ケース側固定部56b、封止部材側固定部56cは、夫々固定ベース部57,73,104に対して熱カシメ等の方法により着脱不能に固定されている。第1,第2連結バンド部111,112は、例えば十分な可撓性を有する細長平板状に形成されており、第1連結バンド部111については裏ケース体31と表ケース体32とを通常の手順で開閉する際に支障がない範囲で、また第2連結バンド部112については閉鎖封止部材33を封止部材ホルダ74から外して第1封止装着部63に挿入する際に支障がない範囲で、夫々なるべく短く形成されている。
シールカバー37は、図9等に示すように、本体部121と、この本体部121の一端側に設けられる被係合部122と、本体部121の他端側に設けられる結合ピン123とを備え、例えば透明な合成樹脂により一体に形成されている。
本体部121は、ICタグシール貼付部55に対応するシールカバー部121aと、被結合部94に対応する封止カバー部121bとで構成されている。シールカバー部121aは、ICタグシール貼付部55の略全体を覆う正面視略矩形状に形成されると共に、その裏面がICタグシール貼付部55に貼付されたICタグシール36の表面全体に略密着するように、ICタグシール貼付部55の曲面に沿う三次元形状に形成されている。封止カバー部121bは、被結合部94の略全体を覆う正面視略矩形状に形成されており、その裏側に結合ピン123が突設されている。なお、シールカバー部121aと封止カバー部121bとは、1又は複数、例えば3つの連結リブ124a〜124cにより一体に連結されている。
被係合部122は、シールカバー37の一端側を主基板ケース14に係合させるためのもので、主基板ケース14側のシールカバー係合部72a,72bに対応して例えば主基板ケース14の閉鎖スライド方向、即ち左右方向に配置されるヒンジピン122aと、このヒンジピン122aを少なくともその両端側で支持する支持部122bとで構成されており、ヒンジピン122aがシールカバー係合部72a,72bに対して主基板ケース14の裏側から着脱自在に嵌め込まれ、その軸廻りに回転自在に保持されるようになっている。
結合ピン123は、シールカバー37を主基板ケース14に装着した状態で封止するためのもので、封止カバー部121bから略垂直に突設される軸部123aと、この軸部123aの先端側に設けられ且つその軸部123aの幅方向に張り出す断面台形状の結合部123bとで構成されており、ヒンジピン122aがシールカバー係合部72a,72bに係合された状態でシールカバー部121aがICタグシール貼付部55上のICタグシール36の表面に略密着されたとき、被結合部94の挿通スリット95を貫通してその裏側に離脱不能に係合するようになっている。
取付ベース30は、図5,図7等に示すように、主基板ケース14の裏面に対応する略矩形状に形成されたベース板131と、主基板ケース14の装着ガイド溝85に対応してベース板131の上下両縁に沿って前向き突出状に設けられる装着レール板132,133と、ベース板131の装着スライド方向の一方側(ここでは右側)の縁部に沿って前向き突出状に設けられるスライド規制板134と、上下の装着レール板132,133の外側に夫々前向き突出状に設けられる仮固定フック135,136とを一体に備えており、ベース板131に設けられた複数の固定孔131aにおいて本体ケース2の背板7の内面側にねじ止め固定されている。なお、取付ベース30に主基板ケース14を装着した状態ではその主基板ケース14によって固定孔131a及び固定ねじ(図示省略)が覆われてしまうため、本体ケース2から取付ベース30ごと主基板ケース14を取り外すことはできない。
装着レール板132,133には、装着ロック手段44を構成する装着係合手段45が長手方向に沿って夫々1又は複数、例えば主基板ケース14側の装着被係合手段46に対応して4つずつ設けられている。この装着係合手段45は、図7に示すように、装着レール板132,133の縁部から主基板ケース14側(前側)に向けて突出する係合脚部45aと、この係合脚部45aの先端側から装着レール板132,133の長手方向に沿って装着スライド方向の一方側、例えば左側に突出する第1係合爪部45bと、同じく係合脚部45aの先端側から装着スライド方向の他方側、例えば右側に突出する第2係合爪部45cとで略T字型に形成されており、主基板ケース14が取付ベース30に嵌め込まれて装着アンロック状態となったときに装着係合手段45の第1,第2係合爪部45b,45cが装着被係合手段46の嵌合部46aに嵌合し、その状態から主基板ケース14を取付ベース30に対して右向きに相対的にスライドさせることにより第1係合爪部45bが装着被係合手段46の第1被係合部46bに係合して第1装着ロック状態となり、又は装着アンロック状態から主基板ケース14を取付ベース30に対して左向きに相対的にスライドさせることにより第2係合爪部45cが装着被係合手段46の第2被係合部46cに係合して第2装着ロック状態となるように構成されている。
また、ベース板131上には、2組の第1,第2装着封止係合爪(係合部)137,138が設けられている。第1装着封止係合爪137は、装着封止部材34上の第1装着封止突起部108と共に第1装着ロック状態での封止に用いる第1装着封止手段47を構成するもので、装着封止部材34の第1装着封止突起部108に対応して設けられており、例えばベース板131上に装着スライド方向に沿って形成された第1凹入部139内に設けられている。この第1装着封止係合爪137は、装着封止部材34の第1装着封止突起部108に係合可能な係合状態と係合しない退避状態とに切り換え可能で且つ係合状態側に弾性付勢され、装着スライド方向に沿ってその第1装着ロック側(右端側)が係合面140a、前面側が傾斜状の案内面140bとなっており、主基板ケース14が取付ベース30に対して装着アンロック状態から第1装着ロック状態となるまで右向きにスライドされたとき、係合面140aが装着封止部材34の第1装着封止突起部108の左側に係合して装着アンロック状態側(左側)へのスライドを阻止するようになっている。
また、第2装着封止係合爪138は、裏ケース体31上の第2装着封止突起部70と共に第2装着ロック状態での封止に用いる第2装着封止手段48を構成するもので、裏ケース体31側の第2装着封止突起部70に対応して設けられており、例えばベース板131上に装着スライド方向に沿って形成された第2凹入部141内に設けられている。この第2装着封止係合爪138は、第1装着封止係合爪137と同様の形状に形成され、第2装着封止突起部70に係合可能な係合状態と係合しない退避状態とに切り換え可能で且つ係合状態側に弾性付勢されているが、第1装着封止係合爪137とは左右逆に配置されており、主基板ケース14が取付ベース30に対して装着アンロック状態から第2装着ロック状態となるまで左向きにスライドされたとき、係合面140aが裏ケース体31側の第2装着封止突起部70の右側に係合して装着アンロック状態側(右側)へのスライドを阻止するようになっている。
なお、第1,第2装着封止係合爪137,138の両側には、第1,第2装着ロック状態のときに嵌合鍔部67が夫々嵌合してベース板131から離間する方向への移動を阻止する第1,第2装着嵌合溝142,143が設けられている。
更に、ベース板131の前面側には、図7等に示すように主基板ケース14の装着アンロック状態から第2装着ロック状態側への移動を阻止する例えば突起状のスライド規制部144が設けられている。主基板ケース14側には、例えば裏ケース体31の裏側にこのスライド規制部144に対応する突起部145が一体に設けられており、主基板ケース14が取付ベース30に装着されて装着アンロック状態となったとき、突起部145がスライド規制部144の右側に係合して第2装着ロック状態側へのスライドが阻止されるようになっている。なお、突起部145はニッパー等により容易に除去可能となっており、この突起部145を除去することにより装着アンロック状態から第2装着ロック状態側へのスライドが可能となる。
仮固定フック135,136は、取付ベース30に装着された主基板ケース14を装着アンロック状態で仮固定するためのもので、例えば取付ベース30の上下に1又は複数組、例えば1組設けられており、主基板ケース14の側面、例えば上周壁75及び下周壁76に沿ってその前縁側に係脱自在に係合して主基板ケース14を保持するようになっている。
また、主基板ケース14上には、図6等に示すように例えば表ケース体32上にこれら仮固定フック135,136の少なくとも一方、例えば下側の仮固定フック136に対応する位置決めリブ146が一体に設けられている。この位置決めリブ146は、主基板ケース14が取付ベース30に装着されて装着アンロック状態となったときに仮固定フック136に対して装着スライド方向の一方側、例えば第1装着ロック側(右側)に略当接する位置に配置されており、この位置決めリブ146を仮固定フック136の右側に沿わせながら主基板ケース14を取付ベース30に装着すれば容易に装着アンロック状態に位置決めできる。なお、主基板ケース14を装着アンロック状態から第1装着ロック状態側にスライドさせる際には仮固定フック136を弾性変形させて位置決めリブ146への係合を一時的に解除すればよい。
以上のような主基板ケース14を本体ケース2内に装着する際には、まず主制御基板13を格納した状態で主基板ケース14を封止すると共にその主基板ケース14にICタグシール36を貼付してシールカバー37を装着し、更にその状態の主基板ケース14を、予め本体ケース2内の背板7に固定された取付ベース30に対して装着・封止するという手順で行う。以下、図10〜図17を参照しつつ、その装着・封止手順及びその後の開封手順を簡単に説明する。
(A1)主基板ケース14への主制御基板13の装着
まず、主制御基板13を主基板ケース14に装着するが、その前段階として、主基板ケース14を構成する裏ケース体31、表ケース体32の他、閉鎖封止部材33、装着封止部材34、連結部材35を1組用意すると共に、裏ケース体31、表ケース体32及び閉鎖封止部材33を連結部材35により互いに連結しておく。
まず、主制御基板13を主基板ケース14に装着するが、その前段階として、主基板ケース14を構成する裏ケース体31、表ケース体32の他、閉鎖封止部材33、装着封止部材34、連結部材35を1組用意すると共に、裏ケース体31、表ケース体32及び閉鎖封止部材33を連結部材35により互いに連結しておく。
なお、装着封止部材34を第2裏ケース側封止装着部64a内に挿入した状態で裏ケース体31と表ケース体32とを嵌め合わせ、互いにスライドさせて閉鎖ロック状態とし、閉鎖封止部材33を封止部材ホルダ74に装着すれば、未封止の主基板ケース14を一体として容易に搬送できる。このとき、装着封止部材34は第2封止装着部64内に格納されており、また閉鎖封止部材33は連結部材35により主基板ケース14に連結されているため、何れも脱落して紛失する心配はない。
主制御基板13を装着する際には、例えば上記のように未封止の状態で仮組みされていた主基板ケース14の裏ケース体31と表ケース体32とを装着アンロック状態側にスライドさせて開放し、表ケース体32の内側に電子部品装着面13aが上壁79側に向くように主制御基板13を装着し、ねじ止め等により固定する。
(A2)主基板ケース14の閉鎖・封止
表ケース体32に主制御基板13を装着すると、その表ケース体32を、第2裏ケース側封止装着部64a内に装着封止部材34が挿入された状態の裏ケース体31に対して前側から嵌め合わせて閉鎖アンロック状態とする(図10(a))。
表ケース体32に主制御基板13を装着すると、その表ケース体32を、第2裏ケース側封止装着部64a内に装着封止部材34が挿入された状態の裏ケース体31に対して前側から嵌め合わせて閉鎖アンロック状態とする(図10(a))。
このとき、裏ケース体31側の第1,第2裏ケース側封止装着部63a,64aと表ケース体32側の第1,第2表ケース側封止装着部63b,64bとは互いの軸が閉鎖スライド方向にずれた状態となっている。また、裏ケース側貼付面55aと表ケース側貼付面55bとについても閉鎖スライド方向に離間した状態となっている(図11(a))。
続いて、表ケース体32を裏ケース体31に対して右向きにスライドさせる。これにより、裏ケース体31側の閉鎖係合手段42が表ケース体32側の被係合部43bに係合し、主基板ケース14は閉鎖ロック状態になると共に、裏ケース体31側の第1,第2裏ケース側封止装着部63a,64aと表ケース体32側の第1,第2表ケース側封止装着部63b,64bとが閉鎖スライド方向に対して直交する前後方向に互いに合致した状態となる(図10(b))。
なおこのとき、第2表ケース側封止装着部64b側の押さえリブ109が第2裏ケース側封止装着部64a内の装着封止部材34の挿入方向後端側に略当接するため、装着封止部材34はその先端側の第1装着封止突起部108を貫通孔68から裏側に突出させた状態で固定された状態となる。また、裏ケース側貼付面55aと表ケース側貼付面55bとが互いに連結されて1つのICタグシール貼付部55が形成される(図11(b))。
続いて、閉鎖封止部材33を封止部材ホルダ74から取り外して第1封止装着部63に挿入し、抜け止め係合爪103を第1表ケース側封止装着部63bの裏側端部に係合させる(図10(c))。これにより、第1裏ケース側封止装着部63aと第1表ケース側封止装着部63bとは閉鎖スライド方向に相対移動不可能となるため、裏ケース体31と表ケース体32とは閉鎖ロック状態に保持される。しかも抜け止め係合爪103は第1裏ケース側封止装着部63aによって覆われた状態となるため(図14参照)、外部から抜け止め係合爪103の係合を解除して閉鎖封止部材33を抜き取ることはできず、従って主基板ケース14は閉鎖アンロック状態側へのスライドが解除不能に阻止された閉鎖封止状態となる。なお、この状態で更にねじ止め等により裏ケース体31と表ケース体32とを固定してもよい。
(A3)ICタグシール36の貼付及びシールカバー37の装着
続いて、ICタグシール貼付部55上にICタグシール36を貼付し(図12(a))、そのICタグシール36の表面を覆うようにシールカバー37を装着する。シールカバー37を装着する際には、まず一端側のヒンジピン122aを主基板ケース14の裏側からシールカバー係合部72a,72bに係合させ、その軸廻りに揺動させつつ他端側の結合ピン123を被結合部94の挿通スリット95に貫通させる(図12(b)→(c))。これにより、結合ピン123は弾性係合部97の裏側に係合し、またその結合部分は封止カバー部121bにより外側から覆われるため、シールカバー37は主基板ケース14に対して離脱不能に結合した状態となる。また、シールカバー部121aがICタグシール貼付部55上のICタグシール36の表面に略密着された状態となり、ICタグシール36の剥がれ等を防止できる。
続いて、ICタグシール貼付部55上にICタグシール36を貼付し(図12(a))、そのICタグシール36の表面を覆うようにシールカバー37を装着する。シールカバー37を装着する際には、まず一端側のヒンジピン122aを主基板ケース14の裏側からシールカバー係合部72a,72bに係合させ、その軸廻りに揺動させつつ他端側の結合ピン123を被結合部94の挿通スリット95に貫通させる(図12(b)→(c))。これにより、結合ピン123は弾性係合部97の裏側に係合し、またその結合部分は封止カバー部121bにより外側から覆われるため、シールカバー37は主基板ケース14に対して離脱不能に結合した状態となる。また、シールカバー部121aがICタグシール貼付部55上のICタグシール36の表面に略密着された状態となり、ICタグシール36の剥がれ等を防止できる。
なお、シールカバー37の被係合部122は、図7等に示すように裏ケース体31側のシールカバー係合部72aと表ケース体32側のシールカバー係合部72bとに係合し、それらが離間する方向へのスライドを阻止しているため、シールカバー37の主基板ケース14への封止を解除してシールカバー37を取り外さなければ主基板ケース14を開放することはできない。即ち、シールカバー37は、閉鎖封止部材33とは別の閉鎖封止手段としての機能も有している。
ここで、例えば以上のように封止された状態の主基板ケース14を複数用意し、夫々の主基板ケース14から開封の痕跡のない状態のシールカバー37、裏ケース体31、表ケース体32、閉鎖封止部材33等を夫々取り出すことに成功したとしても、裏ケース体31、表ケース体32及び閉鎖封止部材33は連結部材35によって互いに連結されているため、それらを組み合わせて新たな主基板ケース14を作り出すためには連結部材35を切断する必要がある。即ち、複数の主基板ケース14から取り出した裏ケース体31、表ケース体32、閉鎖封止部材33等を組み合わせて新たな主基板ケース14を作り出したとしても、連結部材35で連結された状態までも再現することはできず、そのような不正行為を効果的に防止できる。
(A4)主基板ケース14の取付ベース30への装着・封止
次に、閉鎖封止状態の主基板ケース14を、予め本体ケース2内の背板7に固定された取付ベース30に前側から嵌め込み、取付ベース30側の装着係合手段45を、表ケース体32側の装着ガイド溝85内の嵌合部46aに夫々嵌合させて装着アンロック状態とし、上下の仮固定フック135,136により仮固定する。このとき、主基板ケース14側の位置決めリブ146を仮固定フック136の右側に沿わせつつ嵌め込めば、装着アンロック状態に容易に位置決めできる。また、この装着アンロック状態では、主基板ケース14の裏側の突起部145が取付ベース30側のスライド規制部144の右側に係合しているため、そのままでは主基板ケース14を第2装着ロック状態側(左側)にスライドさせることはできない。
次に、閉鎖封止状態の主基板ケース14を、予め本体ケース2内の背板7に固定された取付ベース30に前側から嵌め込み、取付ベース30側の装着係合手段45を、表ケース体32側の装着ガイド溝85内の嵌合部46aに夫々嵌合させて装着アンロック状態とし、上下の仮固定フック135,136により仮固定する。このとき、主基板ケース14側の位置決めリブ146を仮固定フック136の右側に沿わせつつ嵌め込めば、装着アンロック状態に容易に位置決めできる。また、この装着アンロック状態では、主基板ケース14の裏側の突起部145が取付ベース30側のスライド規制部144の右側に係合しているため、そのままでは主基板ケース14を第2装着ロック状態側(左側)にスライドさせることはできない。
続いて、仮固定フック136を弾性変形させて位置決めリブ146への係合を一時的に解除した上で、主基板ケース14を取付ベース30に対して右向きにスライドさせる(図13(a)→(b))。これにより、取付ベース30側の装着係合手段45が表ケース体32側の装着被係合手段46に係合し、主基板ケース14は取付ベース30に対して第1装着ロック状態となる。このとき、主基板ケース14側の第1装着封止突起部108が第1装着封止係合爪137に係合し、装着アンロック状態側へのスライドが阻止される。しかも、外部から第1装着封止係合爪137の係合を解除することはできず、従って主基板ケース14は取付ベース30に対して装着アンロック状態側へのスライドが解除不能に阻止された装着封止状態となる。
なお、コネクタカバー38は、例えば主基板ケース14を取付ベース30に装着し、主基板ケース14側のコネクタ51aにハーネス側コネクタ86を接続した後に装着すればよい。
(B1)主基板ケース14の取り外し
以上のような手順で本体ケース2内に装着された主基板ケース14を検査等のために開封する場合には、まずコネクタカバー38を取り外してコネクタ51aからハーネス側コネクタ86を抜き取る。そして、ドライバー等の工具を用いて閉鎖蓋92を突き破り、閉鎖蓋92を除去して第2封止装着部64の端部を開放し、その中から装着封止部材34を抜き取る(図15)。これにより、第1装着封止係合爪137に係合していた第1装着封止突起部108がなくなって装着封止状態が解除されるため、仮固定フック136を弾性変形させて位置決めリブ146への係合を一時的に解除させた上で、主基板ケース14を取付ベース30に対して装着アンロック状態側にスライドさせることにより取付ベース30から取り外すことができる。
以上のような手順で本体ケース2内に装着された主基板ケース14を検査等のために開封する場合には、まずコネクタカバー38を取り外してコネクタ51aからハーネス側コネクタ86を抜き取る。そして、ドライバー等の工具を用いて閉鎖蓋92を突き破り、閉鎖蓋92を除去して第2封止装着部64の端部を開放し、その中から装着封止部材34を抜き取る(図15)。これにより、第1装着封止係合爪137に係合していた第1装着封止突起部108がなくなって装着封止状態が解除されるため、仮固定フック136を弾性変形させて位置決めリブ146への係合を一時的に解除させた上で、主基板ケース14を取付ベース30に対して装着アンロック状態側にスライドさせることにより取付ベース30から取り外すことができる。
このようにして装着封止状態が解除されて主基板ケース14が取り外された後の取付ベース30は、主基板ケース14が装着、封止される前の状態と何ら異なるところはないため、例えば取り外した主基板ケース14を新たな主基板ケース14に交換する場合には、その新たな主基板ケース14の取り付けのために引き続き利用することができる。
(B2)シールカバー37の取り外し及びICタグシール36の切断
続いて、取付ベース30から取り外した主基板ケース14からシールカバー37を取り外す。即ち、シールカバー37の連結リブ124a〜124cをニッパー等で切断し、シールカバー37を、結合ピン123と一体の封止カバー部121bのみを残して主基板ケース14から取り外す(図16)。そして、ICタグシール36を、例えば裏ケース側貼付面55aと表ケース側貼付面55bとの境界線に沿ってカッターナイフ等により切断する(図16)。これにより、主基板ケース14は、シールカバー37による封止状態、及びICタグシール36による封印状態が解除される。
続いて、取付ベース30から取り外した主基板ケース14からシールカバー37を取り外す。即ち、シールカバー37の連結リブ124a〜124cをニッパー等で切断し、シールカバー37を、結合ピン123と一体の封止カバー部121bのみを残して主基板ケース14から取り外す(図16)。そして、ICタグシール36を、例えば裏ケース側貼付面55aと表ケース側貼付面55bとの境界線に沿ってカッターナイフ等により切断する(図16)。これにより、主基板ケース14は、シールカバー37による封止状態、及びICタグシール36による封印状態が解除される。
(B3)主基板ケース14の開封
続いて、連結部材35の第2連結バンド部112を切断して主基板ケース14と閉鎖封止部材33との連結を解除した上で、第1表ケース側封止装着部63bの連結リブ90a〜90dをニッパー等の切断工具を用いて切断し、その第1表ケース側封止装着部63bを閉鎖封止部材33と共に表ケース体32から取り外す(図17(a),(b))。これにより、主基板ケース14の閉鎖封止状態が解除されるため、裏ケース体31を表ケース体32に対して閉鎖アンロック状態側にスライドさせることにより主基板ケース14を開封することができる。
続いて、連結部材35の第2連結バンド部112を切断して主基板ケース14と閉鎖封止部材33との連結を解除した上で、第1表ケース側封止装着部63bの連結リブ90a〜90dをニッパー等の切断工具を用いて切断し、その第1表ケース側封止装着部63bを閉鎖封止部材33と共に表ケース体32から取り外す(図17(a),(b))。これにより、主基板ケース14の閉鎖封止状態が解除されるため、裏ケース体31を表ケース体32に対して閉鎖アンロック状態側にスライドさせることにより主基板ケース14を開封することができる。
(C1)2回目の主基板ケース14の封止
本実施形態の主基板ケース14は、一度開封された後、その痕跡を残した状態でもう一度封止を行うことができるようになっている。以下、図18〜図21を参照しつつその2回目の封止、開封手順について簡単に説明する。なお、シールカバー37は1回目の開封時に損壊させたため、2回目の封止時にこれを再び装着することはできない。また、2回目の封止には装着封止部材34は使用しない。
本実施形態の主基板ケース14は、一度開封された後、その痕跡を残した状態でもう一度封止を行うことができるようになっている。以下、図18〜図21を参照しつつその2回目の封止、開封手順について簡単に説明する。なお、シールカバー37は1回目の開封時に損壊させたため、2回目の封止時にこれを再び装着することはできない。また、2回目の封止には装着封止部材34は使用しない。
まず、1回目の封止時と同じように、表ケース体32を裏ケース体31に対して前側から嵌め合わせて閉鎖アンロック状態とした後、表ケース体32を裏ケース体31に対して右向きにスライドさせて閉鎖ロック状態とする。このとき、装着封止部材34は第2裏ケース側封止装着部64a内へは挿入しない。
続いて、1回目の開封時に表ケース体32から取り外した閉鎖封止部材33を、今回は第1封止装着部63ではなく第2封止装着部64に挿入する(図18)。なお、第2封止装着部64を構成する第2表ケース側封止装着部64bは、1回目の開封時に閉鎖蓋92が除去されているため、その開口から閉鎖封止部材33を挿入することができる。これにより、第2裏ケース側封止装着部64aと第2表ケース側封止装着部64bとが閉鎖スライド方向に相対移動不可能となるため、裏ケース体31と表ケース体32とは閉鎖ロック状態で保持される。しかも抜け止め係合爪103は第2裏ケース側封止装着部64aによって覆われた状態となるため、外部から抜け止め係合爪103の係合を解除して閉鎖封止部材33を抜き取ることはできず、従って主基板ケース14は閉鎖アンロック状態側へのスライドが解除不能に阻止された閉鎖封止状態となる。
(C2)2回目の主基板ケース14の取付ベース30への装着・封止
次に、主基板ケース14を、その裏側の突起部145(図7)をニッパー等により除去した上で取付ベース30に嵌め込んで装着アンロック状態とし、上下の仮固定フック135,136により仮固定する。そして、主基板ケース14を取付ベース30に対して第2装着ロック状態側、即ち1回目とは逆の左向きにスライドさせる。このとき、スライド規制部144に対応する突起部145が既に除去されているため、その第2装着ロック状態側へのスライドが阻止されることはない。
次に、主基板ケース14を、その裏側の突起部145(図7)をニッパー等により除去した上で取付ベース30に嵌め込んで装着アンロック状態とし、上下の仮固定フック135,136により仮固定する。そして、主基板ケース14を取付ベース30に対して第2装着ロック状態側、即ち1回目とは逆の左向きにスライドさせる。このとき、スライド規制部144に対応する突起部145が既に除去されているため、その第2装着ロック状態側へのスライドが阻止されることはない。
これにより、主基板ケース14側の第2装着封止突起部70が第2装着封止係合爪138に係合し、装着アンロック状態側へのスライドが阻止される(図19)。しかも、外部から第2装着封止係合爪138の係合を解除することはできず、従って主基板ケース14は取付ベース30に対して装着アンロック状態側へのスライドが解除不能に阻止された装着封止状態となる。
(D1)2回目の主基板ケース14の取り外し
以上のようにして取付ベース30に装着された主基板ケース14を取り外す際には、まず第1封止装着部63内にドライバー等の工具を挿入して開口蓋69を突き破り、開口蓋69を除去して開口部69bを形成する(図20)。そして、その開口部69bを通して第2装着封止係合爪138を押圧して第2装着封止突起部70への係合を解除しつつ主基板ケース14を取付ベース30に対して装着アンロック状態側にスライドさせることにより取付ベース30から取り外すことができる。
以上のようにして取付ベース30に装着された主基板ケース14を取り外す際には、まず第1封止装着部63内にドライバー等の工具を挿入して開口蓋69を突き破り、開口蓋69を除去して開口部69bを形成する(図20)。そして、その開口部69bを通して第2装着封止係合爪138を押圧して第2装着封止突起部70への係合を解除しつつ主基板ケース14を取付ベース30に対して装着アンロック状態側にスライドさせることにより取付ベース30から取り外すことができる。
この2回目の主基板ケース14の取り外し後も、取付ベース30は主基板ケース14が装着、封止される前の状態と何ら異なるところはないため、例えば取り外した主基板ケース14を新たな主基板ケース14に交換する場合には、その新たな主基板ケース14の取り付けのために引き続き利用することができる。
(D2)2回目の主基板ケース14の開封
続いて、第2表ケース側封止装着部64bの連結リブ90a〜90dをニッパー等の切断工具を用いて切断し、その第2表ケース側封止装着部64bを閉鎖封止部材33と共に表ケース体32から取り外す(図21)。これにより、主基板ケース14の閉鎖封止状態が解除されるため、裏ケース体31を表ケース体32に対して閉鎖アンロック状態側にスライドさせることにより主基板ケース14を開封することができる。
続いて、第2表ケース側封止装着部64bの連結リブ90a〜90dをニッパー等の切断工具を用いて切断し、その第2表ケース側封止装着部64bを閉鎖封止部材33と共に表ケース体32から取り外す(図21)。これにより、主基板ケース14の閉鎖封止状態が解除されるため、裏ケース体31を表ケース体32に対して閉鎖アンロック状態側にスライドさせることにより主基板ケース14を開封することができる。
以上説明したように、本実施形態のスロットマシンでは、装着封止手段47,48は、取付ベース30上の第1,第2装着封止係合爪137,138と、主基板ケース14上の第1,第2装着封止突起部108,70とで構成されると共に、主基板ケース14が取付ベース30に装着された状態で、第1,第2装着封止突起部108,70が第1,第2装着封止係合爪137,138に係合して、主基板ケース14の取付ベース30に対する取り外し方向の移動を阻止するように構成され、主基板ケース14上には、主基板ケース14が取付ベース30に装着された状態で外部から損壊可能な閉鎖蓋92,開口蓋69が一体に設けられ、それら閉鎖蓋92,開口蓋69が損壊されることにより、第1,第2装着封止突起部108,70の第1,第2装着封止係合爪137,138に対する係合を解除可能となるように構成されているため、主基板ケース14の取り外し後も取付ベース30は主基板ケース14が装着、封止される前の状態と何ら異なるところはなく、例えば取り外した主基板ケース14を新たな主基板ケース14に交換する場合には取付ベース30についてはそのまま使用することが可能である。
図22〜図24は本発明の第2の実施形態を例示し、主基板ケース14を閉状態で封止する閉鎖封止部材33に突起部108を設け、この閉鎖封止部材33に、第1の実施形態における装着封止部材34の機能をも持たせた例を示している。
図22に示すように、本実施形態の閉鎖封止部材33には、挿通軸部101の挿入方向先端側に、第1の実施形態の装着封止部材34に設けられていた第1装着封止突起部108と同様の装着封止突起部108が一体に設けられている。また、主基板ケース14上の第1封止装着部63には、第1裏ケース側封止装着部63aの底板部66上に、第1の実施形態における第2裏ケース側封止装着部64aに設けられていたものと同様の貫通孔68が形成されており、閉鎖封止部材33を第1封止装着部63に装着したとき、突起部108がこの貫通孔68から裏側に突出するようになっている。
また、取付ベース30上には、図23に示すように第1の実施形態と同様の第1装着封止係合爪137が、主基板ケース14上の第1封止装着部63に対応して設けられている。なお、本実施形態では、これら第1封止装着部63と第1装着封止係合爪137との組み合わせと全く同様の構成を有する第2封止装着部と第2装着封止係合爪とが別途設けられているものとする(図示省略)。
なお、本実施形態では、装着封止突起部108と第1装着封止係合爪137とが第1装着封止手段47を、装着封止突起部108と第2装着封止係合爪とが第2装着封止手段48を夫々構成している。
以上のような主基板ケース14を閉鎖・封止する際には、主制御基板13を装着した表ケース体32を裏ケース体31に対して前側から嵌め合わせて閉鎖アンロック状態とする(図22(a))。このとき、裏ケース体31側の第1裏ケース側封止装着部63aと表ケース体32側の第1表ケース側封止装着部63bとは互いの軸が閉鎖スライド方向にずれた状態となっている。
続いて、表ケース体32を裏ケース体31に対して右向きにスライドさせて閉鎖ロック状態とする(図22(a)→(b))。これにより、裏ケース体31側の第1裏ケース側封止装着部63aと表ケース体32側の第1表ケース側封止装着部63bとが閉鎖スライド方向に対して直交する前後方向に互いに合致した状態となる。
そして、閉鎖封止部材33を第1封止装着部63に挿入し、抜け止め係合爪103を第1表ケース側封止装着部63bの裏側端部に係合させる(図22(b)→(c))。これにより、第1裏ケース側封止装着部63aと第1表ケース側封止装着部63bとは閉鎖スライド方向に相対移動不可能となるため、裏ケース体31と表ケース体32とは閉鎖ロック状態に保持される。またこのとき、閉鎖封止部材33の装着封止突起部108が、貫通孔68を貫通して主基板ケース14の裏側に突出した状態となる。
このようにして封止された主基板ケース14を取付ベース30に装着する際には、まず主基板ケース14を取付ベース30の前側に嵌め込み(図23(a))、右向きにスライドさせて第1装着ロック状態とする(図23(b))。このとき、主基板ケース14側の装着封止突起部108が第1装着封止係合爪137に係合し、装着アンロック状態側へのスライドが阻止される。しかも、外部から第1装着封止係合爪137の係合を解除することはできず、従って主基板ケース14は取付ベース30に対して装着アンロック状態側へのスライドが解除不能に阻止された装着封止状態となる。
以上のようにして取付ベース30に装着・封止された主基板ケース14を取り外す際には、第1表ケース側封止装着部63bを表ケース体32に連結している連結リブ(被損壊部)90a〜90dをニッパー等の切断工具を用いて切断し、その第1表ケース側封止装着部63bを閉鎖封止部材33と共に表ケース体32から取り外す(図24)。これにより、第1装着封止係合爪137に係合していた装着封止突起部108がなくなって装着封止状態が解除され、また同時に主基板ケース14の閉鎖封止状態も解除される。従って、主基板ケース14を取付ベース30に対して装着アンロック状態側にスライドさせることにより取付ベース30から取り外すことができ、更に取付ベース30から取り外された主基板ケース14は、裏ケース体31を表ケース体32に対して閉鎖アンロック状態側にスライドさせることにより開封することができる。
また本実施形態においても、取付ベース30は主基板ケース14が装着、封止される前の状態と何ら異なるところはないため、例えば取り外した主基板ケース14を新たな主基板ケース14に交換する場合には、その新たな主基板ケース14の取り付けのために引き続き利用することができる。
なお、取り外された閉鎖封止部材33と、残りの第2封止装着部64及び第2装着封止係合爪138を用いて上記と同じ手順で再び主基板ケース14の封止及び取付ベース30への装着・封止を行うことができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施形態では係合部137,138を突起部108,70に係合しない退避状態側に弾性変形可能に構成し、基板ケース14を取付ベース30に装着することにより自動的に突起部108,70が係合部137,138に係合するように構成したが、基板ケース14を取付ベース30に装着した後に、突起部を係合部に現状復帰不能に係合させるように構成してもよい。例えば第2の実施形態の場合、基板ケース14を取付ベース30に装着した後で閉鎖封止部材33を第1封止装着部63に挿入するようにすれば、係合部137は取付ベース30上に弾性変形不可能な状態で設けることが可能である。
閉鎖封止部材33による基板ケース14の封止方法は任意であり、例えば特許文献1に記載された発明と同様、乙ケース体側に設けられた閉鎖封止部材を甲ケース体側の被結合部に現状復帰不能に結合させることにより、甲ケース体と乙ケース体とを閉状態で封止し、開封する際には、封止部材を乙ケース体側に連結している被損壊部を損壊することにより、封止部材を乙ケース体から切り離して甲ケース体と乙ケース体との結合を解除するように構成してもよい。
基板ケースの構成も任意であり、例えば甲ケース体と乙ケース体とを基板の左右両側、又は上下両側から嵌め合わせるように構成してもよい。なお、コネクタカバー、シールカバー等は必須の構成ではなく、省略してもよい。
基板ケースは主制御基板13を格納するものに限られず、例えば演出制御基板を格納する演出基板ケース、払い出し制御基板を格納する払い出し基板ケース等についても同様に実施可能である。更に、実施形態では本発明をスロットマシンに適用した例を示したが、パチンコ機、アレンジボール機等の各種遊技機において同様に実施可能であることは言うまでもない。
13 主制御基板(基板)
14 主基板ケース(基板ケース)
30 取付ベース
31 裏ケース体(甲ケース体)
32 表ケース体(乙ケース体)
33 閉鎖封止部材
34 装着封止部材
47 第1装着封止手段(装着封止手段)
48 第2装着封止手段(装着封止手段)
69 開口蓋(被損壊部)
70 第2装着封止突起部(突起部)
90a 連結リブ(被損壊部)
90b 連結リブ(被損壊部)
90c 連結リブ(被損壊部)
90d 連結リブ(被損壊部)
92 閉鎖蓋(被損壊部)
108 第1装着封止突起部(突起部)
137 第1装着封止係合爪(係合部)
138 第2装着封止係合爪(係合部)
14 主基板ケース(基板ケース)
30 取付ベース
31 裏ケース体(甲ケース体)
32 表ケース体(乙ケース体)
33 閉鎖封止部材
34 装着封止部材
47 第1装着封止手段(装着封止手段)
48 第2装着封止手段(装着封止手段)
69 開口蓋(被損壊部)
70 第2装着封止突起部(突起部)
90a 連結リブ(被損壊部)
90b 連結リブ(被損壊部)
90c 連結リブ(被損壊部)
90d 連結リブ(被損壊部)
92 閉鎖蓋(被損壊部)
108 第1装着封止突起部(突起部)
137 第1装着封止係合爪(係合部)
138 第2装着封止係合爪(係合部)
Claims (7)
- 基板(13)を格納可能な基板ケース(14)と、当該遊技機の所定箇所に固定され且つ前記基板ケース(14)を装着可能な取付ベース(30)と、前記基板ケース(14)を前記取付ベース(30)に対して装着状態で封止する装着封止手段(47,48)とを備えた遊技機において、前記装着封止手段(47,48)は、前記取付ベース(30)上の係合部(137,138)と、前記基板ケース(14)上の突起部(108,70)とで構成されると共に、前記基板ケース(14)が前記取付ベース(30)に装着された状態で、前記突起部(108,70)が前記係合部(137,138)に係合して、前記基板ケース(14)の前記取付ベース(30)に対する取り外し方向の移動を阻止するように構成され、前記基板ケース(14)上には、前記基板ケース(14)が前記取付ベース(30)に装着された状態で外部から損壊可能な被損壊部(92,69,90a〜90d)が一体に設けられ、その被損壊部(92,69,90a〜90d)が損壊されることにより、前記突起部(108,70)の前記係合部(137,138)に対する係合を解除可能となるように構成されていることを特徴とする遊技機。
- 前記係合部(137,138)は、前記突起部(108,70)に係合しない退避状態側に弾性変形可能であり、前記基板ケース(14)を前記取付ベース(30)に装着する際に、前記突起部(108,70)に押されて前記退避状態に弾性変形した後、前記突起部(108,70)に係合して前記取り外し方向の移動を阻止するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記基板ケース(14)は、前記取付ベース(30)に対して所定の装着スライド方向に相対的にスライドさせることにより、装着状態が保持されない装着アンロック状態と保持される装着ロック状態とを切り換え可能であり、前記装着アンロック状態から前記装着ロック状態にスライドさせる際に、前記係合部(137,138)が前記突起部(108,70)に押されて前記退避状態に弾性変形した後に前記突起部(108,70)に係合して前記装着アンロック状態側へのスライドを阻止するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
- 前記突起部(108)は前記被損壊部(92)を介して前記基板ケース(14)上に保持され、前記被損壊部(92)が損壊されることにより前記突起部(108)が前記基板ケース(14)から除去され、前記突起部(108)の前記係合部(137)に対する係合が解除されるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
- 前記突起部(108)は装着封止部材(34)上に一体に形成され、前記装着封止部材(34)が前記基板ケース(14)に装着された状態で前記基板ケース(14)から前記取付ベース(30)側に突出するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
- 前記突起部(70)は前記基板ケース(14)に一体に形成され、前記被損壊部(69)が損壊されることにより、前記係合部(138)が外部から前記退避状態に変形操作可能となるように構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の遊技機。
- 前記基板ケース(14)を構成する甲ケース体(31)と乙ケース体(32)とを閉状態で封止すると共に前記被損壊部(90a〜90d)を損壊することにより前記基板ケース(14)から切り離される閉鎖封止部材(33)を備え、この閉鎖封止部材(33)に前記突起部(108)を一体に設け、前記閉鎖封止部材(33)により前記基板ケース(14)を封止した状態で前記突起部(108)が前記基板ケース(14)から前記取付ベース(30)側に突出し、前記被損壊部(90a〜90d)が損壊されて前記閉鎖封止部材(33)による封止が解除されることにより前記突起部(108)の前記係合部(137)に対する係合が解除されるように構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010020121A JP2011156143A (ja) | 2010-02-01 | 2010-02-01 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010020121A JP2011156143A (ja) | 2010-02-01 | 2010-02-01 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011156143A true JP2011156143A (ja) | 2011-08-18 |
Family
ID=44588670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010020121A Pending JP2011156143A (ja) | 2010-02-01 | 2010-02-01 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011156143A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5895081B1 (ja) * | 2015-04-13 | 2016-03-30 | 山佐株式会社 | 遊技機用保護カバー及び遊技機 |
JP5895082B1 (ja) * | 2015-04-13 | 2016-03-30 | 山佐株式会社 | 遊技機用保護カバー及び遊技機 |
JP2017012727A (ja) * | 2016-01-19 | 2017-01-19 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 基板ケース及び遊技機 |
JP2020000593A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | 日本ぱちんこ部品株式会社 | 装飾装置及びそれを備えた遊技機 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008167938A (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-24 | Samii Kk | 遊技機用の基板ケースの取付装置 |
JP2009118952A (ja) * | 2007-11-13 | 2009-06-04 | Fujishoji Co Ltd | 遊技機 |
JP2009207774A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Sammy Corp | 遊技機 |
-
2010
- 2010-02-01 JP JP2010020121A patent/JP2011156143A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008167938A (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-24 | Samii Kk | 遊技機用の基板ケースの取付装置 |
JP2009118952A (ja) * | 2007-11-13 | 2009-06-04 | Fujishoji Co Ltd | 遊技機 |
JP2009207774A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Sammy Corp | 遊技機 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5895081B1 (ja) * | 2015-04-13 | 2016-03-30 | 山佐株式会社 | 遊技機用保護カバー及び遊技機 |
JP5895082B1 (ja) * | 2015-04-13 | 2016-03-30 | 山佐株式会社 | 遊技機用保護カバー及び遊技機 |
JP2017012727A (ja) * | 2016-01-19 | 2017-01-19 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 基板ケース及び遊技機 |
JP2020000593A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | 日本ぱちんこ部品株式会社 | 装飾装置及びそれを備えた遊技機 |
JP7097607B2 (ja) | 2018-06-29 | 2022-07-08 | 日本ぱちんこ部品株式会社 | 装飾装置及びそれを備えた遊技機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5166595B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5228180B2 (ja) | 遊技機の基板ケース | |
JP5300646B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5436619B2 (ja) | 遊技機用基板ケースの封止装置 | |
JP2012192225A (ja) | 遊技機 | |
JP2011156143A (ja) | 遊技機 | |
JP5043152B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5016743B2 (ja) | 遊技機用基板ケースの封止装置 | |
JP5788479B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2002172243A (ja) | 遊技機における回路基板の閉止構造 | |
JP5240734B2 (ja) | ケース封印構造 | |
JP5092051B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4865776B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5091927B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5227916B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009118952A (ja) | 遊技機 | |
JP5442837B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5467943B2 (ja) | 遊技機用基板ケース及びそれを備えた遊技機 | |
JP4629074B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5463200B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5285409B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2012019838A (ja) | 遊技機 | |
JP5065463B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009247837A (ja) | 遊技機 | |
JP2010088465A (ja) | 基板ケース及び遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120321 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120327 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120522 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120612 |